JP2603446Y2 - 液体噴出容器 - Google Patents
液体噴出容器Info
- Publication number
- JP2603446Y2 JP2603446Y2 JP1993015065U JP1506593U JP2603446Y2 JP 2603446 Y2 JP2603446 Y2 JP 2603446Y2 JP 1993015065 U JP1993015065 U JP 1993015065U JP 1506593 U JP1506593 U JP 1506593U JP 2603446 Y2 JP2603446 Y2 JP 2603446Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- container
- mounting cap
- fitted
- neck
- mouth
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Closures For Containers (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本考案は液体噴出容器に関し、詳
しくは液体を収納する容器体とポンプとを、装飾性及び
耐久性を付与したケース体等により被覆支持して、内容
物の使用後は容器体とポンプのみ廃棄する様に構成した
液体噴出容器に関する。
しくは液体を収納する容器体とポンプとを、装飾性及び
耐久性を付与したケース体等により被覆支持して、内容
物の使用後は容器体とポンプのみ廃棄する様に構成した
液体噴出容器に関する。
【０００２】
【考案が解決しようとする課題】液体噴出容器として、
胴部より口頚部を起立した容器体と、上記口頚部外周に
螺合させた装着キャップにより、下端部のシリンダを容
器体内に垂下させ、また、上端部の押し下げヘッドを装
着キャップ頂壁を貫通して上方に上下動可能に突出させ
たポンプとからなるものが一般に知られている。これら
は、その外観を良好にして商品価値を高めるため等の理
由で、外側を金属で被覆したり、外面に凹凸模様を付与
したり、着色，印刷等を施したり、外形を特殊に形成し
たり、或いはこれらを複合したりすることが行われてい
る。
胴部より口頚部を起立した容器体と、上記口頚部外周に
螺合させた装着キャップにより、下端部のシリンダを容
器体内に垂下させ、また、上端部の押し下げヘッドを装
着キャップ頂壁を貫通して上方に上下動可能に突出させ
たポンプとからなるものが一般に知られている。これら
は、その外観を良好にして商品価値を高めるため等の理
由で、外側を金属で被覆したり、外面に凹凸模様を付与
したり、着色，印刷等を施したり、外形を特殊に形成し
たり、或いはこれらを複合したりすることが行われてい
る。
【０００３】しかしながら、近年の資源保護の風潮から
物品の再利用が求められており、この様な単価の高い容
器体等を内容物を使い切る度に廃棄することは好ましく
なく、出来るだけ再利用の出来るものが求められてい
る。
物品の再利用が求められており、この様な単価の高い容
器体等を内容物を使い切る度に廃棄することは好ましく
なく、出来るだけ再利用の出来るものが求められてい
る。
【０００４】本考案は上記の点に鑑みなされたもので、
使用に当たっては装飾性豊かな外観を呈し、使用後は安
価に形成した容器体及びポンプのみを廃棄して外部は再
度使用できる様にした液体噴出容器を提案するものであ
る。
使用に当たっては装飾性豊かな外観を呈し、使用後は安
価に形成した容器体及びポンプのみを廃棄して外部は再
度使用できる様にした液体噴出容器を提案するものであ
る。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本考案容器は上記課題を
解決するため、胴部７より口頚部９を起立してなる容器
体２と、上記口頚部９外周に嵌合させた装着キャップ10
により容器体２内へシリンダ11を垂下させるとともに、
装着キャップ10の頂壁10a 上面を貫通して押し下げヘッ
ド12を上下動可能に突出させたポンプ３とからなる液体
噴出容器において、上記容器体２の胴部７を収納させた
上端面開口で上から下まで胴部より大径の有底筒状をな
すケース体４を設け、該ケース体４の周壁15内周上端部
に着脱可能に嵌合させた周壁18上端縁より内方へ延設し
たフランジ19内周面を口頚部９外周下部に嵌合させた断
面逆Ｌ字状をなすとともに、前部切り溝20部分から水平
開閉が可能に形成し、かつ、上面内周縁部に装着キャッ
