JP3430185B2 - インバータ装置 - Google Patents

インバータ装置

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JP3430185B2
JP3430185B2 JP21480894A JP21480894A JP3430185B2 JP 3430185 B2 JP3430185 B2 JP 3430185B2 JP 21480894 A JP21480894 A JP 21480894A JP 21480894 A JP21480894 A JP 21480894A JP 3430185 B2 JP3430185 B2 JP 3430185B2
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聡子 石井
宣長 鈴木
正治 村松
常博 遠藤
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ユニット化され、壁取
付け型として有用なインバータ装置に係り、特に、誘導
電動機駆動用に好適な汎用のインバータ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】インバータ装置は、汎用の誘導電動機
を、簡単に、しかも効率的に可変速運転できるため、近
年、広く使用されるようになってきているが、このイン
バータ装置の一般的な内部構成は、図6に示すようにな
っている。すなわち、この図6は、一般的な電圧形イン
バータ装置の基本的な動作に必要な主回路部分を示した
図で、同図において、Aは順変換部、Bは逆変換部、C
は主回路コンデンサ、IMは誘導電動機である。
【0003】このインバータ装置は、例えば50HZ、又
は60HZ の商用交流電源から三相の交流電力の供給を
受け、これから順変換部Aにより直流電力を得、これを
コンデンサCによって平滑化し、この平滑化された直流
電力を逆変換部Bにより交流電力に再変換するようにな
っており、これにより、例えば、0.5HZ の低い周波数
から1000HZ 位の高い周波数までの任意の周波数の
交流電力を、負荷である誘導電動機IMに供給し、この
誘導電動機IMを可変速運転するようになっているもの
である。
【0004】従って、逆変換部Bの入力には、充分に平
滑化された直流電圧が供給されなければならず、このた
め、かなり大きな静電容量を有するコンデンサを直流主
回路に設ける必要があり、この結果、主回路コンデンサ
Cとしては、通例、電解コンデンサが用いられるように
なっている。
【0005】ところで、従来のインバータ装置では、例
えば特開昭60−219968号公報などで知られてい
るように、この平滑用の主回路電解コンデンサは、それ
自体に予め取付部材を設けておいたり、或いは適当な枠
体などを用いてインバータ装置内にねじなどにより固定
し、且つ、これに対する電気的接続は、電解コンデンサ
の端子を配線基板のパターンに直接、はんだ付けした
り、或いは導体バーや電線をはんだ付けしてから、これ
らの導体バーや電線を介して所定の回路に接続してい
た。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術は、電解
コンデンサが寿命を有する部品である点について配慮が
されておらず、耐用限度を越えたときでの主回路電解コ
ンデンサの交換作業に問題があった。すなわち、従来技
術では、主回路電解コンデンサの交換作業について、一
般に以下のような対応が必要であった。
【0007】<主回路電解コンデンサが基板にはんだ付
けされている場合> 本体のネジ等を外して枠を取り外す。 基板を本体又はダイカストケース等に取り付けてい
るネジ等の取り外しを行ない、基板間に取り付けられて
いるコネクタ、電線類を外し、主回路電解コンデンサが
取り付けられている基板を取り出す。 はんだ作業によって主回路電解コンデンサを取り外
し、新品と交換し、再びはんだ付けを行う。 基板のコネクタ、電線類を再結線し、基板を本体に
ネジ止めし、枠を取り付ける。なお、この場合、工程
