JP2599930Y2 - 自動販売機の取出口扉ロック装置 - Google Patents

自動販売機の取出口扉ロック装置

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JP2599930Y2
JP2599930Y2 JP1993038546U JP3854693U JP2599930Y2 JP 2599930 Y2 JP2599930 Y2 JP 2599930Y2 JP 1993038546 U JP1993038546 U JP 1993038546U JP 3854693 U JP3854693 U JP 3854693U JP 2599930 Y2 JP2599930 Y2 JP 2599930Y2
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憲一 新井
啓二 大平
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Sanyo Electric Co Ltd
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  • Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、自動販売機の取出口扉
ロック装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】自動販売機の取出口扉をロックする構成
のもの特開昭62−134786号公報に記載されてい
る。上記構成のものを、図面を図1,2及び図8,9を
用いて説明すると、1は自動販売機の本体で、前面に開
閉可能な前面扉2を用いており、該扉の上部には商品サ
ンプルを展示する商品展示部3を設け、該商品サンプル
に対応して商品選択スイッチ4を設けている。商品選択
スイッチ4の下部には硬貨を投入する硬貨投入口5と、
紙幣を挿入するための紙幣投入口6と、投入金額を表示
するための表示部7と、硬貨の返却を行う返却レバー8
とを備えた操作パネル9を備え、下部には商品を取り出
すための商品取出口10と、返却された硬貨を取り出す
ための返却口11を備えている。
【0003】前記商品取出口10の内部には本体1内か
ら送出された商品を受け入れる商品受部12を設け、商
品取出口10の開口には、商品取出口10を閉塞するた
めの取出口扉13が備えられている。そして、商品受部
12までの商品搬送経路に加熱機構等の危険な装置が設
けられた場合、商品の購入者の安全を守るため、もしく
は悪戯防止のために商品を選択してから商品受部12に
商品が送り出されるまで取出口扉13をロックしてい
た。すなわちロック装置14を設けていた。該ロック装
置14は、ソレノイド14Aと、軸15により回動自在
に軸支された係止部材14Bを備え、ソレノイド14A
と係止部材14Bは、係止部材14Bに固定された軸1
6を介して回動自在に係止されている。そして係止部材
14Bは軸15に挿着されたバネ部材17により図8に
て示す商品受部12から退出する方向に付勢されてい
る。
【0004】商品選択スイッチ4の操作に基づく販売指
令により、ソレノイド14Aを駆動することにより係止
部材14Bが商品受部12内に突出して取出口10を閉
塞している取出口扉13(図9にて実線にて示す)の後
方に突出して取出口扉13の後方への移動を規制するこ
とにより取出口扉13のロックを行う。しかしながら販
売指令を送出する前に販売口扉13が後方に押されて取
出口10を閉塞する位置に取出口扉13がないとすると
(図9にて2点波線にて示す)、係止部材14Bが商品
受部12に突出することにより、取出口扉13が取出口
10を閉塞しようとしても、取出口扉13が係止部材1
4Bに当接することにより、取出口10を閉塞できない
とともに、ロックすることができない。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】そこで、本考案は、商
品販売指令に基づき取出口扉をロックすることが可能と
なり、また商品販売指令を受けた際に取出口扉が取出口
を閉塞する位置にないとしても取出口が閉塞する位置に
戻り取り出し口を閉じ際してロック可能とした自動販売
機の取り出し口扉ロック装置を提供することを課題とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本考案は、商品収納棚から送出された商品を受入れ
る商品受部を設け、該商品受部と連通して商品を取り出
すための商品取出口と、該商品取出口を閉塞する位置に
付勢され該商品取出口を開閉可能に設けている取出口扉
と、商品販売指令に基づき前記取出口扉方向に突出して
閉じた状態にある前記取出口扉をロックする係止部を備
えたロック装置とを設けた自動販売機において、前記ロ
ック装置の駆動時に前記取出口扉が開放軌道の途中に位
した場合、付勢された前記取出口扉が閉じようとする
力によって突出状態にある前記係止部を後退させて前記
商品取出口の閉塞を許容するとともに、前記取出口扉が
前記商品取出口を閉塞すると前記係止部を復帰させ前記
取出口扉をロックする一方向規制部材を備えたものであ
る。
【0007】
【作用】一方向規制部材により、ロック装置の駆動時に
取出口扉が開放軌道の途中に位置した場合には、付勢さ
れた取出口扉が閉じようとする力によって突出状態にあ
る係止部を後退させて商品取出口の閉塞を許容するとと
もに、取出口扉が商品取出口を閉塞すると係止部を復帰
させ前記取出口扉をロックする。
【0008】
【実施例】本発明の実施例を図1から図7を用いて説明
する。従来の技術にて説明した構成と同じものは、同じ
番号を用いる。1は自動販売機の本体で、前面に開閉可
能な前面扉2を用いており、該扉の上部には商品サンプ
ルを展示する商品展示部3を設け、該商品サンプルに対
応して商品選択スイッチ4を設けている。商品選択スイ
ッチ4の下部には硬貨を投入する硬貨投入口5と、紙幣
を挿入するための紙幣投入口6と、投入金額を表示する
ための表示部7と、硬貨の返却を行う返却レバー8とを
備えた操作パネル9を備え、下部には商品を取り出すた
めの商品取出口10と、返却された硬貨を取り出すため
