JPS5915799Y2 - 空気弁 - Google Patents

空気弁

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Publication number
JPS5915799Y2
JPS5915799Y2 JP6396681U JP6396681U JPS5915799Y2 JP S5915799 Y2 JPS5915799 Y2 JP S5915799Y2 JP 6396681 U JP6396681 U JP 6396681U JP 6396681 U JP6396681 U JP 6396681U JP S5915799 Y2 JPS5915799 Y2 JP S5915799Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
valve
air
pipe
air valve
box
Prior art date
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Expired
Application number
JP6396681U
Other languages
English (en)
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JPS57175871U (ja
Inventor
季義 森岡
Original Assignee
丸万工業株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 丸万工業株式会社 filed Critical 丸万工業株式会社
Priority to JP6396681U priority Critical patent/JPS5915799Y2/ja
Publication of JPS57175871U publication Critical patent/JPS57175871U/ja
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  • Self-Closing Valves And Venting Or Aerating Valves (AREA)
  • Joints Allowing Movement (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、空気弁の弁箱と管路に接続した導入管との
連結角度を調節自在とする空気弁に関する。
従来の空気弁は、第4図及び第5図に示すように、弁箱
1の下方開口部10の端部内周面と、管路又は立ち上が
り管(図示せず)に固着したフランジ16に螺合同項し
た導入管17の上方端外周面とを螺合固着することによ
って、管路又は立ち上がり管に連結する構造のものであ
った。
このために、フランジ16に螺合固着した導入管17が
垂直に設置されていない場合には、必然的に空気弁も垂
直に設置することができない。
すなわち、空気弁の設置角度は空気弁を取り付ける管路
の設置角度、空気弁取り付は用のT字管又は立ち上がり
管の設置角度、管路やフランジ16に形成したドリル穴
、更には各接続部に形成しているねし穴の形成角度等に
よって影響を受けるので、正確に垂直に設置することは
工事の関係上困難である。
このため、空気弁が傾斜して取り付けられることがしば
しば生じ、その結果、空気弁の垂直方向に対する傾斜角
度が大きい場合には、空気弁の上方に固定した弁蓋2の
中央に弁箱1内部と外気を通ずる通気口5を中心に形成
した円すい状弁座6と、弁箱1の内部に収納したフロー
ト弁9の接合が悪くなって漏水事故を起こし、又、傾斜
角度が小さい場合即ち、垂直に近い状態であっても、水
圧の変動や管路の振動等で空気弁が揺れた場合には、円
すい状弁座6とフロート弁9の接合が不安定になって、
漏水事故が生じる欠点を有していた。
この考案は、このような事情に鑑みなされたものであっ
て、工事の関係上、前記空気弁の垂直を維持するための
諸要因が正確に設けられていない場合であっても、垂直
方向に正しく設置できる空気弁を提供することを目的と
し、その特徴とするところは、弁箱と管路に直接又は間
接に接続する導入管との連結角度を調節自在としたとこ
ろにある。
この考案の空気弁の構成は、弁箱の上方に固定した弁蓋
の中央部に弁箱内部と外気を連通ずる通気口を中心に形
成した弁座と、前記弁箱の内部に該弁座の下方先端に接
合離反自在なフロート弁を収納してなる空気弁において
、前記弁箱の下方開口部の下方端と管路に直接又は間接
に接続する導入管との間に、これら弁箱と導入管の連結
角度を調節自在とする継手を介在させたものである。
このような構成とすることにより、導入管が垂直に設置
されていない場合であっても、継手を操作することによ
って弁箱の設置角度を垂直に是正することができる。
このため、漏水事故の未然防止は勿論のこと、空気弁設
置の工事作業時間を大巾に短縮でき、又、管路の設置設
計計画時においても、立ち上がり管を垂直に是正するた
めの曲管を採用する必要がなく、設計計画上においても
容易に空気弁の設置が計れる等の利点を有する。
この考案の実施例について以下第1図乃至第3図の記載
に基づいて説明する。
まず、第1図に示す第1の実施例について説明する。
弁箱1の上方には、弁蓋2が固定されており、該弁蓋2
の中央には弁座受け3が固定されている。
この弁座受け3は、中心に外気と通ずる通気孔4を有す
ると共に下方先端には中心に通気口5を形成した円すい
状弁座6がねじこま7によって固定されている。
円すい状弁座6の下方先端には、弁箱1内に設けたフロ
ート弁案内8によってガイドされつつ上下動するフロー
ト弁9が接合離反自在となっている。
又、弁箱1の下方開口部10の下方端内部には、中心に
導入孔11を形成している球面継手12が回転自在に嵌
挿されると共に該球面継手12が下方開口部10により
抜は出ないように下方開口部10の開口縁内周面に螺合
固着した継手押え13によって止められている。
この継手押え13の締め付は強度を強くすることにより
、球面継手12を下方開口部10に堅固に固定し、逆に
緩めることにより、球面継手12と下方開口部10の間
に間隙を生じさせて弁箱1の垂直方向に対する姿勢を変
えることが可能となっている。
14は球面継手12と下方開口部10の間に介在させた
O’Jング、15は同固定リングである。
球面継手12の下方端は、管路に設けたT字管又は立ち
上がり管(図示せず)の先端部と固着するフランジ16
のめねじ穴に螺合固着した導入管17と螺合固定されて
いる。
該導入管17の中心部には、前記球面継手12の導入孔
11と連通ずる導入孔18が形成されると共に該導入孔
18に前記管路から供給される水を止水又は通水するコ
ック19が設けられている。
以上の構成からなるこの考案の空気弁の使用について説
明すると、管路に設けたT字管又は立ち上がり管の先端
