JP2599205B2 - 抗ウイルス剤 - Google Patents

抗ウイルス剤

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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は抗ウイルス剤に関し、さらに詳しくは、天然
の麦類若葉の搾汁成分を有効成分とする実質的に無毒性
で安全性の高い抗ウイルス剤に関する。
麦類の成熟期前の緑葉の青汁成分が多種多様な有用天
然成分を豊富に含有することを知つて、この青汁成分を
もとの青汁中の状態を保つたまゝ安定な粉末として取得
することに成功して、本発明者らは、先に、日本国特許
第645378号(特公昭46−38548号)[対応米国特許第378
7591号、英国特許第1358052号等]において麦類緑葉粉
末の製法を提案した。
この特許によれば、麦類の成熟期前の緑葉の機械的破
砕物から粗大固形分を分離除去して得られる青汁のpH6
〜9に中和処理したものを噴霧乾燥又は凍結乾燥するこ
とによつて、麦類若葉の青汁成分の安定な粉末が得られ
る。そして嗜好品を包含する食品類、保健薬・化粧品を
包含する医薬品類などの広い分野で有用であることを記
載し、保険医薬の一例として青汁粉末、防風通聖散料エ
キス粉末、デンプン、乳糖、タルク、ステアリン酸マグ
ネシウム、エチルアルコールを用いて錠剤を製造した例
を示し、この剤は動脈硬化予防及び治療用として服用で
きることを開示している。しかしながら、該特許には、
麦類の成熟期前の緑葉の青汁成分を含有する上記粉末が
抗ウイルス作用を有することを示唆するような知見につ
いては全く言及されていない。
本発明者らは上記青汁成分の生理活性に着目し研究を
行なつている過程で、青汁粉末を服用している人は風邪
にかかりにくいという現象があることを偶然にも発見
し、その原因をさらに追及した結果、今回、該青汁成分
に抗ウイルス作用のある成分が含まれていることを見い
出し、本発明を完成するに至つた。
かくして、本発明は、麦類の成熟期前の緑葉の搾汁成
分を有効成分として含有することを特徴とする抗ウイル
ス剤を提供するものである。
本発明の剤における有効成分は、麦類の成熟期前の緑
葉の搾汁成分であつて、例えば、本発明者らの先の提案
(日本国特許第645378号)に詳細に開示された手法に従
つて得ることができる。天然源の麦類の成熟期前の緑
葉、好ましくは分ケツ開始期から穂揃期までの麦類、例
えば、大麦、裸麦、えん麦、更にはハト麦の緑葉(茎及
び葉の総称である)を、好ましくは機械的手段で、不当
な熱変成を与えることなしに搾汁し、粗大固形分を除去
して青汁を得、好ましくは更に遠心分離したのち上清液
を採取し、これを除菌過処理して得られる液体成分を
本発明の搾汁成分としてそのまま使用することができ
る。また、上記青汁を本発明の搾汁成分として使用する
こともまた可能である。なお、上記搾汁に先立つて、緑
葉を次亜塩素酸ソーダの如き殺菌剤で殺菌処理してから
搾汁処理するのがよい。さらに、上述のようにして得ら
れる青汁をpH5〜9程度に中和し、噴霧乾燥、凍結乾燥
の如き実質的な熱変性を与えない手段で粉末化した青汁
粉末も好ましく利用できる。
このようにして得られる青汁粉末はそのまま使用する
こともできるが、該粉末を水に再溶解したり、該再溶解
物中の不溶分を除去した液を用いてもよく或いはまた、
該粉末を水性アルコール例えば50%水性メタノール液で
抽出した液もしくはその粉末化物を利用することもでき
る。
さらに、上記青汁の上清液、青汁粉末の再溶解物から
不溶分を除去した液又はこれらの水性アルコール抽出液
を例えばミリポアフイルターで分子量分画して得られる
分子量が約20,000以下、好ましくは約10,000以下の画分
