JP2599514B2 - 切断トーチ装置 - Google Patents
切断トーチ装置Info
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- JP2599514B2 JP2599514B2 JP3121026A JP12102691A JP2599514B2 JP 2599514 B2 JP2599514 B2 JP 2599514B2 JP 3121026 A JP3121026 A JP 3121026A JP 12102691 A JP12102691 A JP 12102691A JP 2599514 B2 JP2599514 B2 JP 2599514B2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えばプラズマ切断
機やガス切断機などの切断機における切断トーチ装置に
関する。
機やガス切断機などの切断機における切断トーチ装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、切断機としての例えばプラズマ切
断機における切断トーチ装置101は、図3に示されて
いるように、ワークWの上方に設けられた切断トーチ1
03を備えている。この切断トーチ103内の軸芯には
上下方向へ延伸した電極105が設けられていると共
に、切断トーチ103の先端(下端)にはノズルチップ
107が設けられている。
断機における切断トーチ装置101は、図3に示されて
いるように、ワークWの上方に設けられた切断トーチ1
03を備えている。この切断トーチ103内の軸芯には
上下方向へ延伸した電極105が設けられていると共
に、切断トーチ103の先端(下端)にはノズルチップ
107が設けられている。
【0003】上記構成により、切断トーチ装置101の
切断トーチ103を用いてワークWにプラズマ穴明け加
工を行なう場合には、電極105にアーク放電109が
生じてノズルチップ107からプラズマガスGがワーク
Wに向かって照射されてワークWにプラズマ穴明け加工
が行なわれるのである。
切断トーチ103を用いてワークWにプラズマ穴明け加
工を行なう場合には、電極105にアーク放電109が
生じてノズルチップ107からプラズマガスGがワーク
Wに向かって照射されてワークWにプラズマ穴明け加工
が行なわれるのである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述したご
とき構成の切断トーチ装置101を用いてワークWにプ
ラズマ穴明けを行なうと、穴明け時に、穴明けの開始か
ら穴の貫通までの間、ノズルチップ107から吹き出さ
れる高熱のプラズマガスGによって溶解されたワークW
の金属ドロスDは、プラズマガスGの圧力によって上方
すなわち切断トーチ103における先端のノズルチップ
107部に向って吹き返す。
とき構成の切断トーチ装置101を用いてワークWにプ
ラズマ穴明けを行なうと、穴明け時に、穴明けの開始か
ら穴の貫通までの間、ノズルチップ107から吹き出さ
れる高熱のプラズマガスGによって溶解されたワークW
の金属ドロスDは、プラズマガスGの圧力によって上方
すなわち切断トーチ103における先端のノズルチップ
107部に向って吹き返す。
【0005】この金属ドロスDの吹き返しは、高熱の溶
解金属であるため、ノズルチップ107や切断トーチ1
03の下部を焼損させる事故を引き起こす問題があっ
た。
解金属であるため、ノズルチップ107や切断トーチ1
03の下部を焼損させる事故を引き起こす問題があっ
た。
【0006】また、ノズルチップ107の吹き出し口を
偏向させたり、閉塞する問題も多く発生するため、電極
105とノズルチップ107のアーク放電109に異常
を来たし、電極105やノズルチップ107の損傷によ
る異常消耗や内部焼損の危険性が大であった。これらの
問題があるため、穴明け加工は、常に電極105やノズ
ルチップ107の傷み具合を点検しながら行なう必要が
あり、連続して、長時間安定して行なうことは困難であ
った。
偏向させたり、閉塞する問題も多く発生するため、電極
105とノズルチップ107のアーク放電109に異常
を来たし、電極105やノズルチップ107の損傷によ
る異常消耗や内部焼損の危険性が大であった。これらの
問題があるため、穴明け加工は、常に電極105やノズ
ルチップ107の傷み具合を点検しながら行なう必要が
あり、連続して、長時間安定して行なうことは困難であ
った。
【0007】この発明の目的は、上記問題を改善するた
め、ドロスの切断トーチへの吹き返しに起因するノズル
チップや電極の異常消耗や切断トーチの焼損を防止し、
長時間の安定した切断を可能にした切断トーチ装置を提
供することにある。
め、ドロスの切断トーチへの吹き返しに起因するノズル
