JP2597082Y2 - エンジンの走行風制御装置 - Google Patents

エンジンの走行風制御装置

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JP2597082Y2
JP2597082Y2 JP1993052689U JP5268993U JP2597082Y2 JP 2597082 Y2 JP2597082 Y2 JP 2597082Y2 JP 1993052689 U JP1993052689 U JP 1993052689U JP 5268993 U JP5268993 U JP 5268993U JP 2597082 Y2 JP2597082 Y2 JP 2597082Y2
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猛 金井
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Fuji Jukogyo KK
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、自動車等の車両のエン
ジンにおいて車体前方からエンジンルーム内に導入する
走行風を制御する走行風制御装置に関し、詳しくは、走
行風によるオルタネータの冷却対策に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、フロントエンジンの車両では、
車体の前方のエンジンルーム内にエンジン、駆動系のパ
ワーユニット等が搭載される。そして車両走行時にはエ
ンジンルーム内に走行風が導入し、その走行風はエンジ
ンルーム内を後方へ流れ、エンジンルームと車室を仕切
るトーボードによりエンジンルームの後方下部から排出
される。そこで走行風はエンジンルーム内を上述のよう
に流れる際に、エンジン本体、排気系、変速機等の発熱
を奪って冷却する。
【0003】一方、エンジン本体の周囲にはエアコンの
コンプレッサ、パワステポンプ、オルタネータ等の複数
個の補機が配置され、これら補機がエンジンクランク軸
によりプーリとベルトを介して作動する。ここでオルタ
ネータは、発電する際に発熱し、周囲温度が高くなる
と、図6のように発電効率が低下する特性を有する。近
年、車両ではエンジン、変速機、車体等において益々電
子的に制御、駆動する傾向にあり、このため電力消費量
が増大している。このため上述の補機において、特にオ
ルタネータの場合は、走行風等を有効に利用して房内温
度上昇時にも効果的に冷却し、常に発電効率を高い状態
に確保することが望まれる。
【0004】従来、上記エンジンルーム内のエンジンの
部品の走行風による冷却に関しては、例えば実開昭60
−15928号公報の先行例がある。この先行例におい
て、エンジンルーム内の上部にインタークーラを、ボン
ネットと略平行に配置し、このインタークーラの導風ダ
クトをエンジンルームの前方に向けて開口し、走行風を
導風ダクトにより積極的にインタークーラに導入して、
圧縮空気を冷却することが示されている。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】ところで、上記先行例
のものにあっては、エンジンルーム内の上部のボンネッ
ト側に配置されるインタークーラに導風ダクトを設けた
構成である。そのため、走行風をエンジン本体の近傍に
隣接配置される補機のオルタネータに導くことはできな
い。
【0006】本考案は、上記事情に鑑み、走行風をエン
ジンルーム内のオルタネータに有効に導いて、常に高い
発電効率を確保するエンジンの走行風制御装置を提供す
ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本考案は、車体前方のエンジンルーム内にエンジン本体
が縦置きで搭載され、このエンジン本体の上部最前に複
数個の補機が横1列に配置されるエンジンにおいて、複
数個の補機に導風カバーを被着し、この導風カバーはオ
ルタネータのみを露出して車体前方からの走行風を当
て、他の補機を覆うように形成することを特徴とする。
【0008】
【作用】上記構成による本考案では、車体前方のエンジ
ンルーム内にエンジン本体が縦置きで搭載される場合
は、エンジン本体の上部最前にオルタネータと他の補機
とが横1列に配置され、このため車体前方からエンジン
ルームに導入する走行風が横に広がってそれら補機に当
たるようになる。このとき補機に被着された導風カバー
により走行風がオルタネータのみに当たって、他の補機
には当たらないように案内されることで、オルタネータ
が走行風により積極的に冷却され、これにより房内温度
上昇時にもオルタネータが発電効率の高い状態に確保さ
れる。
【0009】
【実施例】以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明
する。図1ないし図3において、車両用エンジンとし
