JP2596628B2 - 斜体処理回路 - Google Patents

斜体処理回路

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JP2596628B2
JP2596628B2 JP2070300A JP7030090A JP2596628B2 JP 2596628 B2 JP2596628 B2 JP 2596628B2 JP 2070300 A JP2070300 A JP 2070300A JP 7030090 A JP7030090 A JP 7030090A JP 2596628 B2 JP2596628 B2 JP 2596628B2
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治男 山本
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司 松下
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Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 この発明は、ディジタル画像形成装置のための斜体処
理回路に関するものである。
〈従来の技術〉 ディジタル画像形成装置の一例であるディジタル複写
機においては、斜体処理機能を備えたものが知られてい
る。
従来のディジタル複写機における斜体処理機構は、読
取った原稿画像全体に対して行うようになっていた。よ
り具体的には、読取った長方形の原稿画像全体を斜体処
理し、平行四辺形の画像として複写するようになってい
た。
〈発明が解決しようとする課題〉 従って、従来のディジタル複写機における斜体処理機
能では、原稿画像の特定の領域のみに斜体処理をするこ
とはできなかった。
ところが一般に、原稿画像をコピーする場合において
は、原稿画像全体ではなく、原稿の一部分のみを斜体処
理したい場合の方が多い。たとえば、原稿が文書原稿の
場合、文書の見出しだけを斜体処理したい場合等が多
い。
また、従来の斜体処理機能では、斜体方向、すなわち
画像を傾ける向きが決まっており、斜体処理の内容が短
調であった。
それゆえ、この発明は、従来の斜体処理回路ではなし
得なかった原稿画像に対する部分的な斜体処理が行え、
しかもその斜体方向(画像を傾ける方向)も設定するこ
とのできる斜体処理回路を提供することを目的とする。
〈課題を解決するための手段〉 この発明は、斜体処理を行う領域、斜体角度および斜
体方向を入力する手段と、与えられる画像データを前記
入力手段により入力された内容に基づいて斜体処理する
ための斜体処理手段と、斜体処理手段によって画像デー
タが斜体処理されたことに伴い生じるデータの空き領域
をマスクするためのマスク手段とを含むことを特徴とす
る斜体処理回路である。
また、この発明は、斜体処理を行う領域、斜体角度お
よび斜体方向を入力する手段と、与えられる画像データ
を前記入力手段により入力された内容に基づいて斜体処
理するための斜体手段と、斜体処理手段によって処理さ
れた斜体画像データまたは与えられるオリジナル画像デ
ータを選択的に出力するための選択出力手段と、斜体画
像データおよびオリジナル画像データが重複して存在す
る場合に、オリジナル画像データを優先的に出力させる
ための優先手段とを含むことを特徴とする斜体回路であ
る。
さらにまた、この発明は斜体処理を行う領域、斜体角
度および斜体方向を入力する手段と、与えられる画像デ
ータを前記入力手段により入力された内容に基づいて斜
体処理するための斜体処理手段と、斜体処理手段によっ
て処理された斜体画像データまたは与えられるオリジナ
ル画像データを選択的に出力するための選択出力手段
と、斜体画像データおよびオリジナル画像データが重複
して存在する場合に、斜体画像データを優先的に出力さ
せるための優先手段とを含むことを特徴とする斜体処理
回路である。
また、この発明は、斜体処理を行う領域、斜体角度お
よび斜体方向を入力する手段と、与えられる画像データ
を前記手段により入力された内容に基づいて斜体処理す
るための斜体処理手段と、斜体処理手段によって画像デ
ータが斜体処理されたことに伴い生じるデータの空き領
域をマスクするためのマスク手段と、斜体処理手段によ
って処理された斜体画像データまたは与えられるオリジ
ナル画像データを選択的に出力するための選択出力手段
と、斜体画像データおよびオリジナル画像データが重複
して存在する場合に、オリジナル画像データを優先的に
出力させるための優先手段とを含むことを特徴とする斜
体処理回路である。
また、この発明は、斜体処理を行う領域、斜体角度お
よび斜体方向を入力する手段と、与えられる画像データ
を前記入力手段により入力された内容に基づいて斜体処
理するための斜体処理手段と、斜体処理手段によって画
像データが斜体処理されたことに伴い生じるデータの空
き領域をマスクするためのマスク手段と、斜体処理手段
によって処理された斜体画像データまたは与えられるオ
リジナル画像データを選択的に出力するための選択出力
