JP2597552B2 - 電子交換機の電源バツクアツプ方式 - Google Patents

電子交換機の電源バツクアツプ方式

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JP2597552B2
JP2597552B2 JP61163109A JP16310986A JP2597552B2 JP 2597552 B2 JP2597552 B2 JP 2597552B2 JP 61163109 A JP61163109 A JP 61163109A JP 16310986 A JP16310986 A JP 16310986A JP 2597552 B2 JP2597552 B2 JP 2597552B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は、プログラム蓄積形電子交換機の電源バック
アップ方式の改良に関する。
(従来の技術) 近年、交換機は蓄積プログラムを用いて制御を行なう
電子交換機が主流になりつつあるが、この種の交換機は
一般に電源部に停電による電源断から蓄積プログラムや
制御データを保護するためにバックアップ電源を備えて
いる。第3図はこの種の交換機の構成の一例を示すもの
で、1は回線接続部、2は制御部、3は電源部をそれぞ
れ示している。回線接続部1は、ネットワークスイッチ
(NW)11を有し、このネットワークスイッチ11により各
々内線電話機4が接続された複数のライン回路(LC)12
と局線5が接続された局線トランク(TRK)13との間を
選択的に接続するものである。また制御部2は、中央制
御装置(CPU)21と蓄積プログラム等を記憶保持する例
えばフロッピディスク装置22と制御データ等を一時記憶
するRAMなどのメモリ23とから構成され、上記蓄積プロ
グラムに従ってCPU21が上記回線接続部1を制御する。
さらに電源部3は、AC電源電圧から所定の直流電圧(例
えば−48V)を生成して上記回線接続部1および制御部
2にそれぞれ供給する電圧生成回路(CHG)31と、この
電圧生成回路31により充電されるバッテリ(BAT)32
と、停電時にこのバッテリ32の出力電圧を監視する過放
電防止回路(DET)34と、AC電源の停電監視を行なう停
電監視回路(ACDET)33とから構成される。尚、34aは上
記過放電検出回路34のリレーにより動作する電源供給制
御のリレー接点である。
このような構成であるから、AC電源電圧が供給されて
いるときには、電圧生成回路31により生成された直流電
圧(−48V)が回線接続部1および制御部2にそれぞれ
供給され、これにより回線接続部1および制御部2は動
作状態となっている。またこのときバッテリ32には上記
電圧生成回路31で生成された電圧が充電される。
さて、この状態で何等かの原因で第4図(a)に示す
如くAC電源電圧の供給が断となると、この時点t1で電圧
生成回路31の出力電圧に代ってバッテリ32の出力電圧が
回線接続部1および制御部2にそれぞれ供給され、これ
により回線接続部1および制御部2は動作を継続する。
つまり電源バックアップがなされる。また上記停電の発
生は停電監視回路33で検出されて制御部2のCPU21に通
知される。そうするとCPU21は、回線接続制御を継続し
ながらメモリ23に記憶されている種々の制御データ、例
えば内線電話機4から指定された短縮ダイヤル情報等
を、保護のためにメモリ23から読み出してフロッピディ
スク装置22に書き込む。したがって、仮にAC電源の復旧
が長引いてバッテリ32の出力電圧が例えば第4図(b)
に示すように動作可能電圧の下限値V1以下に低下し、こ
れにより過放電防止回路34が動作して第4図(c)に示
すように制御部2への電源電圧の供給が断たれたとして
も、メモリ23の記憶内容は消滅することなくそのままフ
ロッピディスクに移された状態で保持される。
ところが、この様な従来の電源バックアップ方式は、
バッテリ32の保持時間(第4図のT)が十分長ければ問
題はないが、例えばトラフィックが大きく回線接続部1
の消費電力が大きい場合には、メモリ23の記憶内容を全
てフロッピディスク装置22に書込み終わらないうちにバ
ッテリ32から制御部2への電源供給が断となることがあ
り、メモリの記憶内容を確実に保護することができなか
った。また、これを解決するためにはバッテリ32の容量
を増加すればよいが、この様にするとバッテリの大形化
を招くことになり好ましくなかった。
(発明が解決しようとする問題点) 以上のように従来の電源バックアップ方式は、トラフ
ィックが大きく回線接続部の消費電力が大きい場合にメ
モリ23の記憶内容を全て退避させることができなくなる
という問題点を有するもので、本発明はこの点に着目
し、バッテリ容量を増加させることなく、トラフィック
が大きくてもメモリの記憶内容を全て確実に退避できる
ようにし、これによりデータの保持性能が高くしかもバ
ッテリの大形化を招かない電子交換機の電源バックアッ
プ方式を提供しようとするものである。
[発明の構成] (問題点を解決するための手段) 本発明は、電源部に各々異なる出力電圧判定用のしき
