JP2600055Y2 - 小型電圧変換器 - Google Patents

小型電圧変換器

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JP2600055Y2
JP2600055Y2 JP1993045642U JP4564293U JP2600055Y2 JP 2600055 Y2 JP2600055 Y2 JP 2600055Y2 JP 1993045642 U JP1993045642 U JP 1993045642U JP 4564293 U JP4564293 U JP 4564293U JP 2600055 Y2 JP2600055 Y2 JP 2600055Y2
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JP
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voltage
converter
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switch
connection plug
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JP1993045642U
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JPH0711895U (ja
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寺 信 和 古
崎 泰 廣 藤
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Mitsumi Electric Co Ltd
Original Assignee
Mitsumi Electric Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は例えば参等の小型電圧変
換器に関し、特に、電源コンセントに差込まれるAC接
続プラグ廻りの構造に関する。
【0002】
【従来の技術】周知のように、例えば携帯型パーソナル
コンピュータやDC電源電気カミソリ等の電子機器にお
いては、家庭用商用電源から必要なDC電源電圧を得る
ため、AC電源アダプタや電源チャージャ等の小型電圧
変換器が用いられている。
【0003】ところで、このような小型電圧変換器にあ
っては、地域によって異なる商用AC電源電圧の何れに
でも対応できるように、外部からユーザ側で切換操作で
きる電圧切換スイッチAを変換器ケースBの内部に組込
むことが多い。即ち、図3はこのような目的の電圧切換
スイッチAを組込んだAC電源アダプタの拡大断面であ
り、ケースふたa1と共に変換器ケースBを構成するケ
ース本体a2の底部一側には、先端部c1を電源コンセン
トに差込むことができる一対のAC接続プラグCが一体
成形される。
【0004】そして、前記ケースふたa1の内部には、
ケースふたa1の端壁に形成する電圧切換窓Dに切換ス
ライダaを臨ませた電圧切換スイッチAを搭載するプリ
ント基板Eが組付けられ、同プリント基板Eと前記AC
接続プラグCの内端部c2の間は、絶縁チューブFで被
覆された電源部配線Gで電気的に接続される。つまり、
図示構造では、ケース本体a2に固定されるAC接続プ
ラグCとケースふたa1に固定されるプリント基板Eと
の感の電源部配線Gは、組立上の都合から必要以上に長
くせざるを得ないため、同電源部配線Gどうしの接触に
よる漏電や接触事故を未然に防止するため、安全性の点
から両電源部配線Gを絶縁チューブFで被覆するのであ
る。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】ところで、このような
構造の小型電圧変換器では、前述したように、AC接続
プラグCとプリント基板Eとの間を接続する電源部配線
Gを絶縁チューブFで被覆せざるを得ず、製造工程の複
雑化により製品原価が割高なものとなるばかりでなく、
電源電圧の切換の場合、電圧切換窓Dから差込まれるス
クリュドライバX等の工具で電圧切換スイッチAが強く
押されると、電圧切換スイッチAの取付部が破壊されて
しまうことがあった。即ち、前記電圧切換スイッチA
は、ハンダでプリント基板Eに結合されているに過ぎな
いので、スクリュドライバX等の先端部で電圧切換スイ
ッチAが強く押されると、同電圧切換スイッチAが仮想
線示のように傾けられ、機械的な力に弱いハンダが破壊
され、故障の原因となっている。
【0006】本考案の目的は、以上に述べたような従来
の小型電圧変換器の問題に鑑み、外力により電圧切換ス
イッチの取付け状態が破壊されたり、製品原価を沸騰さ
せる絶縁チューブを用いる必要のない小型電圧変換器構
造を得るにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するた
め、本考案は、電源コンセントに差込まれる一対のAC
接続プラグを変換器ケースに設け、同変換器ケースの内
部に内蔵されるプリント基板の表面の前記AC接続プラ
グに近接した位置に、電源電圧に応じて切換操作される
電圧切換スイッチを搭載し、前記変換器ケースに形成す
る電圧切換窓に臨ませる同電圧切換スイッチの切換スラ
イダを外部操作させる小型電圧変換器において、前記A
C接続プラグの電源部配線間に介在する接触防止リブを
変換器ケースの内面に突起させ、この接触防止リブに前
