JP2000289040A - 自動車用ウェザーストリップの型成形方法 - Google Patents
自動車用ウェザーストリップの型成形方法Info
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- JP2000289040A JP2000289040A JP11103705A JP10370599A JP2000289040A JP 2000289040 A JP2000289040 A JP 2000289040A JP 11103705 A JP11103705 A JP 11103705A JP 10370599 A JP10370599 A JP 10370599A JP 2000289040 A JP2000289040 A JP 2000289040A
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- Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
- Vehicle Waterproofing, Decoration, And Sanitation Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 中空シール部を形成するための中芯を特に外
観を悪くすることなく、しかも簡単な方法で固定するこ
とのできる自動車用ウェザーストリップの型成形方法を
提供する。 【解決手段】 後側サイドガラスＲＧの前縁上端部に取
付けられる断面略Ｕ字状の取付基部１と，取付基部１の
車内側から前側に向けて延びるように取付基部１に一体
成形された延設部２と，取付基部１と延設部２との間に
形成され、昇降する前側サイドガラスＦＧの車内側に弾
接する中空シール部９と，および、取付基部１と延設部
２に埋設される芯材５を備える自動車用ウェザーストリ
ップの中空シール部９を型成形する場合には、芯材５の
上端部を取付基部１から中空シール部９内に一部２０突
設させるとともに、中空部を形成するための中芯１１に
溝１８を形成し、その溝１８を芯材５の突設部２０に嵌
合させる。
観を悪くすることなく、しかも簡単な方法で固定するこ
とのできる自動車用ウェザーストリップの型成形方法を
提供する。 【解決手段】 後側サイドガラスＲＧの前縁上端部に取
付けられる断面略Ｕ字状の取付基部１と，取付基部１の
車内側から前側に向けて延びるように取付基部１に一体
成形された延設部２と，取付基部１と延設部２との間に
形成され、昇降する前側サイドガラスＦＧの車内側に弾
接する中空シール部９と，および、取付基部１と延設部
２に埋設される芯材５を備える自動車用ウェザーストリ
ップの中空シール部９を型成形する場合には、芯材５の
上端部を取付基部１から中空シール部９内に一部２０突
設させるとともに、中空部を形成するための中芯１１に
溝１８を形成し、その溝１８を芯材５の突設部２０に嵌
合させる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばピラーレス
の４ドアハードトップ車のように、後側サイドガラスの
前縁に取付けられ、昇降する前側サイドガラスと弾接し
て車内外をシールする自動車用ウェザーストリップの型
成形方法に関する。
の４ドアハードトップ車のように、後側サイドガラスの
前縁に取付けられ、昇降する前側サイドガラスと弾接し
て車内外をシールする自動車用ウェザーストリップの型
成形方法に関する。
【０００２】
【従来の技術】図９に示すように、ピラーレスの４ドア
ハードトップ車の後側サイドガラスＲＧの前縁には、図
１０乃至図１２に示すような、昇降する前側サイドガラ
スＦＧと弾接して車内外をシールする自動車用ウェザー
ストリップが取付けられている。なお、図１０は図９の
Ｘ部の従来例に係る拡大斜視図であり、図１１は図１０
のＡ−Ａ線断面、図１２は図１０のＢ−Ｂ線断面を示
す。この自動車用ウェザーストリップは、後側サイドガ
ラスＲＧの前縁に取付けられる断面略Ｕ字状の取付基部
１と、取付基部１の車内側から前側に向けて延びるよう
に取付基部１に一体成形された延設部２と、延設部２の
先端に突設され、昇降する前側サイドガラスＦＧの車内
側に弾接する内側リップ部３と、取付基部１と延設部２
との間に形成され、前側サイドガラスＦＧの車内側に弾
接する中空シール部９とを備え、さらに取付基部１と延