チップや電極の異常消耗や切断トーチの焼損を防止し、
長時間の安定した切断を可能にした切断トーチ装置を提
供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上述のごとき従来の問題
に鑑みて、本発明は、切断トーチの先端部に備えたノズ
ルから切断加工すべきワークへガス流を噴射しつつ上記
ワークの切断加工を行う形式の切断トーチ装置におい
て、切断トーチ装置に備えたベース板に設けたガイド部
材に案内されて円弧運動可能の可動部材を設け、この可
動部材に、先端部にノズルを備えた切断トーチを支持し
て設け、前記可動部材の円弧運動の中心位置を前記ノズ
ルの先端から僅かに離れた位置に設定すると共に、前記
ベース板に対して前記可動部材を円弧運動せしめるため
の作動装置を設けてなるものである。
に鑑みて、本発明は、切断トーチの先端部に備えたノズ
ルから切断加工すべきワークへガス流を噴射しつつ上記
ワークの切断加工を行う形式の切断トーチ装置におい
て、切断トーチ装置に備えたベース板に設けたガイド部
材に案内されて円弧運動可能の可動部材を設け、この可
動部材に、先端部にノズルを備えた切断トーチを支持し
て設け、前記可動部材の円弧運動の中心位置を前記ノズ
ルの先端から僅かに離れた位置に設定すると共に、前記
ベース板に対して前記可動部材を円弧運動せしめるため
の作動装置を設けてなるものである。
【0009】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面に基づいて詳
細に説明する。
細に説明する。
【0010】図1を参照するに、切断加工すべきワーク
Wの上方に例えば切断機としての例えばプラズマ切断機
における切断トーチ装置1が設けられている。
Wの上方に例えば切断機としての例えばプラズマ切断機
における切断トーチ装置1が設けられている。
【0011】この切断トーチ装置1はベース板3を備え
ており、このベース板3におけるほぼ中央部の下部には
適宜な間隔でガイド部材としての固定側ガイドローラ5
R,5Lが支持されていると共に、ベース板3における
ほぼ中央部の上部には加圧バネ7によって固定側ガイト
ローラ5R,5Lの方向に加圧された上下可動ローラ9
が支持されている。
ており、このベース板3におけるほぼ中央部の下部には
適宜な間隔でガイド部材としての固定側ガイドローラ5
R,5Lが支持されていると共に、ベース板3における
ほぼ中央部の上部には加圧バネ7によって固定側ガイト
ローラ5R,5Lの方向に加圧された上下可動ローラ9
が支持されている。
【0012】前記固定側ガイドローラ5R,5Lの上部
側と上下可動ローラ9の下部側には円周方向に案内溝5
V,9Vが形成されており、この案内溝5V,9Vに挟
み込まれて円弧運動可能なR1の円弧とR2の円弧を有
する可動部材11が保持されている。この可動部材11
には上下方向へ延伸した切断トーチ13がトーチクラン
プ15でクランプされている。しかも、切断トーチ13
の先端(下端)にはノズルチップ17が設けられてい
る。
側と上下可動ローラ9の下部側には円周方向に案内溝5
V,9Vが形成されており、この案内溝5V,9Vに挟
み込まれて円弧運動可能なR1の円弧とR2の円弧を有
する可動部材11が保持されている。この可動部材11
には上下方向へ延伸した切断トーチ13がトーチクラン
プ15でクランプされている。しかも、切断トーチ13
の先端(下端)にはノズルチップ17が設けられてい
る。
【0013】前記ベース板3における左側のほぼ中央部
には、前記可動部材11に円弧運動せしめるための作動
装置としての流体シリンダ21がピン19を介して支持
されている。この流体シリンダ21にはピストンロッド
23が伸縮自在に挿着されており、このピストンロッド
23の先端がピン25で前記可動部材11に連結されて
いる。
には、前記可動部材11に円弧運動せしめるための作動
装置としての流体シリンダ21がピン19を介して支持
されている。この流体シリンダ21にはピストンロッド
23が伸縮自在に挿着されており、このピストンロッド
23の先端がピン25で前記可動部材11に連結されて
いる。
【0014】前記ベース板3における左側にはワークW
に対して切断トーチ13が直立した時の位置決めを行な
う直立ストッパ27が取付けられていると共に、ベース
板3における右側には切断トーチ13が傾斜した時の位
置決めを行なう傾斜ストッパ29が取付けられている。
なお、図1において、ノズルチップ17の先端から僅か
に離れたワークWの加工点WA が可動部材11のR1の
距離にある回転中心点である。
に対して切断トーチ13が直立した時の位置決めを行な
う直立ストッパ27が取付けられていると共に、ベース
板3における右側には切断トーチ13が傾斜した時の位
置決めを行なう傾斜ストッパ29が取付けられている。
