JP2601959B2 - シート搬送区分装置 - Google Patents
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- B65H2406/00—Means using fluid
- B65H2406/30—Suction means
- B65H2406/32—Suction belts
- B65H2406/323—Overhead suction belt, i.e. holding material against gravity
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明はシート搬送区分装置に係
り、特に紙、フイルム、金属箔等のシートを区分して包
単毎に集積するシート搬送区分装置に関する。
り、特に紙、フイルム、金属箔等のシートを区分して包
単毎に集積するシート搬送区分装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】一般に、帯状の紙、フイルム、及び金属
箔等は、シートに切断された後決められた枚数（以下包
単と呼ぶ）毎に集積されて出荷される。そしてシートを
包単毎に区分けするシート搬送区分装置には主に以下の
タイプがある。第１のタイプは図１２に示すシート搬送
区分装置である。同図に示すようにロール１０から送り
出された帯状物１２は、切断刃１４で所定長さのシート
１６に切断される。切断されたシート１６は、シート搬
送区分装置のシート振り分けゲート１８でシート１６を
２系統、すなわち上方搬送路２０と下方搬送路２２とに
振り分ける。これによりシート１６は上方集積部２４と
下方集積部２６とに交互に包単毎に集積される。
箔等は、シートに切断された後決められた枚数（以下包
単と呼ぶ）毎に集積されて出荷される。そしてシートを
包単毎に区分けするシート搬送区分装置には主に以下の
タイプがある。第１のタイプは図１２に示すシート搬送
区分装置である。同図に示すようにロール１０から送り
出された帯状物１２は、切断刃１４で所定長さのシート
１６に切断される。切断されたシート１６は、シート搬
送区分装置のシート振り分けゲート１８でシート１６を
２系統、すなわち上方搬送路２０と下方搬送路２２とに
振り分ける。これによりシート１６は上方集積部２４と
下方集積部２６とに交互に包単毎に集積される。
【０００３】第２のタイプのシート搬送区分装置はシー
トの切断速度を落として切断部下流に設けたリジェクト
ゲートにゲートアウトすることによりシートを区分けす
る為の切換時間を得て、シートを包単毎に集積する。第
３のタイプのシート搬送区分装置は集積部にシートを区
分するホークが備えられ、このホークの出し入れでシー
トを包単毎に区分けする。（特開昭５５−４０１３７号
公報、特開昭５７−２７８６０号公報、特開平２−７０
６６０号公報参照）。
トの切断速度を落として切断部下流に設けたリジェクト
ゲートにゲートアウトすることによりシートを区分けす
る為の切換時間を得て、シートを包単毎に集積する。第
３のタイプのシート搬送区分装置は集積部にシートを区
分するホークが備えられ、このホークの出し入れでシー
トを包単毎に区分けする。（特開昭５５−４０１３７号
公報、特開昭５７−２７８６０号公報、特開平２−７０
６６０号公報参照）。
【０００４】第４のタイプのシート搬送区分装置は搬送
路の途中にストッパを設け、搬送路とストッパとでシー
トを挟持し、シートを停止させてシート間の間隔を広
げ、シートを包単毎に区分する（特開平１−２９４１６
４号公報参照）。第５のタイプは、内側コンベアの外周
に沿って外側コンベアを設けると共に外側コンベアの上
方に保持コンベアを設け、外側コンベアと保持コンベア
で、流れてくるシートを挟持している間に、内側コンベ
アを増速して挟持されているシートと内側コンベア上の
シート間の間隔を広げ、シートを包単毎に区分する（特
開平２−１２７３５５号公報参照）。
路の途中にストッパを設け、搬送路とストッパとでシー
トを挟持し、シートを停止させてシート間の間隔を広
げ、シートを包単毎に区分する（特開平１−２９４１６
４号公報参照）。第５のタイプは、内側コンベアの外周
に沿って外側コンベアを設けると共に外側コンベアの上
方に保持コンベアを設け、外側コンベアと保持コンベア
で、流れてくるシートを挟持している間に、内側コンベ
アを増速して挟持されているシートと内側コンベア上の
シート間の間隔を広げ、シートを包単毎に区分する（特
開平２−１２７３５５号公報参照）。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、第１の
タイプは上方搬送路２０及び下方搬送路２２にシート１
６を振り分けてシート１６を区分するので、少なくとも
振り分け用の搬送路を２組必要とする。従って製造費が
高くなり、また設置スペースが大きくなるという問題が
ある。
タイプは上方搬送路２０及び下方搬送路２２にシート１
６を振り分けてシート１６を区分するので、少なくとも
振り分け用の搬送路を２組必要とする。従って製造費が
高くなり、また設置スペースが大きくなるという問題が
ある。
【０００６】また、第２のタイプはシートをゲートアウ
トする事により得率が下がるとともに切断速度を落とし
てシートを区分するので生産効率が低下するという問題
がある。更に、第３のタイプはシートをホークで区分け
し、第４のタイプはシートを搬送路とストッパで挟持し
て区分けするので、シート搬送姿勢や位置関係を乱した