手段と、斜体画像データおよびオリジナル画像データが
重複して存在する場合に、斜体画像データを優先的に出
力させるための優先手段とを含むことを特徴とする斜体
処理回路である。
さらにまた、この発明は、斜体処理を行うための斜体
処理回路であって、斜体処理領域を特定するための斜体
処理領域特定信号出力手段と、画像を左向きに傾斜させ
るか、または右向きに傾斜させるかを入力する斜体方向
特定信号の入力手段と、斜体処理の起点を特定するため
の起点信号出力手段と、前記斜体処理領域特定信号およ
び斜体方向特定信号に基づいて、与えられる画像データ
の斜体処理の起点からのデータを、特定された方向へ斜
体処理する斜体処理手段と、前記起点信号に基づいて、
斜体処理手段によって処理された斜体画像データの出力
範囲を設定する出力範囲設定手段とを含むことを特徴と
する斜体処理回路である。
〈作用〉 この発明によれば、入力手段により入力された斜体処
理を行う領域、斜体角度および斜体方向に基づいて斜体
処理が行われる。したがって、入力手段から入力する斜
体処理を行う領域を変更することにより、所望の領域だ
けを斜体処理することができる。また、入力する斜体角
度を変えることにより、斜体処理される画像の傾きを変
えることができる。さらに、斜体方向を変えることによ
り、画像を右向きに傾けたり、左向きに傾けたりするこ
とができる。それゆえ、様々な態様の斜体処理画像を出
力することができる。
また、斜体処理手段によって画像データが斜体処理さ
れたことに伴ってデータ空き領域が発生するが、マスク
手段を用いることにより、そのデータ空き領域に斜体画
像と同じオリジナル画像が出力されることのないよう
に、データ空きエリアをマスクすることができる。よっ
て、オリジナル画像データの中に斜体画像データが良好
な形で存在するように出力される。
また、斜体処理領域を特定した場合に、その領域の画
像データが斜体処理されたことに伴い、その領域の先端
または後端の画像データが斜体処理特定領域外に傾斜し
た場合において、その部分のデータをオリジナル画像デ
ータを優先させることができるし、あるいは斜体画像デ
ータを優先させることもできる。これは優先手段によっ
て選択可能である。
さらに、斜体画像の起点を指定することによって、斜
体処理の有効エリアを任意設定することができる。
〈実施例〉 以下には、図面を参照して、この発明の実施例につい
て詳細に説明をする。
第1図は、この発明の一実施例に係る斜体処理回路を
備えたディタル複写機の全体的なシステム構成を示すブ
ロック図である。
まず、第1図を参照して、このディジタル複写機の全
体構成について説明をする。図示しない原稿画像はイメ
ージスキャンユニット1によって読取られ、読取られた
原稿画像データはA/D変換器2でディジタルデータに変
換され、画像処理回路3へ与えられる。画像処理回路3
には、シェーディング補正回路31、対数補正回路33およ
びこの実施例の特徴である斜体処理回路33が含まれてい
る。画像処理回路3で処理された画像データは、パター
ンジェネレータ4へ与えられ、パターンジェネレータ4
の出力によってレーザスキャンユニット5が駆動され
て、画像が再生される。
画像処理回路3は、このディジタル複写機全体を制御
するCPU6の制御下に置かれている。CPU6には、その動作
プログラムが格納されたROM7や書込および読出自由な記
憶装置としてのRAM8が接続されている。
さらに、CPU6には、たとえばタブレット盤9等の領域
指定装置が接続されている。この実施例では、タブレッ
ト盤9によって、斜体処理を行う領域、斜体角度(画像
の傾斜角度)および斜体方向(左向き(プラス方向)に
傾斜させるかまたは右方向(マイナス方向)に傾斜させ
るか)を入力指定できるようにされており、入力指定さ
れた領域の画像データのみが斜体処理回路33によって指
定された角度および方向に斜体処理される。
第2図は、この実施例における斜体処理の内容説明す
るための図である。
この実施例において、斜体処理というのは、第2図
(A)に示すオリジナル画像のハッチングが付された矩
形領域(a)を、たとえば左方向(プラス方向とする)
に所望の角度θを傾斜させ、第2図(B)に示すような
斜体画像を含むコピーを得るためのデータ処理をいう。
あるいは、第2図(A)のオリジナル画像のハッチング
を付した矩形領域(a)を、右方向(マイナス方向とす
る)に所望の角度θ傾斜させ、第2図(C)に示すよう
な斜体画像を含むコピーを得るためのデータ処理をい
う。
第2図(B)において、ハッチングの付されたの領
域は、斜体画像とオリジナル画像とが重複するので、こ
の実施例ではオリジナル画像を優先させ、斜体画像は出
力されないように処理される。また、の領域には、
の領域に表われるオリジナル画像と同じ斜体画像が表わ
れるので、出力はマスクされて、白画像(または黒画
像)が表われるようにされる。その結果は、チェックの
付された領域がプラス方向の斜体画像になったコピー
が得られる。
また、マイナス方向の斜体処理を行った場合は、第2
図(C)に示すように、ハッチングの付されたの領域
は、斜体画像とオリジナル画像とが重複するので、オリ
