JP2596449B2 - 車載用電子機器 - Google Patents

車載用電子機器

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JP2596449B2 JP13148888A JP13148888A JP2596449B2 JP 2596449 B2 JP2596449 B2 JP 2596449B2 JP 13148888 A JP13148888 A JP 13148888A JP 13148888 A JP13148888 A JP 13148888A JP 2596449 B2 JP2596449 B2 JP 2596449B2
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行康 上原
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Description

【発明の詳細な説明】 <産業上の利用分野> この発明は車載用電子機器に関する。
<従来の技術> 電子技術やマイコン技術の発達により電子機器は小型
化、高機能化されて来ている。そのため多くの機能を使
う為の電子機器と人間のインタフェースとも言うべきス
イッチ類もより数多く必要となって来ている。しかしな
がら、その配置されるべき前面パネル面積は小型化によ
り、逆に少なくなって来ており、小型多機能化の反面、
その多機能を使うだけのスイッチが配置出来無いという
問題が生じてきている。
特に、外部から、音の記憶媒体としてのカセットテー
プ、DAT、又はCDを挿入するタイプの車載用音響機器に
於いては、それらの挿入口のスペースがかなりのデッド
スペースとなっている。そしてこれら挿入口は国際的規
格により本体の寸法の小型化に関係なく一定の寸法を有
するため、機器の小型化に伴い、挿入口というムダなス
ペースが大きな問題となってきている。このような問題
を解決する方法としてカセットテープ等の挿入口の前部
に可動前面パネルを設けて、このパネルをスイッチ、表
示等に利用し、必要に応じて前面パネルを開き、後部に
かくれた挿入口を前面に露出させテープの取り出し等を
行なう構成のものが実用化されている。
第8図乃至第12図により、この構成を車載用電子機器
の一例であるカセットテープデッキについて説明する。
機器本体101の前面には表示部115aを有するフロント
パネル115が設けられ、その下端部側には操作手段であ
るスイッチ群116が配設されている。フロントパネル115
の開閉は、開閉スイッチ124の操作で行なわれ、第8図
の閉状態において開閉スイッチ124を押すとスイッチ群1
16と共にフロントパネル115の下端部側が前方へせり出
し、同時に上端部側がガイド溝126に導かれて下降する
ことにより、第9図に示す開状態となる。そして完全な
開状態となると第11図に示すように爪132が開検知スイ
ッチ130をONにする事でモータ123の動作を停止させる。
開状態においてはフロントパネル115に覆われていたカ
セットの挿入口125が、第9図に示すように前面に現わ
れ、カセットの挿脱が可能になる。そして勿論フロトパ
ネル115が開いても表示部115aは視認可能、且つスイッ
チ群16も操作可能である。
第10図及び第11図により、機構の詳細を説明する。機
器本体101の内部にはカセットメカユニット127があり、
カセットCは第10図においてプレイポジションに位置し
ている。フロントパネル115は下端部にある支軸118によ
ってスイッチユニット117に対し回動自在に取り付けら
れている。また、上端部の奥側にはガイドピン119が横
方行に突出しており、ガイド部分の内側壁に設けられた
ガイド溝126中を摺動自在になっている。第10図では駆
動アーム120が機器本体1の内部へ引き込まれてフロン
トパネル115が閉じた状態となっており、挿入口125は覆
われた格好になっている。
ここで、第8図に示した開閉スイッチ124を押すとモ
ーター123が回転を開始して、その駆動力はウォームギ
ヤ122からギヤ121、駆動アーム120の奥側上面に形成さ
れたラック部120へと伝達され、駆動アーム120を前方へ
とスライドさせる。スイッチユニット117に嵌合した支
軸118に下端部を引かれたフロントパネル115は、ガイド
溝126に沿ってガイド突起119を下方へ摺動させて、第11
図に示す開状態へと移行する。この状態において挿入口
125が前面に露出され、カセットCの挿脱が可能とな
る。この開状態から開閉スイッチ124を操作すると今度
はモータ123が逆回転して駆動アーム120を奥側へ引き戻