プ10下端面を載置させたリング体５を設け、上記ケース
体周壁15外周上端部よりリング体５上面外周縁部を介し
て装着キャップ10外周部に至る部分に内面を密接して着
脱可能に嵌合させた肩カバー６を設けて構成した。
解決するため、胴部７より口頚部９を起立してなる容器
体２と、上記口頚部９外周に嵌合させた装着キャップ10
により容器体２内へシリンダ11を垂下させるとともに、
装着キャップ10の頂壁10a 上面を貫通して押し下げヘッ
ド12を上下動可能に突出させたポンプ３とからなる液体
噴出容器において、上記容器体２の胴部７を収納させた
上端面開口で上から下まで胴部より大径の有底筒状をな
すケース体４を設け、該ケース体４の周壁15内周上端部
に着脱可能に嵌合させた周壁18上端縁より内方へ延設し
たフランジ19内周面を口頚部９外周下部に嵌合させた断
面逆Ｌ字状をなすとともに、前部切り溝20部分から水平
開閉が可能に形成し、かつ、上面内周縁部に装着キャッ
プ10下端面を載置させたリング体５を設け、上記ケース
体周壁15外周上端部よりリング体５上面外周縁部を介し
て装着キャップ10外周部に至る部分に内面を密接して着
脱可能に嵌合させた肩カバー６を設けて構成した。
【０００６】
【作用】図１の状態から肩カバー６を上方へ引き抜いて
取り外した後、装着キャップ10をもって上方へ引き上げ
ればケース体４が外れる。次いでリング体５を開いて取
り外し、残った容器体２及びポンプ３を廃棄する。
取り外した後、装着キャップ10をもって上方へ引き上げ
ればケース体４が外れる。次いでリング体５を開いて取
り外し、残った容器体２及びポンプ３を廃棄する。
【０００７】取り外したケース体４，リング体５及び肩
カバー６は新たな容器体２及びポンプ３に再び装着して
使用する。その際は、リング体５を装着キャップ10下部
に嵌合させた後、ケース体４内に容器体２を挿入しつつ
リング体５をケース体４上端部に嵌合させ、次いで上方
から肩カバー６を嵌着して固定する。
カバー６は新たな容器体２及びポンプ３に再び装着して
使用する。その際は、リング体５を装着キャップ10下部
に嵌合させた後、ケース体４内に容器体２を挿入しつつ
リング体５をケース体４上端部に嵌合させ、次いで上方
から肩カバー６を嵌着して固定する。
【０００８】
【実施例】以下、本考案の実施例を図面を参照して説明
する。
する。
【０００９】図１〜図３は本考案の１実施例を示すもの
で、液体噴出容器１は、容器体２と、ポンプ３と、ケー
ス体４と、リング体５と、肩カバー６とを主要部材とし
て構成している。
で、液体噴出容器１は、容器体２と、ポンプ３と、ケー
ス体４と、リング体５と、肩カバー６とを主要部材とし
て構成している。
【００１０】容器体２は胴部７より肩部８を介して口頚
部９を起立して構成しており、胴部７及び肩部８は内容
液の減少に伴って収縮が可能な程度に極薄く構成してい
る。従って、極めて小重量，小体積での廃棄が可能とな
る。
部９を起立して構成しており、胴部７及び肩部８は内容
液の減少に伴って収縮が可能な程度に極薄く構成してい
る。従って、極めて小重量，小体積での廃棄が可能とな
る。
【００１１】ポンプ３は、上記口頚部９外周に螺合させ
た装着キャップ10により、下端部のシリンダ11を容器体
２内に垂下させるとともに、上端部の押し下げヘッド12
を装着キャップの頂壁10a 中央を貫通して上下動可能に
突出させた公知のポンプ機構を有するものである。そし
て、上記押し下げヘッド12を押し下げることにより、内
部のポンプ機構が作動して容器体２内の液が吸い上げら
れ、ヘッド12のノズル孔13より噴出する如く構成してい
る。
た装着キャップ10により、下端部のシリンダ11を容器体
２内に垂下させるとともに、上端部の押し下げヘッド12
を装着キャップの頂壁10a 中央を貫通して上下動可能に
突出させた公知のポンプ機構を有するものである。そし
て、上記押し下げヘッド12を押し下げることにより、内
部のポンプ機構が作動して容器体２内の液が吸い上げら
れ、ヘッド12のノズル孔13より噴出する如く構成してい
る。
【００１２】ケース体４は、底壁14周縁部より周壁15を
立設してなる上端面開口の円筒状をなし、周壁15上端部
外周を薄肉に形成した縮径部15a を周設し、該縮径部15
a 外周に係合突条16を周設している。また、周壁15内周
面には上端縁を揃えた周方向複数の縦突条17を突設して
リング体５を係止可能に構成している。
立設してなる上端面開口の円筒状をなし、周壁15上端部
外周を薄肉に形成した縮径部15a を周設し、該縮径部15