設部２には断面略コ字状の鋼板５ａと略面略Ｌ字状の鋼
板５ｂとからなる芯材５が埋設されている。
ハードトップ車の後側サイドガラスＲＧの前縁には、図
１０乃至図１２に示すような、昇降する前側サイドガラ
スＦＧと弾接して車内外をシールする自動車用ウェザー
ストリップが取付けられている。なお、図１０は図９の
Ｘ部の従来例に係る拡大斜視図であり、図１１は図１０
のＡ−Ａ線断面、図１２は図１０のＢ−Ｂ線断面を示
す。この自動車用ウェザーストリップは、後側サイドガ
ラスＲＧの前縁に取付けられる断面略Ｕ字状の取付基部
１と、取付基部１の車内側から前側に向けて延びるよう
に取付基部１に一体成形された延設部２と、延設部２の
先端に突設され、昇降する前側サイドガラスＦＧの車内
側に弾接する内側リップ部３と、取付基部１と延設部２
との間に形成され、前側サイドガラスＦＧの車内側に弾
接する中空シール部９とを備え、さらに取付基部１と延
設部２には断面略コ字状の鋼板５ａと略面略Ｌ字状の鋼
板５ｂとからなる芯材５が埋設されている。
【０００３】以上のように構成される自動車用ウェザー
ストリップの上端部は型成形により製造される。その
際、中空シール部９の中空部を形成するための中芯１１
が上下金型１２，１３間にセットされ、中芯１１と上下
金型１２，１３間に成形材料を充填した後、中芯１１を
長手方向に抜くことによって中空シール部９が形成され
る。
ストリップの上端部は型成形により製造される。その
際、中空シール部９の中空部を形成するための中芯１１
が上下金型１２，１３間にセットされ、中芯１１と上下
金型１２，１３間に成形材料を充填した後、中芯１１を
長手方向に抜くことによって中空シール部９が形成され
る。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】型成形においては、中
芯１１を上下金型１２，１３間に安定してセットするこ
とが望まれ、図１０に示すように中芯１１の上端部が特
に固定されていないと形成される中空シール部９の肉厚
が均一化されないという問題がある。そこで、図１３お
よび図１４に示すように、中芯１１の上端部を固定する
ように型成形部の上端に穴１５を設けて中芯１１を貫通
させるようにすることもできるが、形成された穴１５に
より外観上見栄えが悪くなってしまう。
芯１１を上下金型１２，１３間に安定してセットするこ
とが望まれ、図１０に示すように中芯１１の上端部が特
に固定されていないと形成される中空シール部９の肉厚
が均一化されないという問題がある。そこで、図１３お
よび図１４に示すように、中芯１１の上端部を固定する
ように型成形部の上端に穴１５を設けて中芯１１を貫通
させるようにすることもできるが、形成された穴１５に
より外観上見栄えが悪くなってしまう。
【０００５】そこで本発明の目的は、中空シール部を形
成するための中芯を特に外観を悪くすることなく、しか
も簡単な方法で固定することのできる自動車用ウェザー
ストリップの型成形方法を提供することにある。
成するための中芯を特に外観を悪くすることなく、しか
も簡単な方法で固定することのできる自動車用ウェザー
ストリップの型成形方法を提供することにある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明の請求項１に記載の自動車用ウェザースト
リップの型成形方法は、後側サイドガラス（ＲＧ）の前
縁上端部に取付けられる断面略Ｕ字状の取付基部（１）
と，取付基部（１）の車内側から前側に向けて延びるよ
うに取付基部（１）に一体成形された延設部（２）と，
取付基部（１）と延設部（２）との間に形成され、昇降
する前側サイドガラス（ＦＧ）の車内側に弾接する中空
シール部（９）と，および、取付基部（１）と延設部
（２）に埋設される芯材（５）を備える自動車用ウェザ
ーストリップの型成形方法であって、中空シール部
（９）を型成形する場合には、芯材（５）の上端部を取
付基部（１）から中空シール部（９）内に一部（２０）
突設させるとともに、中空部を形成するための中芯（１
１）に溝（１８）を形成し、その溝（１８）を芯材
（５）の突設部（２０）に嵌合させることを特徴する。
めに、本発明の請求項１に記載の自動車用ウェザースト
リップの型成形方法は、後側サイドガラス（ＲＧ）の前
縁上端部に取付けられる断面略Ｕ字状の取付基部（１）
と，取付基部（１）の車内側から前側に向けて延びるよ
