JP2602558Y2 - 除湿シート用の紙箱 - Google Patents

除湿シート用の紙箱

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JP2602558Y2
JP2602558Y2 JP1993052118U JP5211893U JP2602558Y2 JP 2602558 Y2 JP2602558 Y2 JP 2602558Y2 JP 1993052118 U JP1993052118 U JP 1993052118U JP 5211893 U JP5211893 U JP 5211893U JP 2602558 Y2 JP2602558 Y2 JP 2602558Y2
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、接着剤を用いないで封
筒状にそれぞれ製箱できる紙箱(20,20,20,…
…)を互いに連設し3個以上の除湿シートも収納可能な
除湿シート用の紙箱に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、箪笥,本箱,食器棚などの裏
や台所まわりや押入れの隙間などに設置して、室内の目
に見えない設置場所の結露や発黴などを防止する、主に
塩化カルシウムを連続した薄板状に包装した除湿シート
が、広く用いられているものであって、例えば図4に示
すような、多数の透湿開孔(23,23,23,……)
を設けた透湿表面板(21)と裏面板(24)と適宜の
糊代片(28,28,28)とを連設して、封筒状にそ
れぞれ製箱する、2個の除湿シート用の紙箱(20,2
0)を、連結板(29)を介して連設した除湿シート用
の紙箱などに、この除湿シートを収容して販売されてい
るものである。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】前述した、図4に示す
除湿シート用の紙箱については、箪笥,本箱,食器棚な
どの裏や台所まわりや押入れの隙間などに、簡単に設置
して、室内の目に見えない設置場所の結露や発黴などを
防止できるものの、2個の除湿シート用の紙箱(20,
20)を連設したものであるために、除湿能力がやゝ不
する場合もあって、紙箱(20,20,20,……)
を互いに連設した3個以上の除湿シートも収納可能な
湿能力が不足しない、しかも糊代片を必要としない除湿
シート用の紙箱が要請されているものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】以上のような要請に応え
て、本考案は、図1,図2,図3に示すように、折り目
線(e,e)を介してそれぞれの長方形状の、左右辺に
広幅の折込み板(22,22)を連設して多数の透湿開
孔(23,23,23,──)を設けた透湿表面板(2
1)と、この透湿表面板(21)に折り目線(f)を介
して裏面板(24)と、この裏面板(24)に折り目線
(g)を介して適宜の差込み繋止片(26)を設けた封
緘板(25)とを、順に連設して、この透湿表面板(2
1)の片端部に、この差込み繋止片(26)に対応する
繋止切れ目線(27)を設けて、除湿シート(30)を
収容して封筒状にそれぞれ製箱する、除湿シート用の紙
箱(20,20,20,──)において、この除湿シー
ト用の紙箱(20,20,20,──)複数個を、裏面
板(24)同志が隣り合い、かつ透湿表面板(21)を
180度回転した位置に並べて、それぞれの裏面板(2
4)と裏面板(24)との間を、折り目線(a)と左右
幅を順次広げた連結板(10,11,──)と折り目線
(a)とを介して、互いに連設したことによって、除湿
シート(30)を収容して接着剤を用いないで封筒状に
それぞれ製箱できる、3個以上の除湿シート用の紙箱
(20,20,20,──)を互いに連設した、除湿能
力が優れた除湿シート用の紙箱を提供するものである。
【0005】また本考案は、図1,図2に示すように、
前記の、封鍼板(25)に設けた適宜の差込み繋止片
(26)が、谷折り線(b,b)を有する逆差込み繋止
片(261)と折り目線(c)とを併せて設けた差込み
繋止片(26)であって、また前記の、透湿表面板(2
1)に設けたこの差込み繋止片(26)に対応する繋止
切れ目線(27)が、この逆差込み繋止片(261)に
対応する補助切れ目線(271)を併せて設けた繋止切
れ目線(27)であることによって、除湿シート(3
0)を収容して接着剤を用いないで封筒状にそれぞれ製
箱できる、封鍼板(25)と透湿表面板(21)との繋
止が確実な除湿シート用の紙箱を提供するものである。
【0006】さらに本考案は、図1,図2に示すよう
に、前記の、広幅の折込み板(22,22)と透湿表面
板(21)と裏面板(24)と封鍼板(25)とを連設
した折り目線(e,e,f,g)が、切断可能なミシン
目を設けた折り目線(e,e,f,g)であることによ
って、使用後の除湿シート(30)の廃棄処理(除湿シ
