JP2604530Y2 - 出力回路 - Google Patents

出力回路

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JP2604530Y2 JP1993056122U JP5612293U JP2604530Y2 JP 2604530 Y2 JP2604530 Y2 JP 2604530Y2 JP 1993056122 U JP1993056122 U JP 1993056122U JP 5612293 U JP5612293 U JP 5612293U JP 2604530 Y2 JP2604530 Y2 JP 2604530Y2
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、演算増幅器等の出力段
及びその周辺部分の回路として使用される出力回路に係
り、特に低電源電圧で重い負荷を駆動できるようにした
出力回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図2は従来の低電源電圧、低電力消費の
電力出力回路を示す図で、演算増幅器内に組み込んだ回
路を示す図である。この回路では、入力信号を受けるト
ランジスタQ1、Q2、そのトランジスタQ1、Q2の
エミッタ出力を受ける差動接続のトランジスタQ3、Q
4、そのトランジスタQ3、Q4の能動負荷としてのカ
レントミラー接続のトランジスタQ5、Q6、各部への
電流供給用のトランジスタQ7、Q8、抵抗R1〜R9
から入力段1が構成される。
【0003】また、トランジスタQ5のコレクタ電圧を
入力するトランジスタQ9、そのトランジスタQ9のエ
ミッタ電圧を入力するトランジスタQ10、そのトラン
ジスタQ10のコレクタ電流を基準電流の一部とするよ
うカレントミラー接続されたトランジスタQ11、Q1
2、その基準電流の一部を決める抵抗R10により、バ
イアス設定回路2が構成される。
【0004】更に、トランジスタQ6のコレクタ電圧を
入力するトランジスタQ13、そのトランジスタQ13
のエミッタ電圧を入力するトランジスタQ14、そのト
ランジスタQ14のエミッタ出力を受けるトランジスタ
Q15により、増幅段13が構成される。
【0005】更に、トランジスタQ15のコレクタ出力
を受けるトランジスタQ16、Q17、カレントミラー
のトランジスタQ12の出力を受けるトランジスタQ1
8〜Q20、抵抗R11より出力段14が構成される。
【0006】この回路では、低電圧動作を可能にするた
めに、電流をソースするためのトランジスタをダーリン
トン接続ではなくトランジスタQ20の1個で行ってい
る。また、低消費電流を達成するためにカレントミラー
を構成するトランジスタQ11、Q12の電流を少なく
設定し、更に出力段の出力電流を大きくするためにトラ
ンジスタQ20のhfeを大きくしている。
【0007】この回路の動作は次ように行われる。入力
段1の反転入力端子1aに一定の電圧を印加した状態
で、非反転入力端子1bに印加している入力信号電圧が
低くなると、トランジスタQ4のコレクタ電圧が高くな
ってトランジスタQ13のエミッタ電圧が高くなり、ト
ランジスタQ14、Q15のコレタク電圧が低下して、
出力トランジスタQ16、Q17のコレクタ電流が増大
する。
【0008】このときの出力端子4aに現れる出力電圧
OUT の最低値VO(L)は、接地電位を基準にして、 VO(L)=VBEQ17 +VsatQ16 ・・・(1) になる。VBEQ17 はトランジスタQ17のベース・エミ
ッタ間電圧、VsatQ16はトランジスタQ16のコレクタ
・エミッタ間飽和電圧である。
【0009】一方、非反転入力端子1bに印加している
入力信号電圧が高くなると、上記と逆にトランジスタQ
15のコレクタ電圧が高くなってトランジスタQ16、
Q17はオフ、トランジスタQ20がオンしてそのコレ
クタ電流が増大する。
【0010】このときの出力端子4aに現れる出力電圧
