JPH0720719U - 出力回路 - Google Patents
出力回路Info
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- JPH0720719U JPH0720719U JP5612293U JP5612293U JPH0720719U JP H0720719 U JPH0720719 U JP H0720719U JP 5612293 U JP5612293 U JP 5612293U JP 5612293 U JP5612293 U JP 5612293U JP H0720719 U JPH0720719 U JP H0720719U
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 出力振幅を大きくし、必要電源電圧を低下
し、消費電流を少なくし、高hfeの出力トランジスタを
不要にする。 【構成】 出力トランジスタQ41のバイアス電流を入
力電圧の変化に対して正帰還動作的に変化させてそのバ
イアス電流の初期設定値を少なくする。出力トランジス
タQ43とそれを駆動するトランジスタQ42を同じN
PNにする。
し、消費電流を少なくし、高hfeの出力トランジスタを
不要にする。 【構成】 出力トランジスタQ41のバイアス電流を入
力電圧の変化に対して正帰還動作的に変化させてそのバ
イアス電流の初期設定値を少なくする。出力トランジス
タQ43とそれを駆動するトランジスタQ42を同じN
PNにする。
Description
【0001】
本考案は、演算増幅器等の出力段及びその周辺部分の回路として使用される出 力回路に係り、特に低電源電圧で重い負荷を駆動できるようにした出力回路に関 するものである。
【0002】
図2は従来の低電源電圧、低電力消費の電力出力回路を示す図で、演算増幅器 内に組み込んだ回路を示す図である。この回路では、入力信号を受けるトランジ スタQ1、Q2、そのトランジスタQ1、Q2のエミッタ出力を受ける差動接続 のトランジスタQ3、Q4、そのトランジスタQ3、Q4の能動負荷としてのカ レントミラー接続のトランジスタQ5、Q6、各部への電流供給用のトランジス タQ7、Q8、抵抗R1〜R9から入力段1が構成される。
【0003】 また、トランジスタQ5のコレクタ電圧を入力するトランジスタQ9、そのト ランジスタQ9のエミッタ電圧を入力するトランジスタQ10、そのトランジス タQ10のコレクタ電流を基準電流の一部とするようカレントミラー接続された トランジスタQ11、Q12、その基準電流の一部を決める抵抗R10により、 バイアス設定回路2が構成される。
【0004】 更に、トランジスタQ6のコレクタ電圧を入力するトランジスタQ13、その トランジスタQ13のエミッタ電圧を入力するトランジスタQ14、そのトラン ジスタQ14のエミッタ出力を受けるトランジスタQ15により、増幅段13が 構成される。
【0005】 更に、トランジスタQ15のコレクタ出力を受けるトランジスタQ16、Q1 7、カレントミラーのトランジスタQ12の出力を受けるトランジスタQ18〜 Q20、抵抗R11より出力段14が構成される。
【0006】 この回路では、低電圧動作を可能にするために、電流をソースするためのトラ ンジスタをダーリントン接続ではなくトランジスタQ20の1個で行っている。 また、低消費電流を達成するためにカレントミラーを構成するトランジスタQ1 1、Q12の電流を少なく設定し、更に出力段の出力電流を大きくするためにト ランジスタQ20のhfeを大きくしている。
【0007】 この回路の動作は次ように行われる。入力段1の反転入力端子1aに一定の電 圧を印加した状態で、非反転入力端子1bに印加している入力信号電圧が低くな ると、トランジスタQ4のコレクタ電圧が高くなってトランジスタQ13のエミ ッタ電圧が高くなり、トランジスタQ14、Q15のコレタク電圧が低下して、 出力トランジスタQ16、Q17のコレクタ電流が増大する。
【0008】 このときの出力端子4aに現れる出力電圧VOUT の最低値VO(L)は、接地電位 を基準にして、 VO(L)=VBEQ1 7 +VsatQ 1 6 ・・・(1) になる。VBEQ1 7 はトランジスタQ17のベース・エミッタ間電圧、VsatQ 1 6は トランジスタQ16のコレクタ・エミッタ間飽和電圧である。
