JP2601382Y2 - スライダベ−ス - Google Patents

スライダベ−ス

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JP2601382Y2
JP2601382Y2 JP1993066704U JP6670493U JP2601382Y2 JP 2601382 Y2 JP2601382 Y2 JP 2601382Y2 JP 1993066704 U JP1993066704 U JP 1993066704U JP 6670493 U JP6670493 U JP 6670493U JP 2601382 Y2 JP2601382 Y2 JP 2601382Y2
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、自動車等のウインドガ
ラスの下端部を支持するスライダベ−スに関する。スラ
イダベ−スは、ドアパネル内に取り付けられるガイドレ
−ルの案内で昇降されるものであり、これにより、ウイ
ンドガラスが昇降される。
【0002】
【従来の技術】従来、図4に示す構造の挟持部20を、図
1(本考案の実施例のスライダベ−ス1 の平面図)の第
1挟持部2 の位置に備えたスライダベ−スがある。この
従来のスライダベ−スの他の部分の構造は、図1のスラ
イダベ−ス1 と同じである。なお、図4の(a)は従来
の挟持部20の平面図であり、図4の(b)は(a)の矢
視S−S線の断面図である。
【0003】図4に示す従来の挟持部20は、弾性を有す
る表押圧片210aの先端部でガイドレ−ル7 の一方の縁部
7cの表面7c1(図4の(b)参照)を押圧し、且つ、弾性
を有する裏押圧片220aの先端部で上記縁部7cの裏面7c2
を押圧することで、上記縁部7cを挟持している。また、
このように縁部7cを挟持することで、ドアパネルの精度
のバラツキを吸収し、且つ、ドア強閉時の音を低減させ
ている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】図4のように、従来の
挟持部20では、表押圧片210aと裏押圧片220aが、ガイド
レ−ル7 の装着方向(スライダベ−スをガイドレ−ル7
に装着する際に表押圧片210aと裏押圧片220aの間にガイ
ドレ−ル7 が進入する方向;矢印A方向)と直交する方
向(矢印B方向)へ張り出されている。このため、スラ
イダベ−スをガイドレ−ル7 に装着する際に、表押圧片
210aや裏押圧片220aがガイドレ−ル7 の先端で押され
て、破損し易くなるという問題がある。また、装着時の
破損を避けるためには、非常に慎重に装着する必要があ
るため、組付に長時間を要するという問題もある。
【0005】本考案は、短時間でガイドレ−ルに装着で
き、且つ、ガイドレ−ルへの装着時に、挟持部の表裏2
枚の押圧片を破損する恐れのないスライダベ−スを提供
することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本考案は、第1挟持部
(2) と第2挟持部(3) でガイドレ−ル(7) の各縁を各々
摺動可能に挟持し、且つ、第1受部(41)と第2受部(42)
で上記第2挟持部(3) 側の縁(7c)を摺動可能に受けるこ
とによりガイドレ−ル(7) に装着される自動車ウインド
ガラス支持用のスライダベ−ス(1) であって;前記第1
挟持部(2) は、根元部が前記縁部(7c)の裏面(7c2) に対
向するようにベ−ス本体(10)側に固定されて成り該根元
部から延設される先端部がガイドレ−ル(7) の装着方向
(矢印A方向)に沿うように下流側へ向けられて成る弾
性を有する裏押圧片(21a) の上記先端部を上記裏面(7c
2) に押圧し、且つ、根元部が上記縁部(7c)の表面(7c1)
に対向するようにベ−ス本体(10)側に固定されて成り
該根元部から延設される先端部が上記装着方向(矢印A
方向)に沿うように下流側へ向けられて成る弾性を有す
る表押圧片(22a) の上記先端部を上記表面(7c1) に押圧
することで、上記縁部(7c)を挟持することを特徴とする
スライダベ−ス(1) である。
【0007】
【作用】第2挟持部(2) は、裏押圧片(21a) の先端部で
