JP2604116B2 - スイッチ集合体及びスイッチ集合体の製造方法 - Google Patents
スイッチ集合体及びスイッチ集合体の製造方法Info
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- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 2
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Landscapes
- Switch Cases, Indication, And Locking (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ゲーム機等に設けら
れ、ケース内に複数のスイッチが所定の並び方向に並べ
て取付けられるスイッチ集合体、及びスイッチ集合体の
製造方法に関するものである。
れ、ケース内に複数のスイッチが所定の並び方向に並べ
て取付けられるスイッチ集合体、及びスイッチ集合体の
製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、複数のスイッチが組み合わされた
スイッチ集合体としては、実開平3−10440号公報
に示されるようなものが知られている。ここに示される
装置は、単一のケース内に、2つの押しボタン機構(ス
イッチ)が並べて配設されたものであり、上記ケース
は、上記2つの押しボタン機構を収納すべく、小判状の
平面形状を有している。
スイッチ集合体としては、実開平3−10440号公報
に示されるようなものが知られている。ここに示される
装置は、単一のケース内に、2つの押しボタン機構(ス
イッチ)が並べて配設されたものであり、上記ケース
は、上記2つの押しボタン機構を収納すべく、小判状の
平面形状を有している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のようなスイッチ
集合体では、複数のスイッチを収納するケースの容積を
なるべく小さくしてその配設に要するスペースを削減す
ることが極めて好ましい。また近年は、ゲーム機の改良
等の際、それまで単一のスイッチを収納していたケース
を改造してこれに複数のスイッチを取付けたいといった
要望もあり、このような場合は特に、上記ケースに各ス
イッチをいかに効率良く収納するかが大きな課題とな
る。また、単一のケース内に複数のスイッチを順に取付
ける場合、最後のスイッチの取付の際には、既にケース
内に取付けられているスイッチの存在が邪魔となり、取
付作業に困難を伴い易いので、その容易化も望まれる。
集合体では、複数のスイッチを収納するケースの容積を
なるべく小さくしてその配設に要するスペースを削減す
ることが極めて好ましい。また近年は、ゲーム機の改良
等の際、それまで単一のスイッチを収納していたケース
を改造してこれに複数のスイッチを取付けたいといった
要望もあり、このような場合は特に、上記ケースに各ス
イッチをいかに効率良く収納するかが大きな課題とな
る。また、単一のケース内に複数のスイッチを順に取付
ける場合、最後のスイッチの取付の際には、既にケース
内に取付けられているスイッチの存在が邪魔となり、取
付作業に困難を伴い易いので、その容易化も望まれる。
【0004】本発明は、このような事情に鑑み、小型の
ケース内に複数のスイッチを容易に、しかも効率良く収
納することができるスイッチ集合体、及びスイッチ集合
体の製造方法を提供することを目的とする。
ケース内に複数のスイッチを容易に、しかも効率良く収
納することができるスイッチ集合体、及びスイッチ集合
体の製造方法を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の手段として、本発明は、ケース内に複数のスイッチが
所定の並び方向に並べて取付けられるスイッチ集合体に
おいて、上記ケースの側壁の一部に上記並び方向に貫通
する側壁貫通孔を設け、上記並び方向端部に配設される
スイッチを前記ケース内で前記並び方向に移動自在と
し、しかも当該スイッチの一部を前記側壁貫通孔内に挿
入している(請求項1)。
の手段として、本発明は、ケース内に複数のスイッチが
所定の並び方向に並べて取付けられるスイッチ集合体に
おいて、上記ケースの側壁の一部に上記並び方向に貫通
する側壁貫通孔を設け、上記並び方向端部に配設される
スイッチを前記ケース内で前記並び方向に移動自在と
し、しかも当該スイッチの一部を前記側壁貫通孔内に挿
入している(請求項1)。
【0006】このスイッチ集合体では、上記ケースの底
壁に、上記並び方向に沿って延び、各スイッチが上下方
向に貫通可能な底壁貫通孔が設けられる一方、各スイッ
チの上下方向の中間個所に、上記底壁貫通孔の周縁部上
に取付けられる取付部が設けられ、上記ケースの側壁下
端部に上記側壁貫通孔が上記底壁貫通孔と連なって形成
されているものが、より好ましい(請求項2)。
壁に、上記並び方向に沿って延び、各スイッチが上下方
向に貫通可能な底壁貫通孔が設けられる一方、各スイッ
チの上下方向の中間個所に、上記底壁貫通孔の周縁部上
に取付けられる取付部が設けられ、上記ケースの側壁下
端部に上記側壁貫通孔が上記底壁貫通孔と連なって形成
されているものが、より好ましい(請求項2)。
【0007】この場合、上記取付部として各スイッチの
