JPH05347599A - 高速データ伝送装置 - Google Patents

高速データ伝送装置

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JPH05347599A
JPH05347599A JP4154699A JP15469992A JPH05347599A JP H05347599 A JPH05347599 A JP H05347599A JP 4154699 A JP4154699 A JP 4154699A JP 15469992 A JP15469992 A JP 15469992A JP H05347599 A JPH05347599 A JP H05347599A
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JP
Japan
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data
spread
transmission
transmitted
spread spectrum
Prior art date
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Pending
Application number
JP4154699A
Other languages
English (en)
Inventor
Minako Takeishi
美奈子 武石
Kenichi Takahashi
憲一 高橋
Hiroshi Onishi
博 大西
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP4154699A priority Critical patent/JPH05347599A/ja
Publication of JPH05347599A publication Critical patent/JPH05347599A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明はスペクトラム拡散通信方式におい
て、伝送帯域幅以上の高速データ伝送を実現する高速デ
ータ装置を提供することを目的とする。 【構成】 本発明の無線通信局では、高速データ列をデ
ータ分割部12で複数に分割し、複数のスペクトラム拡
散系13で異なる拡散符号パターンでの拡散を同時に行
い、その後に統合回路14Aでデータ列の統合を行なっ
た後に、無線送信部14を介して送信する。 【効果】 上記構成により、一つの拡散符号パターンで
伝送可能なデータ伝送速度を超える伝送速度のデータを
送信する場合に、送信側では伝送するデータを複数個の
データ列に分割、各々を異なる拡散符号パターンで拡散
し同時に伝送する。一方、受信側において、それぞれの
拡散符号パターンで逆拡散した後、複数個のデータ列を
合成することで、高速のデータ伝送を可能とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、スペクトラム拡散通信
方式を用いた無線通信局間での高速データ伝送装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、無線周波数の逼迫により、周波数
の有効利用が求められているが、その対策の一つに無線
通信のディジタル化が挙げられ、近い将来実用化されよ
うとしている。こうした状況の中、無線ディジタル通信
方式の一つとしてスペクトラム拡散方式があり、その中
でも符号分割多元接続(以下CDMAと記す)方式が注
目されてきている。
【0003】CDMA方式は、データ信号よりもはるか
に高い周波数(例えば数十〜数千倍)からなる拡散符号
パターンにより、複数の通信したい情報をそれぞれの対
応する拡散符号パターンでスペクトラム拡散して、同一
搬送波内で多重する方式である。受信側は送信側と同じ
拡散符号パターンを用いて逆拡散することで、同一搬送
波内で多重されたデータ信号の中から希望のデータ列を
復号する。
【0004】CDMA方式の長所としては、狭帯域妨害
に強いこと、同一搬送波内に多数の通信チャネルを収容
できることである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
構成では通信したいデータをスペクトラム拡散すること
により、無線系での通信速度が拡散符号速度、すなわち
データ伝送速度よりもはるかに高い速度になるため、周
波数帯域が広がり過ぎ、高速のデータ伝送の場合実現が
困難であるという課題を有していた。例えば1Mbps
のデータを100倍に拡散すると100MHz帯域が必要
となり、実際に使用することは困難である。さらに、デ
ータ伝送速度の異なるデータを通信することが可能な通
信チャネルのフレキシビリティを持つことも難しかっ
た。
【0006】本発明は上記従来の課題を解決するもの
で、スペクトラム拡散方式において、一つの高速データ
を複数に分割するとともに、それぞれに対応する拡散符
号パターンを用いて同時にデータ伝送を行うことで、高
速データ通信を可能とすることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、スペクトラム拡散方式の拡散系及び逆拡
散系を各々複数系統有する無線通信局間において、通信
するデータ列を複数個のデータ列に分割するデータ分割
手段と、その分割された各々のデータ列をそれぞれ異な
る拡散符号パターンでスペクトラム拡散変調するスペク
トラム拡散系と、そのスペクトラム拡散系によりスペク
トラム拡散変調された各々のデータ列を通信するデータ
列に統合する統合手段と、その統合手段により統合され
たデータ列を相違し送信する送信手段とを設けたもので
ある。
【0008】
【作用】本発明は、上記構成によって、1つの拡散符号
パターンで伝送可能なデータ伝送速度(以下システム伝
送速度と記す)を超えるN倍の伝送速度のデータを送信
する場合に、送信側において伝送するデータをN個のデ
ータ列に分割し、各々のデータ列をそれぞれ異なるN個
の拡散符号パターンで拡散し、同一搬送波上に多重して