し、フロントパネル115を再び第10図に示す開状態へと
移行させる。この時爪132が閉検知スイッチ131をONにす
る事で、モータ123の動作を停止させる。この動作の
にガイド突起119が滑らかに上方へ摺動を開始できるよ
うにガイド溝126は円弧状になっており、その下方部分
が幾分前方を向くように傾斜している。そして内壁128
も、ガイド溝126のRに合わせるようにして出面形状が
持たされている。
第12図(A)はフロントパネル115を取り外した状態
の本体前面部を示すもので、(B)は該パネル115の表
側、(C)は裏側を夫々示している。
<発明が解決しようとする課題> 以上説明した従来の構成においては、可動フロントパ
ネル115の側辺にガイド突起119を突出させているため、
これに係合するガイド溝126を有するガイド部170をパネ
ル115の両側に設けなければならない欠点があった。
即ち、このガイド部170は、通常両側各約10m/m程度の
厚みを必要とし、このガイド部170の表面には、何らか
のスイッチを設けるとしてもかなりの制限があり、又こ
の部分を大きくすれば、可動部分が少なくなりわざわざ
可動パネル方式を採った意味が無くなる問題があった。
<発明の概要> 本発明は、上記した従来技術の問題点を解決するため
になされたもので可動フロントパネルの両側にガイド部
を設ける必要がなく、可動フロントパネルを電子機器本
体前面の全体にわたって装着可能の機器を提供すること
を目的とする。
この目的を達成するために本発明は、機器本体の前面
に設けられ、上端部をほぼ上下方向に下端部をほぼ前後
方向にスライドして開閉するフロントパネルと、該フロ
ントパネルの背面側に設けられ、先端部が該フロントパ
ネルの前面の側辺よりも内方に位置しているスライド動
作を案内するためのガイド突起とを備えたことを基本的
に特徴とするものである。
<実施例> 以下本発明を車載用のカセットテープデッキに適用し
た実施例を第1図乃至第7図により説明する。
機器本体1の前面にはスライド可能にフロントパネル
15が装着されている。このフロントパネル15は機器本体
1の前面幅と同幅になっており、ガイド部70はパネル15
の両側部に露出せず、その裏面側にかくれている。
パネル15の下端部側には操作手段であるスイッチ群16
が配設されている。フロントパネル5の開閉は、開閉ス
イッチ60の操作で行なわれ、第1図の閉状態において開
閉スイッチ60を押すとスイッチ群16と共にフロントパネ
ル15の下端部側が前方へせり出し、同時に上端部側がガ
イド溝26に導かれて下降することにより、第2図に示す
開状態となる。開状態においてはフロントパネル15に覆
われていたカセットの挿入口25が前面に現われ、カセッ
トの挿脱が可能になる。そして勿論フロントパネル15が
開いても表示部15aは視認可能、且つスイッチ群16も操
作可能になっている。
フロントパネル15は第3図に示すようにその裏面側の
両側部が切欠平面85と膨出部81により切り欠かれてお
り、該切り欠きにおいて切欠平面85の上部にガイド突起
19が突出して設けられている。この切り欠きにより、フ
ロントパネル15の前面は実質的に両側においてそれぞれ
幅Wだけ広がり、前記した様に機器本体1の前面全体を
覆うように構成されている。
ガイド部70は機器本体1の前面両側部に装着され、そ
の内側に円弧状のガイド溝26が形成され、ここにガイド
突起19が摺動可能に嵌挿する構成になっている。即ち、
ガイド部70はフロントパネル15に形成された切り欠き部
にはめ込まれる様に構成されており、これによりフロン
トパネル15の幅方向の拡大を可能にしている。
フロントパネル15が前下方にスライドすると、フロン
トパネル15の切り欠き部の上端角部83は第4図に示す矢
印方向に食い込むため、この上端角部83はガイド部70と
干渉しあう。これを避けるためにガイド部70の前面に凹
曲面82を形成し、上端角部83の矢印方向への食い込みを
避けるように構成されている。また、この凹曲面82に対
応して、フロントパネル15側に前記した膨出部81を形成
している。この膨出部81は云うまでもなく、凹曲面82と
互いに干渉しないようにその形状などを決める。この膨
出部81により、凹曲面82により形成される隙間を埋め
て、外観の美観の向上と、遊離塵などの浸入の防止を図
っている。
フロントパネル15の下端部には第6図に示す様に一対
の軸支体87が設けられており、この軸支体87にはその両
端の回動軸88が突出しており、駆動アーム20に形成され
た軸受89に回動可能に装着されるように構成されてい
る。この軸受89と軸支体87及び回動軸88の嵌合は圧入に