上記並び方向両端に被係止突出部が突設される一方、上
記底壁貫通孔の周縁部上面に、各スイッチの被係止突出
部のうちこれらスイッチが上記並び方向に並んだ状態で
互いに隣接する2つの被係止突出部が同時に嵌入される
共通凹部と、並び方向両端の被係止突出部が嵌入される
両端凹部とが形成された構成とすることにより、さらに
好ましいものになる(請求項3)。
上記並び方向両端に被係止突出部が突設される一方、上
記底壁貫通孔の周縁部上面に、各スイッチの被係止突出
部のうちこれらスイッチが上記並び方向に並んだ状態で
互いに隣接する2つの被係止突出部が同時に嵌入される
共通凹部と、並び方向両端の被係止突出部が嵌入される
両端凹部とが形成された構成とすることにより、さらに
好ましいものになる(請求項3)。
【0008】上記ケースは、底壁をもつ円筒状のものが
好適であり、このケースの側壁外周面にケース取付用雄
ねじが形成されることにより、後述のようなより優れた
効果が得られる(請求項4)。
好適であり、このケースの側壁外周面にケース取付用雄
ねじが形成されることにより、後述のようなより優れた
効果が得られる(請求項4)。
【0009】また本発明は、ケース内に複数のスイッチ
が所定の並び方向に並べて取付けられるスイッチ集合体
の製造方法において、上記ケースの側壁にこの側壁を上
記並び方向に貫通する側壁貫通孔を設け、この側壁貫通
孔内に特定のスイッチの一部をケース内側から挿入する
ことによりこのスイッチをケース内における正規の取付
位置からケース外側方向に逃がし、この状態で残りのス
イッチを正規の配設位置で上記ケースに取付けた後、上
記特定のスイッチを上記正規の配設位置であってこのス
イッチの一部が上記側壁貫通孔内に挿入される位置に戻
しこの位置で上記ケースに取付けるものである(請求項
5)。
が所定の並び方向に並べて取付けられるスイッチ集合体
の製造方法において、上記ケースの側壁にこの側壁を上
記並び方向に貫通する側壁貫通孔を設け、この側壁貫通
孔内に特定のスイッチの一部をケース内側から挿入する
ことによりこのスイッチをケース内における正規の取付
位置からケース外側方向に逃がし、この状態で残りのス
イッチを正規の配設位置で上記ケースに取付けた後、上
記特定のスイッチを上記正規の配設位置であってこのス
イッチの一部が上記側壁貫通孔内に挿入される位置に戻
しこの位置で上記ケースに取付けるものである(請求項
5)。
【0010】
【作用】請求項1記載のスイッチ集合体によれば、上記
ケースの側壁の一部に設けられた側壁貫通孔内に、上記
並び方向端部に配設されるスイッチの一部が挿入される
ことにより、上記ケースの側壁肉厚部分もスイッチの配
設スペースとして利用されることになり、その分ケース
の小型化が可能となる。また、当該スイッチはケース内
で並び方向に移動自在であり、他のスイッチの取付に先
立って移動することでケース内の残余スペースが広が
る。これにより、他のスイッチの取り付けが容易とな
る。
ケースの側壁の一部に設けられた側壁貫通孔内に、上記
並び方向端部に配設されるスイッチの一部が挿入される
ことにより、上記ケースの側壁肉厚部分もスイッチの配
設スペースとして利用されることになり、その分ケース
の小型化が可能となる。また、当該スイッチはケース内
で並び方向に移動自在であり、他のスイッチの取付に先
立って移動することでケース内の残余スペースが広が
る。これにより、他のスイッチの取り付けが容易とな
る。
【0011】より具体的に、請求項2記載のスイッチ集
合体によれば、上記ケースの底壁に設けられた底壁貫通
孔から各スイッチの下部がケース外方に突出する分、ケ
ース上下方向の寸法も削減される。しかも、上記底壁貫
通孔と側壁貫通孔とが連なっているので、両者が互いに
離間した位置で独立して形成されているものに比べ、ケ
ース全体の成形が容易になる。
合体によれば、上記ケースの底壁に設けられた底壁貫通
孔から各スイッチの下部がケース外方に突出する分、ケ
ース上下方向の寸法も削減される。しかも、上記底壁貫
通孔と側壁貫通孔とが連なっているので、両者が互いに
離間した位置で独立して形成されているものに比べ、ケ
ース全体の成形が容易になる。
【0012】さらに、請求項3記載のスイッチ集合体で
は、各スイッチの上記並び方向両端に形成された被係止
突出部が、ケース底壁貫通孔の周縁部に形成された各凹
部に嵌め込まれることにより、各スイッチが安定した状
態でケース側に支持され、ケース底壁に平行な方向への
各スイッチの移動が規制される。しかも、上記凹部は、
各スイッチの被係止突出部のうちこれらスイッチが上記
並び方向に並んだ状態で互いに隣接する2つの被係止突
出部が同時に嵌入可能な共通凹部と、それ以外の被係止
突出部が嵌入可能な両端凹部とからなるため、上記共通
凹部に2つの被係止突出部を嵌め込む分だけ凹部の数が
被係止突出部の数よりも少なくなり、その分ケース形成
作業が容易になる。
は、各スイッチの上記並び方向両端に形成された被係止
突出部が、ケース底壁貫通孔の周縁部に形成された各凹
部に嵌め込まれることにより、各スイッチが安定した状
態でケース側に支持され、ケース底壁に平行な方向への
各スイッチの移動が規制される。しかも、上記凹部は、
各スイッチの被係止突出部のうちこれらスイッチが上記
並び方向に並んだ状態で互いに隣接する2つの被係止突