なお、図1において、ノズルチップ17の先端から僅か
に離れたワークWの加工点WA が可動部材11のR1の
距離にある回転中心点である。
【0015】上記構成により、図1に示したごとく可動
部材11が直立ストッパ27に当接されていて、切断ト
ーチ13がワークに対して直立した位置にある。この図
1に示した状態において、流体シリンダ21を作動せし
めてピストンロッド23が図1において右側方向へ突出
されると、ピン25を介して可動部材11が駆動されて
傾斜ストッパ29の方向に円弧運動を初める。
部材11が直立ストッパ27に当接されていて、切断ト
ーチ13がワークに対して直立した位置にある。この図
1に示した状態において、流体シリンダ21を作動せし
めてピストンロッド23が図1において右側方向へ突出
されると、ピン25を介して可動部材11が駆動されて
傾斜ストッパ29の方向に円弧運動を初める。
【0016】而して、可動部材11は固定側ガイドロー
ラ5R,5Lに案内されて半径R1の距離にある回転中
心点WA を中心として円弧運動を行ない、図2に示した
状態となって傾斜ストッパ29に突当り停止し切断トー
チ13は傾斜する。可動部材11は運動中並びに図1,
図2の位置のとき、固定側ガイドローラ5R,5Lの円
周方向に形成されている溝5Vにより案内されており、
かつ常時円周方向に溝9Vを有する上下可動ローラ9に
より案内されながら、固定側ガイドローラ5R,5Lに
押し付けられて、固定側ガイドローラ5R,5Lを基準
案内として運動する。
ラ5R,5Lに案内されて半径R1の距離にある回転中
心点WA を中心として円弧運動を行ない、図2に示した
状態となって傾斜ストッパ29に突当り停止し切断トー
チ13は傾斜する。可動部材11は運動中並びに図1,
図2の位置のとき、固定側ガイドローラ5R,5Lの円
周方向に形成されている溝5Vにより案内されており、
かつ常時円周方向に溝9Vを有する上下可動ローラ9に
より案内されながら、固定側ガイドローラ5R,5Lに
押し付けられて、固定側ガイドローラ5R,5Lを基準
案内として運動する。
【0017】図2に示したごとく、切断トーチ13がワ
ークWに対し傾斜の状態で穴明けを行なうと、穴明けの
開始時から貫通する間、ドロスDは矢印31の方向へ排
出されるため、ノズルチップ17や切断トーチ13に向
ってドロスDが吹き返されることを防止することができ
る。
ークWに対し傾斜の状態で穴明けを行なうと、穴明けの
開始時から貫通する間、ドロスDは矢印31の方向へ排
出されるため、ノズルチップ17や切断トーチ13に向
ってドロスDが吹き返されることを防止することができ
る。
【0018】図2に示した状態において、流体シリンダ
21の作動によりピストンロッド23を縮ませると、ピ
ン25を介して可動部材11が直立ストッパ27に向っ
て円弧運動を初め、図1に示したように、可動部材11
は固定側ガイドローラ5R,5Lと、上下可動ローラ9
の溝9Vに案内されて、半径R1の距離にある回転中心
点WA を中心とした円弧運動を行なって直立ストッパ2
7に突当り停止し、切断トーチ13は直立する。
21の作動によりピストンロッド23を縮ませると、ピ
ン25を介して可動部材11が直立ストッパ27に向っ
て円弧運動を初め、図1に示したように、可動部材11
は固定側ガイドローラ5R,5Lと、上下可動ローラ9
の溝9Vに案内されて、半径R1の距離にある回転中心
点WA を中心とした円弧運動を行なって直立ストッパ2
7に突当り停止し、切断トーチ13は直立する。
【0019】可動部材11はR1の半径で円弧運動を行
なうため、可動部材11にクランプされたトーチクラン
プ15により保持されている切断トーチ13はR1の距
離にある回転中心点WA を中心として円弧運動を行な
う。
なうため、可動部材11にクランプされたトーチクラン
プ15により保持されている切断トーチ13はR1の距
離にある回転中心点WA を中心として円弧運動を行な
う。
【0020】また、切断トーチ13に設けられたノズル
チップ17の先端がワークWの表面より僅かに離れた位
置、すなわちワークWの表面に設定された可動部材11
のR1の距離の回転中心点WA よりも僅か上方になるよ
う保持されるため、切断トーチ13の直立時(図1の状
態)と傾斜時(図2の状態)のノズルチップ17から吹
き出すプラズマガス流の中心位置は等しくなり、切断ト
ーチ13は傾斜した位置で穴明けを行なった後、直立し
て円滑に切断を行なうことができる。したがって、ドロ
スDの切断トーチ13への吹き返しに起因するノズルチ
ップ17や電極の異常消耗並びに焼損を防止することが
でき、長時間の安定した切断加工を行なうことができ
る。延いては無人で切断運転が行なわれる。
チップ17の先端がワークWの表面より僅かに離れた位
置、すなわちワークWの表面に設定された可動部材11