もしくはその粉末化物を利用することもできる。しかし
いずれにせよ、新鮮な麦流緑葉の青汁をなるべく不当な
熱履歴や化学変性を加えないで用いるのがよい。望むな
らば、搾汁した青汁成分服有液をそのまゝ或いは、例え
ば牛乳、脱脂乳その他のコロイド状蛋白含有物、甘味料
などを配合して経口投与することもできるが、品質一定
で活つ安定性のよい前記噴霧乾燥もしくは凍結乾燥物、
更にはその再溶解物や抽出液を利用するのが好ましい。
本発明において有効成分として使用する「麦類の成熟
期前の緑葉の搾汁成分」は、麦類の成熟期前の緑葉を上
記の如くして搾汁して得られる青汁、及びこの青汁を以
上に述べた如くさらに処理して得られる抗ウイルス活性
をもつすべての処理成分をも包含する意味で用いるもの
である。
本発明の抗ウイルス剤は、所望により、各種の添加剤
を配合されていてもよく、またその剤型も種々の剤型で
あることができる。
かかる添加剤としては、凍結乾燥もしくは噴霧乾燥に
際しての添加剤類のほかに所望剤型を形成するための調
剤用添加剤類をあげることができる。これらの添加剤類
の例としては、例えばアスコルビン酸、ビオチン、パン
トテン酸カルシウム、カロチン、塩化コリン、参加マグ
ネシウム、ナイアシン、塩化ピリドキシン、リポフラピ
ン、パントテン酸ナトリウム、チアミンヒドロクロライ
ド、トコフエロール、ビタミンA、ビタミンB12、ビタ
ミンD2等の如き栄養剤;メタリン酸ナトリウム、リン酸
ナトリウム(第1、第2、第3塩)、ピロリン酸ナトリ
ウム、トリポリン酸ナトリウム等の如き隠蔽剤;ソルビ
ン酸カルシウム、安息香酸、パラオキシ安息香酸メチ
ル、安息香酸ソーダ等の如き保存料;アラビヤゴム、ト
ラガント、アルギン酸ナトリウム、メチルセルローズ、
カルボキメチルセルローズ、アルギン酸カルシウム、け
い酸アルミニウム、けい酸カルシウム、マンニツト、ソ
ルビトール、乳糖、果糖、可溶性澱粉、アミノ酸類、葡
萄糖、砂糖、ハチミツ、蔗糖、脂肪酸エステルの如き他
の添加剤乃至希釈剤類をあげることができる。
本発明の抗ウイルス剤は経口又は非経口投与すること
ができ、それぞれの投与経路に適した任意の剤型に製剤
化することができ、例えば、散剤、顆粒剤、ペレットも
しくは錠剤、コーテイング剤、カプセル剤、液剤、シラ
ツプ剤などの経口投与に適した剤型;注射剤、点滴剤、
坐薬、点眼剤、点鼻剤、噴霧剤などの非経口投与に適し
た剤型にすることができる。
さらに、軟膏、クリーム、チンキ、パツプ剤等の外用
剤型にすることも可能である。
本発明の抗ウイルス剤の投与量は、対象とするウイル
スの種類、患者の症状の軽量、性別、年令、体重、医師
の判断等に応じて広い範囲で変えることができるが、一
応の目安として一般に、有効成分として約0.1〜約5mg/k
g体重/日、好ましくは約0.5〜約2mg/kg体重/日の範囲
内を例示することができる。上記投与量は1日1回又は
数回に分けて投与することができる。しかし、経口投与
する場合には、本発明の抗ウイルス剤は以下に述べると
おり実質的に無毒性で且つ副作用を伴わないので、上記
範囲を越えて大量投与することもできる。
本発明の抗ウイルス剤の有効成分である麦類の成熟期
前の緑葉の搾汁成分、例えば大麦の若葉からの青汁粉末
の急性毒性LD50は12,000mg/kg(経口、マウス)と実質
的に無毒性であり、1000mg/kg連続投与(経口、マウ
ス)の亜急性毒性テストの結果からも、毒性及び副作用
は実質的に認められず、従来公知の抗ウイルス剤がその
薬理効果と低毒性なし無副作用との両者の兼備におい
て、綜合的には満足し得ないという大きなトラブルがあ
るのに対して、本発明の麦類緑葉の搾汁成分は、実用性
ある抗ウイルス作用と実質的に無毒性で大量投与可能で
あることとの両者を兼備した極めてユニークな抗ウイル
ス剤となることがわかった。
