JP2604289Y2 - 可動間仕切り用ストッパ - Google Patents

可動間仕切り用ストッパ

Info

Publication number
JP2604289Y2
JP2604289Y2 JP1993073462U JP7346293U JP2604289Y2 JP 2604289 Y2 JP2604289 Y2 JP 2604289Y2 JP 1993073462 U JP1993073462 U JP 1993073462U JP 7346293 U JP7346293 U JP 7346293U JP 2604289 Y2 JP2604289 Y2 JP 2604289Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
movable partition
stopper
stopper pin
pin
door
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1993073462U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0738519U (ja
Inventor
憲志 前田
Original Assignee
段谷産業株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 段谷産業株式会社 filed Critical 段谷産業株式会社
Priority to JP1993073462U priority Critical patent/JP2604289Y2/ja
Publication of JPH0738519U publication Critical patent/JPH0738519U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2604289Y2 publication Critical patent/JP2604289Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Extensible Doors And Revolving Doors (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、可動間仕切り用ストッ
パに係り、更に詳しくは、間仕切りされた部屋の両側か
ら、可動間仕切りの固定操作や固定解除操作ができる可
動間仕切り用ストッパに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、建物の部屋を間仕切るものとし
て、上下端部に上下ランナが取付けられた複数枚の短冊
状の扉がそれぞれヒンジにより連結され、各上下ランナ
を建物の天井や床面に取付けられた上下レールに走行可
能に取付けて、折り畳み状態で開閉される可動間仕切り
が知られている。この可動間仕切りを閉じた状態で固定
するストッパとして、従来、図4に示すようなピン掛止
式のフランス落とし100が知られている。フランス落
とし100は、扉101の下端部の一方面にネジ止めさ
れるL字形の本体金具102を有しており、本体金具1
02には、下レール103に形成されたピン孔104に
掛脱されるストッパピン105が、本体金具102の下
面に形成された開口部より出し入れ可能に取付けられて
いる。また、ストッパピン105の上部外周面には操作
片(突片)106が突出状態で設けられており、しかも
この操作片106は、本体金具102の側面に形成され
た長穴107から外方に突出している。可動間仕切り1
08を固定する際には、間仕切りされた部屋の一方側か
ら操作片106を押し下げることにより、ストッパピン
105が本体金具102の開口部から突出して下レール
103のピン孔104に掛止されることにより固定され
る。なお、この固定状態を解除する際には、操作片10
6を引き上げてストッパピン105をピン孔104から
引き抜く。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、前記フ
ランス落とし100では、可動間仕切り108の扉10
1の一方側だけにしか操作片106が配置されていない
ので、可動間仕切り108の固定又は固定解除の操作
は、間仕切りされた部屋の一方側だけからの操作とな
り、部屋の他方側から操作できずに不便であるという問
題点があった。本考案はかかる事情に鑑みなされたもの
で、間仕切りされた部屋の両側から、可動間仕切りの固
定操作や固定解除操作ができる可動間仕切り用ストッパ
を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記目的に沿う請求項1
記載の可動間仕切り用ストッパは、可動間仕切りの扉の
上端部又は下端部に取付け可能で、露出面に開口部が形
成されたケーシングと、前記ケーシング内に収納され
て、前記開口部より出し入れ可能なストッパピンと、前
記ストッパピンに設けられたラック部に噛合するギヤ、
及び該ギヤに噛合する小ギヤを備えた出し入れ手段と、
前記扉の両側部にそれぞれ突出状態で配置され、その中
間部には前記小ギヤが固着されている操作部材と、前記
ストッパピンの上端部に形成されている凹部に嵌入する
掛止バネと、前記可動間仕切りの上レール又は下レール
に設けられた前記ストッパピンのピン孔部とを備えてい
る。
【0005】
【作用】請求項1記載の可動間仕切り用ストッパは、可
動間仕切りの扉の上端部又は下端部にケーシングを取付
けると、操作部材が扉の両側にそれぞれ突出状態で配置
されるので、何れか一方の操作部材を操作してストッパ
ピンを上又は下レールの掛止部内に出し入れさせること
により、間仕切りされた部屋の両側から可動間仕切りの
固定操作や固定解除操作が行える。
【0006】
【実施例】続いて、添付した図面を参照しつつ、本考案
を具体化した実施例につき説明し、本考案の理解に供す
る。ここに、図1は本考案の一実施例に係る可動間仕切
り用ストッパの斜視図、図2は同使用状態の全体正面
図、図3は同断面図を示している。
【0007】図2に示すように、本考案の一実施例に係