記電圧切換窓から外力が作用される前記電圧切換スイッ
チの背後まで延長するスイッチ抑えを設けたことを提案
するものである。
【0008】
【実施例】以下、図1及び図2について本考案の実施例
の詳細を説明する。図示実施例は本考案はAC電源アダ
プタに施された実施例であり、ケースふた1aと共に変
換器ケース1を構成するケース本体1bの底部一側に
は、先端部2aを電源コンセントに差込むことができる
一対のAC接続プラグ2A,2Bが一体成形されるの
は、従来と同様である。
【0009】そして、前記ケースふた1aの内部の取付
ポスト1cには、図示を省略する変電トランス及び整流
回路素子等を組付けるプリント基板3が固定ねじ4で固
定され、このプリント基板3の表面には、ケースふた1
aの端壁1dに形成する電圧切換窓5に切換スライダ6
aを臨ませた電圧切換スイッチ6及びAC接続プラグ2
A,2Bの内端部2bに一端部を接続される電源部配線
7A,7Bの他端部がハンダ付してある。即ち、前記電
圧切換スイッチ6は、ハンダディップ工程でその接続ピ
ン6bを、前記電圧切換窓5に最寄りのプリント基板3
の端部に固定されることになる。
【0010】また、前記AC接続プラグ2A,2Bの内
端部2bが突起されるケース本体1bの内面には、各A
C接続プラグ2A,2Bに接続された電源部配線7A,
7Bの相互間に介入されることにより電源部配線7A,
7Bの接触を防止する接触防止リブ8が一体成形され
る。図示から理解されるように、同接触防止リブ8はケ
ース本体1bの内面から前記プリント基板3に向かって
突起するもので、その先端寄りの部分には、前記電圧切
換窓5とは逆の電圧切換スイッチ6の背面側に当てがわ
れるスイッチ抑え8aが形成される。
【0011】図示実施例による参は、以上のような構造
であるから、組立状態では、接触防止リブ8の介在によ
り電圧切換スイッチ6に接続された電源部配線7A,7
B間が確実に離間されるため、電源部配線7A,7B間
の接触による漏電や接触事故が起きる可能性が排除され
る。したがって、図示実施例の構造では、電源部配線7
A,7Bに絶縁チューブを被覆する必要がなくなるた
め、同絶縁チューブの使用による製造価格の上昇を抑制
できる。また、同組立状態では、電圧切換のために電圧
切換窓5から差込まれるスクリュドライバ等により図2
の右方向に強い力が作用されたとしても、電圧切換スイ
ッチ6は接触防止リブ8により背面側から保持されるの
で、プリント基板3に対する電圧切換スイッチ6の取付
部に強い外力が直接に作用することはなくなり、同取付
部の破損が防止される。
【0012】なお、前記実施例においては、本考案を参
に施したものを説明したけれども、本考案はバッテリチ
ャージャ等の他の小型電圧変換器にも適用できるのは、
改めて指摘するまでもない。
【0013】
【考案の効果】以上の説明から明らかなように、本考案
によれば、AC接続プラグとプリント基板との間を接続
する電源部配線の間は、変換器ケースに一体成形する接
触防止リブで分離されて相互の接触が未然に防止される
ため、同電源部配線を絶縁チューブで必要がなくなり、
小型電圧変換器の製造原価を低減できる。また、本考案
では、プリント基板に組付けられる電圧切換スイッチが
接触防止リブのスイッチ抑えで保持されるため、電圧切
換スイッチに強い外力が働いても、プリント基板に対す
る電圧切換スイッチの取付部が損傷されるのを確実に防
止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】一部を切欠いて示す本考案による参の平面図で
ある。
【図2】図1の2−2線に沿う拡大断面図である。
【図3】従来の参の要部拡大断面図である。
【符号の説明】
1 変換器ケース 1a ケースふた 1b ケース本体 2A,2B AC接続プラグ 3 プリント基板 5 電圧切換窓 6 電圧切換スイッチ 6a 切換スライダ 7A,7B 電源部配線 8 接触防止リブ 8a スイッチ抑え

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電源コンセントに差込まれる一対のAC
    接続プラグを変換器ケースに設け、同変換器ケースの内
    部に内蔵されるプリント基板の表面の前記AC接続プラ
    グに近接した位置に、電源電圧に応じて切換操作される
    電圧切換スイッチを搭載し、前記変換器ケースに形成す
    る電圧切換窓に臨ませる同電圧切換スイッチの切換スラ
    イダを外部操作させる小型電圧変換器において、前記A
    C接続プラグの電源部配線間に介在する接触防止リブを
    変換器ケースの内面に突起させ、この接触防止リブに前
    記電圧切換窓から外力が作用される前記電圧切換スイッ
    チの背後まで延長するスイッチ抑えを設けたことを特徴
    とする小型電圧変換器。
JP1993045642U 1993-07-29 1993-07-29 小型電圧変換器 Expired - Lifetime JP2600055Y2 (ja)

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JPH0711895U JPH0711895U (ja) 1995-02-21
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Family

ID=12725030

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