【0009】 一方、非反転入力端子1bに印加している入力信号電圧が高くなると、上記と 逆にトランジスタQ15のコレクタ電圧が高くなってトランジスタQ16、Q1 7はオフ、トランジスタQ20がオンしてそのコレクタ電流が増大する。
【0010】 このときの出力端子4aに現れる出力電圧VOUT の最高値VO(H)は、 VO(H)=V+ −VsatQ 1 2−VBEQ2 0 ・・・(2) となる。V+ は電源電圧、VsatQ 1 2トランジスタQ12のコレクタ・エミッタ間 飽和電圧、VBEQ2 0 はトランジスタQ20のベース・エミッタ間電圧である。
【0011】 このとき出力段4には、抵抗R10で設定した電流がカレントミラー回路(Q 11、Q12)を介してバイアス電流Ibとして供給される。そして、出力端子 4aに流出する出力電流Ioは、トランジスタQ20の電流増幅率をhfeQ2 0 と すると、 Io=Ib・hfeQ2 0 ・・・(3) となる。
【0012】
ところが、上記回路の構成では、最大出力振幅Vが、 V=VO(H)−VO(L) =V+ −2VBE−2Vsat ・・・(4) に制限される。なお、VBE=VBEQ1 7 =VBEQ2 0 、Vsat =VsatQ 1 6=VsatQ 1 2 である。
【0013】 また、低消費電流を実現するためにバイアス電流Ibを減らし、しかも同時に 高出力電流を得るためには、トランジスタQ20の電流増幅率hfeを高くする必 要があるが、製造工程において高hfeの制御は難しく、耐圧が小さい等の問題が 発生し易くなり生産性が良くない。
【0014】 本考案の目的は、大きな出力振幅を得ることができ、低電力消費を実現でき、 更に出力段素子に高hfeが要求されないようにした出力回路を提供することであ る。
【0015】
本発明の目的は、第1の電源(V+ )にコレクタが接続され出力端子にエミッ タが各々接続され、ベースに入力電圧がダイオードを介して印加する第1のトラ ンジスタ(Q41)と、第2の電源(GND)にエミッタが接続され上記出力端 子にコレクタが接続された第2のトランジスタ(Q43)と、第1の電流源(1 4)の電流が基準電流の一部として供給される第1のカレントミラー回路(Q3 2、Q33)と、第2のカレントミラー回路(Q34、Q35)と、該第2のカ レントミラー回路の出力電流と第2の電流源(15)の電流との差分に対応する 電流をベース電流として供給されて出力エミッタ電圧により上記第2のトランジ スタを駆動し上記第2のトランジスタと同一極性の第3のトランジスタ(Q42 )と、上記第1のカレントミラー回路の出力電流を基準電流とし、出力側トラン ジスタのエミッタが上記第1の電源に接続され、コレクタが上記第1のトランジ スタのベースに接続された第3のカレントミラー回路(Q36、Q38)と、上 記第1のカレントミラー回路の出力電流を基準電流としてベースに入力電圧が印 加する第4のトランジスタ(Q29)、上記出力端子の電圧に応じて上記第1の カレントミラー回路の基準電流を制御する第5のトランジスタ(Q30)、及び 上記出力端子の電圧に応じて上記第2のカレントミラー回路の基準電流を制御す る第6のトランジスタ(Q31)の各々にエミッタ電流を供給する第4のカレン トミラー回路(Q36、Q37)とからなり、上記入力電圧の上昇により、上記 第1のカレントミラー回路の出力電流を増大させて上記第3のカレントミラー回 路の出力電流を正帰還動作的に増大させ上記第1のトランジスタのコレタク電流 を増大させると共に、上記第2のカレントミラーの出力電流を増大させて上記第 2のトランジスタのコレクタ電流を減少させ、且つ上記入力電圧の低下により、 上記と逆の動作を行わせるようにしたことを特徴とする出力回路によって達成さ れる。
【0016】
以下、本考案の実施例について説明する。図1はその一実施例の演算増幅器の 回路図である。差動接続されるトランジスタQ21、Q22、そのトランジスタ Q21、Q22の能動負荷としてのカレントミラー接続トランジスタQ23、Q 24、ベース電流補償用トランジスタQ25、差動出力取出用トランジスタQ2 6〜Q28、抵抗R21〜R23、定電流源11〜13が入力段5を構成してい る。5aは反転入力端子、5bは非反転入力端子である。
