JP2598687B2 - ワーク、部品等の手持式把持装置 - Google Patents

ワーク、部品等の手持式把持装置

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JP2598687B2
JP2598687B2 JP63195912A JP19591288A JP2598687B2 JP 2598687 B2 JP2598687 B2 JP 2598687B2 JP 63195912 A JP63195912 A JP 63195912A JP 19591288 A JP19591288 A JP 19591288A JP 2598687 B2 JP2598687 B2 JP 2598687B2
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gripping
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は電子機器、精密機械等の組立、生産等に使用
されるワーク、部品等の手持式把持装置に関し、特に使
用個所、把持する部品、あるいは作業者に合せて把持部
本体と握り部間の角度を調整自在としたことを特徴とす
るものである。
〔従来の技術〕
電子機器、精密機械等は小型かつ性能向上の傾向にあ
り、それに伴いそこに使用される部品等も極めて小型化
の傾向にある。その結果、人間の指による部品等の取扱
いが困難となつている。
そこで、本願出願人は実願昭62−140711号に係るワー
ク、部品等の手持式把持装置を提供した。
該考案は、後端にそれぞれピストンを設けた把持爪の
該ピストン部が把持部本体内に設けられたシリンダ内に
対向させて適合させられ、上記把持部本体後方にはスイ
ツチを有する筒状の握り部が一体に設けられ、該筒状の
握り部内及びその後方に延長されたエアーホースからな
る二つの通気路の一方が上記シリンダの内側隔室に、他
方がその外側隔室に連通させられた構成としたものであ
り、作業者は握り部を手に持つてスイツチ操作によりワ
ーク、部品等の把持及びその解除を行なうものであつ
た。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記本願出願人が提供したワーク、部品等の手持式把
持装置においても単なるピンセツト等と異なり、迅速な
作業が可能であるが、部品取付位置等の使用個所、把持
する部品あるいは作業者に合せて把持部本体と握り部間
の角度調整ができないものであつた。
本発明は把持部本体側と握り部側を折り曲げ自在に連
結し、使用個所、把持する部品に合せ、あるいは作業者
の使い易い状態に合せて角度調整して使用できる手持式
把持装置を提供することを目的とするものである。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するため、本発明は後端にそれぞれピ
ストンを設けた把持爪の該ピストン部が把持部本体内に
設けられたシリンダ内に対向させて適合させられ、上記
把持部本体の後端には一方が上記シリンダの内側隔室
に、他方がその外側隔室に連通された通気路が開口させ
られ、該通気路部には、該通気路部を受入れる先端部を
有し、上記把持部本体の通気路とそれぞれ適合する通気
路及び外側面に切換スイツチを設けた握り部が締付けボ
ルトを介して折り曲げ自在に連結され、把持部本体側通
気路と握り部側通気路がその間の折り曲げにかかわらず
連通させられてなる構成としたものである。
〔作 用〕
上記構成の本発明は、締付けボルト(24)を緩めれば
把持部本体(1)と握り部(2)間が折り曲げ自在とな
り、その間の角度を使用個所、把持する部品に合せ、あ
るいは作業者の使い易い状態に合せて角度調整して再び
締付けボルト(24)を締付けて使用される。
そして、握り部(2)を手に持つて切換スイツチ(2
3)を操作するとコントロールボツクス(34)内に設け
られた電磁弁が切換えられ、コントロールボツクス(3
4)内に設けられたコンプレツサ等の圧縮エアー供給源
から一方のエアーホース(31)あるいは(32)に圧縮エ
アーが供給され、他方のエアーホース(32)あるいは
(31)から排気が行われる。
その結果として、シリンダ(7)の内側隔室(12)あ
るいは外側隔室(13)に圧縮エアーが供給され、外側隔
室(13)に圧縮エアーが供給された場合には把持爪
(5)(6)がそれぞれ内側に移動させられて部品等
(X)を把持し、反対に内側隔室(12)に圧縮エアーが
供給された場合には把持した部品等(X)の把持解除が
行われるものである。
本発明では上記操作は握り部(2)を手で持つて行う
ものであり、その後方にはエアーホースが連結され手持
移動が容易となつている。
また、上記把持爪(5)(6)の形状は把持する部品
等(X)に合せて適宜変更される。
同様に把持爪(5)(6)の把持力及び移動距離等も
把持する部品等(X)に合せて制御される。
〔実施例〕
以下に本発明の一実施例を図面について詳細に説明す
る。
第1図、第2図において、(1)は把持部本体、
(2)は上記把持部本体(1)の後方に折り曲げ自在に
連結される握り部である。
まず、把持部本体(1)の一例について説明すると、
第4図示のごとく、後端にピストン(3)及びラツク
(4)を設けた把持爪(5)(6)の上記ピストン
(3)部が内部に設けられたシリンダ(7)内に対向さ
せて適合させられ、把持爪(5)(6)が対向動作する
ように構成される。
図面実施例の場合、シリンダ(7)はシリンダチユー
ブとなるパイプ(8)と、それぞれのピストン(3)の
外側面の周囲に設けたフランジ(9)と、該フランジ
(9)の内部にそれぞれ適合する本体側適合部(10)で
構成されている。
図中(11)はパイプ(8)の内部中央部に設けた隔壁
である。
上記構成において、シリンダ(7)部にはそれぞれ二
つの内側隔室(12)と外側隔室(13)が構成される。
