JP2603757Y2 - 自動変速機のシフト装置 - Google Patents
自動変速機のシフト装置Info
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H59/00—Control inputs to control units of change-speed-, or reversing-gearings for conveying rotary motion
- F16H59/02—Selector apparatus
- F16H59/0278—Constructional features of the selector lever, e.g. grip parts, mounting or manufacturing
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60K—ARRANGEMENT OR MOUNTING OF PROPULSION UNITS OR OF TRANSMISSIONS IN VEHICLES; ARRANGEMENT OR MOUNTING OF PLURAL DIVERSE PRIME-MOVERS IN VEHICLES; AUXILIARY DRIVES FOR VEHICLES; INSTRUMENTATION OR DASHBOARDS FOR VEHICLES; ARRANGEMENTS IN CONNECTION WITH COOLING, AIR INTAKE, GAS EXHAUST OR FUEL SUPPLY OF PROPULSION UNITS IN VEHICLES
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- B60K20/02—Arrangement or mounting of change-speed gearing control devices in vehicles of initiating means
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、自動変速機のシフト
装置に関する。
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のシフトレバーの構造とし
ては図8に示すものが知られている。
ては図8に示すものが知られている。
【0003】すなわち、パイプ状の基軸体1の中間部
に、上方に向ってシフトレバー2が、また、このシフト
レバー2とは反対方向に向って自動変速機に連結するセ
レクトレバー3がそれぞれ溶接により一体的に固着され
ている。そして、基軸体1の両端には、摩擦係数を少な
くするために合成樹脂製のブッシュ4がそれぞれ圧入さ
れており、この一対のブッシュ4に、機枠5にナット6
により固定される取付ボルト7を挿入することによっ
て、基軸体1は機枠5に回動可能に枢支されている。
に、上方に向ってシフトレバー2が、また、このシフト
レバー2とは反対方向に向って自動変速機に連結するセ
レクトレバー3がそれぞれ溶接により一体的に固着され
ている。そして、基軸体1の両端には、摩擦係数を少な
くするために合成樹脂製のブッシュ4がそれぞれ圧入さ
れており、この一対のブッシュ4に、機枠5にナット6
により固定される取付ボルト7を挿入することによっ
て、基軸体1は機枠5に回動可能に枢支されている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たような従来のシフトレバーの構造では、シフトレバー
2及びセレクトレバー3は基軸体1に溶接により固着さ
れているので、寸法精度が出しにくく取付位置のバラツ
キなどにより品質が安定しないという問題がある。
たような従来のシフトレバーの構造では、シフトレバー
2及びセレクトレバー3は基軸体1に溶接により固着さ
れているので、寸法精度が出しにくく取付位置のバラツ
キなどにより品質が安定しないという問題がある。
【0005】また、基軸体1の枢支手段として、一対の
ブッシュ4、取付ボルト7及びナット6を使用している
ので、部品点数が多くなり部品を製造、管理するコスト
がかさむと共に、組立コストもかさみ、全体としてシフ
トレバーの構造がコスト高になるという問題があった。
ブッシュ4、取付ボルト7及びナット6を使用している
ので、部品点数が多くなり部品を製造、管理するコスト
がかさむと共に、組立コストもかさみ、全体としてシフ
トレバーの構造がコスト高になるという問題があった。
【0006】この考案は、上記従来技術の問題点を解決
すべくなされたもので、その目的とするところは、基軸
体の樹脂化を図ることができる自動変速機のシフト装置