ジナル画像が優先される。の領域には、の領域に表
われるオリジナル画像と同じ斜体画像が表われるので、
マスクされてたとえば白画像が表われるようにされる。
その結果、第2図(C)におけるチェックの付された領
域がマイナス方向の斜体画像になったコピーが得られ
る。
第3図は、こ実施例における斜体処理回路を説明する
ためのブロック図である。この実施例の斜体処理回路33
には、斜体処理用ラインバッファ331およびオリジナル
用ラインバッファ332という2つのラインバッファなら
びにこれら2つのラインバッファを制御するライト/リ
ード制御回路333が含まれている。ライト/リード制御
回路333は、与えられる画像データを1ライン単位で2
つのラインバッファ331,332に書込み、また、2つのラ
インバッファ331,332に書き込まれているデータを選択
的に読出すための制御回路である。オリジナル用ライン
バッファ332に画像データが書込まれる場合には、先頭
アドレス0から順次書込まれる。一方、斜体処理用ライ
ンバッファ331に画像データが書込まれる場合には、斜
体角度に応じてライトスタートアドレスRH0が決めら
れ、かつラインごとにライトスタートアドレスRH0がシ
フトされて画像データの先端部分が所定ビット(所定ア
ドレス分)切捨てられる。
たとえば、第2図(B)のコピーを得るためには、斜
体処理用ラインバッファ331へのライトスタートアドレ
スRH0は、 RH0=(j1−j0)×tanθ となる。そして、ラインj0の画像データが斜体処理用ラ
インバッファ331へ書込まれる場合は、データの選択部
分が捨てられてアドレスRH0から書始められる。また、
このラインスタートアドレスRH0は、後に説明するよう
に、斜等角度θに応じて定まっているカウンタの設定値
に従って順次シフトされる。さらに、第2図(B)の場
合、のマスキングエリアを作るため、マスクスタート
アドレスMH0 MH0=i1−RH0 が定められる。
また、第2図(C)のコピーを得るためには、ライト
スタートアドレスRH0は、 RH0=0 となり、マスクスタートアドレスMH0は、 MH0=i1 となる。
画像データの読出時には、ライト/リード制御回路33
3は、指定されている斜体処理領域(第2図(B)およ
び(C)の場合は、(i0,j0)(i1,j0)(i0,j1)(i1,
j1)を頂点とする矩形領域)の間は斜体処理用ラインバ
ッファ331から画像データが読出され、その他の領域で
はオリジナルラインバックァ332から画像データが読出
される。なお、この画像データの読出しについては後に
詳述する。
第4図は、斜体処理用ラインバッファ331に画像デー
タを書込む場合のライトスタートアドレスRH0のシフト
例を示す図である。図は傾斜角度θ=24゜の場合が示さ
れている。この場合、1ライン目および2ライン目はラ
イトスタートアドレスRH0をシフトすることなくデータ
を書込み、3ライン目および4ライン目はライトスター
トアドレスRH0を1ビットシフトさせて(つまり、画像
データの先端をさらに1ビット分切捨てて)データを書
込み、5ライン目および6ライン目はライトスタートア
ドレスRH0を2ビットシフトさせてデータを書込み、7
ライン目、8ライン目および9ライン目はライトスター
トアドレスRH0を3ビットシフトさせてデータを書込
み、10ライン目以降は、1ライン目からの動作を再び繰
返すように順次ライトスタートアドレスRH0をシフトさ
せていく。
すなわち、2ライン分のデータを書込むごとに、ライ
トスタートアドレスRH0を1ビットシフトさせ、それを
3回繰返した後、3ライン分のデータを書込み、ライト
スタートアドレスRH0を1ビットシフトさせるという一
連の処理を繰返す。これによって、斜体角度θ=24゜に
傾斜された画像は歪みなど殆どが画像になる。
このライトスタートアドレスRH0のシフト量は、3つ
のカウンタによって設定される。すなわち、ベースカウ
ンタによってn=2が、ベースクリアカウンタによって
x=3が、コンビネーションカウンタによってm=3
が、それぞれ設定される。
表1に、傾斜処理のためにライトスタートアドレスRH
0をシフトするためのカウンタ設定値を斜体角度別に示
す。
第5A図および第5B図は、表1の各カウンタの設定値を
算出するためのフローチャートである。
次に、第5A図および第5B図を参照して、表1の各カウ
ンタの設定値n,x,mの算出の仕方について説明をする。
まず、カウント設定テーブル(表1)に斜体角度θが1
゜〜45゜まで設定される(ステップS1)。そして、イニ
シャライズがされ、ベースカウントn、クリアカウント
x、コンビネーションカウントmおよび公差カウント
(演算結果小数点第1位を保持しておくためのレジスタ
のカウント値)がクリアされる(ステップS2)。次い
で、ベースカウントnの設定最大値i、コンビネーショ
ンカウントmの設定最大値jおよびクリアカウントxと
設定最大値kが特定される(ステップS3)。そして、ベ
ースカウントをn=1とし(ステップS4)、カウントn
が設定最大値iよりも小さいか否かが判別され(ステッ