うに取付基部（１）に一体成形された延設部（２）と，
取付基部（１）と延設部（２）との間に形成され、昇降
する前側サイドガラス（ＦＧ）の車内側に弾接する中空
シール部（９）と，および、取付基部（１）と延設部
（２）に埋設される芯材（５）を備える自動車用ウェザ
ーストリップの型成形方法であって、中空シール部
（９）を型成形する場合には、芯材（５）の上端部を取
付基部（１）から中空シール部（９）内に一部（２０）
突設させるとともに、中空部を形成するための中芯（１
１）に溝（１８）を形成し、その溝（１８）を芯材
（５）の突設部（２０）に嵌合させることを特徴する。
【０００７】また請求項２に記載の自動車用ウェザース
トリップの型成形方法は、芯材（５）の一部突設させた
部位（３０）は、取付基部（１）から中空シール部
（９）内側に真っ直に延び、更に先端部が略９０度折曲
された断面略Ｌ字状であり、それに嵌合する中芯（１
１）の溝（１９）の形状も断面略Ｌ字状であることを特
徴とする。
トリップの型成形方法は、芯材（５）の一部突設させた
部位（３０）は、取付基部（１）から中空シール部
（９）内側に真っ直に延び、更に先端部が略９０度折曲
された断面略Ｌ字状であり、それに嵌合する中芯（１
１）の溝（１９）の形状も断面略Ｌ字状であることを特
徴とする。
【０００８】括弧内の記号は、図面および後述する発明
の実施の形態に記載された対応要素または対応事項を示
す。
の実施の形態に記載された対応要素または対応事項を示
す。
【０００９】請求項１に記載の発明によれば、自動車用
ウェザーストリップの中空シール部を型成形する場合に
は、中空部を形成するための中芯の溝を、取付基部から
中空シール部内に一部が突設された芯材のその突設部に
嵌合させた状態で中芯をセットするものであるので、中
芯の延びる方向および車両の前後方向に直角な方向（車
両の側面方向）に対する中芯の動きが規制される。した
がって、中芯が安定して上下金型間にセットされる。し
かも、中芯のセットされる位置決めも容易に行われる。
ウェザーストリップの中空シール部を型成形する場合に
は、中空部を形成するための中芯の溝を、取付基部から
中空シール部内に一部が突設された芯材のその突設部に
嵌合させた状態で中芯をセットするものであるので、中
芯の延びる方向および車両の前後方向に直角な方向（車
両の側面方向）に対する中芯の動きが規制される。した
がって、中芯が安定して上下金型間にセットされる。し
かも、中芯のセットされる位置決めも容易に行われる。
【００１０】また請求項２に記載の発明によれば、請求
項１に記載の発明の作用効果に加えて、芯材の一部突設
させた部位は断面略Ｌ字状であり、それに嵌合する中芯
の溝の形状も断面略Ｌ字状であるので、車両の前後方向
および左右方向に対する中芯の動きが同時に規制され
る。よって、中芯が安定して上下金型間に一層強固にセ
ットされる。
項１に記載の発明の作用効果に加えて、芯材の一部突設
させた部位は断面略Ｌ字状であり、それに嵌合する中芯
の溝の形状も断面略Ｌ字状であるので、車両の前後方向
および左右方向に対する中芯の動きが同時に規制され
る。よって、中芯が安定して上下金型間に一層強固にセ
ットされる。
【００１１】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について図面
を参照して説明する。なお、従来例と同一の部分には同
一符号を付す。図１は、本発明の実施形態に係る型成形
方法によって製造された自動車用ウェザーストリップを
示す斜視図であり、しかも後述する図８および図９のＸ
部の本発明の実施形態に係る拡大斜視図である。図２は
図１のＤ−Ｄ線断面図，図３は図１のＥ−Ｅ線断面図で
ある。
を参照して説明する。なお、従来例と同一の部分には同
一符号を付す。図１は、本発明の実施形態に係る型成形
方法によって製造された自動車用ウェザーストリップを
示す斜視図であり、しかも後述する図８および図９のＸ
部の本発明の実施形態に係る拡大斜視図である。図２は
図１のＤ−Ｄ線断面図，図３は図１のＥ−Ｅ線断面図で
ある。
【００１２】この自動車用ウェザーストリップは、図９
で示すように、ピラーレスの４ドアハードトップ車の後
側サイドガラスＲＧの前縁上端部に取付けられたもの
で、断面略Ｕ字状の取付基部１と、取付基部１の車内側
から前側に向けて延びるように取付基部１に一体成形さ
れた延設部２と、延設部２の先端に突設され、昇降する