を提供することにある。
すべくなされたもので、その目的とするところは、基軸
体の樹脂化を図ることができる自動変速機のシフト装置
を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、この考案の請求項1の自動変速機のシフト装置で
は、機枠に所定の間隔をおいて対向して形成された2つ
の直立壁にそれぞれ設けられた枢支孔に回動可能に軸支
される自動変速機のシフト装置において、金属製のシフ
トレバーの下端部と、金属製のセレクトレバーの上端部
とを、合成樹脂製の基軸体を介してインサート成形によ
って結合し、前記基軸体は、前記シフトレバーの下端部
を取り付けるシフトレバー取付部と、このシフトレバー
取付部に直交すると共に前記セレクトレバーの上端部を
取り付ける枢支部とから構成し、前記セレクトレバーに
は、その上端部から所定距離だけ離れた位置に前記枢支
部を挿通するための取付孔を設けると共に、上端部に前
記シフトレバーの下端部近傍に係合する曲げ部を設け、
前記枢支部は、その中間部に前記取付孔が挿通するよう
にすると共に、その両端部に設けた枢支片を前記枢支孔
に挿通して前記基軸体を前記機枠に軸支させたことを特
徴としている。
に、この考案の請求項1の自動変速機のシフト装置で
は、機枠に所定の間隔をおいて対向して形成された2つ
の直立壁にそれぞれ設けられた枢支孔に回動可能に軸支
される自動変速機のシフト装置において、金属製のシフ
トレバーの下端部と、金属製のセレクトレバーの上端部
とを、合成樹脂製の基軸体を介してインサート成形によ
って結合し、前記基軸体は、前記シフトレバーの下端部
を取り付けるシフトレバー取付部と、このシフトレバー
取付部に直交すると共に前記セレクトレバーの上端部を
取り付ける枢支部とから構成し、前記セレクトレバーに
は、その上端部から所定距離だけ離れた位置に前記枢支
部を挿通するための取付孔を設けると共に、上端部に前
記シフトレバーの下端部近傍に係合する曲げ部を設け、
前記枢支部は、その中間部に前記取付孔が挿通するよう
にすると共に、その両端部に設けた枢支片を前記枢支孔
に挿通して前記基軸体を前記機枠に軸支させたことを特
徴としている。
【0008】また、請求項2の自動変速機のシフト装置
では、前記曲げ部の先端部に凹状部を形成し、この凹状
部を前記シフトレバーに係合させるようにしたことを特
徴としている。
では、前記曲げ部の先端部に凹状部を形成し、この凹状
部を前記シフトレバーに係合させるようにしたことを特
徴としている。
【0009】また、請求項3の自動変速機のシフト装置
では、前記凹状部と係合する前記シフトレバーの部位を
断面円形に形成し、また、前記凹状部は、前記シフトレ
バーと係合する半円部と、この半円部の両端縁から接線
方向に延出した直立部とから構成したことを特徴として
いる。
では、前記凹状部と係合する前記シフトレバーの部位を
断面円形に形成し、また、前記凹状部は、前記シフトレ
バーと係合する半円部と、この半円部の両端縁から接線
方向に延出した直立部とから構成したことを特徴として
いる。
【0010】また、請求項4の自動変速機のシフト装置
では、前記取付孔の周囲にバーリング部を形成したこと
を特徴としている。
では、前記取付孔の周囲にバーリング部を形成したこと
を特徴としている。
【0011】
【作用】請求項1の自動変速機操作装置のシフトレバー
では、セレクトレバーをシフトレバーに係合させた状態
で、シフトレバーとセレクトレバーは合成樹脂からなる
基軸体に一体的にインサート成形されているから、溶接
工程を廃止することができる。これによって、取付位置
のバラツキをなくし、品質を安定させることができる。
では、セレクトレバーをシフトレバーに係合させた状態
で、シフトレバーとセレクトレバーは合成樹脂からなる
基軸体に一体的にインサート成形されているから、溶接
工程を廃止することができる。これによって、取付位置
のバラツキをなくし、品質を安定させることができる。
【0012】また、基軸体を機枠に直接回動可能に配置
したから、シフトレバーの枢支部の部品点数を少なくす
ることができる。これによって、部品を製造、管理する
コスト及び組立コストを大幅に減少させることができ
る。
したから、シフトレバーの枢支部の部品点数を少なくす
ることができる。これによって、部品を製造、管理する
コスト及び組立コストを大幅に減少させることができ
る。
【0013】さらに、請求項2,3,4の自動変速機操
作装置のシフトレバーでは、セレクトレバーの凹状部及
びバーリング部によりシフトレバー及び基軸体に対する
セレクトレバーの結合を強固にすることができる。
作装置のシフトレバーでは、セレクトレバーの凹状部及
びバーリング部によりシフトレバー及び基軸体に対する
