JP2595995Y2 - ピントフード - Google Patents
ピントフードInfo
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- JP2595995Y2 JP2595995Y2 JP1993056346U JP5634693U JP2595995Y2 JP 2595995 Y2 JP2595995 Y2 JP 2595995Y2 JP 1993056346 U JP1993056346 U JP 1993056346U JP 5634693 U JP5634693 U JP 5634693U JP 2595995 Y2 JP2595995 Y2 JP 2595995Y2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、フィールドカメラのピ
ント面に結像される被写体像を接眼ルーペに導くピント
フードに関する。
ント面に結像される被写体像を接眼ルーペに導くピント
フードに関する。
【0002】
【従来の技術】この種の従来のピントフードを図8及び
図9に示す。
図9に示す。
【0003】図8に示すピントフード1Aは、図示しな
いフィールドカメラのピント面に対して45度傾斜した
反射板2を有し、その上方と側方を遮光板3,4により
覆い、上方を覆う遮光板3に接眼レンズ5を取り付けた
ボックス構造を有している。
いフィールドカメラのピント面に対して45度傾斜した
反射板2を有し、その上方と側方を遮光板3,4により
覆い、上方を覆う遮光板3に接眼レンズ5を取り付けた
ボックス構造を有している。
【0004】図9に示すピントフード1Bは、フード枠
6に開き角90度まで開閉可能に蓋7を設け、その蓋7
に布等からなる遮光部材8を設け、蓋7を閉じることに
より、遮光部材8を蓋7の内側に収納できる開閉式のも
のである。
6に開き角90度まで開閉可能に蓋7を設け、その蓋7
に布等からなる遮光部材8を設け、蓋7を閉じることに
より、遮光部材8を蓋7の内側に収納できる開閉式のも
のである。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、図8に
示すピントフード1Aは、ボックス構造であるため、完
全に遮光することができるが、折畳めない構造であるた
め、携帯に不便なものであった。
示すピントフード1Aは、ボックス構造であるため、完
全に遮光することができるが、折畳めない構造であるた
め、携帯に不便なものであった。
【0006】また、図9に示すピントフード1Bは、折
畳める構造であるため、携帯が容易であるが、外光が後
方からピント面に入射して被写体像を明るく見ることが
できないという欠点がある。
畳める構造であるため、携帯が容易であるが、外光が後
方からピント面に入射して被写体像を明るく見ることが
できないという欠点がある。
【0007】そこで、本発明は、上記事情に鑑みてなさ
れたものであり、携帯性,遮光性及び操作性に優れるピ
ントフードを提供することを目的とする。
れたものであり、携帯性,遮光性及び操作性に優れるピ
ントフードを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1記載のピントフードは、フィールドカメラの
ピント面に結像される被写体像を90度上方に反射させ
て接眼ルーペに導くピントフードにおいて、前記ピント
面に対応する開孔部を備え前記フィールドカメラに着脱
可能なフード枠と、このフード枠の下部に開閉可能に支
持され前記被写体像を反射させる略矩形状の反射板と、
この反射板を開方向に付勢する第1の付勢部材と、前記
フード枠の両側部に開き角90度まで開閉可能にそれぞ
れ支持され前記反射板を45度開いた状態で反射板の側
辺に略一致する傾斜辺を有する台形状の一対の横羽根
と、これら一対の横羽根を閉方向に付勢する第2の付勢
部材と、前記一対の横羽根の傾斜辺に設けられ前記反射
板の開き角度を45度に規制する規制部と、前記フード
枠の上部に開き角90度まで開閉可能に支持され、中央
に設けた開孔部に前記接眼ルーペが着脱可能な略矩形状
の上蓋と、この上蓋を開方向に付勢する第3の付勢部材
と、前記上蓋の後端側に回動可能に支持され前記上蓋を