前側サイドガラスＦＧの車内側に弾接する断面舌状の内
側リップ部３と、取付基部１と延設部２との間に形成さ
れ、前側サイドガラスＦＧの車内側に弾接する中空シー
ル部９と、および、取付基部１と延設部２に埋設された
芯材５を備えている。
で示すように、ピラーレスの４ドアハードトップ車の後
側サイドガラスＲＧの前縁上端部に取付けられたもの
で、断面略Ｕ字状の取付基部１と、取付基部１の車内側
から前側に向けて延びるように取付基部１に一体成形さ
れた延設部２と、延設部２の先端に突設され、昇降する
前側サイドガラスＦＧの車内側に弾接する断面舌状の内
側リップ部３と、取付基部１と延設部２との間に形成さ
れ、前側サイドガラスＦＧの車内側に弾接する中空シー
ル部９と、および、取付基部１と延設部２に埋設された
芯材５を備えている。
【００１３】芯材５は、図４に示すように、断面略コ字
状の鋼板５ａと略面略Ｌ字状の鋼板５ｂとからなり、上
端部には取付基部１から中空シール部９内側にかけて真
っ直に延びる突設部２０が部分的に形成されている。鋼
板５ａは断面略Ｕ字状の取付基部１の形状に沿って埋設
され、鋼板５ｂは延設部２と取付基部１の中空シール部
９側の奥壁からなる断面略Ｌ字状の部位に沿って埋設さ
れている。なお、芯材５は突設部２０を有していれば鋼
板５ａと鋼板５ｂとを一体的に形成したものであっても
よい。また中空部を形成するための中芯１１の上端部に
は溝１８が形成されている。
状の鋼板５ａと略面略Ｌ字状の鋼板５ｂとからなり、上
端部には取付基部１から中空シール部９内側にかけて真
っ直に延びる突設部２０が部分的に形成されている。鋼
板５ａは断面略Ｕ字状の取付基部１の形状に沿って埋設
され、鋼板５ｂは延設部２と取付基部１の中空シール部
９側の奥壁からなる断面略Ｌ字状の部位に沿って埋設さ
れている。なお、芯材５は突設部２０を有していれば鋼
板５ａと鋼板５ｂとを一体的に形成したものであっても
よい。また中空部を形成するための中芯１１の上端部に
は溝１８が形成されている。
【００１４】中空シール部９を型成形する場合には、上
下金型１２，１３間に中芯１１をセットするが、この場
合、中芯１１の溝１８を、芯材５の突設部２０に嵌合さ
せるようにして行う。これによれば、中芯１１の延びる
方向および車両の前後方向に直角な方向（車両の側面方
向）に対する中芯１１の動きが規制されるので、中芯１
１が安定して上下金型１２，１３間にセットされるとと
もに中芯１１の位置決めも容易に行われる。その後、中
芯１１と上下金型１２，１３間に成形材料が充填され、
中芯１１を長手方向に抜くことによって中空シール部９
が形成される。
下金型１２，１３間に中芯１１をセットするが、この場
合、中芯１１の溝１８を、芯材５の突設部２０に嵌合さ
せるようにして行う。これによれば、中芯１１の延びる
方向および車両の前後方向に直角な方向（車両の側面方
向）に対する中芯１１の動きが規制されるので、中芯１
１が安定して上下金型１２，１３間にセットされるとと
もに中芯１１の位置決めも容易に行われる。その後、中
芯１１と上下金型１２，１３間に成形材料が充填され、
中芯１１を長手方向に抜くことによって中空シール部９
が形成される。
【００１５】なお、本発明の実施形態例に係る自動車用
ウェザーストリップには、延設部２の先端に内側リップ
部３が設けられているが、図５に示すように、内側リッ
プ部３を有することなく延設部２と取付基部１の奥壁部
の車外側との間に中空シール部８が形成された自動車用
ウェザーストリップにも適用することができる。
ウェザーストリップには、延設部２の先端に内側リップ
部３が設けられているが、図５に示すように、内側リッ
プ部３を有することなく延設部２と取付基部１の奥壁部
の車外側との間に中空シール部８が形成された自動車用
ウェザーストリップにも適用することができる。
【００１６】さらにまた、図６および図７に示すよう
に、芯材５の一部３０を直線状ではなく断面略Ｌ字状に
突設させるようにしてもよい。つまり、芯材５の一部３
０を取付基部１から中空シール部９内側に真っ直に延ば
し、更に先端部を略９０度折曲したものである。この場
合には中芯１１に形成される溝１９の形状も断面略Ｌ字
状にされる。そして、中空シール部９を型成形する場合
には、上下金型１２，１３間に中芯１１をその溝１９
を、芯材５の突設部３０に嵌合させるようにして行う。
これによれば、中芯１１の延びる方向および車両の前後
方向に直角な方向（車両の側面方向）に対する中芯１１