て、水平対向式エンジンに2個のターボ過給機を付設し
た過給機付エンジンの構成と、車載状態について説明す
る。先ず、符号1は車体であり、車体1の前方がトーボ
ード2でエンジンルーム3と車室4に仕切られる。そし
てエンジンルーム3の内部に過給機付エンジン20とク
ラッチ、変速機、フロントディファレンシャル装置11
を備えたパワーユニット10とが、縦置き配置で結合し
て搭載され、フロントディファレンシャル装置11から
車軸装置12を介して前輪13に伝動構成される。
【0010】過給機付エンジン20は水平対向式エンジ
ンのエンジン本体21を有し、このエンジン本体21は
クランクケース22の左右バンクL,Rにシリンダヘッ
ド23,24を水平に結合して、薄くて短縮に構成され
る。そこでこのエンジン本体形状を利用して、エンジン
本体21の上部に複数気筒の吸気マニホールド40,4
1が、端部を左右のシリンダヘッド23,24に連通す
るように湾曲して設置され、両吸気マニホールド40,
41の間にチャンバ42が連結される。また左右のシリ
ンダヘッド23,24の下部に排気マニホールド25,
26が各別に取り出され、両排気マニホールド25,2
6が連通管27で連通される。
【0011】こうして左右バンクL,Rで各別に排気系
が取り出されることで、左右バンクL,Rの直後におい
て、パワーユニット10と干渉しない高さ位置、即ちエ
ンジン本体21の直上方後部にそれぞれプライマリター
ボ過給機35とセカンダリターボ過給機36とが配設さ
れる。これら両ターボ過給機35,36は、いずれもブ
ロワ側を前にして車体前後方向に略水平に設置される。
またエンジン本体21の下の低い部位の排気マニホール
ド25と後方高所のプライマリターボ過給機35を接続
するため、排気マニホールド25が鋭角に屈曲形成さ
れ、この排気マニホールド25が後ろ上りに傾斜して配
置される1本の排気管28に集合してプライマリターボ
過給機35のタービンハウジング35cに連結される。
【0012】右バンクRでも同様に排気マニホールド2
6が排気管29を介してセカンダリターボ過給機36の
タービンハウジング36cに連結される。こうして左右
バンクL,Rの排気系は、連通管27で相互に連通さ
れ、且つ短い管長の管路でプライマリターボ過給機35
とセカンダリターボ過給機36とに各々連通される。そ
して両ターボ過給機35,36の排気側は、図4に示す
ように、1本の排気管30に集合して、触媒コンバータ
31やマフラー32に連通される。
【0013】吸気系について説明する。先ず、空冷式の
インタークーラ50を有する。即ち、エンジンルーム3
内において短縮のエンジン本体21とトーボード2との
間には、比較的広い空間があることから、インタークー
ラ50が広い空冷面積を有する方形の箱形に形成され
る。またインタークーラ50はボンネット5側からの走
行風で冷却する方式であり、このためインタークーラ5
0はエンジンルーム3内において両ターボ過給機35,
36の間のそれより高い位置、即ちボンネット5の近く
でボンネット5に沿うように前下がりに傾斜して設置さ
れる。またインタークーラ50の前方下方に導風板55
が取付けられている。そしてボンネット5においてはエ
アスクープ6が、走行風を最適にインタークーラ50に
導入するように形成される。一方、インタークーラ50
がボンネット5の近傍の高所に配置され、このインター
クーラ50に対して両ターボ過給機35,36がその下
方に離れて配置したレイアウトであるため、エアスクー
プ6による走行風で両ターボ過給機35,36も冷却す
ることが可能になる。
【0014】次いで吸気系の引回しについて説明する
と、右バンクR側にエアクリーナ43が配置され、この
エアクリーナ43がダクト44を介して吸気管45に連
結される。そして吸気管45は右側の吸気マニホールド
41の下を挿通してセカンダリターボ過給機36のブロ
ワハウジング36dの前端に、短い管長で連結される。
また吸気管45の途中から分岐する他の吸気管46が左
側に引回され、プライマリターボ過給機35のブロワハ
ウジング35dの前端に連結される。そして両ターボ過
給機35,36のブロワハウジング35d,36dの側
部からそれぞれ吸気管47,48が、インタークーラ5
0の下を通って後方に延設され、その端部がインターク
ーラ50の後端下部に連結される。一方、インタークー
ラ50の前端の略中央が、スロットル弁51を備えたス
ロットルボデー52を介してチャンバ42に直線的に連
結される。
【0015】こうして吸気系は車体前部から両ターボ過
給機35,36を介して一旦後方へ引回し、更にその後
方から直線的にインタークーラ50、スロットルボデー
52を介して前方のチャンバ42、吸気マニホールド4
0,41に引回して構成される。
【0016】図4において、過給機付エンジン20の制
御系について説明する。先ず、プライマリターボ過給機
35にはウエストゲート弁60が設けられる。またセカ
ンダリターボ過給機36はウエストゲート弁61以外