a 外周に係合突条16を周設している。また、周壁15内周
面には上端縁を揃えた周方向複数の縦突条17を突設して
リング体５を係止可能に構成している。
【００１３】リング体５は、上記ケース体４の各突条17
上部に嵌合可能な周壁18上端縁より内方へフランジ19を
延設してなる断面逆Ｌ字状の円形体で、前部に切り溝20
を、また、後部にヒンジ部21をそれぞれ形成して図３の
二点鎖線で示す如く水平開閉が可能に構成している。上
記ヒンジ部21は図３に示す如く、フランジ19の後部中央
後端に穿設した凹状透孔21a 及び該透孔21a 前部中央よ
り前方へ延設した切り溝21b とから構成している。そし
て、リング体４を図２に二点鎖線で示す如き開いた状態
から装着キャップ10の下端縁にフランジ19上面内側縁が
当接する如く嵌合させて装着する如く構成している。
上部に嵌合可能な周壁18上端縁より内方へフランジ19を
延設してなる断面逆Ｌ字状の円形体で、前部に切り溝20
を、また、後部にヒンジ部21をそれぞれ形成して図３の
二点鎖線で示す如く水平開閉が可能に構成している。上
記ヒンジ部21は図３に示す如く、フランジ19の後部中央
後端に穿設した凹状透孔21a 及び該透孔21a 前部中央よ
り前方へ延設した切り溝21b とから構成している。そし
て、リング体４を図２に二点鎖線で示す如き開いた状態
から装着キャップ10の下端縁にフランジ19上面内側縁が
当接する如く嵌合させて装着する如く構成している。
【００１４】肩カバー６は、容器体２，ポンプ３及びリ
ング体５をケース体４に固定するもので、ケース体周壁
15上端の縮径部15a 外面に嵌合する嵌合筒部22上端縁よ
りリング体５上面を当接被覆する内向きフランジ23を延
設するとともに、該フランジ23内周縁より装着キャップ
10外面に嵌合し、かつ、上端部内周に係止突条24を周設
した上部嵌合筒部25を立設している。そして、嵌合筒部
22内周には上記係止突条16と係合する凹溝26を周設して
いる。
ング体５をケース体４に固定するもので、ケース体周壁
15上端の縮径部15a 外面に嵌合する嵌合筒部22上端縁よ
りリング体５上面を当接被覆する内向きフランジ23を延
設するとともに、該フランジ23内周縁より装着キャップ
10外面に嵌合し、かつ、上端部内周に係止突条24を周設
した上部嵌合筒部25を立設している。そして、嵌合筒部
22内周には上記係止突条16と係合する凹溝26を周設して
いる。
【００１５】尚、上記実施例に於いて各部材は全て合成
樹脂により形成する。また、ケース体４，リング体５及
び肩カバー６は使用する樹脂の選択，着色，印刷，転
写，凹凸模様の付与或いはこれらの複合等により装飾
性、耐久性を付与して使用する。一方容器体２及びポン
プ３は出来るだけ低コストで，機能性のみを重視して形
成する。また、装飾性，耐久性を付与するために、要す
ればケース体外面及び肩カバー外面を金属層で被覆する
ことも可能である。
樹脂により形成する。また、ケース体４，リング体５及
び肩カバー６は使用する樹脂の選択，着色，印刷，転
写，凹凸模様の付与或いはこれらの複合等により装飾
性、耐久性を付与して使用する。一方容器体２及びポン
プ３は出来るだけ低コストで，機能性のみを重視して形
成する。また、装飾性，耐久性を付与するために、要す
ればケース体外面及び肩カバー外面を金属層で被覆する
ことも可能である。
【００１６】
【考案の効果】以上説明した如く本考案容器は既述構成
としたことにより、容器体内容物を使い切った際に、ケ
ース体等を外して容器体及びポンプのみを廃棄すること
が出来、種々の形態で装飾を施こすことにより外観を良
好にしたり或いは耐久性を付与したケース体，リング
体，肩カバー等は再び使用でき、近年のこの種容器の要
求を十分満たすことが出来るものである。
としたことにより、容器体内容物を使い切った際に、ケ
ース体等を外して容器体及びポンプのみを廃棄すること
が出来、種々の形態で装飾を施こすことにより外観を良
好にしたり或いは耐久性を付与したケース体，リング
体，肩カバー等は再び使用でき、近年のこの種容器の要
求を十分満たすことが出来るものである。
【００１７】また、リング体のフランジ内周面を容器体
口頚部外周下部に嵌合させるとともに、リング体のフラ
ンジ上面内周縁部に装着キャップ下端面を載置させ、更
に、ケース体周壁外周上端部よりリング体のフランジ上
面外周縁部を介して装着キャップ外周部に至る部分に内
面を密接して嵌合させた肩カバーを設けているので、ポ
ンプ付き容器体をケース体に一旦装着するとガタ付きが
