JP2602844B2 - 弁位置検出方法及び弁位置検出装置 - Google Patents

弁位置検出方法及び弁位置検出装置

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JP2602844B2 JP22186487A JP22186487A JP2602844B2 JP 2602844 B2 JP2602844 B2 JP 2602844B2 JP 22186487 A JP22186487 A JP 22186487A JP 22186487 A JP22186487 A JP 22186487A JP 2602844 B2 JP2602844 B2 JP 2602844B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は蒸気及びガス等の作動流体を遮断又は制御す
る弁の開度検出方法及び検出装置に係り、特に弁の振動
が大きい等の理由により、弁と非接触にて弁開度を検出
する必要がある場合に好適な弁の開度検出方法及び検出
装置に関するものである。
〔従来技術〕
一般に蒸気タービン等の、蒸気及びガスを作動流体と
するシステムにおいては、作動流体を遮断又は制御する
弁が設けられているが、これらの弁においては、弁の開
閉表示及び制御シーケンスに使用するために、弁の全開
位置、全閉位置及び設定位置を検出している。こうした
場合の弁位置検出には、一般的には、リミツトスイツチ
が多く用いられている。
以下、第2図を参照して、従来の弁位置検出の方法及
び同装置について説明する。
第2図は、蒸気タービンの蒸気系統に設けられる弁に
おける弁位置検出方法を示す図で、蒸気は弁ケーシング
4へ流入し、弁スロート部5を通つて流出する。弁体6
は弁の油圧シリンダ3に供給される駆動油により、レバ
ーリンク機構を介して駆動される。弁体6の位置は、レ
バーリンクのレバー比により決定される油圧シリンダ3
内のピストン位置として検出される。このピストン20の
位置をスイツチロツド2を介して取り出し、油圧シリン
ダに固定されたスイツチ箱1に設けられたリミツトスイ
ツチ19a,19bにより弁の位置として検出する。
第2図において、リミツトスイツチ19aは弁全開位置
を検出し、リミツトスイツチ19bは全閉位置を検出する
ものである。油圧シリンダ3へ供給される駆動油が遮断
され、又はその圧力が減少すると油圧シリンダ内ピスト
ン20は弁閉用バネ18により下降せしめられ、弁体6はレ
バーリンク機構を介して閉じられてゆく。これに伴い、
スイツチロツド2により全開位置リミツトスイツチ19a
の接点はOFFし、弁体6が全閉したときリミツトスイツ
チ19bの接点はONとなる。
この様に、従来の弁位置検出方法においては、スイツ
チロツド2により機械的にリミツトスイツチを動作させ
ることにより弁位置を検出しており、リミツトスイツチ
が設けられるスイツチ箱は、油圧シリンダ等の弁構成部
に取付けられている。
蒸気タービンの蒸気系統に設けられた弁においては、
蒸気条件、弁開度、弁サポート方法によつては、蒸気流
れによる弁の振動のためにスイツチロツド、スイツチ箱
が振動し、リミツトスイツチの誤動作や破損を引き起こ
すことがある。これら振動の影響を避けるため、非接触
型検出器を使用する方法がある。
非接触型検出器は、スイツチロツド等の検討対象物と
の間に空間的距離を隔てて検出することができる。第3
図は非接触型検出器の出力信号が距離によつて変化する
状態を示した図表である。このような非接触型検出器を
適用すると、該非接触型検出器を、振動する弁構成部等
から独立した振動のない固定物に取付けることにより、
振動の影響を受けずに被検出物の位置を検出することが
できる。この様な非接触型位置検出方法については、特
開昭59−99004に示された技術が公知である。しかしな
がら、非接触型検出器を使用する場合には、検出器が持
つ検出可能な空間的範囲から被検出物が外れると検出不
能となるため、検出対象物が必ずこの空間的範囲を通過
する必要がある。
蒸気タービンの蒸気系統に設けられた弁においては、
弁が取付けられた配管や機器の移動に伴い、検出器の検
出可能な空間範囲から弁の位置が外れて移動してしまう
ことがある。この様な移動を伴う弁においては、前述の
非接触型検出方法を適用しても、弁の位置検出は不能と
なる。