でのはんだ作業時に、基板のスルーホールやパターンを
損傷しないように配慮しなければならない。
【0008】<主回路電解コンデンサが枠にネジ止めさ
れている場合> 本体のネジ等を外し、枠、基板を取り外す。 主回路電解コンデンサの電極に取り付けられている
モールドバー、もしくは電線等を取り外してから主回路
電解コンデンサを取り外し、新品と交換する。 本体を元どおり組み立てる。
【0009】従って、従来技術では、主回路電解コンデ
ンサの交換に、かなり多くの工数及び時間が必要で、且
つ、かなりの技能が必要とされていた。
【0010】本発明の目的は、多くの工数、時間、技能
を必要とすることなく、誰にでも容易にコンデンサの交
換ができ、且つ、インバータ装置の製造組立時における
工数の低減も可能で、コストダウンが充分に図れるよう
にしたインバータ装置を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的は、少なくとも
順変換部と逆変換部、それに平滑用のコンデンサを備え
たインバータ装置において、順変換部と逆変換部を搭載
したパワーモジュールの一方の面に重ね合わせた浅い箱
形の枠構造部と、この枠構造部の内部に形成したコンデ
ンサ挿入部と、弾性的に装着取外しが可能な接続端子と
を設け、コンデンサのインバータ装置への機械的な取付
けが、コンデンサ挿入部に対するコンデンサの挿入によ
って行われ、該コンデンサに対する電気的接続が、接続
端子のコンデンサ電極端子への挿入によって与えられて
ることにより達成される。
【0012】
【作用】コンデンサボックスは、インバータ装置に対す
るコンデンサの組付け、取外しを、単に挿入部に対する
コンデンサの挿入、抜取りだけで可能にするように働
き、弾性的に装着取外しが可能な接続端子は、コンデン
サの電極端子に対する導電路の接続、切り離しを、単に
接続端子の挿入、引き抜きだけで可能にするように働
く。
【0013】従って、ほとんど熟練を要することなく、
誰にでも容易にコンデンサの交換ができ、且つ、インバ
ータ装置の組立時での工数も大幅に低減されるため、製
品のコストダウンにも大いに寄与するものである。
【0014】
【実施例】以下、本発明によるインバータ装置につい
て、図示の実施例によって詳細に説明する。図1と図2
は、本発明の一実施例で、これらの図において、1はダ
イカストケース(冷却フィン)、2はパワーモジュール、
3は電源基板、4はフレキシブルフラットケーブル、5
はコンデンサボックス、5Aは取り付け用ツメ部、6は
主回路電解コンデンサ、6Aはコンデンサの電極端子、
7はコンデンサボックスカバー、8は制御基板、9は操
作パネルカバー、10、11は制御回路端子カバー、1
2はコンデンサボックスの主回路電解コンデンサ挿入
部、13はボトムエントリーソケット、14はパワーモ
ジュール取り付けネジ、15はコンデンサ接続用の電
線、15Aはファストン端子(弾性挿入形の端子)、15
Bは圧着端子(ねじ止め形の端子)、16はパワーモジュ
ールのピンヘッダー部、17は電線ホルダ、18及び1
9は制御回路端子台、20は縦型ソケット、21は横型
ソケット、22は制御基板保持位置決め用の突起部であ
る。
【0015】ダイカストケース1は、例えばアルミダイ
カストで作られており、インバータ装置全体の台として
の役割を持つと共に、冷却用のフィンとしても機能する
ようになっている。パワーモジュール2は、図6で説明
したインバータの順変換部A、逆変換部Bを搭載した上
で、電源側の主回路端子台2A及び負荷側の主回路端子
台2Bと共に合成樹脂により、ダイカストケース1と同
じ平面形状と寸法に、一体化して作られており、4本の
ネジ14を用いてダイカストケース1の上に積み重ねる
ようにして取付られている。
【0016】従って、この実施例によれば、パワーモジ
ュール2に搭載されている順変換部Aや逆変換部Bなど
から発生した熱が直接ダイカストケース1に伝達される
ようになり、効率的な冷却機能を得ることができる。
【0017】電源基板3には、逆変換部を駆動するドラ
イブ回路や、各部の回路で必要な電源回路が実装されて
