JP2596979B2 - アゼチジノン誘導体の製造法 - Google Patents

アゼチジノン誘導体の製造法

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JP2596979B2 JP63158949A JP15894988A JP2596979B2 JP 2596979 B2 JP2596979 B2 JP 2596979B2 JP 63158949 A JP63158949 A JP 63158949A JP 15894988 A JP15894988 A JP 15894988A JP 2596979 B2 JP2596979 B2 JP 2596979B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [目的] (産業上の利用分野) 本発明は、優れた抗菌活性を有するβ−ラクタム系抗
生物質の合成中間体とし有用なアゼチジノン誘導体の製
造法に関する。
(従来の技術) 従来、種々の方法で、エステル及びシッフ塩基を原料
として、アゼチジノン誘導体が合成されている。例え
ば、向山等(ケミストリーレターズ、1013(1986))
は、2価の錫アルコラート若しくは2価の錫チオラート
の存在下、シッフ塩基にケテン類を反応させ、次いで水
銀塩を作用させ、アゼチジノン誘導体を合成しており、
又、ジョージ等(ジャーナル オブ アメリカン ケミ
カル ソシエティー 109、1129(1987))は、リチウ
ムジイソプロピルアミドの存在下、エステルにシッフ塩
基を作用させ、アゼチジノン誘導体を合成している。
しかしながら、これらの方法では、出発物質としてケ
テン化合物を用いる必要があるため原料に大きな制限が
あるか、2段階の反応工程を要するか、又は、強塩基性
条件下での反応に耐え得る特殊なシッフ塩基に限られる
ものであるか、又は、反応に関与してしまう、α水素を
有しないシッフ塩基に限られるものであった。
(当該発明が解決しようとする課題) 本発明者等が、アゼチジノン誘導体の合成について永
年に亘り鋭意研究を行なった結果、錫トリフレートの存
在下に、α位に一般式−XR1を有する基が置換した新規
なα−置換カルボン酸エステル誘導体とシッフ塩基を反
応させることにより、温和な中性の条件下で、高収率及
び簡便性をもってアゼチジノン誘導体を製造できること
を見出し本発明を完成した。
[構成] 本発明のアゼチジノン誘導体の新規な製造法は、 一般式 [式中、R1は、一般式−XHを有する基の保護基を示し、
R2は、水素原子、低級アルキル基、置換低級アルキル基
(置換基としては、シクロアルキル基、アリール基、複
素環基若しくは一般式−XR1を有する基を示す。)、シ
クロアルキル基、アリル基、アリール基又は複素環基を
示し、R3は、カルボキシ基の保護基を示し、R4及びR
5は、同一又は異なって、水素原子若しくは上記R2と同
様の基を示す。但し、同時に水素原子を示すことはな
い。Xは、酸素原子、硫黄原子、セレン原子、スルホキ
シド基、スルホン基又はセレンオキシド基を示し、Z
は、アミノ基の保護基を示す。)で表わされるアゼチジ
ノン誘導体の製造において、 一般式 (式中、R1、R2、R3及びXは、前記と同意義を示す。)
で表わされる化合物と 一般式 (式中、R4、R5及びZは、前記と同意義を示す。)で表
わされる化合物とを、錫トリフレート及び塩基の存在下
に反応させることを特徴とするものである。
上記一般式(I)、(II)及び(III)において、R1
の定義における「一般式−XHを有する基の保護基」と
は、例えば、メチル、エチル、プロピル、イソプロピ
ル、ブチル、イソブチル、s−ブチル、t−ブチル、ペ
ンチル、ヘキシルのような低級アルキル基;ホルミル、
アセチル、プロピオニル、ブチリル、イソブチリル、ペ
