JP2597957B2 - 射出成形品の取出装置 - Google Patents

射出成形品の取出装置

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雅喜 島田
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、射出成形機によって成
形された複数のペン軸のような細長状の射出成形品を、
一連のゲート、ランナおよびスプールによってなる余剰
部分とともに取出し、ゲートを折断して余剰部分と射出
成形品とを分離し、余剰部分を排除する射出成形品の取
出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、図12に示す射出成形部材1、
つまり、スプール1A、ランナ1B、複数のゲート1
C,1C……および複数のペン軸のような細長状の射出
成形品1D,1D……からなる射出成形部材1は、射出
成形機によって成形されたのち、射出成形機に取付けら
れている射出成形部材取出機により自動的に取出され
て、所定の位置で取出機から開放され、射出成形部材収
納容器に収納される。そして、射出成形部材収納容器に
収納された射出成形部材1は、次工程において、作業者
の手作業により、ゲート1C,1C……を順次折断し
て、スプール1A、ランナ1B、複数のゲート1C,1
C……によってなる余剰部分1Eと射出成形品1D,1
D……とを分離し、余剰部分1Eを排除し、かつ射出成
形品1D,1D……を射出成形品収納容器に収容する仕
分けがなされる。
【0003】しかし、この種の仕分け作業はきわめて煩
雑で作業能率が悪い上に、専任の作業者を必要とするの
で、省人化を妨げている。したがって、自動化によって
作業能率を向上させ、省人化を達成できる装置の開発が
要求されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】解決しようとする問題
点は、ゲートを折断して、スプール、ランナ、複数のゲ
ートによってなる余剰部分と射出成形品とを分離し、余
剰部分を排除し、かつ射出成形品を射出成形品収納容器
に収納する作業が手作業によって行われているため、作
業能率が悪い上に、専任の作業者を必要とするので、省
人化を妨げている点である。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、射出
成形機に取付けられ移動部がスプール、ランナ、ゲート
および射出成形品からなる射出成形部材を射出成形機の
可動金型から取出す射出成形部材取出機と、前記移動部
に垂直姿勢と水平姿勢に反転可能に保持されるととも
に、主として表面側に前記射出成形部材を着脱可能に把
持する第1把持機構を備えた取出ヘッドと、前記射出成
形部材取出機における移動部の軌道の下側に対応して昇
降可能に配置され、前記取出ヘッドの第1把持機構によ
り垂直に把持されている射出成形部材の射出成形品を上
限位置で受取り、かつ下限位置で開放する把持機構を備
えた射出成形部材移送機構と、この移送機構の下限位置
の直下に垂直姿勢と水平姿勢に反転可能に配置されると
ともに、垂直姿勢で前記垂直に把持されている射出成形
品を挿入可能に対向する挿入孔と、この挿入孔に挿入さ
れた射出成形品を着脱可能に把持する把持機構とを備え
た反転機構と、この反転機構が射出成形品の挿入把持状
態で水平姿勢に保持された時、前記挿入孔から突出して
いる前記スプールおよびランナに直交して進退移動可
能、かつ該進退移動軸の軸まわりに揺動可能に配置さ
れ、前進ストローク端で前記スプールおよびランナが挟
持されるフオーク部を備えたゲート折り機構と、このゲ
ート折り機構の前記揺動と前記反転機構の水平姿勢から
垂直姿勢への反転および垂直姿勢から水平姿勢への反転
との協働で折断される前記ゲートに対応して配置され、
前記フオーク部の後退時に前記ランナに連続しているゲ
ートに干渉してスプールおよびランナを前記フオーク部
から排除させるストッパーと、前記取出ヘッドにおける
第1把持機構の側方に設けられて、水平姿勢に保持され
ている反転機構に水平姿勢で下降接近し、該反転機構の
挿入孔から突出している前記射出成形品の一部を着脱可
能に把持して取出す第2把持機構と、を具備しているこ
とを特徴とし、射出成形部材のゲートを折断して、スプ
ール、ランナ、複数のゲートによってなる余剰部分と射
出成形品とを分離し、余剰部分を排除し、かつ射出成形
