JPH10186458A - 表示部フード及びそれを用いたカメラ - Google Patents

表示部フード及びそれを用いたカメラ

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JPH10186458A
JPH10186458A JP8348892A JP34889296A JPH10186458A JP H10186458 A JPH10186458 A JP H10186458A JP 8348892 A JP8348892 A JP 8348892A JP 34889296 A JP34889296 A JP 34889296A JP H10186458 A JPH10186458 A JP H10186458A
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JP
Japan
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lcd screen
camera
hood
unit
lcd
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JP8348892A
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English (en)
Inventor
Junichi Miyasaka
淳一 宮坂
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Casio Computer Co Ltd
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Casio Computer Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 LCD画面を備えるカメラにおいて、そのL
CD画面全体への外部光の入射を確実に遮断して、日差
しの強い所でもLCD画面の表示が確実に見えるように
する。 【解決手段】 LCD画面(6)用の表示部フード61
であって、LCD画面(6)の周囲に取り付けられ、そ
のLCD画面(6)の全体を外部から遮蔽する立体形状
をなして、その立体形状部のほぼ中央部にLCD画面
(6)を外部から覗ける接眼レンズ62を備えてなる。
このような表示部フード61を、カメラ1のLCD画面
(6)の周囲に着脱自在に備える。必要に応じて、カメ
ラ1のLCD画面(6)周囲に取り付けた表示部フード
61の立体形状部により、LCD画面(6)全体への外
部光の入射を確実に遮断でき、しかも、表示部フード6
1の立体形状部のほぼ中央部の接眼レンズ62を外部か
ら覗くことにより、ビューファインダーのようにLCD
画面(6)が拡大して見える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、表示部フードと、
その表示部フードを用いたカメラに関するものである。
【0002】
【従来の技術】電子カメラの一つとして、撮影レンズ及
びCCD(Charge Coupled Devic
e:固体撮像素子)を備え、さらに、液晶表示装置(L
iquid Crystal Display、以下、
LCDと呼ぶ)による画像記録時におけるビューファイ
ンダー及び画像再生時におけるモニター兼用のLCD画
面を備えたLCD付きデジタルスチルカメラがある。ま
た、ビデオカメラとして、ビューファインダー及びモニ
ター兼用のLCD画面を備えたものもある。そして、以
上のようなカメラのLCD画面は、外来光により画面が
見えにくくなることから、そのLCD画面周囲に外来光
の入射を遮るための部分的なフードを設けるようにして
いた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のフード
では、LCD画面全体に対する外来光の遮断が不可能で
あったため、LCD画面を備えるカメラを日差しの強い
所で使用した場合には、LCD画面への外部光の入射を
遮ることは殆どできず、実際には、LCD画面の表示が
見えないという解決すべき課題があった。
【0004】本発明の課題は、LCD画面を備えるカメ
ラにおいて、そのLCD画面全体への外部光の入射を確
実に遮断して、日差しの強い所でもLCD画面の表示が
確実に見えるようにする表示部フードを提供することで
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】以上の課題を解決すべく
請求項1記載の発明は、例えば、カメラに備えられるビ
ューファインダー及びモニター兼用等のLCD画面用の
表示部フードであって、LCD画面の周囲に取り付けら
れ、そのLCD画面の全体を外部から遮蔽する、例え
