JP2599176B2 - 金色装飾品 - Google Patents
金色装飾品Info
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Description
【発明の詳細な説明】 (技術分野) この発明は、金色装飾品に関するものである。さらに
詳しくは、この発明は、装飾性、耐摩耗性等に優れた金
色装飾品に関するものである。
詳しくは、この発明は、装飾性、耐摩耗性等に優れた金
色装飾品に関するものである。
(背景技術) 金属、ガラス、セラミックス、プラスチック等の基板
の表面に、金属、無機物、あるいは有機ポリマーなどの
蒸着薄膜を形成し、絶縁膜、反射膜、光学薄膜、表示素
子、電子デバイスなどとして用いることはこれまでにも
広く行われている。そのための反応プロセスとして、真
空蒸着、スパッタリング、イオンプレーティング、CV
D、MOCVD、MBEなどの様々なものが知られてもいる。
の表面に、金属、無機物、あるいは有機ポリマーなどの
蒸着薄膜を形成し、絶縁膜、反射膜、光学薄膜、表示素
子、電子デバイスなどとして用いることはこれまでにも
広く行われている。そのための反応プロセスとして、真
空蒸着、スパッタリング、イオンプレーティング、CV
D、MOCVD、MBEなどの様々なものが知られてもいる。
しかしながら、従来の薄膜形成方法、そして薄膜につ
いては、所望の物性、機能性を持った薄膜を製造するた
めには、いまだに改善すべき課題があり、また、薄膜の
利用についても様々な見地からの検討が必要とされてい
る現状にある。
いては、所望の物性、機能性を持った薄膜を製造するた
めには、いまだに改善すべき課題があり、また、薄膜の
利用についても様々な見地からの検討が必要とされてい
る現状にある。
このような課題の一つとして、色調に優れ、耐摩耗性
等の機能性も良好で、時計や装身具等に有用な外装品に
用いることができ、しかも安価な金色装飾品を形成する
ことが難しかったことがある。
等の機能性も良好で、時計や装身具等に有用な外装品に
用いることができ、しかも安価な金色装飾品を形成する
ことが難しかったことがある。
また、近年になって、有機物の三次元架橋膜として有
機重合膜についての検討が進められており、その機能性
が注目されているところであるが、これを金属、合金あ
るいは無機物の薄膜と多層化とすることは実用的なもの
となっていない。
機重合膜についての検討が進められており、その機能性
が注目されているところであるが、これを金属、合金あ
るいは無機物の薄膜と多層化とすることは実用的なもの
となっていない。
この有機重合膜は、絶縁性に優れ、しかも安価で、か
つ耐食性、耐摩耗性、さらには色調の向上、あるいはそ
の変化の自由度が大きいことから、従来の金属、合金お
よび/または無機物のみからなる複合膜で実現すること
のできなかった装飾性、機能性を有するものであり、今
後の薄膜技術の重要な対象課題となっているものであ
る。しかしながら、これまでは、有機重合膜の特徴を生
かして複合多層膜を形成することは実用的には試みられ
てきていない。
つ耐食性、耐摩耗性、さらには色調の向上、あるいはそ
の変化の自由度が大きいことから、従来の金属、合金お
よび/または無機物のみからなる複合膜で実現すること
のできなかった装飾性、機能性を有するものであり、今
後の薄膜技術の重要な対象課題となっているものであ
る。しかしながら、これまでは、有機重合膜の特徴を生
かして複合多層膜を形成することは実用的には試みられ
てきていない。
この発明の発明者は、このような状況に鑑みてこの発
明を行ったものであり、従来の外装品等の装飾品におい
ては、金属、合金または無機物のみを多層化しているこ
とから色調や耐摩耗性等の機能性に限界があり、その自
由度に乏しく、かつ高価で性能向上が難しいという課題
があったが、このような欠点、課題を有機重合膜の形成
と配設によって克服し、従来実現することのできなった
装飾性、機能性を実現することのできる新しい金色装飾
品を提供することを目的としている。
明を行ったものであり、従来の外装品等の装飾品におい
ては、金属、合金または無機物のみを多層化しているこ
とから色調や耐摩耗性等の機能性に限界があり、その自
由度に乏しく、かつ高価で性能向上が難しいという課題
があったが、このような欠点、課題を有機重合膜の形成
と配設によって克服し、従来実現することのできなった
装飾性、機能性を実現することのできる新しい金色装飾