出部が同時に嵌入可能な共通凹部と、それ以外の被係止
突出部が嵌入可能な両端凹部とからなるため、上記共通
凹部に2つの被係止突出部を嵌め込む分だけ凹部の数が
被係止突出部の数よりも少なくなり、その分ケース形成
作業が容易になる。
【0013】以上のように、上記スイッチ集合体ではケ
ース内に効率良く複数のスイッチを収納できるので、請
求項4記載のスイッチ集合体のように上記ケースを底壁
をもつ円筒状にしてその側壁外周面にケース取付用雄ね
じを形成することが可能であり、この取付用雄ねじを利
用してケース全体を簡単な構造で装置本体に装着するこ
とができる。
ース内に効率良く複数のスイッチを収納できるので、請
求項4記載のスイッチ集合体のように上記ケースを底壁
をもつ円筒状にしてその側壁外周面にケース取付用雄ね
じを形成することが可能であり、この取付用雄ねじを利
用してケース全体を簡単な構造で装置本体に装着するこ
とができる。
【0014】また、上記請求項1記載のスイッチ集合体
は、請求項5記載の方法で容易に製造することができ
る。すなわち、上記ケースの側壁にこの側壁を上記並び
方向に貫通する側壁貫通孔を設けた状態で、この側壁貫
通孔内に特定のスイッチの一部をケース内側から挿入し
てこのスイッチをケース内における正規の配設位置から
ケース外側方向に逃がすことにより、この逃がし分だけ
ケース内の残余スペースを広く確保することができ、こ
の状態で残りのスイッチを正規の配設位置に容易に取付
けることができる。そして、この取付後、上記特定のス
イッチを上記正規の配設位置であってこのスイッチの一
部が上記側壁貫通孔内に挿入される位置に戻すことによ
り、全てのスイッチをケースに取付けることができる。
は、請求項5記載の方法で容易に製造することができ
る。すなわち、上記ケースの側壁にこの側壁を上記並び
方向に貫通する側壁貫通孔を設けた状態で、この側壁貫
通孔内に特定のスイッチの一部をケース内側から挿入し
てこのスイッチをケース内における正規の配設位置から
ケース外側方向に逃がすことにより、この逃がし分だけ
ケース内の残余スペースを広く確保することができ、こ
の状態で残りのスイッチを正規の配設位置に容易に取付
けることができる。そして、この取付後、上記特定のス
イッチを上記正規の配設位置であってこのスイッチの一
部が上記側壁貫通孔内に挿入される位置に戻すことによ
り、全てのスイッチをケースに取付けることができる。
【0015】なお、上記側壁貫通孔の形成は、ケースの
成形時に同時に行ってもよいし、既製のケースに後から
追加的に設けるようにしてもよい。後者の方法では、そ
れまで単一のスイッチのみ収容していた既存のケースを
改良して同ケース内に複数のスイッチを収納することが
可能になる。
成形時に同時に行ってもよいし、既製のケースに後から
追加的に設けるようにしてもよい。後者の方法では、そ
れまで単一のスイッチのみ収容していた既存のケースを
改良して同ケース内に複数のスイッチを収納することが
可能になる。
【0016】
【実施例】本発明の一実施例を図1〜図11に基づいて
説明する。
説明する。
【0017】図1〜図6に示すスイッチ集合体は、単一
のケース10と、2つのスイッチ20と、ボタンカバー
30とを備えている。
のケース10と、2つのスイッチ20と、ボタンカバー
30とを備えている。
【0018】上記ケース10は、図7〜図10にも示す
ような円筒状をなし、側壁10a及び底壁10bを有し
ている。側壁10aの上端には鍔部11が形成され、側
壁10aの前後部(図6の左右部)には左右一対の窓1
2が形成されている。
ような円筒状をなし、側壁10a及び底壁10bを有し
ている。側壁10aの上端には鍔部11が形成され、側
壁10aの前後部(図6の左右部)には左右一対の窓1
2が形成されている。
【0019】上記底壁10bには、2つのスイッチ20
の並び方向(左右方向;図6,7では上下方向)に延び
る底壁貫通孔13bが形成され、側壁10aの下端部に
おいて上記底壁貫通孔13bの両端に連なる位置には、
この側壁10aを上記並び方向に貫通する側壁貫通孔1
3aが形成されている。上記底壁10bの底壁貫通孔1
3b周縁部上面において、上記並び方向の中央の位置に
は、前後一対(図7では左右一対)の共通凹部14が形
成され、上記並び方向の両端の位置には、前後一対の両
端凹部15が形成されている。
の並び方向(左右方向;図6,7では上下方向)に延び
る底壁貫通孔13bが形成され、側壁10aの下端部に
おいて上記底壁貫通孔13bの両端に連なる位置には、
この側壁10aを上記並び方向に貫通する側壁貫通孔1
3aが形成されている。上記底壁10bの底壁貫通孔1
3b周縁部上面において、上記並び方向の中央の位置に
は、前後一対(図7では左右一対)の共通凹部14が形
成され、上記並び方向の両端の位置には、前後一対の両
端凹部15が形成されている。
【0020】また、上記底壁10bと側壁10aとの境
界部分には、底壁10bの上面よりも一段高い段部16
が形成されている。
界部分には、底壁10bの上面よりも一段高い段部16
が形成されている。
【0021】前記各スイッチ20は、押しボタンスイッ
チであり、直方体状のスイッチ本体21を有し、このス
イッチ本体21の4隅(すなわち左右両端部における前
後端位置)に被係止突出部22が前後方向に突設されて
いる。
チであり、直方体状のスイッチ本体21を有し、このス