ば、膨出形状等による立体形状をなして、その膨出形状
部等の立体形状部のほぼ中央部に前記LCD画面を外部
から覗ける接眼レンズを備えてなる構成、を特徴として
いる。例えば、立体形状部としては、膨出形状部が挙げ
られるが、LCD画面の全体を外部から遮蔽できるもの
であれば、どのような形状のものでもよい。なお、接眼
レンズは、凸レンズである。
【0006】以上のように、請求項1記載の発明によれ
ば、LCD画面周囲に取り付けられて、そのLCD画面
全体を外部から遮蔽する立体形状部のほぼ中央部に接眼
レンズを備える表示部フードなので、LCD画面周囲に
取り付けた立体形状部によりLCD画面全体への外部光
の入射を確実に遮断でき、しかも、立体形状部のほぼ中
央部の接眼レンズを外部から覗けば、LCD画面が拡大
して見える。従って、日差しの強い所でもLCD画面の
表示を確実に見ることができる。
【0007】そして、請求項2記載の発明は、例えば、
ビューファインダー及びモニター兼用等のLCD画面を
備えるカメラであって、そのLCD画面の周囲に、請求
項1記載の前記表示部フードを着脱自在に備えた構成、
を特徴としている。例えば、カメラとしては、LCD付
きのデジタルスチルカメラやビデオカメラが挙げられ
る。
【0008】このように、請求項2記載の発明によれ
ば、請求項1記載の発明に係る表示部フードを、LCD
画面の周囲に着脱自在に備えたカメラなので、必要に応
じて、LCD画面周囲に取り付けた表示部フードの立体
形状部により、LCD画面全体への外部光の入射を確実
に遮断でき、しかも、表示部フードの立体形状部のほぼ
中央部の接眼レンズを外部から覗くことにより、ビュー
ファインダーのようにLCD画面が拡大して見える。従
って、日差しの強い所でカメラを使用しても、そのLC
D画面の表示を確実に見ることができる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下に、本発明に係る表示部フー
ド及びそれを用いたカメラの実施の形態例を図1から図
5に基づいて説明する。先ず、図1は本発明を適用する
LCD付きデジタルスチルカメラを示すもので、図2は
その正面図を示している。これらの図1及び図2におい
て、1はカメラ、2は本体部、3はカメラ部、4,5は
ケース、6はLCD画面、7は撮影レンズ、8は電源ス
イッチ、9はシャッターボタン、10,11,12,1
3,14,15,16,18は各種キー、17は開閉
蓋、19は三脚用穴、20はグリップ部、21は電池
蓋、22はピント切替スイッチ、23は赤外線通信機能
部(無線通信機能部)である。
【0010】図示のように、電子カメラであるLCD付
きデジタルスチルカメラ1は、本体部2とカメラ部3と
に分割された2つのブロックから構成したものである。
即ち、本体部2の横に長いボックス状のケース4内に
は、LCD画面6が設けられており、このLCD画面6
は、ケース4の後面(背面)側に向けられている。ま
た、カメラ部3の縦に長いボックス状のケース5内の上
部には、撮影レンズ7が設けられており、この撮影レン
ズ7は、ケース5の前面(正面)側に向けられている。
【0011】そして、本体部2は、ケース4の上面に、
電源スイッチ8、シャッターボタン9、デリートキー1
0、プラスキー11、マイナスキー12、モードキー1
3、ディスプレーキー14、ズームキー15、セルフタ
イマーキー16を備えると共に、開閉蓋17内に、図示
しない外部電源端子、ビデオ出力端子、デジタル端子を
備えている。さらに、ケース4の前面(正面)に、ファ
ンクション切替キー18を備え、また、図示しないが、
ケース4の下面には、三脚用穴を備えている。以上の本
体部2のケース4は、撮影者による右手操作側が手で握
りやすいよう膨出形状としたグリップ形状部によるグリ
ップ部20となっていて、このグリップ部20に対応す
る下面に開閉式の電池蓋21が設けられている。また、
このグリップ部20の上面に前記シャッターボタン9が
位置している。
【0012】また、カメラ部3は、ケース5の左側面
に、ピント切替スイッチ22を備えている。そして、こ
のカメラ部3は、本体部2に対して撮影者による左手操
作側の側面に配置されて、本体部2に対して前方に90
°、後方に180°回動可能に組み付けられている。即
ち、本体部2のケース4の左側面に図示しない穴が開け
られて、カメラ部3のケース5の右側面にも図示しない
穴が開けられており、これらの両穴において、図示しな
い軸部材を通して本体部2とカメラ部3とが、互いに軸
部材の廻りに回動可能に組み付けられている。
【0013】また、本体部2のケース4のグリップ部2
0の内部は、電池収納部である電池室となっており、こ
の電池室内には、4本の電池が収納されている。また、
ケース4内には、LCD画面6と反対の正面側に図示し