90度開いた状態で下方向に回動することにより開状態
の前記反射板,一対の横羽根及び上蓋で形成される後方
の開孔部を塞ぐ後蓋とを具備することを特徴とするもの
である。
に請求項1記載のピントフードは、フィールドカメラの
ピント面に結像される被写体像を90度上方に反射させ
て接眼ルーペに導くピントフードにおいて、前記ピント
面に対応する開孔部を備え前記フィールドカメラに着脱
可能なフード枠と、このフード枠の下部に開閉可能に支
持され前記被写体像を反射させる略矩形状の反射板と、
この反射板を開方向に付勢する第1の付勢部材と、前記
フード枠の両側部に開き角90度まで開閉可能にそれぞ
れ支持され前記反射板を45度開いた状態で反射板の側
辺に略一致する傾斜辺を有する台形状の一対の横羽根
と、これら一対の横羽根を閉方向に付勢する第2の付勢
部材と、前記一対の横羽根の傾斜辺に設けられ前記反射
板の開き角度を45度に規制する規制部と、前記フード
枠の上部に開き角90度まで開閉可能に支持され、中央
に設けた開孔部に前記接眼ルーペが着脱可能な略矩形状
の上蓋と、この上蓋を開方向に付勢する第3の付勢部材
と、前記上蓋の後端側に回動可能に支持され前記上蓋を
90度開いた状態で下方向に回動することにより開状態
の前記反射板,一対の横羽根及び上蓋で形成される後方
の開孔部を塞ぐ後蓋とを具備することを特徴とするもの
である。
【0009】また、請求項2記載のピントフードは、前
記反射板,一対の横羽根及び上蓋を閉じた状態で、上蓋
側を前記フード枠に固定可能な固定機構を有するもので
ある。
記反射板,一対の横羽根及び上蓋を閉じた状態で、上蓋
側を前記フード枠に固定可能な固定機構を有するもので
ある。
【0010】また、請求項3記載のピントフードは、前
記第1の付勢部材の付勢力を前記第2の付勢部材の付勢
力より大きくしたものである。
記第1の付勢部材の付勢力を前記第2の付勢部材の付勢
力より大きくしたものである。
【0011】
【作用】請求項1記載のピントフードによれば、収納す
る場合は、反射板,一対の横羽根及び上蓋を内側に閉じ
る。これにより、当該ピントフードは薄型の形態とな
り、携帯が容易となる。使用する場合は、第1乃至第3
の付勢部材の付勢力により反射板,一対の横羽根及び上
蓋を開き、後蓋を下方向に回動させて、上蓋に接眼ルー
ペを装着し、フード枠をフィールドカメラに装着する。
また、反射板,一対の横羽根,上蓋及び後蓋により、周
辺が遮光される。
る場合は、反射板,一対の横羽根及び上蓋を内側に閉じ
る。これにより、当該ピントフードは薄型の形態とな
り、携帯が容易となる。使用する場合は、第1乃至第3
の付勢部材の付勢力により反射板,一対の横羽根及び上
蓋を開き、後蓋を下方向に回動させて、上蓋に接眼ルー
ペを装着し、フード枠をフィールドカメラに装着する。
また、反射板,一対の横羽根,上蓋及び後蓋により、周
辺が遮光される。
【0012】請求項2記載のピントフードによれば、反
射板,一対の横羽根及び上蓋の順に閉じ、この状態で固
定機構により上蓋側をフード枠に固定する。これによ
り、携帯がより容易となる。
射板,一対の横羽根及び上蓋の順に閉じ、この状態で固
定機構により上蓋側をフード枠に固定する。これによ
り、携帯がより容易となる。
【0013】請求項3記載のピントフードによれば、第
1の付勢部材の付勢力に抗して反射板を内側に閉じる
と、一対の横羽根は第2の付勢部材の付勢力により内側
に閉じる。従って、反射板を内側に閉じた後、上蓋を内
側に閉じる2回の操作により、反射板,一対の横羽根及
び上蓋をフード枠側に収納することができる。また、固
定機構により上蓋の固定を解除して上蓋を開く1回の操
作により、反射板,一対の横羽根及び上蓋を開くことが
できる。
1の付勢部材の付勢力に抗して反射板を内側に閉じる
と、一対の横羽根は第2の付勢部材の付勢力により内側
に閉じる。従って、反射板を内側に閉じた後、上蓋を内
側に閉じる2回の操作により、反射板,一対の横羽根及
び上蓋をフード枠側に収納することができる。また、固
定機構により上蓋の固定を解除して上蓋を開く1回の操
作により、反射板,一対の横羽根及び上蓋を開くことが
できる。
【0014】
【実施例】以下、本考案の実施例を図面を参照して詳述
する。
する。
【0015】図1は本考案のピントフードの一実施例を