いる。そして、この電源基板3に搭載されている回路と
パワーモジュール2に搭載されている回路との間は、電
源基板3をパワーモジュール2の上から、その内部に水
平に載置して収容し、取付けたとき、パワーモジュール
2に設けられているピンヘッダー部16に、電源基板3
に設けられているボトムエントリーソケット13が嵌合
されることによって電気的に接続され、必要なインター
フェースが自動的に与えられるようになっている。
【0018】コンデンサボックス5は、特に図2から明
らかなように、幅方向の寸法はパワーモジュール2と同
じに、そして、縦方向の寸法は、それよりも短くなるよ
うにして、所定の合成樹脂により、浅い箱型の枠体とし
て作られており、その幅方向の壁部の内側には、2個の
コンデンサ挿入部12が並んで形成され、対向する壁部
は開放されて開口が形成されている。そして、この開口
にコンデンサボックスカバー7が嵌め込まれるようにな
っている。
【0019】コンデンサ挿入部12には、図示のよう
に、主回路電解コンデンサ6が差し込まれるようになっ
ているが、このとき、このコンデンサ挿入部12は、コ
ンデンサボックス5の成形型抜き時の抜き勾配を利用し
たはめ込み構造、つまり奥行き方向に内径が小さくなっ
た構造に作られており、この結果、差し込んだ後、さら
に押し込むことにより、主回路電解コンデンサ6がコン
デンサ挿入部12に強く保持されることになる。
【0020】そこで、コンデンサ挿入部12に主回路電
解コンデンサ6を差し込んだ後、コンデンサボックスカ
バー7を嵌めることにより、このコンデンサボックスカ
バー7に設けられている突起7Aによって、主回路電解
コンデンサ6は更に押し込まれ、所定の位置に強固に保
持されるようになっている。
【0021】インバータ直流主回路に対する主回路電解
コンデンサ6の接続は、コンデンサボックス5に挿入さ
れた主回路電解コンデンサ6の電極端子6Aを、2本の
電線15によって、パワーモジュール2の端子台2Aに
設けてある直流P端子と、直流N端子の2個の端子に接
続することにより、完成されるようになっている。
【0022】電線15には、一方にファストン端子15
Aが、そして他方には圧着端子15Bがそれぞれ設けら
れており、これにより、圧着端子15Bをパワーモジュ
ール2の電源側端子台2Aの直流端子に取付けた上で、
ファストン端子15Aを主回路電解コンデンサ6の電極
端子6Aに差し込んでやれば、所定の接続状態が得られ
るようになっている。
【0023】一方、このため、パワーモジュール2の電
源側端子台2Aにある2個の直流端子には、パワーモジ
ュール2の内部で順変換器Aの直流出力回路、つまりイ
ンバータ直流主回路の正極P側線路と、負極N側の線路
にそれぞれ接続されている。
【0024】従って、この実施例によれば、主回路電解
コンデンサ6の取付作業が簡単で、コンデンサボックス
5を組み立てた後からでも容易に取付けることができる
上、主回路電解コンデンサ6を交換するときでも本体を
分解する必要はなく、単にコンデンサボックスカバー7
を取り外し、電線15のファストン端子15Aを抜き外
し、主回路電解コンデンサ6を取り出して新品と交換し
てやればよい。
【0025】また、このとき、コンデンサボックス5
の、図1では左側、図2(c)では上側になっている壁部
の内側には電線ホルダ部17が設けてあり、電線15
は、これに途中が巻き付けられた形で保持されるように
なっていて、これにより、不要な接触による電線15の
破損や短絡などが生じないようにしてある。
【0026】次に、このコンデンサボックス5には4個
のツメ部5Aが設けてあり、他方、これに対応してパワ
ーモジュール2には凹部2Cが形成してある。従って、
この実施例によれば、パワーモジュール2に対するコン
デンサボックス5の取付けは、単にコンデンサボックス
5をパワーモジュール2に積み重ねて押し付けるだけで
行なえるようになっている。
【0027】フレキシブルフラットケーブル4は、電源
基板3と制御基板8の間を接続する働きをするもので、
このため、電源基板3には横形ソケット21が、そして
制御基板8の裏側には縦形ソケット20が、それぞれ搭
