JP2604694B2 - 漂白用組成物及びその製法、並びにこれを使用する漂白方法 - Google Patents

漂白用組成物及びその製法、並びにこれを使用する漂白方法

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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はアルカリ性水溶液中で活性な漂白成分を生成
する安定な漂白用組成物に関し、より詳しくは硫酸ナト
リウム−過酸化水素−塩化ナトリウム複塩と漂白活性剤
とが一体成形され、相互に分離する事のない漂白の均一
性並びに漂白力について改善された経時安定性の優れた
漂白用組成物とその製法、並びにこれを使用する漂白方
法に関する。
〔従来の技術〕
近年、より低温度で漂白が行われる傾向が強くなるに
つれて、過ホウ酸ナトリウムや過炭酸ナトリウム等の酸
化漂白剤を使用する漂白にはこれら酸化剤の漂白力を増
加させるために種々の漂白活性剤が併用されることが多
い。しかしながらこれら酸化剤と活性剤とは本質的に反
応性に富むものであり、極く僅かの水分の存在によって
も相互に反応して分解を起こすため酸化剤と活性剤とが
単純に配合されることは少なく、それぞれが別個に特定
の保護物質とともに顆粒化或いは保護物質によって被覆
された粒子状とされ、それらが乾燥混合されるのが通常
となっている。特公昭61−4440にはセルロース粉末と活
性剤とを一体化した顆粒状物を、又、特公昭61−8877で
は活性剤と三燐酸ナトリウム等とからなる顆粒物を酸化
剤に配合することによって酸化剤と活性剤との相容性を
改善する方法が開示されている。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、これらの従来の漂白組成物に於いては
酸化剤と活性剤粒子とが容器内で分離偏在し易いため、
その使用に際して酸化剤と活性剤との比率を絶えず均一
状態として取り出すことが容易でなく、漂白性能が一定
しない等の問題点を有し、又、酸化剤と活性剤とが保護
物質等によって保護され、相互の接触を低減させる様な
努力がはらわれているにも係わらずそれらの貯蔵安定性
は未だ充分に満足し得るものとはなっていない。
本発明はかかる問題点を改善し、使用に際して問題を
生じることのない均質で貯蔵安定性に優れた高漂白性能
の漂白用組成物を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本発明者は、これらの点に鑑み鋭意研究の結果、選択
された酸化剤と漂白活性剤、即ち、硫酸ナトリウム−過
酸化水素−塩化ナトリムウ複塩(以下、PSと称する。)
と構造中にアシル基を有する漂白活性剤とはその両者を
合わせて湿式あるいは乾式造粒する顆粒または錠剤の製
造過程に於いて、両者の分解損失が殆ど見られず簡単に
酸化剤と漂白活性剤とが一体化した顆粒あるいは錠剤が
製造できること、これら酸化剤と活性剤との一体成形物
は貯蔵安定性が極めて良好であること、また、これらを
用いて漂白を行うに際し、アルカリ性洗剤等のアルカリ
剤と併用することによって優れた漂白効果が得られるこ
と等を見出し、本発明を完成させるに至ったものであ
る。
即ち、本発明はPSと構造中にアシル基を有する漂白活
性剤との両者を合わせて一体成形されたPSが5〜99重量
%、PSと活性剤とが99:1〜3:7の重量比率で含有される
漂白用組成物であり、該組成物の0.5重量%水溶液のpH
が9未満である漂白用組成物、及びその製法並びにそれ
らを使用する漂白方法である。
本発明で使用される酸化剤のPSはJ.C.S.Chem.Comm.,1
978,288〜289に示される様な構造を有する物質であり、
硫酸ナトリウム,塩化ナトリウム,過酸化水素をそれら
を含む水溶液中で反応させることによって生成され、一
般的には縮合リン酸塩類、有機ホスホン酸類等のような
安定剤をリン分として0.005〜2.0重量%程度を含有する
必要十分に安定化された微〜粗結晶状から粒状の形とし
て併せられる。使用されるPSの形状や大きさは造粒に際
しての造粒効率や得られる造粒物の物性等を勘案して適
宜選択すれば良いが、通常、平均粒径として50〜600μ
の大きさとして使用するのが造粒のし易さ、造粒品の溶
け易さ等の観点から好ましい。
本発明で使用される漂白活性剤はその構造中にアシル