OUT の最高値VO(H)は、 VO(H)=V+ −VsatQ12−VBEQ20 ・・・(2) となる。V+ は電源電圧、VsatQ12トランジスタQ12
のコレクタ・エミッタ間飽和電圧、VBEQ20 はトランジ
スタQ20のベース・エミッタ間電圧である。
【0011】このとき出力段4には、抵抗R10で設定
した電流がカレントミラー回路(Q11、Q12)を介
してバイアス電流Ibとして供給される。そして、出力
端子4aに流出する出力電流Ioは、トランジスタQ2
0の電流増幅率をhfeQ20 とすると、 Io=Ib・hfeQ20 ・・・(3) となる。
【0012】
【考案が解決しようとする課題】ところが、上記回路の
構成では、最大出力振幅Vが、 V=VO(H)−VO(L) =V+ −2VBE−2Vsat ・・・(4) に制限される。なお、VBE=VBEQ17 =VBEQ20 、V
sat =VsatQ16=VsatQ12である。
【0013】また、低消費電流を実現するためにバイア
ス電流Ibを減らし、しかも同時に高出力電流を得るた
めには、トランジスタQ20の電流増幅率hfeを高くす
る必要があるが、製造工程において高hfeの制御は難し
く、耐圧が小さい等の問題が発生し易くなり生産性が良
くない。
【0014】本考案の目的は、大きな出力振幅を得るこ
とができ、低電力消費を実現でき、更に出力段素子に高
feが要求されないようにした出力回路を提供すること
である。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明の目的は、第1の
電源(V+ )にコレクタが接続され出力端子にエミッタ
が各々接続され、ベースに入力電圧がダイオードを介し
て印加する第1のトランジスタ(Q41)と、第2の電
源(GND)にエミッタが接続され上記出力端子にコレ
クタが接続された第2のトランジスタ(Q43)と、第
1の電流源(14)の電流が基準電流の一部として供給
される第1のカレントミラー回路(Q32、Q33)
と、第2のカレントミラー回路(Q34、Q35)と、
該第2のカレントミラー回路の出力電流と第2の電流源
(15)の電流との差分に対応する電流をベース電流と
して供給されて出力エミッタ電圧により上記第2のトラ
ンジスタを駆動し上記第2のトランジスタと同一極性の
第3のトランジスタ(Q42)と、上記第1のカレント
ミラー回路の出力電流を基準電流とし、出力側トランジ
スタのエミッタが上記第1の電源に接続され、コレクタ
が上記第1のトランジスタのベースに接続された第3の
カレントミラー回路(Q36、Q38)と、上記第1の
カレントミラー回路の出力電流を基準電流としてベース
に入力電圧が印加する第4のトランジスタ(Q29)、
上記出力端子の電圧に応じて上記第1のカレントミラー
回路の基準電流を制御する第5のトランジスタ(Q3
0)、及び上記出力端子の電圧に応じて上記第2のカレ
ントミラー回路の基準電流を制御する第6のトランジス
タ(Q31)の各々にエミッタ電流を供給する第4のカ
レントミラー回路(Q36、Q37)とからなり、上記
入力電圧の上昇により、上記第1のカレントミラー回路
の出力電流を増大させて上記第3のカレントミラー回路
の出力電流を正帰還動作的に増大させ上記第1のトラン
ジスタのコレタク電流を増大させると共に、上記第2の
カレントミラーの出力電流を増大させて上記第2のトラ
ンジスタのコレクタ電流を減少させ、且つ上記入力電圧
の低下により、上記と逆の動作を行わせるようにしたこ
とを特徴とする出力回路によって達成される。
【0016】
【実施例】以下、本考案の実施例について説明する。図
1はその一実施例の演算増幅器の回路図である。差動接
続されるトランジスタQ21、Q22、そのトランジス
タQ21、Q22の能動負荷としてのカレントミラー接
続トランジスタQ23、Q24、ベース電流補償用トラ
ンジスタQ25、差動出力取出用トランジスタQ26〜
Q28、抵抗R21〜R23、定電流源11〜13が入
力段5を構成している。5aは反転入力端子、5bは非
反転入力端子である。