品を射出成形品収納容器(空箱)に収容する作業能率を
向上させ、省人化を図る目的を達成した。請求項2の発
明は、前記射出成形品がペン軸であることを特徴とし、
1シヨット当たりの射出成形品数量の多いペン軸の仕分
け作業を容易にした。
【0006】
【作用】請求項1の発明によれば、射出成形機の可動金
型から取出した射出成形部材のゲートを折断して、スプ
ール、ランナ、ゲートによってなる余剰部分と射出成形
品とを分離し、余剰部分を排除し、かつ射出成形品を射
出成形品収納容器に収納する仕分け作業を自動によって
容易に行うことができる。請求項2の発明によれば、1
ショット当たりの成形数量が多いペン軸の仕分け作業を
自動によって容易に行える。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1は、本発明を備えた射出成形機の概略側面
図、図2は射出成形機、射出成形部材取出機、取出ヘッ
ド、射出成形部材移送機構、反転機構、ゲート折り機
構、空箱および実箱搬送機構等の位置関係を示す斜視図
であり、これらの図において、10は射出成形機、20
は射出成形部材取出機、30は取出ヘッド、40は射出
成形部材移送機構、50は反転機構、60はゲート折り
機構、70はストッパー、80は空箱および実箱搬送機
構を示す。
【0008】射出成形部材取出機20は、射出成形機1
0によって成形された射出成形部材1、つまり図12に
示すように、スプール1A、ランナ1B、複数のゲート
1C,1C……および複数のペン軸のような細長状の射
出成形品1D,1D……からなる射出成形部材1を、射
出成形機10の可動金型(図示省略)から取出すための
もので、射出成形機10の可動プラテンに取付けられて
おり、その移動部21が垂直方向(矢印Y)と機外の一
側にのびる第1水平方向(矢印X1)および第1水平方
向X1に直交する第2水平方向(矢印X2)の3軸方向
に進退移動可能に構成されているとともに、90度の回
転角で矢印R1、R2方向に回転するように構成されて
いる。
【0009】取出ヘッド30は、射出成形部材取出機2
0における移動部21に保持されており、図示していな
い反転装置により、垂直姿勢と水平姿勢に反転可能にな
っている。そして、図3および図4に示すように、第1
把持機構31と、この第1把持機構31の側方に設けら
れた第2把持機構32を備えている。第1把持機構31
は、表面側に設けられた主把持部31Aと、背面側に設
けられた補助把持部31Bとからなり、主把持部31A
は、互いに対向する1対2組のシリンダ31a1,31
a1によって、矢印x1方向に進退移動するチヤック板
31a2,31a2を備え、補助把持部31Bは、互い
に対向する1対のシリンダ31b1,31b1によっ
て、矢印x2方向に進退移動するチヤック板31b2,
31b2を備えている。
【0010】第2把持機構32は、表面側に所定の間隔
を有して立設された複数のスプリングチヤック33によ
ってなり、これらスプリングチヤック33は、図5に示
すように、先端部に山型の保持部33A、33Bを形成
した2枚の板バネ34,34の基部33C,33Dを固
定部材35に固定した構造になっており、自然状態にお
ける山型の保持部33A、33Bの対向間隔を細長状の
射出成形品1Dの外径Dよりも僅かに小さく設定すると
ともに、この対向間隔が山型の保持部33A、33Bか
ら先端に向かって広がるガイド33E,33Fを有し、
基部33C,33Dから山型の保持部33A、33Bに
向かって対向間隔が徐々に小さくなるように形成され、
その間に山型の保持部33A、33Bを開閉させる開閉
部材36が図示していない昇降装置により上下方向の移
動(矢印z1)を可能に挿入されている。
【0011】図1および図2において、射出成形部材移
送機構40は、射出成形部材取出機20における第1水
平方向X1の軌道の下側、つまり移動部21の軌道の下
側に対応して昇降可能に配置されている。すなわち、図
6および図7に示すように、垂直に立設されたガイド2
を案内に、図示していない昇降装置により昇降する水平
に張出した部材によってなり、上下に貫通する切欠部4
1が設けられている。そして、切欠部41に対応する上
面に、互いに対向する1対2組のシリンダ42a1,4
2a1によって、矢印x3方向に進退移動するチヤック
板42a2,42a2を設けた把持機構42を備えてい
る。
【0012】反転機構50は、図6および図8に示すよ
うに、射出成形部材移送機構40の下限位置の直下に配