プS5)、小さければコンビネーションカウントn=1に
する(ステップS6)。そして、コンビネーションカウン
トmが設定最大値jと比較され(ステップS7)、m≦j
であれあクリアカウトがx=1にされる(ステップS
8)。そして、クリアカウントがその設定最大値k以下
か否かが判別され(ステップS9)、x≦kの場合には下
記の式に基づいて斜体角度θ(rad)が算出される(ス
テップS10)。
この場合、n=m=x=1であるから、θ=tan-11=
45゜となる。
次に、算出された斜体角度θの小数点第1位の値(こ
の場合0)がDP1とされ(ステップS11)、DP1が5以上
か否かが判別される(ステップS12)。DP1≧5の場場合
にはSe=10−DP1が設定され(ステップS13)、DP1<5
の場合にはSe=DP1が設定される(ステップS14)。
そして、算出された斜体角度θは、小数点第1位の値
(DP1)によって四捨五入される(ステップS15)。
次に、算出された斜体角度θ(この場合、θ=45゜)
に対応するカウント設定テーブルが初期状態か否かの判
別がされる(ステップS16)。
この場合、テーブルは初期状態であるから、テーブル
斜体角度45゜に対応して、ベースカウントn=1、クリ
アカウントx=1およびコンビネーションカウントn=
1ならびに公差カウントSe=0が設定される(ステップ
S17)。
そして、クリアカウントxの設定値が「1」インクリ
メントされ(ステップS18)、ステップS9からの処理が
反復される。
クリアカウントx=2とされてステップS9からの処理
が繰返された場合(この場合、θ=45゜、DP1=0およ
びSe=0となる)、処理はステップS16からステップS19
へと進み、ステップS17で設定されたn、mおよびSe
が、それぞれ、変数bs、cbおよびksとして設定される
(ステップS19)。そして、def1=|cb−bs|およびdef2
=|m−n|が求められる(ステップS20)。この場合、cb
=bs=1、m=n=1であるから、def1=def2=0とな
る。
次いで、def1とdef2との大小が判別され(ステップS2
1)、def1>def2でない場合には、def1=def2かつks>S
eか否かの判別がされる(ステップS22)。この場合、de
f1=def2であるが、ks=Se=0であるから、処理はステ
ップS23へ進む。ステップS23では、def2=1かつks>Se
か否かの判別がされる。この場合、ステップS23はNOで
あり、ステップS18へ進んでクリアカウントxが「1」
インクリメントされ、ステップS9からの処理が繰返され
る。
ステップS21でdef1>def2と判別された場合には、def
1≠1か否かの判別がされ(ステップS24)、NOの場合に
は、さらに、ks≧Seか否かの判別がされる(ステップS2
5)。ステップS22,S23,S24またはステップS25でYESの場
合には、処理はステップS17へ進み、テーブルにおける
θ=45゜に対する設定値が変更される。一方、ステップ
S24でNOでかつ、ステップS25でNOの場合には、処理はス
テップS18へ進み、クリアカウントxがさらに「1」イ
ンクリメントされる。
つまり、ステップS19〜ステップS25における処理ルー
チンは、斜対角度θに対応するx,n,m,Seが求められた場
合において、それら変数のうち、nとmとの差ができる
だけ少ないものを優先的に選んで、カウント値として設
定するための補正処理ルーチンである。
以上の処理が順次繰返され、クリアカウントxが設定
最大値k以上になった場合は(ステップS9においてN
O)、コンビネーションカウントmが「1」インクリメ
ントされ(ステップS26)、ステップS7、S8、S9、S10、
……の処理が繰返される。また、コンビネーションカウ
ントmが設定最大値j以上になった場合には(ステップ
S7においてNO)、ベースカウントnが「1」インクリメ
ントされ(ステップS27)、ステップS5からの処理が繰
返される。そして、ステップS5において、ベースカウン
トnが設定最大値iに達した場合に、この処理は終了す
る。
以上の処理が行われる結果、斜体角度θ45゜、44゜、
43゜、42゜、……、1゜まで算出され、それらに対応す
るカウント値が求められる。求められた演算結果は、既
に説明したように、表1に示すものとなる。
第6図は、表1で示すベースカウンタの設定値n、ク
リアカウンタの設定値xおよびコンビネーションカウン
トの設定値mに基づいた斜体処理用アドレスシフトクロ
ックを生成する回路の図であり、ライト/リード制御回
路333(第2図参照)に含まれている回路である。
また、第7図(A)および第7図(B)は、第6図の
回路の動作を表わすタイミングチャートである。
第6図および第7図を参照して説明すると、アドレス
シフトクロック生成回路は、大きく3つの部分に区分で
きる。すなわち、上段のベースカウント用回路、中段の
コンビネーションカウント用回路および下段のクリアカ
ウント用回路に区分することができる。
副走査方向のエリアイネーブル信号がローからハイに
なると、ベースカウンタ101によって水平同期信号(HSY