い値が設定された第1および第2の電源供給制御回路を
設け、停電が発生した場合に、先ず第2の電源供給制御
回路によりバッテリの出力電圧を監視してその値が所定
の第2の値以下に低下した時点でバッテリから制御部へ
の電源電圧の供給は保持したまま回線接続部への供給の
みを断とするようにし、かつこの第2の電源供給制御回
路による制御後は、第1の電源供給制御回路によりバッ
テリの出力電圧を監視してその値が上記第2の値よりも
小さい所定の第1の値以下に低下した時点でバッテリか
ら上記回線制御部および制御部への電源電圧の供給を全
て断とするようにしたものである。
(作用) この結果、停電時には、バッテリの出力電圧が最低動
作電圧よりも高い第2の電圧に低下した時点で先ず回線
接続部への電源供給のみが断たれるので、以後のバッテ
リの消費電流は低減されてバッテリは延命化され、これ
によりバッテリから制御部への電源供給が断たれるまで
の時間は大幅に延長される。したがって、たとえトラフ
ィックが大きく回線接続部の消費電力が大きかったとし
ても、制御部の動作時間を長く保持することができ、こ
の間にメモリの記憶内容を全て確実に不揮発性メモリに
退避させることができる。また、バッテリの容量は増加
させる必要がなくむしろ低減することができるので、バ
ッテリの大形化を阻止することができる。
(実施例) 第1図は、本発明の一実施例における電源バックアッ
プ方式を適用した電子交換機の構成を示すものである。
尚、同図において前記第3図と同一部分には同一符号を
付して詳しい説明は省略する。
電源部30には、停電時にバッテリ32の出力電圧を監視
する第1および第2の過放電防止回路(DET1)34,(DET
2)35が設けてある。先ず第1の過放電防止回路34は、
電圧検出部とリレーとからなり、停電時にバッテリ32の
出力電圧を監視して、この電圧が最低動作電圧V1以下に
低下した時にリレー接点34aを開成させてこれによりバ
ッテリ32から制御部2への電源電圧の供給を断とするも
のである。一方第2の過放電防止回路35は、電圧検出部
とリレーとから構成される点については上記第1の過放
電防止回路34と同じであるが、バッテリ32の出力電圧が
上記最低動作電圧V1よりも高く設定された第2の電圧V2
以下に低下した時にリレー接点35aを開成させて回線接
続部1へのバッテリ電圧の供給を断とするものである。
このような構成であるから、AC電源電圧が正常に供給
されている時には、リレー接点34a,35aがそれぞれ開成
状態となっているため、電圧生成回路31により生成され
た安定な直流電源電圧が回線接続部1および制御部2に
供給され、これにより回線接続部1および制御部2は動
作状態となっている。
さて、この状態でAC電源電圧が第2図(a)に示す如
く停電になったとすると、この時点t1で電圧生成回路31
の出力電圧に代ってバッテリ32の出力電圧が回線接続部
1および制御部2にそれぞれ供給される。このため、回
線接続部1および制御部2はそのまま動作を継続し、こ
の結果停電により即時回線接続が不能となる不具合は回
避される。一方、上記AC電源電圧の停電は停電検出回路
33で検出され、制御部2のCPU21に通知される。そうす
るとCPU21は、この通知により主電源に停電が発生した
ことを知り、メモリ23に記憶されている短縮ダイヤル番
号情報等の種々データを保護するために、回線接続制御
を行ないながらメモリ23からこれらのデータを読み出し
て不揮発性のフロッピディスク装置21に書込む動作を開
始する。また、このとき上記バッテリ32の出力電圧は第
1および第2の各過放電防止回路34,35でそれぞれ監視
されており、いま出力電圧が第2図(b)に示す如く第
2の電圧V2に低下すると、この時点で第2の過放電防止
回路35によりリレー接点35aが開成され、これにより第
2図(c)のようにバッテリ32から回線接続部1への電
源電圧の供給が断たれる。したがって回線接続部1は以
後の回線接続動作を停止する。しかし、このときはまだ
リレー接点34aは閉成状態を保持しており、制御部2へ
はバッテリ32の出力電圧が供給されている。このため、
制御部2はフロッピディスク装置22へのメモリ23の記憶
内容の退避動作を継続して行なう。そして、バッテリ32
の出力電圧が最低動作電圧V1に低下すると、第1の過放
電防止回路34によりリレー接点34aが開成し、この結果
制御部2への電源供給が断たれて制御部2はその時点で
全ての制御動作を停止する。
ところで、以上の動作において第2の過放電防止回路
35により回線接続部1への電源供給が断たれると、以後
バッテリ32の消費電流は大幅に減少する。このため、停
電が発生してから第1の過放電防止回路34により制御部
2への電源供給が断たれるまでの時間T′は第2図に示
す如く非常に長くなり、この時間T′内にメモリ23の記
憶内容の退避を完了することができる。
このように本実施例であれば、停電が発生した場合
に、バッテリ32の出力電圧が第2の電圧V2まで低下した
時点で消費電力の大きな回線接続部1への給電を停止