ート用の紙箱(20)は可燃物として、除湿シート(3
0)は不燃物として、分別して廃棄処理する必要があ
る)が容易な除湿シート用の紙箱を提供するものであ
る。
【0007】加えて本考案は、図1,図3に示すよう
に、前記の、左右幅を順次広げた連結板(10,11,
……)の左辺又は右辺の折り目線(a,a,……)が、
切断可能なミシン目を設けた折り目線(a,a,……)
であることによって、除湿シート(30)を収容して封
筒状にそれぞれ製箱した、互いに連設した3個以上の除
湿シート用の紙箱(20,20,20,……)を、3個
所以上に簡単に分散して設置できる、除湿能力が優れた
除湿シート用の紙箱を提供するものである。
【0008】
【作用】連接した複数の各紙箱(20)にそれぞれ広幅
の折込み板(22,22)と透湿表面板(21)と封鍼
板(25)を設けることができるので接着剤を用いずに
複数の各紙箱(20)それぞれに除湿シート(30)を
収容することができる。
【0009】また、折り目線(a,a)をミシン目にし
たので連接した複数の紙箱をそれぞれ切り離しできる。
【0010】
【実施例】図1は、本考案の実施例における、除湿シー
ト用の紙箱のブランクの平面図である。すなわち、切断
可能なミシン目を設けた折り目線(e,e,f,g)を
介してそれぞれ長方形状の、左右辺に広幅の折込み板
(22,22)を連設して16個の円形の透湿開孔(2
3,23,23,……)を設けた透湿表面板(21)
と、裏面板(24)と、谷折り線(b,b)を有するU
字形状の逆差込み繋止片(261)と折り目線(c)と
U字形状の差込み繋止片(26)とを設けた封緘板(2
5)とを、順に連設して、この透湿表面板(21)の片
端部に、この逆差込み繋止片(261)と差込み繋止片
(26)とに対応する補助切れ目線(271)と繋止切
れ目線(27)とを設けて、図2,図3に示す除湿シー
ト(30)を収容して封筒状にそれぞれ製箱する、3個
の除湿シート用の紙箱(20,20,20)を、互い違
いに180度回転して並べて、それぞれの裏面板(2
4)と裏面板(24)との間を、折り目線(a)と左右
幅を順次広げた連結板(10,11)と切断可能なミシ
ン目を設けた折り目線(a)とを介して、互いに連設し
た除湿シート用の紙箱のブランクであって、通常の印刷
をした400g/m2 のコートボール紙を用いて、通常
の打抜型を用いた打抜工程で、透湿表面板(21)の縦
×横が302mm×200mmの、除湿シート用の紙箱
のブランクを作製した状態を示したものである。
【0011】図2は、本実施例の除湿シート用の紙箱に
おける、除湿シート(30)を収容して封筒状に製箱し
た、1個の除湿シート用の紙箱(20)の斜視図であ
る。すなわち、主に塩化カルシウムを連続した薄板状に
包装して、片面が透湿性の偏平包装袋に収容した、縦,
横,厚さが約240mm,160mm,6mmの除湿シ
ート(30)であって、図1に示す除湿シート用の紙箱
のブランクの、全ての折り目線(a,a,a,a,c,
c,c,e,e,e,e,e,e,f,f,f,g,
g,g)を山折り(外面(印刷面)側が山になる、以下
同じ)して、この除湿シート(30)を、広幅の折込み
板(22,22)と透湿表面坂(21)との間に挟むよ
うにして、広幅の折込み板(22,22)を折込んだ透
湿表面板(21)に収容して、この除湿シート(30)
を収容した透湿表面板(21)と封緘板(25)とを、
それぞれ折込んで裏面板(24)に被せて(必要があれ
ば、広幅の折込み板(22,22)と裏面板(24)と
を接着しても良い)、まず谷折り線(b,b)を谷折り
(外面(印刷面)側が谷になる、以下同じ)して逆差込
み繋止片(261)を補助切れ目線(271)に差込ん
で、続いて折り目線(c)を山折りして差込み繋止片
(26)を繋止切れ目線(27)に差込んで、封緘板
(25)と透湿表面板(21)とを確実に繋止して、接
着剤を用いないで封筒状に製箱した、1個の除湿シート
用の紙箱(20)の状態を示したものである。
【0012】図3は、本実施例の除湿シート用の紙箱に
おける、互いに連設した3個の除湿シート用の紙箱(2
0,20,20)を、巻くように折畳んだ状態を示す断
面図である。すなわち、除湿シート(30)を収容して
封筒状に製箱した、互いに連設した3個の除湿シート用
の紙箱(20,20,20)を、左右幅を広げた連結板
(11)を介して連設した除湿シート用の紙箱(20)
が外側になるように、折り目線(a,a)をそれぞれ山
折りして、順に巻くように折畳んで、防湿性のシュリン
クフィルム(図示せず)で包装して販売する、本実施例
の除湿シート用の紙箱の状態を示したものである。
【0013】続いて、図3に示す本実施例の、巻くよう
に折畳んだ除湿シート用の紙箱の、互いに連設した3個
の除湿シート用の紙箱(20,20,20)を、そのま
ま屏風のように広げて、箪笥の裏に設置して、また切断
可能なミシン目を設けた折り目線(a,a)を切断して
3個の除湿シート用の紙箱(20,20,20)に分割
して、台所の調味料収納庫と押入れの左右の隙間とに分