ンタノイル、ピバロイル、バレリル、イソバレリル、オ
クタノイル、ラウロイル、ミリストイル、トリデカノイ
ル、パルミトイル、ステアロイルのようなアルキルカル
ボニル基、クロロアセチル、ジクロロアセチル、トリク
ロロアセチル、トリフルオロアセチルのようなハロゲン
化アルキルカルボニル基、メトキシアセチルのような低
級アルコキシアルキルカルボニル基、(E)−2−メチ
ル−2−ブテノイルのような不飽和アルキルカルボニル
基等の脂肪酸アシル基;ベンゾイル、α−ナフトイル、
β−ナフトイルのようなアリールカルボニル基、2−ブ
ロモベンゾイル、4−クロロベンゾイルのようなハロゲ
ン化アリールカルボニル基、2,4,6−トリメチルベンゾ
イル、4−トルオイルのような低級アルキル化アリール
カルボニル基、4−アニソイルのような低級アルコキシ
化アリールカルボニル基、4−ニトロベンゾイル、2−
ニトロベンゾイルのようなニトロ化アリールカルボニル
基、2−(メトキシカルボニル)ベンゾイルのような低
級アルコキシカルボニル化アリールカルボニル基、4−
フェニルベンゾイルのようなアリール化アリールカルボ
ニル基等の芳香族アシル基;テトラヒドロピラン−2−
イル、3−ブロモテトラヒドロピラン−2−イル、4−
メトキシテトラヒドロピラン−4−イル、テトラヒドロ
チオピラン−2−イル、4−メトキシテトラヒドロチオ
ピラン−4−イルのようなテトラヒドロピラニル又はテ
トラヒドロチオピラニル基;テトラヒドロフラン−2−
イル、テトラヒドロチオフラン−2−イルのようなテト
ラヒドロフラニル又はテトラヒドロチオフラニル基;ト
リメチルシリル、トリエチルシリル、イソプロピルジメ
チルシリル、t−ブチルジメチルシリル、メチルジイソ
プロピルシリル、メチルジ−t−ブチルシリル、トリイ
ソプロピルシリルのようなトリ低級アルキルシリル基、
ジフェニルメチルシリル、ジフェニルブチルシリル、ジ
フェニルイソプロピルシリル、フェニルジイソプロピル
シリルのような1乃至2個のアリール基で置換されたト
リ低級アルキルシリル基等のシリル基;メトキシメチ
ル、1,1−ジメチル−1−メトキシメチル、エトキシメ
チル、プロポキシメチル、イソプロポキシメチル、ブト
キシメチル、t−ブトキシメチルのような低級アルコキ
シメチル基、2−メトキシエトキシメチルのような低級
アルコキシ化低級アルコキシメチル基、2,2,2−トリク
ロロエトキシメチル、ビス(2−クロロエトキシ)メチ
ルのようなハロゲン化低級アルコキシメチル等のアルコ
キシメチル基;1−エトキシエチル、1−メチル−1−メ
トキシエチル、1−(イソプロポキシ)エチルのような
低級アルコキシ化エチル基、2,2,2−トリクロロエチル
のようなハロゲン化エチル基、2−(フェニルセレニ
ル)エチルのようなアリールセレニル化エチル基等の置
換エチル基;ベンジル、フェネチル、3−フェニルプロ
ピル、α−ナフチルメチル、β−ナフチルメチル、ジフ
ェニルメチル、トリフェニルメチル、α−ナフチルジフ
ェニルメチル、9−アンスリルメチルのような1乃至3
個のアリール基で置換された低級アルキル基、4−メチ
ルベンジル、2、4、6−トリメチルベンジル、3,4,5
−トリメチルベンジル、4−メトキシベンジル、4−メ
トキシフェニルジフェニルメチル、2−ニトロベンジ
ル、4−ニトロベンジル、4−クロロベンジル、4−ブ
ロモベンジル、4−シアノベンジル、4−シアノベンジ
ルジフェニルメチル、ビス(2−ニトロフェニル)メチ
ル、ピペロニルのような低級アルキル、低級アルコキ
シ、ニトロ、ハロゲン、シアノ基でアリール環が置換さ
れた1乃至3個のアリール基で置換された低級アルキル
基等のアラルキル基;メトキシカルボニル、エトキシカ
ルボニル、t−ブトキシカルボニル、イソブトキシカル
ボニルのような低級アルコキシカルボニル基、2,2,2−