品を提供することを目的としている。
(発明の目的) この発明は、以上の通りの事情からなされたものであ
り、従来の薄膜形成方法の欠点を改善し、外装品として
も有用な色調および機能性に優れ、かつ安価に製造する
ことのできる金色装飾品を提供することを目的としてい
る。
り、従来の薄膜形成方法の欠点を改善し、外装品として
も有用な色調および機能性に優れ、かつ安価に製造する
ことのできる金色装飾品を提供することを目的としてい
る。
(発明の開示) この発明は、上記の目的を実現するために、基板に対
し、プラズマ励起により蒸着された有機重合膜と、この
有機重合膜上にプラズマ励起により蒸着された金または
金合金膜とが配設されていることを特徴とする金色装飾
品を提供する。
し、プラズマ励起により蒸着された有機重合膜と、この
有機重合膜上にプラズマ励起により蒸着された金または
金合金膜とが配設されていることを特徴とする金色装飾
品を提供する。
すなわち、この発明では、たとえば第1図に示したよ
うに、金属、合金、セラミックス、あるいはプラスチッ
ク等からなる基板(1)の上に、有機重合膜(2)をプ
ラズマ励起により蒸着し、次いで、金またはその合金か
らなる薄膜(3)、有機重合膜(4)、さらに金または
その合金からなる薄膜(3)を順次にプラズマ励起によ
り配設したものや、第2図に示したように、基板(5)
の上に、各種の金属、合金および/または無機物からな
る薄膜(6)、有機重合膜(7)、そして、金またはそ
の合金からなる薄膜(8)をプラズマ励起により気相蒸
着して配設したものなどとして例示することができる。
うに、金属、合金、セラミックス、あるいはプラスチッ
ク等からなる基板(1)の上に、有機重合膜(2)をプ
ラズマ励起により蒸着し、次いで、金またはその合金か
らなる薄膜(3)、有機重合膜(4)、さらに金または
その合金からなる薄膜(3)を順次にプラズマ励起によ
り配設したものや、第2図に示したように、基板(5)
の上に、各種の金属、合金および/または無機物からな
る薄膜(6)、有機重合膜(7)、そして、金またはそ
の合金からなる薄膜(8)をプラズマ励起により気相蒸
着して配設したものなどとして例示することができる。
気相蒸着により形成した金またはその合金の薄膜は、
通常は、バルク体に比べて密度が低く、成長の過程で粒
子間の界面が完全に蒸着せず、表面の平滑化にも限界が
ある。この薄膜の上に新たな金属、合金、無機物の薄膜
を成長させると下地の影響を受けて膜成長が行われるこ
とから粒子の粗大化を生じ易く、表面の色調や耐摩耗性
等には影響を生じることになる。
通常は、バルク体に比べて密度が低く、成長の過程で粒
子間の界面が完全に蒸着せず、表面の平滑化にも限界が
ある。この薄膜の上に新たな金属、合金、無機物の薄膜
を成長させると下地の影響を受けて膜成長が行われるこ
とから粒子の粗大化を生じ易く、表面の色調や耐摩耗性
等には影響を生じることになる。
この発明では、このような問題を、金またはその合金
の薄膜をプラズマ励起により蒸着することと、この薄膜
の下地層としてプラズマ励起によって蒸着させた有機重
合膜を用いることによって解決する。
の薄膜をプラズマ励起により蒸着することと、この薄膜
の下地層としてプラズマ励起によって蒸着させた有機重
合膜を用いることによって解決する。
プラズマ励起による蒸着では粒子密度は増大し、また
有機重合膜を下地層とすることにより、この下地層表面
の平滑度が良好なため、その上に配設される金またはそ
の表面の粗さが是正されることになる。このため、色調
や耐摩耗性等の機能性が改善される。
有機重合膜を下地層とすることにより、この下地層表面
の平滑度が良好なため、その上に配設される金またはそ
の表面の粗さが是正されることになる。このため、色調
や耐摩耗性等の機能性が改善される。
金の合金としては、たとえば金−クロム、金−TiNな
どがあり、これらに限られずに、所要の色調と光沢を有
する合金とすることができる。金またはその合金の膜以
外に適宜に配設してもよい金属または合金、あるいは無
機物の膜を構成するものとして、Cu,Al,Ni,Ag,Ti,Sn,T
a,V,Cr,Co,Pt,Pd,W,Mo,Cd,Sb,Ga,Ge,Zr,Nb,In等の元素
からなるもの、もしくは、それらの化合物からなる無機
物が例示される。
どがあり、これらに限られずに、所要の色調と光沢を有
する合金とすることができる。金またはその合金の膜以