ガイドレ−ル(7) の縁部(7c)の裏面(7c2) 側を押圧し、
且つ、表押圧片(22a) の先端部で上記縁部(7c)の表面(7
c1) 側を押圧することで、上記縁部(7c)を挟持する。ま
た、裏押圧片(21a) 及び表押圧片(22a) は、各々ガイド
レ−ル(7) の装着方向(矢印A方向)に沿うように設け
られている。このため、スライダベ−ス(1) をガイドレ
−ル(7) に装着する際に、ガイドレ−ル(7) を裏押圧片
(21a) と表押圧片(22a) の間に進入させた時に、ガイド
レ−ル(7) の先端から、裏押圧片(21a) や表押圧片(22
a) に無理な力が加わる恐れは無い。
【0008】
【実施例】以下、本考案の実施例を説明する。図1は実
施例のスライダベ−ス1 の平面図、図2は図1の矢視P
−P線を図1の2倍の縮尺で示す断面図、図3の(a)
は図1の第1挟持部2 の拡大図、図3の(b)は(a)
の矢視R−R線の断面図である。
【0009】スライダベ−ス1 は、ガイドレ−ル7 の案
内で昇降されることにより、自動車用ウインドガラスを
昇降させる部材である。このため、スライダベ−ス1
は、ガラス取付部61,62 で不図示の自動車用ウインドガ
ラスの下端部を支持し、ワイヤ係止部5 で不図示のワイ
ヤ(上方へ引張ための上ワイヤと、下方へ引張ための下
ワイヤ)を係止するとともに、不図示の自動車ドアパネ
ル内に取り付けられるガイドレ−ル7 に、図1のよう
に、第1挟持部2 、第2挟持部3 、第1受部41、及び、
第2受部42によって摺動可能に装着される。したがっ
て、上ワイヤから上方への引張力が加わると、ガイドレ
−ル7 に案内されて上方へ摺動され、また、下ワイヤか
ら下方への引張力が加わると、ガイドレ−ル7 に案内さ
れて下方へ摺動され、これにより、自動車用ウインドガ
ラスが昇降される。
【0010】上述のように、スライダベ−ス1 は、第1
挟持部2 、第2挟持部3 、第1受部41、第2受部42によ
って、ガイドレ−ル7 に摺動可能に装着される。まず、
第1挟持部2 は、ガイドレ−ル7 の一方の縁部7c(図
2)を、ガイドレ−ル7 の長手方向へ摺動可能なよう
に、図3の(b)の如く表裏両面7c1,7c2(図3)から挟
持する。この第1挟持部2 の挟持については後述する。
一方、第2挟持部3 は、ガイドレ−ル7 の他方の縁部7a
(図2)を、ガイドレ−ル7 の長手方向へ摺動可能なよ
うに、第1挟持部2 と対応する部位(ガイドレ−ル7 を
挟み第1挟持部2 の反対側の部位;図1参照)に於い
て、弾性を有する3枚の押圧片31,32,33によって、表裏
両面から挟持する。即ち、押圧片31,33 で表面(図2で
の上面)を押圧するとともに、押圧片33で裏面を押圧す
ることで、縁部7aの両面を挟持する。
【0011】また、第1受部41は、上記縁部7aの縁面と
表裏両面をガイドレ−ル7 の装着方向(矢印A方向)の
上流側に於いて受けるとともに、縁部7aと該縁部7aの上
方の張出部7b(図2)とによって張出部41a を受けられ
ており、これにより、ガイドレ−ル7 に支持されてい
る。同様に、第2受部42は、上記縁部7aの縁面と表裏両
面を上記装着方向の下流側に於いて受けるとともに、縁
部7aと張出部7bにより張出部42a を受けられて、ガイド
レ−ル7 に支持されている。
【0012】次に、第1挟持部2 の詳細を説明する。第
1挟持部2 は、図3に示すように、弾性を有する裏押圧
片21a の先端部によってガイドレ−ル7 の縁部7cの裏面
7c2 を押圧するとともに、弾性を有する表押圧片22a の
先端部によって上記縁部7cの表面7c1 を押圧すること
で、該縁部7cを挟持している。
【0013】ここで、裏押圧片21a は、ベ−ス本体10側
に固定された裏押圧ブロック21により根元部を支持され
るとともに、該根元部からガイドレ−ル7 の装着方向に
沿うように延設されており、その先端部が縁部7cの裏面
7c2 に押圧されている。同様に、表押圧片22a は、ベ−
ス本体10側に固定され且つ縁部7cを迂回するようにして
縁部7cの上方に張り出された表押圧ブロック22により根
元部を支持されるとともに、該根元部からガイドレ−ル