本発明の抗ウイルス剤は、ウイルスの増殖を抑制する
作用を有し、例えば、エイズウイルス(Human immunode
ficiency virus type−1、HIV−1)、単純ヘルペスウ
イルス(Herpes simplex virus,HSV)、サイトメガロウ
イルス(Cyto megalo virus,CMV)、インフルエンザウ
イルス、水痘帯状包疹ウイルス(Varicella zoster vir
us,VZV)、狂犬病ウイルス、日本脳炎ウイルス、ポリオ
ウイルス、B型肝炎ウイルス、おたふくかぜウイルス等
のウイルスによる感染症の処置、治療又は予防のために
効果的に使用することができる。
以下、実施例により本発明をさらに具体的に説明す
る。
実施例1: 活性成分の分画と調製法 成熟期前の大麦の緑葉(茎および葉を総称する)の搾
汁物より、粗大固形分を分離して得られた青汁の噴霧乾
燥粉末(以下、BLEという)1.0gにRPMI 1640倍地20ml
を加え、常温で約5分間、よく懸濁して調製した。この
懸濁液を不溶性分画が沈澱するように、遠心分離(1400
rpm、7min)を行ない、琥珀色の上清液を得た。この状
清液を0.2μm Syringe filterに通して過し、細菌及
び浮遊微粒子を除去した(以下、BLE調製液という)。
実験を行なうに際して、BLEは使用されるまで4℃で保
持し、BLE調製液は常に2週間以上経つていないものを
用いた。BLE調製液は限外過機(Amicon社製)に通
し、分画、分子量が10キロダルトンより低いものと高い
ものとに分離した。高分子量分画は、濃縮物がこげ茶の
固形物になるまで繰り返し限外過を行ない、これをRP
MI 1640倍地20mlまで際懸濁した。高分子量分画に混在
する低分子量分画が、限外過をくり返すことで最初の
1/2×104に減少した。各分画は0.2μmのSyringe filte
r(UNIFLD.Schieichter and Schuell社製、Keene,N.
H.)で際過して無菌性を確認した(以下、BLE分画と
する)。
実施例2: T細胞へのHIV−1急性感染の抑制 以下の実験は、Tリンパ腫細胞系であるVB細胞系で行
なつた。VB細胞は、細胞表面にCD4を高いレベルに発現
し、HIVへの感染性が高く、又、多核性巨大細胞MNGC)
を形成しやすい。VB細胞の培養は次の倍地で行なった。
RPMI 1640に、10%、子ウシ血清(Hyclone社製)、ピ
ルビン酸塩、(Whittaker社製)、及び2−メルカプト
エタノールを補充した調製倍地(以下、これをVB倍地と
いう)。
BLEの調製液及び分画をVB倍地を用いて、10倍希釈ず
つ10段階(100〜1010)で、各2検体ずつ調製し、これ
を96well plateに、各、100μ、2wellずつ添加した。
この時、対照としてBLEの存在しないVB倍地を用いた。
次に、VB細胞は、m.o.i(multiplicity of infectio
n)1で37℃、1時間、HIV DV菌株(T細胞並びにマク
ロフアージの両方に感染できるあまり継代していない分
離株)で、感染させた。感染手順はAID Research and H
lman Retroviruses1987;3(2):135−145の記載に従つ
て行なつた。細胞の洗浄は、1度は、VB倍地、もう一度
は付着するウイルスを除去する為に子ウシ血清で、2度
に渡つて行なつた。細胞は2×105cells/mlの濃度で、V
B倍地にて再度懸濁し、100μの懸濁液を先に調製した
10種の希釈したBLE分画が存在する。wellに添加した。
感染3日目、培養物を1%ホルマリンで固定し、MNGC
の存在数を顕微鏡を用いて数え、2検体の平均数を記録
した(第1図参照)。当、力価検定の為に、MNGCは感染
していないVB細胞の平均直径の3倍を最小限度と定義し