セレクトレバーの結合を強固にすることができる。
【0014】
【実施例】以下、この考案を図面に示す実施例に基づい
て説明する。
て説明する。
【0015】図1は自動変速機操作装置のシフトレバー
の正面視説明図、図2は一部を破断して示す図1のII−
II矢視説明図、図3は図1のIII −III 矢視断面説明
図、図4は図1のIV−IV矢視断面説明図、図5は図1の
V −V 矢視断面説明図、図6は基軸体の機枠への取付状
態を示す正面視説明図、図7はシフトレバーとセレクト
レバーの係合状態を示す図1のVII −VII 矢視断面説明
図である。
の正面視説明図、図2は一部を破断して示す図1のII−
II矢視説明図、図3は図1のIII −III 矢視断面説明
図、図4は図1のIV−IV矢視断面説明図、図5は図1の
V −V 矢視断面説明図、図6は基軸体の機枠への取付状
態を示す正面視説明図、図7はシフトレバーとセレクト
レバーの係合状態を示す図1のVII −VII 矢視断面説明
図である。
【0016】図において、Eは車両用自動変速機の操作
用のシフトレバー装置で、合成樹脂からなり、機枠10
に回動可能に配置される基軸体20の中間部に、上方に
向ってシフトレバー30を、また、このシフトレバー3
0とは反対方向に向ってセレクトレバー40をそれぞれ
一体的にインサート成形してなっている。
用のシフトレバー装置で、合成樹脂からなり、機枠10
に回動可能に配置される基軸体20の中間部に、上方に
向ってシフトレバー30を、また、このシフトレバー3
0とは反対方向に向ってセレクトレバー40をそれぞれ
一体的にインサート成形してなっている。
【0017】そして、この考案は、特に、セレクトレバ
ー40の上端部をシフトレバー30の下端部近傍に係合
させたことを特徴としている。
ー40の上端部をシフトレバー30の下端部近傍に係合
させたことを特徴としている。
【0018】さらに、この考案の構造を詳細に説明す
る。シフトレバー30はパイプ状に形成されており、こ
のシフトレバー30内には図示しないポジションピンを
有するロッドが挿通されており、このロッドはばねによ
り上方に付勢されている。
る。シフトレバー30はパイプ状に形成されており、こ
のシフトレバー30内には図示しないポジションピンを
有するロッドが挿通されており、このロッドはばねによ
り上方に付勢されている。
【0019】基軸体20は合成樹脂からなり、枢支部2
1と、この枢支部21の中間部から上方に向って延出し
たシフトレバー取付部22とにより構成されており、リ
ブ23により補強されている。
1と、この枢支部21の中間部から上方に向って延出し
たシフトレバー取付部22とにより構成されており、リ
ブ23により補強されている。
【0020】枢支部21は断面ほぼ円形で、両端に枢支
片21aが形成されており、この枢支片21aは枢支部
21の直径より小さい円弧部21bと、この円弧部21
bの両端面を軸線を対称として平行にカットしたカット
面21cからなっている。また、シフトレバー取付部2
2は、シフトレバー30の下端部を取り囲むようにして
配置されている。
片21aが形成されており、この枢支片21aは枢支部
21の直径より小さい円弧部21bと、この円弧部21
bの両端面を軸線を対称として平行にカットしたカット
面21cからなっている。また、シフトレバー取付部2
2は、シフトレバー30の下端部を取り囲むようにして
配置されている。
【0021】機枠10は運転席付近のフロア側に固定さ
れており、所定の間隔をおいて直立壁11が形成されて
いる。この直立壁11には、枢支片21aの直径と同一
又は少許大きい直径を有する枢支孔11aと、この枢支
孔11aに連続して上方に向って開口する切欠部11b
が形成されており、この切欠部11bの幅寸法aはカッ
ト面21cの幅寸法bと同一又は少許大きく設定されて
いる。そして、切欠部11bに基軸体20の枢支片21
aを挿入しこの枢支片21aの円弧部21bを枢支孔1
1aに嵌挿させるように設定されている。
れており、所定の間隔をおいて直立壁11が形成されて
いる。この直立壁11には、枢支片21aの直径と同一
又は少許大きい直径を有する枢支孔11aと、この枢支
孔11aに連続して上方に向って開口する切欠部11b
が形成されており、この切欠部11bの幅寸法aはカッ
ト面21cの幅寸法bと同一又は少許大きく設定されて
いる。そして、切欠部11bに基軸体20の枢支片21
aを挿入しこの枢支片21aの円弧部21bを枢支孔1
1aに嵌挿させるように設定されている。
【0022】セレクトレバー40は、図示しない自動変
速機に連結されており、このセレクトレバー40の上方
には、L字状の曲げ部41が形成されており、この曲げ