の返却口11を設けている。
【0009】前記商品取出口10の内部には本体1内か
ら送出された商品を受け入れる商品受部12を設け、商
品取出口10の開口には、商品取出口10を閉塞するた
めの取出口扉13が備えられている。取出口扉13は、
商品取出口10の内方に設けられ、手等による押圧によ
り図4の波線にて示すように商品受部12の内側に向か
って開放軌道をとる。取出口扉13は自重により通常商
品取出口10を閉塞する方向に付勢されている(本実施
例においては、自重により付勢されるものとしたが、バ
ネ部材等により付勢するものとしてもよい。)。また、
商品受部12までの商品搬送経路に図示しないが電子レ
ンジ等の加熱機構が設けられている。そして、取出口扉
13の開放をロックするロック装置14が設けられてい
る。商品受部12の両側壁に設けたロック装置14は、
ソレノイド14Aと、ベース部材14Cと係止部材14
Dとバネ部材14Eとから構成される。
【0010】ソレノイド14Aは、商品受部12の側壁
の外側に設けた固定部材18に固定されている。ベース
部材14Cは、一端をコ字型に形成し係止部材14Dを
回動自在に支持するための軸19を挿通するための孔部
20及びバネ部材14Eを支持するための孔部21を設
けた支持片22を形成し、他端に軸16を固定し、中間
部に固定部材18と軸23を介して回動自在に支持する
ための孔部24を設けている。
【0011】係止部材14Dは、一端をベース部材14
Cと係合するように伸長した係合片25と、他端をソレ
ノイド14Aが駆動した際、商品受部12内に突出する
係止部26と、中間部に軸19が挿入し回動自在に支持
される支持片27を設けている。また、商品受部12内
に突出した際の係止部26が取出口扉13の回動方向に
向かって突出が少なくなるよう傾斜部26Aを形成して
いる。
【0012】バネ部材14Eは、一端を固定部材18に
係止し、他端をベース部材14Cの孔部21に係止し
て、ベース部材14Cを商品受部12から遠ざける方向
に付勢している。ソレノイド14Aは、プランジャー1
4Fがベース部材14Cの軸16と回動可能に係止さ
れ、ベース部材14Cは、軸19を介して係止部材14
Dと孔部20とが回動可能に連結され、ベース部材14
Cは軸23により回動自在に支持されバネ部材14Eに
より付勢されることにより、一方向係止部材を形成す
る。
【0013】係止部材14Dは、軸19に挿入された付
勢部材であるバネ部材28により商品受部12の方向に
付勢されているが、係合片25がベース部材14Cに当
接した位置で係止している。商品販売動作に基づく上記
構成のロック装置の動作を説明すると、まず販売待機状
態では、ロック装置14は、図5に示すようにソレノイ
ド14Aには通電されていなく、バネ部材14Eに付勢
されベース部材14C及び係止部材14Dは商品受部1
2内に突出しない。よって取出口扉13は回動を妨げら
れずに取出口10を自由に開閉可能としている。
【0014】次に商品選択スイッチ4の操作に基づく販
売指令により商品の販売が行われると、本体1内の図示
しない商品収納庫から商品が送出されると、電子レンジ
に商品が搬送され加熱される。このとき利用者が商品取
出口10から手等を挿入して電子レンジに近づくと、電
子レンジは高温、高圧また扉等の機械的な機構があり、
大変危険であるので、ロック装置14のソレノイド14
Aを通電して取出口扉13をロックする。
【0015】すなわち、図6にて示すように、ソレノイ
ド14Aを通電することにより、プランジャー14Fが
引かれ、ベース部材14Cが軸23を中心としバネ部材
14Eの付勢力に反して、図6において反時計方向に回
動する。係止部材14Dもベース部材14Cに係止され
ているために、軸23を中心とし反時計方向に回動し係
止部26が商品受部12内に突出し、取出口扉13の背
面側に位置するので、取出口扉13の開放を阻止してロ
ックする。
【0016】そして、商品の加熱が終わり商品が商品受
部12に送出されると、ソレノイドの14Aの通電を停
止することによりベース部材14Cがバネ部材14Eに
付勢され時計方向に回動して、再び図5に示す状態に戻
り取出口扉13のロックを解除して商品の取り出しを可
能とする。さらに、第6図に示される取出口扉13’の
ように取出口扉13が開放され商品取出口10を閉塞す
る前に係止部材14Dの係止部26が商品受部12内に
突出すると、取出口扉13は自重による付勢力により、
商品取出口10を閉じる方向に付勢され、係止部26の
傾斜部26Aに取出口扉13の端部が当接する。すると
図7に示すように係止部材14Dはバネ部材28に抗し
て時計方向に回動し、取出口扉13の回動が継続する。
そして取出口扉13が商品取出口10を閉塞する位置ま
で回動すると、取出口扉13と係止部26との係合が解
除され、係止部材14Dがバネ部材28の付勢力によ
り、反時計方向に回動復帰することにより図6に示すよ
うに、取出口扉13をロックすることができる。
【0017】
【考案の効果】本願考案により、商品販売指令に基づき
取出口扉をロックすることが可能となり、また商品販売
指令を受けた際に取出口扉が取出口を閉塞する位置にな
いとしても取出口が閉塞する位置に戻り取出口を閉塞し
てロック可能とすることができるのでより安全性の高い
自動販売機とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】自動販売機本体の正面図。
【図2】自動販売機本体の側面図。
【図3】本考案の取出口扉ロック装置を用いた商品受部
の正面図。
【図4】本考案の取出口扉ロック装置を用いた商品受部
の側面図。
【図5】本考案の取出口扉ロック装置が開放した状態を
示す平面図。
【図6】本考案の取出口扉ロック装置がロックした状態
を示す平面図。
【図7】本考案の取出口扉ロック装置が取出口扉に押圧
されて後退した状態を示す平面図。
【図8】従来の取出口扉ロック装置が開放した状態を示
す平面図。
【図9】従来の取出口扉ロック装置がロックした状態を
示す平面図。
【符号の説明】
10 商品取出口 12 商品受部 13 取出口扉 14 ロック装置 19 軸 20 孔部 26 係止部 26A 傾斜部 28 バネ部材