り軟いシート表面の場合にシート表面にスリキズが発生
するという問題がある他、シートの搬送動作が安定しな
いという欠点を持つ。
トする事により得率が下がるとともに切断速度を落とし
てシートを区分するので生産効率が低下するという問題
がある。更に、第３のタイプはシートをホークで区分け
し、第４のタイプはシートを搬送路とストッパで挟持し
て区分けするので、シート搬送姿勢や位置関係を乱した
り軟いシート表面の場合にシート表面にスリキズが発生
するという問題がある他、シートの搬送動作が安定しな
いという欠点を持つ。
【０００７】また、第５のタイプは前記同様挟持された
シート先端が内側コンベアと擦れるため、軟いシート表
面にスリキズが発生するという問題がある。本発明はこ
のような事情に鑑みてなされたもので、製造費が安く、
大きな設置スペースを必要とせず、またシートの得率及
び生産効率が低下せず、更にシートにスリキズが発生し
ないシート搬送区分装置を提供することを目的としてい
る。
シート先端が内側コンベアと擦れるため、軟いシート表
面にスリキズが発生するという問題がある。本発明はこ
のような事情に鑑みてなされたもので、製造費が安く、
大きな設置スペースを必要とせず、またシートの得率及
び生産効率が低下せず、更にシートにスリキズが発生し
ないシート搬送区分装置を提供することを目的としてい
る。
【０００８】
【課題を解決する為の手段】本発明は、前記目的を達成
する為に、連続して搬送されている複数枚の板状体を所
定枚数毎に区分するシート搬送区分装置において、前記
板状体の搬送速度を変速可能な下流搬送手段と、該下流
搬送手段の上流側に設けられた上流搬送手段であって、
該上流搬送手段の下流側の搬送路が前記下流搬送手段の
搬送路に沿って伸縮可能な上流搬送手段と、前記上流搬
送手段の搬送路及び下流搬送手段の搬送路の上方に設け
られ、前記板状体を吸着して前記搬送路に沿って移送さ
せる吸着搬送手段と、前記板状体の搬送枚数を計数して
搬送枚数が所定枚数に達した時引離し信号を出力し、該
引離し信号で吸着搬送手段を吸着作動させると共に前記
下流搬送手段の搬送速度を前記上流搬送手段の搬送速度
より速くして後続の板状体と切離し、同時に前記上流搬
送手段の搬送路を伸長して後続の板状体を吸着搬送手段
と共に搬送し、下流に設置した復帰検出器が前記上流搬
送手段を検出後、復帰信号を出力して前記上流搬送手段
の伸長した搬送路を収縮して伸長前の元の長さに復帰さ
せると共に吸着搬送手段の吸着作動を停止し、元の位置
に復帰させ、同時に前記下流搬送手段の搬送速度を前記
上流手段の搬送速度と同じ速度に復帰させる制御手段と
を備えたことを特徴としている。
する為に、連続して搬送されている複数枚の板状体を所
定枚数毎に区分するシート搬送区分装置において、前記
板状体の搬送速度を変速可能な下流搬送手段と、該下流
搬送手段の上流側に設けられた上流搬送手段であって、
該上流搬送手段の下流側の搬送路が前記下流搬送手段の
搬送路に沿って伸縮可能な上流搬送手段と、前記上流搬
送手段の搬送路及び下流搬送手段の搬送路の上方に設け
られ、前記板状体を吸着して前記搬送路に沿って移送さ
せる吸着搬送手段と、前記板状体の搬送枚数を計数して
搬送枚数が所定枚数に達した時引離し信号を出力し、該
引離し信号で吸着搬送手段を吸着作動させると共に前記
下流搬送手段の搬送速度を前記上流搬送手段の搬送速度
より速くして後続の板状体と切離し、同時に前記上流搬
送手段の搬送路を伸長して後続の板状体を吸着搬送手段
と共に搬送し、下流に設置した復帰検出器が前記上流搬
送手段を検出後、復帰信号を出力して前記上流搬送手段
の伸長した搬送路を収縮して伸長前の元の長さに復帰さ
せると共に吸着搬送手段の吸着作動を停止し、元の位置
に復帰させ、同時に前記下流搬送手段の搬送速度を前記
上流手段の搬送速度と同じ速度に復帰させる制御手段と
を備えたことを特徴としている。
【０００９】
【作用】本発明によれば、切断された板状体の搬送枚数
が目標枚数に達すると、制御手段から引離し信号が出力
される。この引離し信号は上流搬送手段の搬送路を伸長
させると共に吸着搬送手段を吸着作動させて上流搬送手
段の搬送路の板状体を吸着させる。更にこの信号は吸着
搬送手段を上流搬送手段の伸長に追従して移動させる。
同時に、この信号は下流搬送手段の搬送速度を上流搬送
手段の搬送速度より速くさせる。この速度差によって吸
着搬送手段に吸着された板状体と下流搬送手段の搬送路
の板状体とが引離される。
が目標枚数に達すると、制御手段から引離し信号が出力
される。この引離し信号は上流搬送手段の搬送路を伸長
させると共に吸着搬送手段を吸着作動させて上流搬送手
段の搬送路の板状体を吸着させる。更にこの信号は吸着
搬送手段を上流搬送手段の伸長に追従して移動させる。
同時に、この信号は下流搬送手段の搬送速度を上流搬送
手段の搬送速度より速くさせる。この速度差によって吸
着搬送手段に吸着された板状体と下流搬送手段の搬送路
の板状体とが引離される。
【００１０】板状体が引離された後、制御手段から復帰
信号が出力される。この復帰信号は上流搬送手段の伸長
した搬送路を収縮させて伸長前の長さに復帰させると共
に吸着搬送手段の吸着作動を停止させる。同時にこの信
号は、下流搬送手段の搬送速度を上流搬送手段の搬送速
度と同じ速さに復帰させる。従ってシート搬送区分装置
が元の状態に復帰し、板状体は上流搬送手段から下流搬
送手段に連続して搬送される。
信号が出力される。この復帰信号は上流搬送手段の伸長
した搬送路を収縮させて伸長前の長さに復帰させると共