置され、図示していない反転装置により実線で示す垂直
姿勢と仮想線で示す水平姿勢に反転可能になっている。
そして、垂直姿勢で上下方向に指向する複数の挿入孔5
1,51……が所定の間隔を有して形成されている。こ
れら挿入孔51,51……は、射出成形品1D,1D…
…を挿入するためのもので、該挿入孔51,51……に
挿入された射出成形品1D,1D……を着脱可能に把持
する把持機構52を備えている。この把持機構52は、
側壁を貫通して形成した切欠部53,53に対応して取
付けられた1対1組のシリンダ52a1,52a1と、
これらシリンダ52a1,52a1によって、矢印x4
方向に進退移動する押え板52a2,52a2によって
構成されている。
【0013】ゲート折り機構60は、図6に示すよう
に、反転機構50が射出成形品1D,1D……の挿入把
持状態で水平姿勢に保持された時に、反転機構50の挿
入孔51,51……から突出しているスプール1Aおよ
びランナ1Bに直交して配置され、図示していない進退
移動装置により、矢印x5方向に進退移動するととも
に、図示していない揺動装置により、進退移動軸Cの軸
まわりに揺動(矢印R3、R4参照)するフオーク部6
1を備えている。
【0014】ストッパー70はL型の板材によってな
り、反転機構50が水平姿勢で射出成形部材1を保持し
ている状態において、ゲート1C,1C……の側方に対
応して配置され、図示していない架台上に固定されてい
る。
【0015】図2の空箱および実箱搬送機構80は、図
3の取出ヘッド30における第2把持機構32で把持さ
れて、反転機構50の挿入孔51,51……から引き抜
かれた射出成形品1D,1D……を収容するための空箱
を順次射出成形品1D,1D……の収容位置に搬送し、
ここで第2把持機構32から所定量の射出成形品1D,
1D……を受取り、実箱として搬送するためのもので、
射出成形部材取出機20における第1水平方向X1の軌
道の下側、つまり移動部21の軌道の下側に対応して配
置されており、種々の搬送機構を採用することができ
る。なお、図6において、3は余剰部分収容ボックスを
示し、射出成形品1D,1D……から折断分離されたス
プール1A、ランナ1B、複数のゲート1C,1C……
によってなる余剰部分1Eが落下収容される。
【0016】つぎに、前記構成の作動の一例について説
明する。 (1).待機位置にある移動部21と、この移動部21
に保持されている取出ヘッド30が射出成形部材取出機
20の作動によって、型開している可動金型に対して垂
直姿勢で接近し、射出成形機10によって成形された射
出成形部材1のスプール1Aおよびランナ1Bを図4の
ように第1把持機構31で把持する。つまり、主把持部
31Aのシリンダ31a1,31a1を作動させて、チ
ヤック板31a2,31a2によってランナ1Bと射出
成形品1D,1D……を把持するとともに、補助把持部
31Bのシリンダ31b1,31b1を作動させて、チ
ヤック板31b2,31b2でスプール1Aを把持す
る。しかるのち、射出成形部材取出機20の作動によ
り、移動部21および取出ヘッド30を可動金型から離
れる方向に移動させて、複数のペン軸のような細長状の
射出成形品1D,1D……を可動金型から抜き取る。 (2).移動部21と、第1把持機構31で射出成形部
材1を把持している取出ヘッド30を、射出成形部材取
出機20の作動により上昇させて型外に退避させ、矢印
R1方向に90度反転させる。 (3).射出成形部材取出機20の作動により移動部2
1および取出ヘッド30を射出成形部材移送機構40の
上位まで移動させ、上限位置に待機している射出成形部
材移送機構40(図6参照)の切欠部41の上方に射出
成形部材1を対応させる。 (4).射出成形部材取出機20の作動により移動部2
1および取出ヘッド30を下降させ、射出成形品1D,
1D……を射出成形部材移送機構40の切欠部41に挿
入貫通させた状態で把持機構42により射出成形品1
D,1D……を把持する(図7参照)。つまり、シリン
ダ42a1,42a1を作動させて、チヤック板42a
2,42a2で射出成形品1D,1D……を把持する。
しかるのち、取出ヘッド30における第1把持機構31
による射出成形部材1のスプール1Aおよびランナ1B
の把持を解除する。 (5).射出成形部材移送機構40を下限位置まで下降
させ、射出成形品1D,1D……の上端部付近の一部を
残して、垂直姿勢に保持されている反転機構50の挿入