の動きが規制されるのに加えて、車両の前後方向に対す
る中芯１１の動きも規制されるので、中芯１１が安定し
て上下金型１２，１３間に一層強固にセットされる。
に、芯材５の一部３０を直線状ではなく断面略Ｌ字状に
突設させるようにしてもよい。つまり、芯材５の一部３
０を取付基部１から中空シール部９内側に真っ直に延ば
し、更に先端部を略９０度折曲したものである。この場
合には中芯１１に形成される溝１９の形状も断面略Ｌ字
状にされる。そして、中空シール部９を型成形する場合
には、上下金型１２，１３間に中芯１１をその溝１９
を、芯材５の突設部３０に嵌合させるようにして行う。
これによれば、中芯１１の延びる方向および車両の前後
方向に直角な方向（車両の側面方向）に対する中芯１１
の動きが規制されるのに加えて、車両の前後方向に対す
る中芯１１の動きも規制されるので、中芯１１が安定し
て上下金型１２，１３間に一層強固にセットされる。
【００１７】本実施形態例では、ピラーレスの４ドアハ
ードトップ車の昇降自在の後側サイドガラスＲＧの前縁
に取付けられた自動車用ウェザーストリップを例にして
説明したが、上述した自動車用ウェザーストリップの型
成形方法は、オープンカーのセンターピラー部のウェザ
ーストリップやあるいは図８に示す２ドアハードトップ
車の昇降しない後側サイドガラスＲＧに取付けられたウ
ェザーストリップにも適用される。
ードトップ車の昇降自在の後側サイドガラスＲＧの前縁
に取付けられた自動車用ウェザーストリップを例にして
説明したが、上述した自動車用ウェザーストリップの型
成形方法は、オープンカーのセンターピラー部のウェザ
ーストリップやあるいは図８に示す２ドアハードトップ
車の昇降しない後側サイドガラスＲＧに取付けられたウ
ェザーストリップにも適用される。
【００１８】
【発明の効果】以上のとおり請求項１に記載の自動車用
ウェザーストリップの型成形方法によれば、自動車用ウ
ェザーストリップの中空シール部を型成形する場合に
は、中空部を形成するための中芯の溝を、取付基部から
中空シール部内に一部が突設された芯材のその突設部に
嵌合させた状態で中芯をセットするものであるので、中
芯の延びる方向および車両の前後方向に直角な方向（車
両の側面方向）に対する中芯の動きが規制される。した
がって、特に中芯を固定するための穴を型成形部に設け
ることなく、中芯を安定し、その上、簡単に上下金型間
にセットすることできる。また、中芯のセットされる位
置決めも容易に行われる。
ウェザーストリップの型成形方法によれば、自動車用ウ
ェザーストリップの中空シール部を型成形する場合に
は、中空部を形成するための中芯の溝を、取付基部から
中空シール部内に一部が突設された芯材のその突設部に
嵌合させた状態で中芯をセットするものであるので、中
芯の延びる方向および車両の前後方向に直角な方向（車
両の側面方向）に対する中芯の動きが規制される。した
がって、特に中芯を固定するための穴を型成形部に設け
ることなく、中芯を安定し、その上、簡単に上下金型間
にセットすることできる。また、中芯のセットされる位
置決めも容易に行われる。
【００１９】また請求項２に記載の発明によれば、請求
項１に記載の発明の作用効果に加えて、芯材の一部突設
させた部位は断面略Ｌ字状であり、それに嵌合する中芯
の溝の形状も断面略Ｌ字状であるので、車両の前後方向
および左右方向に対する中芯の動きが同時に規制され
る。その結果、中芯が安定して上下金型間に一層強固に
セットされる。
項１に記載の発明の作用効果に加えて、芯材の一部突設
させた部位は断面略Ｌ字状であり、それに嵌合する中芯
の溝の形状も断面略Ｌ字状であるので、車両の前後方向
および左右方向に対する中芯の動きが同時に規制され
る。その結果、中芯が安定して上下金型間に一層強固に
セットされる。
【図１】本発明の実施形態に係る型成形方法によって製
造された自動車用ウェザーストリップを示す斜視図であ
る。
造された自動車用ウェザーストリップを示す斜視図であ
る。
【図２】図１のＤ−Ｄ線断面図である。
【図３】図１のＥ−Ｅ線断面図である。
【図４】図１に示す芯材を示す斜視図である。
【図５】本発明の実施形態に係る型成形方法によって製
造された別の自動車用ウェザーストリップを示す断面図
である。
造された別の自動車用ウェザーストリップを示す断面図
である。
【図６】本発明の実施形態に係る別の型成形方法によっ