7 の装着方向に沿うように延設されており、その先端部
が縁部7cの表面7c1 に押圧されている。
【0014】このように、裏押圧片21a と表押圧片22a
が、ガイドレ−ル7 の装着方向に沿うように設けられて
いるため、ガイドレ−ル7 を裏押圧片21a と表押圧片22
a との間に進入させて装着する際に、ガイドレ−ル7 の
先端から、裏押圧片21a や表押圧片22a に無理な力が加
わる恐れは無く、したがって、これらの破損も防止され
る。また、これらを破損しないように注意を払わなくと
もよいため、短時間で組み付けることができ、作業能率
が向上する。
【0015】なお、上記実施例では、裏押圧片21a が装
着方向の上流側に位置され、表押圧片22a が下流側に位
置されているが、これは、逆の配置でもよい。また、押
圧片の枚数を、2枚ではなく、第2挟持部3 のように、
3枚の押圧片を同様に装着方向に沿うように配置しても
よい。
【0016】
【考案の効果】以上、本考案によると、ガイドレ−ルに
スライダベ−スを組み付ける際に、ガイドレ−ルの先端
から、スライダベ−スの挟持部の表裏の押圧片に無理な
力が加わる恐れは無く、したがって、これらの破損を防
止できる。また、組付を容易に行うことができるため、
作業能率が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例のスライダベ−スの平面図。
【図2】図1の矢視P−P線を2倍の縮尺で示す断面
図。
【図3】図1の要部(第1挟持部2)の拡大図(a)と、
拡大図(a)の矢視R−R線を等倍の縮尺で示す断面
図。
【図4】従来のスライダベ−スの要部(挟持部20)の拡
大図(a)と、拡大図(a)の矢視S−S線を等倍の縮
尺で示す断面図。
【符号の説明】
1 スライダベ−ス 2 第1挟持部 21 裏押圧ブロック 21a 裏押圧片 22 表押圧ブロック 22a 表押圧片 3 第2挟持部 41 第1受部 42 第2受部 5 ワイヤ受部 61 ガラス取付部 62 ガラス取付部 7 ガイドレ−ル 7c ガイドレ−ルの一方の縁部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B60J 1/17

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 長手板状のガイドレ−ル(7) の一方の縁
    部を長手方向へ摺動可能なように該縁部の両面から挟持
    する第1挟持部(2) と、 上記ガイドレ−ル(7) の他方の縁部の上記第1挟持部
    (2) に対応する部位を長手方向へ摺動可能なように該縁
    部の両面から挟持する第2挟持部(3) と、 上記ガイドレ−ル(7) の装着方向(矢印A方向)の上流
    側に於いて上記他方の縁部の両面及び縁面を長手方向へ
    摺動可能なように受ける第1受部(41)と、 上記ガイドレ−ル(7) の装着方向(矢印A方向)の下流
    側に於いて上記他方の縁部の両面及び縁面を長手方向へ
    摺動可能なように受ける第2受部(42)と、 によって上記ガイドレ−ル(7) に装着され、該ガイドレ
    −ル(7) に案内されて昇降されることにより、ベ−ス本
    体(10)で支持しているウインドガラスを昇降させるスラ
    イダベ−ス(1) であって、 前記第1挟持部(2) は、根元部が前記一方の縁部の裏面
    に対向するように前記ベ−ス本体(10)側に固定されて成
    り該根元部から延設される先端部が前記装着方向(矢印
    A方向)に沿うように下流側へ向けられて成る弾性を有
    する裏押圧片(21a) の上記先端部を上記裏面に押圧し、
    且つ、根元部が前記一方の縁部の表面に対向するように
    前記ベ−ス本体(10)側に固定されて成り該根元部から延
    設される先端部が前記装着方向(矢印A方向)に沿うよ
    うに下流側へ向けられて成る弾性を有する表押圧片(22
    a) の上記先端部を上記表面に押圧することで、前記一
    方の縁部を挟持する、 ことを特徴とするスライダベ−ス(1) 。
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