トリクロロエトキシカルボニル、2−トリメチルシリル
エトキシカルボニルのようなハロゲン若しくはトリ低級
アルキルシリル基で置換された低級アルコキシカルボニ
ル基等のアルコキシカルボニル基;ビニルオキシカルボ
ニル、アリルオキシカルボニルのようなアルケニルオキ
シカルボニル基又はベンジルオキシカルボニル、4−メ
トキシベンジルオキシカルボニル、3,4−ジメトキシベ
ンジルオキシカルボニル、2−ニトロベンジルオキシカ
ルボニル、4−ニトロベンジルオキシカルボニルのよう
な、1乃至2個の低級アルコキシ又はニトロ基でアリー
ル環が置換されていてもよいアラルキルオキシカルボニ
ル基のような反応における保護基を示す。
R2の定義における「低級アルキル基」又は「置換低級
アルキル基」の「低級アルキル基」は、前記「低級アル
キル基」と同様の基を示す。
R2、R4及びR5の定義における「シクロアルキル基」と
は、シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル、
シクロヘキシル、シクロヘプチル、ノルボルニル、アダ
マンチル、2−インダニルのような3乃至10員環状飽和
炭化水素基を示し、好適には5乃至7員環状飽和炭化水
素基である。
R2の定義における「不飽和低級アルキル基」とは、例
えば、ビニル、アリルのような炭素数2乃至6個のアル
ケニル又はアルキニル基を示す。
R2の定義における「アリール基」とは、例えばフェニ
ル、ナフチルのような炭素数5乃至12個の芳香族炭化水
素基を挙げることができ、好適にはフェニル基である。
かかる「アリール基」は、その環上に1乃至4個の下記
より選択される置換基を有していてもよく、該置換基と
しては、アミノ基;ニトロ基;シアノ基;前記低級アル
キル、後記ハロゲン化低級アルキル若しくは前記アラル
キルで置換されていてもよいカルボキシ基;カルバモイ
ル基;弗素原子、塩素原子、臭素原子、沃素原子のよう
なハロゲン原子;前記低級アルキル基;メトキシ、エト
キシ、プロポキシ、ブトキシ、ペントキシ、ヘキシルオ
キシのような低級アルコキシ基;トリフルオロメチル、
トリクロロメチル、ジフルオロメチル、ジクロロメチ
ル、ジブロモメチル、フルオロメチル、2、2、2−ト
リクロロエチル、2、2、2−トリフルオロエチル、2
−ブロモエチル、2−クロロエチル、2−フルオロエチ
ル、2、2−ジブロモエチルのようなハロゲン化低級ア
ルキル基;前記脂肪族アシル基及びメチレンジオキシ、
エチレンジオキシ、プロピレンジオキシのような炭素数
1乃至4個のアルキレンジオキシ基を挙げることができ
る。
R2の定義における「複素環基」とは、例えばフリル、
チエニル、ピロリル、アゼピニル、モルホリニル、チオ
モルホリニル、ピラゾリル、イミダゾリル、オキサゾリ
ル、イソキサゾリル、チアゾリル、イソチアゾリル、1,
2,3−オキサジアゾリル、トリアゾリル、テトラゾリ
ル、チアジアゾリル、ピラニル、ピリジル、ピリダジニ
ル、ピリミジニル、ピラジニル及びこれらの基に対応す
る、部分若しくは完全還元型の基のような硫黄原子、酸
素原子又は/及び窒素原子を1乃至3個含む5乃至7員
複素環基を示し、好適には、例えば、ピロリル、アゼピ
ニル、モルホリニル、チオモルホリニル、ピラゾリル、
イミダゾリル、オキサゾリル、イソキサゾリル、チアゾ
リル、イソチアゾリル、1,2,3−オキサジアゾリル、ト
リアゾリル、テトラゾリル、チアジアゾリル、ピリジ
ル、ピリダジニル、ピリミジニル、ピラジニル及びこれ
らの基に対応する、部分若しくは完全還元型の基のよう
な窒素原子を少なくとも1個含み、酸素原子又は硫黄原
子を含んでいてもよい5乃至7員複素環基を挙げること
ができ、さらに好適には、ピリジル、イミダゾリル、オ
キサゾリル、イソキサゾリル、チアゾリル及びこれらの