基を有する化合物で、アルカリ水溶液中でPSに含まれる
過酸化水素と反応して化合物中のアシル基に対応した過
カルボン酸を生成し、過酸化水素よりもより強い漂白力
を発現させる物質である。本発明での漂白活性剤として
は、基本的にこれら活性剤としての性質を有すると共に
弱アルカリ性〜酸性下に於ける過酸化水素との反応性が
許容し得る程に小さいアシル化合物を使用することがで
きるため、漂白活性剤の種類はこの範囲内で特に限定さ
れるものではないが、アルカリ水溶液中での過カルボン
酸の生成効率,溶解性,安定性,安全性等の諸性質や経
済性等の観点からN,N,N′,N′−テトラアセチルエチレ
ンジアミン、テトラアセチルグリコールウリル、ペンタ
アセチルグルコース、或いはアセトキシベンゼンスルホ
ン酸ナトリウム、ノナノイルオキシベンゼンスルホン酸
ナトリウム、イソノナノイルオキシベンゼンスルホン酸
ナトリウム等のアシルオキシベンゼンスルホン酸塩等を
特に好ましい漂白活性剤として例示することができる。
PSと漂白活性剤とは種々の方法によって一体成形され
た顆粒または錠剤とされるが、望む場合に於いてはこの
際に本発明の目的を妨げない範囲でビルダーやPH調整
剤、界面活性剤、キレート剤、香料、着色剤等をPSや漂
白活性剤と一緒に一体成形することが出来る。本発明に
於ける漂白活性剤とPSとが一体成形された組成物はPSを
5〜99重量%で含有し、PSと漂白活性剤との重量比率に
ついては99:1〜3:7となるようにするのが好ましく、PS
含有率の小さい組成物では漂白を有効に行うためにそれ
らの多量使用が必要となり、またPSに対する漂白活性剤
の比率が大きすぎる場合には無効に使用される漂白活性
剤の割合が増加するため共に経済性を欠く問題を生じ
る。必要に応じてPSと漂白活性剤以外に添加されるビル
ダーやPH調整剤としては、硫酸ナトリウムの様な硫酸
塩、ピロリン酸ソーダ,トリポリリン酸ソーダの様な各
種リン酸塩、ホウ酸ナトリウムの様なホウ酸塩等を、キ
レート剤としてはエチレンジアミンテトラ酢酸塩、ニト
リロトリ酢酸塩やα−ヒドロキシアクリル酸から誘導さ
れる重合体等のようなキレート剤を、また界面活性剤と
してはポリオキシエチレンアルキルエーテル、脂肪酸多
価アルコールエステルの様な非イオン界面活性剤,アル
キルベンゼンスルホン酸塩の様なアニオン界面活性剤等
を挙げることが出来るが、アルカリ性の添加物について
はPSと漂白活性剤の分解を促進する傾向を有するためそ
の添加は必要最小限度にとどめる必要があり、漂白活性
剤を下回る割合とするのが望ましい。
本発明の漂白用組成物を製造する方法はPSと漂白活性
剤の両者を同一の粒子又は錠剤内に一体化して存在させ
得るような方法であれば特に限定されるものではない
が、通常一般的に行われている造粒の手法を利用するの
が工業的に有利である。造粒による漂白用組成物顆粒あ
るいは錠剤の製造は希望する割合のPSと漂白活性剤と
を、必要に応じてその他の添加剤或いは結合剤と共に造
粒することによって行われるが、PSと本発明の漂白活性
剤では造粒時に水分を介在させることによっても造粒工
程に於けるそれら相互の反応分解が極めて少ないため、
著しい反応分解の起こる過ホウ酸ナトリウムや過炭酸ナ
トリウム等の場合とは異なりこれらでは不可能であった
湿式での造粒が可能である。このため本発明に於ける造
粒方法はPSと漂白活性剤とが実質的に一体化し得る方法
であれば乾,湿両方式を問わず各種の公知造粒法から目
的に合わせて広く選択することが出来る。即ち、本発明
に於いては押出し造粒、転動造粒、圧縮造粒、混合撹拌
造粒、流動層造粒、破砕造粒等の一般公知の造粒方法に
於いて水を介在させた湿式方法、或いは水を介在させる
ことなく必要に応じて有機結合剤を使用した乾式方法で
PSと漂白活性剤とを一体成形する。湿式方法を用いる場
合にはNa−カルボキシメチルセルロース、メチルセルロ
ース、ポリアクリル酸ソーダ、デキストリン、ポリビニ
ルアルコール等の水溶性結合剤を顆粒中に0.1〜5重量
%含有するように添加することによって得られる顆粒の
物理的強度を改善することができ、造粒後は40〜170℃
の温度で乾燥し、乾燥顆粒または錠剤とする。また乾式
方法に於いては常温で固体状の各種非イオン界面活性剤
やポリエチレングリコール等を結合剤をとし、その軟化
点以上或いは以下の温度で造粒成形する方法を便利に行
うことが出来る。