【0017】 また、この入力段5の出力端であるA点にベースが接続されるトランジスタQ 29、このトランジスタQ29のコレクタに抵抗R24を介してエミッタが共通 接続されるトランジスタQ30、Q31、そのトランジスタQ30のコレクタ負 荷としてカレントミラー接続されるトランジスタQ32、Q33、トランジスタ Q31のコレクタ負荷としてカレントミラー接続されるトランジスタQ34、Q 35、トランジスタQ33のコレクタ電流を基準電流とするようカレントミラー 接続されたトランジスタQ36〜Q39、トランジスタQ32のコレクタに接続 される電流Iyの定電流源14、トランジスタQ35のコレクタに接続される電 流Ixの定電流源15、上記点Aに接続されたダイオード接続トランジスタQ4 0、このトランジスタQ40とトランジスタQ38のコレクタ共通接続点の電圧 を入力する出力トランジスタQ41、トランジスタQ35のコレクタ電圧を入力 する出力トランジスタQ42、Q43、抵抗R25〜R33により出力回路6が 構成される。6aは出力端子である。
【0018】 さて、無信号状態では、電源投入後に定電流源14から電流Iyがトランジス タQ32のコレクタに流れ、そのトランジスタ32とカレントミラー接続された トランジスタQ33のコレクタにその電流Iyが転移される。このトランジスタ 33のコレクタ電流は更にカレントミラー接続トランジスタQ36、Q37によ って転移されて、トランジスタQ37のコレクタ電流となる。そして、このトラ ンジスタQ37のコレクタ電流は、トランジスタQ29〜Q31のエミッタ電流 として分岐する。
【0019】 このとき、トランジスタQ31のコレクタ電流は、カレントミラー接続トラン ジスタQ34、Q35によりトランジスタQ35のコレクタ側に転移される。こ のトランジスタQ35のコレクタ電流ICQ 3 5が、定電流源15の電流Ixに対し て、 ICQ 3 5<Ix ・・・(5) を満足していれば、電流Ixのうちの余分な電流がトランジスタQ42のベース 電流IbQ 4 2となり、トランジスタQ42、Q43を駆動してそのトランジスタQ 43のコレクタ電圧を低下させる。
【0020】 このコレクタ電圧の低下により、トランジスタQ31はコレクタ電流を増加さ せ、その結果トランジスタQ35のコレクタ電流ICQ 3 5が、 ICQ 3 5=Ix−IbQ 4 2 ・・・(6) になるところで平衡が保たれる。
【0021】 このような平衡状態において、各部の電流は、トランジスタQ32とQ33、 トランジスタQ34とQ35のカレントミラー比が各々「1:1」であるとする と、トランジスタQ30、Q31のコレクタ電流ICQ 3 0、ICQ 3 1は、 ICQ 3 0=ICQ 3 1=Ix ・・・(7) となる。従って、トランジスタQ36のコレクタ電流ICQ 3 6は、 ICQ 3 6=Ix+Iy ・・・(8) となる。
【0022】 また、トランジスタQ38、Q37、Q36のカレントミラー比を、 Q36:Q37:Q38=1:M:N ・・・(9) とすると、トランジスタQ37のコレクタ電流ICQ 3 7は、 ICQ 3 7=(Ix+Iy)M ・・(10) となる。またトランジスタQ38のコレクタ電流ICQ 3 8は、 ICQ 3 8=(Ix+Iy)N ・・(11) となる。
【0023】 従って、トランジスタQ29のコレクタ電流ICQ 2 9は、 ICQ 2 9=ICQ 3 7−(ICQ 3 0+ICQ 3 1) =(Ix+Iy)M−2Ix =(M−2)・Ix+M・Iy ・・(12) となる。
【0024】 このように、平衡時の各部のコレクタ電流が、定電流源14の電流Iy、定電 流源15の電流Ix、トランジスタQ36〜Q38のカレントミラー比M、N等 で定まる。
【0025】 次に、出力トランジスタQ41のアイドリング電流Iidleについて説明する。 トランジスタQ41のベース・エミッタ間電圧をVBEQ4 1 、トランジスタQ31 のベース・エミッタ間電圧をVBEQ3 1 、トランジスタQ29のベース・エミッタ 間電圧をVBEQ2 9 、トランジスタQ40のベース・エミッタ間電圧をVBEQ4 0 と すると、 VBEQ4 1 =VBEQ3 1 −R24・ICQ 2 9−VBEQ2 9 +VBEQ4 0 ・・(13) となる。