る可動間仕切り用ストッパ10は、建物の天井と床面に
設けられた上下レール11、12間を上下ランナ13、
14により移動可能な可動間仕切り15に取付けられて
いる。
【0008】具体的には、図1、3に示すように、可動
間仕切り15を構成する1枚の扉16の下面に埋め込ま
れたケーシング17を有している。ケーシング17の下
端には楕円形のフランジ18が形成されており、またケ
ーシング17の下面には開口部19が形成されている。
ケーシング17の一側内には上下方向に延びる長尺な円
筒状のスライド孔20が形成されており、またスライド
孔20に連通状態でケーシング17下部にギヤ収納部2
1が形成されている。スライド孔20には、ストッパピ
ン22が、その下端部を開口部19より突出させて収納
されている。ストッパピン22の上端部には凹部23が
形成されており、この凹部23がスライド孔20の上部
にネジ止めされた掛止バネ24に掛止されることによ
り、ストッパピン22がスライド孔20の上部に固定さ
れる。
【0009】ストッパピン22の周側部のギヤ収納部2
1側には、ラック部25が形成されており、ラック部2
5に噛合するギヤ26がケーシング17のギヤ収納部2
1の形成部内側面に軸着されている。ギヤ26に噛合さ
れる小ギヤ27は、操作部材の一例であるコの字形の操
作アーム28の中間部に固着されている。操作アーム2
8は、二股状の両端部が扉16の両側部にそれぞれ突出
状態で配置されて、それぞれの先端部にグリップ29が
固着された金属棒のアームであり、フランジ18の対向
部の下面に突出した一対の舌片30の孔部間に回動可能
に遊挿されている。小ギヤ27は、ほぼこれらの舌片3
0の中間に配置されており、操作アーム28を回動させ
ることにより、小ギヤ27、ギヤ26が回転してストッ
パピン22がスライド孔20に沿って上下動する。これ
らの構成部品25〜27によりストッパピン22の出し
入れ手段が構成される。
【0010】また、下レール12には、可動間仕切り1
5を閉じた状態で固定できる位置に、ストッパピン22
の掛止部の一例であるピン孔部32が下方に突出状態で
形成されている。図において、符号33はフランジ18
に形成されたピン孔、符号34はピン孔33を介してケ
ーシング17を扉16にネジ止めするネジを示してい
る。
【0011】続いて、本考案の一実施例の可動間仕切り
用ストッパ10の使用方法を説明する。図1に示すよう
に、可動間仕切り15の扉16の下端部にケーシング1
7をネジ34により取付けると、操作アーム28が扉1
6の両側にそれぞれ突出状態で配置される。可動間仕切
り15を固定する際には、まず可動間仕切り15を閉じ
て下レール12のピン孔部32の真上にストッパピン2
2を配置する。それから、間仕切りされた部屋の一方側
又は他方側から操作アーム28を握って下方に回動させ
れば、ストッパピン22の下端部が下レール12のピン
孔部32内に挿入されて、可動間仕切り15が固定され
る。
【0012】また、可動間仕切り15の固定状態を解除
する際には、同様にして部屋の一方側又は他方側から横
倒し状態の操作アーム28を握り、これを上方に回動さ
せればストッパピン22がピン孔部32から抜き出され
る。このように、操作アーム28が扉16の両側にそれ
ぞれ突出状態で配置されるので、従来のフランス落とし
のように間仕切りされた部屋の一方側からだけしか操作
できないのでなく、部屋の両側から可動間仕切り15の
固定操作や固定解除操作ができる。
【0013】以上、本考案を図面に基づいて説明した
が、本考案はこの実施例に限定されるものではなく、要
旨を逸脱しない範囲での設計変更などがあっても本考案
に含まれる。例えば、実施例では、可動間仕切り用スト
ッパを扉の下端部に取付け、下レールにストッパピンの
掛止部を設けたが、これに限定しなくても、例えば可動
間仕切り用ストッパを扉の上端部に取付けて上レールに
掛止部を設けてもよく、さらには、可動間仕切り用スト
ッパを扉の上下両端部に取付け、掛止部を上下両レール
に取付けるようにしてもよい。
【0014】また、実施例では、操作部材としてコの字
形の金属棒からなる操作アームを示したが、これに限定
しなくても、扉の両側にそれぞれ突出状態で配置される
形状のものであればどのような部材であってもよい。さ
らに、実施例では、ストッパピンの出し入れ手段とし
て、ラック式の昇降機構を示したが、これに限定しなく
ても、例えばケーシングのスライド孔内に収納されたス
トッパピンの側面に突起が形成され、この突起が実施例
と同様の回動式の操作部材に取付けられた突起掛止部材
に掛止される構造のものとし、操作部材を回動させるこ
とにより突起掛止部材が回動し、これによりストッパピ
ンをスライド孔に沿ってケーシングの開口部より出し入
れさせるようにしてもよい。また、実施例では、ストッ
パピンの掛止部として、凹部を有するピン孔部を示した
が、これに限定しなくても、例えば凸部を有するフック
状の掛止部であってもよい。
【0015】
【考案の効果】請求項1記載の可動間仕切り用ストッパ
は、このように操作アームが可動間仕切りの扉の両側に
それぞれ突出状態で配置されるので、間仕切りされた部
屋の両側から、可動間仕切りの固定操作や固定解除操作
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例に係る可動間仕切り用ストッ
パの斜視図である。
【図2】同使用状態の全体正面図である。
【図3】同断面図である。
【図4】従来手段に係る可動間仕切り用ストッパの要部
拡大斜視図である。
【符号の説明】
10:可動間仕切り用ストッパ、11:上レール、1
2:下レール、13:上ランナ、14:下ランナ、1
5:可動間仕切り、16:扉、17:ケーシング、1
8:フランジ、19:開口部、20:スライド孔、2
1:ギヤ収納部、22:ストッパピン、23:凹部、2
4:掛止バネ、25:ラック部、26:ギヤ、27:小
ギヤ、28:操作アーム、29:グリップ、30:舌
片、32:ピン孔部、33:ピン孔、34:ネジ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E05C 1/06 E05C 1/00