イッチ本体21の4隅(すなわち左右両端部における前
後端位置)に被係止突出部22が前後方向に突設されて
いる。
【0022】図6に示すように、両スイッチ20が相互
並んだ状態で中央で互いに隣接し合う2つの被係止突出
部22が上記共通凹部14内に同時に嵌入可能となるよ
うにこの共通凹部14の長手方向の寸法及び形成位置が
設定されるとともに、この共通凹部14に上記被係止突
出部22が嵌入された状態で他の被係止突出部(すなわ
ち両端の被係止突出部)22がそれぞれ上記両端凹部1
5内に嵌入されるようにこの両端凹部15の形成位置が
設定され、以上の嵌合によって両スイッチ20がケース
10に取付けられるようになっている。そして、この取
付状態で、両スイッチ20の外側端部が両側壁貫通孔1
3a内に一部挿入されるように、上記配設位置が設定さ
れている。
並んだ状態で中央で互いに隣接し合う2つの被係止突出
部22が上記共通凹部14内に同時に嵌入可能となるよ
うにこの共通凹部14の長手方向の寸法及び形成位置が
設定されるとともに、この共通凹部14に上記被係止突
出部22が嵌入された状態で他の被係止突出部(すなわ
ち両端の被係止突出部)22がそれぞれ上記両端凹部1
5内に嵌入されるようにこの両端凹部15の形成位置が
設定され、以上の嵌合によって両スイッチ20がケース
10に取付けられるようになっている。そして、この取
付状態で、両スイッチ20の外側端部が両側壁貫通孔1
3a内に一部挿入されるように、上記配設位置が設定さ
れている。
【0023】各スイッチ20のスイッチ本体21上面に
は、昇降操作されるボタン部23が設けられ、このボタ
ン部23の上面に嵌入部24が形成されている。また、
各スイッチ本体21の下部には、図3及び図4のみ図示
するスイッチ端子25が突設されている。
は、昇降操作されるボタン部23が設けられ、このボタ
ン部23の上面に嵌入部24が形成されている。また、
各スイッチ本体21の下部には、図3及び図4のみ図示
するスイッチ端子25が突設されている。
【0024】一方、図3に示すように、各ボタンカバー
30は下向きに開口する形状を有し、その下端部は上記
各嵌入部24に外嵌される嵌合部31とされている。図
5に示すように、各ボタンカバー30の左右両側部には
一対のスリットが形成されて両スリット間に可撓片32
が形成されており、この可撓片32の下端部に爪33が
形成されている。そして、各爪33がケース10の窓1
2内に嵌入されることにより、ボタンカバー30の上方
への抜け止めがなされ、窓12の上下寸法分だけ各ボタ
ンカバー30及びボタン部23の昇降ストロークが可能
となっている。また、各ボタンカバー30が押し下げら
れた時にその下面周縁部がケース10内の段部16に当
接することにより、過度の押圧荷重がスイッチ20側に
作用することが防がれるようになっている。
30は下向きに開口する形状を有し、その下端部は上記
各嵌入部24に外嵌される嵌合部31とされている。図
5に示すように、各ボタンカバー30の左右両側部には
一対のスリットが形成されて両スリット間に可撓片32
が形成されており、この可撓片32の下端部に爪33が
形成されている。そして、各爪33がケース10の窓1
2内に嵌入されることにより、ボタンカバー30の上方
への抜け止めがなされ、窓12の上下寸法分だけ各ボタ
ンカバー30及びボタン部23の昇降ストロークが可能
となっている。また、各ボタンカバー30が押し下げら
れた時にその下面周縁部がケース10内の段部16に当
接することにより、過度の押圧荷重がスイッチ20側に
作用することが防がれるようになっている。
【0025】次に、このスイッチ集合体の組立方法を説
明する。
明する。
【0026】まず、図7〜図10に示すような空のケー
ス10内に1個目のスイッチ20を入れ、このスイッチ
20の下部を底壁貫通孔13bから下方に突き抜けさせ
る。そして、図11(a)及び図12に示すように、こ
のスイッチ20の端部を側壁貫通孔13aにケース内側
から深く挿入することにより、このスイッチ22の被係
止突出部22を共通凹部14に嵌め込むことなくその嵌
め込み位置(すなわち正規の配設位置)よりもケース外
側(図11(a)では上側)へ逃がす。このような逃が
しにより、ケース10内にはまだ比較的大きなスペース
が確保される。
ス10内に1個目のスイッチ20を入れ、このスイッチ
20の下部を底壁貫通孔13bから下方に突き抜けさせ
る。そして、図11(a)及び図12に示すように、こ
のスイッチ20の端部を側壁貫通孔13aにケース内側
から深く挿入することにより、このスイッチ22の被係
止突出部22を共通凹部14に嵌め込むことなくその嵌
め込み位置(すなわち正規の配設位置)よりもケース外
側(図11(a)では上側)へ逃がす。このような逃が
しにより、ケース10内にはまだ比較的大きなスペース
が確保される。
【0027】次に、この残りのスペース内に2個目のス
イッチ20を入れ、このスイッチ20の各被係止突出部
22を図11(b)に示すように各共通凹部14及び両
端凹部15に嵌め込むことにより、この2個目のスイッ
チ20をケース10内の正規の配設位置に取付ける。そ
して最後に、ケース外側に逃がしていた1個目のスイッ
チ20をケース内側に戻し、その被係止突出部22を各
共通凹部14及び両端凹部15に嵌め込むことにより、
両スイッチ20の取付を完了することができる。この状