部41の水平部に凹状部、この実施例ではU字状の凹状
部42が形成されている。この凹状部42はシフトレバ
ー30と係合する半円部42aと、この半円部42aの
両端縁から接線方向に延出した直立部42bとからなっ
ている。また、セレクトレバー40の基軸体20の枢支
部21への取付孔43には、バーリング加工によりバー
リング部43aが設けられている。
速機に連結されており、このセレクトレバー40の上方
には、L字状の曲げ部41が形成されており、この曲げ
部41の水平部に凹状部、この実施例ではU字状の凹状
部42が形成されている。この凹状部42はシフトレバ
ー30と係合する半円部42aと、この半円部42aの
両端縁から接線方向に延出した直立部42bとからなっ
ている。また、セレクトレバー40の基軸体20の枢支
部21への取付孔43には、バーリング加工によりバー
リング部43aが設けられている。
【0023】上記のように構成された自動変速機のシフ
トレバー装置Eにおいては、シフトレバー30の下端部
近傍に、セレクトレバー40の凹状部42を係合させた
状態で、シフトレバー30及びセレクトレバー40は合
成樹脂からなる基軸体20により一体的にインサート成
形されているから、溶接工程を廃止することができる。
これによって、取付位置のバラツキをなくすことがで
き、品質を安定させることができる。また、セレクトレ
バー40のシフトレバー30との係合部が、セレクトレ
バー40の基軸体20との結合部から離れた位置にあ
り、セレクトレバー40とシフトレバー30が結合する
スパンが大きくなるので、セレクトレバー40とシフト
レバー30との一層強い結合強度が得られる。更に、シ
フトレバー30の操作力は係合部を介してセレクトレバ
ー40にも分散されるので、シフトレバー装置Eの耐久
性が向上する。
トレバー装置Eにおいては、シフトレバー30の下端部
近傍に、セレクトレバー40の凹状部42を係合させた
状態で、シフトレバー30及びセレクトレバー40は合
成樹脂からなる基軸体20により一体的にインサート成
形されているから、溶接工程を廃止することができる。
これによって、取付位置のバラツキをなくすことがで
き、品質を安定させることができる。また、セレクトレ
バー40のシフトレバー30との係合部が、セレクトレ
バー40の基軸体20との結合部から離れた位置にあ
り、セレクトレバー40とシフトレバー30が結合する
スパンが大きくなるので、セレクトレバー40とシフト
レバー30との一層強い結合強度が得られる。更に、シ
フトレバー30の操作力は係合部を介してセレクトレバ
ー40にも分散されるので、シフトレバー装置Eの耐久
性が向上する。
【0024】また、シフトレバー30の操作力は、基軸
体20を介することなく、直接セレクトレバー40に伝
達され、基軸体20にねじり力等が殆ど作用することが
ないので、シフトレバー30及びセレクトレバー40の
強度を向上させることができると共に、基軸体20の強
度を必要としない構造とすることができる。これによっ
て、基軸体20の樹脂化を図ることができると共に、軽
量化を図ることができる。
体20を介することなく、直接セレクトレバー40に伝
達され、基軸体20にねじり力等が殆ど作用することが
ないので、シフトレバー30及びセレクトレバー40の
強度を向上させることができると共に、基軸体20の強
度を必要としない構造とすることができる。これによっ
て、基軸体20の樹脂化を図ることができると共に、軽
量化を図ることができる。
【0025】また、合成樹脂からなる基軸体20を機枠
10に直接回動可能に枢支したから、シフトレバー30
の枢支部の部品点数を少なくすることができ、部品を製
造、管理するコスト及び組立コストを大幅に減少させる
ことができる。
10に直接回動可能に枢支したから、シフトレバー30
の枢支部の部品点数を少なくすることができ、部品を製
造、管理するコスト及び組立コストを大幅に減少させる
ことができる。
【0026】さらに、セレクトレバー40に形成された
U字状の凹状部42によって、シフトレバー30に対す
るセレクトレバー40のガタ付きをなくすことができ、
セレクトレバー40の結合を強固にすることができる。
U字状の凹状部42によって、シフトレバー30に対す
るセレクトレバー40のガタ付きをなくすことができ、
セレクトレバー40の結合を強固にすることができる。
【0027】また、セレクトレバー40の取付孔43に
施されたバーリング部43aにより基軸体20の枢支部
21と取付孔43周縁との面圧を小さくすることがで
き、基軸体20とセレクトレバー40との結合を強固に
することができる。
施されたバーリング部43aにより基軸体20の枢支部
21と取付孔43周縁との面圧を小さくすることがで