載されており、フレキシブルフラットケーブル4をこれ
らのソケットに装着することにより、これらの基板間で
の必要なインターフェースがとられるようになってい
る。
【0028】制御基板8には、例えばマイクロコンピュ
ータなどのインバータの制御に必要な素子と、制御信号
端子台18、19、それにディジタルキー、表示器など
が実装されている。
【0029】なお、この実施例では、制御基板8がコン
デンサボックス5の上部に収容配置されているため、フ
レキシブルフラットケーブル4は、コンデンサボックス
5内の主回路電解コンデンサ6を避ける形でループを描
いて延長されている。しかして、主回路電解コンデンサ
6の配置を変えたり、電源基板3、制御基板8の配置を
変えたりしてやることにより、種々の接続方法を採用す
ることができる。
【0030】制御基板8の取付は、コンデンサボックス
5の内部に設けられている位置決め用の突起部22によ
って保持され、上から操作パネルカバー9を取付けるこ
とによって固定されるようになっているが、この操作パ
ネルカバー9のコンデンサボックス5に対する取付け
も、ツメ部9Aの嵌合により得られるように構成してあ
る。
【0031】従って、この実施例によれば、インバータ
の組立に必要なねじが、4本のパワーモジュール取り付
けネジ14だけで済み、この後、コンデンサボックス5
と操作パネルカバー9の取付けは、順次、積み重ねてツ
メ部を嵌合だけで組立ることができるので、工程数が少
なくなり、組立が容易になる。
【0032】操作パネルカバー9の両側端には、制御基
板8の端子台19、20が配置されているが、これらの
部分に対応して、操作パネルカバー9には、図3に示す
ように、開閉固定可能な構造を有する制御回路端子カバ
ー10、11が設けてある。
【0033】従って、この実施例では、端子台19、2
0が使用されていないときには、これらのカバーを閉じ
ることにより、塵埃等の侵入による短絡、接触不良等の
事故が発生するのが防止出来るようになっている。
【0034】ところで、上記実施例では、コンデンサボ
ックス5に挿入した主回路電解コンデンサ6に対する電
気的接続を、電線15によって行なうようになってい
た。従って、この実施例では、主回路電解コンデンサ6
を交換するとき、その電極端子に嵌め込まれているファ
ストン端子15Aを取り外す必要がある。このファスト
ン端子15Aを取り外し作業は、特に面倒なものではな
いが、しかし、無くせるものなら、それにこしたことは
ない。
【0035】そこで、次に、本発明の他の実施例につい
て説明する。まず、図4は、本発明の他の一実施例で、
図において、23はコンデンサボックス5の枠(壁部)に
埋め込まれた銅帯などの導電材料で作られた導体バー、
24はパワーモジュール2の直流主回路に接続されたコ
ネクタ、25は導体バー23の先端部に取付けてあるフ
ァストン端子、26は導体バー23の先端に形成した端
子ピン部である。なお、その他の構成は、図1、図2、
図3で説明した実施例と同じである。
【0036】ファストン端子25は、コンデンサボック
ス5の内部に設けてあるコンデンサ挿入部12の中に突
出して取付けてあり、このコンデンサ挿入部12内に主
回路電解コンデンサ6を挿入したとき、その電極端子6
Aが係合するような位置に設けてある。
【0037】端子ピン部26は、コンデンサボックス5
から内側に突出するように形成されており、ここにコネ
クタ24を係合させることにより、導体バー23がパワ
ーモジュール2の直流主回路に接続されるようになって
いる。
【0038】そこで、主回路電解コンデンサ6を、その
電極端子6A側からコンデンサボックス5内に差し入
れ、コンデンサ挿入部12に挿入させ、後側からコンデ
ンサボックスカバー7(図示せず)を嵌め込んでやると、
主回路電解コンデンサ6がコンデンサ挿入部12内に押
し込まれると共に、その電極端子6Aがファストン端子
25に挿入されるので、これだけで、主回路電解コンデ
ンサ6のコンデンサボックス5に対する取付と、直流主
回路に対する主回路電解コンデンサ6の電気的接続とが
得られることになる。