【0017】また、この入力段5の出力端であるA点に
ベースが接続されるトランジスタQ29、このトランジ
スタQ29のコレクタに抵抗R24を介してエミッタが
共通接続されるトランジスタQ30、Q31、そのトラ
ンジスタQ30のコレクタ負荷としてカレントミラー接
続されるトランジスタQ32、Q33、トランジスタQ
31のコレクタ負荷としてカレントミラー接続されるト
ランジスタQ34、Q35、トランジスタQ33のコレ
クタ電流を基準電流とするようカレントミラー接続され
たトランジスタQ36〜Q39、トランジスタQ32の
コレクタに接続される電流Iyの定電流源14、トラン
ジスタQ35のコレクタに接続される電流Ixの定電流
源15、上記点Aに接続されたダイオード接続トランジ
スタQ40、このトランジスタQ40とトランジスタQ
38のコレクタ共通接続点の電圧を入力する出力トラン
ジスタQ41、トランジスタQ35のコレクタ電圧を入
力する出力トランジスタQ42、Q43、抵抗R25〜
R33により出力回路6が構成される。6aは出力端子
である。
【0018】さて、無信号状態では、電源投入後に定電
流源14から電流IyがトランジスタQ32のコレクタ
に流れ、そのトランジスタ32とカレントミラー接続さ
れたトランジスタQ33のコレクタにその電流Iyが転
移される。このトランジスタ33のコレクタ電流は更に
カレントミラー接続トランジスタQ36、Q37によっ
て転移されて、トランジスタQ37のコレクタ電流とな
る。そして、このトランジスタQ37のコレクタ電流
は、トランジスタQ29〜Q31のエミッタ電流として
分岐する。
【0019】このとき、トランジスタQ31のコレクタ
電流は、カレントミラー接続トランジスタQ34、Q3
5によりトランジスタQ35のコレクタ側に転移され
る。このトランジスタQ35のコレクタ電流ICQ35が、
定電流源15の電流Ixに対して、 ICQ35<Ix ・・・(5) を満足していれば、電流Ixのうちの余分な電流がトラ
ンジスタQ42のベース電流IbQ42となり、トランジス
タQ42、Q43を駆動してそのトランジスタQ43の
コレクタ電圧を低下させる。
【0020】このコレクタ電圧の低下により、トランジ
スタQ31はコレクタ電流を増加させ、その結果トラン
ジスタQ35のコレクタ電流ICQ35が、 ICQ35=Ix−IbQ42 ・・・(6) になるところで平衡が保たれる。
【0021】このような平衡状態において、各部の電流
は、トランジスタQ32とQ33、トランジスタQ34
とQ35のカレントミラー比が各々「1:1」であると
すると、トランジスタQ30、Q31のコレクタ電流I
CQ30、ICQ31は、 ICQ30=ICQ31=Ix ・・・(7) となる。従って、トランジスタQ36のコレクタ電流I
CQ36は、 ICQ36=Ix+Iy ・・・(8) となる。
【0022】また、トランジスタQ38、Q37、Q3
6のカレントミラー比を、 Q36:Q37:Q38=1:M:N ・・・(9) とすると、トランジスタQ37のコレクタ電流I
CQ37は、 ICQ37=(Ix+Iy)M ・・(10) となる。またトランジスタQ38のコレクタ電流ICQ38
は、 ICQ38=(Ix+Iy)N ・・(11) となる。
【0023】従って、トランジスタQ29のコレクタ電
流ICQ29は、 ICQ29=ICQ37−(ICQ30+ICQ31) =(Ix+Iy)M−2Ix =(M−2)・Ix+M・Iy ・・(12) となる。
【0024】このように、平衡時の各部のコレクタ電流
が、定電流源14の電流Iy、定電流源15の電流I
x、トランジスタQ36〜Q38のカレントミラー比
M、N等で定まる。
【0025】次に、出力トランジスタQ41のアイドリ
ング電流Iidleについて説明する。トランジスタQ41
のベース・エミッタ間電圧をVBEQ41 、トランジスタQ
31のベース・エミッタ間電圧をVBEQ31 、トランジス
タQ29のベース・エミッタ間電圧をVBEQ29 、トラン