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 商品収納棚から送出された商品を受入れ
    る商品受部を設け、該商品受部と連通して商品を取り出
    すための商品取出口と、該商品取出口を閉塞する位置に
    付勢され該商品取出口を開閉可能に設けている取出口扉
    と、商品販売指令に基づき前記取出口扉方向に突出して
    閉じた状態にある前記取出口扉をロックする係止部を備
    えたロック装置とを設けた自動販売機において、 前記ロック装置の駆動時に前記取出口扉が開放軌道の途
    中に位置した場合、付勢された前記取出口扉が閉じよう
    とする力によって突出状態にある前記係止部を後退させ
    て前記商品取出口の閉塞を許容するとともに、前記取出
    口扉が前記商品取出口を閉塞すると前記係止部を復帰さ
    せ前記取出口扉をロックする一方向規制部材を備えたこ
    とを特徴とする自動販売機のロック装置。
JP1993038546U 1993-07-14 1993-07-14 自動販売機の取出口扉ロック装置 Expired - Fee Related JP2599930Y2 (ja)

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JP5907024B2 (ja) * 2012-09-21 2016-04-20 富士電機株式会社 自動販売機
KR101416016B1 (ko) * 2012-10-24 2014-07-08 롯데알미늄 주식회사 멀티 자동판매기의 상품투출구 록킹장치

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