に、タービン上流側に排気制御弁62が、ブロワ下流側
に吸気制御弁63が、ブロワ上下流をバイパスするリリ
ーフ通路65に過給圧リリーフ弁64がそれぞれ設けら
れる。これら各弁60〜64はアクチュエータ60a〜
64aの空気圧により開閉して、2個のターボ過給機3
5,36の作動個数を、運転、走行状態に応じて切換制
御するように構成される。
【0017】続いて、オルタネータ冷却対策について説
明する。先ず、水平なエンジン本体21の形状によりエ
ンジン本体21の上部最前列に3種類の補機として、オ
ルタネータ70、エアコンのコンプレッサ71及びパワ
ステポンプ72が、ラジエータ8の背後で動弁系のベル
トカバー7の上に露出して横一列に配列される。即ち、
図3のように車体前方からの走行風が良好に流れ易い中
央にオルタネータ70が、オルタネータ70の左右にコ
ンプレッサ71とパワステポンプ72がそれぞれ配設さ
れる。これらオルタネータ70、コンプレッサ71及び
パワステポンプ72は、クランク軸9によりプーリ73
とベルト74を介して作動するように結合される。また
特に中央のオルタネータ70を走行風により積極的に冷
却するため、オルタネータ70、コンプレッサ71及び
パワステポンプ72に導風カバー80が被着される。
【0018】図5において、導風カバー80の形状につ
いて説明する。導風カバー80は平面視かまぼこ形で前
下がりに緩やかに傾斜する上板81と、上板81の両側
の側板82,83で、オルタネータ70、コンプレッサ
71及びパワステポンプ72の上部全域と、プーリ7
3、ベルト74を含む前方の一部を覆うことが可能に形
成される。そして上板81の中央にオルタネータ70の
一部を露出する窓84が開口され、窓84の回りにテー
パ部85が滑らかな傾斜状に屈曲して走行風をスムース
に導入するように形成される。またテーパ部85のプー
リ73と一致する箇所にはリング部86が形成され、上
板81の後端に取付けブラケット87が突設される。
【0019】そこで上述の導風カバー80が、エンジン
本体21の上部最前列のオルタネータ70、コンプレッ
サ71及びパワステポンプ72の上に被せ、取付けブラ
ケット87と途中のゴムブッシュで固定される。そして
図1のように、左右のコンプレッサ71とパワステポン
プ72を覆い、中央のオルタネータ70のみを窓84に
より露出するように被着される。
【0020】次に、この実施例の作用について説明す
る。先ず、過給機付エンジン20の運転時の例えばエン
ジン回転数の低い低速域では、排気制御弁62と吸気制
御弁63とが閉じて、過給圧リリーフ弁64が開くよう
に制御される。そこでエンジン本体21の左右バンク
L,Rの排気の全てが、排気マニホールド25,26、
連通管27、排気管28を介してプライマリターボ過給
機35のみに流入してプライマリターボ過給機35のみ
が過給作動する。このためプライマリターボ過給機35
のブロワハウジング35dのブロワの高速回転で、エア
クリーナ43、ダクト44、吸気管46を介して空気が
吸入圧縮され、この圧縮空気がインタークーラ50で冷
却して空気密度の大きいものになる。そして空気密度の
大きい圧縮空気は、スロットルボデー52で流量調整さ
れ、チャンバ42で左右に分割して吸気マニホールド4
0,41を介し左右のシリンダヘッド23,24の各気
筒に供給される。こうして高い充填効率を得るように過
給され、これにより低速トルクの大きい出力特性が得ら
れる。
【0021】次いで、エンジン回転数が上昇した中、高
速域では、逆に排気制御弁62と吸気制御弁63とが開
き、過給圧リリーフ弁64が閉じるように制御される。
そこで左バンクLの排気は排気マニホールド25と排気
管28とによりプライマリターボ過給機35に流入し、
右バンクRの排気は排気マニホールド26と排気管29
とによりセカンダリターボ過給機36に流入して、両タ
ーボ過給機35,36が過給作動するように切換わる。
このため両ターボ過給機35,36のブロワハウジング
35d,36dのブロワにより多量の空気が吸入圧縮さ
れ、この空気がインタークーラ50で合流して冷却さ
れ、高い過給圧を有する多量の空気が連続して均一に得
られる。そしてこの多量の空気が同様に左右のシリンダ
ヘッド23,24に供給されて、充填効率を更に増すよ
うに過給され、これによりエンジン出力特性が一層増大
したものになる。
【0022】また上述のように過給機付エンジン20が
運転して車両走行すると、車体1のボンネット5のエア
スクープ6から走行風Aが図2の矢印のようにエンジン
ルーム3内に導入して、直ちにインタークーラ50のコ
アに触れる。ここでインタークーラ50はエアスクープ
6の直後に前下がりに傾斜して配置され、インタークー
ラ50の下には2本の吸気管47,48があるだけであ
るから、走行風Aはインタークーラ50の広い冷却面積
の全域に効率よく当たり、且つスムースに通過して下方
に流れる。またプライマリターボ過給機35のみが作動