態では、各凹部14,15への被係止突出部22の嵌入
によって各スイッチ20の水平移動が規制されるととも
に、図6に示すように、両スイッチ20の端部がケース
10の側壁貫通孔13a内に一部挿入されており、この
ケース10の側壁肉厚部分もスイッチ配設用のスペース
として利用された状態となっている。
イッチ20を入れ、このスイッチ20の各被係止突出部
22を図11(b)に示すように各共通凹部14及び両
端凹部15に嵌め込むことにより、この2個目のスイッ
チ20をケース10内の正規の配設位置に取付ける。そ
して最後に、ケース外側に逃がしていた1個目のスイッ
チ20をケース内側に戻し、その被係止突出部22を各
共通凹部14及び両端凹部15に嵌め込むことにより、
両スイッチ20の取付を完了することができる。この状
態では、各凹部14,15への被係止突出部22の嵌入
によって各スイッチ20の水平移動が規制されるととも
に、図6に示すように、両スイッチ20の端部がケース
10の側壁貫通孔13a内に一部挿入されており、この
ケース10の側壁肉厚部分もスイッチ配設用のスペース
として利用された状態となっている。
【0028】その後、各ボタンカバー30の各可撓片3
2を内側に撓ませながらこれらボタンカバー30をケー
ス10内に挿入するようにして両ボタンカバー30の外
嵌部31を上記両スイッチ20の外嵌部24に外嵌し、
各可撓片32の爪33をケース10の窓12内に係合す
ることにより、スイッチ集合体を組み上げることができ
る。
2を内側に撓ませながらこれらボタンカバー30をケー
ス10内に挿入するようにして両ボタンカバー30の外
嵌部31を上記両スイッチ20の外嵌部24に外嵌し、
各可撓片32の爪33をケース10の窓12内に係合す
ることにより、スイッチ集合体を組み上げることができ
る。
【0029】以上のように、このスイッチ集合体では、
ケース10の側壁10aに側壁貫通孔13aを設け、各
スイッチ20が正規の配設位置に取付けられた状態で、
各スイッチ20の端部がケース10の側壁貫通孔13a
内に一部挿入されるようにしているので、このケース1
0の側壁肉厚部分もスイッチの配設スペースとして利用
でき、その分ケース10を小型化できる。
ケース10の側壁10aに側壁貫通孔13aを設け、各
スイッチ20が正規の配設位置に取付けられた状態で、
各スイッチ20の端部がケース10の側壁貫通孔13a
内に一部挿入されるようにしているので、このケース1
0の側壁肉厚部分もスイッチの配設スペースとして利用
でき、その分ケース10を小型化できる。
【0030】また、上記スイッチ20を組み付ける際、
1個目のスイッチ20の端部を上記側壁貫通孔13a内
に挿入することにより、このスイッチ20をその正規の
配設位置からケース外側方向に逃がし、その分だけケー
ス10内の残余スペースを広く確保できるので、この状
態で2個目のスイッチを楽に正規の配設位置へ取付ける
ことができる。さらにその後は、逃がしてあった1個目
のスイッチ20を正規の配設位置に戻すだけでその取付
も容易に行うことができる。このような方法は、従来単
一のスイッチのみを収容していたケース10を改造して
これに2つのスイッチ20を収容するといった場合に
も、有利となる。
1個目のスイッチ20の端部を上記側壁貫通孔13a内
に挿入することにより、このスイッチ20をその正規の
配設位置からケース外側方向に逃がし、その分だけケー
ス10内の残余スペースを広く確保できるので、この状
態で2個目のスイッチを楽に正規の配設位置へ取付ける
ことができる。さらにその後は、逃がしてあった1個目
のスイッチ20を正規の配設位置に戻すだけでその取付
も容易に行うことができる。このような方法は、従来単
一のスイッチのみを収容していたケース10を改造して
これに2つのスイッチ20を収容するといった場合に
も、有利となる。
【0031】なお、本発明はこのような実施例に限定さ
れるものでなく、例として次のような態様をとることも
可能である。
れるものでなく、例として次のような態様をとることも
可能である。
【0032】(1) 上記実施例では、並び方向両端に側壁
貫通孔13aを設けたものを示したが、並び方向のいず
れか一方の端部に側壁貫通孔13aを設けても、この側
壁貫通孔13aのある側でスイッチ収容スペースの節減
を図ることが可能である。
貫通孔13aを設けたものを示したが、並び方向のいず
れか一方の端部に側壁貫通孔13aを設けても、この側
壁貫通孔13aのある側でスイッチ収容スペースの節減
を図ることが可能である。
【0033】(2) 本発明では、一つのケース10に収容
されるスイッチ20の具体的な個数を問わず、3個以上
のスイッチを所定の並び方向に並べて配設する場合に
も、適用が可能である。この場合も、上記並び方向の端
部にあるスイッチの一部を側壁貫通孔内に挿入すること
により、上記と同様の効果を得ることができる。
されるスイッチ20の具体的な個数を問わず、3個以上
のスイッチを所定の並び方向に並べて配設する場合に
も、適用が可能である。この場合も、上記並び方向の端
部にあるスイッチの一部を側壁貫通孔内に挿入すること
により、上記と同様の効果を得ることができる。
【0034】(3) 上記実施例では、ケース底壁10bに
底壁貫通孔13bを形成したものを示したが、この底壁
10b上にスイッチ20全体を設置するようにしてもよ