つぎに、上記本体側適合部(10)間にピストン(3)
及び隔壁(11)を貫通するシヤフト(14)が設けられ、
該シヤフト(14)の一端から設けた通孔(15)がそれぞ
れ透孔(16)を介して外側隔室(13)に連通させられ、
シヤフト(14)の他端から設けた通孔(17)がそれぞれ
内側隔室(12)に開口させられる。
そして、上記シヤフト(14)の両端に設けられた通孔
〔15)(17)からの通気路(18)(19)が把持部本体
(1)の後端面に開口させられる。
図中(20)は同期用ピニオンである。
つぎに、握り部(2)について述べる。本発明では握
り部(2)は、上記把持部本体(1)の通気路部(1a)
を受入れる先端部(2a)を有し、上記把持部本体(1)
の通気路(18)(19)とそれぞれ適合する通気路(21)
(22)及び外側面に切換えスイツチ(23)を設けて構成
され、締付けボルト(24)を介して折り曲げ自在に連結
される。
すなわち、把持部本体(1)の通気路部(1a)の後端
面の上下方向に第2図示のごとくアール面(27)が構成
され、該アーム面(27)の上下方向に通気路(18)(1
9)が開口させられた通気溝(25)(26)が設けられ
る。
他方、握り部(2)の先端部(2a)の上下方向には上
記把持部本体(1)のアール面(27)と適合する凹曲面
(28)が構成され、さらに、第1図示のごとく先端部
(2a)が把持部本体(1)の後端の通気路部(1a)を受
入れる状態とされる。
そして、握り部(2)の先端部(2a)と、把持部本体
(1)の後端の通気路部(1a)間締付けボルト(24)で
連結される。
したがつて、該締付けボルト(24)を緩めれば把持部
本体(1)と握り部(2)間は折り曲げ自在となり、さ
らに締付けボルト(24)を締付ければその状態に固定さ
れるものである。
なお、上記構成において、把持部本体(1)の通気路
(18)(19)は、締付けボルト(24)部ではその外周に
設けた環状溝(29)(30)で連通されている。
そして、さらに詳細を図示していないが該環状溝(2
9)(30)及び上記通気溝(25)(26)部等にはOリン
グ等のシール部材が設けられる。
図中(31)(32)は握り部(2)の通気路(21)(2
2)から延長されたエアーホース、(33)は、切換スイ
ツチ(23)からのリード線で、束ねられた状態でコント
ロールボツクス(34)に導かれる。
コントロールボツクス(34)はその詳細を図示しない
が内部にコンプレツサ等の圧縮エアー供給源及び電磁弁
等が設けられ、上記握り部(2)に設けた切換スイツチ
(23)を操作することにより一方のエアーホース(31)
あるいは(32)から圧縮エアーを供給し、他方のエアー
ホース(32)あるいは(31)から排気を行なうことがで
きるように構成されている。
第5図はコントロールボツクス(34)を共用して、各
種部品等が合せた把持部本体(1)を交換使用する場合
に便利なように、エアーホース(31)(32)とリード線
(33)を一体接続するコネクター(35)(36)が示され
ている。
すなわち、それぞれのコネクター(35)(36)のエア
ーホース(31)(32)及びリード線(33)部を適合させ
た後雌ネジ(37)を有するナツト(38)をコントロール
ボツクス(34)側の雄ネジ(39)部に螺合締付ければよ
いものである。
なお、上記構成における切換スイツチ(23)は一回目
の操作で部品等(X)を把持し、二回目の操作でその解
除が行なわれる構成とする他、押しつづけると把持状態
が継続し、指を離すと解除される構成のものとすること
も自由である。
〔発明の効果〕
本発明によれば、把持部本体と握り部間の角度調整が
容易であり、使用個所、把持する部品あるいは作業者に
合わせて使い易い状態として調整し、小型部品を切換ス
イツチ操作により容易かつ迅速に把持し、さらに解除す
ることができ、作業の効率化を図ることができるもので
ある。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例を示すもので、第1図は一部を
断面にした要部平面図、第2図は一部を断面にした要部
側面図、第3図は第2図A−A線断面図、第4図は把持
部本体の一部を断面にした平面図、第5図はコントロー
ルボツクス部の断面図である。 (1)……把持部本体、(1a)……通気路部、(2)…
…握り部、(2a)……先端部、(3)……ピストン、
(5)(6)……把持爪、(7)……シリンダ、(12)
……内側隔室、(13)……外側隔室、(18)(19)……
(把持部本体の)通気路、(21)(22)……(握り部
の)通気路、(23)……切換スイツチ、(24)……締付
けボルト、(25)(26)……通気溝、(29)(30)……
環状溝。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】後端にそれぞれピストンを設けた把持爪の
    該ピストン部が把持部本体内に設けられたシリンダ内に
    対向させて適合させられ、上記把持部本体の後端には一
    方が上記シリンダの内側隔室に、他方がその外側隔室に
    連通された通気路が開口させられ、該通気路部には、該
    通気路部を受入れる先端部を有し、上記把持部本体の通
    気路とそれぞれ適合する通気路及び外側面に切換スイツ
    チを設けた握り部が締付けボルトを介して折り曲げ自在
    に連結され、把持部本体側通気路と握り部側通気路がそ
    の間の折り曲げにかかわらず連通させられる構成とした
    ことを特徴とするワーク、部品等の手持式把持装置。
JP63195912A 1988-08-05 1988-08-05 ワーク、部品等の手持式把持装置 Expired - Lifetime JP2598687B2 (ja)

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