JP2595677Y2 - 動圧軸受 - Google Patents

動圧軸受

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JP2595677Y2
JP2595677Y2 JP1993000482U JP48293U JP2595677Y2 JP 2595677 Y2 JP2595677 Y2 JP 2595677Y2 JP 1993000482 U JP1993000482 U JP 1993000482U JP 48293 U JP48293 U JP 48293U JP 2595677 Y2 JP2595677 Y2 JP 2595677Y2
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dynamic pressure
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高橋  毅
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16CSHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
    • F16C17/00Sliding-contact bearings for exclusively rotary movement
    • F16C17/02Sliding-contact bearings for exclusively rotary movement for radial load only
    • F16C17/026Sliding-contact bearings for exclusively rotary movement for radial load only with helical grooves in the bearing surface to generate hydrodynamic pressure, e.g. herringbone grooves

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
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  • Fluid Mechanics (AREA)
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  • Support Of The Bearing (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、簡単に製作できる動
圧軸受に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、動圧軸受としては、実開昭57−
16625号公報に記載されたものがある。この動圧軸
受は、図3に示すように、二つのスリーブ21,22を
備え、各スリーブ21,22は、夫々、軸に対して一つ
の方向に捻れた溝23,24を有する。上記スリーブ2
1の溝23の捻れ方向とスリーブ22の溝24の捻れ方
向とは反対になっている。上記スリーブ21,22の互
いの端面を上記溝23,24の端が一致するように結合
して、上記スリーブ21,22の内周にヘリンボン型の
動圧発生溝25を形成している。上記スリーブ21,2
2と、このスリーブ21,22の内周に挿入されたシャ
フト30との間にグリースを充填している。そして、上
記シャフト30が回転すると、上記動圧発生溝25によ
り、スリーブ21,22とシャフト30との間のグリー
スに動圧が発生して、シャフト30をスリーブ21,2
2に対してラジアル方向に支持する。
【0003】このように、上記従来の動圧軸受では、夫
々、捻れ方向が一方向の溝23,24を内周に有する二
つのスリーブ21,22の端面を結合して、ヘリンボン
型の動圧発生溝25を形成しているので、一つのスリー
ブに途中に屈曲したヘリンボン型の動圧発生溝を加工す
るのに比べ、比較的容易に動圧発生溝を加工することが
できる。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】ところが、上記従来の
動圧軸受でも、一方向であってもスリーブの内周に溝を
形成しなければならず、内周の溝加工はプラグの挿入や
切削等で行われるが、外周の溝加工に比べて、加工が困
難で精度の高い加工ができないという問題がある。
【0005】そこで、この考案の目的は、スリーブの内
周側に精度の高い動圧発生溝を容易に形成でき、製作コ
ストを低減できる動圧軸受を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1の動圧軸受は、スリーブと、表面に動圧発
生溝が形成され、上記スリーブ内に上記動圧発生溝が内
周側に向き、少なくとも一部が重なるように巻回して嵌
合され、互いに重なる部分の間に隙間がある可撓性のフ
ォイルと、上記巻回されたフォイルの内側に挿入された
シャフトとを備えたことを特徴としている。
【0007】
【作用】請求項1の考案によれば、上記スリーブまたは
シャフトが回転すると、上記フォイルの表面に形成され
た動圧発生溝により、フォイルとシャフトとの間の流体