〔発明が解決しようとする問題点〕
第2図に示した従来技術において、接触型のリミツト
スイツチ19a,19bを非接触型に変えた状態を想定して模
式的に示すと第4図の如くになる。
13,14は、スイツチロツド2に取りつけたカラーであ
る。上記のカラーに対向せしめて非接触型検出器5a,5b
を配置する。
本模式図において、検出器5aは油圧シリンダ3に固着
してある。一方、検出器5bはベースに対して固定的に支
承してある。
油圧シリンダ3や弁ケーシング4に対して固定された
検出器5aは、弁ケーシング4からの振動を受けて破損し
たり誤作動したりする虞れがあつて、非接触型としたこ
との効果が生じない。
ベース(基準面)に対して固定された検出器5aは、振
動による破損、誤作動の虞れは無いが、熱膨張、収縮に
よつてベースに対する弁ケーシング4位置が移動する
と、該移動の上下方向成分が誤差原因となる。
本発明は上述の事情に鑑みて為されたもので、弁から
の振動を受けて破損したり誤動作したりする虞れが無
く、しかも、弁位置の移動による誤差を生じる虞れの無
い、弁位置検出方法、及び弁位置検出装置を提供するこ
とを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
上記の目的を達成するため、本発明の検出方法は、油
圧シリンダのピストンロツドにより、レバーリンク機構
を介して開閉される弁の開度位置を検出する方法に適用
され、基準面に対する前記油圧シリンダの移動量を非接
触的に検出するとともに、基準面に対する前記ピストン
ロツドの移動量を非接触的に検出し、上記双方の移動量
に基づいて、油圧シリンダに対するピストンロツドの相
対的移動量を算出し、かつ、上記算出値に基づいて弁の
開度位置を算出する。
また、上記の発明方法を実施するために創作した本発
明に係る検出装置は、ピストンロツドの位置を検出する
非接触型の弁開度検出器をベースに固定するとともに、
油圧シリンダの位置を検出する非接触型のシリンダ移動
量検出器をベースに固定し、かつ、前記弁開度検出器の
出力信号が設定値に達したことを検知する弁位置設定
器、及び、前記シリンダ移動量検出器の出力信号に基づ
いて、弁開度検出器の出力信号の補正値を演算する移動
量補正回路、並びに、上記移動量補正回路によつて算出
された補正値を前記弁開度検出器の出力信号に加算する
加算器を設けたものである。
〔作用〕
上記の如き構成によれば、非接触型検出器を基準面
(ベース)に対して固定しているため、弁で発生した振
動によつて該検出器が破損したり該作動したりする虞れ
が無い。
そして、油圧シリンダの移動量を検出して、ピストン
ロツド移動量から差し引くことにより、双方の部材の相
対的な動きを正確に把握できる。
〔実施例〕
次に、本発明装置を用いて本発明方法を実施した1例
につき、第1図を参照しつつ説明する。
弁体6は油圧シリンダ3に供給される駆動油によりレ
バーリンク機構を介して駆動される。弁体6の位置は油
圧シリンダ3内のピストン位置とし検出され、スイツチ
ロツド2を介して検出される。スイツチロツド2には、
検出用カラー13,14を設け、これに、電気的な非接触型
弁開度検出器5a,5bが対向する様、固定物から立てたサ
ポート12により支承される。非接触型弁開度検出器5a,5
bの出力信号は、第3図について述べた如く、検出器5a,
5bと検出用カラー13,14との距離により変化する。この
出力信号が位置設定器10,11の設定値に達すると、設定
器10,11の接点がONとなり、弁が設定位置に達したこと
が検出される。これにより、弁の振動を受けることな
く、弁位置(弁開度)検出可能となる。
一方、弁の移動は、弁のストロークに対して直角方向
及び弁のストローク方向の移動があるが、直角方向の移
動についてはスイツチロツドの検出カラー13,14の大き
さを変えることにより対応できる。
弁ケーシング4及び油圧シリンダ3の、ストローク方
向(図において上下方向)の移動について、第1図及び
第5図を参照しつつ次に述べる。
(第1図参照)油圧シリンダ3に固定した移動量検出
カラー15に対向せしめて、サポート17により移動量検出
器16を固定的に(ベースに対して)支承する。
弁移動量補正演算器8,9からの移動量補正値を弁位置
検出器5a,5bからの信号に加える加算器7,7′及び弁位置
設定器10,11を設ける。