送信する。受信側では、予め送信側より送られている拡
散符号パターン情報により、各受信系でN個の拡散符号
パターンそれぞれについて逆拡散を行い、N個のデータ
列を復号し、合成することで高速のデータを再生するこ
とができる。
【0009】
【実施例】以下に本発明の一実施例について説明する。
【0010】図1は本発明の一実施例における高速デー
タ伝送装置のブロック結線図である。図1において、1
0は無線通信局の送信側である無線送信部ブロックを、
又、20は同受信側である無線受信部ブロックを示して
いる。この無線送信部ブロック10において、12は入
力された送信データの伝送速度がシステム伝送速度以上
であった場合に任意のデータ列に分割、低速度に変換し
て出力するデータ分割部、13a〜13nは分割されたデ
ータ列を異なる拡散符号Ca〜Cnを用いて各々拡散、送
信するスペクトラム拡散部、14は拡散された信号を加
算器等の統合回路14Aにより合わせて送信する無線送
信部である。なお、11は無線送信制御部で、データ分
割部12からの情報をもとにスペクトラム拡散部13a
〜13nを制御するとともに、通信回線確立時に分割数
N、及び拡散符号パターン情報を受信側に予め送る等の
当該無線送信部ブロック10全体の制御を行う。
【0011】一方、無線受信部ブロック20において、
24は無線信号を受信する無線受信部、23a〜23n
無線送信部14と同じ拡散符号Ca〜Cnを用いて逆拡散
し、データ列を取り出すスペクトラム逆拡散部、22は
各々の逆拡散系から取り出された信号を高速のデータ列
にまとめるデータ合成部である。なお、21は無線受信
制御部で、送信側からの情報により拡散符号パターンの
選定、その他の当該無線受信部20ブロック全体の制御
を行う。
【0012】以下、同図の無線送信部ブロック10を送
信側無線通信局、無線受信部ブロック20を受信側無線
通信局として動作を説明する。
【0013】まず、送信側でシステム伝送速度の3倍の
伝送速度のデータがデータ分割部12に入力されるとす
ると、データ分割部12では分割数N=3の情報を無線
送信制御部11に送る。無線送信制御部11ではN=3
の情報に従い、拡散符号パターンCa〜Ccを選択、これ
らの符号パターンを用いるスペクトラム拡散部13a
13cに対し拡散、送信処理を行わせる。他方で、N=
3、選択拡散符号パターンCa〜Ccという情報を無線送
信部14を介して事前に受信側へ送る。
【0014】一方、受信側では無線受信制御部21が送
信側からの分割数N=3、及び選択拡散符号パターンC
a〜Ccという情報を受けて、スペクトラム逆拡散部23
a〜23cに対し受信信号の逆拡散を開始させる。復号さ
れたシステム伝送速度のデータはデータ合成部22にお
いて合成され、3倍のデータ伝送速度で出力される。
【0015】次に以上の動作を周波数帯域上で説明す
る。図2は上記実施例における伝送速度と拡散信号の占
有周波数帯域の関係を示す図である。
【0016】同図(a)BWsはシステム伝送速度の占
有する拡散周波数帯域を示すもので、例えば、データ伝
送速度がシステム伝送速度の3倍の場合の占有拡散周波
数帯域は同図(b)BW1のようになり、帯域制限があ
る場合や拡散、逆拡散系を一対しか持たないシステムで
は、伝送可能なのはその一部の41のみで、残りは伝送
不可能となる。これに対し、本実施例では同図(c)B
2のように異なる複数の拡散符号パターンで多重化し
てBWsと同じ拡散周波数帯域とするため、全情報が伝
送可能となる。
【0017】以上本実施例によれば、スペクトラム逆拡
散部13a〜13n、及び同逆拡散部23a〜23nを各々
n系統持ち、n個の異なる拡散符号パターンでの拡散、
逆拡散を同時に行うことで、システム伝送速度よりn倍
高速のデータ伝送をすることが出来る。
【0018】なお、ここでは分割数を可変としたが、分
割数を固定することで回線確立時の分割数及び拡散符号
パターン情報等の送受の手順を省略しても差し支えない
ことはいうまでもない。
【0019】
【発明の効果】以上のように本発明の効果としては、ス
ペクトラム拡散の無線通信局に拡散系及び逆拡散系を各
々複数系統持ち、それぞれ異なる拡散符号パターンで拡
散、逆拡散を同時に行うことで、システム伝送速度より
高速のデータ伝送が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における高速データ伝送装置
のブロック結線図
【図2】同高速データ伝送装置における伝送速度と占有
拡散周波数帯域との関係を表す関係図
【符号の説明】
10 無線送信部ブロック 11 無線送信制御部 12 データ分割部 13a〜13n スペクトラム拡散部 14 無線送信部 20 無線受信部ブロック 21 無線受信制御部 22 データ合成部 23a〜23n スペクトラム逆拡散部 24 無線受信部 Ca〜Cn 拡散符号パターン BWs システム伝送速度の占有する拡散周波数帯域 BW1 システム伝送速度の3倍のデータ伝送速度の占
有する拡散周波数帯域 BW2 3多重化されたシステム伝送速度の占有する拡
散周波数帯域 31、41〜43、51〜53 拡散周波数帯域ブロッ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スペクトラム拡散方式の拡散系及び逆拡
    散系を各々複数系統有する無線通信局間において、通信
    するデータ列を複数個のデータ列に分割するデータ分割
    手段と、その分割された各々のデータ列をそれぞれ異な
    る拡散符号パターンでスペクトラム拡散変調するスペク
    トラム拡散系と、そのスペクトラム拡散系によりスペク
    トラム拡散変調された各々のデータ列を通信するデータ
    列に統合する統合手段と、その統合手段により統合され
    たデータ列を相違し送信する送信手段とを具備した高速
    データ伝送装置。
JP4154699A 1992-06-15 1992-06-15 高速データ伝送装置 Pending JPH05347599A (ja)

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