外に適宜に配設してもよい金属または合金、あるいは無
機物の膜を構成するものとして、Cu,Al,Ni,Ag,Ti,Sn,T
a,V,Cr,Co,Pt,Pd,W,Mo,Cd,Sb,Ga,Ge,Zr,Nb,In等の元素
からなるもの、もしくは、それらの化合物からなる無機
物が例示される。
プラズマ励起により形成される有機重合膜について
は、ポリカーボネート、ポリアクリレート、ポリエステ
ル、ポリオレフィン、ポリエチレン、ポリシロキサン等
の重合薄膜とする。この場合、染料化合物、顔料等も蒸
着させて着色してもよい。
は、ポリカーボネート、ポリアクリレート、ポリエステ
ル、ポリオレフィン、ポリエチレン、ポリシロキサン等
の重合薄膜とする。この場合、染料化合物、顔料等も蒸
着させて着色してもよい。
基板についても格別の限定はなく、ガラス、金属、合
金、セラミックス、あるいはプラスチック等の任意のも
のとすることができる。
金、セラミックス、あるいはプラスチック等の任意のも
のとすることができる。
金またはその合金等からなる薄膜は、これらを蒸発さ
せた粒子をプラズマにより励起してイオン化粒子、中性
粒子、あるいはラジカルの状態において蒸着させること
により形成する。気相蒸着の方法としてはスパッタリン
グ等が知られているが、この発明のように、金色装飾品
の色調、耐摩耗性等を大幅に向上させるとの点からはプ
ラズマによる励起によって配設一体化することが欠かせ
ない。
せた粒子をプラズマにより励起してイオン化粒子、中性
粒子、あるいはラジカルの状態において蒸着させること
により形成する。気相蒸着の方法としてはスパッタリン
グ等が知られているが、この発明のように、金色装飾品
の色調、耐摩耗性等を大幅に向上させるとの点からはプ
ラズマによる励起によって配設一体化することが欠かせ
ない。
蒸発させた粒子は、真空反応装置内においてグロー放
電によて励起し、プラズマ・イオン化するのが好まし
い。この際のプラズマ・イオン化の手段としてはホロー
カソード方式、高周波励起方式等のイオンプレーティン
グ、プラズマCVD等の手段とすることができる。
電によて励起し、プラズマ・イオン化するのが好まし
い。この際のプラズマ・イオン化の手段としてはホロー
カソード方式、高周波励起方式等のイオンプレーティン
グ、プラズマCVD等の手段とすることができる。
有機重合膜は、この発明においてはプラズマ励起によ
り形成するが、この場合には、蒸発させたポリマーまた
はモノマーガスが真空反応装置内においてプラズマ励起
することになる。三次元架橋された有機重合膜が配設さ
れる。
り形成するが、この場合には、蒸発させたポリマーまた
はモノマーガスが真空反応装置内においてプラズマ励起
することになる。三次元架橋された有機重合膜が配設さ
れる。
この場合のプラズマ励起にも、上記と同様のイオンプ
レーティング法等が採用される。このプラズマ励起によ
る有機重合膜を、装飾品の最外表面に配設する場合に
は、この有機重合膜は、装飾品の優れた色調や耐摩耗性
等を維持しつつ、優れた保護膜としても機能することに
なる。
レーティング法等が採用される。このプラズマ励起によ
る有機重合膜を、装飾品の最外表面に配設する場合に
は、この有機重合膜は、装飾品の優れた色調や耐摩耗性
等を維持しつつ、優れた保護膜としても機能することに
なる。
イオンプレーティング法による場合には、たとえば真
空反応装置内の圧力を10-2〜10-5Torr程度の真空状態と
し、アルゴン等の不活性ガスを導入してもよい。基板の
温度は、室温〜400℃程度の範囲とすることができる。
無機物の薄膜を形成する場合には、酸素、窒素、アンモ
ニア、炭化水素、硫化水素、弗化水素などの反応性ガス
を導入し、反応性イオンプレーティングによって蒸着す
ることもできる。この場合のガス圧は、10-4Torr以上と
するのが好ましい。
空反応装置内の圧力を10-2〜10-5Torr程度の真空状態と
し、アルゴン等の不活性ガスを導入してもよい。基板の
温度は、室温〜400℃程度の範囲とすることができる。
無機物の薄膜を形成する場合には、酸素、窒素、アンモ
ニア、炭化水素、硫化水素、弗化水素などの反応性ガス
を導入し、反応性イオンプレーティングによって蒸着す
ることもできる。この場合のガス圧は、10-4Torr以上と
するのが好ましい。
以上のごとくこの発明によって、安価で色調に優れ、
耐摩耗性等の良好な複合多層膜が実現される。
耐摩耗性等の良好な複合多層膜が実現される。