弁移動量検出器16により検出される弁の移動量信号
は、弁移動量補正回路8,9に入力され、それぞれ、弁の
移動量に対する補正値が演算される。一方、弁位置検出
器5a,5bからの弁位置信号は、加算器7,7′に入力され、
弁移動量補正回路8,9の補正値が加えられて、弁位置設
定器10,11に入力され、弁設定値に達すると弁位置設定
器10,11が弁位置(弁開度)を検出する。
すなわち、第5図において、油圧シリンダ3がPだけ
移動すると、弁開度検出器5aと検出カラー13との距離
は、移動前のX1にPを加えたX1+Pであり、検出器5bと
検出カラー14との距離は移動前のX2からPを引いたX2
Pとなる。従つて油圧シリンダ3の移動量Pを検出し、
その絶対値|P|を検出器5a,5bの検出距離に、それぞれの
検出器の取付方向及び弁の移動方向に応じて加算又は減
算することにより弁のストローク方向の移動に対して補
正を行なえる。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明の方法によれば、弁からの
振動を受けて検出器が破損したり誤作動したりする虞れ
が無く、しかも、弁位置の移動による誤差を生じる虞れ
無く、弁位置を検出することが出来る。
また、本発明の装置によれば、上記の方法を容易に、
かつ確実に実施することが出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明装置の1実施例の模式的に描いた説明図
である。 第2図は従来の弁位置検出方法を示す説明図、第3図は
非接触型検出器の出力例を示す図表、第4図は、従来例
の装置の非接触検出器を用いた状態を仮想して描いた模
式図、第5図は、弁移動量による非接触型検出器と検出
カラーとの距離変化を示す説明図である。 1……スイツチ箱、2……スイツチロツド、3……油圧
シリンダ、4……弁ケーシング、5a,5b……弁開度検出
器、6……弁体、7,7′……加算器、8,9……弁移動量補
正回路、10,11……弁位置設定器、12……検出器サポー
ト、13,14……弁位置検出カラー、15……弁移動量検出
カラー、16……弁移動量検出器、17……検出器サポー
ト、18……閉弁用バネ、19a,19b……リミツトスイツ
チ、20……ピストン。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山口 幸司 茨城県日立市幸町3丁目1番1号 株式 会社日立製作所日立工場内 (72)発明者 伊藤 俊紀 茨城県日立市幸町3丁目1番1号 株式 会社日立製作所日立工場内 (56)参考文献 特開 昭59−221407(JP,A) 特開 昭62−277504(JP,A)

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】油圧シリンダのピストンロツドにより、レ
    バーリンク機構を介して開閉される弁の開度位置を検出
    する方法において、基準面に対する前記油圧シリンダの
    移動量を非接触的に検出するとともに、基準面に対する
    前記ピストンロツドの移動量を非接触的に検出し、上記
    双方の移動量に基づいて、油圧シリンダに対するピスト
    ンロツドの相対的移動量を算出し、かつ、上記算出値に
    基づいて弁の開度位置を算出することを特徴とする弁位
    置検出方法。
  2. 【請求項2】油圧シリンダのピストンロツドにより、レ
    バーリンク機構を介して開閉される弁の開度位置を検出
    する方法において、 ・ピストンロツドの位置を検出する非接触型の弁開度検
    出器をベース部材に対して固定的に設置するとともに、 ・油圧シリンダの位置を検出する非接触型のシリンダ移
    動量検出器をベース部材に対して固定的に設置し、か
    つ、 ・前記弁開度検出器の出力信号が設定値に達したことを
    検知する弁位置設定器、及び、 ・前記シリンダ移動量検出器の出力信号に基づいて、弁
    開度検出器の出力信号の補正値を演算する移動量補正回
    路、並びに、 ・上記移動量補正回路によつて算出された補正値を前記
    弁開度検出器の出力信号に加算する加算器を設けたこと
    を特徴とする弁位置検出装置。
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