い。ただし、上記実施例のようにスイッチ並び方向に延
びる底壁貫通孔13bを形成してその下方に各スイッチ
20の下部を突出させるようにすれば、ケース上下方向
の寸法も削減することが可能である。またこの場合、上
記実施例のように、側壁10aの下部に形成される側壁
貫通孔13aを底壁貫通孔13bに連ねるようにすれ
ば、両者が互いに離間した位置で独立して形成されてい
るものに比べ、ケース10全体の成形をより容易にでき
る。
底壁貫通孔13bを形成したものを示したが、この底壁
10b上にスイッチ20全体を設置するようにしてもよ
い。ただし、上記実施例のようにスイッチ並び方向に延
びる底壁貫通孔13bを形成してその下方に各スイッチ
20の下部を突出させるようにすれば、ケース上下方向
の寸法も削減することが可能である。またこの場合、上
記実施例のように、側壁10aの下部に形成される側壁
貫通孔13aを底壁貫通孔13bに連ねるようにすれ
ば、両者が互いに離間した位置で独立して形成されてい
るものに比べ、ケース10全体の成形をより容易にでき
る。
【0035】(4) ケース10へのスイッチ20の取付け
は、ねじ等で行うようにしてもよい。ただし、上記実施
例のように各スイッチ20の並び方向両端に被係止突出
部22を形成し、ケース底壁貫通孔13bの周縁部に上
記被係止突出部22と嵌合される凹部14,15を形成
すれば、これらの凹部14,15に上記被係止突出部2
2を嵌め込むだけの簡単な作業で、各スイッチ20を安
定した状態でケース10側に支持することができる。し
かも、両スイッチ20が並んだ状態で互いに隣接し合う
2つの被係止突出部22を同一の共通凹部14に嵌合す
るようにすれば、その共通化の分だけ凹部総数を被係止
突出部の総数よりも減らすことができ、その分ケース1
0の形成作業を容易化できる利点がある。
は、ねじ等で行うようにしてもよい。ただし、上記実施
例のように各スイッチ20の並び方向両端に被係止突出
部22を形成し、ケース底壁貫通孔13bの周縁部に上
記被係止突出部22と嵌合される凹部14,15を形成
すれば、これらの凹部14,15に上記被係止突出部2
2を嵌め込むだけの簡単な作業で、各スイッチ20を安
定した状態でケース10側に支持することができる。し
かも、両スイッチ20が並んだ状態で互いに隣接し合う
2つの被係止突出部22を同一の共通凹部14に嵌合す
るようにすれば、その共通化の分だけ凹部総数を被係止
突出部の総数よりも減らすことができ、その分ケース1
0の形成作業を容易化できる利点がある。
【0036】(5) 上記のように、本発明のスイッチ集合
体ではケース10内に効率良く複数のスイッチ20を収
納できるので、上記実施例に示した円筒状をはじめ、ケ
ース10の形状を自由に設定することができる。特に、
上記実施例のようにケース10を円筒状とした場合、そ
の外周面に図13に示すようなケース取付用雄ねじ17
を形成すれば、このケース取付用雄ねじ17を利用して
ケース10を簡単な構造で適所に取付けることが可能に
なる。例えば、同図のように、ゲーム機等の取付パネル
40にケース10の鍔部11よりも小径の貫通孔42を
設けてこれにケース10を嵌め込み、下側から上記ケー
ス取付用雄ねじ17にナット50を螺合装着して締め付
けるようにすれば、簡単な構造でスイッチ集合体全体を
上記取付パネル40に固定することが可能になる。
体ではケース10内に効率良く複数のスイッチ20を収
納できるので、上記実施例に示した円筒状をはじめ、ケ
ース10の形状を自由に設定することができる。特に、
上記実施例のようにケース10を円筒状とした場合、そ
の外周面に図13に示すようなケース取付用雄ねじ17
を形成すれば、このケース取付用雄ねじ17を利用して
ケース10を簡単な構造で適所に取付けることが可能に
なる。例えば、同図のように、ゲーム機等の取付パネル
40にケース10の鍔部11よりも小径の貫通孔42を
設けてこれにケース10を嵌め込み、下側から上記ケー
ス取付用雄ねじ17にナット50を螺合装着して締め付
けるようにすれば、簡単な構造でスイッチ集合体全体を
上記取付パネル40に固定することが可能になる。
【0037】
【発明の効果】以上のように本発明は、単一のケースに
複数のスイッチを収納するスイッチ集合体において、上
記ケースの側壁の一部に側壁貫通孔を設け、上記並び方
向端部に配設されるスイッチの一部を上記側壁貫通孔内
に挿入することにより、上記ケースの側壁肉厚部分もス
イッチの配設スペースとして利用するようにしたもので
あるので、より小さなケースで各スイッチを不都合なく
収容することができ、スイッチ集合体全体の設置スペー
スを削減することができる効果がある。また、並び方向
端部に配設されるスイッチをケース内で並び方向に移動
自在に構成しているので、他のスイッチの取付に先立っ
て移動して残余スペースを広げることができ、当該他の
スイッチを容易に取り付ける可能となる。
複数のスイッチを収納するスイッチ集合体において、上
記ケースの側壁の一部に側壁貫通孔を設け、上記並び方
向端部に配設されるスイッチの一部を上記側壁貫通孔内
に挿入することにより、上記ケースの側壁肉厚部分もス
イッチの配設スペースとして利用するようにしたもので
あるので、より小さなケースで各スイッチを不都合なく
収容することができ、スイッチ集合体全体の設置スペー
スを削減することができる効果がある。また、並び方向