散して設置して、それぞれ3ヵ月間経過させたところ、
設置場所周辺の空気中の湿度が、多数の透湿開孔(2
3,23,23,……)を設けた透湿表面板(21)と
片面が透湿性の偏平包装袋とを透過して、主に塩化カル
シウムを連続した薄板状に包装した除湿シート(30)
が吸湿して、室内の目に見えない設置場所の結露や発黴
などを防止したものであって、使用後は、除湿シート
(30)を収容して接着剤を用いないで封筒状に製箱し
てあるために、簡単に除湿シート用の紙箱(20)と除
湿シート(30)とが分別できるものであって、それぞ
れ可燃物と不燃物とに分別して廃棄処分するものであ
る。
【0014】
【考案の効果】本考案は、複数個の接着剤を用いないで
封筒状に製箱できる除湿シート用の紙箱(20,20,
20,……)を、互い違いに180度回転して並べて、
それぞれの裏面板(24)と裏面板(24)との間を互
いに連設したことによって図1に示す除湿シート用の紙
箱のブランクの、取り都合が良い(ブランクが余分な凸
部や凹部が少ない長方形であって、打抜工程でコートボ
ール紙などの無駄が少ないこと,業界用語)ものであっ
て、製造費用の低減と資源の節約とに寄与できる除湿シ
ート用の紙箱を提供できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例における、除湿シート用の紙箱
のブランクの平面図である。
【図2】実施例の除湿シート用の紙箱における、除湿シ
ート(30)を収容して封筒状に製箱した、1個の除湿
シート用の紙箱(20)の斜視図である。
【図3】実施例の除湿シート用の紙箱における、互いに
連設した3個の除湿シート用の紙箱(20,20,2
0)を、巻くように折畳んだ状態を示す断面図である。
【図4】従来の、除湿シート用の紙箱のブランクの平面
図である。
【符号の説明】
10,11,29 …連結板 20 …除湿シート用の紙箱 21 …透湿表面板 22 …広幅の折込み板 23 …透湿開孔 24 …裏面板 25 …封緘板 26 …差込み繋止片 261 …逆差込み繋止片 27 …繋止切れ目線 271 …補助切れ目線 28 …糊代片 30 …除湿シート a,c,e,f,g…折り目線 b …谷折り線

Claims (4)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】折り目線(e,e)を介してそれぞれの長
    方形状の、左右辺に広幅の折込み板(22,22)を連
    設して多数の透湿開孔(23,23,23,──)を設
    けた透湿表面板(21)と、この透湿表面板(21)に
    折り目線(f)を介して裏面板(24)と、この裏面板
    (24)に折り目線(g)を介して適宜の差込み繋止片
    (26)を設けた封緘板(25)とを、順に連設して、
    この透湿表面板(21)の片端部に、この差込み繋止片
    (26)に対応する繋止切れ目線(27)を設けて、除
    湿シート(30)を収容して封筒状にそれぞれ製箱す
    る、除湿シート用の紙箱(20,20,20,──)に
    おいて、この除湿シート用の紙箱(20,20,20,
    ──)複数個を、裏面板(24)同志が隣り合い、かつ
    透湿表面板(21)を180度回転した位置に並べて、
    それぞれの裏面板(24)と裏面板(24)との間を、
    折り目線(a)と左右幅を順次広げた連結板(10,1
    1,──)と折り目線(a)とを介して、互いに連設し
    たことを特徴とする除湿シート用の紙箱。
  2. 【請求項2】前記の、封緘板(25)に設けた適宜の差
    込み繋止片(26)が、谷折り線(b,b)を有する逆
    差込み繋止片(261)と折り目線(c)とを併せて設
    けた差込み繋止片(26)であって、また前記の、透湿
    表面板(21)に設けたこの差込み繋止片(26)に対
    応する繋止切れ目線(27)が、この逆差込み繋止片
    (261)に対応する補助切れ目線(271)を併せて
    設けた繋止切れ目線(27)であることを特徴とする、
    請求項1に記載の除湿シート用の紙箱。
  3. 【請求項3】前記の、広幅の折込み板(22,22)と
    透湿表面板(21)と裏面板(24)と封緘板(25)
    とを連設した折り目線(e,e,f,g)が、切断可能
    なミシン目を設けた折り目線(e,e,f,g)である
    ことを特徴とする、請求項1又は請求項2に記載の除湿
    シート用の紙箱。
  4. 【請求項4】前記の、左右幅を順次広げた連結板(1
    0,11,──)の左辺又は右辺の折り目線(a,a,
    ──)が、切断可能なミシン目を設けた折り目線(a,
    a,──)であることを特徴とする、請求項1から請求
    項3のいずれかに記載の除湿シート用の紙箱。
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