に吸着搬送手段の吸着作動を停止させる。同時にこの信
号は、下流搬送手段の搬送速度を上流搬送手段の搬送速
度と同じ速さに復帰させる。従ってシート搬送区分装置
が元の状態に復帰し、板状体は上流搬送手段から下流搬
送手段に連続して搬送される。
【００１１】以下上述した工程を順次繰り返すことによ
り板状体は目標枚数毎、すなわち包単毎に区分けされ
る。
り板状体は目標枚数毎、すなわち包単毎に区分けされ
る。
【００１２】
【実施例】以下添付図面に従って本発明に係るシート搬
送区分装置について詳説する。図１に示すシート搬送区
分装置５０は下流搬送手段（引離しコンベア手段）５
２、上流搬送手段（可動コンベア手段）５４、吸着搬送
手段（サクションコンベア手段）５６、及び制御手段５
８（図２、図３、図５に図示）等から構成されている。
送区分装置について詳説する。図１に示すシート搬送区
分装置５０は下流搬送手段（引離しコンベア手段）５
２、上流搬送手段（可動コンベア手段）５４、吸着搬送
手段（サクションコンベア手段）５６、及び制御手段５
８（図２、図３、図５に図示）等から構成されている。
【００１３】下流搬送手段５２の固定プーリ６０Ａ、６
０Ｂ、６０Ｃ、６０Ｄにはシート搬送区分装置５０の幅
に応じて複数の無端状のベルト６２が等間隔に張設され
ている。これらのベルト６２は固定プーリを介して図示
しない第１の駆動手段により、図１上で時計回り方向に
移動され、且つベルト６２の移動速度が変えられるよう
に連結されている。尚、ベルト６２は、固定プーリ６０
Ａ、６０Ｂで水平に張設されている部分が搬送路６２Ａ
を構成する。
０Ｂ、６０Ｃ、６０Ｄにはシート搬送区分装置５０の幅
に応じて複数の無端状のベルト６２が等間隔に張設され
ている。これらのベルト６２は固定プーリを介して図示
しない第１の駆動手段により、図１上で時計回り方向に
移動され、且つベルト６２の移動速度が変えられるよう
に連結されている。尚、ベルト６２は、固定プーリ６０
Ａ、６０Ｂで水平に張設されている部分が搬送路６２Ａ
を構成する。
【００１４】上流搬送手段５４は可動プーリ６４Ａ、６
４Ｂ及び固定プーリ６６Ａ、６６Ｂ、６６Ｃ、６６Ｄを
有し、これらのプーリにも複数のベルト６８が張設され
ている。各々のベルト６８は下流搬送手段５２の各ベル
ト６２間隙に配置されている。これらのベルト６８は固
定プーリを介して図示しない第２の駆動手段に、図１上
で時計回り方向に回動するように連結されている。
４Ｂ及び固定プーリ６６Ａ、６６Ｂ、６６Ｃ、６６Ｄを
有し、これらのプーリにも複数のベルト６８が張設され
ている。各々のベルト６８は下流搬送手段５２の各ベル
ト６２間隙に配置されている。これらのベルト６８は固
定プーリを介して図示しない第２の駆動手段に、図１上
で時計回り方向に回動するように連結されている。
【００１５】また、可動プーリ６４Ａ、６４Ｂは下流搬
送手段５２の搬送路６２Ａに沿って移動可能に構成され
ている。そしてベルト６８は、可動プーリ６４Ａと固定
プーリ６６Ｂとで水平に張設されている部分が上流搬送
手段５４の搬送路６８Ａを構成する。この搬送路６８Ａ
は下流搬送手段５２の搬送路６２Ａと平行に配設されて
いる。
送手段５２の搬送路６２Ａに沿って移動可能に構成され
ている。そしてベルト６８は、可動プーリ６４Ａと固定
プーリ６６Ｂとで水平に張設されている部分が上流搬送
手段５４の搬送路６８Ａを構成する。この搬送路６８Ａ
は下流搬送手段５２の搬送路６２Ａと平行に配設されて
いる。
【００１６】吸着搬送手段５６の固定プーリ７２Ａ、７
２Ｂ、７２Ｃは下流搬送手段５２及び上流搬送手段５４
の上方に設けられ、これらの固定プーリには複数の無端
状のベルト７４が略三角形状に張設されている。ベルト
７４は図１上で反時計回り方向に移動するように図示し
ない第３の駆動手段に連結され、各々のベルト７４の周
長の約１／２の部分には穴７４Ａ、７４Ａ…が等間隔に
形成されている。
２Ｂ、７２Ｃは下流搬送手段５２及び上流搬送手段５４
の上方に設けられ、これらの固定プーリには複数の無端
状のベルト７４が略三角形状に張設されている。ベルト
７４は図１上で反時計回り方向に移動するように図示し
ない第３の駆動手段に連結され、各々のベルト７４の周
長の約１／２の部分には穴７４Ａ、７４Ａ…が等間隔に
形成されている。
【００１７】ベルト７４が形成する略三角形の底辺部に
は、各々のベルト７４の上面に接してサクションボック
ス７６が設けられている。サクションボックス７６は図
示しないサクションポンプに連通されている。更にサク
ションボックス７６はベルト７４に接する面に吸込み口
（図示せず）が形成されている。従って、ベルト７４が
起動して穴７４Ａ、７４Ａ…がサクションボックス７６
と接するとベルト７４の穴７４Ａ、７４Ａ…は吸込み口
となる。
は、各々のベルト７４の上面に接してサクションボック
ス７６が設けられている。サクションボックス７６は図
示しないサクションポンプに連通されている。更にサク
ションボックス７６はベルト７４に接する面に吸込み口
（図示せず）が形成されている。従って、ベルト７４が
起動して穴７４Ａ、７４Ａ…がサクションボックス７６
と接するとベルト７４の穴７４Ａ、７４Ａ…は吸込み口
となる。
【００１８】制御手段５８の検出器５８Ａは図３（Ａ）
に示すように上流搬送手段５４の上方に、かつ吸着搬送
手段５６の固定プーリ７２Ｂの上流に設けられている。
この検出器５８Ａはシート８０、８０…の搬送枚数を計
数し、シート８０の搬送枚数が目標枚数、すなわち包単
枚数となった時引離し信号を出力する。出力された引離