NC)のカウントが行われる。ベースカウンタ101のカウ
ント値はコンパレータ102へ与えられ、ベースカウンタ
用設定値n(この設定値nは、表1に基づいてコンパレ
ータにロードされている。)と比較される。ベースカウ
ンタ101のカウント値が設定値nと一致した場合、コン
パレータ102のEQ出力がハイとなり、Dフリップフロッ
プ103へ与えられる。ハイのEQ信号が与えられている状
態で、Dフリップフロップ103にクロックが入力する
と、Dフリップフロップ103の出力はハイとなる。この
時、次のDフリップフロップ104の出力はローであり、
それがインバータ105で反転されてハイになるから、ア
ンドゲート106およびオアゲート107を介してスランティ
ングクロックが出力される。そして次のクロックがDフ
リップフロップ104へ与えられると、Dフリップフロッ
プ104の出力はハイとなり、スランティングクロックは
ローになると共に、Dフリップフロップ104はハイ出力
およびDフリップフロップ108のロー出力がインバータ1
09で反転されたハイ出力により、ナンドゲート110の出
力はローになり、アンドゲート111を介してベースカウ
ンタ101にクリアパルスが与えられ、ベースカウンタ101
はクリアされる。
アンドゲート106から出力されるスランティングクロ
ックはクリアカウンタ112へ与えられ、カウントされ
る。クリアカウンタ112のカウント値はコンパレータ113
でクリアカウンタ設定値x(この設定値も、表1に基づ
いてロードされている。)と比較される。そしてクリア
カウンタ112のカウント値が設定値xになると、コンパ
レータ113からEQ出力が導出され、オアゲート114を介し
てDフリップフロップ115へ与えらえる。Dフリップフ
ロップ115は、ハイのEQ出力が与えられている状態で、
水平同期信号がローになると出力がハイになる。そのハ
イ出力はオアゲート114を介してDフリップフロップ115
へ戻されるので、Dフリップフロップ115は自己保持さ
れる。また、Dフリップフロップ115のハイ出力はイン
バータ116でローに反転され、アンドゲート111を介して
ベースカウンタ101をクリアする。
よって、上段のベースカウント回路によってベースカ
ウンタの設定値nごとにスランティングクロックが導出
され、それが下段のクリアカウント回路によってクリア
カウンタの設定値xに達するまで繰返される。
そして、下段のクリアカウント回路におけるDフリッ
プフロップ115がハイ出力の状態において、水平同期信
号が与えられると、アンドゲート117を介してコンビネ
ーションカウンタ118にカウント信号が与えられる。コ
ンビネーションカウンタ118では与えられる水平同期信
号の数をカウントし、コンパレータ119へ与える。コン
パレータ119は水平同期信号のカウント値が設定されて
いる設定値m(この設定値も表1に基づいてロードされ
ている。)と一致するとハイのEQ出力を導出する。そし
て、ハイのEQ出力はDフリップフロップ120へ与えられ
る。Dフリップフロップ120の出力はクロック入力に応
じてハイとなり、またDフリップフロップ121のロー出
力がインバータ122で反転されるから、アンドゲート123
からスランティングクロックが出力される。そして次の
クロックが与えられると、Dフリップフロップ121の出
力はハイとなり、Dフリップフロップ124の出力はロー
であるから、それがインバータ125で反転されてハイと
なり、ナンドゲート126からクリアパルスが出力され、
回路全体がクリアされて最初の状態に戻る。
第8図は、斜体処理用アドレス制御信号生成回路の回
路図である。この回路は、ライト/リード制御回路333
(第2図参照)に含まれている。この回路は、先に説明
したライトスタートアドレスに基づいて斜体処理用ライ
ンバッファ331(第2図参照)への画像データのライト
スタートアドレスRH0を制御すると共に、生成されるス
ランディングクロックによってライトスタートアドレス
RH0をシフトする。また、先に説明したマスクスタート
アドレスMH0によって斜体処理用ラインバッファ331から
の画像データの読出しをマスクすると共に、スランテン
グクロックによってマスクスタートアドレスMH0をシフ
トする。さらに、この回路は、エリアイネーブル信号に
基づいて、オリジナル用ラインバッファ332または斜体
処理用ラインバッファ331から選択的にデータを読出す
制御を行う。
第9図には、この第8図の回路のタイミングチャート
を示す。以下、第9図を参照しながら、第8図の回路に
ついて、具体的に説明をする。
ライト用アップダウンカウンタ201にはライトスター
トアドレスRH0がロードされる。また、マスク用アップ
ダウンカウンタ202にはマスクスタートアドレスMH0がロ
ードされる。これらライトスタートアドレスRH0および
マスクスタートアドレスMH0は、先に説明した通り、斜
体角度がプラス方向の場合には、RH0=(j1−j0)×tan
θ、MH0=i1−RH0であり、斜体角度がマイナス方向の場
合には、RH0=0、MH0=i1である。
また、斜体方向に応じて、アップダウンカウンタ201