よる、所謂パッチン止めにより行われている。
上記した構成のフロントパネル15の下端側を前方にス
ライドさせ、かつ上端側をガイド部70のガイド溝26に沿
ってスライドさせる機構は従来のものと同じであるが、
以下この機構とスライド動作を説明する。
第7図(A)(B)は、本実施例の部分断面図であ
る。機器本体1の内部にはカセットメカユニット27があ
り、カセットCは第7図(B)においてプレイポジショ
ンに位置している。前述したようにフロントパネル15は
下端部にある回動軸88によってスイッチユニット17に対
し回動自在に取り付けられている。また、上端部の奥側
平面85にはガイドピン19が横方行に突出しておりガイド
部70の内側壁に設けられたガイド溝26中を摺動自在にな
っている。第7図(B)では駆動アーム20が機器本体1
の内部へ引き込まれてフロントパネル15が閉じた状態を
示しており、挿入口25は覆われた恰好になっている。
ここで、開閉スイッチ60を押すとモータ23が回転を開
始して、この駆動力はウォームギヤ22からギヤ21、駆動
アーム20の奥側上面に形成されたラック部20aへの伝達
され、駆動アーム20を前方へとスライドさせる。スイッ
チユニット17に嵌合した軸支体87に下端部を引かれたフ
ロントパネル15は、ガイド溝26に沿ってガイドピン19を
下方へ摺動させて、開状態へと移行する。駆動アーム20
上に設けられた爪32が開検知スイッチ30に当接するとモ
ータ21が停止し、スライドが停止する。
この状態において挿入口25が前面に露出され、カセッ
トCの挿脱が可能となり、またスイッチ群16を操作して
もフロントパネル15の表示部15aを含む面に対して直接
その力が作用することは無く、過大な負荷をかけること
が無い。
この開状態から開閉スイッチ60を操作すると今度はモ
ータ23が逆回転して駆動アーム20を奥側へ引き戻し、フ
ロントパネル15を再び閉状態へと移行させる。フロント
パネルを閉じる場合は同様に爪32が、閉検知スイッチ31
をONにする事で、モータ23の動作を停止させる。
この時ガイドピン19が滑らかに上方へ摺動を開始でき
るように前記したガイド溝26は円弧状になっており、そ
の下方部分が幾分前方を向くように傾斜している。そし
て凹曲面82も、ガイド溝26のRに合わせるようにして曲
面形状が持たされ、かつ下方部分が前方にせり出すよう
に傾斜している。
また、本実施例としてはカセットテープデッキを例に
とって説明したが、DATやCDまたは8mmビデオのプレーヤ
ーのようにカートリッジやディスクを挿脱するための挿
入口を有するものであれば、全く同様の効果を程するも
のである。
以上説明したように上記構成によれば、フロントパネ
ル15の両側にガイド部70を設ける必要がなく、フロント
パネル15を機器本体1の前面の幅と同幅あるいはそれ以
上の幅とすることができ、スイッチ類の配設スペースを
大幅に増加させることが可能になる。
<発明の効果> 以上説明したように本発明の車載用電子機器は、機器
本体の前面に設けられ、上端部をほぼ上下方向に下端部
をほぼ前後方向にスライドして開閉するフロントパネル
と、該フロントパネルの背面側に設けられ、先端部が該
フロントパネルの前面の側辺よりも内方に位置している
スライド動作を案内するためのガイド突起とを備えるた
め、フロントパネル15の幅を大きくすることができ、ス
イッチ類の配設スペースを増加させることが可能にな
る。
【図面の簡単な説明】
第1図と第2図は本発明の一実施例の正面部の斜視図、
第3図と第4図はその部分分解斜視図、第5図はその部
分側面図、第6図はスライド機構を示す分解斜視図、第
7図はスライド機構を示す側断面図、第8図乃至第12図
は従来技術の説明図である。 1:機器本体、15:フロントパネル、16:スイッチ群、19:
ガイド突起、20:駆動アーム、25:挿入口、26:ガイド
溝、60:開閉スイッチ、70:ガイド部、81:膨出部、82:凹
曲面、83:上端角部、84:端面、85:切欠平面、87:軸支
体、88:回転軸、89:軸受。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】機器本体の前面に設けられ、上端部をほぼ
    上下方向に下端部をほぼ前後方向にスライドして開閉す
    るフロントパネルと、 該フロントパネルの背面側に設けられ、先端部が該フロ
    ントパネルの前面の側辺よりも内方に位置しているスラ
    イド動作を案内するためのガイド突起と、 を備えたことを特徴とする車載用電子機器。
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