ないメイン回路基板が配設されていて、このメイン回路
基板には、CPU(Central Processi
ng Unit:中央処理装置)41(図3参照)と、
LSI(Large Scale Integrati
on:大規模集積回路)等の他の各種電子部品が集中し
て実装されている。
【0014】そして、カメラ部3のケース5内には、前
記撮影レンズ7の他に、撮像素子であるCCD31(図
3参照)とそのCCDを実装したCCD周辺回路基板が
収納されている。このCCD周辺回路基板からは図示し
ないフレキシブルプリント基板が延びており、そのフレ
キシブルプリント基板は、カメラ部3の回動中心となる
前記軸部材内を通り本体部2のケース4内において、前
記メイン回路基板に接続されている。
【0015】以上のように、実施の形態例のLCD付き
デジタルスチルカメラ1は、カメラ部3が、撮影レンズ
7、CCD31及びCCD周辺回路基板からなり、本体
部2が、LCD画面6、CPU41、電池、LCD周辺
回路基板、メイン回路基板、電源スイッチ及びその回路
基板からなる。そして、カメラ部3は、本体部2の撮影
者による左手操作側の側面に配置され、例えば、前方に
90°、後方に180°回動可能となっている。従っ
て、撮影者は左手でカメラ部3をつかみ、右手で本体部
2のグリップ部20を握って、LCD画面6が最も見や
すい角度に本体部2を傾け、例えば、やや前倒しに傾け
る。そして、このままでは、撮影レンズ7の先端がやや
下に向いてしまうため、縦長のケース5の前後面下部を
つまみながらカメラ部3を回転させて、構図を整えてか
らシャッターボタン9を押して撮影を行う。
【0016】このように、カメラ部3が撮影者の左手側
にあることにより、どのようなカメラアングルに変化さ
せても、LCD画面6の視認角度及びシャッターボタン
9と撮影者の右手の位置関係には変化がないことから、
楽に撮影を行うことができる。その上、比較的重量のあ
る電池を収めた電池室(電池収納部)を撮影者の右手側
のグリップ部20に収めることにより、全体の重心を撮
影者の右手側に移し、ホールド感を向上し、撮影者によ
る左手でのカメラ部3の操作を容易にしている。
【0017】さらに、以上のLCD付きデジタルスチル
カメラ1は、この実施の形態例では、図1及び図2に示
すように、カメラ部3の縦長ケース5の後面(背面)側
の上部に、無線通信機能部としてのIrDA(Infr
ared Data Association:赤外線
通信の標準規格制定団体)に基づく赤外線通信機能部2
3を露出させて備えている。即ち、この赤外線通信機能
部23は、カメラ部3のケース5内の上部に収納した前
記撮影レンズ7の背面側に位置している。従って、この
赤外線通信機能部23は、前述したカメラ部3の本体部
2に対する前方に90°で後方に180°の回動機能に
より向きが変えられるものとなっている。
【0018】そして、撮影時におけるカメラ部3の回転
は、前述したように縦長のケース5の前後面下部をつま
んで行うため、ケース5の背面上部の赤外線通信機能部
23に指が触れないようになっている。ここで、前記I
rDAに基づく赤外線通信機能部23は、LCD付きデ
ジタルスチルカメラ1とパソコンのインターフェイスに
用いられる手段として機能する赤外線通信手段である。
なお、このIrDAで定められている赤外線通信の規格
では、低出力で、中心角15°の指向型、1mまでの短
距離、と通信可能な範囲が限られている。
【0019】次に、以上のLCD付きデジタルスチルカ
メラ1による画像処理について説明する。図3はLCD
付きデジタルスチルカメラ1による画像処理の制御回路
の一例を示したブロック構成図である。この図3におい
て、撮像部であるカメラ部3側に、前述したIrDAに
基づく赤外線通信機能部23、CCD31及びその駆動
回路(Driver)32が設けられ、本体部4側に
は、LCD画面6、CPU41、R0M42、RAM4
3、入出力ポート(I/O Port)44、DRAM
45、フラッシュメモリ46、A/D変換器47、TG
48、圧縮/伸張部51、SG52、VRAM53、D
/A変換器54が設けられている。
【0020】即ち、カメラ部3側において、CCD31
は、映像信号を電気信号に変換して出力するもので、駆
動回路(Driver)32により駆動される。駆動回
路(Driver)32は、TG48からのタイミング
信号に基づいてCCD31を駆動する。そして、本体部
4側において、CPU41は、R0M(Read On
lyMemory)42内のプログラムに基づいて動作
するものであり、RAM(Random Access
Memory)43をワークRAMとして使用して、
キー9,18からの入力に基づいて各部を制御する。入
出力ポート(I/O Port)44は、シリアル信号