次に、この発明の実施例を示す。もちろん、この発明
は、以下の実施例によって限定されることはいうまでも
ない。
は、以下の実施例によって限定されることはいうまでも
ない。
実施例1 高周波励起方式によるイオンプレーティング装置を用
いて金色装飾品膜を形成した。基板としてはステンレス
板を用いた。
いて金色装飾品膜を形成した。基板としてはステンレス
板を用いた。
すなわち、5×10-5Torrのアルゴンガスを導入してス
テンレス基板のボンバード処理を行い、次いで8×10-4
Torrの条件下に窒素ガスと蒸発Ti粒子との反応性イオン
プレーティングによりTiNの薄膜を蒸着させた。放電電
力300W、基板温度100℃の条件下、3分間の反応によっ
て、薄膜0.2μmのTiNの薄膜を形成した。
テンレス基板のボンバード処理を行い、次いで8×10-4
Torrの条件下に窒素ガスと蒸発Ti粒子との反応性イオン
プレーティングによりTiNの薄膜を蒸着させた。放電電
力300W、基板温度100℃の条件下、3分間の反応によっ
て、薄膜0.2μmのTiNの薄膜を形成した。
次いで4×10-3Torrのアルゴン圧の条件下に、ポリカ
ーボネートの蒸発粒子をプラズマイオン化してプラズマ
重合膜を蒸着させた。さらに、続いて3×10-3Torrのア
ルゴン圧の条件下において金の蒸発粒子をプラズマイオ
ン化して蒸着させた。
ーボネートの蒸発粒子をプラズマイオン化してプラズマ
重合膜を蒸着させた。さらに、続いて3×10-3Torrのア
ルゴン圧の条件下において金の蒸発粒子をプラズマイオ
ン化して蒸着させた。
優れた金異音の色調お多層膜を得た。色調および密着
強度、耐摩耗性ともに、有機重合膜を存在させない場合
に比べはるかに優れており、耐摩耗性は約2倍に増大し
ていた。
強度、耐摩耗性ともに、有機重合膜を存在させない場合
に比べはるかに優れており、耐摩耗性は約2倍に増大し
ていた。
参考例 実施例1で得られた複合多層膜の表面に、4×10-3To
rrのアルゴン圧の条件下に、ポリカーボネートのプラズ
マ重合膜を蒸着させた。硬質の透明重合膜が得られ、金
色の色調は光沢の良い。格調の高いものとなった。表面
の保護性にも優れていた。
rrのアルゴン圧の条件下に、ポリカーボネートのプラズ
マ重合膜を蒸着させた。硬質の透明重合膜が得られ、金
色の色調は光沢の良い。格調の高いものとなった。表面
の保護性にも優れていた。
実施例2 実施例1と同様にして、ガラス基板の上にTiN膜とア
クリル酸エチルエステルモノマーガスの導入によるポリ
アクリレートのプラズマ重合膜の透明層、さらに金のイ
オンプレーティング薄膜とを蒸着させた。金色の色調は
良好であり、また耐摩耗性は、このポリアクリレートの
プラズマ重合膜を蒸着させない場合の約2倍であった。
クリル酸エチルエステルモノマーガスの導入によるポリ
アクリレートのプラズマ重合膜の透明層、さらに金のイ
オンプレーティング薄膜とを蒸着させた。金色の色調は
良好であり、また耐摩耗性は、このポリアクリレートの
プラズマ重合膜を蒸着させない場合の約2倍であった。
(発明の効果) この発明により、以上詳しく説明した通り、色調およ
び耐摩耗性等の機能性に優れた金色装飾品が提供され
る。
び耐摩耗性等の機能性に優れた金色装飾品が提供され
る。
第1図および第2図は、各々、この発明の一例を示した
断面図である。 1……基板 2……有機重合膜 3……金またはその合金膜 4……有機重合膜 5……基板 6……金属、合金および/または無機物薄膜 7……有機重合膜 8……金またはその合金膜
断面図である。 1……基板 2……有機重合膜 3……金またはその合金膜 4……有機重合膜 5……基板 6……金属、合金および/または無機物薄膜 7……有機重合膜 8……金またはその合金膜
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭62−127462(JP,A) 特開 昭52−116896(JP,A) 特開 昭60−242050(JP,A) 特開 昭56−147830(JP,A)
Claims (1)
- 【請求項1】基板に対し、プラズマ励起により蒸着され
た有機重合膜と、この有機重合膜上にプラズマ励起によ
り蒸着された金または金合金膜とが配設されていること
を特徴とする金色装飾品。
Priority Applications (9)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63109480A JP2599176B2 (ja) | 1988-05-02 | 1988-05-02 | 金色装飾品 |