のR1の距離の回転中心点WA よりも僅か上方になるよ
う保持されるため、切断トーチ13の直立時(図1の状
態)と傾斜時(図2の状態)のノズルチップ17から吹
き出すプラズマガス流の中心位置は等しくなり、切断ト
ーチ13は傾斜した位置で穴明けを行なった後、直立し
て円滑に切断を行なうことができる。したがって、ドロ
スDの切断トーチ13への吹き返しに起因するノズルチ
ップ17や電極の異常消耗並びに焼損を防止することが
でき、長時間の安定した切断加工を行なうことができ
る。延いては無人で切断運転が行なわれる。
【0021】なお、この発明は、前述した実施例に限定
されることなく、適宜な変更を行なうことにより、その
他の態様で実施し得るものである。本実施例ではプラズ
マ切断機における切断トーチ装置1の例で説明したが、
ガス切断機やレーザ加工機などの切断トーチ装置にも対
応可能である。
されることなく、適宜な変更を行なうことにより、その
他の態様で実施し得るものである。本実施例ではプラズ
マ切断機における切断トーチ装置1の例で説明したが、
ガス切断機やレーザ加工機などの切断トーチ装置にも対
応可能である。
【0022】
【発明の効果】以上のごとき実施例の説明より理解され
るように、要するに本発明は、切断トーチの先端部に備
えたノズルから切断加工すべきワークへガス流を噴射し
つつ上記ワークの切断加工を行う形式の切断トーチ装置
において、切断トーチ装置に備えたベース板(3)に設
けたガイド部材に案内されて円弧運動可能の可動部材
(11)を設け、この可動部材(11)に、先端部にノ
ズル(17)を備えた切断トーチ(13)を支持して設
け、前記可動部材(11)の円弧運動の中心位置を前記
ノズル(17)の先端から僅かに離れた位置に設定する
と共に、ベース板(3)に対して前記可動部材(11)
を円弧運動せしめるための作動装置を設けてなるもので
ある。
るように、要するに本発明は、切断トーチの先端部に備
えたノズルから切断加工すべきワークへガス流を噴射し
つつ上記ワークの切断加工を行う形式の切断トーチ装置
において、切断トーチ装置に備えたベース板(3)に設
けたガイド部材に案内されて円弧運動可能の可動部材
(11)を設け、この可動部材(11)に、先端部にノ
ズル(17)を備えた切断トーチ(13)を支持して設
け、前記可動部材(11)の円弧運動の中心位置を前記
ノズル(17)の先端から僅かに離れた位置に設定する
と共に、ベース板(3)に対して前記可動部材(11)
を円弧運動せしめるための作動装置を設けてなるもので
ある。
【0023】上記構成より明らかなように、本発明にお
いては、切断トーチ装置に備えたベース板3にはガイド
部材を介して可動部材11が円弧運動可能に支持されて
おり、この可動部材11には先端部にノズル17を備え
た切断トーチ13が支持されている。そして、前記可動
部材11の円弧運動の中心位置は前記ノズル17の先端
から僅かに離れた位置に設定してあり、かつ前記ベース
板3に対して可動部材11を円弧運動せしめるための作
動装置が設けてある。
いては、切断トーチ装置に備えたベース板3にはガイド
部材を介して可動部材11が円弧運動可能に支持されて
おり、この可動部材11には先端部にノズル17を備え
た切断トーチ13が支持されている。そして、前記可動
部材11の円弧運動の中心位置は前記ノズル17の先端
から僅かに離れた位置に設定してあり、かつ前記ベース
板3に対して可動部材11を円弧運動せしめるための作
動装置が設けてある。
【0024】したがって、本発明においては、ワークの
切断加工を行うべく切断トーチ13のノズル17を上記
ワークに近接し、作動装置によって可動部材11を円弧
運動するとにより、切断トーチ13をワーク対して垂直
な状態および傾斜した状態に姿勢を制御できるものであ
る。この際、可動部材11の円弧運動の中心位置をノズ
ル17の先端から僅かに離れた位置に設定してあるか
ら、上記中心位置を、例えばワークの上面に一致した状
態にすることができるものである。
切断加工を行うべく切断トーチ13のノズル17を上記
ワークに近接し、作動装置によって可動部材11を円弧
運動するとにより、切断トーチ13をワーク対して垂直
な状態および傾斜した状態に姿勢を制御できるものであ
る。この際、可動部材11の円弧運動の中心位置をノズ
ル17の先端から僅かに離れた位置に設定してあるか
ら、上記中心位置を、例えばワークの上面に一致した状
態にすることができるものである。
【0025】よって、本発明によれば、ワークの切断開
始時にはワークに対して切断トーチ13を傾斜せしめて
ドロス等の吹き返しを受けないようにし、かつ切断進行
時にはワークに対して切断トーチ13を垂直状態に保持
することができることは勿論のことであり、さらに本発
明によれば、ワークに対して切断トーチ13を傾斜した