端部に配設されるスイッチをケース内で並び方向に移動
自在に構成しているので、他のスイッチの取付に先立っ
て移動して残余スペースを広げることができ、当該他の
スイッチを容易に取り付ける可能となる。
【0038】より具体的に、請求項2記載のスイッチ集
合体では、上記ケースの底壁に底壁貫通孔を設け、この
底壁貫通孔の周縁部に各スイッチの中間個所を取付ける
ことによりスイッチ下部を上記底壁貫通孔を通じてケー
ス外方に突出させるようにしたものであるので、この突
出分だけケース上下方向の寸法も削減することができ
る。しかも、上記底壁貫通孔を上記側壁貫通孔に連ねて
いるので、両者が互いに離間した位置で独立して形成さ
れているものに比べ、ケース全体の成形をより容易にす
ることができる効果がある。
合体では、上記ケースの底壁に底壁貫通孔を設け、この
底壁貫通孔の周縁部に各スイッチの中間個所を取付ける
ことによりスイッチ下部を上記底壁貫通孔を通じてケー
ス外方に突出させるようにしたものであるので、この突
出分だけケース上下方向の寸法も削減することができ
る。しかも、上記底壁貫通孔を上記側壁貫通孔に連ねて
いるので、両者が互いに離間した位置で独立して形成さ
れているものに比べ、ケース全体の成形をより容易にす
ることができる効果がある。
【0039】さらに、請求項3記載のスイッチ集合体で
は、各スイッチの上記並び方向両端に形成された被係止
突出部をケース底壁貫通孔の周縁部上面に設けられた各
凹部に嵌め込むだけの簡単な作業で、各スイッチを安定
した状態でケース側に取付けることができる。また、上
記凹部の一部を、各スイッチが上記並び方向に並んだ状
態で互いに隣接する2つの被係止突出部が同時に嵌入可
能な共通凹部としているので、この凹部共通化の分だけ
凹部の個数を被係止突出部の個数よりも削減することが
でき、その分ケース形状を簡略化してその形成作業をよ
り容易にすることができる効果がある。
は、各スイッチの上記並び方向両端に形成された被係止
突出部をケース底壁貫通孔の周縁部上面に設けられた各
凹部に嵌め込むだけの簡単な作業で、各スイッチを安定
した状態でケース側に取付けることができる。また、上
記凹部の一部を、各スイッチが上記並び方向に並んだ状
態で互いに隣接する2つの被係止突出部が同時に嵌入可
能な共通凹部としているので、この凹部共通化の分だけ
凹部の個数を被係止突出部の個数よりも削減することが
でき、その分ケース形状を簡略化してその形成作業をよ
り容易にすることができる効果がある。
【0040】また、請求項4記載のスイッチ集合体で
は、上記のようにして単一のケース内に複数のスイッチ
を収容しながら、上記ケースを底壁をもつ円筒状にして
その側壁外周面にケース取付用雄ねじを形成しているの
で、この取付用雄ねじを利用してケース全体を簡単な構
造で装置本体に装着することができる効果がある。
は、上記のようにして単一のケース内に複数のスイッチ
を収容しながら、上記ケースを底壁をもつ円筒状にして
その側壁外周面にケース取付用雄ねじを形成しているの
で、この取付用雄ねじを利用してケース全体を簡単な構
造で装置本体に装着することができる効果がある。
【0041】請求項5記載の方法では、側壁貫通孔内に
特定のスイッチの一部をケース内側から挿入してこのス
イッチをケース内における正規の配設位置からケース外
側方向に逃がすことにより、この逃がし分だけケース内
の残余スペースをより広く確保することができ、このス
ペースを利用して残りのスイッチを正規の配設位置によ
り容易に取付けることができ、その後は、上記特定のス
イッチを上記正規の配設位置であってこのスイッチの一
部が上記側壁貫通孔内に挿入される位置に戻すことによ
り、全てのスイッチを簡単な作業でケースに取付けるこ
とができる効果がある。従って、それまで単一のスイッ
チのみ収容していた既存のケースを改良して同ケース内
に複数のスイッチを収納する場合等にも有効に応用する
ことができる。
特定のスイッチの一部をケース内側から挿入してこのス
イッチをケース内における正規の配設位置からケース外
側方向に逃がすことにより、この逃がし分だけケース内
の残余スペースをより広く確保することができ、このス
ペースを利用して残りのスイッチを正規の配設位置によ
り容易に取付けることができ、その後は、上記特定のス
イッチを上記正規の配設位置であってこのスイッチの一
部が上記側壁貫通孔内に挿入される位置に戻すことによ
り、全てのスイッチを簡単な作業でケースに取付けるこ
とができる効果がある。従って、それまで単一のスイッ
チのみ収容していた既存のケースを改良して同ケース内
に複数のスイッチを収納する場合等にも有効に応用する
ことができる。
【図1】本発明の一実施例におけるスイッチ集合体の全
体斜視図である。
体斜視図である。
【図2】上記スイッチ集合体の正面図である。
【図3】上記スイッチ集合体の断面正面図である。
【図4】上記スイッチ集合体の断面側面図である。
【図5】図4のC−C線断面図においてボタンカバーを
省略した図である。
省略した図である。
【図6】上記スイッチ集合体においてボタンカバーを装
着する前の状態を示す断面平面図である。
着する前の状態を示す断面平面図である。
【図7】上記スイッチ集合体のケースの平面図である。
【図8】上記ケースの正面図である。
【図9】図7のA−A線断面図である。
【図10】図7のB−B線断面図を90°回転させた図