示す斜視図、図2は図1におけるA方向矢視図、図3は
図1におけるB−B線断面図である。
示す斜視図、図2は図1におけるA方向矢視図、図3は
図1におけるB−B線断面図である。
【0016】本実施例のピントフード10は、図示しな
いフィールドカメラのピント面に結像される被写体像を
90度上方に反射させて接眼ルーペ11に導くものであ
り、フィールドカメラに着脱可能なフード枠12と、ピ
ント面に結像される被写体像を90度上方に反射させる
反射板13と、この反射板13の側方を遮光する一対の
横羽根14と、反射板13の上方を遮光すると共に接眼
ルーペ11が着脱可能な上蓋15と、開状態の反射板1
3,一対の横羽根14及び上蓋15で形成される後方C
の開孔部16を塞ぐ後蓋17等から構成されている。な
お、図1,図2中、26及び27は、それぞれフィール
ドカメラにピントフード10を装着するための支点軸及
び開閉爪である。
いフィールドカメラのピント面に結像される被写体像を
90度上方に反射させて接眼ルーペ11に導くものであ
り、フィールドカメラに着脱可能なフード枠12と、ピ
ント面に結像される被写体像を90度上方に反射させる
反射板13と、この反射板13の側方を遮光する一対の
横羽根14と、反射板13の上方を遮光すると共に接眼
ルーペ11が着脱可能な上蓋15と、開状態の反射板1
3,一対の横羽根14及び上蓋15で形成される後方C
の開孔部16を塞ぐ後蓋17等から構成されている。な
お、図1,図2中、26及び27は、それぞれフィール
ドカメラにピントフード10を装着するための支点軸及
び開閉爪である。
【0017】前記反射板13は、矩形状の傾斜板130
の内側にミラー131を接着したものである。傾斜板1
30は、フード枠12の下部に、下方軸18を備えたヒ
ンジ構造により開閉可能に支持されている。また、傾斜
板130は、下方軸18に配置された例えば捩じりばね
の如き第1の付勢部材19により、開方向に付勢されて
いる。
の内側にミラー131を接着したものである。傾斜板1
30は、フード枠12の下部に、下方軸18を備えたヒ
ンジ構造により開閉可能に支持されている。また、傾斜
板130は、下方軸18に配置された例えば捩じりばね
の如き第1の付勢部材19により、開方向に付勢されて
いる。
【0018】前記横羽根14は、フード枠12の両側部
に、側方軸20を備えたヒンジ構造により開き角90度
まで開閉可能に支持されている。また、横羽根14は、
前記反射板13を45度開いた状態で反射板13の側辺
13aに略一致する傾斜辺14aを有する台形状に形成
されている。横羽根14の傾斜辺14aを内側に折曲す
ることにより、前記反射板13の開き角度を45度に規
制する規制部14bを構成している。また、横羽根14
は、側方軸20に配置された例えば捩じりばねの如き第
2の付勢部材21により、閉方向に付勢されている。な
お、第2の付勢部材21のばね力は、前記第1の付勢部
材19のばね力より小さくしている。これにより、第1
の付勢部材19のばね力に抗して反射板13を内側に閉
じると、一対の横羽根14が、手で押さえなくても第2
の付勢部材21のばね力により内側に閉じるようにな
る。
に、側方軸20を備えたヒンジ構造により開き角90度
まで開閉可能に支持されている。また、横羽根14は、
前記反射板13を45度開いた状態で反射板13の側辺
13aに略一致する傾斜辺14aを有する台形状に形成
されている。横羽根14の傾斜辺14aを内側に折曲す
ることにより、前記反射板13の開き角度を45度に規
制する規制部14bを構成している。また、横羽根14
は、側方軸20に配置された例えば捩じりばねの如き第
2の付勢部材21により、閉方向に付勢されている。な
お、第2の付勢部材21のばね力は、前記第1の付勢部
材19のばね力より小さくしている。これにより、第1
の付勢部材19のばね力に抗して反射板13を内側に閉
じると、一対の横羽根14が、手で押さえなくても第2
の付勢部材21のばね力により内側に閉じるようにな
る。
【0019】前記上蓋15は、フード枠12の上部に、
上方軸22を備えたヒンジ構造により開き角90度まで
開閉可能に支持された略矩形状のものであり、中央には
開孔部15a、その周囲には接眼ルーペ11を保持する