および202のアップカウントまたはダウンカウントが指
定される。より具体的には、斜体角度がプラス方向の場
合には、ライト用アップダウンカウンタ201はダウンカ
ウントに設定され、マスク用アップダウンカウンタはア
ップカウントに設定される。また、斜体角度がマイナス
方向の場合には、ライト用アップダウンカウンタ201は
アップカウントに設定され、マスク用アップダウンカウ
ンタ202はダウンカウントに設定される。
これらライトスタートアドレスRH0およびマスクスタ
ートアドレスMH0ならびにアップダウンの設定は、前述
したようにタブレット盤9から斜体処理領域、斜体角
度、斜体方向が入力されることによって、CPU6により演
算された値が自動的に設定される仕組である。
ライト用アップダウンダウンタ201は、スランティン
グクロックが与えられると、ロードされているライトス
タートアドレスRH0を初期値として、その初期値からア
ップカウントまたはダウンカウントを行う。そして、そ
のカウント値はコンパレータ203へ与えられる。コンパ
レータ203では、1ラインごとにドットカウンタ204から
与えられるドットカウント数アップダウンカウンタ201
のカウント数と比較する。前述したように、スランティ
ングクロックは、ライトスタートアドレスRH0をシフト
する必要があるごとに出力されるクロックであるから、
スランティングクロックが与えられるとアップダウンカ
ウンタ201のカウント値、すなわちライトスタートアド
レスRH0がシフトされ、それがコンパレータ203でドット
カウンタ204のカウント値と比較されるわけである。従
って、1ラインごとに、書込用画像データのアドレスが
ライトスタートアドレスRH0に達した時、コンパレータ2
03からハイのEQ出力が導出され、オアゲート205を介し
てDフリップフロップ206へ与えられる。そして、Dフ
リップフロップ206はクロック入力に応じて自己保持さ
れ、ハイのアドレスリセット信号(RSTW)を出力する。
アドレスリセット信号がハイになると、クロック同期に
よりそのラインの書込みアドレスが「0」からインクリ
メントされていく。つまり、画像データの斜体処理用ラ
インバッファ331への書込みが開始される。
なお、副走査方向エリアイネーブル信号がインバータ
215で反転されてオアゲート205へ与えられているため、
Dフリップフロップ206は、副走査方向において斜体処
理領域以外の場合には、常にハイのアドレスリセット信
号を導出しており、画像データの書込みが制限されるこ
とはない。
マスク用アップダウンカウンタ202にロードされてい
るマスクスタードアドレスMH0はスランティングクロッ
クによってカウントアップまたはカウントダウンされ、
そのカウント値はコンパレータ207へ与えられる。コン
パレータ207では、ドットカウンタ204のカウント値とア
ップダウンカウンタ202のカウント値とが比較され、両
者が一致したとき、すなわち1ラインごとに、画像のア
ドレスであるドットカウンタ204のカウント値がアップ
ダウンカウンタ202のカウント値に達したとき、ハイのE
Q出力が導出される。この出力はオアゲート208を介して
Dフリップフロップ209へ与えられる。そして、クロッ
ク入力に応じて、Dフリップフロップ209の出力は自己
保持され、そのハイ出力はインバータ210で反転されて
アンドゲート211へ与えられる。よって、画像データの
アドレスがマスクスタートアドレスMH0になった場合、
アンドゲート211から出力されていた斜体処理画像デー
タは出力されなくなり、斜体処理画像データはマスクさ
れる。
なお、Dフリップフロップ209は、副走査方向エリア
イネーブル信号がハイの場合に、水平同期信号によって
クリアされ、ラインごとにマスクスタート信号を出力す
る。
エリアイネーブル信号(副走査方向および主走査方
向)またはエリア指定/全面指定切換信号に基づいて、
セレクタ212が切換えられる。より具体的には、副走査
方向のエリアイネーブル信号および主走査方向のエリア
イネーブル信号が共にハイのとき、アンドゲート213お
よびオアゲート214を介してセレクタ212の切換端子にハ
イ信号が与えられる。よって、セレクタ212は、B端子
へ与えられている斜体処理画像データを出力データとし
て選択する。一方、副走査方向エリアイネーブル信号ま
たは主走査方向エリアイネーブル信号のいずれかがロー
のとき、すなわち、タブレット盤9(第1図参照)によ
って指定されている斜体処理領域以外の場合には、セレ
クタ212には切換信号としてロー信号が与えられるの
で、A端子に与えられているオリジナル画像データが出
力データとして選択される。
エリア選択/全面選択信号の場合も同様である。
このように、斜体処理をすべき領域では、主走査方向
および副走査方向のエリアネーブル信号が共にハイとな
るので、その場合は、斜体処理画像データが選択され、
それ以外ではオリジナル画像データが選択され、出力デ
ータとなるわけである。
第10図は、他の実施例に係る斜体処理用アドレス制御
回路を示す回路図である。この回路が、第8図に示す回
路と異なる点は、斜体処理された画像がオリジナル画像
