JP2600518B2 - 並列スペクトル拡散変調復調装置 - Google Patents

並列スペクトル拡散変調復調装置

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JP2600518B2 JP12540291A JP12540291A JP2600518B2 JP 2600518 B2 JP2600518 B2 JP 2600518B2 JP 12540291 A JP12540291 A JP 12540291A JP 12540291 A JP12540291 A JP 12540291A JP 2600518 B2 JP2600518 B2 JP 2600518B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は並列スペクトル拡散変調
復調装置に係り、特に、並列SS(スペクトル拡散)方
式に符号間干渉抑圧技術を導入して、情報速度と符号間
干渉とのトレードオフを大巾に改善し、高速化を可能に
した、並列スペクトル拡散変調復調装置に関する。
【0002】
【技術的背景】情報を扱う種々の分野において、決めら
れた制限の中で如何に情報量を高めるかは永遠のテーマ
でもある。近年の技術の進歩や方向は、高能率な符号化
技術や変復調技術で代表されると言っても過言ではな
く、たとえば通信分野での多値QAM{Quadrature Ampl
itude Modulation;直交振幅変調}の移動通信への応用
の例にも見られるように、定められた周波数帯域の中で
伝送速度を高める技術の研究,開発が一般的と言える。
かかる分野における前途有望な通信方式の1つに、スペ
クトル拡散(Spread Spectrum:以下“SS”とも記載す
る)変調復調方式がある。
【0003】SS変調復調方式とは、変調側では情報信
号等を広帯域の雑音状の拡散符号により拡散変調して、
非常に広い周波数帯域に拡散すると共に、復調側では変
調側で使用する拡散符号と等価な拡散符号で逆拡散する
方式である。かかる変調復調方式を用いて通信を行なう
SS通信方式は、秘話性が非常に高く、外部干渉や雑
音,故意の妨害に強く、従来システムと共存でき、しか
も微弱な電力で送信でき、更に、疑似雑音符号を変える
ことにより同一周波数帯域内に多重できる等々多くの特
長があるので、現在では単に通信機器分野に止まらず各
分野での応用が進んでおり、民生機器への展開も始まり
つつある。
【0004】
【従来の技術】SS通信方式を含むSS変調復調方式
は、ジャミングや狭帯域の干渉,及び伝送路の変動に強
いが、帯域の制限された伝送路においては、伝送するデ
ータの持つ周波数帯域を非常に広い帯域に拡散して伝送
するという性質がある。その特徴を生かそうとして拡散
比を取ると、伝送する信号の占有する帯域に対して、デ
ータ速度が低くなるという短所がある。そこで、SS方
式の利点を極力損わないようにしてデータ速度の向上を
図ろうとして、SS方式の他の特徴である符号分割性を
利用した、SS方式による並列データ通信システムが、
例えば電子情報通信学会誌(IEICE) August,4,5 '89等に
紹介されている。更に、データの高速化に伴って並列チ
ャンネル数が増加し、それと共に系列間の相互相関によ
る干渉の影響により性能が劣化することに対する改善策
として、M-ary SS方式による並列データ通信システム等
も、同誌に紹介されている。
【0005】ここで、SS方式による並列データ通信シ
ステムの原理について簡単に説明する。まず、送信(変
調)側では、通信データを直列→並列(シリパラ)変換
にて複数ch.(チャンネル)の、より低速なデータに分割
し、これを全ch.のデータの同期をとった後、各ch.毎
にPN系列を用いて拡散して送信する。一方、受信側で
は各ch.毎にデータを復調し、並列→直列(パラシリ)
変換によって最終的な受信データを得るものである。こ
の様な並列データ通信システムには、拡散符号として相