状態の切断開始時から垂直状態にした切断進行時に亘っ
てノズル17の先端部とワークの加工部との間隔を常に
ほぼ一定に保持して加工が行われるものであり、安定し
た加工が行われるものである。
始時にはワークに対して切断トーチ13を傾斜せしめて
ドロス等の吹き返しを受けないようにし、かつ切断進行
時にはワークに対して切断トーチ13を垂直状態に保持
することができることは勿論のことであり、さらに本発
明によれば、ワークに対して切断トーチ13を傾斜した
状態の切断開始時から垂直状態にした切断進行時に亘っ
てノズル17の先端部とワークの加工部との間隔を常に
ほぼ一定に保持して加工が行われるものであり、安定し
た加工が行われるものである。
【図1】この発明に係るプラズマ切断機における切断ト
ーチ装置の正面図である。
ーチ装置の正面図である。
【図2】この発明の動作を説明する説明図である。
【図3】従来のプラズマ切断機における切断トーチ装置
の正面図である。
の正面図である。
1 切断トーチ装置 3 ベース板 5R,5L 固定側ガイドローラ 11 可動部材 13 切断トーチ 17 ノズルチップ W ワーク WA 回転中心点 D ドロス
Claims (1)
- 【請求項1】 切断トーチの先端部に備えたノズルから
切断加工すべきワークへガス流を噴射しつつ上記ワーク
の切断加工を行う形式の切断トーチ装置において、切断
トーチ装置に備えたベース板(3)に設けたガイド部材
に案内されて円弧運動可能の可動部材(11)を設け、
この可動部材(11)に、先端部にノズル(17)を備
えた切断トーチ(13)を支持して設け、前記可動部材
(11)の円弧運動の中心位置を前記ノズル(17)の
先端から僅かに離れた位置に設定すると共に、前記ベー
ス板(3)に対して前記可動部材(11)を円弧運動せ
しめるための作動装置を設けてなることを特徴とする切
断トーチ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3121026A JP2599514B2 (ja) | 1991-05-27 | 1991-05-27 | 切断トーチ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3121026A JP2599514B2 (ja) | 1991-05-27 | 1991-05-27 | 切断トーチ装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04351269A JPH04351269A (ja) | 1992-12-07 |
JP2599514B2 true JP2599514B2 (ja) | 1997-04-09 |
Family
ID=14800979
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3121026A Expired - Lifetime JP2599514B2 (ja) | 1991-05-27 | 1991-05-27 | 切断トーチ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2599514B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5782445A (en) * | 1996-12-11 | 1998-07-21 | Mg Systems & Welding, Inc. | Mounting and locating device for a breakaway tool holder |
JP2006082113A (ja) * | 2004-09-16 | 2006-03-30 | Taisei Corp | 土留め部材切断装置及び方法並びにそれらを用いたトンネル形成方法 |
US11504794B2 (en) * | 2020-01-02 | 2022-11-22 | The Esab Group Inc. | Methods and apparatus for forming a pierce hole in a workpiece |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2635389B2 (ja) * | 1988-04-15 | 1997-07-30 | ニチモウ株式会社 | 擬似餌およびその製造方法 |
-
1991
- 1991-05-27 JP JP3121026A patent/JP2599514B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04351269A (ja) | 1992-12-07 |
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