ジスタQ40のベース・エミッタ間電圧をVBEQ40 とす
ると、 VBEQ41 =VBEQ31 −R24・ICQ29−VBEQ29 +VBEQ40 ・・(13) となる。
【0026】これは次のように書き換えることができ
る。ただし、VT はトランジスタのサーマル電圧、ISP
はPNPトランジスタの飽和電流、ISNはNPNトラン
ジスタの飽和電流、ln は自然対数、Bはトランジスタ
Q29、Q31、Q38のエミッタ面積に対するトラン
ジスタQ41のエミッタ面積の比率、R24は抵抗R2
4の抵抗値である。 VT ・ln (Iidle/B・ISN)=VT ・ln (ICQ31/ISP) −R24・ICQ29 −VT ・ln (ICQ29/ISP) +VT ・ln (ICQ38/ISN) ・・(14) VT ・ln (Iidle/B・ICQ38)=VT ・ln (ICQ31/ICQ29) −R24・ICQ29 ・・(15) VT ・ln [(Iidle・ICQ29)/(B・ICQ38・ICQ31)] =−R24・ICQ29 ・・(16) Iidle= [(B・ICQ38・ICQ31)/ICQ29]exp(−R24・ICQ29/VT ) ・・(17) となる。
【0027】この式17のコレタク電流ICQ31
CQ38、ICQ29は上記した式7、式11、式12によっ
て電流Ix、Iy、カレントミラー比M、Nで表される
ので、結局、アイドリング電流Iidleは、電流Ix、I
y、カレントミラー比M、N、抵抗値R24を適当な値
に設定することによって、希望の値に設定できる。
【0028】次にこの回路の動作を説明する。まず、入
力段5においては、反転入力端子5aに固定電圧を印加
して非反転入力端子5bの電圧を低下させると、トラン
ジスタQ26のエミッタ電圧が上昇してトランジスタQ
28のコレクタ電圧が低下しA点の電位が低下する。逆
に、非反転入力端子5bの電圧を上昇させると、上記と
逆にA点の電位が上昇する。このようにして、A点には
入力端子5bへの入力信号に対応した電圧が現れる。
【0029】次に、出力回路6においては、A点の電圧
が上昇すると、トランジスタQ29のコレクタ電流が減
少し、その分だけトランジスタQ30、Q31のコレタ
ク電流が増加する。
【0030】トランジスタQ31のコレクタ電流の増加
分は、カレントミラー接続トランジスタQ34、Q35
で転移されて、トランジスタQ42のベース電流を減少
させるので、出力トランジスタQ43のコレクタ電圧が
高くなる。
【0031】一方、トランジスタQ30のコレクタ電流
の増加分は、カレントミラー接続トランジスタQ32、
Q33で転移されてカレントミラー接続トランジスタQ
36〜Q38のコレクタ電流を増加させる。よって、ト
ランジスタQ37のコレクタ電流増加によって、トラン
ジスタQ30のコレクタ電流が増加する正帰還がかか
り、トランジスタQ38のコレクタ電流(バイアス電
流)が増加して、トランジスタQ41のベース電流が増
加して、そのトランジスタQ41のエミッタ電圧が高く
なる。
【0032】以上から出力電圧VOUT が高くなる方向に
変化する。このときの正帰還動作は、出力電圧VOUT
増大がトランジスタQ30のコレクタ電流を減少させる
ように働くことにより、ある時点で停止する。
【0033】このようにA点の電圧が上昇したときの出
力電圧VOUT の最高値VO(H)は、 VO(H)=V+ −R25・ICQ38−VsatQ38−VBEQ41 ・・(18) となる。ここで、VsatQ38はトランジスタQ38のコレ
クタ・エミッタ間飽和電圧である。
【0034】逆に、A点の電圧が低くなったときは、ト
ランジスタQ29のコレクタ電流が増加し、このためト
ランジスタQ30、Q31のコレクタ電流がその分だけ
減少する。この結果、上記した動作と逆の動作によって
出力トランジスタQ41のベース電流が減少してそのコ
レクタ電流が減少する。またトランジスタQ35のコレ
クタ電流が減少することによって、電流源15からトラ
ンジスタQ42のベースに流れる電流が増加してトラン