【0039】従って、この実施例によれば、本体組み立
て時には、まず、コネクタ24を端子ピン部26に嵌め
込み、後は主回路電解コンデンサ6を挿入するだけで済
み、交換時でも、図1、図2で説明した実施例のよう
に、電線15のファストン端子15Aを外すという作業
なしに、主回路電解コンデンサ6の抜き差しだけで、勿
論、本体を分解する必要もなく、主回路電解コンデンサ
6を取替えることができる。
【0040】次に、図5は、本発明の更に別の一実施例
で、この実施例は、図4の実施例のの変形例で、図にお
いて、27はコンデンサボックス5から外部に突出した
端子ピン部、28はパワーモジュール2のケース枠内に
設けてある接続嵌合部、29はパワーモジュール2の内
部にある導体バーであり、その他は、図4の実施例と同
じである。
【0041】まず、端子ピン部27は、導体バー23の
端部で形成されており、図示のように、コンデンサボッ
クス5の壁部から下側のパワーモジュール2に隣接する
方向に突出されている。次に、接続嵌合部28は、ファ
ストン端子に類似した構造をもち、パワーモジュール2
の壁部に埋め込まれた形で、コンデンサボックス5の壁
部に隣接した部分に開口を有するソケットとして構成さ
れ、導体バー29に接続されている。導体バー29は、
一方の端部が接続嵌合部28に結合されており、他方の
端部は、パワーモジュール2の直流主回路に接続されて
いる。
【0042】従って、この実施例では、本体の組立に際
して、図の矢印のように、端子ピン部27が接続嵌合部
28の開口から挿入されるようにして、パワーモジュー
ル2の上にコンデンサボックス5を積み重ねてやるだけ
で、主回路電解コンデンサ6の電極端子6Aに接続され
た導体バー23がパワーモジュール2の直流主回路に接
続されることになるので、図4の実施例におけるコネク
タ24も不要にでき、この結果、大幅な工程数の削減と
コストの低減を得ることができる。なお、主回路電解コ
ンデンサ6の取付と接続については、図4の実施例と同
じなので、説明は省略する。
【0043】ところで、以上の実施例では、図1及び図
2から明らかなように、主回路端子台2A、2Bが上下
になるようにしてインバータ装置を実装した状態では、
コンデンサボックス5の側面からコンデンサ6の挿入、
取出しを行うようになっているが、同じ状態で、上面、
又は下面からコンデンサの挿入、取出しができるように
した実施例について、以下に説明する。
【0044】まず、図7と図8は、この実施例の分解斜
視図であり、図1の実施例と同じ符号を付してある部分
は、同じ構成になっている。ここで、図7の実施例と図
8の実施例との違いは、以下の通りで、コンデンサ6の
接続が異なるだけである。まず、図7の実施例は、図1
2(a)に示すように、3相、200V電源用、及び図1
2(b)に示すように、単相、200V電源用に適用させ
たものであり、従って、図示のように、2個のコンデン
サ6は並列に接続されている。一方、図8の実施例は、
図12(c)に示すように、単相、100V用に適用させ
た場合で、このときには、インバータ装置の順変換部A
の入力電圧が100Vの状態で、逆変換部Bの出力電圧
を200Vにするため、順変換部Aの回路構成を倍電圧
両波整流回路にしてあり、このため、主回路コンデンサ
Cを2個直列接続して使用する必要があるので、図示の
ように、2個のコンデンサ6は直列に接続され、且つ、
これらの接続点からも電線15が取り出されているので
ある。
【0045】上記したように、これら図7と図8の実施
例においても、図1の実施例と同じ符号が付している部
分は同じ構成なので、以下、図1の実施例と異なってい
る部分について、主に説明する。
【0046】これら図7、図8において、30、31は
端子台カバー、32はインターフェース用コネクタ部、
33は制御回路基板用カバー、34は表面カバー、35
はディジタル操作パネル、36はコンデンサストッパ
ー、37はディンレール取付け用フィン、38は冷却フ
ィン取付用ネジ、39はアースネジ、40はディジタル
操作パネル取付用ネジ、そして41は電線貫通部であ