に変換された映像信号等を入出力するインターフェース
である。DRAM(Dynamic−RAM)45は、
取り込んだデジタル映像信号を一時記憶するメモリであ
る。フラッシュメモリ46は、圧縮/伸張部51で圧縮
された映像信号を格納しておくメモリである。
【0021】また、A/D変換器47は、CCD31か
らのアナログ信号をデジタル信号に変換する。TG(T
imming Generater)48は、CCD3
1を駆動する駆動回路(Driver)32を制御する
タイミング信号を発生する。圧縮/伸張部51は、取り
込んだデジタル映像信号を符号化/復号化により圧縮/
伸張処理をする。SG(Signal Generat
er)52は、デジタル映像信号に同期信号等を付加し
て、デジタルビデオ信号を作成する。VRAM(Vid
eo−RAM)53は、デジタルビデオ信号を記憶する
メモリである。D/A変換器54は、SG52から出力
されたデジタルビデオ信号をアナログ信号に変換する。
そして、LCD画面6は、アンプを介して入力されたア
ナログビデオ信号に基づいて液晶を駆動して映像を表示
する。
【0022】次に、以上の動作について説明する。フラ
ッシュメモリ46への記録時には、前記シャッターボタ
ン9の押し操作により映像取り込みキーが操作される
と、CPU41が、TG48に映像取り込み信号を発生
して、CCD31から映像を取り込み、DRAM45に
一旦記憶させる。そして、CPU41は、このDRAM
45に記憶させた映像信号に対して色演算処理をして、
映像信号から輝度信号と色信号を作成する。さらに、C
PU41は、その輝度信号と色信号を圧縮/伸張部51
に転送することにより、輝度信号と色信号をデータ圧縮
させ、フラッシュメモリ46に記憶する。
【0023】また、映像信号再生時には、前記ファンク
ション切替キー18のスライド操作により再生キーが操
作されると、CPU41が、フラッシュメモリ46から
所定の圧縮映像信号(圧縮輝度信号と色信号)を読み出
して、圧縮/伸張部51に転送する。そして、CPU4
1は、この圧縮/伸張部51で伸張された輝度信号と色
信号とをSG52に転送することにより、このSG52
によりビデオ信号に変換されて、LCD画面6に映像が
表示される。なお、CPU41は、図示しないパソコン
等の外部機器との間において、前述したIrDAに基づ
く赤外線通信機能部23により、画像信号の送受信を可
能としている。
【0024】以上のような画像処理の制御機能を具備し
たLCD付きデジタルスチルカメラ1において、前述し
たように、本体部2に対して前方に90°で後方に18
0°の回動機能により向きが変えられるカメラ部3の縦
長ケース5の背面の上部に、前記IrDAに基づく赤外
線通信機能部23を備えているので、以下に説明するよ
うに画像信号の送受信が容易に行えて便利なものとな
る。即ち、図示しないパソコン等の外部機器に対して、
例えば、本体部2を立てた状態で、その本体部2に対し
カメラ部3を後方に180°回動させて赤外線通信機能
部23を向こう側に向けて、外部機器に備える赤外線通
信機能部に対しカメラ部3の赤外線通信機能部23を近
くに対面させた状態にすることで、立てた状態の本体部
2のLCD画面6を見ながら赤外線通信による画像の送
受信が行える。
【0025】また、図示しない外部機器の赤外線通信機
能部に対して、例えば、カメラ部3の赤外線通信機能部
23を予め近くに対面させた状態にしてから、そのカメ
ラ部3に対し本体部2を適度に回転させて見やすい状態
にして、その本体部2のLCD画面6を見ながら赤外線
通信による画像の送受信が行える。以上の通り、何れの
場合においても、本体部2のLCD画面6を見て確認し
ながら、カメラ部3に備えた前記IrDAに基づく赤外
線通信機能部23によって、確実に赤外線通信により画
像を送受信することができる。
【0026】以上のLCD付きデジタルスチルカメラ1
において、本発明では、図4及び図5に示すように、本
体部2の前記LCD画面6の周囲に填め込み式により表
示部フード61を必要に応じて備えるようにしている。
即ち、この表示部フード61は、前記LCD画面6の周
囲に対し填め込み式により着脱自在とされた滑らかな膨
出形状による立体形状の合成樹脂製ものであり、その膨
出形状部(立体形状部)の中央部に凸レンズによる接眼
レンズ62を組み付けた構成のものである。なお、この
接眼レンズ62は、LCD付きデジタルスチルカメラ1
の本体部2の前記LCD画面6の周囲に表示部フード6
1を填め込んだ状態において、外部から覗いた際に、表
示部フード61の内部にある前記LCD画面6が拡大さ
れて見えるように、予め、凸レンズの焦点距離が調整済
みとなっている。
【0027】以上の通り、LCD付きデジタルスチルカ
メラ1の本体部2の前記LCD画面6の周囲に、必要に
