JP2602949Y2 - ベルトラインウエザーストリップ - Google Patents

ベルトラインウエザーストリップ

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JP2602949Y2
JP2602949Y2 JP1992088599U JP8859992U JP2602949Y2 JP 2602949 Y2 JP2602949 Y2 JP 2602949Y2 JP 1992088599 U JP1992088599 U JP 1992088599U JP 8859992 U JP8859992 U JP 8859992U JP 2602949 Y2 JP2602949 Y2 JP 2602949Y2
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JP
Japan
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door
belt line
flange
weather strip
grip
Prior art date
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JP1992088599U
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English (en)
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JPH0645821U (ja
Inventor
嘉都幟 斉藤
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Nishikawa Rubber Co Ltd
Original Assignee
Nishikawa Rubber Co Ltd
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、昇降する自動車のドア
ガラスが摺動するベルトラインウエザーストリップの改
良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図1乃至図3を参考にして説明する。P
が車内側、Qが車外側である。従来、自動車の昇降する
ドアガラス20の内面が摺動する中空シール部やシール
リップ32を備えたベルトラインウエザーストリップイ
ンナー30においては、その取付に当たって、その基底
部31に埋設した芯金34を切り起こして形成した爪3
7をドアトリム40の先端下垂部48の孔(図示せず)
へ挿入すると共に、抜け防止するために、その先端を折
り曲げるようにしたものが主流である。なお、10はド
アインナーパネル、15はそのドアインナーパネル10
の先端フランジ12の外面に重ね合わせたインナーレイ
ンフォースメント、50はドアアウターパネル、55は
そのドアアウターパネル50の先端フランジ52の内面
に重ね合わせたアウターレインフォースメントである。
また、両フランジ12,52の隙間A,B、即ちドアガ
ラス20昇降用開口部60に図示しないレギュレーター
ガイドを挿入する作業口61を形成するために、フラン
ジ12を車内側Pに凹ませてある。
【0003】しかしながら、上記従来のものは、コスト
が安いと言うメリットはあるが、爪37を使っているた
め、組み付けが不十分であったり、ドアトリム40の変
形やバラツキのためウエザーストリップインナーが蛇行
し、外観の悪化・シール切れ等を起こしやすいと言う問
題点がある。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】解決しようとする問題
点は、上記従来のベルトラインウエザーストリップイン
ナー30は、爪37を使ってドアトリム40に取付けて
いるため、組み付けが不十分であったり、ドアトリム4
0の変形やバラツキのためウエザーストリップインナー
が蛇行し、外観の悪化・シール切れ等を起こしやすいこ
とである。
【0005】
【課題を解決するための手段】図1・図3乃至図7を参
考にして説明する。本考案は、昇降する自動車のドアガ
ラス20が摺動するベルトラインウエザーストリップイ
ンナー30であって、その芯金34を埋設した基底部3
1を上方に延長して折り曲げて形成したコの字状グリッ
プ35を、ドアガラス昇降開口部60の幅A,Bが一定
でない形式におけるドアインナーパネル10とインナー
レインフォースメント15とを重ね合わせて形成したフ
ランジ12に嵌着すると共に、グリップ35の狭い幅A
に対応する部分をコの字に切欠きC、幅狭に折曲げB、
さらにその下端に爪状部38を設け、フランジ12の両
面を車外側および車内側の両方の脚で把持してなるもの
である。
【0006】
【実施例】実施例について説明すると、10は上方に段
部11を設けたドアインナーパネル、15はそのドアイ
ンナーパネル10の先端フランジ12の外面に張り合わ
せたインナーレインフォースメント、20はドアガラ
ス、30はそのドアガラス20が昇降する際に摺動する
ベルトラインウエザーストリップインナーであって、次
のように構成される。
【0007】すなわち、31は芯金34を埋設した基底