た。対照用のBLEを添加していないVB細胞は、3日目ま
でにwell当りのMNGC数が150より多く増殖した。
結果、BLE調製液(分離していないエキス)では、原
エキス希釈因数21(調製液20ml中BLE1g×21=420ml希
釈)1/420gのBLEでMNGCの形成を50%抑制した。高分子
量と低分子量の比較では、BLEには、少なくとも、二つ
の活性物質が存在していた。低分子量の分画は希釈因数
6.5で50%の抑制能を示し、これは、1/130gのBLEに相当
した。高分子量の分画は逆に、感染活性を高める事を示
した。高分子量と低分子量の分画が再結合した時点で抑
制能(細胞の抗合胞作用)は回復された(第1図参
照)。又、HIV−1p24産生においてBLEは、Inhibition
(抑制)とEnhance(増加)という成分の対立的な作用
が見られ、InhibitionからEnhanceへと、明確な、転換
があつた。(第2図参照) 実施例3: アクロフアージへのHIV−1急性感染の抑制 HIV血清反応陰性の供血者から、Buffy coat(軟膜)
を入手した。Buffy coatに含まれる細胞(マクロフアー
ジ等)は、Ficoll−Paque gradient遠心分離で濃縮して
マイクロフアージの分画を得る。得られた分画は、冷、
10mM−PBS(Ca/Mg Free)で、2度洗浄し、ゼラチンコ
ートプレート中で、37℃で2時間、培養してマクロフア
ージが付着できるようにした。付着培養後、このプレー
トを温、10mM−PBSで少なくとも6度洗浄し、付着して
いないマクロフアージを除去した。付着しているマクロ
フアージは、冷、10mM−PBS(BDTA+0.2%リドカイン含
有)に浸して、10分間放置した後、ピツテイングをくり
返し、行なつてはがした後、10mM−PBS(Ca/Mg Free)
+5%子ウシ血清で2度洗浄してEDTAとリドカインを除
去した。次に、10%、AB型、ヒト血清(Whit taker社
製)及びゲンタマイシン(JR.Scientific社製)を補充
したRPMI 1640(以下マクロフアージ倍地とする)倍地
中にマクロフアージを移し、テフロン培養管(Savilex
社製)、Minnetonka,MN)に保存することで付着を避け
た。
実施例2に従つて、96well plateにBLE分画の各希釈
液を調製した。
細胞を分離して7日目、マクロフアージをm.o.i0.1で
37℃、1時間、HIV DV菌株で感染させた。マクロフア
ージの洗浄は、1度はマクロフアージ倍地にて、もう一
度は付着するウイルスを除去するために、子ウシ血清
で、2度にわたつて行なつた。この細胞を1×106cells
/mlの濃度でマクロフアージ倍地にて再懸濁し、これ
を、100μずつ、BLE分画の各希釈が存在するwellに添
加した。
9日間、インキュベーター(37℃、5%CO2)にて放
置後、10日目に上清液を−70℃で冷凍し、その後、P24
抗原の存在を見る為、力価検定を行なつた(Abbott HIL
V III.Ag Capture Assay)。
結果、HIV−1、p24産生は希釈因数35で、50%の抑制
能を示し、これは1/700gのBLEに相当した。BLEの希釈度
が高くなると、p24産生の増加が明らかになつた。これ
は、急性感染したマクロフアージでは、高分子量の分画
の作用が高まり、それは又、低分子量の分画の抑制作用
よりも高い事を示した(第3図参照)。
[実施例A] 錠 剤 低分子量BLE分画 1.0mg 乳 糖 100.0mg 結晶セルロース 91.4mg タルク 5.0mg 結合剤CMC 2.0mg ステアリン酸マグネシウム 0.6 200.0mg 低分子量BLE分画、乳糖、結晶セルロース、タルク、
結合剤を均一に混合し、顆粒とした後、ステアリン酸マ
グネシウムを加えて、1錠200の錠剤を成型する。