応じて表示部フード61を填め込んで備えておけば、表
示部フード61の滑らかな膨出形状部により、ビューフ
ァインダー及びモニター兼用の前記LCD画面6の全体
への外部光の入射を確実に遮断することができて、図5
に示したように、その表示部フード61のほぼ中央部の
接眼レンズ62を外部から覗けば、ビューファインダー
のように前記LCD画面6を拡大して見ることができ
る。従って、この表示部フード61を使用することによ
って、LCD付きデジタルスチルカメラ1を日差しの強
い所で使用した場合でも、そのLCD画面6の表示を確
実に見ることができる。また、表示部フード61の使用
により、LCD付きデジタルスチルカメラ1におけるL
CD画面6の保護効果も得られる。
【0028】なお、以上の実施の形態例においては、カ
メラ部が本体部に対して回転可能なLCD付きデジタル
スチルカメラとしたが、本発明はこれに限定されるもの
ではなく、カメラ部が本体部に一体型のLCD付きデジ
タルスチルカメラや、さらには、LCD付きビデオカメ
ラであってもよい。また、例えば、画像の立体化を図っ
てLCD画面を二つ並べ、その各々に表示部フードを設
けることで、立体化した3D画像を見ることもできる。
さらに、表示部フードの具体的な形状や大きさ等も任意
であり、その他、具体的な細部構造等についても適宜に
変更可能であることは勿論である。
【0029】
【発明の効果】以上のように、請求項1記載の発明に係
る表示部フードによれば、LCD画面周囲に取り付けら
れ、そのLCD画面全体を外部から遮蔽する立体形状部
のほぼ中央部に接眼レンズを備える構成のため、LCD
画面周囲に取り付けた立体形状部によりLCD画面全体
への外部光の入射を確実に遮断することができ、しか
も、立体形状部のほぼ中央部の接眼レンズを外部から覗
けば、LCD画面が拡大して見えるものとなる。従っ
て、この表示部フードを使用することによって、日差し
の強い所でもLCD画面の表示を確実に見ることができ
るものとなる。また、この表示部フードの使用により、
LCD画面の保護も図ることができる。
【0030】そして、請求項2記載の発明に係るカメラ
によれば、請求項1記載の発明に係る表示部フードを、
LCD画面の周囲に着脱自在に備えたため、必要に応じ
て、LCD画面周囲に取り付けた表示部フードの立体形
状部により、LCD画面全体への外部光の入射を確実に
遮断することができ、しかも、表示部フードの立体形状
部のほぼ中央部の接眼レンズを外部から覗くことによ
り、ビューファインダーのようにLCD画面が拡大して
見えるものとなる。従って、請求項1記載の発明に係る
表示部フードを使用することによって、日差しの強い所
でカメラを使用しても、そのLCD画面の表示を確実に
見ることができるものとなる。また、請求項1記載の発
明に係る表示部フードの使用により、カメラのLCD画
面の保護も図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用するカメラの一例としてのLCD
付きデジタルスチルカメラを示したもので、LCD画面
側から見た斜視図である。
【図2】図1のLCD付きデジタルスチルカメラをLC
D画面と反対側から見た正面図である。
【図3】図1のLCD付きデジタルスチルカメラによる
画像処理の制御回路の一例を示したブロック構成図であ
る。
【図4】本発明を適用したカメラの一例としてのLCD
付きデジタルスチルカメラを示す表示部フード側から見
た斜視図である。
【図5】図4の表示部フードを備えたLCD付きデジタ
ルスチルカメラを示すもので、カメラ部側から見た側面
図である。
【符号の説明】
1 カメラ装置 2 本体部 3 カメラ部 4,5 ケース 6 LCD画面 7 撮影レンズ 8 電源スイッチ 9 シャッターボタン 20 グリップ部 21 電池蓋 23 無線通信機能部 61 表示部フード 62 接眼レンズ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】液晶表示画面の周囲に取り付けられ、その
    液晶表示画面の全体を外部から遮蔽する立体形状をなし
    て、その立体形状部のほぼ中央部に前記液晶表示画面を
    外部から覗ける接眼レンズを備えてなること、を特徴と
    する表示部フード。
  2. 【請求項2】液晶表示画面を備えるカメラであって、 その液晶表示画面の周囲に、請求項1記載の前記表示部
    フードを着脱自在に備えたこと、を特徴とするカメラ。
JP8348892A 1996-12-26 1996-12-26 表示部フード及びそれを用いたカメラ Abandoned JPH10186458A (ja)

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