保持機構23、後方側には後蓋保持ピン15bを設けて
いる。また、上蓋15は、上方軸22に配置された例え
ば捩じりばねの如き第3の付勢部材(後述する図5参
照)24により、開方向に付勢されている。
上方軸22を備えたヒンジ構造により開き角90度まで
開閉可能に支持された略矩形状のものであり、中央には
開孔部15a、その周囲には接眼ルーペ11を保持する
保持機構23、後方側には後蓋保持ピン15bを設けて
いる。また、上蓋15は、上方軸22に配置された例え
ば捩じりばねの如き第3の付勢部材(後述する図5参
照)24により、開方向に付勢されている。
【0020】この上蓋15の保持機構23は、図4に示
すように、接眼ルーペ11の鍔部11aを押さえる一対
の頭付きピン23aと、これら一対の頭付きピン23a
に対向する位置に設けられ、接眼ルーペ11をコイルば
ね23bにより内側に押圧する段付き押圧部材23cと
を備えている。この保持機構23により、接眼ルーペ1
1を装着する場合は、同図に示す矢印方向に押圧部材2
3cを移動させて、接眼ルーペ11の鍔部11aを一対
の頭付きピン23aにより保持させ、押圧部材23cか
ら手を離す。これにより、コイルばね23bの押圧力で
接眼ルーペ11が保持される。また、接眼ルーペ11を
外す場合には、同図に示す矢印方向に押圧部材23cを
移動させることにより、容易に外すことができる。
すように、接眼ルーペ11の鍔部11aを押さえる一対
の頭付きピン23aと、これら一対の頭付きピン23a
に対向する位置に設けられ、接眼ルーペ11をコイルば
ね23bにより内側に押圧する段付き押圧部材23cと
を備えている。この保持機構23により、接眼ルーペ1
1を装着する場合は、同図に示す矢印方向に押圧部材2
3cを移動させて、接眼ルーペ11の鍔部11aを一対
の頭付きピン23aにより保持させ、押圧部材23cか
ら手を離す。これにより、コイルばね23bの押圧力で
接眼ルーペ11が保持される。また、接眼ルーペ11を
外す場合には、同図に示す矢印方向に押圧部材23cを
移動させることにより、容易に外すことができる。
【0021】前記後蓋17は、一端側に後蓋保持ピン1
5bが嵌合するための傾斜した長穴17aを形成し、他
端側に上蓋15をフード枠12に固定するための固定機
構25を設けている。長穴17aを傾斜させて形成する
ことにより、上蓋15を第3の付勢部材24により開方
向に付勢させた場合に、衝撃力及び自重で後蓋17を下
方向に回動させることが可能となる。固定機構25は、
外部に露出する固定つまみ25aと、この固定つまみ2
5aに固着され、板ばねにより外側に露出された固定つ
め25bとを備えている。この固定つめ25bは、後蓋
17を閉じた場合に、フード枠12の下部の内側に設け
た凹部12bに係止して、後蓋17を固定できるように
している。
5bが嵌合するための傾斜した長穴17aを形成し、他
端側に上蓋15をフード枠12に固定するための固定機
構25を設けている。長穴17aを傾斜させて形成する
ことにより、上蓋15を第3の付勢部材24により開方
向に付勢させた場合に、衝撃力及び自重で後蓋17を下
方向に回動させることが可能となる。固定機構25は、
外部に露出する固定つまみ25aと、この固定つまみ2
5aに固着され、板ばねにより外側に露出された固定つ
め25bとを備えている。この固定つめ25bは、後蓋
17を閉じた場合に、フード枠12の下部の内側に設け
た凹部12bに係止して、後蓋17を固定できるように
している。
【0022】次に、本実施例の取扱い方法の一例を図5
乃至図7を参照して説明する。図5は収納過程を示す斜
視図、図6は収納状態を示す斜視図、図7は図6におけ
るD−D線断面図である。
乃至図7を参照して説明する。図5は収納過程を示す斜
視図、図6は収納状態を示す斜視図、図7は図6におけ
るD−D線断面図である。
【0023】図1に示す状態から各部を折り畳んで収納
する場合は、まず、図5に示すように、後蓋17を起こ
して上蓋15と水平にし、第1の付勢部材19のばね力
に抗して反射板13を内側に閉じると、一対の横羽根1
4は第2の付勢部材21のばね力により内側に閉じる。
次に、上蓋15を内側に閉じると共に、後蓋17の固定
機構25の固定つまみ25aを操作して、固定つめ25