基に対応する、部分若しくは完全還元型の基である。
R3の定義における「カルボキシ基の保護基」とは、例
えば、前記低級アルキル基;前記ハロゲノ低級アルキル
基又は前記アラルキル基等の反応における保護基を挙げ
ることができ、好適には低級アルキル基である。
本発明に使用される錫トリフレートとは、 一般式 を有する化合物である。
本発明で使用される塩基としては、生成するトリフル
オロメタンスルホン酸を中和できるものであれば特に限
定はないが、好適にはメチルアミン、エチルアミン、ジ
メチルアミン、ジエチルアミン、トリメチルアミン、ト
リエチルアミン、ピリジン、キノリン、アニリン、N,N
−ジメチルアニリン、ピペリジン、ジイソプロピルエチ
ルアミンのような有機塩基を挙げることができ、更に好
適にはトリエチルアミン、トリメチルアミン、ジイソプ
ロピルエチルアミンのような3級の有機塩基である。
本発明の化合物(I)、(II)及び(III)は、分子
内に不斉炭素を有し、各々がR配位、S配位である立体
異性体が存在するが、その各々、或いはそれらの混合物
のいずれも本発明に包含される。
本発明の製造法において、好適な基としては、 (1)R1基として、低級アルキル基、 (2)R2基として、アリール基、 (3)R3基として、低級アルキル基、 (4)Xとして、硫黄原子又は酸素原子、 (5)R4基として、アリール基又は低級アルキル基、 (6)R5基として、アリール基又は低級アルキル基、 (7)Z基として、アリール基又はアラルキル基 を挙げることができる。
本発明のアゼチジノン誘導体の製造法は、以下に記載
する方法によって実施することができる。
錫トリフレートの溶液に、窒素気流下、−100℃〜20
℃[好適には、−70℃〜−40℃]で、塩基を撹拌しなが
ら加え、次にα−置換カルボン酸エステル(I)の溶液
を滴下する。
滴下が終了したら、反応液を、−70℃〜20℃[好適に
は、−40℃〜−20℃]として、30分〜3時間[好適に
は、1〜2時間」撹拌する。特に、エチル フェニルメ
チルチオ酢酸をα−置換カルボン酸エステル(I)とし
て使用する場合には、−20℃で、1.5時間撹拌するのが
好適である。
次に、シッフ塩基(II)の溶液を、−100℃〜20℃
「好適には、−70℃〜0℃」にて、撹拌しながら滴下す
る。滴下が終了したら、反応液をこのまま、1時間乃至
5日間撹拌した後、通常の後処理、例えばリン酸緩衝液
(pH7)を加え、ジエチルエーテル抽出を行ない、無水
硫酸ナトリウムで乾燥した後、減圧濃縮し、シリカゲル
クロマトグラフィーで分離精製する方法等を行なうこと
により、目的とするアゼチジノン誘導体を得ることがで
きる。
このとき使用される反応溶媒としては、反応を阻害せ
ず、出発物質をある程度溶解するものであれば特に限定
はないが、好適には、ベンゼン、トルエン、キシレンの
ような芳香族炭化水素類;メチレンクロリド、1,2−ジ
クロロエタン、クロロホルムのようなハロゲン化炭化水
素類;酢酸エチル、酢酸プロピルのようなエステル類;
エーテル、テトラヒドロフラン、ジオキサン、ジメトキ
シエタンのようなエーテル類;メタノール、エタノー
ル、n−プロパノール、イソプロパノール、n−ブタノ
ール、イソブタノール、イソアミルアルコールのような
アルコール類;ジメチルホルムアミド、ジメチルアセト
アミド、ヘキサメチルホスホロトリアミドのようなアミ
ド類;ジメチルスルホキシドのようなスルホキシド類;
アセトニトリルのようなニトリル類を挙げることがで
き、好適にはハロゲン化炭化水素類が挙げられる。
尚、所望により、−XH基の保護基R1及び/又はアミノ
基の保護基Zを除去することができる。
保護基の除去は、一般にこの分野の技術において周知
の方法によって以下の様に実施される。
R1基が、低級アルキル基の場合には、例えば、酸又は