互相関値を小さくできること等から、直交拡散符号が用
いられ、結果的に並列データ数を増すことができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかるにこの方式で
は、SS信号の伝送周波数帯域が広く取れており、SS
信号の伝送ロスが無い場合に効果が得られるもので、伝
送周波数帯域に制限が生じると、直交拡散符号の直交性
が損われることになり、相互相関値が大きくなって{即
ち逆拡散出力における符号間干渉ノイズが大きくな
り}、結果的に並列データ数があまり高められない等の
問題が生じる。
【0007】また、このようなシステムは、伝送途上に
おいて混入してくる干渉波や雑音等においては、従来よ
りのSS方式におけるプロセスゲインによる抑圧効果は
期待できるが、抑圧効果を更に高めるための性能は持ち
合せていない。そこで、妨害等に対する抑圧効果を更に
高めながら、この抑圧効果と情報速度とのtrade off(両
立)問題を改善できる、並列型SS通信方式(SS変調
復調装置)の出現が渇望されていた。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するために、情報信号を直列/並列変換して低速化した
複数の低速化データを得、該得られた複数の低速化デー
タを夫々異なる複数の拡散符号でスペクトル拡散変調を
行ない、該得られた複数のスペクトル拡散変調信号を加
算して複合スペクトル拡散変調信号として出力するよう
構成したスペクトル拡散変調装置(10)と、上記複合
スペクトル拡散変調信号を複数(例えば3組)のスペク
トル拡散復調部に供給し、夫々の信号を変調時に使用さ
れた拡散符号と夫々等価な拡散符号にて逆拡散による復
調を行なって、得られた複数の低速化データを並列/直
列変換して元の情報信号を得るよう構成したスペクトル
拡散復調装置(40)とからなる並列スペクトル拡散変
調復調装置であって、上記スペクトル拡散復調装置(4
0)は、入力された複合スペクトル拡散変調信号のうち
拡散符号のメインローブ帯域以上の高域干渉信号成分を
除去する入力フィルタ(24)を有し、該入力フィルタ
の出力を複数のスペクトル拡散復調部に供給するように
構成する共に、上記複数のスペクトル拡散復調部に夫々
独立した符号間干渉ノイズ抑圧手段を設け、上記符号間
干渉ノイズ抑圧手段を、上記入力フィルタと略等しい伝
達関数を有し拡散符号発生回路からの拡散符号が入力さ
れる等化フィルタ(25,26,27)と、該等化フィ
ルタからの補正拡散符号の逆数をとる逆数回路(37,
38,39)と、該逆数回路の出力を上記供給された複
合スペクトル拡散変調信号に乗算することにより逆拡散
を行なう第1の乗算器(14,17,20)と、該第1
の乗算器の出力信号のうち復調される情報信号成分を除
去するローカットフィルタ(28,29,30)と、該
ローカットフィルタの出力に上記補正拡散符号を乗算す
る第2の乗算器(15,18,21)と、該第2の乗算
器の出力のうち高域周波数成分を除去するハイカットフ
ィルタ(31,32,33)と、該ハイカットフィルタ
の出力に上記逆数回路の出力を乗算する第3の乗算器
(16,19,22)と、該第3の乗算器で得られた拡
散干渉信号のスペクトルを上記第1の乗算器出力中の拡
散干渉信号のスペクトルに略等しくなるよう補正するイ
コライザ回路(41,42,43)と、該イコライザ回
路の出力と上記第1の乗算器出力との減算を行なう減算
器(44,45,46)とで構成した並列スペクトル拡
散変調復調装置を提供するものである。
【0009】
【実施例】本発明の並列スペクトル拡散変調復調装置
(以下「並列SS変調復調装置」とも記載する)の一実
施例について、図面と共に説明する。図1は本発明の並
列SS変調復調装置1のブロック構成図であり、10は
変調部、40は復調部である。図中、2は直列/並列
(シリパラ)変換器、3は加算器、4〜9は拡散符号発
生回路(PNG)、11〜22は乗算器、24及び25
〜27は伝達関数HL (s) の夫々入力フィルタ及び等化