る。なお、12Aはコンデンサ挿入部12に形成してあ
る溝である。
【0047】まず、これら図7、図8の実施例では、主
回路端子台2A、2B(図1)にも端子台カバー30、3
1が取付けられるようになっている。これらの端子台カ
バー30、31は着脱可能に作られていて、端子台に電
線を接続するときは取り外しておき、以後は、図9及び
図10に示すように、端子台に装着しておけるようにな
っている。
【0048】インバータの主回路は高電圧(200V以
上)を扱っているから、主回路端子台2A、2Bの金具
に触れたりすると危険であり、また、金属物体が落ちこ
んだりすると短絡の虞れがある。しかるに、この実施例
では、使用中は、図9、図10に示すように、これらの
端子台カバー30、31により主回路端子台が覆われて
いるので、不測の事態が発生する虞れがなく、事故を未
然に防ぐことができる。
【0049】次に、これら図7、図8の実施例では、制
御基板8にインターフェース用コネクタ部32が設けら
れている。従って、ユーザなどによる外部機器とインタ
ーフェースに際しても、簡単に接続が行えるようにな
る。
【0050】また、この実施例では、インターフェース
用の接続部が分割されていて、2個のインターフェース
用コネクタ部32に分けられており、従って、それらの
一方のコネクタ部に使用頻度の高いと思われる制御信号
路を配置し、他方には、それ以外の制御信号路を配置す
ることができる。
【0051】次に、この図7、図8の実施例では、制御
基板8上に制御基板用カバー33が取付けられている。
そして、この上には、図9に示すように、表面カバー3
4を取付けて使用したり、図10に示すように、ディジ
タル操作パネル35を取付けて使用したり、任意に選択
できるようになっている。
【0052】従って、この実施例によれば、ユーザによ
り選択可能な機能を増やすことができる。なお、このと
き、制御基板用カバー33に対する表面カバー34の着
脱は、図示のように、爪を用いた嵌合により行われ、デ
ィジタル操作パネル35の着脱にはネジ40が用いられ
ている。
【0053】次に、この図7、図8の実施例では、コン
デンサ挿入部12に、図11(a)に示すように、溝12
Aが複数個所、例えば3個所に形成してあり、これらの
溝12Aの中の1個に、図11(b)に拡大して示してあ
るコンデンサストッパー36を、図11(c)に示すよう
に嵌合させて使用するようになっている。
【0054】インバータ装置では、その定格出力に応じ
て静電容量の異なるコンデンサを使用する必要があり、
例えば、コンデンサ6として、静電容量が180μF、
330μF、或いは470μFのものを選択する必要が
ある。
【0055】ところで、このようなコンデンサとして
は、図示のように、円筒形のものを使用するのが通例で
あるが、このとき、直径は変えずに、長さを変えるだけ
で静電容量の違いに対応するのが、これも通例であり、
このときには、静電容量が多いコンデンサほど、その長
さが長くなる。
【0056】そこで、この実施例では、各静電容量のコ
ンデンサの長さに対応して、それぞれの溝12Aの位置
を変えておき、例えば、静電容量が180μFのコンデ
ンサを使用するときには、図11(a)で180と示して
ある溝12Aにコンデンサストッパー36を嵌合させて
使用し、以下同様に、コンデンサの静電容量に応じて3
30、或いは470と記してある溝12Aにコンデンサ
ストッパー36を嵌合させて使用するようになってい
る。
【0057】従って、この実施例によれば、コンデンサ
ストッパー36を嵌合させる溝12Aの選択だけで、そ
のままコンデンサ6として静電容量の異なるものを用い
ることができ、定格出力の異なるインバータ装置とし、
長さの異なったコンデンサを用いた場合でも、このコン
デンサストッパー36がコンデンサ挿入位置決め用の部
材として働き、コンデンサ6を固定することができるよ
うになり、常に確実にがたつきを防止することができ
る。
【0058】なお、この実施例では、3個の溝12Aが
設けてあるが、必要に応じて、2個以上、任意の数を設
けるようにすればよいことは言うまでもない。