[実施例B] 腸溶コーテイング錠 実施例Aで得た錠剤に下記の処方の腸溶性コーテイン
グを施し、1錠430mgの腸溶錠を製造した。
メタアクリル酸アクリル酸エチルコポリマー 10.8% PEG6000 1.6% Tween80 1.1% タルク 7.2% 精製水 79.3% 100.0% [実施例C] 顆粒剤 低分子量BLE分画 1.0mg 乳 糖 700.0mg デンプン 289.0mg ゼラチン 10.0mg 1000.0mg 低分画BLE分画、乳糖、デンプンを、均一に混合し、
少量の水で溶かして混合し練合したのち顆粒を作り乾燥
する(粒径0.8mm柱状顆粒)。
[実施例D] カプセル剤 1)下記処方により顆粒を作り、腸溶性コーテイングを
行い、それをカプセルに充填する。
顆粒(粒径0.8mm柱状顆粒) 低分子量BLE分画 1.4mg 乳 糖 140.0mg デンプン 56.6mg ゼラチン 2.0mg 200.0mg 腸溶性コーテイング(コーテイング量430mg/g顆粒) 処方は前記実施例Bのとおり。
カプセル充填 ゼラチンカプセル2号に200mgを充填する。
[実施例E] トラーチ剤 低分子量BLE分画 1.0mg 白 糖 920.0mg アラビアゴム 79.0mg 精製水 適量 1000.0mg 低分子量BLE分画、白糖を、均一に混合し、ア ラビ
アゴムを精製水少量にて溶かして加えて練 合し、顆粒
としたのち乾燥し、打状してトロー チ剤として。
[実施例F] 坐 薬 低分子量BLE分画 1.0g ポリオキシエチレンラウリルエーテル(21E.O.) 30.0g
ポリオキシエチレンソルビタンモノステアレート(6E.
O) 100.0g 親油性モノステアリング酸グリセリン 16.0g ポリエチレングリコール400 6.0g ポリエチレングリコール4000 適量 ラウリルエーテル、ソルビタンモノステアレート、親
油性モノステアリン酸グリセリン、ポリエチレングリコ
ール400、ポリエチレングリコール4000を60゜に加温し
て溶解したのち、45℃まで冷却しこれに低分子量BLE分
画を加え均一に混合したのち、坐薬成型器にて2gの坐薬
に成型した。
[実施例G] マイクロカプセル剤 乳 糖 740.0g 低分子量BLE分画 200.0g Eudragit RS 50.0g ステアリン酸マグネシウム 10.0g 1000.0g 乳糖を真空混合乾燥コーテイング器内に投入後、回転
混合しながら約50゜に加温し、次いで真空ポンプにより
タンク内を真空状態にし、低分子量BLE分画の水溶液の
コーテイングを行つた。コーテイング重量後、Eudragit
RSの塩化メチレン溶液(製品全重量の1%のステアリ
ン酸マグネシウムを含有)を同様に真空下でコーテイン
グを行い、低分子量BLE分画のマイクロカプセルを得
た。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は急性感染したVB細胞のBLEによる処
理の効果を示すグラフであり、 第3図は急性感染したマクロフアージのBLEによる処理
の効果を示すグラフである。
フロントページの続き (72)発明者 ガンジス マゼイカ アメリカ合衆国,カリフォルニア 94110,サンフランシスコ,ポトレロ アベニュ 1001,ワード 84,ビルディ ング 80 (56)参考文献 特開 昭57−106624(JP,A) 特開 昭62−226927(JP,A) 特開 昭54−129111(JP,A)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】麦類の成熟期前の緑葉の搾汁成分を有効成
    分として含有することを特徴とする抗ウイルス剤。
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