して比較的低速走行する場合は、圧縮空気の量が少ない
と同時に走行風Aの量も少なく、両ターボ過給機35,
36が作動して高速走行する場合は、圧縮空気の量が多
くなると同時に走行風Aの量も多くなる。そしていずれ
の場合も走行風Aがスムースにインタークーラ50を通
過して流れることで、圧縮空気が常に効率良く空冷され
る。
【0023】このときインタークーラ50の下方には2
個のターボ過給機35,36が離れて配置され、上方か
らターボ過給機方向に走行風Aが流れることで、ターボ
過給機35,36の熱がインタークーラ50、スロット
ルボデー52等に輻射することが防止される。またイン
タークーラ50を冷却して通過した走行風Aは下方の四
方に流れ、このためインタークーラ50の下方に配置さ
れている2個のターボ過給機35,36やパワーユニッ
ト10もその走行風Aに当たって冷却が促進される。
【0024】一方、車両走行時にはエンジンルーム3の
前方からも走行風が導入し、一部の走行風Bがラジエー
タ8の上から横に広がってエンジン本体21の上方のボ
ンネット5近くを矢印のように後方に流れる。この場合
にエンジン本体21の上部最前列の補機のコンプレッサ
71とパワステポンプ72は導風カバー80で覆われる
ことで、走行風Bはそれらに当たること無く後方にスム
ースに流れて、房内温度が低下される。一方、走行風B
の一部は導風カバー80の窓84から露出する中央のオ
ルタネータ70に当たり、且つ周囲の走行風Bも導風カ
バー80のテーパ部85によりオルタネータ70側に導
かれ、これによりオルタネータ70が効率良く冷却され
る。そこで房内温度が高い場合にも、オルタネータ70
自体の温度は低くなって発電効率が高い状態に確保され
る。
【0025】以上、本考案の実施例について説明した
が、水平対向式エンジン以外の同様に複数個の補機が配
置されるエンジンにも適用できることは勿論である。
【0026】
【考案の効果】以上に説明したように本考案によると、
車体前方のエンジンルーム内にエンジン本体が縦置きで
搭載され、このエンジン本体の上部最前に複数個の補機
が横1列に配置されるエンジンにおいて、複数個の補機
に導風カバーを被着し、この導風カバーはオルタネータ
のみを露出して車体前方からの走行風を当て、他の補機
を覆うように形成する構成であるから、車体前方からエ
ンジンルーム内に導入する走行風でオルタネータを有効
に冷却して、房内温度上昇時にも発電効率を高く確保す
ることができる。車体前方からエンジンルーム内に導入
する走行風の流れが良くなるので、房内温度を低減でき
る。オルタネータの発電効率がアップするので、燃費も
低減できる。複数個の補機の上に導風カバーを被せるの
で、房内の美観が向上する。また導風カバーにより補機
のプーリ、ベルトを覆うので、安全性も向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係るエンジンの走行風制御装置の実施
例を示す平面図である。
【図2】同実施例の車載状態を示す側面図である。
【図3】同実施例の正面図である。
【図4】過給機付エンジンの制御系を示す構成図であ
る。
【図5】導風カバーの斜視図である。
【図6】オルタネータの温度に対する発電状態を示す図
である。
【符号の説明】
1 車体 3 エンジンルーム 20 水平対向式過給機付エンジン 21 エンジン本体 70 オルタネータ 71 コンプレッサ 72 パワステポンプ 80 導風カバー 81 上板 82,83 側板 84 窓 85 テーパ部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B60K 11/06 B60K 11/04

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体前方のエンジンルーム内にエンジン
    本体が縦置きで搭載され、このエンジン本体の上部最前
    に複数個の補機が横1列に配置されるエンジンにおい
    て、 複数個の補機に導風カバーを被着し、この導風カバーは
    オルタネータのみを露出して車体前方からの走行風を当
    て、他の補機を覆うように形成することを特徴とするエ
    ンジンの走行風制御装置。
  2. 【請求項2】 導風カバーは、平面視かまぼこ形で前下
    がりに緩やかに傾斜した形状で複数個の補機の上方と前
    方の一部に被せられる上板と、その上板の両側に取付け
    られる側板を有し、上板の中央にオルタネータを露出す
    る窓と、窓の周囲の走行風を窓側に案内するテーパ部が
    設けられることを特徴とする請求項1記載のエンジンの
    走行風制御装置。
JP1993052689U 1993-09-29 1993-09-29 エンジンの走行風制御装置 Expired - Lifetime JP2597082Y2 (ja)

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