塩基で処理することにより除去することができる。酸と
しては、塩酸、硫酸、リン酸、臭化水素酸が用いられ、
塩基としては、化合物の他の部分に影響を与えないもの
であれば特に限定はないが、好適には炭酸ナトリウム、
炭酸カリウムのようなアルカリ金属炭酸塩、水酸化ナト
リウム、水酸化カリウムのようなアルカリ金属水酸化物
又は濃アンモニア−メタノールを用いて実施される。
尚、塩基による加水分解では異性化が起こることがあ
る。使用される溶媒としては通常の加水分解反応に使用
されるものであれば特に限定はなく、水又は水とメタノ
ール、エタノール、n−プロパノールのようなアルコー
ル類若しくはテトラヒドロフラン、ジオキサンのような
エーテル類のような有機溶媒との混合溶媒が好適であ
る。反応温度及び反応時間は出発物質及び用いる塩基等
によって異なり特に限定はないが、副反応を抑制するた
めに、通常は0℃乃至150℃で、1乃至10時間である。
R1基が、脂肪族アシル基、芳香族アシル基又はアルコ
キシカルボニル基である場合には、例えば、溶媒の存在
下に、塩基で処理することにより除去することができ
る。塩基としては、化合物の他の部分に影響を与えない
ものであれば特に限定はないが、好適にはナトリウムメ
トキシドのような金属アルコラート類、アンモニア水、
炭酸ナトリウム、炭酸カリウムのようなアルカリ金属炭
酸塩、水酸化ナトリウム、水酸化カリウムのようなアル
カリ金属水酸化物又は濃アンモニア−メタノールを用い
て実施される。使用される溶媒としては通常の加水分解
反応に使用されるものであれば特に限定はなく、水、メ
タノール、エタノール、n−プロパノールのようなアル
コール類若しくはテトラヒドロフラン、ジオキサンのよ
うなエーテル類のような有機溶媒又は水と有機溶媒との
混合溶媒が好適である。反応温度及び反応時間は出発物
質及び用いる塩基等によって異なり特に限定はないが、
副反応を抑制するために、通常は0℃乃至150℃で、1
乃至10時間である。
R1基が、トリ低級アルキルシリル基を使用した場合に
は、通常弗化テトラブチルアンモニウムのような弗素ア
ニオンを生成する化合物で処理することにより除去す
る。反応溶媒は反応を阻害しないものであれば特に限定
はないが、テトラヒドロフラン、ジオキサンのようなエ
ーテル類が好適である。反応温度及び反応時間は特に限
定はないが、通常室温で10乃至18時間反応させる。
R1基が、アラルキルオキシカルボニル基又はアラルキ
ル基である場合には、通常、還元剤と接触させることに
より除去することができる。例えば、パラジウム炭素、
白金、ラネーニッケルのような触媒を用い、常温にて接
触還元を行なうことにより達成される。反応は溶媒の存
在下に行なわれ、使用される反応溶媒としては本反応に
関与しないものであれば特に限定はないが、メタノー
ル、エタノールのようなアルコール類、テトラヒドロフ
ラン、ジオキサンのようなエーテル類、酢酸のような脂
肪酸又はこれらの有機溶媒と水との混合溶媒が好適であ
る。反応温度及び反応時間は出発物質及び使用する還元
剤等によって異なるが、通常は0℃乃至室温で、5分乃
至12時間である。
又、液体アンモニア中若しくはメタノール、エタノー
ルのようなアルコール中において、−78℃〜−20℃で、
金属リチウム若しくはナトリウムを作用させることによ
っても除去できる。
更に、塩化アルミニウム−沃化ナトリウム又はトリメ
チルシリルイオダイドのようなアルキルシリルハライド
類を用いても除去することができる。反応は溶媒の存在
下に行なわれ、使用される反応溶媒としては本反応に関
与しないものであれば特に限定はないが、好適には、ア
セトニトリルのようなニトリル類、メチレンクロリド、
クロロホルムのようなハロゲン化炭化水素類又はこれら
の混合溶媒が使用される。反応温度は出発物質等によっ
