JP2599938Y2 - 磁気コアホルダー - Google Patents

磁気コアホルダー

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JP2599938Y2
JP2599938Y2 JP1993058266U JP5826693U JP2599938Y2 JP 2599938 Y2 JP2599938 Y2 JP 2599938Y2 JP 1993058266 U JP1993058266 U JP 1993058266U JP 5826693 U JP5826693 U JP 5826693U JP 2599938 Y2 JP2599938 Y2 JP 2599938Y2
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は電源トランスの磁気コア
を固定するホルダーの構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図5に従来のホルダーの外観斜視図を示
した。従来のホルダー1はコの字型の形状であり、側面
にコアを固定するバネ部9と、それらのバネ部9を継ぐ
蓋部8から成っている。
【0003】また、図6には従来のホルダーを使用した
トランスの外観斜視図を示した。このトランスはホルダ
ー1、磁気コア2及び巻線からげ用端子7を具備するボ
ビン3より構成されている。
【0004】ところで、トランスの組み立ては、初めに
ボビンに巻線を施し、次にこのボビンに磁気コアを突き
合わせて嵌め込み、最後にホルダーを磁気コアに被せ
て、磁気コアを固定するという順序で行われる。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】しかし、トランスを組
み立てた際、図7に示すように、ホルダー1を組み込
み、磁気コア2をバネ部9で固定したとき、バネ部9が
押し広げられ、蓋部8にそりを形成する。その為、トラ
ンスの基板実装時に自動実装機のノズル6への吸上げが
妨げられ、自動実装機による基板実装が困難であるとい
う欠点があった。
【0006】本考案は、これらの欠点を除去する為、コ
の字型ホルダーの蓋部に外側に対して凹部となるような
溝を円形状に設けて、ホルダーの組み込み時に蓋部にそ
りが形成されることを防止したもので、自動実装機によ
る基板実装が容易に行うことのできるコの字型の磁気コ
アホルダーを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本考案は、蓋部と、該蓋
部の側面に設けられたバネ部より構成されるコの字型の
磁気コアホルダーにおいて、前記蓋部にエンボス状の溝
が形成されていることを特徴とする。
【0008】
【作用】コの字型磁気コアホルダーの蓋部に円環状の凹
溝が形成されているので、トランスを組み立てる際に、
ホルダーを組み込んだとき、蓋部においてソリの発生が
防止され、平面の状態が保たれる。そのため、後工程の
自動実装機による基板への実装のときに、自動実装機の
ノズルにトランスが容易に吸上げられるようになり、ト
ランスの基板への実装が効率よく行われる。
【0009】
【実施例】以下本考案の実施例について図面を用いて説
明する。
【0010】図1は本考案のホルダーの外観斜視図であ
り、図2は図1のA−A断面図である。図1及び図2に
おいて、側面にバネ部9を有するホルダー4の蓋部8に
は円環状の凹状の溝5が設けられている。
【0011】次に、本考案のホルダーを使用したトラン
スについて、構成及び組み立て手順について説明する。
図3は本考案によるホルダーを使用したトランスの外観
斜視図である。図4は自動実装機のノズルへの吸上げ状
態を示す本考案によるホルダーを使用したトランスの側
面図である。このトランスは、図6に示した従来のトラ
ンスと同様に構成されている。即ち、図3に示すように
磁気コア2、巻線からげ用端子7を備えたボビン3、及
び凹状の溝5が設けられたホルダー4より構成されてい
る。
【0012】ところで、このトランスの組み立ては、従
来の技術で示した手順と同様に次の様に行われる。ま
ず、ボビン3に巻線を施し、次にボビン3に磁気コア2
を挿入し、最後に磁気コア2にホルダー1を組み込む。
このとき、磁気コアの固定のためホルダーのバネ部9が
両脇に押し広げられるが、円環状に形成された凹状の溝
5が存在するために、ホルダーの蓋部8には、ソリが形
成されず、平面状態が保たれる(図4の状態)。さら
に、図4に示すように、自動実装機による基板への実装
の際にはこの平らな面が自動実装機のノズル6に容易に
吸い上げられ、基板への実装が効率よく行われる。
【0013】
【考案の効果】以上のように本考案によれば、ホルダー
の蓋部に円環状の凹部が設けられているので、トランス
の組み立てにおいてホルダー組込時にホルダー両脇のバ
ネ部が押し広げられてもホルダー蓋部にそりが形成され
ず、平面状態が保たれ、基板実装の際、自動実装機のノ
ズルへのトランスの吸い上げが容易にできるという利点
を持ったトランスの磁気コアホルダーの提供が可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のホルダーの外観斜視図。
【図2】図1のA−A断面図。
【図3】本考案によるホルダーを使用したトランスの外
観斜視図。
【図4】自動実装機のノズルへの吸い上げ状態を示す本
考案によるホルダーを使用したトランスの側面図。
【図5】従来のホルダーの斜視図。
【図6】従来のホルダーを使用したトランスの外観斜視
図。
【図7】自動実装機のノズルへの吸い上げ状態を示す従
来のホルダーを使用したトランスの側面図。
【符号の説明】
1 従来のホルダー 2 磁気コア 3 ボビン 4 本考案のホルダー 5 溝 6 ノズル 7 端子 8 蓋部 9 バネ部

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 蓋部と、該蓋部の側面に設けられたバネ
    部より構成されるコの字型の磁気コアホルダーにおい
    て、前記蓋部にエンボス状の溝が形成されていることを
    特徴とする磁気コアホルダー。
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