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 可動間仕切りの扉の上端部又は下端部に
    取付け可能で、露出面に開口部19が形成されたケーシ
    ング17と、 前記ケーシング17内に収納されて、前記開口部19よ
    り出し入れ可能なストッパピン22と、 前記ストッパピン22に設けられたラック部25に噛合
    するギヤ26、及び該ギヤ26に噛合する小ギヤ27を
    備えた出し入れ手段と、 前記扉の両側部にそれぞれ突出状態で配置され、その中
    間部には前記小ギヤ27が固着されている操作部材28
    と、 前記ストッパピン22の上端部に形成されている凹部2
    3に嵌入する掛止バネ24と、 前記可動間仕切りの上レール又は下レールに設けられた
    前記ストッパピン22のピン孔部32とを備えたことを
    特徴とする可動間仕切り用ストッパ。
JP1993073462U 1993-12-21 1993-12-21 可動間仕切り用ストッパ Expired - Lifetime JP2604289Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1993073462U JP2604289Y2 (ja) 1993-12-21 1993-12-21 可動間仕切り用ストッパ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1993073462U JP2604289Y2 (ja) 1993-12-21 1993-12-21 可動間仕切り用ストッパ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0738519U JPH0738519U (ja) 1995-07-14
JP2604289Y2 true JP2604289Y2 (ja) 2000-04-24

Family

ID=13518956

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1993073462U Expired - Lifetime JP2604289Y2 (ja) 1993-12-21 1993-12-21 可動間仕切り用ストッパ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2604289Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0738519U (ja) 1995-07-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4480451A (en) Door lock unlockable from indoor side
US4612728A (en) Double-opening device of automobile doors
JP2604289Y2 (ja) 可動間仕切り用ストッパ
KR20020020500A (ko) 금고문 개폐장치
JPH0145335Y2 (ja)
JP2871678B1 (ja) 箱体用錠機構
JPH0234377Y2 (ja)
JPH026207Y2 (ja)
JP2525630Y2 (ja) 縦軸開き窓
JPH1018668A (ja) 扉錠のハンドル装置
JPH0519478Y2 (ja)
JPH11152975A (ja) シャッター
JPS5816135A (ja) ウインド形空気調和機の据付装置
JPH0145326Y2 (ja)
JPH0622785Y2 (ja) オ−バ−ドアの落下防止装置
JPH05118173A (ja) キヤビンドアのロツク解除装置
JPH0435495Y2 (ja)
JPH022851Y2 (ja)
JP3474512B2 (ja) 貯蔵庫
JPH11125047A (ja) 引戸の自動施錠装置
JP2002121949A (ja) ドアの用心錠のストッパー装置
JPS6020766Y2 (ja) 引違い戸用錠
JPH0230600Y2 (ja)
JPH0248604Y2 (ja)
JPS5814208Y2 (ja) ロック装置