て異なるが、通常は0℃乃至50℃である。
尚、反応基質が硫黄原子を有する場合においては、好
適には、塩化アルミニウム−沃化ナトリウムが用いられ
る。
R1基が、アルコキシメチル基、テトラヒドロピラニル
基、テトラヒドロフラニル基又は置換されたエチル基で
ある場合には、通常溶媒中で酸で処理することにより除
去することができる。使用される酸としては、好適には
塩酸、酢酸−硫酸、p−トルエンスルホン酸又は酢酸等
である。使用される溶媒としては本反応に関与しないも
のであれば特に限定はないが、メタノール、エタノール
のようなアルコール類;テトラヒドロフラン、ジオキサ
ンのようなエーテル類又はこれらの有機溶媒と水との混
合溶媒が好適である。反応温度及び反応時間は出発物質
及び用いる酸の種類等によって異なるが、通常は0℃乃
至50℃で、10分乃至18時間である。
R1基が、アルケニルオキシカルボニル基である場合
は、通常R1基が脂肪族アシル基、芳香族アシル基又はア
ルコキシカルボニル基である場合の除去反応の条件と同
様にして塩基と処理することにより脱離させることがで
きる。尚、アリルオキシカルボニルの場合は、特にパラ
ジウム及びトリフェニルホスフィン若しくはニッケルテ
トラカルボニルを使用して除去する方法が簡便で、副反
応が少なく実施することができる。
尚、上記のようなR1基を除去する操作によって、アミ
ノ基の保護基Zが同時に除去されることもある。
Z基の除去は、R1基が相当する基の場合と同様にして
実施される。
上記のR1基及びZ基の保護基の除去反応は、順不同で
希望する除去反応を順次実施することができる。
反応終了後、本反応の目的化合物は常法に従って、反
応混合物から採取される。例えば、反応混合物に水と混
和しない有機溶媒を加え、水洗後、溶剤を留去すること
によって得られる。得られた目的化合物は必要ならば、
常法、例えば再結晶、再沈殿又はクロマトグラフィー等
によって更に精製できる。
尚、R4基、R5基又は/及びZ基に不斉化合物を導入す
ることにより、目的化合物(III)の不斉炭素原子につ
き、不斉合成を行なうことができる。
目的化合物(III)の一般式R2−X−を有する基は、
所望により、例えば有機水素化錫試薬又はラネーニッケ
ルで処理することにより水素原子と置換することができ
る。
[効果] 本発明は前述した従来技術に比べて次のような効果を
有するものである。
(1)穏和な条件下(中性条件下)での合成が可能にな
った。このことにより反応に供することのできるシッフ
塩基に対する制限が大幅に緩和された。つまり従来より
広範な化合物に対する適用が可能になった。
(2)従来法と異なり、ケテンあるいはチオールエステ
ルのような不安定な原料を用いないため、操作が極めて
容易になり収率も向上した。
(3)単一工程で各種アゼチジノン誘導体が合成可能に
なった。
次に実施例により、本発明を更に具体的に説明する。
実施例1 4−フェニル−3−フェニルメチルチオ−1−フェニル
メチル−2−アゼチジノン 2価錫トリフラート624mgの塩化メチレン溶液(5ml)
を−78℃に冷却し、撹拌しつつジイソプロピルエチルア
ミン(348ml)を滴下した。その反応液にα−フェニル
メチルチオ酢酸エチルエステル(210mg)の塩化メチレ
ン溶液(2ml)をゆっくり滴下した。反応液を−45℃に
昇温させ3時間撹拌した後、N−ベンジル−(フェニル
メチル)イミン95mgのトルエン溶液(2ml)をゆっくり
滴下した。
−45℃で1時間撹拌した後、反応液は0℃まで徐々に
昇温させ、3時間撹拌した。反応液を氷冷し、飽和塩化
アンモニウム、次いでエチルエーテルを加えてしばらく
撹拌した。不溶物をセライトで瀘別した後、瀘液を分液
し、水層を再びエチルエーテルで抽出し、有機層を合わ
せて、冷0.2規定塩酸水溶液、飽和重そう水、飽和食塩