し信号は制御手段５８を介して下流搬送手段５２、上流
搬送手段５４及び吸着搬送手段５６に入力される。
に示すように上流搬送手段５４の上方に、かつ吸着搬送
手段５６の固定プーリ７２Ｂの上流に設けられている。
この検出器５８Ａはシート８０、８０…の搬送枚数を計
数し、シート８０の搬送枚数が目標枚数、すなわち包単
枚数となった時引離し信号を出力する。出力された引離
し信号は制御手段５８を介して下流搬送手段５２、上流
搬送手段５４及び吸着搬送手段５６に入力される。
【００１９】この引離し信号は、上流搬送手段５４の第
２の駆動手段を制御して可動プーリ６４Ａ、６４Ｂをこ
のコンベア速度と同速度で搬送方向に移動する。同時に
引離し信号は、吸着搬送手段５６の第３駆動手段を制御
してサクションボックス７６に接するベルト７４の穴７
４Ａ、７４Ａ…からエアを吸い込ませると共に、下流搬
送手段５２の第１の搬送手段を制御して搬送速度を上流
搬送手段５４の搬送速度より速くする。
２の駆動手段を制御して可動プーリ６４Ａ、６４Ｂをこ
のコンベア速度と同速度で搬送方向に移動する。同時に
引離し信号は、吸着搬送手段５６の第３駆動手段を制御
してサクションボックス７６に接するベルト７４の穴７
４Ａ、７４Ａ…からエアを吸い込ませると共に、下流搬
送手段５２の第１の搬送手段を制御して搬送速度を上流
搬送手段５４の搬送速度より速くする。
【００２０】また、制御手段５８は下流に設置した復帰
検出器５８Ｂ（図５参照）が可動プーリ６４Ａ、６４Ｂ
を検出後、復帰信号を出力する。復帰信号は上流搬送手
段５４の可動プーリ６４Ａ、６４Ｂを上流に移動し、定
位置検出器５８Ｄ（図５参照）で検出後停止させて元の
位置に復帰させると共に、下流搬送手段５２の搬送速度
を上流搬送手段５４の搬送速度に復帰させる。同時に吸
着手段５６のベルト７４の穴７４Ａ、７４Ａ…がサクシ
ョンボックス７６の下方より上方に移動するので吸着手
段５６の吸着作用が停止する。この場合、制御手段５８
の定位置停止検出器５８Ｃ（図２参照）が吸着搬送手段
５６のベルト７４の位置決め穴７５を検知して停止信号
を出力する。第３の駆動手段はこの停止信号に基づいて
停止する。従って、吸着搬送手段５６のベルト７４は穴
７４Ａ、７４Ａ…を次工程の待機位置に配置して停止す
る。
検出器５８Ｂ（図５参照）が可動プーリ６４Ａ、６４Ｂ
を検出後、復帰信号を出力する。復帰信号は上流搬送手
段５４の可動プーリ６４Ａ、６４Ｂを上流に移動し、定
位置検出器５８Ｄ（図５参照）で検出後停止させて元の
位置に復帰させると共に、下流搬送手段５２の搬送速度
を上流搬送手段５４の搬送速度に復帰させる。同時に吸
着手段５６のベルト７４の穴７４Ａ、７４Ａ…がサクシ
ョンボックス７６の下方より上方に移動するので吸着手
段５６の吸着作用が停止する。この場合、制御手段５８
の定位置停止検出器５８Ｃ（図２参照）が吸着搬送手段
５６のベルト７４の位置決め穴７５を検知して停止信号
を出力する。第３の駆動手段はこの停止信号に基づいて
停止する。従って、吸着搬送手段５６のベルト７４は穴
７４Ａ、７４Ａ…を次工程の待機位置に配置して停止す
る。
【００２１】前記の如く構成された本発明に係るシート
搬送区分装置の作用を図３乃至図５及び図６のフローチ
ャートに基づいて説明する。図３（Ａ）、（Ｂ）に示す
ように前工程で切断されたシート８０、８０…は各々隣
接するシート８０にオーバーラップされて上流搬送手段
５４の搬送路６８Ａに導かれる。これらのシート８０、
８０…は搬送路６８Ａから下流搬送手段５２の搬送路６
２Ａに導かれ、搬送路６２Ａで順次シート集積部（図示
せず）まで搬送され、シート集積部にシート８０、８０
…が集積される（ステップ１００）。
搬送区分装置の作用を図３乃至図５及び図６のフローチ
ャートに基づいて説明する。図３（Ａ）、（Ｂ）に示す
ように前工程で切断されたシート８０、８０…は各々隣
接するシート８０にオーバーラップされて上流搬送手段
５４の搬送路６８Ａに導かれる。これらのシート８０、
８０…は搬送路６８Ａから下流搬送手段５２の搬送路６
２Ａに導かれ、搬送路６２Ａで順次シート集積部（図示
せず）まで搬送され、シート集積部にシート８０、８０
…が集積される（ステップ１００）。
【００２２】この場合、制御手段５８の検出器５８Ａが
シート８０、８０…の搬送枚数を計数していて搬送枚数
が目標枚数に達した時、検出器５８Ａからの信号を受け
た制御手段５８は引離し信号を出力する（ステップ１０
２）。図４（Ａ）、（Ｂ）に示すように、この引離し信
号は上流搬送手段５４の可動プーリ６４Ａ、６４Ｂを下
流搬送手段５２の搬送路６２Ａに沿って右方向に上流搬
送手段５４のコンベア速度と同速で移動させる。従って
上流搬送手段５４の搬送路６８Ａが右方向に伸長する
（ステップ１０４Ｂ）。
シート８０、８０…の搬送枚数を計数していて搬送枚数
が目標枚数に達した時、検出器５８Ａからの信号を受け
た制御手段５８は引離し信号を出力する（ステップ１０
２）。図４（Ａ）、（Ｂ）に示すように、この引離し信
号は上流搬送手段５４の可動プーリ６４Ａ、６４Ｂを下
流搬送手段５２の搬送路６２Ａに沿って右方向に上流搬
送手段５４のコンベア速度と同速で移動させる。従って
上流搬送手段５４の搬送路６８Ａが右方向に伸長する
（ステップ１０４Ｂ）。
【００２３】また引離し信号によって吸着搬送手段５６
のベルト７４は反時計回り方向に上流コンベア速度と同
速で回転を初め（ステップ１０４Ｃ）、ベルト７４の穴
７４Ａ、７４Ａ…がサクションボックス７６の下方まで
移動して上流搬送手段５４の搬送路６８Ａで搬送されて