と重複する場合に、斜体処理画像が優先的に出力される
ようにされている点である。そのために、この回路に
は、斜体画像用アップダウンカウンタ231、コンパレー
タ232、オアゲート233およびDフリップフロップ234
が、第8図に示す回路に対して付加された構成になって
いる。また、この回路の動作タイミングが、第9図に示
されている。
なお、第8図に示す回路と同一部分には、同一番号が
付されている。
斜体画像用アップダウンカウンタ231には、斜体画像
出力アドレスがロードされる。斜体画像出力アドレス
は、i0−(j1−j0)tanθである。
また、斜体画像用アップダウンカウンタ231は、斜体
角度がプラス方向の場合にはアップカウント、マイナス
方向の場合にはダウンカウントになるように設定され
る。
コンパレータ232において、ドットカウンタ204のカウ
ント値が斜体画像用アップダウンカウント231のカウン
ト値と比較され、ドットカウンタ204のカウント値が斜
体画像用アップダウンカウンタ231のカウント値に一致
した時、ハイのEQ出力が導出され、その出力はオアゲー
ト233を介してDフリップフロップ234に与えられる。そ
して、クロック入力に応じてDフリップフロップ234は
自己保持されると共に、そのハイ出力はアンドゲートお
よびオアゲートを介してセレクタ212にセレクト信号と
して与えられ、斜体処理画像データが選択される。
また、この場合において、主走査方向のエリアエンド
信号が与えられると、アンドゲート213はローレベルと
なり、セレクタ212はオリジナル画像用データを選択出
力する。
ところで、第8図に示す回路に再び戻ると、オリジナ
ル画像データが優先されて出力される場合においては、
矩形の斜体処理領域が設定された場合、自動的に、第11
図に示すように画像の起点が設定されて、斜体処理画像
のカット領域およびマスク領域が自動的に定まるように
なっていた。
ところが、画像の起点が変化した場合、たとえば第12
図に示すように画像の起点が設定された場合には、斜体
処理画像のカット領域およびマスク領域が変化する。
そこで、この発明の他の実施例として、斜体処理領域
を設定する場合に、併せて画像の起点を設定するように
し(この設定は、タブレット盤上の斜体処理エリア内の
任意の1点を指定することによって行える)、斜体処理
画像の有効領域を所望のものにして、所望の領域が斜体
処理されるようにすることができる。
すなわち、第13図に示すように、斜体処理領域をまず
特定する。たとえば、(i0,j0)(i1,j1)という指定の
仕方または(i1,j0)(i0,j1)というようにして2点を
指定し、斜体処理領域を特定する。そして、画像の起点
は、主走査方向(ix):x=0〜Xの範囲で任意、副走査
方向(jy):y=j0〜j1の範囲で任意の1点を指定するこ
とにより、画像の起点を指定する。
この結果、第14図に示すように、斜体処理画像を所望
の画像とすることができる。
以上の各説明では、原稿画像における任意の領域を斜
体処理画像としてコピーすることができる実施例を取上
げたが、斜体処理画像にする任意の領域は、単一の領域
に限られることはない。すなわち、斜体処理領域を指定
する場合において、副走査方向に異なる複数の領域を斜
体処理領域として指定することも可能である。また、複
数の斜体処理領域を指定した場合において、指定領域ご
とに斜体角度や斜体方向を変え、個別に斜体処理内容を
設定することもできる。
〈発明の効果〉 この発明は、以上のように構成されているので、原稿
画像における任意の領域だけを斜体処理した画像を形成
することができ、原稿画像を再生する際に、切貼り等を
する必要がなくなる。しかも、この発明によれば、原稿
画像を斜体処理する際に、斜体領域を行う領域、斜体角
度および斜体方向を指定することができ、斜体処理画像
を様々な態様で出力させることができる。したがって斜
体処理されて出力される画像の態様を豊富化させること
ができ、用途に合った斜体処理が可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明の一実施例に係るディジタル複写機
のシステム構成を示すブロック図である。 第2図は、斜体処理の内容を説明するための図解図であ
る。 第3図は、この実施例の特徴となる斜体処理回路の構成
を示すブロック図である。 第4図は、斜体処理のためのラインスタートアドレスシ
フト制御を説明するための図である。 第5A図および第5B図は、スタートアドレスシフトのため
のテーブル設定値を算出するためのフローチャートの一
例である。 第6図は、アドレスシフトクロックの生成回路を表わす
回路図である。 第7図は、アドレスシフトクロック生成回路の動作を表
わすタイミングチャートである。 第8図は、斜体処理用アドレス制御信号回路の一例を示
す回路図である。 第9図は、斜体処理用アドレス制御信号生成回路の動作
を表わすタイミングチャートである。 第10図は、斜体処理用アドレス制御信号回路の他の例を
示す回路図である。 第11図および第12図は、斜体処理画像の指定エリア内の
起点によって有効エリアが変化する例を表わす図解図で