て製造された自動車用ウェザーストリップを示す断面図
である。
て製造された自動車用ウェザーストリップを示す断面図
である。
【図７】図１に示す芯材を示す斜視図である。
【図８】車両の部分側面図である。
【図９】別の車両の部分側面図である。
【図１０】従来例に係る型成形方法によって製造された
自動車用ウェザーストリップを示す斜視図である。
自動車用ウェザーストリップを示す斜視図である。
【図１１】図１０のＡ−Ａ線断面図である。
【図１２】図１０のＢ−Ｂ線断面図である。
【図１３】従来例に係る別の型成形方法によって製造さ
れた自動車用ウェザーストリップを示す斜視図である。
れた自動車用ウェザーストリップを示す斜視図である。
【図１４】図１３のＣ−Ｃ線断面図である。
１ 取付基部 ２ 延設部 ３ 内側リップ部 ５ 芯材 ５ａ 断面略コ字状の鋼板 ５ｂ 略面略Ｌ字状の鋼板 ８，９ 中空シール部 １１ 中芯 １２ 上金型 １３ 下金型 １５ 穴 １８ 溝 １９ 溝 ２０ 突設部 ３０ 突設部 ＦＧ 前側サイドガラス ＲＧ 後側サイドガラス
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 ＦＩ テーマコート゛(参考） // Ｂ２９Ｋ 105:22 Ｂ２９Ｌ 31:30 Ｆターム(参考） 3D024 AA05 AB06 AB17 AB21 AB27 AB57 3D127 AA19 BB01 CB05 CC05 CC14 DD12 DE05 DE20 DE23 EE20 EE23 4F202 AH23 AM32 CA01 CB01 CB11 CK15 CK41 CK54 CK81 4F204 AH23 AM32 EA03 EA04 EB01 EB11 EF27 EK24
Claims (2)
- 【請求項１】 後側サイドガラスの前縁上端部に取付け
られる断面略Ｕ字状の取付基部と，該取付基部の車内側
から前側に向けて延びるように取付基部に一体成形され
た延設部と，取付基部と延設部との間に形成され、昇降
する前側サイドガラスの車内側に弾接する中空シール部
と，および、取付基部と延設部に埋設される芯材を備え
る自動車用ウェザーストリップの型成形方法であって、 前記中空シール部を型成形する場合には、前記芯材の上
端部を前記取付基部から中空シール部内に一部突設させ
るとともに、中空部を形成するための中芯に溝を形成
し、その溝を前記芯材の突設部に嵌合させることを特徴
する自動車用ウェザーストリップの型成形方法。 - 【請求項２】 前記芯材の一部突設させた部位は、取付
基部から中空シール部内側に真っ直に延び、更に先端部
が略９０度折曲された断面略Ｌ字状であり、それに嵌合
する中芯の溝の形状も断面略Ｌ字状であることを特徴と
する請求項１に記載の自動車用ウェザーストリップの型
成形方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11103705A JP2000289040A (ja) | 1999-04-12 | 1999-04-12 | 自動車用ウェザーストリップの型成形方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11103705A JP2000289040A (ja) | 1999-04-12 | 1999-04-12 | 自動車用ウェザーストリップの型成形方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000289040A true JP2000289040A (ja) | 2000-10-17 |
Family
ID=14361171
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11103705A Pending JP2000289040A (ja) | 1999-04-12 | 1999-04-12 | 自動車用ウェザーストリップの型成形方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000289040A (ja) |
-
1999
- 1999-04-12 JP JP11103705A patent/JP2000289040A/ja active Pending
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