いるシート８０、８０…の前端部がベルト７４に吸着さ
れる。従って搬送路６８Ａのシート８０Ａと下流搬送手
段５２の搬送路６２Ａのシート８０Ｂとが分離される
（ステップ１０６）。
のベルト７４は反時計回り方向に上流コンベア速度と同
速で回転を初め（ステップ１０４Ｃ）、ベルト７４の穴
７４Ａ、７４Ａ…がサクションボックス７６の下方まで
移動して上流搬送手段５４の搬送路６８Ａで搬送されて
いるシート８０、８０…の前端部がベルト７４に吸着さ
れる。従って搬送路６８Ａのシート８０Ａと下流搬送手
段５２の搬送路６２Ａのシート８０Ｂとが分離される
（ステップ１０６）。
【００２４】更に引離し信号は下流搬送手段５２の搬送
速度を上流搬送手段５４の搬送速度より速くし、図４に
示すように分離されたシート８０Ａとシート８０Ｂとが
引離される（ステップ１０４Ａ）。シート８０Ａとシー
ト８０Ｂとが引離された後、制御手段５８の復帰検出器
５８Ｂが復帰信号を出力する（ステップ１０８）。この
復帰信号は上流搬送手段５４の可動プーリ６４Ａ、６４
Ｂを上流に移動し、定位置検出器５８Ｄで検出後停止さ
せて元の位置に復帰させるので、上流搬送手段５４の搬
送路６８Ａの長さが収縮して元の長さに復帰する（ステ
ップ１１０Ａ、１１０Ｂ、１１０Ｃ）。同時に吸着搬送
手段５６のベルト７４の穴７４Ａ、７４Ａ…がサクショ
ンボックス７６の下方より上方に移動し、定位置検出器
５８Ｃからの信号に基づいて所定位置に停止するのでシ
ート８０、８０…は吸着搬送手段５６のベルト７４への
吸着が解除される（ステップ１１２Ａ、１１２Ｂ、１１
２Ｃ）。更に復帰信号は下流搬送手段５２の搬送速度を
上流手段５４の搬送速度と同じ速度に復帰させる（ステ
ップ１１４）。従ってシート８０、８０…は上流搬送手
段５４から下流搬送手段５２へ連続して搬送される。
速度を上流搬送手段５４の搬送速度より速くし、図４に
示すように分離されたシート８０Ａとシート８０Ｂとが
引離される（ステップ１０４Ａ）。シート８０Ａとシー
ト８０Ｂとが引離された後、制御手段５８の復帰検出器
５８Ｂが復帰信号を出力する（ステップ１０８）。この
復帰信号は上流搬送手段５４の可動プーリ６４Ａ、６４
Ｂを上流に移動し、定位置検出器５８Ｄで検出後停止さ
せて元の位置に復帰させるので、上流搬送手段５４の搬
送路６８Ａの長さが収縮して元の長さに復帰する（ステ
ップ１１０Ａ、１１０Ｂ、１１０Ｃ）。同時に吸着搬送
手段５６のベルト７４の穴７４Ａ、７４Ａ…がサクショ
ンボックス７６の下方より上方に移動し、定位置検出器
５８Ｃからの信号に基づいて所定位置に停止するのでシ
ート８０、８０…は吸着搬送手段５６のベルト７４への
吸着が解除される（ステップ１１２Ａ、１１２Ｂ、１１
２Ｃ）。更に復帰信号は下流搬送手段５２の搬送速度を
上流手段５４の搬送速度と同じ速度に復帰させる（ステ
ップ１１４）。従ってシート８０、８０…は上流搬送手
段５４から下流搬送手段５２へ連続して搬送される。
【００２５】以下上述した工程を順次繰り返すことによ
りシートは目標枚数毎に区分けされるので、後工程のシ
ート集積部で包単毎に安定して区分けすることができ
る。前記実施例では吸着搬送手段５６に無端状のベルト
７４を回動してシート８０、８０…を分離したが、これ
に限らず、他の実施例のようにサクションボックスを移
動してシート８０、８０…を分離してもよい。
りシートは目標枚数毎に区分けされるので、後工程のシ
ート集積部で包単毎に安定して区分けすることができ
る。前記実施例では吸着搬送手段５６に無端状のベルト
７４を回動してシート８０、８０…を分離したが、これ
に限らず、他の実施例のようにサクションボックスを移
動してシート８０、８０…を分離してもよい。
【００２６】以下図７乃至図１１に基づいて他の実施例
について説明する。尚、前記実施例と同一類似部材につ
いては同一符号を付し説明を省略する。図７に示すよう
にシート搬送区分装置１５０は下流搬送手段（引離しコ
ンベア手段）５２、上流搬送手段（可動コンベア手段）
５４、吸着搬送手段（可動サクションボックス）１５
６、及び制御手段５８（図８、図１０に図示）等から構
成されている。
について説明する。尚、前記実施例と同一類似部材につ
いては同一符号を付し説明を省略する。図７に示すよう
にシート搬送区分装置１５０は下流搬送手段（引離しコ
ンベア手段）５２、上流搬送手段（可動コンベア手段）
５４、吸着搬送手段（可動サクションボックス）１５
６、及び制御手段５８（図８、図１０に図示）等から構
成されている。
【００２７】吸着搬送手段１５６の可動サクションボッ
クス１７１は下流搬送手段５２及び上流搬送手段５４の
上方に設けられ、サクションボックス１７１の両端には
リニアベアリング１７２、１７２が取り付けられてい
る。これにより、サクションボックス１７１は上流搬送
手段５４と同様に下流搬送手段５２の搬送路６２Ａに沿
って移動可能に構成されている。また、サクションボッ
クス１７１の下面には、多数の穴（図示せず）が設けら
れており、この穴はサクションポンプ（図示せず）に連
通されていて吸込み口となる。
クス１７１は下流搬送手段５２及び上流搬送手段５４の
上方に設けられ、サクションボックス１７１の両端には
リニアベアリング１７２、１７２が取り付けられてい
る。これにより、サクションボックス１７１は上流搬送
手段５４と同様に下流搬送手段５２の搬送路６２Ａに沿
って移動可能に構成されている。また、サクションボッ
クス１７１の下面には、多数の穴（図示せず）が設けら
れており、この穴はサクションポンプ（図示せず）に連