水で順次洗浄した。硫酸ナトリウムによる乾燥後、溶媒
を留去して得られる。残さをシリカゲル(25g)のカラ
ムに吸着させ、分離精製することにより目的化合物を無
色のシロップとして得た。
NMRスペクトラム(270MHz,CDCl3)δppm:1.56(1H,s);
3.48(1H,d,J=13.0Hz);3.69(1H,d,J=13.0Hz);3.86
(1H,d,J=14.7Hz);4.25(1H,d,J=5.1Hz);4.61(1H,
d,J=5.1Hz);4.87(1H,d,J=14.7Hz);7.10−7.39(15
H,m). マススペクトルm/e:359(M+),268[M+(−PhCH
2)],226(PhCH2SCH2CH2Ph) 実施例2 4−(2−メチルプロピル)−3−メチル−3−フェニ
ルメチルチオ−1−フェニルメチル−2−アゼチジノン 2価錫トリフラート624mgの塩化メチレン溶液(5ml)
を−78℃に冷却し、撹拌しつつジイソプロピルエチルア
ミン(348ml)を滴下した。この反応液にα−フェニル
メチルチオプロピオン酸エチルエステル(224mg)の塩
化メチレン溶液(2ml)をゆっくり滴下した。反応液を
−40℃に昇温させ1.5時間撹拌した後、N−ベンジル−
(2−メチルブチル)イミン175mgのトルエン溶液(2m
l)をゆっくり滴下した。−45℃で1時間撹拌した後、
反応液を0℃まで徐々に昇温させ3時間撹拌した。実施
例1と同様に後処理を行ない目的化合物を無色のシロッ
プとして得た。
NMRスペクトラム(60MHz,CDCl3)δppm:0.75(6H,br.d,
J=6.0Hz);1.17−1.65(3H,m);1.49(3H,s);3.40(1
H,t,J=6.4Hz);3.92(2H,s);4.07(1H,d,J=14.2H
z);4.62(1H,d,J=14.2Hz);7.28(5H,s);7.31(5H,
s). マススペクトルm/e:354(M+);262[M+(−PhCH
2)];220(OCNCH2Ph). 赤外吸収スペクトル νmax(neat)cm−1:2960,1748,1
497,1455,1396. 実施例3 4−フェニル−3−メチル−3−フェニルメチルチオ−
1−フェニルメチル−2−アゼチジノン 2価錫トリフラート624mgの塩化メチレン溶液(5ml)
を−78℃に冷却し、撹拌しつつジイソプロピルエチルア
ミン(348ml)を滴下した。この反応液にα−フェニル
メチルチオプロピオン酸エチルエステル(224mg)の塩
化メチレン溶液(2ml)をゆっくり滴下した。反応液を
−40℃に昇温させ1.5時間撹拌した後、N−ベンジル−
(フェニルメチル)イミン213mgのトルエン溶液(2ml)
をゆっくり滴下した。−45℃で1時間撹拌した後、反応
液を0℃まで徐々に昇温させ3時間撹拌した。実施例1
と同様に後処理を行ない目的化合物を無色のシロップと
して得た。
NMRスペクトラム(60MHz,CDCl3)δppm:1.10(3H,s);
3.31(2H,s);3.91(1H,d,J=14.5Hz);4.34(1H,s);
4.94(1H,d,J=14.5Hz);6.97−7.58(15H,m). マススペクトルm/e:373(M+);282[M+−(PHCH
2)]. 赤外吸収スペクトル νmax(neat)cm−1:3040,1752,1
498,1452,1393. 実施例4 4−(2−(t−ブチルジメチルシリルオキシ)−エチ
ル−3−エチル−3−フェニルメチルチオ−1−フェニ
ルメチル−2−アゼチジノン 2価錫トリフラート460mgの塩化メチレン溶液(5ml)
を−78℃に冷却し、撹拌しつつジイソプロピルエチルア
ミン(213ml)を滴下した。この反応液にα−フェニル
メチルチオプロピオン酸エチルエステル(371mg)の塩