なくしっかりと固定でき、振動等によりゆるみを生じる
虞はなく、その結果、誤って倒しても液の漏出を生じる
等の虞もない。また、容器体口頚部外周への装着キャッ
プの嵌合が螺着の場合でも、リング体のフランジは容器
体口頚部外周下部に嵌合させているのでこの部分の螺合
のゆるみも防止できる。
口頚部外周下部に嵌合させるとともに、リング体のフラ
ンジ上面内周縁部に装着キャップ下端面を載置させ、更
に、ケース体周壁外周上端部よりリング体のフランジ上
面外周縁部を介して装着キャップ外周部に至る部分に内
面を密接して嵌合させた肩カバーを設けているので、ポ
ンプ付き容器体をケース体に一旦装着するとガタ付きが
なくしっかりと固定でき、振動等によりゆるみを生じる
虞はなく、その結果、誤って倒しても液の漏出を生じる
等の虞もない。また、容器体口頚部外周への装着キャッ
プの嵌合が螺着の場合でも、リング体のフランジは容器
体口頚部外周下部に嵌合させているのでこの部分の螺合
のゆるみも防止できる。
【図１】 本考案の一実施例を示す要部切り欠き側面図
である。
である。
【図２】 同実施例のリング体及びケース体を示す要部
斜視図である。
斜視図である。
【図３】 同実施例のリング体の底面図である。
２…容器体，３…ポンプ，４…ケース体，５…リング
体，６…肩カバー，７…容器体胴部，９…容器体口頚
部，10…装着キャップ，10a …装着キャップ頂壁，11…
シリンダ，12…押し下げヘッド，15…ケース体周壁，20
…切り溝
体，６…肩カバー，７…容器体胴部，９…容器体口頚
部，10…装着キャップ，10a …装着キャップ頂壁，11…
シリンダ，12…押し下げヘッド，15…ケース体周壁，20
…切り溝
Claims (1)
- 【請求項１】 胴部７より口頚部９を起立してなる容器
体２と、上記口頚部９外周に嵌合させた装着キャップ10
により容器体２内へシリンダ11を垂下させるとともに、
装着キャップ10の頂壁10a 上面を貫通して押し下げヘッ
ド12を上下動可能に突出させたポンプ３とからなる液体
噴出容器において、上記容器体２の胴部７を収納させた
上端面開口で上から下まで胴部より大径の有底筒状をな
すケース体４を設け、該ケース体４の周壁15内周上端部
に着脱可能に嵌合させた周壁18上端縁より内方へ延設し
たフランジ19内周面を口頚部９外周下部に嵌合させた断
面逆Ｌ字状をなすとともに、前部切り溝20部分から水平
開閉が可能に形成し、かつ、上面内周縁部に装着キャッ
プ10下端面を載置させたリング体５を設け、上記ケース
体周壁15外周上端部よりリング体５上面外周縁部を介し
て装着キャップ10外周部に至る部分に内面を密接して着
脱可能に嵌合させた肩カバー６を設けてなることを特徴
とする液体噴出容器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1993015065U JP2603446Y2 (ja) | 1993-03-05 | 1993-03-05 | 液体噴出容器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1993015065U JP2603446Y2 (ja) | 1993-03-05 | 1993-03-05 | 液体噴出容器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0669162U JPH0669162U (ja) | 1994-09-27 |
| JP2603446Y2 true JP2603446Y2 (ja) | 2000-03-13 |
Family
ID=11878448
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1993015065U Expired - Lifetime JP2603446Y2 (ja) | 1993-03-05 | 1993-03-05 | 液体噴出容器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2603446Y2 (ja) |
-
1993
- 1993-03-05 JP JP1993015065U patent/JP2603446Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0669162U (ja) | 1994-09-27 |
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