き、基軸体20とセレクトレバー40との結合を強固に
することができる。
【0028】
【考案の効果】上述した通り、この考案の請求項1の自
動変速機操作装置のシフトレバーによれば、シフトレバ
ー及びセレクトレバーの溶接工程を廃止することがで
き、品質を安定させることができる。また、シフトレバ
ー及びセレクトレバーの強度を向上させることができる
と共に、基軸体を強度を必要としない構造とすることが
できる。これによって、基軸体の樹脂化を図ることがで
きると共に、軽量化を図ることができる。また、シフト
レバーの枢支部の部品点数を少なくすることができ、部
品を製造、管理するコスト及び組立コストを大幅に減少
させることができる。さらに、請求項2,3,4の自動
変速機操作装置のシフトレバーによれば、セレクトレバ
ーの凹状部及びバーリング部によりシフトレバー及び基
軸体に対するセレクトレバーの結合を強固にすることが
できる。
動変速機操作装置のシフトレバーによれば、シフトレバ
ー及びセレクトレバーの溶接工程を廃止することがで
き、品質を安定させることができる。また、シフトレバ
ー及びセレクトレバーの強度を向上させることができる
と共に、基軸体を強度を必要としない構造とすることが
できる。これによって、基軸体の樹脂化を図ることがで
きると共に、軽量化を図ることができる。また、シフト
レバーの枢支部の部品点数を少なくすることができ、部
品を製造、管理するコスト及び組立コストを大幅に減少
させることができる。さらに、請求項2,3,4の自動
変速機操作装置のシフトレバーによれば、セレクトレバ
ーの凹状部及びバーリング部によりシフトレバー及び基
軸体に対するセレクトレバーの結合を強固にすることが
できる。
【図1】この考案に係る自動変速機のシフト装置の正面
視説明図である。
視説明図である。
【図2】一部を破断して示す図1のII−II矢視説明図で
ある。
ある。
【図3】図1のIII −III 矢視断面説明図である。
【図4】図1のIV−IV矢視断面説明図である。
【図5】図1のV −V 矢視断面説明図である。
【図6】基軸体の機枠への取付状態を示す正面視説明図
である。
である。
【図7】シフトレバーとセレクトレバーの係合状態を示
す図1のVII −VII 矢視断面説明図である。
す図1のVII −VII 矢視断面説明図である。
【図8】従来例に係るシフトレバーの構造の断面説明図
である。
である。
E 車両用自動変速機のシフトレバー装置 10 機枠 20 基軸体 21 枢支部 22 シフトレバー取付部 30 シフトレバー 40 セレクトレバー41 曲げ部 42 凹状部 42a 半円部 42b 直立部 43 取付孔 43a バーリング部
Claims (4)
- 【請求項1】 機枠(10)に所定の間隔をおいて対向して
形成された2つの直立壁(11)にそれぞれ設けられた枢支
孔(11a) に回動可能に軸支される自動変速機のシフト装
置において、 金属製のシフトレバー(30)の下端部と、金属製のセレク
トレバー(40)の上端部とを、合成樹脂製の基軸体(20)を
介してインサート成形によって結合し、 前記基軸体(20)は、前記シフトレバー(30)の下端部を取
り付けるシフトレバー取付部(22)と、このシフトレバー
取付部(22)に直交すると共に前記セレクトレバー(40)の
上端部を取り付ける枢支部(21)とから構成し、 前記セレクトレバー(40)には、その上端部から所定距離
だけ離れた位置に前記枢支部(21)を挿通するための取付
孔(43)を設けると共に、上端部に前記シフトレバー(30)
の下端部近傍に係合する曲げ部(41)を設け、 前記枢支部(21)は、その中間部に前記取付孔(43)が挿通
するようにすると共に、その両端部に設けた枢支片(21
a) を前記枢支孔(11a) に挿通して前記基軸体(20)を前
記機枠(10)に軸支させた ことを特徴とする自動変速機の
シフト装置。 - 【請求項2】 前記曲げ部(41)の先端部に凹状部(42)を
形成し、この凹状部(42)を前記シフトレバー(30)に係合
させるようにしたことを特徴とする請求項1記載の自動
変速機のシフト装置。 - 【請求項3】 前記凹状部(42)と係合する前記シフトレ
バー(30)の部位を断面円形に形成し、また、前記凹状部
(42)は、前記シフトレバー(30)と係合する半円部(42a)
と、この半円部(42a) の両端縁から接線方向に延出した
直立部(42b)とから構成したことを特徴とする請求項2
記載の自動変速機のシフト装置。 - 【請求項4】 前記取付孔(42)の周囲にバーリング部(4
3a) を形成したことを特徴とする請求項1記載の自動変
速機のシフト装置。
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