【0059】次に、この図7、図8の実施例では、冷却
フィン1に、ネジ38により、さらにディンレール取付
け用フィン37が取付けらるようになっており、必要に
応じてディンレールを用いた設備にも対応できるように
なっている。ここで、ディンレールとは、DIN(ドイ
ツ規格)により定められている配電機器取付用の部材で
あり、ヨーロッパなどでは広く用いられているものであ
り、従って、この実施例によれば、使用範囲を広くする
ことができる。
【0060】次に、この図7、図8の実施例では、コン
デンサボックス5に電線貫通部41が形成してあり、コ
ンデンサ6からの電線15は、何れの場合でも、これら
の電線貫通部41を通って電源側の主回路端子台2Aの
端子に直接接続できるように構成してある。
【0061】そして、この電源側の主回路端子台2Aに
は、商用電源のR相、S相、T相の各端子と、直流のP
端子、N端子が設けてあるので、図7に示すように、コ
ンデンサ6からの2本の電線15を主回路端子台2Aの
P端子とN端子に接続してやれば、図12(a)に示すよ
うに、3相、200V電源用として、及び図12(b)に
示すように、単相、200V電源用として、それぞれに
適用させることができ、図8に示すように、コンデンサ
6からの3本の電線15を主回路端子台2AのP端子と
N端子、それにS相、T相の各端子に接続してやれば、
図12(c)に示すように、単相、100V電源用として
適用させることができ、従って、この実施例によれば、
本来は3相、200V用のインバータ装置として構成し
たにも係わらず、何ら構成の変更を伴わず、単にコンデ
ンサの接続を変えるだけで、単相、200V用及び単相
100Vのインバータ装置を得ることができる。
【0062】ところで、これら図7、図8の実施例で
は、コンデンサボックス5の上側からコンデンサ6を着
脱するように構成してあるが、コンデンサボックス5の
下側から着脱できるようにしても良い。
【0063】なお、これら図7、図8の実施例でも、図
1の実施例のように、コンデンサ6をコンデンサボック
ス5の側面から、すなわち、インバータ装置の側面から
着脱させるように構成しても、勿論、構わない。
【0064】ここで、これらの実施例による効果につい
て列挙すれば、以下の通りである。
【0065】(1) インバータ装置全体を充分に小形化す
ることができる。 (2) 組立工数の低減による大幅な製品のコストダウンが
可能になる。 (3) 電源側の端子と負荷側(電動機側)の端子が対向する
位置にあるため、配線が容易である。 (4) 配電盤などに取付けられる機器として一般的な電磁
開閉器と同一の端子配置にすることができるので、習慣
的な配線作業となり、本質的に誤配線を少なくすること
ができる。
【0066】
【発明の効果】本発明によれば、主回路電解コンデンサ
の交換が本体を分解することなく実施でき、工数低減に
大きく寄与するものであると同時に、組み立て時の工数
低減による製品コストダウンにも大きく寄与することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるインバータ装置の一実施例を示す
分解斜視図である。
【図2】本発明の一実施例を示す外観説明図である。
【図3】本発明の一実施例における制御端子カバーの説
明図である。
【図4】本発明の他の一実施例を示す一部分解斜視図で
ある。
【図5】本発明の更に別の一実施例を示す一部分解斜視
図である。
【図6】インバータ装置の主回路の一例を示す回路図で
ある。
【図7】本発明によるインバータ装置の他の一実施例を
示す分解斜視図である。
【図8】本発明によるインバータ装置の更に別の一実施
例を示す分解斜視図である。
【図9】本発明の他の一実施例を示す外観斜視図であ
る。
【図10】本発明の他の一実施例を示す外観斜視図であ
る。
【図11】本発明の一実施例におけるコンデンサストッ
パーと溝の詳細説明図である。
【図12】本発明の実施例におけるインバータ装置の主
回路構成図である。
【符号の説明】