通されていて吸込み口となる。
【００２８】制御手段５８の検出器５８Ａは図８（Ａ）
に示すように上流搬送手段５４の上方に、かつ吸着搬送
手段１５６の上流側に設けられている。この検出器５８
Ａはシート８０、８０…の搬送枚数を計数し、シート８
０の搬送枚数が目標枚数、すなわち包単枚数となった時
引離し信号を出力する。出力された引離し信号は制御手
段５８を介して下流搬送手段５２、上流搬送手段５４及
び吸着搬送手段１５６に入力される。
に示すように上流搬送手段５４の上方に、かつ吸着搬送
手段１５６の上流側に設けられている。この検出器５８
Ａはシート８０、８０…の搬送枚数を計数し、シート８
０の搬送枚数が目標枚数、すなわち包単枚数となった時
引離し信号を出力する。出力された引離し信号は制御手
段５８を介して下流搬送手段５２、上流搬送手段５４及
び吸着搬送手段１５６に入力される。
【００２９】この引離し信号は、上流搬送手段５４の第
２の駆動手段を制御して可動プーリ６４Ａ、６４Ｂをこ
のコンベア速度と同速度で搬送方向に移動する。同時に
引離し信号は、吸着搬送手段１５６の第３駆動手段を制
御してサクションボックス１７１の下面の多数の穴から
エアを吸い込ませると共にサクションボックス１７１を
上流搬送手段５４と同速度で搬送方向に移動し、同時に
下流搬送手段５２の第１の搬送手段を制御して搬送速度
を上流搬送手段５４の搬送速度より速くする。
２の駆動手段を制御して可動プーリ６４Ａ、６４Ｂをこ
のコンベア速度と同速度で搬送方向に移動する。同時に
引離し信号は、吸着搬送手段１５６の第３駆動手段を制
御してサクションボックス１７１の下面の多数の穴から
エアを吸い込ませると共にサクションボックス１７１を
上流搬送手段５４と同速度で搬送方向に移動し、同時に
下流搬送手段５２の第１の搬送手段を制御して搬送速度
を上流搬送手段５４の搬送速度より速くする。
【００３０】また、制御手段５８は下流に設置した復帰
検出器５８Ｂ（図１０参照）が可動プーリ６４Ａ、６４
Ｂを検出後、復帰信号を出力する。復帰信号は上流搬送
手段５４の可動プーリ６４Ａ、６４Ｂを元の位置に復帰
させると共に、下流搬送手段５２の搬送速度を上流搬送
手段５４の搬送速度に復帰させる。同時に吸着手段１５
６のサクションボックス１７１の吸着作用を停止させ、
元の位置に復帰させる。この場合、制御手段５８の定位
置停止検出器５８Ｃ、５８Ｄ（図８参照）が上流搬送手
段５４の可動プーリ６４Ａ、６４Ｂ、及び吸着搬送手段
１５６のサクションボックス１７１を各々検知して停止
信号を出力する。搬送方向移動の第２、第３の駆動手段
はこの停止信号に基づいて停止する。
検出器５８Ｂ（図１０参照）が可動プーリ６４Ａ、６４
Ｂを検出後、復帰信号を出力する。復帰信号は上流搬送
手段５４の可動プーリ６４Ａ、６４Ｂを元の位置に復帰
させると共に、下流搬送手段５２の搬送速度を上流搬送
手段５４の搬送速度に復帰させる。同時に吸着手段１５
６のサクションボックス１７１の吸着作用を停止させ、
元の位置に復帰させる。この場合、制御手段５８の定位
置停止検出器５８Ｃ、５８Ｄ（図８参照）が上流搬送手
段５４の可動プーリ６４Ａ、６４Ｂ、及び吸着搬送手段
１５６のサクションボックス１７１を各々検知して停止
信号を出力する。搬送方向移動の第２、第３の駆動手段
はこの停止信号に基づいて停止する。
【００３１】前記の如く構成された本発明に他の実施例
の作用を図８乃至図１０及び図１１のフローチャートに
基づいて説明する。図８（Ａ）、（Ｂ）に示すように前
工程で切断されたシート８０、８０…は各々隣接するシ
ート８０にオーバーラップされて上流搬送手段５４の搬
送路６８Ａに導かれる。これらのシート８０、８０…は
搬送路６８Ａから下流搬送手段５２の搬送路６２Ａに導
かれ、搬送路６２Ａで順次シート集積部（図示せず）ま
で搬送され、シート集積部にシート８０、８０…が集積
される（ステップ２００）。
の作用を図８乃至図１０及び図１１のフローチャートに
基づいて説明する。図８（Ａ）、（Ｂ）に示すように前
工程で切断されたシート８０、８０…は各々隣接するシ
ート８０にオーバーラップされて上流搬送手段５４の搬
送路６８Ａに導かれる。これらのシート８０、８０…は
搬送路６８Ａから下流搬送手段５２の搬送路６２Ａに導
かれ、搬送路６２Ａで順次シート集積部（図示せず）ま
で搬送され、シート集積部にシート８０、８０…が集積
される（ステップ２００）。
【００３２】この場合、制御手段５８の検出器５８Ａが
シート８０、８０…の搬送枚数を計数していて搬送枚数
が目標枚数に達した時、検出器５８Ａからの信号を受け
た制御手段５８は引離し信号を出力する（ステップ２０
２）。図９（Ａ）、（Ｂ）に示すように、この引離し信
号は上流搬送手段５４の可動プーリ６４Ａ、６４Ｂを下
流搬送手段５２の搬送路６２Ａに沿って右方向に上流搬
送手段５４のコンベア速度と同速で移動させる。従って
上流搬送手段５４の搬送路６８Ａが右方向に伸長する
（ステップ２０４Ｂ）。
シート８０、８０…の搬送枚数を計数していて搬送枚数
が目標枚数に達した時、検出器５８Ａからの信号を受け
た制御手段５８は引離し信号を出力する（ステップ２０
２）。図９（Ａ）、（Ｂ）に示すように、この引離し信
号は上流搬送手段５４の可動プーリ６４Ａ、６４Ｂを下
流搬送手段５２の搬送路６２Ａに沿って右方向に上流搬
送手段５４のコンベア速度と同速で移動させる。従って
上流搬送手段５４の搬送路６８Ａが右方向に伸長する
（ステップ２０４Ｂ）。
【００３３】また引離し信号によって吸着搬送手段１５