bをフード枠12の下部の内側に設けた凹部12bに係
止させる。このように2回の操作により、図6及び図7
に示すように、ピントフード10は薄型の形態となる。
する場合は、まず、図5に示すように、後蓋17を起こ
して上蓋15と水平にし、第1の付勢部材19のばね力
に抗して反射板13を内側に閉じると、一対の横羽根1
4は第2の付勢部材21のばね力により内側に閉じる。
次に、上蓋15を内側に閉じると共に、後蓋17の固定
機構25の固定つまみ25aを操作して、固定つめ25
bをフード枠12の下部の内側に設けた凹部12bに係
止させる。このように2回の操作により、図6及び図7
に示すように、ピントフード10は薄型の形態となる。
【0024】次に、図6及び図7に示す収納状態から開
いて使用する場合は、後蓋17の固定機構25の固定つ
まみ25aを操作して上蓋15の固定を解除すると、第
3の付勢部材24のばね力により上蓋15が開き、第2
の付勢部材21のばね力により一対の横羽根14が開
き、第1の付勢部材19のばね力により反射板13が開
く。また、上蓋15が開いて水平状態になると、その衝
撃力及び自重により後蓋17が下方向に回動する。すな
わち、1回の操作で使用可能となる。続いて、上蓋15
に接眼ルーペ11を装着し、フード枠12を図示しない
フィールドカメラに装着する。
いて使用する場合は、後蓋17の固定機構25の固定つ
まみ25aを操作して上蓋15の固定を解除すると、第
3の付勢部材24のばね力により上蓋15が開き、第2
の付勢部材21のばね力により一対の横羽根14が開
き、第1の付勢部材19のばね力により反射板13が開
く。また、上蓋15が開いて水平状態になると、その衝
撃力及び自重により後蓋17が下方向に回動する。すな
わち、1回の操作で使用可能となる。続いて、上蓋15
に接眼ルーペ11を装着し、フード枠12を図示しない
フィールドカメラに装着する。
【0025】このような本実施例によれば、収納状態が
薄型の形態となるので、携帯が容易となり、また、固定
機構25により上蓋15側をフード枠12に固定できる
ので、携帯がより容易となる。また、上方及び側方のみ
ならず、後蓋17により後方も遮光して、遮光性を向上
させたので、外光がフィールドカメラのピント面に入射
することがなくなり、被写体像を明るく見ることができ
る。また、2回の操作で収納でき、1回の操作で使用可
能となるので、操作性が良好となる。更に、保持機構2
3により接眼ルーペ11の着脱が容易に行える。
薄型の形態となるので、携帯が容易となり、また、固定
機構25により上蓋15側をフード枠12に固定できる
ので、携帯がより容易となる。また、上方及び側方のみ
ならず、後蓋17により後方も遮光して、遮光性を向上
させたので、外光がフィールドカメラのピント面に入射
することがなくなり、被写体像を明るく見ることができ
る。また、2回の操作で収納でき、1回の操作で使用可
能となるので、操作性が良好となる。更に、保持機構2
3により接眼ルーペ11の着脱が容易に行える。
【0026】なお、本考案は、上記実施例に限定され
ず、種々に変形実施できる。
ず、種々に変形実施できる。
【0027】
【考案の効果】以上詳述したように本考案によれば、以
下の効果を奏する。
下の効果を奏する。
【0028】請求項1記載の考案によれば、収納する場
合は薄型の形態となるので、携帯が容易となり、上方及
び側方のみならず後方も遮光するようにし、簡単な操作
で開閉できるので、携帯性,遮光性及び操作性に優れる
ピントフードを提供することができる。
合は薄型の形態となるので、携帯が容易となり、上方及
び側方のみならず後方も遮光するようにし、簡単な操作
で開閉できるので、携帯性,遮光性及び操作性に優れる
ピントフードを提供することができる。
【0029】請求項2記載の考案によれば、固定機構に
より上蓋側をフード枠に固定できるので、携帯がより容
易となる。
より上蓋側をフード枠に固定できるので、携帯がより容
易となる。
【0030】請求項3記載の考案によれば、2回の操作
で収納でき、1回の操作で使用可能となるので、操作性
がより向上する。
で収納でき、1回の操作で使用可能となるので、操作性
がより向上する。
【図1】本考案のピントフードの一実施例を示す斜視図
【図2】図1におけるA方向矢視図