孔51,51……に挿入し、挿入されている射出成形品
1D,1D……を把持機構52により把持する(図8参
照)。つまり、シリンダ52a1,52a1を作動させ
て、押え板52a2,52a2と挿入孔51,51……
の内面とで射出成形品1D,1D……を挟持する。一
方、射出成形部材取出機20の作動により移動部21お
よび取出ヘッド30は復帰する。その途中で取出ヘッド
30は矢印R2方向に90度反転戻りを行う。 (6).射出成形部材移送機構40の把持機構42によ
る射出成形品1D,1D……の把持を解除したのち、射
出成形部材移送機構40を上限位置まで上昇復帰させ
る。 (7).反転機構50を図示していない反転装置により
実線で示す垂直姿勢から仮想線で示す水平姿勢に反転さ
せる。 (8).ゲート折り機構60を図示していない進退移動
装置により前進させ、フオーク部61によりスプール1
Aとランナ1Bを挿し込む挟む(図9参照)。 (9).図示していない揺動装置により、図6に示す進
退移動軸Cの軸まわり(矢印R3,R4)にフオーク部
61を揺動させる。つまり、図8に示すゲート1C,1
C……を通る軸Cの軸まわり(矢印R3,R4)にフオ
ーク部61を数回揺動させる。これにより、ゲート1
C,1C……と射出成形品1D,1D……との境界部で
の折断分離性を高める。フオーク部61を数回揺動させ
た直後に、反転装置により反転機構50を水平姿勢から
垂直姿勢方向に立ち上げる。この立ち上げ作動によっ
て、ゲート1C,1C……の折断分離が確実になされ
る。 (10).ゲート折り機構60を図示していない進退移
動装置により後退させる。この後退移動時に、ストッパ
ー70がゲート1Cに干渉してスプール1Aおよびラン
ナ1Bの移動を妨げ、スプール1Aおよびランナ1Bを
フオーク部61から排除する。つまり、スプール1A、
ランナ1B、複数のゲート1C,1C……によってなる
余剰部分1Eを落下させ、余剰部分収容ボックス3に収
容回収する。しかるのち、反転機構50は仮想線で示す
水平姿勢に保持される。 (11).反転機構50の複数の挿入孔51,51……
から突出している射出成形品1D,1D……に、矢印R
1方向に反転している第2把持機構32を接近させ、さ
らに取出ヘッド30を下降させることで、挿入孔51,
51……の一部を第2把持機構32により把持する(図
10参照)。つまり、図5に示すように、スプリングチ
ヤック33における山型の保持部33A,33Bで射出
成形品1D,1D……を弾性的に挟持する。 (12).移動部21と、第2把持機構32で射出成形
品1D,1D……の一部を把持している取出ヘッド30
を、射出成形部材取出機20の作動により射出成形品1
D,1D……を挿入孔51,51……から引き抜く方向
に移動させて、射出成形品1D,1D……を引き抜いた
のち上昇させ、ついで空箱および実箱搬送機構80に移
送させる。 (13).移動部21と、第2把持機構32で射出成形
品1D,1D……の一部を把持している取出ヘッド30
を、射出成形部材取出機20の作動により下降させて、
射出成形品1D,1D……を空箱81の所定位置に接近
させる(図11参照)。 (14).図5に示す開閉部材36を図示していない昇
降装置により下方向に移動させ、山型の保持部33A、
33Bの対向間隔を広げることにより、第2把持機構3
2による射出成形品1D,1D……の把持を解除して、
射出成形品1D,1D……を空箱81内に収容する。 (15).射出成形部材取出機20の作動により移動部
21と、この移動部21に保持されている取出ヘッド3
0が待機位置に復帰する。
【0017】なお、前記作動はあくまでも一例を述べた
ものであり、複数の作動をオーバラップさせることによ
り、作業性の向上を図ることも可能である。
【0018】このように、射出成形機10の可動金型か
ら取出した射出成形部材1のゲート1C,1C……を折
断して、スプール1A、ランナ1Bおよびゲート1C,
1C……によってなる余剰部分1Eと、射出成形品1
D,1D……とを分離し、余剰部分1Eを排除し、かつ
射出成形品1D,1D……を射出成形品収納容器、すな
わち空箱81に収容する仕分け作業を自動によって容易
に行うことができるので、手作業によって行われていた
従来の作業と比較して、作業能率が向上するとともに、
専任の作業者が不要になるので省人化を達成できる。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、射出成
形機の可動金型から取出した射出成形部材1のゲートを