６のサクションボックス１７１は下流搬送手段５２の搬
送路６２Ａに沿って右方向に上流コンベア速度と同速で
移動を初め（ステップ２０４Ｃ）、同時にサクションボ
ックス１７１の下面の吸引口によって上流搬送手段５４
の搬送路６８Ａで搬送されているシート８０、８０…の
前端部が吸着される。従って搬送路６８Ａのシート８０
Ａと下流搬送手段５２の搬送路６２Ａのシート８０Ｂと
が分離される（ステップ２０６）。
６のサクションボックス１７１は下流搬送手段５２の搬
送路６２Ａに沿って右方向に上流コンベア速度と同速で
移動を初め（ステップ２０４Ｃ）、同時にサクションボ
ックス１７１の下面の吸引口によって上流搬送手段５４
の搬送路６８Ａで搬送されているシート８０、８０…の
前端部が吸着される。従って搬送路６８Ａのシート８０
Ａと下流搬送手段５２の搬送路６２Ａのシート８０Ｂと
が分離される（ステップ２０６）。
【００３４】更に引離し信号は下流搬送手段５２の搬送
速度を上流搬送手段５４の搬送速度より速くし、図９に
示すように分離されたシート８０Ａとシート８０Ｂとが
引離される（ステップ２０４Ａ）。シート８０Ａとシー
ト８０Ｂとが引離された後、制御手段５８の復帰検出器
５８Ｂが復帰信号を出力する（ステップ２０８）。この
復帰信号は上流搬送手段５４の可動プーリ６４Ａ、６４
Ｂを元の位置に復帰させるので、上流搬送手段５４の搬
送路６８Ａの長さが収縮して定位置検出器５８Ｃからの
信号に基づいて元の長さに復帰する（ステップ２１０
Ａ、２１０Ｂ、２１０Ｃ）。同時に吸着搬送手段１５６
のサクションボックス１７１の吸着が解除され、下方よ
り上方に移動し、定位置検出器５８Ｄからの信号に基づ
いて元の位置に停止する。（ステップ２１２Ａ、２１２
Ｂ、２１２Ｃ、２１２Ｄ）。更に復帰信号は下流搬送手
段５２の搬送速度を上流手段５４の搬送速度と同じ速度
に復帰させる（ステップ２１４）。従ってシート８０、
８０…は上流搬送手段５４から下流搬送手段５２へ連続
して搬送される。
速度を上流搬送手段５４の搬送速度より速くし、図９に
示すように分離されたシート８０Ａとシート８０Ｂとが
引離される（ステップ２０４Ａ）。シート８０Ａとシー
ト８０Ｂとが引離された後、制御手段５８の復帰検出器
５８Ｂが復帰信号を出力する（ステップ２０８）。この
復帰信号は上流搬送手段５４の可動プーリ６４Ａ、６４
Ｂを元の位置に復帰させるので、上流搬送手段５４の搬
送路６８Ａの長さが収縮して定位置検出器５８Ｃからの
信号に基づいて元の長さに復帰する（ステップ２１０
Ａ、２１０Ｂ、２１０Ｃ）。同時に吸着搬送手段１５６
のサクションボックス１７１の吸着が解除され、下方よ
り上方に移動し、定位置検出器５８Ｄからの信号に基づ
いて元の位置に停止する。（ステップ２１２Ａ、２１２
Ｂ、２１２Ｃ、２１２Ｄ）。更に復帰信号は下流搬送手
段５２の搬送速度を上流手段５４の搬送速度と同じ速度
に復帰させる（ステップ２１４）。従ってシート８０、
８０…は上流搬送手段５４から下流搬送手段５２へ連続
して搬送される。
【００３５】以下上述した工程を順次繰り返すことによ
りシートは目標枚数毎に区分けされるので、後工程のシ
ート集積部で包単毎に安定して区分けすることができ
る。また、分離部に下流側からエアを吹き付けたり、下
流搬送手段５２をサクションコンベア化して分離向上を
図ってもよい。また、検出器５８Ｂを上流に移動し、上
流搬送手段５４、吸着搬送手段５６、１５６を復帰後増
速して早く元の位置に戻ることにより小包単対応も可能
である。
りシートは目標枚数毎に区分けされるので、後工程のシ
ート集積部で包単毎に安定して区分けすることができ
る。また、分離部に下流側からエアを吹き付けたり、下
流搬送手段５２をサクションコンベア化して分離向上を
図ってもよい。また、検出器５８Ｂを上流に移動し、上
流搬送手段５４、吸着搬送手段５６、１５６を復帰後増
速して早く元の位置に戻ることにより小包単対応も可能
である。
【００３６】
【発明の効果】以上述べたように本発明に係るシート搬
送区別装置によれば、シートを振り分ける為の複数の搬
送路を必要としないので、製造費を安くすることがで
き、設置スペースを小さくすることができる。また板状
体のゲートアウト及び切断速度を遅らせる必要がないの
でシートの得率、及び設備の稼動効率が低下しない。更
にホークやストッパを使用せずにシートを区分けするこ
とができるので、シート搬送の乱れ及びスリキズの発生
を防止することができる。
送区別装置によれば、シートを振り分ける為の複数の搬
送路を必要としないので、製造費を安くすることがで
き、設置スペースを小さくすることができる。また板状
体のゲートアウト及び切断速度を遅らせる必要がないの
でシートの得率、及び設備の稼動効率が低下しない。更
にホークやストッパを使用せずにシートを区分けするこ
とができるので、シート搬送の乱れ及びスリキズの発生
を防止することができる。
【図１】本発明に係るシート搬送区分装置を示す斜視図
【図２】本発明に係るシート搬送区分装置の吸着搬送手
段の要部拡大図
段の要部拡大図
【図３】図３（Ａ）及び図３（Ｂ）はそれぞれシート搬
送区分装置がシートの引離し作動をしていない状態を示
す要部拡大図、及びその正面図
送区分装置がシートの引離し作動をしていない状態を示
す要部拡大図、及びその正面図
【図４】図４（Ａ）及び図４（Ｂ）はそれぞれシート搬
送区分装置がシートの引離し作動を開始した時の状態を
示す要部拡大図、、及びその正面図
送区分装置がシートの引離し作動を開始した時の状態を
示す要部拡大図、、及びその正面図