1 ダイカストケース(冷却フィン) 2 パワーモジュール 2A 電源側主回路端子台 2B 負荷側主回路端子台 3 電源基板 4 フレキシブルフラットケーブル 5 コンデンサボックス 5A 取り付け用ツメ部 6 主回路電解コンデンサ 6A 主回路電解コンデンサの電極端子 7 コンデンサボックスカバー 8 制御基板 9 操作パネルカバー 10 制御回路端子カバー(上側) 11 制御回路端子カバー(下側) 12 コンデンサ挿入部 12A コンデンサ挿入部12に形成してある溝 13 ボトムエントリーソケット 14 パワーモジュール取り付けネジ 15 電線 15A ファストン端子 15B 圧着端子 16 パワーモジュールピンヘッダー部 17 電線ホルダ 18 制御基板端子台(下側) 19 制御基板端子台(上側) 20 縦形ソケット 21 横形ソケット 22 制御基板保持位置決め用の突起部 23 コンデンサボックス枠内の導体バー 24 コネクタ 25 ファストン端子 26、27 端子ピン部 28 接続嵌合部 29 パワーモジュール内の導体バー 30、31 端子台カバー 32 インターフェース用コネクタ部 33 制御回路基板用カバー 34 表面カバー 35 ディジタル操作パネル 36 コンデンサストッパー 37 ディンレール取付け用フィン 38 冷却フィン取付用ネジ 39 アースネジ 40 ディジタル操作パネル取付用ネジ 41 電線貫通部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 鈴木 宣長 千葉県習志野市東習志野七丁目1番1号 株式会社 日立製作所 産業機器事業 部内 (72)発明者 村松 正治 千葉県習志野市東習志野七丁目1番1号 株式会社 日立製作所 産業機器事業 部内 (72)発明者 遠藤 常博 千葉県習志野市東習志野七丁目1番1号 株式会社 日立製作所 産業機器事業 部内 (56)参考文献 実開 平6−13392(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H02M 7/48

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも順変換部と逆変換部、それに
    平滑用のコンデンサを備えたインバータ装置において、上記順変換部と逆変換部を搭載したパワーモジュールの
    一方の面に重ね合わせ た浅い箱形の枠構造部と、 この枠構造部の内部に形成したコンデンサ挿入部と、 弾性的に装着取外しが可能な接続端子とを設け、 上記コンデンサのインバータ装置への機械的な取付け
    が、上記コンデンサ挿入部に対する上記コンデンサの挿
    入によって行われ、該コンデンサに対する電気的接続
    が、上記接続端子の上記コンデンサ電極端子への挿入に
    よって与えられていることを特徴とするインバータ装
    置。
  2. 【請求項2】 請求項1の発明において、 上記コンデンサ挿入部が上記枠構造部の内部の一方の壁
    面に形成され、この壁面に対向している壁面には開口が
    形成された上で、この開口には、それを塞ぐ部材が、外
    部から取り外し可能な状態で設けられていることを特徴
    とするインバータ装置。
  3. 【請求項3】 請求項1の発明において、 上記接続端子が絶縁電線を介してインバータの主回路に
    接続されていることを特徴とするインバータ装置。
  4. 【請求項4】 請求項1の発明において、 上記接続端子が上記コンデンサ挿入部内に設けてあり、
    上記コンデンサが該コンデンサ挿入部に挿入されたこと
    により、該コンデンサの電極端子が上記接続端子に係合
    て、上記電気的な接続が得られるように構成されてい
    ることを特徴とするインバータ装置。
  5. 【請求項5】 請求項1の発明において、 上記コンデンサ挿入部が、そのコンデンサ挿入口から内
    部に向かって順次異なった位置に、コンデンサ挿入位置
    決め用の部材を嵌合するための、少なくとも2個の溝を
    有することを特徴とするインバータ装置。
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