フィルタ(通常LPF)、37〜39は逆数回路、28
〜30はLCF(ローカットフィルタ,高域濾波器)、
31〜33はHCF(ハイカットフィルタ,低域濾波
器)、41〜43はイコライザ回路、44〜46は減算
器、34〜36はLPF(低域濾波器)、47〜49は
波形整形回路、50は並列/直列(パラシリ)変換器で
ある。なお、イコライザ回路41〜43の特性は、例え
ば本出願人の先願である特願平2-253689号に開示された
ものと同等な特性で良い。
【0010】次に、本発明の並列SS変調復調装置1の
機能,動作について、図2のスペクトル図を併せ参照し
て説明する。まず変調部10においては、入力端子In1
よりデータ等の情報信号d(t) を直列/並列変換器2に
供給して低速化情報d1(t),d2(t),d3(t)に変換す
る。変換された低速化情報d1(t)〜d3(t)は夫々のSS
変調部を構成する乗算器11〜13に供給される。一
方、入力端子In2,〜In4 からはクロック信号C(t) が夫
々PNG4〜6に供給されており、これらPNG4〜6
はこのクロック信号を基に互いに異なる拡散符号P1(t)
〜P3(t)(通常は擬似雑音符号)を生成して、夫々乗算
器11〜13の他方の入力端子に供給している。
【0011】乗算器11〜13では、夫々低速化情報d
1(t)〜d3(t)の拡散符号P1(t)〜P3(t)との乗算による
SS変調を夫々行ない、SS信号SS1(t){図2(A)参
照},SS2(t),SS3(t),即ちP1(t)d1(t)〜P3(t)d3(t)
を生成する。それら3個のSS信号は加算器3にて加
算,合成されて、加算SS信号Sm(t){図2(B)参照}
となって、出力端子Out1を介して例えばアンテナ(図示
せず)より出力される。従って、加算SS信号Sm(t)
は、次式 Sm(t)=P1(t)d1(t)+P2(t)d2(t)+P3(t)d3(t) ………………… (1) で表わされる。
【0012】次に、復調部40側の機能,動作につい
て、図2の周波数スペクトル図を併せ参照し乍ら説明す
る。なお、乗算器14,17,20から夫々波形整形回
路47,48,49に至る各逆拡散復調部の構成及び動
作原理は同等なので、乗算器14から波形整形回路47
に至る1つの逆拡散復調部について主に説明する。但
し、PNG7〜9で生成される拡散符号は互いに異な
り、PNG7,8,9の拡散符号は夫々P1(t),P2
(t),P3(t){即ち夫々PNG4,5,6で生成される
拡散符号と同じ}である。
【0013】復調部40の入力端子In5 から、加算SS
信号Sm(t)を入力フィルタ24に供給し、ここで不要な
周波数帯域の雑音成分{拡散信号のメインローブ以外の
周波数成分}等を除去した後、各逆拡散復調部へ伝送す
る。その際、加算SS信号Sm(t)は入力フィルタ24で
その情報の一部が損われて、Sm'(t) となる。即ち、 と表わされる。即ち、P1'(t)*d1(t),P2'(t)*d2
(t),P3'(t)*d3(t)が損失情報であり、かかる加算S
S信号Sm'(t) は、逆拡散用の乗算器14,17,及び
20に供給される。
【0014】一方、入力端子In6 〜In8 からのクロック
信号C(t) を基にPNG7〜9で生成される拡散符号P
1(t)〜P3(t)は、夫々変調時の拡散符号P1(t)〜P3(t)
と同時間に同一符号として発生しているものである。拡
散符号P1(t)は、上記入力フィルタ24と伝達関数の等
しい等化フィルタ25を通過した際、その特性によりP
1(t)−P1'(t) となって、逆数回路37と乗算器15に
供給される。そして、逆数回路37からは 1/{P1(t)
−P1'(t)}なる逆数信号が出力され、逆拡散用の乗算器
14及び16に供給される。従って、乗算器14の出力
D1(t) は、 となる。この式で、右辺第1項は復調された低速化情報
d1(t)であり、同第2項は他のSS信号との同期のとれ
ない拡散信号成分である{図2(C)参照}。
【0015】かかる逆拡散出力SD1(t) は、減算器44
