JP2597494Y2 - 電動車輌のスイッチ装置 - Google Patents

電動車輌のスイッチ装置

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JP2597494Y2
JP2597494Y2 JP1991037840U JP3784091U JP2597494Y2 JP 2597494 Y2 JP2597494 Y2 JP 2597494Y2 JP 1991037840 U JP1991037840 U JP 1991037840U JP 3784091 U JP3784091 U JP 3784091U JP 2597494 Y2 JP2597494 Y2 JP 2597494Y2
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JP
Japan
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handle
switch
switch box
box
electric vehicle
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JP1991037840U
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JPH04116296U (ja
Inventor
宏康 鈴木
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Suzuki Motor Co Ltd
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Suzuki Motor Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】本考案は、三輪式の電動車輌に適用する、
電動車輌のスイッチ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図3に示すものは三輪式の電動車輌であ
る。この電動車輌1は、椅子2と電源となるバッテリ3
とを搭載した車体フレーム4の後部に後輪5が支持さ
れ、前部に前輪6が支持された構成となっている。後輪
5はバッテリ3から供給される電力で回転する図示しな
いモータによって回転するようになっており、前輪6は
ハンドルポスト7の上端に取付けられたループ状のハン
ドル8によって操舵されるようになっている。この種の
電動車輌は実開平2−1129号公報にも開示されてい
る。
【0003】ハンドル8には、図4に拡大して示される
ようにその一部にスイッチボックス9が設けられてお
り、このスイッチボックス9からはハンドル8の中央に
向けてアクセルバー10が設けられている。このアクセ
ルバー10を下方に押すとモータへの供給電圧が大きく
なって、走行速度が大きくなるようになっている。アク
セルバー10のみであると、走行および停止と走行速度
のみしか制御できないから、図5に示すようにスイッチ
ボックス9にスイッチ11を設け、ホーンやウインカ等
の作動制御を行なえるようになっている。図6の場合に
はハンドル8にスイッチ11を取付け、図5のものと同
様の制御を行なうようになっている。12はスイッチボ
ックス9からスイッチ11に電流を供給するためのワイ
ヤーハーネスである。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】上記構成の従来の電動
車輌においては、図5のものではスイッチ11を操作す
るたねびハンドル8から手を離さなければならない問題
があり、図6のものでは手元でのスイッチ操作が容易と
なるが、スイッチ11の高さだけハンドル8から突出す
ることになり、またワイヤーハーネス12が邪魔をして
ハンドル8を握る位置の自由度が大きいというループ状
のハンドル8のメリットが制約されることになる問題も
ある。さらに外観上の問題もある。
【0005】本考案は、従来のものが有する上記問題点
を解決することを目的として成されたものであり、ホー
ンやウインカ等のスイッチ操作が手元で行なえる上に、
ハンドルから突出するものがない電動車輌のスイッチ装
置を提供しようとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本考案は、上記課題を解
決するための手段として、請求項1に記載された発明に
おいては、前輪を操舵するハンドルボストの上端にスイ
ッチボックスを配設した中空パイプ状のハンドルを取付
けた電動車輌において、前記ハンドルを、車輌平面視ハ
ンドルボストから車幅方向に延びたのち運転者側に屈折
し、再び車幅方向中心に屈折する形状とし、前記ハンド
ルポストへの取付部に第1スイッチボックスを配設する
と共に、前記ハンドルポストの運転者側部分において端
部を対向させた切断部を設け、該切断部に、内部にスイ
ッチ機器を内蔵した円筒状の第2スイッチボックスを取
付けてハンドル体の一部を構成し、前記第2スイッチボ
ックスのスイッチに接続されたハーネスをハンドルの
イプ状部内部に挿通して前記第1スイッチボックスに接
続し、該第1スイッチボックスからアクセルバーを突出
させて前記ハンドルで囲まれる空間内に位置させたこと
を特徴とする。
【0007】また、請求項2に記載された発明において
は、請求項1に記載されたものにおいて、前記円筒状の
第2スイッチボックスをハンドルより大きい直径のパイ
プで形成すると共に、その両端部にハンドルと同径にし
た段部を形成し、該段部にハンドルの切断部を当てが
い、その部分を半円形の金具で覆い、該金具に設けた孔
に固定用ビスを通すことによってハンドルに取付けたこ
とを特徴とする。
【0008】
【作用】このような構成とすれば、スイッチボックスが
ハンドルボストより後方に位置することになるので、運
転者は手前側に位置するループ状のハンドルを握ってい
る手をハンドルから離すことなく、スイッチの操作をす
ることができることになる。
【0009】
【実施例】以下、本考案の一実施例を図1および図2に
ついて説明する。本実施例においては、ハンドル8を、
車輌を平面(上方)から見てハンドルポスト7から車幅
方向に延びたのち運転者側に屈折し、再び車幅方向中心
に屈折する形状にしてある。そしてハンドル8のハンド
ルポスト7への取付部に第1スイッチボックス9を 配設
すると共に、ハンドルボスト7の運転者側部分の端部を
対向させた切断部13にし、この切断部13に、内部に
スイッチ機器を内蔵した円筒状の第2スイッチボックス
14を取付けてハンドル体の一部を構成してある。さら
に第2スイッチボックス14に収容された、ホーン、ウ
インカ等を制御するスイッチ11に接続されたワイヤハ
ーネス15をハンドル8のパイプ状部内部に挿通して前
記第1スイッチボックス9に接続し、この第1スイッチ
ボックス9からアクセルバー10を突出させてハンドル
8で囲まれる空間内に位置させてある。
【0010】また、円筒状の第2スイッチボックス14
はハンドル8より大きい直径のパイプで形成されてお
り、その両端部には、ハンドル8と同径にした段部16
が形成されている。そしてこの段部16にハンドル8の
切断部13を当てがい、その部分を半円形の金具17で
覆い、この金具17に設けた孔18に固定用のビスを通
すことによってハンドル8に取付けるようにしてある。
この構造により、スイッチ11の奥行分は、ハンドル8
のパイプ径に吸収されるので突出することはない。
【0011】このように構成されたこのスイッチ装置に
おいては、ハンドル8を握って操舵し、アクセルバー1
0を押して走行速度の調節を行なうとき、必要に応じて
スイッチ11を押すときには、ハンドル8の手前側にあ
第2スイッチボックス14に容易に手が届くので、そ
の操作のためにハンドル8から手を離す必要はない。操
作が容易に、しかもハンドル8から手を離すことがない
ので、運転者に疲労が生じない。
【0012】
【考案の効果】本考案は、以上説明したように構成され
た電動車輌のスイッチ装置であるから、請求項1に記載
された発明によれば、第2スイッチボックスがハンドル
の切断部に取付けられるので、第2スイッチボックスが
ハンドルの一部を構成することになって操舵性が良好と
なり、ワイヤハーネスの引き回しも良好になる。また、
アクセルバーをハンドルで囲まれる空間内に位置させた
ことにより、第2スイッ チボックスに収納されたスイッ
チを、ハンドルに手を置いたまま操作することができ、
スイッチを操作しながらアクセルバーを押すことができ
る。ハンドルの開放端に第2スイッチボックスが設けら
れるので、この第2スイッチボックス内の容積を大きく
することができ、その内部空間を自由に利用することが
可能となる上に、スイッチボックスのケース部が左右の
ハンドルを連結するので、スイッチボックス自体が強度
部材として機能し、ハンドルの剛性が増大することにな
る。
【0013】また、請求項2に記載された発明によれ
ば、第2スイッチボックスのハンドルへの取付けが容易
に、しかも確実に行なえることになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例の要部を分解状態で示した斜
視図である。
【図2】図1のものをハンドルに組付けた状態を示す斜
視図である。
【図3】本考案を適用する電動三輪車の斜視図である。
【図4】図3のものに従来用いられていたハンドル部分
を示す斜視図である。
【図5】図4のものにスイッチを取付けた状態を示す斜
視図である。
【図6】図4のものにスイッチを取付けた状態の他の例
を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 電動車輌 7 ハンドルポスト 8 ハンドル 9 第1スイッチボックス10 ハンドルバー 11 スイッチ13 切断部 14 スイッチボックス15 ワイヤハーネス 17 金具 18 孔