ある。 第13図は、この実施例に係る画像の起点の指定の仕方を
説明をする図解図である。 第14図は、第13図によって画像の起点が指定された場合
における斜体処理画像の有効エリアを説明するための図
である。 図において、33……斜体処理回路、9……タブレット
盤、331……斜体処理画像用ラインバッファ、332……オ
リジナル画像用ラインバッファ、333……ライト/リー
ド制御回路、を示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 松下 司 大阪府大阪市中央区玉造1丁目2番28号 三田工業株式会社内 (56)参考文献 特開 昭59−163947(JP,A) 特開 平3−93352(JP,A)

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】斜体処理を行う領域、斜体角度および斜体
    方向を入力する手段と、 与えられる画像データを前記入力手段により入力された
    内容に基づいて斜体処理するための斜体処理手段と、 斜体処理手段によって画像データが斜体処理されたこと
    に伴い生じるデータの空き領域をマスクするためのマス
    ク手段と、 を含むことを特徴とする斜体処理回路。
  2. 【請求項2】斜体処理を行う領域、斜体角度および斜体
    方向を入力する手段と、 与えられる画像データを前記入力手段により入力された
    内容に基づいて斜体処理するための斜体処理手段と、 斜体処理手段によって処理された斜体画像データまたは
    与えられるオリジナル画像データを選択的に出力するた
    めの選択出力手段と、 斜体画像データおよびオリジナル画像データが重複して
    存在する場合に、オリジナル画像データを優先的に出力
    させるための優先手段と、 を含むことを特徴とする斜体処理回路。
  3. 【請求項3】斜体処理を行う領域、斜体角度および斜体
    方向を入力する手段と、 与えられる画像データを前記入力手段により入力された
    内容に基づいて斜体処理するための斜体処理手段と、 斜体処理手段によって処理された斜体画像データまたは
    与えられるオリジナル画像データを選択的に出力するた
    めの選択出力手段と、 斜体画像データおよびオリジナル画像データが重複して
    存在する場合に、斜体画像データを優先的に出力させる
    ための優先手段と、 を含むことを特徴とする斜体処理回路。
  4. 【請求項4】斜体処理を行う領域、斜体角度および斜体
    方向を入力する手段と、 与えられる画像データを前記入力手段により入力された
    内容に基づいて斜体処理するための斜体処理手段と、 斜体処理手段によって画像データが斜体処理されたこと
    に伴い生じるデータの空き領域をマスクするためのマス
    ク手段と、 斜体処理装置によって処理された斜体画像データまたは
    与えらえるオリジナル画像データを選択的に出力するた
    めの選択出力手段と、 斜体画像データおよびオリジナル画像データが重複して
    存在する場合に、オリジナル画像データを優先的に出力
    させるための優先手段と、 を含むことを特徴とする斜体処理回路。
  5. 【請求項5】斜体処理を行う領域、斜体角度および斜体
    方向を入力する手段と、 与えられる画像データを前記入力手段により入力された
    内容に基づいて斜体処理するための斜体処理手段と、 斜体処理手段によって画像データが斜体処理されたこと
    に伴い生じるデータの空き領域をマスクするためのマス
    ク手段と、 斜体処理装置によって処理された斜体画像データまたは
    与えらえるオリジナル画像データを選択的に出力するた
    めの選択出力手段と、 斜体画像データおよびオリジナル画像データが重複して
    存在する場合に、斜体画像データを優先的に出力させる
    ための優先手段と、 を含むことを特徴とする斜体処理回路。
  6. 【請求項6】斜体処理を行うための斜体処理回路であっ
    て、 斜体処理領域を特定するための斜体処理領域特定信号出
    力手段と、 画像を左向きに傾斜させるか、または右向きに傾斜させ
    るかを入力する斜体方向特定信号の入力手段と、 斜体処理の起点を特定するための起点信号出力手段と、 前記斜体処理領域特定信号および斜体方向特定信号に基
    づいて、与えられる画像データの斜体処理の起点からの
    データを特定された方向へ斜体処理する斜体処理手段
    と、 前記起点信号に基づいて、斜体処理によって処理された
    斜体画像データの出力範囲を設定する出力範囲設定手段
    と、 を含むことを特徴とする斜体処理回路。
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JP3094413B2 (ja) * 1989-09-06 2000-10-03 富士ゼロックス株式会社 画像処理装置

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