である。
である。
【図11】(a)(b)は上記スイッチ集合体の組立て
過程を示す断面平面図である。
過程を示す断面平面図である。
【図12】上記スイッチ集合体の組立て過程を示す斜視
図である。
図である。
【図13】上記スイッチ集合体の変形例を示す一部断面
正面図である。
正面図である。
10 ケース 10a 側壁 10b 底壁 13a 側壁貫通孔 13b 底壁貫通孔 14 共通凹部 15 両端凹部 20 スイッチ 21 スイッチ本体 22 被係止突出部 30 ボタンカバー
Claims (5)
- 【請求項1】 ケース内に複数のスイッチが所定の並び
方向に並べて取付けられるスイッチ集合体において、上
記ケースの側壁の一部に上記並び方向に貫通する側壁貫
通孔が設けられ、上記並び方向端部に配設されるスイッ
チが前記ケース内で前記並び方向に移動自在で、しかも
当該スイッチの一部が前記側壁貫通孔内に挿入されてい
ることを特徴とするスイッチ集合体。 - 【請求項2】 請求項1記載のスイッチ集合体におい
て、上記ケースの底壁に、上記並び方向に沿って延び、
各スイッチが上下方向に貫通可能な底壁貫通孔が設けら
れる一方、各スイッチの上下方向の中間個所に、上記底
壁貫通孔の周縁部上に取付けられる取付部が設けられ、
上記ケースの側壁下端部に上記側壁貫通孔が上記底壁貫
通孔と連なって形成されていることを特徴とするスイッ
チ集合体。 - 【請求項3】 請求項2記載のスイッチ集合体におい
て、上記取付部として各スイッチの上記並び方向両端に
被係止突出部が突設される一方、上記底壁貫通孔の周縁
部上面に、各スイッチの被係止突出部のうちこれらスイ
ッチが上記並び方向に並んだ状態で互いに隣接する2つ
の被係止突出部が同時に嵌入される共通凹部と、並び方
向両端の被係止突出部が嵌入される両端凹部とが形成さ
れていることを特徴とするスイッチ集合体。 - 【請求項4】 請求項1〜3のいずれかに記載のスイッ
チ集合体において、上記ケースが底壁をもつ円筒状であ
り、このケースの側壁外周面にケース取付用雄ねじが形
成されていることを特徴とするスイッチ集合体。 - 【請求項5】 ケース内に複数のスイッチが所定の並び
方向に並べて取付けられるスイッチ集合体の製造方法に
おいて、上記ケースの側壁にこの側壁を上記並び方向に
貫通する側壁貫通孔を設け、この側壁貫通孔内に特定の
スイッチの一部をケース内側から挿入することによりこ
のスイッチをケース内における正規の取付位置からケー
ス外側方向に逃がし、この状態で残りのスイッチを正規
の配設位置で上記ケースに取付けた後、上記特定のスイ
ッチを上記正規の配設位置であってこのスイッチの一部
が上記側壁貫通孔内に挿入される位置に戻しこの位置で
上記ケースに取付けることを特徴とするスイッチ集合体
の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6016515A JP2604116B2 (ja) | 1994-02-10 | 1994-02-10 | スイッチ集合体及びスイッチ集合体の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6016515A JP2604116B2 (ja) | 1994-02-10 | 1994-02-10 | スイッチ集合体及びスイッチ集合体の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07226122A JPH07226122A (ja) | 1995-08-22 |
JP2604116B2 true JP2604116B2 (ja) | 1997-04-30 |
Family
ID=11918414
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6016515A Expired - Lifetime JP2604116B2 (ja) | 1994-02-10 | 1994-02-10 | スイッチ集合体及びスイッチ集合体の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2604116B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN114609931B (zh) * | 2021-04-23 | 2023-06-30 | 深圳市凌盛电子有限公司 | 一种分体互联组合式智能家居开关 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5988829U (ja) * | 1982-12-04 | 1984-06-15 | 昭和無線工業株式会社 | 多連スイツチ用スイツチユニツト |
JP2523759Y2 (ja) * | 1990-05-14 | 1997-01-29 | 東洋電装株式会社 | 表示付スイッチユニット |
-
1994
- 1994-02-10 JP JP6016515A patent/JP2604116B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH07226122A (ja) | 1995-08-22 |
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