に動圧が発生して、上記シャフトをスリーブに対してラ
ジアル方向に相対的に支持する。また、上記フォイルは
可撓性があり、かつ、互いに重なり合う部分の間に隙間
があるから、上記フォイルはシャフトの偏りに対して追
従でき、したがって、安定性が高く、わずかな寸法変化
やアライメントの狂いに対して適応できる。
【0008】上記スリーブに嵌合する前の平面であるフ
ォイルの表面に例えばエッチング等で動圧発生溝を加工
できるから、動圧発生溝を高い精度で容易に形成でき
る。また、溝加工がされたフォイルを巻回して、スリー
ブ内に挿入するだけだから、軸受の製作コストを低減で
きる。
【0009】
【実施例】以下、この考案の動圧軸受を実施例により詳
細に説明する。
【0010】図1は本願考案の実施例の動圧軸受の断面
図を示しており、11はスリーブ、12は上記スリーブ
11の内周に回転角にして略200度が重なるように巻
回して嵌合され、互いの重なる部分の間に隙間がある可
撓性のフォイル、13は上記フォイル12の内側に挿入
されたシャフトである。上記フォイル12は、図2に示
すように、平面であるフォイルの表面に予めハーフエッ
チングにより深さ10μmのヘリンボン型の動圧発生溝
14を形成した後、この動圧発生溝14を内周側に向け
て巻回している。そして、上記フォイル12とシャフト
13との間に潤滑剤としてのグリースを充填している。
【0011】上記シャフト13が矢印Rの方向に回転す
ると、上記フォイル12の内周の動圧発生溝14によ
り、シャフト13とフォイル12との間のグリースに動
圧が発生して、シャフト13をスリーブ11に対してラ
ジアル方向に支持する。また、上記フォイル12は可撓
性があり、かつ、互いに重なり合う部分の間に隙間があ
るから、上記フォイル12はシャフト13の偏りに対し
て追従できる。したがって、軸受の安定性が高く、わず
かな寸法変化やアライメントの狂いに対して適応でき
る。
【0012】上記フォイル12は、スリーブ11に嵌合
する前の平面状態のときに、動圧発生溝14を加工する
から、フォイル12の表面に動圧発生溝14を高い精度
でかつ簡単に形成できる。また、このフォイル12は巻
回して、スリーブ11内に挿入するだけである。したが
って、従来に比して軸受の製作コストを大幅に低減でき
る。
【0013】また、上記実施例では、上記フォイル12
の表面にハーフエッチングにより動圧発生溝14を形成
したが、動圧発生溝を転造または成形等により鋼板の表
面に形成してもよい。
【0014】また、上記実施例では、上記フォイル12
をスリーブ11の内周に回転角にして略200度の範囲
で2重に重ねて巻回しているが、巻回する範囲はこれに
限らず、適宜な角度の範囲に重ねて巻回してもよいのは
勿論である。
【0015】
【考案の効果】以上より明らかなように、請求項1の考
案の動圧軸受は、表面に動圧発生溝が形成されたフォイ
ルを、スリーブ内に上記動圧発生溝が内周側に向き、少
なくとも一部が重なるように巻回して嵌合し、互いの重
なる部分の間に隙間を設け、この巻回されたフォイルの
内側にシャフトを挿入したものである。したがって、請
求項1の考案によれば、上記フォイルはその重なる部分
の間にある隙間によりシャフトの偏りに対して追従でき
るから、安定性が高く、わずかな寸法変化やアライメン
トの狂いに対して適応することができる。また、上記ス
リーブに嵌合する前の平面であるフォイルの表面にエッ
チング等で動圧発生溝を加工できるから、動圧発生溝を
高い精度で容易に形成することができる。また、溝加工
がされたフォイルを巻回して、スリーブ内に挿入するだ
けだから、簡単に組み立てることができる。したがって、
請求項1の考案によれば、従来に比して軸受の製作コス
トを大幅に低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1はこの考案の請求項2の動圧軸受の実施
例の断面図である。
【図2】 図2は上記実施例の動圧軸受のフォイルの斜
視図である。
【図3】 図3は従来の動圧軸受の断面図である。
【符号の説明】
11…スリーブ、12…フォイル、13…シャフト、1
4…動圧発生溝。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スリーブと、 表面に動圧発生溝が形成され、上記スリーブ内に上記動
    圧発生溝が内周側に向き、少なくとも一部が重なるよう
    に巻回して嵌合され、互いの重なる部分の間に隙間があ
    る可撓性のフォイルと、 上記巻回されたフォイルの内側に挿入されたシャフトと
    を備えたことを特徴とする動圧軸受。
JP1993000482U 1993-01-12 1993-01-12 動圧軸受 Expired - Fee Related JP2595677Y2 (ja)

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JP5760680B2 (ja) * 2011-05-18 2015-08-12 株式会社Ihi ラジアルフォイル軸受
JP5834503B2 (ja) * 2011-06-03 2015-12-24 株式会社Ihi 回転軸の支持構造

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