部、32,33はその基底部31の外面に突設したシー
ルリップや中空シール部、35はベルトラインウエザー
ストリップインナー30を前記フランジ12に取付け、
固定するグリップであって、基底部31を芯金34と共
に上方に延長し折り曲げてコの字状に形成すると共に、
内面にフランジ12を把持する爪36を設けたものであ
る。
【0008】なお、フランジ12とドアアウターパネル
50のフランジ52との隙間A,B、即ちドアガラス2
0昇降用開口部60に図示しないレギュレーターガイド
を挿入する作業口61を形成するためにフランジ12を
車内側Pに凹ませてあるが、本考案は、そのことに対応
可能に、グリップ35を、図4に示すように、予め幅広
にしてあり、作業口61に対応する部分に対しては、そ
のままの幅で車内側の面にグリップ35の車内側の脚が
当たるようにし、その他の部分に対しては、図5及び図
6に示すように、部分的にコの字に切欠きC、グリップ
35を幅狭に折曲げD、さらにその下端を上方に爪状に
折り返し爪状部38を設け、フランジ12の両面を車外
側・車内側の両方の脚で把持するようにする。
【0009】また、図7に示すように、先端を折り返す
必要がないように、車内側の脚の先端部内面に爪39が
位置する如く、予め爪39を設けておいてもよい。
【0010】作用について説明すると、グリップ35の
芯金34がコの字に形成されていて、剛性が増大し、変
形し難くなると共に、ドアトリム40のみに取付けない
ため、そのバラツキや変形の影響を受けなくなり、外観
・シール性共に向上する。さらに、ドアガラス20昇降
用開口部60の幅A,Bが一定でなく、長手方向に不連
続的に変化しても、グリップ35をそれに対応して、コ
の字状に切欠きC、折曲げD、幅を調整可能であり、ド
アインナーパネル10のフランジ12に容易に取付可能
である。その他、ドアトリム40とベルトラインウエザ
ーストリップインナー30とを分離することにより、ハ
ードトップ車ドアウエザーストリップの端成形部やセダ
ン車のグラスランチャンネルと一体に成形することが可
能になり、ドアアウターパネルの内部からのシール切れ
を防止することが出来る。
【0011】
【考案の効果】本考案は以上のように構成されるため、
グリップ35の芯金34がコの字に形成されていて、剛
性が増大し、変形し難くなると共に、ドアトリム40に
取付けないため、そのバラツキや変形の影響を受けなく
なり、外観・シール性共に向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】自動車の側面図である。
【図2】従来例を示す図1のY−Y断面図である。
【図3】ドアパネル上部ベルトライン部を示す斜視図で
ある。
【図4】本考案の実施例を作業口に対応する部分に取付
けた状態を示す断面図である。
【図5】本考案の実施例をその他の部分に取付けた状態
を示す断面図である。
【図6】図5の斜視図である。
【図7】本考案の他の実施例を示す断面図である。
【符号の説明】
10 ドアインナーパネル 11 段部 12 フランジ 15 インナーレインフォースメント 20 ドアガラス 30 ベルトラインウエザーストリップインナー 31 基底部 32 シールリップ 33 中空シール部 34 芯金 35 グリップ 36 爪 37 爪 38 爪状部 39 爪 40 ドアトリム 48 下垂部 50 ドアアウターパネル 52 フランジ 55 アウターレインフオースメント 60 昇降用開口部 61 作業口 A,B 幅 C コの字状切欠き D 折曲げ P 車内側 Q 車外側

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 昇降する自動車のドアガラス(20)が
    摺動するベルトラインウエザーストリップインナー(3
    0)であって、その芯金(34)を埋設した基底部(3
    1)を上方に延長して折り曲げ形成したコの字状グリッ
    プ(35)を、ドアガラス昇降開口部(60)の幅
    (A,B)が一定でない形式におけるドアインナーパネ
    ル(10)とインナーレインフォースメント(15)と
    を重ね合わせて形成したフランジ(12)に嵌着すると
    共に、グリップ(35)の狭い幅(A)に対応する部分
    をコの字に切欠き(C)、幅狭に折曲げ(B)、さらに
    その下端に爪状部(38)を設け、フランジ(12)の
    両面を車外側および車内側の両方の脚で把持してなるベ
    ルトラインウエザーストリップ。
JP1992088599U 1992-11-30 1992-11-30 ベルトラインウエザーストリップ Expired - Lifetime JP2602949Y2 (ja)

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JPH0645821U JPH0645821U (ja) 1994-06-21
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JPH0416729Y2 (ja) * 1985-02-05 1992-04-15

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