【図3】図1におけるB−B線断面図
【図4】本実施例の保持機構の断面図
【図5】本実施例の収納過程を示す斜視図
【図6】本実施例の収納状態を示す斜視図
【図7】図6におけるD−D線断面図
【図8】従来のピントフードの斜視図
【図9】従来のピントフードの斜視図
10 ピントフード 11 接眼ルーペ 12 フード枠 12a フードの開孔部 13 反射板 13a 反射板の側辺 14 横羽根 14a 横羽根の傾斜辺 14b 規制部 15 上蓋 15a 上蓋の開孔部 17 後蓋 19 第1の付勢部材 21 第2の付勢部材 24 第3の付勢部材 25 固定機構
Claims (3)
- 【請求項1】 フィールドカメラのピント面に結像され
る被写体像を90度上方に反射させて接眼ルーペに導く
ピントフードにおいて、前記ピント面に対応する開孔部
を備え前記フィールドカメラに着脱可能なフード枠と、
このフード枠の下部に開閉可能に支持され前記被写体像
を反射させる略矩形状の反射板と、この反射板を開方向
に付勢する第1の付勢部材と、前記フード枠の両側部に
開き角90度まで開閉可能にそれぞれ支持され前記反射
板を45度開いた状態で反射板の側辺に略一致する傾斜
辺を有する台形状の一対の横羽根と、これら一対の横羽
根を閉方向に付勢する第2の付勢部材と、前記一対の横
羽根の傾斜辺に設けられ前記反射板の開き角度を45度
に規制する規制部と、前記フード枠の上部に開き角90
度まで開閉可能に支持され、中央に設けた開孔部に前記
接眼ルーペが着脱可能な略矩形状の上蓋と、この上蓋を
開方向に付勢する第3の付勢部材と、前記上蓋の後端側
に回動可能に支持され前記上蓋を90度開いた状態で下
方向に回動することにより開状態の前記反射板,一対の
横羽根及び上蓋で形成される後方の開孔部を塞ぐ後蓋と
を具備することを特徴とするピントフード。 - 【請求項2】 前記反射板,一対の横羽根及び上蓋を閉
じた状態で、上蓋側を前記フード枠に固定可能な固定機
構を有する請求項1記載のピントフード。 - 【請求項3】 前記第1の付勢部材の付勢力を前記第2
の付勢部材の付勢力より大きいものとする請求項1又は
2記載のピントフード。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993056346U JP2595995Y2 (ja) | 1993-10-19 | 1993-10-19 | ピントフード |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993056346U JP2595995Y2 (ja) | 1993-10-19 | 1993-10-19 | ピントフード |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0726836U JPH0726836U (ja) | 1995-05-19 |
JP2595995Y2 true JP2595995Y2 (ja) | 1999-06-02 |
Family
ID=13024676
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1993056346U Expired - Fee Related JP2595995Y2 (ja) | 1993-10-19 | 1993-10-19 | ピントフード |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2595995Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH10186458A (ja) * | 1996-12-26 | 1998-07-14 | Casio Comput Co Ltd | 表示部フード及びそれを用いたカメラ |
-
1993
- 1993-10-19 JP JP1993056346U patent/JP2595995Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0726836U (ja) | 1995-05-19 |
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