【0026】 これは次のように書き換えることができる。ただし、VT はトランジスタのサ ーマル電圧、ISPはPNPトランジスタの飽和電流、ISNはNPNトランジスタ の飽和電流、ln は自然対数、BはトランジスタQ29、Q31、Q38のエミ ッタ面積に対するトランジスタQ41のエミッタ面積の比率、R24は抵抗R2 4の抵抗値である。 VT ・ln (Iidle/B・ISN)=VT ・ln (ICQ 3 1/ISP) −R24・ICQ 2 9 −VT ・ln (ICQ 2 9/ISP) +VT ・ln (ICQ 3 8/ISN) ・・(14) VT ・ln (Iidle/B・ICQ 3 8)=VT ・ln (ICQ 3 1/ICQ 2 9) −R24・ICQ 2 9 ・・(15) VT ・ln [(Iidle・ICQ 2 9)/(B・ICQ 3 8・ICQ 3 1)] =−R24・ICQ 2 9 ・・(16) Iidle= [(B・ICQ 3 8・ICQ 3 1)/ICQ 2 9]exp(−R24・ICQ 2 9/VT ) ・・(17) となる。
【0027】 この式17のコレタク電流ICQ 3 1、ICQ 3 8、ICQ 2 9は上記した式7、式11、 式12によって電流Ix、Iy、カレントミラー比M、Nで表されるので、結局 、アイドリング電流Iidleは、電流Ix、Iy、カレントミラー比M、N、抵抗 値R24を適当な値に設定することによって、希望の値に設定できる。
【0028】 次にこの回路の動作を説明する。まず、入力段5においては、反転入力端子5 aに固定電圧を印加して非反転入力端子5bの電圧を低下させると、トランジス タQ26のエミッタ電圧が上昇してトランジスタQ28のコレクタ電圧が低下し A点の電位が低下する。逆に、非反転入力端子5bの電圧を上昇させると、上記 と逆にA点の電位が上昇する。このようにして、A点には入力端子5bへの入力 信号に対応した電圧が現れる。
【0029】 次に、出力回路6においては、A点の電圧が上昇すると、トランジスタQ29 のコレクタ電流が減少し、その分だけトランジスタQ30、Q31のコレタク電 流が増加する。
【0030】 トランジスタQ31のコレクタ電流の増加分は、カレントミラー接続トランジ スタQ34、Q35で転移されて、トランジスタQ42のベース電流を減少させ るので、出力トランジスタQ43のコレクタ電圧が高くなる。
【0031】 一方、トランジスタQ30のコレクタ電流の増加分は、カレントミラー接続ト ランジスタQ32、Q33で転移されてカレントミラー接続トランジスタQ36 〜Q38のコレクタ電流を増加させる。よって、トランジスタQ37のコレクタ 電流増加によって、トランジスタQ30のコレクタ電流が増加する正帰還がかか り、トランジスタQ38のコレクタ電流(バイアス電流)が増加して、トランジ スタQ41のベース電流が増加して、そのトランジスタQ41のエミッタ電圧が 高くなる。
【0032】 以上から出力電圧VOUT が高くなる方向に変化する。このときの正帰還動作は 、出力電圧VOUT の増大がトランジスタQ30のコレクタ電流を減少させるよう に働くことにより、ある時点で停止する。
【0033】 このようにA点の電圧が上昇したときの出力電圧VOUT の最高値VO(H)は、 VO(H)=V+ −R25・ICQ 3 8−VsatQ 3 8−VBEQ4 1 ・・(18) となる。ここで、VsatQ 3 8はトランジスタQ38のコレクタ・エミッタ間飽和電 圧である。
【0034】 逆に、A点の電圧が低くなったときは、トランジスタQ29のコレクタ電流が 増加し、このためトランジスタQ30、Q31のコレクタ電流がその分だけ減少 する。この結果、上記した動作と逆の動作によって出力トランジスタQ41のベ ース電流が減少してそのコレクタ電流が減少する。またトランジスタQ35のコ レクタ電流が減少することによって、電流源15からトランジスタQ42のベー スに流れる電流が増加してトランジスタQ42のコレクタ電流が増加する。以上 の結果、出力電圧VOUT が低下する。このときの出力電圧の最低値VO(L)は、 VO(L)=VsatQ 4 3 ・・(19) である。
【0035】 以上から、最大振幅電圧Vは、 V=VO(H)−VO(L) =V+ −R25・ICQ 3 8−2Vsat −VBE ・・(20) となる。ただし、Vsat =VsatQ 3 8=VsatQ 4 3、VBE=VBEQ4 1 である。
【0036】 図2に示した従来の回路の比較してみると、抵抗R25の値を小さくすること によって、VBE分だけ出力振幅が大きくなる。つまり、図2の従来回路と同一の 最大出力振幅を得るための必要な電源電圧がVBE分だけ少なくて済む。これはト ランジスタQ42、Q43に共通のNPN型を使用し、VO(L)=VsatQ 4 3 にし たためである。
【0037】