BR8900933A BR8900933A (pt) | 1988-05-02 | 1989-02-24 | Pelicula composta multipla,pelicula composta multipla de camadas multiplas e pelicula composta de camadas multiplas |
DE68927234T DE68927234T2 (de) | 1988-05-02 | 1989-05-02 | Mehrfachschicht |
DE68917509T DE68917509T2 (de) | 1988-05-02 | 1989-05-02 | Verbundschicht. |
EP19890304375 EP0341010B1 (en) | 1988-05-02 | 1989-05-02 | Composite film |
EP19920202490 EP0516248B1 (en) | 1988-05-02 | 1989-05-02 | Multilayered film |
TW79107513A TW205022B (ja) | 1988-05-02 | 1989-05-18 | |
US07/500,243 US5079101A (en) | 1988-05-02 | 1990-03-27 | Composite film |
US08/155,183 US5409782A (en) | 1988-05-02 | 1993-11-22 | Composite film |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63109480A JP2599176B2 (ja) | 1988-05-02 | 1988-05-02 | 金色装飾品 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01279745A JPH01279745A (ja) | 1989-11-10 |
JP2599176B2 true JP2599176B2 (ja) | 1997-04-09 |
Family
ID=14511312
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63109480A Expired - Lifetime JP2599176B2 (ja) | 1988-05-02 | 1988-05-02 | 金色装飾品 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2599176B2 (ja) |
Families Citing this family (15)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DK2251454T3 (da) | 2009-05-13 | 2014-10-13 | Sio2 Medical Products Inc | Coating og inspektion af beholder |
US11624115B2 (en) | 2010-05-12 | 2023-04-11 | Sio2 Medical Products, Inc. | Syringe with PECVD lubrication |
US9878101B2 (en) | 2010-11-12 | 2018-01-30 | Sio2 Medical Products, Inc. | Cyclic olefin polymer vessels and vessel coating methods |
US11116695B2 (en) | 2011-11-11 | 2021-09-14 | Sio2 Medical Products, Inc. | Blood sample collection tube |
CN103930595A (zh) | 2011-11-11 | 2014-07-16 | Sio2医药产品公司 | 用于药物包装的钝化、pH保护性或润滑性涂层、涂布方法以及设备 |
US9664626B2 (en) | 2012-11-01 | 2017-05-30 | Sio2 Medical Products, Inc. | Coating inspection method |