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前輪を操舵するハンドルボストの上端に
    スイッチボックスを配設した中空パイプ状のハンドルを
    取付けた電動車輌において、前記ハンドルを、車輌平面
    視ハンドルポストから車幅方向に延びたのち運転者側に
    屈折し、再び車幅方向中心に屈折する形状とし、前記ハ
    ンドルポストへの取付部に第1スイッチボックスを配設
    すると共に、前記ハンドルポストの運転者側部分におい
    て端部を対向させた切断部を設け、該切断部に、内部に
    スイッチ機器を内蔵した円筒状の第2スイッチボックス
    を取付けてハンドル体の一部を構成し、前記第2スイッ
    チボックスのスイッチに接続されたハーネスをハンドル
    パイプ状部内部に挿通して前記第1スイッチボックス
    に接続し、該第1スイッチボックスからアクセルバーを
    突出させて前記ハンドルで囲まれる空間内に位置させた
    ことを特徴とする電動車輌のスイッチ装置。
  2. 【請求項2】 前記円筒状の第2スイッチボックスをハ
    ンドルより大きい直径のパイプで形成すると共に、その
    両端部にハンドルと同径にした段部を形成し、該段部に
    ハンドルの切断部を当てがい、その部分を半円形の金具
    で覆い、該金具に設けた孔に固定用ビスを通すことによ
    ってハンドルに取付けたことを特徴とする請求項1に記
    載の電動車輌のスイッチ装置。
JP1991037840U 1991-03-30 1991-03-30 電動車輌のスイッチ装置 Expired - Lifetime JP2597494Y2 (ja)

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JPH04116296U JPH04116296U (ja) 1992-10-16
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58214483A (ja) * 1982-06-09 1983-12-13 本田技研工業株式会社 二輪車のハンドルスイツチ装置
JPS6241283U (ja) * 1985-08-30 1987-03-12
JPH0530756Y2 (ja) * 1988-06-16 1993-08-06
JP3024124U (ja) * 1995-10-26 1996-05-17 三洋製紙株式会社 農業用マルチング部材

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