【図５】本発明に係るシート搬送区分装置がシートを引
離した状態を示す正面図
離した状態を示す正面図
【図６】本発明に係るシート搬送区分装置の作動状態を
示すフローチャート
示すフローチャート
【図７】本発明に係るシート搬送区分装置の他の実施例
を示す斜視図
を示す斜視図
【図８】図８（Ａ）及び図８（Ｂ）はそれぞれ他の実施
例のシート搬送区分装置がシートの引離し作動をしてい
ない状態を示す要部拡大図、及びその正面図
例のシート搬送区分装置がシートの引離し作動をしてい
ない状態を示す要部拡大図、及びその正面図
【図９】図９（Ａ）及び図９（Ｂ）はそれぞれ他の実施
例のシート搬送区分装置がシートの引離し作動を開始し
た時の状態を示す要部拡大図、及びその正面図
例のシート搬送区分装置がシートの引離し作動を開始し
た時の状態を示す要部拡大図、及びその正面図
【図１０】本発明に係る他の実施例のシート搬送区分装
置がシートを引離した状態を示す正面図
置がシートを引離した状態を示す正面図
【図１１】本発明に係る他の実施例のシート搬送区分装
置の作動状態を示すフローチャート
置の作動状態を示すフローチャート
【図１２】従来のシート搬送区分装置を示す正面図
５０、１５０…シート搬送区分装置、 ５２…下流搬送手段、 ５４…上流搬送手段、 ５６、１５６…吸着搬送手段、 ５８…制御手段、 ５８Ａ、５８Ｂ、５８Ｃ、５８Ｄ…検出器、 ６２Ａ、６８Ａ…搬送路、 ８０…シート。
Claims (1)
- 【請求項１】 連続して搬送されている複数枚の板状体
を所定枚数毎に区分するシート搬送区分装置において、 前記板状体の搬送速度を変速可能な下流搬送手段と、 該下流搬送手段の上流側に設けられた上流搬送手段であ
って、該上流搬送手段の下流側の搬送路が前記下流搬送
手段の搬送路に沿って伸縮可能な上流搬送手段と、 前記上流搬送手段の搬送路及び下流搬送手段の搬送路の
上方に設けられ、前記板状体を吸着して前記搬送路に沿
って移送させる吸着搬送手段と、 前記板状体の搬送枚数を計数して搬送枚数が所定枚数に
達した時引離し信号を出力し、該引離し信号で吸着搬送
手段を吸着作動させると共に前記下流搬送手段の搬送速
度を前記上流搬送手段の搬送速度より速くして後続の板
状体と切離し、 同時に前記上流搬送手段の搬送路を伸長して後続の板状
体を吸着搬送手段と共に搬送し、下流に設置した復帰検
出器が前記上流搬送手段を検出後、復帰信号を出力して
前記上流搬送手段の伸長した搬送路を収縮して伸長前の
元の長さに復帰させると共に吸着搬送手段の吸着作動を
停止し、元の位置に復帰させ、同時に前記下流搬送手段
の搬送速度を前記上流手段の搬送速度と同じ速度に復帰
させる制御手段と、 を備えたことを特徴とするシート搬送区分装置。
Priority Applications (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3254949A JP2601959B2 (ja) | 1990-10-15 | 1991-10-02 | シート搬送区分装置 |
| US07/774,867 US5160132A (en) | 1990-10-15 | 1991-10-11 | Sheet conveying/sorting system |
| DE69116074T DE69116074T2 (de) | 1990-10-15 | 1991-10-14 | System zum Transportieren/Sortieren von Einzelblättern |
| EP91117452A EP0481386B1 (en) | 1990-10-15 | 1991-10-14 | Sheet conveying/sorting system |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2-275717 | 1990-10-15 | ||
| JP27571790 | 1990-10-15 | ||
| JP3254949A JP2601959B2 (ja) | 1990-10-15 | 1991-10-02 | シート搬送区分装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0517066A JPH0517066A (ja) | 1993-01-26 |
| JP2601959B2 true JP2601959B2 (ja) | 1997-04-23 |
Family
ID=26541932
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3254949A Expired - Fee Related JP2601959B2 (ja) | 1990-10-15 | 1991-10-02 | シート搬送区分装置 |
Country Status (4)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5160132A (ja) |
| EP (1) | EP0481386B1 (ja) |
| JP (1) | JP2601959B2 (ja) |
| DE (1) | DE69116074T2 (ja) |
Families Citing this family (20)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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