以上から本考案によれば、負側出力トランジスタとそれを駆動するトランジス タに同じ極性のものを使用しているので、最大出力振幅を小さくさせることなく 電源電圧を低下させることができる。
【0038】 また正側出力トランジスタのバイアス電流を正帰還動作により変化させている ために、その電流の初期設定を小さくすることができ、低消費電流化を図ること ができると共に出力トランジスタに特に高hfeの素子が要求されることもないと いう利点がある。
【図1】 本考案の一実施例の演算増幅器の回路図であ
る。
る。
【図2】 従来の演算増幅器の回路図である。
Claims (1)
- 【請求項1】 第1の電源(V+ )にコレクタが接続さ
れ出力端子にエミッタが各々接続され、ベースに入力電
圧がダイオードを介して印加する第1のトランジスタ
(Q41)と、 第2の電源(GND)にエミッタが接続され上記出力端
子にコレクタが接続された第2のトランジスタ(Q4
3)と、 第1の電流源(14)の電流が基準電流の一部として供
給される第1のカレントミラー回路(Q32、Q33)
と、 第2のカレントミラー回路(Q34、Q35)と、 該第2のカレントミラー回路の出力電流と第2の電流源
(15)の電流との差分に対応する電流をベース電流と
して供給されて出力エミッタ電圧により上記第2のトラ
ンジスタを駆動し上記第2のトランジスタと同一極性の
第3のトランジスタ(Q42)と、 上記第1のカレントミラー回路の出力電流を基準電流と
し、出力側トランジスタのエミッタが上記第1の電源に
接続され、コレクタが上記第1のトランジスタのベース
に接続された第3のカレントミラー回路(Q36、Q3
8)と、 上記第1のカレントミラー回路の出力電流を基準電流と
してベースに入力電圧が印加する第4のトランジスタ
(Q29)、上記出力端子の電圧に応じて上記第1のカ
レントミラー回路の基準電流を制御する第5のトランジ
スタ(Q30)、及び上記出力端子の電圧に応じて上記
第2のカレントミラー回路の基準電流を制御する第6の
トランジスタ(Q31)の各々にエミッタ電流を供給す
る第4のカレントミラー回路(Q36、Q37)とから
なり、 上記入力電圧の上昇により、上記第1のカレントミラー
回路の出力電流を増大させて上記第3のカレントミラー
回路の出力電流を正帰還動作的に増大させ上記第1のト
ランジスタのコレタク電流を増大させると共に、上記第
2のカレントミラーの出力電流を増大させて上記第2の
トランジスタのコレクタ電流を減少させ、且つ上記入力
電圧の低下により、上記と逆の動作を行わせるようにし
たことを特徴とする出力回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993056122U JP2604530Y2 (ja) | 1993-09-22 | 1993-09-22 | 出力回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993056122U JP2604530Y2 (ja) | 1993-09-22 | 1993-09-22 | 出力回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0720719U true JPH0720719U (ja) | 1995-04-11 |
JP2604530Y2 JP2604530Y2 (ja) | 2000-05-22 |
Family
ID=13018277
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1993056122U Expired - Fee Related JP2604530Y2 (ja) | 1993-09-22 | 1993-09-22 | 出力回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2604530Y2 (ja) |
-
1993
- 1993-09-22 JP JP1993056122U patent/JP2604530Y2/ja not_active Expired - Fee Related
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---|---|
JP2604530Y2 (ja) | 2000-05-22 |
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