本発明で得られる顆粒や錠剤を使用しての漂白は、ア
シル基を有する漂白活性剤とPSとから遊離される過カル
ボン酸の生成反応がアルカリ性下で進行し、特にPH9以
上で速やかに行われるため、漂白浴の液性をアルカリ性
として実施するのが好ましいが本発明に於ける顆粒ある
いは錠剤は特に必要としてアルカリ性添加物を添加して
調製した場合を除き、通常、その溶液はPH9以下の液性
を与えるため、より短時間内での高い漂白効果を得るた
めには炭酸ナトリウム、ケイ酸ナトリウム、水酸化ナト
リウムその他の適当なアルカリ剤を併用し、漂白浴の液
性を少なくともアルカリ性、望ましくはPH9以上とする
のが好ましい。より一般的にこのような漂白条件を作る
ためには通常市販されるアルカリ性洗剤をアルカリ剤と
して併用することによって簡便に達成することが出来
る。即ち、通常一般的に行われるアルカリ性洗剤を使用
した洗濯浴に有効量の本発明組成物を投与すれば良い。
なを、本発明の漂白用組成物には、本発明の目的を損
なわない範囲でさらに漂白剤組成物として一般公知の添
加剤例えば、界面活性剤,酵素,香料,色素,蛍光染
料,ビルダーなどを二次的に配合することが出来る。
〔発明の効果〕
本発明の漂白用組成物は貯蔵安定性が優れ、また酸化
剤と漂白活性剤とが同一顆粒または錠剤中に一体化され
ていることによりそれぞれが分離偏在することがなく、
酸化剤と漂白活性剤とを絶えず一定比率で投与すること
ができるため、漂白に際し通常一般的に使用されている
アルカリ性洗剤あるいはアルカリ剤と併用する簡便な方
法によって、その投与量に比例する安定した高漂白性能
を得ることができ、衣類その他の漂白や除菌の用途に、
あるいはその他洗浄剤として広く利用することが出来
る。
〔実 施 例〕
以下に実施例によって本発明を説明するが、本発明は
これらに限定されることなく実施することが出来る。
実施例 1 トリポリリン酸ソーダを安定剤として製造された有効
酸素4.4重量%,リン分0.1重量%を含有する平均粒径18
7μのPS85重量部と目開き150μのフルイを通過したN,N,
N′,N′−テトラアセチルエチレンジアミン(TAED)15
重量部にNa−カルボキシメチルセルロース(CMC)1重
量部、水11重量部とを加えて混練し、次いで径1mmφ多
孔板を用いた押出し造粒機により造粒を行い、熱風温度
90℃で流動床乾燥して漂白用顆粒を製造した。得られた
顆粒は3.6重量%の有効酸素を含有し、その0.5%水溶液
のPHは6.7のほぼ中性であった。また市販アルカリ性洗
剤の0.5%溶液に顆粒を1.0%濃度となるように添加し、
10分間撹拌の後に溶液中に含まれる全過酸化物と過酸化
水素の量を分析し、存在する過カルボン酸量を算出した
結果は、顆粒製造組成の漂白活性剤量から計算される過
カルボン酸理論生成量の91%が存在していることを示す
ものであった。
実施例 2 実施例1と同一のPS80重量部とTAED20重量部にトリポ
リリン酸ソーダ2重量部を加え、さらにポリアクリル酸
ソーダ(重合度100)1重量部を溶解した水11重量部を
加えて実施例1と同様に押出し造粒および乾燥を行い漂
白用顆粒を調製した。得られた顆粒は3.2重量%の有効
酸素を含有し、その0.5%水溶液のPHは7.8であった。
実施例 3 トリポリリン酸ソーダを安定剤として製造された有効
酸素4.3重量%,リン分0.05重量%を含有する平均粒径2
67μのPS80重量部とTAED20重量部にポリ−α−ヒドロキ
シアクリル酸のポリラクトン1)0.5重量部、ポリアクリ
ル酸ソーダ(重合度100)1重量部、水11重量部を加
え、実施例1と同様に押出し造粒および乾燥を行い、漂
白用顆粒を調製した。得られた顆粒は3.3重量%の有効
酸素を含有し、その0.5%水溶液のPHは5.4であった。ま
た実施例1と同様にして全過酸化物と過酸化水素の量を
分析し、存在する過カルボン酸量を算出した結果は、顆
粒製造組成の漂白活性剤量から計算される過カルボン酸
理論生成量の94%が存在していることを示すものであっ
た。 1)特公昭60−1360号に示される物質。
実施例 4 実施例3と同一のPS80重量部とノナノイルオキシベン
ゼンスルホン酸ソーダ20重量部にCMC2重量部、水10重量
部を加えて実施例1と同様に押出し造粒および乾燥を行
い漂白用顆粒を調製した。得られた顆粒は3.3重量%の
有効酸素を含有し、その0.5%水溶液のPHは5.1であっ