部にフランジ16を固定し、該フランジ16の中央に形
成しためねし穴に導入管17の下端部を螺合固着する。
この時、管路が水平に設置されていなかったり、あるい
は管路は水平に設置されているがT字管又は立ち上がり
管が管路に垂直に設置されていない時は、空気弁は垂直
に設置されないので、これを是正するために継手押え1
3の弁箱1の下方開口部10に対する螺合固着を緩めて
弁箱1が垂直になるように姿勢を変化させる。
そして、弁箱1の姿勢が垂直になった時に継手押え13
を締め付けて弁箱1の下方開口部10と球面継手12を
堅固に固定する。
このようにすることにより、空気弁の円すい状弁座6の
通気口5の中心線とフロート弁9の垂直方向の中心線が
一致し、且つ、フランジ16及び導入管17の導入孔1
8中心線と球面継手12内の導入孔11中心線がそれぞ
れ一致する。
したがって、T字管又は立ち上がり管から導入された水
は、導入孔18,11を経由して真すぐに弁箱1内部に
導入される。
そして、弁箱1内部へ導入される水が増加すると、フロ
ート弁9はこれに伴いフロート弁案内8によってガイド
されつつ上昇して、円すい状弁座6の中心に形成した通
気口5の開口先端に密着する。
このとき、円すい状弁座6の通気口5の中心線とフロー
ト弁9の垂直方向の中心線が一致しているため、フロー
ト弁9の最先端の凸部が通気口5の中心に位置する。
したがって、フロート弁9は、通気口5を完全に塞ぐた
め、管路の振動や水圧の変化等によっても通気口5の先
端開口部に隙間を生じさせず水漏れを防止することがで
きる。
次に、第2図に示すこの考案の第2の実施例は、前記第
1の実施例の球面継手12に代えて可撓継手20を使用
したものである。
この可撓継手20は、弁箱1の下方開口部10の下端縁
外周に形成したフランジ21と、導入管17の上方端に
螺合固着したフランジ22に、ネジ23によってその上
下端部を固着し、更に、2つのフランジ21と22を複
数のボルト24及びナツト25によって連結固定したも
のである。
このような構成からなるこの実施例の空気弁を使用する
際には、複数のボルト24の2つのフランジ21及び2
2によって挾まれる間隔距離を、ナツト25のフランジ
22への締め付は及び緩めによって弁箱1が垂直になる
ように調節するだけで、前記第1の実施例と同じ効果が
得られる。
更に、第3図に示すこの考案の第3の実施例は、前記第
1の実施例の球面継手12に代えてフレキシブル継手2
6を使用したものである。
このフレキシブル継手26は、弁箱1の下方開口部10
の下端面にその上端をネジ27によって固定し、導入管
17の上方に螺合固着した接続管28にその下端をネジ
27によって固着したもので゛ある。
このフレキシブル継手26は、折り曲げた位置でその折
り曲げ位置を持続するために、弁箱1が垂直となるよう
に手で゛折り曲げるだけでよい。
これによって、第1の実施例と同じ効果が得られる。
このように、この考案の空気弁によると、弁箱の下方開
口部に設けた継手により弁箱の垂直方向の姿勢を変化さ
せることができるものであるから、管路が水平に設置さ
れていなかったり、T字管又は立ち上がり管が管路に垂
直に取り付けられていない場合であっても、弁箱を垂直
にすることができるため、漏水事故の防止を図ることが
できる。
又、このため、T字管又は立ち上がり管を管路に正確に
垂直に設ける必要がなくなり、且つ、フランジに設けた
めねし穴の角度も正確でなくてもよくなるので、空気弁
設置の工事作業時間を大巾に短縮でき得る。
尚、以上の説明においては、球面継手12、可撓継手2
0及びフレキシブル継手26を使用して、弁箱1の垂直
方向の姿勢を変化させる実施例を述べたが、これら継手
に限定されるものではなく、他の機構によってでもよい
のは勿論であり、これらもこの考案の範囲内に含まれる
ものである。
又、以上の実施例においては、フランジ16に導入管1
7を固定する場合について説明したが、管路に直接固定
する場合やその他の場合でもよいのは勿論である。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の空気弁の第1の実施例の縦断面図、
第2図はこの考案の第2の実施例の要部断面説明図、第
3図はこの考案の第3の実施例の要部断面説明図、第4
図及び第5図は従来例の空気弁をそれぞれ示す。 1・・・弁箱、5・・・通気口、6・・・円すい状弁座
、9・・・フロート弁、10・・・下方開口部、17・
・・導入管、(12・・・球面継手、20・・・可撓継
手、26・・・フレキシブル継手)継手。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 弁箱の上方に固定した弁蓋の中央部に弁箱内部と外気を
    連通ずる通気口を中心に形成した弁座と、前記弁箱の内
    部に該弁座の下方先端に接合離反自在なフロート弁を収
    納してなる空気弁において、 前記弁箱の下方開口部の下方端と管路に直接又は間接に
    接続する導入管との間に、これら弁箱と導入管の連結角
    度を調節自在とする継手を介在したことを特徴とする空
    気弁。
JP6396681U 1981-04-30 1981-04-30 空気弁 Expired JPS5915799Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6396681U JPS5915799Y2 (ja) 1981-04-30 1981-04-30 空気弁

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6396681U JPS5915799Y2 (ja) 1981-04-30 1981-04-30 空気弁

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57175871U JPS57175871U (ja) 1982-11-06
JPS5915799Y2 true JPS5915799Y2 (ja) 1984-05-10

Family

ID=29860047

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JP6396681U Expired JPS5915799Y2 (ja) 1981-04-30 1981-04-30 空気弁

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6169398B2 (ja) * 2013-04-15 2017-07-26 株式会社清水鐵工所 空気弁

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JPS57175871U (ja) 1982-11-06

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