に供給されると共に、情報除去用のLCF28に供給さ
れて、ここで低速化情報d1(t)と、この周波数帯域に含
まれる拡散成分の一部が、図2(D) に曲線aで示す如く
除去される。その除去成分をU(t) とすると、LCF2
8の出力S1(t)は、 となる。かかるフィルタ出力S1(t)は、乗算器15にて
上記補正された拡散符号P1(t)−P1'(t) を乗算され
て、次式のような出力S2(t)が得られる。
【0016】 この乗算出力S2(t)は、図2(E) に示すようなスペク
トルとなるが、この図において、曲線b,c,dは夫々
{P2(t)−P2'(t)}d2(t),{P3(t)−P3'(t)}d3
(t),及び{P1(t)−P1'(t)}U(t)(破線は負成分であ
ることを表わす)を示している。かかる乗算出力S2(t)
を次段のHCF31に供給すると、HCF31は図2
(F) から察せられるように、SS周波数帯域のメインロ
ーブの高域に遮断周波数を有するフィルタなので、これ
により、上記信号成分b,c,dは夫々図2(F) のe,
f,gとなり、数式で表現すると、 となる。
【0017】かかるHCF出力S3(t)は乗算器16に供
給されて、ここで上記逆数回路37からの逆数化拡散符
号1/{P1(t)−P1'(t)}との乗算が行なわれ、その出
力としてS4(t)が得られる{図2(G) 参照}。これを数
式で表現すると、 第7式中、右辺の第3項は希望しない信号成分であ
り、G(t) を1にすれば、この第3項は0にできる。
【0018】即ち、第10式において、拡散符号P1(t)の
パワースペクトルを1とし、等化フィルタ25により削
られる成分P1'(t) を0.2 、HCF31により除かれる
成分P1"(t) を0.3 とすれば、合計した値は0.375 とな
り、G(t) を2.67倍すればG(t) =1となる。次段のイ
コライザ回路41はG(t) の値を1にする働きを有し、
従って、イコライザ回路41の出力S5(t)は、S5(t)=
[{P2(t)−P2'(t)}d2(t)−V1(t)]/{P1(t)−P1'
(t)}+[{P3(t)−P3'(t)}d3(t)−V2(t)]/{P1(t)
−P1'(t)}……(11)となる。要するに、情報除去用のフ
ィルタであるLCF28により拡散成分の一部がU(t)
として失われるが、G(t) =1にすればU(t) =0とな
り、失われた拡散成分が図2(H) に示すように生成され
たことを意味し、情報除去用のLCF28の低域遮断周
波数fc よりも低い周波数帯域を2.67倍増強する特性を
このイコライザ回路41に持たせて、G(t) =1となる
ようにしているわけである。なお、第11式中のV1(t)及
びV2(t)は、第8,9式に夫々示されるような拡散成分
であり、そのパワースペクトルは図2(H) に破線kで示
したように非常に小さいので、近似的に省略しても良
い。
【0019】以上の動作原理により、イコライザ回路4
1の出力S5(t)は、 となる。即ち、これは前記第3式の右辺第2項と同じ値
であり、これを次段の減算器44に供給して、前記逆拡
散復調出力SD1(t) と引算することにより拡散成分は打
消されて、ほぼ低速化情報d1(t)のみが得られる。この
引算出力には、実際には情報周波数帯域以外の雑音も、
図2(I) に破線lで示すように含まれているので、この
不要な雑音成分lを次段のLPF34で除去している。
そして、次段の波形整形回路47でロジック信号として
波形を整形した後、並列/直列変換器50に供給し、こ
こで波形整形回路48及び49からの低速化情報d2(t)
及びd3(t)を時系列的に加算,合成して、元の復調情報
データd(t) を復元し、出力端子Out2より出力するわけ
である。
【0020】なお、前記したように、乗算器17,20
から夫々波形整形回路48,49に至る各逆拡散復調部
の基本的動作は、以上の乗算器14乃至波形整形回路4
7の動作原理と同等なので、その説明を省略する。ま