EP2920567B1 (en) | 2012-11-16 | 2020-08-19 | SiO2 Medical Products, Inc. | Method and apparatus for detecting rapid barrier coating integrity characteristics |
US9764093B2 (en) | 2012-11-30 | 2017-09-19 | Sio2 Medical Products, Inc. | Controlling the uniformity of PECVD deposition |
WO2014085348A2 (en) | 2012-11-30 | 2014-06-05 | Sio2 Medical Products, Inc. | Controlling the uniformity of pecvd deposition on medical syringes, cartridges, and the like |
US9662450B2 (en) | 2013-03-01 | 2017-05-30 | Sio2 Medical Products, Inc. | Plasma or CVD pre-treatment for lubricated pharmaceutical package, coating process and apparatus |
US9937099B2 (en) | 2013-03-11 | 2018-04-10 | Sio2 Medical Products, Inc. | Trilayer coated pharmaceutical packaging with low oxygen transmission rate |
KR102211788B1 (ko) | 2013-03-11 | 2021-02-04 | 에스아이오2 메디컬 프로덕츠, 인크. | 코팅된 패키징 |
US9863042B2 (en) | 2013-03-15 | 2018-01-09 | Sio2 Medical Products, Inc. | PECVD lubricity vessel coating, coating process and apparatus providing different power levels in two phases |
KR20180048694A (ko) | 2015-08-18 | 2018-05-10 | 에스아이오2 메디컬 프로덕츠, 인크. | 산소 전달률이 낮은, 의약품 및 다른 제품의 포장용기 |
EP3226084B1 (fr) * | 2016-03-29 | 2021-01-13 | The Swatch Group Research and Development Ltd. | Composant horloger coloré |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS52116896A (en) * | 1976-03-29 | 1977-09-30 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | Electrode plate and its preparation |
JPS56147830A (en) * | 1980-04-18 | 1981-11-17 | Asahi Glass Co Ltd | Formation of hard coating film |
JPS60242050A (ja) * | 1984-05-17 | 1985-12-02 | 住友ベークライト株式会社 | 透明導電性フイルムの製造方法 |
JPS62127462A (ja) * | 1985-11-26 | 1987-06-09 | Seiko Instr & Electronics Ltd | 時計用文字板の製造方法 |
-
1988
- 1988-05-02 JP JP63109480A patent/JP2599176B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01279745A (ja) | 1989-11-10 |
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