し、その後バッテリ32の出力電圧が最低動作電圧V1まで
低下した時点で制御部2を含むすべての回路への給電を
停止するようにしたことによって、バッテリ32の消費電
流を低減してバッテリの寿命を延長することができ、こ
れによりメモリ23の記憶内容を全てフロッピディスク装
置22に退避させることができる。したがって、データを
確実に保持することができ、AC電源電圧が復旧して起動
する場合に種々データを再設定することなくそのまま動
作を開始させることができる。
尚、本発明は上記実施例に限定されるものではない。
例えば、停電時にトラフィックを監視してトラフィック
が大きい場合には比較的速く回線接続部への給電を断つ
ようにし、一方トラフィックが小さい場合には回線接続
部への給電を長く継続するようにしてもよい。また、前
記実施例ではバッテリの出力電圧を監視することにより
給電を制御したが、時間を監視して所定の時間が経過し
た時点で回線接続部および制御部への給電を断とするよ
うにしてもよい。その他、第1および第2の電源供給制
御回路の構成や電子交換機の構成、データを退避させる
不揮発性メモリの種類等についても、本発明の要旨を逸
脱しない範囲で種々変形して実施できる。
[発明の効果] 以上詳述したように本発明によれば、電源部に各々異
なる出力電圧判定用のしきい値が設定された第1および
第2の電源供給制御回路を設け、停電が発生した場合
に、先ず第2の電源供給制御回路によりバッテリの出力
電圧を監視してその値が所定の第2の値以下に低下した
時点でバッテリから制御部への電源電圧の供給は保持し
たまま回線接続部への供給のみを断とするようにし、か
つこの第2の電源供給制御回路による制御後は、第1の
電源供給制御回路によりバッテリの出力電圧を監視して
その値が上記第2の値よりも小さい所定の第1の値以下
に低下した時点でバッテリから上記回線制御部および制
御部への電源電圧の供給を全て断とするようにしたこと
によって、バッテリ容量を増加させることなく、トラフ
ィックが大きくてもメモリの記憶内容を全て確実に退避
させることができ、これによりデータの保持性能が高く
しかもバッテリの大形化を招かない電子交換機の電源バ
ックアップ方式を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例における電源バックアップ方
式を適用した電子交換機の構成を示す回路ブロック図、
第2図は同交換機の動作説明に使用するタイミング図、
第3図は従来の電源バックアップ方式を適用した電子交
換機の構成を示す回路ブロック図、第4図は同交換機の
動作説明に使用するタイミング図である。 1……回線接続部、11……ネットワークスイッチ(N
W)、12……ライン回路(LC)、13……局線トランク(T
RK)、2……制御部、21……中央制御装置(CPU)、22
……フロッピディスク装置(FDD)、23……揮発性のメ
モリ(MEM)、3……電源部、31……電圧生成回路(CH
G)、32……バッテリ(BAT)、33……停電検出回路(AC
DET)、34……第1の過放電防止回路(DET1)、35……
第2の過放電防止回路(DET2)、34a,35a……リレー接
点、4……内線電話機、5……局線。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】回線接続部と、蓄積プログラムおよびメモ
    リに記憶された制御データに従って上記回線接続部の制
    御を行なう制御部と、これら回線接続部および制御部に
    電源電圧を供給する電源部とから構成され、電源部に、
    主電源の停電が検出されるとそれ以後この主電源に代っ
    て上記各部に電源電圧を供給するバッテリを備えた電子
    交換機において、 前記電源部に、 前記バッテリによる電源供給中に当該バッテリの出力電
    圧を監視してその値が所定の第1の値以下に低下した時
    点でバッテリから前記制御部および回線接続部への電源
    供給をそれぞれ断とする第1の電源供給制御回路と、 この第1の電源供給制御回路による制御が行なわれる前
    に前記バッテリの出力電圧が前記第1の値よりも大きい
    所定の第2の値以下に低下した時点で前記回線接続部へ
    の電源供給のみを断とする第2の電源供給制御回路とを
    設け、 前記制御部は、不揮発性記憶手段を有し、前記主電源の
    停電検出時点から前記第2の電源供給制御回路により前
    記回線接続部への電源供給が断となるまでの期間に、前
    記回線接続部の制御を行ないながら、前記メモリに記憶
    されている制御データを前記不揮発性記憶手段に退避さ
    せる処理を行ない、かつ前記第2の電源供給制御回路に
    よる前記回線接続部への電源供給断時点から前記第1の
    電源供給制御回路により自己への電源供給が断となるま
    での期間に、前記制御データの退避処理を接続して行な
    うことを特徴とする電子交換機の電源バックアップ方
    式。
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