た、以上の説明においては、低速化データの数Nを3と
したが、変調部10の拡散復調部の数と復調部40の逆
拡散復調部の数が等しければ、3に限らず他の数でも良
い。
【0021】
【発明の効果】叙上の如く、本発明の並列スペクトル拡
散変調復調装置によれば、干渉波や妨害波,雑音等の抑
圧効果を持たせ乍ら、情報速度と符号間干渉とのトレー
ドオフを大幅に改善し得、高速化を可能とした並列SS
変調復調装置を実現できる。これにより、SS通信装置
の復調用として幅広い応用が可能となり、例えば車載用
無線電話機やコードレステレホン等の普及,発展にも寄
与し得るという優れた特長を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の並列スペクトル拡散変調復調装置の一
実施例のブロック図である。
【図2】本発明の並列SS変調復調装置の動作説明用信
号スペクトル図である。
【符号の説明】
1 並列スペクトル拡散変調復調装置 2 直列/並列変換器 3 加算器 4〜9 拡散符号発生回路(PNG) 11〜22 乗算器 24 入力フィルタ 25〜27 等化フィルタ 28〜30 LCF(ローカットフィルタ) 31〜33 HCF(ハイカットフィルタ) 34〜36 LPF(低域濾波器) 37〜39 逆数回路 44〜46 減算器 41〜43 イコライザ回路 47〜49 波形整形回路 50 並列/直列変換器。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】情報信号を直列/並列変換して低速化した
    複数の低速化データを得、該得られた複数の低速化デー
    タを夫々異なる複数の拡散符号でスペクトル拡散変調を
    行ない、該得られた複数のスペクトル拡散変調信号を加
    算して複合スペクトル拡散変調信号として出力するよう
    構成したスペクトル拡散変調装置と、 上記複合スペクトル拡散変調信号を複数のスペクトル拡
    散復調部に供給し、夫々の信号を変調時に使用された拡
    散符号と夫々等価な拡散符号にて逆拡散による復調を行
    なって、得られた複数の低速化データを並列/直列変換
    して元の情報信号を得るよう構成したスペクトル拡散復
    調装置とからなる並列スペクトル拡散変調復調装置であ
    って、 上記スペクトル拡散復調装置は、入力された複合スペク
    トル拡散変調信号のうち拡散符号のメインローブ帯域以
    上の高域干渉信号成分を除去する入力フィルタを有し、
    該入力フィルタの出力を複数のスペクトル拡散復調部に
    供給するように構成する共に、上記複数のスペクトル拡
    散復調部に夫々独立した符号間干渉ノイズ抑圧手段を設
    け、 上記符号間干渉ノイズ抑圧手段を、上記入力フィルタと
    略等しい伝達関数を有し拡散符号発生回路からの拡散符
    号が入力される等化フィルタと、該等化フィルタからの
    補正拡散符号の逆数をとる逆数回路と、該逆数回路の出
    力を上記供給された複合スペクトル拡散変調信号に乗算
    することにより逆拡散を行なう第1の乗算器と、該第1
    の乗算器の出力信号のうち復調される情報信号成分を除
    去するローカットフィルタと、該ローカットフィルタの
    出力に上記補正拡散符号を乗算する第2の乗算器と、該
    第2の乗算器の出力のうち高域周波数成分を除去するハ
    イカットフィルタと、該ハイカットフィルタの出力に上
    記逆数回路の出力を乗算する第3の乗算器と、該第3の
    乗算器で得られた拡散干渉信号のスペクトルを上記第1
    の乗算器出力中の拡散干渉信号のスペクトルに略等しく
    なるよう補正するイコライザ回路と、該イコライザ回路
    の出力と上記第1の乗算器出力との減算を行なう減算器
    とで構成したことを特徴とする並列スペクトル拡散変調
    復調装置。
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