JP2604046Y2 - 流体用機器の取付構造 - Google Patents

流体用機器の取付構造

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JP2604046Y2
JP2604046Y2 JP1993056191U JP5619193U JP2604046Y2 JP 2604046 Y2 JP2604046 Y2 JP 2604046Y2 JP 1993056191 U JP1993056191 U JP 1993056191U JP 5619193 U JP5619193 U JP 5619193U JP 2604046 Y2 JP2604046 Y2 JP 2604046Y2
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隆通 高橋
敏裕 小田
隆史 常川
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甲南電機株式会社
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  • Separating Particles In Gases By Inertia (AREA)
  • Filtering Of Dispersed Particles In Gases (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、例えば流体圧ラインに
おけるドレンやゴミを取り除くための清浄化機器のよう
な流体用機器をライン上に取り付ける際の取付構造に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】コンプレッサーから圧縮空気を導いてア
クチュエータに送る空気圧ラインにおいては、空気中に
含まれるドレンやゴミによって配管が腐食したり、配管
抵抗が増大したり、更にはライン中の操作機器の機能を
阻害して、不測の事態を引き起こす危険性がある。そこ
で、エア源に近い空気圧ライン上にエアフィルタと呼ば
れる流体清浄化機器を取り付けて、空気圧ラインでの様
々なトラブルの原因となるドレンやゴミを除去すること
が行われている。
【0003】図3に従来公知の清浄化機器たるエアフィ
ルタを慣用の配管用サブプレートを用いて取り付ける様
子を示す。図3(b)は、図3(a)に示されたライン
フィルタ1を配管用サブプレート2で取り付けた状態の
平面図である。
【0004】サブプレート2において、エア源から供給
される空気を導入するための供給口3と清浄化された空
気を送り出すための排出口4とは、鏡面対称の位置関係
にあり、それぞれラインフィルタ1の入口部5と出口部
6に一致している。ラインフィルタ内の構造は、例え
ば、内蔵デフレクタによって導入空気を旋回流とし、遠
心分離によって当該空気中から水分を分離し、分離され
たドレンを底部に溜めて、バッフルプレートによって当
該貯留ドレンが空気に再混入するのを防ぐようになって
いるが、公知の構造であり、また本考案の取付構造とは
直接的に関わりを持たないので、詳細な説明を省略する
とともに図面にも表さない。なお上記ドレンはドレンコ
ック7を回して適宜ドレン排出口8から排出される。
【0005】ラインフィルタをライン上に設置するにあ
たっては、一般的な弁類におけるように平板を用いて弁
本体を取り付けるのではなく、フィルタ1の本体をサブ
プレート2に貫通させて取り付ける。その際、図3
(a)で認識されるように、ラインフィルタ1の上部は
テーパー状に形成されていて、これに対応して傾斜状に
切り取られたサブプレート2の内孔に当該テーパー部を
圧接させて、サブプレート上方に突き出たフィルタ上端
縁の雄螺子部をナット9で締めて、ラインフィルタ本体
を圧着固定している。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ようにしてラインフィルタを取り付けるとすると、ライ
ンフィルタのテーパー部上端に形成された雄螺子部にか
かるナットが大きなものになり、相当のスペースが必要
となる。また、締め付けトルクは螺子径に比例するた
め、テーパー面でラインフィルタとサブプレートとを完
全に圧接するには、相当の力を必要とし、そのために大
きな工具も必要となる。
【0007】更に、図4に示されるように、テーパー軸
とナット締め付け面の直角度が正確に出ていない場合に
は、サブプレートにラインフィルタが完全に嵌まり込ま
ないこととなって、相互の圧着が不完全となり、流体の
漏れを生じる。
【0008】そこで本考案は、取り付け用の締結部材の
ためのスペースを削減し、固定のための締め付け力を低
減して、取り付け時の流体用機器のサブプレートに対す
る傾きを無くしたライン上への当該機器取付構造を提供
することを課題とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】この課題は、本考案にし
たがい、流体ラインに取り付けられるべきサブプレート
と、当該プレートに本体軸線に傾斜した面で接して固定
される流体用機器との取付構造において、本体軸線に傾
斜した面が段付きのテーパー形状に形成されて、当該段
部に複数のボルト座が設けられており、サブプレート傾
斜内周面が段付きテーパー形状に対応して形成され、ボ
ルト座に対応する位置に貫通孔を有していることによっ
て、解決される。
【0010】段付きテーパー形状が、本体軸線を中心に
180°対称の2箇所のみが突出した段部を備え、当該
段部にそれぞれボルト座が設けられ、サブプレート傾斜
内周面がその流体用機器のテーパー形状部に対応した貫
通孔付きえぐれ部を有していれば、好適である。
【0011】またサブプレートのライン連結平面に、連
結用孔がライン軸線を中心に180°対称に偶数個形成
されていれば、なお好都合である。
【0012】
【実施例】以下に、本考案を、図面に基づく実施例にし