折断して、スプール、ランナおよびゲートによってなる
余剰部分と、射出成形品とを分離し、余剰部分を排除
し、かつ射出成形品を射出成形品収納容器に収容する仕
分け作業を自動によって容易に行うことができるので、
手作業によって行われていた従来の作業と比較して、作
業能率が向上するとともに、専任の作業者が不要になる
ので省人化を達成できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を備えた射出成形機の概略側面図であ
る。
【図2】射出成形機、射出成形部材取出機、取出ヘッ
ド、射出成形部材移送機構、反転機構、ゲート折り機
構、空箱および実箱搬送機構等の位置関係を示す斜視図
である。
【図3】取出ヘッドの一例を示す斜視図である。
【図4】図3の横断面図である。
【図5】第2把持機構を構成しているスプリングチヤッ
クの斜視図である。
【図6】図2の反対側から見た射出成形部材移送機構、
反転機構、ゲート折り機構などの斜視図である。
【図7】射出成形部材移送機構による射出成形部材の把
持状態を示す断面図である。
【図8】反転機構による射出成形部材の把持状態を示す
断面図である。
【図9】ゲート折り機構のフオーク部によるスプールと
ランナの挟持状態の一部を示す斜視図である。
【図10】第2把持機構による射出成形品の把持状態を
示す概略側面図である。
【図11】空箱への収容前段状態を示す斜視図である。
【図12】射出成形部材の一例を示す平面図である。
【符号の説明】
1 射出成形部材 1A スプール 1B ランナ 1C ゲート 1D 射出成形品 10 射出成形機 20 射出成形部材取出機 21 移動部 30 取出ヘッド 31 第1把持機構 32 第2把持機構 40 射出成形部材移送機構 42 把持機構 50 反転機構 51 複数の挿入孔 52 把持機構 60 ゲート折り機構 61 フオーク部 70 ストッパー

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 射出成形機に取付けられ移動部がスプー
    ル、ランナ、ゲートおよび射出成形品からなる射出成形
    部材を射出成形機の可動金型から取出す射出成形部材取
    出機と、 前記移動部に垂直姿勢と水平姿勢に反転可能に保持され
    るとともに、主として表面側に前記射出成形部材を着脱
    可能に把持する第1把持機構を備えた取出ヘッドと、 前記射出成形部材取出機における移動部の軌道の下側に
    対応して昇降可能に配置され、前記取出ヘッドの第1把
    持機構により垂直に把持されている射出成形部材の射出
    成形品を上限位置で受取り、かつ下限位置で開放する把
    持機構を備えた射出成形部材移送機構と、 この移送機構の下限位置の直下に垂直姿勢と水平姿勢に
    反転可能に配置されるとともに、垂直姿勢で前記垂直に
    把持されている射出成形品を挿入可能に対向する挿入孔
    と、この挿入孔に挿入された射出成形品を着脱可能に把
    持する把持機構とを備えた反転機構と、 この反転機構が射出成形品の挿入把持状態で水平姿勢に
    保持された時、前記挿入孔から突出している前記スプー
    ルおよびランナに直交して進退移動可能、かつ該進退移
    動軸の軸まわりに揺動可能に配置され、前進ストローク
    端で前記スプールおよびランナが挟持されるフオーク部
    を備えたゲート折り機構と、 このゲート折り機構の前記揺動と前記反転機構の水平姿
    勢から垂直姿勢への反転および垂直姿勢から水平姿勢へ
    の反転との協働で折断される前記ゲートに対応して配置
    され、前記フオーク部の後退時に前記ランナに連続して
    いるゲートに干渉してスプールおよびランナを前記フオ
    ーク部から排除させるストッパーと、 前記取出ヘッドにおける第1把持機構の側方に設けられ
    て、水平姿勢に保持されている反転機構に水平姿勢で下
    降接近し、該反転機構の挿入孔から突出している前記射
    出成形品の一部を着脱可能に把持して取出す第2把持機
    構と、 を具備していることを特徴とする射出成形品の取出しお
    よび収容装置。
  2. 【請求項2】 前記射出成形品がペン軸であることを特
    徴とする請求項1記載の射出成形品の取出装置。
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