ジスタQ42のコレクタ電流が増加する。以上の結果、
出力電圧VOUT が低下する。このときの出力電圧の最低
値VO(L)は、 VO(L)=VsatQ43 ・・(19) である。
【0035】以上から、最大振幅電圧Vは、 V=VO(H)−VO(L) =V+ −R25・ICQ38−2Vsat −VBE ・・(20) となる。ただし、Vsat =VsatQ38=VsatQ43、VBE
BEQ41 である。
【0036】図2に示した従来の回路の比較してみる
と、抵抗R25の値を小さくすることによって、VBE
だけ出力振幅が大きくなる。つまり、図2の従来回路と
同一の最大出力振幅を得るための必要な電源電圧がVBE
分だけ少なくて済む。これはトランジスタQ42、Q4
3に共通のNPN型を使用し、VO(L)=VsatQ43 にし
たためである。
【0037】
【考案の効果】以上から本考案によれば、負側出力トラ
ンジスタとそれを駆動するトランジスタに同じ極性のも
のを使用しているので、最大出力振幅を小さくさせるこ
となく電源電圧を低下させることができる。
【0038】また正側出力トランジスタのバイアス電流
を正帰還動作により変化させているために、その電流の
初期設定を小さくすることができ、低消費電流化を図る
ことができると共に出力トランジスタに特に高hfeの素
子が要求されることもないという利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案の一実施例の演算増幅器の回路図であ
る。
【図2】 従来の演算増幅器の回路図である。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の電源(V+ )にコレクタが接続さ
    れ出力端子にエミッタが各々接続され、ベースに入力電
    圧がダイオードを介して印加する第1のトランジスタ
    (Q41)と、 第2の電源(GND)にエミッタが接続され上記出力端
    子にコレクタが接続された第2のトランジスタ(Q4
    3)と、 第1の電流源(14)の電流が基準電流の一部として供
    給される第1のカレントミラー回路(Q32、Q33)
    と、 第2のカレントミラー回路(Q34、Q35)と、 該第2のカレントミラー回路の出力電流と第2の電流源
    (15)の電流との差分に対応する電流をベース電流と
    して供給されて出力エミッタ電圧により上記第2のトラ
    ンジスタを駆動し上記第2のトランジスタと同一極性の
    第3のトランジスタ(Q42)と、 上記第1のカレントミラー回路の出力電流を基準電流と
    し、出力側トランジスタのエミッタが上記第1の電源に
    接続され、コレクタが上記第1のトランジスタのベース
    に接続された第3のカレントミラー回路(Q36、Q3
    8)と、 上記第1のカレントミラー回路の出力電流を基準電流と
    してベースに入力電圧が印加する第4のトランジスタ
    (Q29)、上記出力端子の電圧に応じて上記第1のカ
    レントミラー回路の基準電流を制御する第5のトランジ
    スタ(Q30)、及び上記出力端子の電圧に応じて上記
    第2のカレントミラー回路の基準電流を制御する第6の
    トランジスタ(Q31)の各々にエミッタ電流を供給す
    る第4のカレントミラー回路(Q36、Q37)とから
    なり、 上記入力電圧の上昇により、上記第1のカレントミラー
    回路の出力電流を増大させて上記第3のカレントミラー
    回路の出力電流を正帰還動作的に増大させ上記第1のト
    ランジスタのコレタク電流を増大させると共に、上記第
    2のカレントミラーの出力電流を増大させて上記第2の
    トランジスタのコレクタ電流を減少させ、且つ上記入力
    電圧の低下により、上記と逆の動作を行わせるようにし
    たことを特徴とする出力回路。
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