たがい、詳細に説明する。
【0013】図1に本考案の一実施例に係るラインフィ
ルタ1のライン上への取付構造を示す。図1(b)は、
図1(a)に示されたラインフィルタ1を配管用サブプ
レート2で取り付けた状態の平面図である。
【0014】図1(a)において、ラインフィルタ1
は、下部がシリンダ状のフィルタ本体10を形成し、上
部が段付きテーパー状に形成された構造となっている。
しかも当該テーパー形状は、図1(b)で理解されるよ
うに、本体軸線を中心に180°対称に2箇所のみが突
出し、ボルト座11を設けている。
【0015】一方、サブプレート2は、ラインフィルタ
1のテーパー形状部に対応するように形成されており、
2箇所に段差を備える傾斜内周面を有しており、フィル
タのボルト座に対応する位置に貫通孔を有している。こ
の貫通孔は、ラインフィルタ固定のための締結部材たる
ボルトの頭部全体を収容できるように形成されている。
更に、このサブプレート2をライン上に設置するため
に、図2に示されるように、当該プレートのライン連結
面には連結用取付孔12がライン軸線を中心に180°
対称に2箇所形成され、当該孔を用いてライン配管と接
続される。
【0016】ラインフィルタ1とサブプレート2とは段
差部が一致するように突き合わされ、その結果、流体源
から供給される流体を導入するためのサブプレート2の
供給口と調整された流体を送り出すための排出口とは、
それぞれラインフィルタ1の入口部と出口部に一致する
こととなり、この状態で不図示のOリングを介在させ
て、2個のボルト13を用いてラインフィルタ1をサブ
プレート2に圧着固定する。
【0017】テーパー部の段差を設けた部分の2箇所で
螺子締め固定するように構成されているので、ラインフ
ィルタ1とサブプレート2の嵌まり込みが不十分である
と、ボルトを締めることができず、締め付け時の傾きを
回避することができる。テーパー軸を中心に180°対
称に貫通孔、ボルト座が設けられているので、流体の流
れ方向を逆転する場合には、ラインフィルタのみを取り
付け直し、サブプレートを外す必要がない。更に、ライ
ン連結用取付孔がライン軸線を中心に180°対称に2
箇所形成されているので、減圧弁のようにハンドル位置
を他のものとは上下方向に位置を変える必要が生じる機
器にあっては、サブプレートの取り付け直しをすれば、
機器本体を上下を逆に取り付けることが可能となる。
【0018】
【考案の効果】請求項1の取付構造においては、本体軸
線に傾斜した面が段付きのテーパー形状に形成されて、
当該段部に複数のボルト座が設けられており、サブプレ
ート傾斜内周面が段付きテーパー形状に対応して形成さ
れ、ボルト座に対応する位置に貫通孔を有しているの
で、段部で機器とサブプレートの圧接が確実となり、複
数箇所での固定により、締め付け時の傾きを防止でき、
複数の締結部材による圧着固定のために、締め付け力を
均等に配分低減できるとともに、各締結部材を小さくで
きることからのその必要スペースを減らすことも実現す
る。
【0019】請求項2の取付構造においては、段付きテ
ーパー形状が、本体軸線を中心に180°対称の2箇所
のみが突出した段部を備え、当該段部にそれぞれボルト
座が設けられ、サブプレート傾斜内周面がその流体用機
器のテーパー形状部に対応した貫通孔付きえぐれ部を有
しているので、流体の流れ方向を逆にする場合には、機
器本体を本体軸線を中心に180°対称に取り付け直せ
ば足り、サブプレートまで外さずにすむ。
【0020】請求項3の取付構造においては、サブプレ
ートのライン連結平面に、連結用孔がライン軸線を中心
に180°対称に偶数個形成されているので、取付機器
の天地を逆にすることが容易である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例に係る流体用機器の取付構造
の概略図であり、図1(a)はその正面部分断面図、図
1(b)はその平面図である。
【図2】図1の取付構造を図1(a)の右側面から見た
概略図である。
【図3】従来公知の流体用機器の取付構造の概略図であ
り、図3(a)はその正面部分断面図、図3(b)はそ
の平面図である。
【図4】図3の取付構造での螺子部角度不良時のテーパ
ー填め合い部の倒れを示す説明図である。
【符号の説明】
1 ラインフィルタ 2 サブプレート 10 フィルタ本体 11 ボルト座 13 ボルト
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B01D 45/00 - 46/54 F04B 39/00 - 39/16

Claims (3)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 流体ラインに取り付けられるべきサブプ
    レートと、当該プレートに本体軸線に傾斜した面で接し
    て固定される流体用機器との取付構造において、 前記本体軸線に傾斜した面が段付きのテーパー形状に形
    成されて、当該段部に複数のボルト座が設けられてお
    り、サブプレート傾斜内周面が段付きテーパー形状に対
    応して形成され、ボルト座に対応する位置に貫通孔を有
    していることを特徴とする取付構造。
  2. 【請求項2】 前記段付きテーパー形状が、本体軸線を
    中心に180°対称の2箇所のみが突出した段部を備
    え、当該段部にそれぞれボルト座が設けられ、サブプレ
    ート傾斜内周面がその流体用機器のテーパー形状部に対
    応した貫通孔付きえぐれ部を有していることを特徴とす
    る請求項1に記載の取付構造。
  3. 【請求項3】 前記サブプレートのライン連結平面に、
    連結用孔がライン軸線を中心に180°対称に偶数個形
    成されていることを特徴とする請求項1に記載の取付構
    造。
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