た。
比較例 1 有効酸素含有率13.7重量%の過炭酸ソーダ85重量部と
TAED15重量部にCMC1重量部、水16重量部を加え、実施例
1と同様に押出し造粒および乾燥を行い漂白用顆粒を調
製した。得られた顆粒は10.5重量%の有効酸素を含有し
ていたが、顆粒を1%水溶液として溶液中に含まれる全
過酸化物と過酸化水素の量を分析し、存在する過カルボ
ン酸量を算出した結果は、顆粒製造組成の漂白活性剤量
から計算される過カルボン酸理論生成量の47%が検出さ
れのみであり、湿式造粒により過炭酸ソーダとTAEDとを
一体成形させる過程でTAEDの多くが分解して失われたこ
とを示すものであった。
実施例 5 実施例3と同一のPS85重量部とTAED15重量部とを乾燥
混合した混合物を打錠機を使用し、圧縮加重967Kgで1cm
φの錠剤とした。得られた錠剤の有効酸素含有率は3.6
重量%であった。また実施例1と同様に錠剤をアルカリ
溶液として溶液中に含まれる全過酸化物と過酸化水素の
量を分析し、存在する過カルボン酸量を算出した結果
は、錠剤製造組成の漂白活性剤量から計算される過カル
ボン酸理論生成量の95%が存在していることを示すもの
であった。
実施例 6〜10 実施例1〜4で得られた漂白用組成物を用い、下記の
漂白試験により漂白性能の評価を行った。その結果は表
1に示した。
比較例 2 過ホウ酸ソーダ1水塩(有効酸素含有率14.5%,過炭
酸ソーダ(有効酸素含有率13.7%),PS(有効酸素含有
率4.4%)について下記の漂白試験を行った。得られた
結果は表1に示した。
〔漂白試験〕
紅茶汚染布を20倍量のイオン交換水に浸漬し、市販ア
ルカリ性洗剤を水に対して0.25重量%の比率で添加後、
各種漂白用組成物又は漂白剤を所定の濃度となるように
加え、20℃で1時間の漂白を行った。漂白後の布は水
洗、風乾の後、アイロン掛けを行い、色差計を用いて反
射率を測定し、次式から漂白率を算出した。
実施例 11〜15 実施例1〜5で得られた漂白用組成物について下記の
貯蔵安定性試験を行い、その結果を表2に示した。
比較例 3 比較例1で得られた漂白用組成物について下記の貯蔵
安定性試験を行い、その結果を表2に示した。
〔貯蔵安定性試験〕
有効酸素含有率既知の試料5gを開放状態のスチロール
容器に入れ、40℃,相対湿度75%の条件下に1週間放置
後、試料中の有効酸素含有量を分析すると共に、アルカ
リ水溶液中で生成する過カルボン酸量から漂白活性剤量
を算出し、放置前のそれぞれの初期含有量との比率をも
って有効酸素と漂白活性剤の残存率を算出した。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C11D 7:32)

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】硫酸ナトリウム−過酸化水素−塩化ナトリ
    ウム複塩(4Na2SO4・2H202・NaCl)と構造中にアシル基
    を有する漂白活性剤との両者を合わせて一体成形された
    硫酸ナトリウム−過酸化水素−塩化ナトリウム複塩が5
    〜99重量%、複塩と活性剤とが99:1〜3:7の重量比率で
    含有される漂白用組成物であり、該組成物の0.5重量%
    水溶液のpHが9未満である漂白用組成物。
  2. 【請求項2】漂白活性剤がN,N,N′,N′−テトラアセチ
    ルエチレンジアミン、テトラアセチルグリコールウリ
    ル、ペンタアセチルグルコース、アシルオキシベンゼン
    スルホン酸塩である請求項1記載の漂白用組成物。
  3. 【請求項3】硫酸ナトリウム−過酸化水素−塩化ナトリ
    ウム複塩及び漂白活性剤とが一体成形された請求項1の
    組成物を製造するに際し、造粒時に水分を介在させた湿
    式造粒又は水分を介在させない乾式造粒によって、硫酸
    ナトリウム−過酸化水素−塩化ナトリウム複塩と漂白活
    性剤とを一体成形し、顆粒もしくは錠剤に成形すること
    を特徴とする漂白用組成物の製造方法。
  4. 【請求項4】漂白を行うに際して請求項1の漂白用組成
    物の有効量とアルカリ性洗剤もしくはアルカリ剤を併用
    して漂白を行うこと特徴とする漂白方法。
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