化メチレン溶液(2ml)をゆっくり滴下した。反応液を
−40℃に昇温させ1.5時間撹拌した後、−10℃でN−ベ
ンジル−[(3−t−ブチルジメチルシリルオキシ)プ
ロピル]イミン490mgのトルエン溶液(2ml)をゆっくり
滴下した。−45℃で1時間撹拌した後、反応液を−20℃
まで徐々に昇温させ、一夜間撹拌した。実施例1と同様
に後処理を行ない目的化合物を無色のシロップとして得
た。
NMRスペクトラム(270MHz,CDCl3)δppm:−0.02(3H,
s);−0.01(3H,s);0.84(9H,s);1.52(3H,s);1.74
(2H,ddd,J=6.5HZ);3.52(2H,dd,J=6.5Hz);3.58(1
H,dd,J=6.5Hz);3.89(2H,s);4.18(1H,d,J=15.2H
z);4.61(1H,d,J=15.2Hz);7.25−7.35(10H,m). マススペクトルm/e:456(M+). 赤外吸収スペクトル νmax(neat)cm−1:2920,1752,1
498,1456,1396,1099. 実施例5 4−(2−ジメチルフェニルシリル)エチル−3−エチ
ル−3−フェニルチオ−1−フェニルメチル−2−アゼ
チジノン 2価錫トリフラート1.40gの塩化メチレン溶液(30m
l)を−70℃に冷却し、撹拌しつつジイソプロピルエチ
ルアミン(780ml)を滴下した。この反応液にα−フェ
ニルチオブタン酸エチルエステル(601mg)の塩化メチ
レン溶液(2ml)をゆっくり滴下した。反応液を−45℃
に昇温させ3時間撹拌した後、−78℃で、N−ベンジル
−[3−(ジメチルフェニルシリル)プロピル]イミン
670mgのトルエン溶液(8ml)をゆっくり滴下した。−78
℃で1時間撹拌した後、反応液は0℃まで徐々に昇温さ
せ、一夜撹拌した。実施例1と同様に後処理を行ない目
的化合物を無色のシロップとして得た。
NMRスペクトラル(270MHz,CDCl3)δppm:0.21(3H,s);
0.23(3H,s);0.44−0.61(2H,m);0.91(3H,t,J=7.3H
z);0.40−0.95(4H,m);3.29(1H,dd,J=5.3,8.8Hz);
4.15(1H,d,J=15.2HZ);4.50(1H,d,J=15.2Hz);6.74
−7.75(15H,m). マススペクトルm/e:460(M+). 赤外吸収スペクトル νmax(neat)cm−1:2960,1948,1
880,1748,1392,1248,1110.

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一般式 [式中、R1は一般式−XHを有する基の保護基を示し、R2
    は、水素原子、低級アルキル基、置換低級アルキル基
    (置換基としては、シクロアルキル基、アリール基、複
    素環基若しくは一般式−XR1を有する基を示す。)、シ
    クロアルキル基、不飽和低級アルキル基、アリール基又
    は複素環基を示し、R3は、カルボキシ基の保護基を示
    し、Xは、酸素原子、硫黄原子、セレン原子、スルホキ
    シド基、スルホン基又はセレンオキシド基を示す。]で
    表わされる化合物と 一般式 (式中、R4及びR5は、同一又は異なって、水素原子若し
    くは上記R2と同様の基を示す。但し、同時に水素原子を
    示すことはない。Zは、アミノ基の保護基を示す。)で
    表わされる化合物とを、錫トリフレート及び塩基の存在
    下に反応させることを特徴とする 一般式 (式中、R1、R2、R3、R4、R5、X及びZは、前記と同意
    義を示す。)で表わされるアゼチジノン誘導体の製造
    法。
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