JPS6214417Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6214417Y2 JPS6214417Y2 JP1982053597U JP5359782U JPS6214417Y2 JP S6214417 Y2 JPS6214417 Y2 JP S6214417Y2 JP 1982053597 U JP1982053597 U JP 1982053597U JP 5359782 U JP5359782 U JP 5359782U JP S6214417 Y2 JPS6214417 Y2 JP S6214417Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bearing
- hole
- metal
- hydrostatic
- bearing body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 229910000897 Babbitt (metal) Inorganic materials 0.000 claims description 18
- 230000002706 hydrostatic effect Effects 0.000 claims description 10
- 239000012530 fluid Substances 0.000 claims description 3
- 238000003754 machining Methods 0.000 description 2
- 238000009825 accumulation Methods 0.000 description 1
- 230000007547 defect Effects 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Magnetic Bearings And Hydrostatic Bearings (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は静圧軸受、詳しくは静圧軸受を構成す
る軸受メタルの組付構造及び該軸受メタルに付設
される絞り部材の組付構造の改良に関するもので
ある。
る軸受メタルの組付構造及び該軸受メタルに付設
される絞り部材の組付構造の改良に関するもので
ある。
従来の静圧軸受は、軸受本体と軸受メタルを
別々に加工し、軸受メタルの圧力流体連通路中に
絞り部材を取り付けた後、軸受メタルを軸受本体
の支持孔に嵌合させ、更にキヤツプで押付けたり
又は同軸受メタルのフランジ部をボルト締めした
りして固定することにより組立てられている。
かゝる組付構造においては、軸受本体と軸受メタ
ルを別々に加工しているため、その加工誤差が累
積したり、或いは組付誤差によつて十分な精度が
得られず、また組付後においても両者の熱膨張率
の差によつて嵌合部に緩みが生じてアラインメン
トが狂うおそれがあり、さらに絞り部材の調整及
び交換は軸受メタルを取り外して行うので手間を
要するという問題がある。
別々に加工し、軸受メタルの圧力流体連通路中に
絞り部材を取り付けた後、軸受メタルを軸受本体
の支持孔に嵌合させ、更にキヤツプで押付けたり
又は同軸受メタルのフランジ部をボルト締めした
りして固定することにより組立てられている。
かゝる組付構造においては、軸受本体と軸受メタ
ルを別々に加工しているため、その加工誤差が累
積したり、或いは組付誤差によつて十分な精度が
得られず、また組付後においても両者の熱膨張率
の差によつて嵌合部に緩みが生じてアラインメン
トが狂うおそれがあり、さらに絞り部材の調整及
び交換は軸受メタルを取り外して行うので手間を
要するという問題がある。
本考案は、上記の問題に着目してなされたもの
で、軸受本体の支持孔に焼きばめ又は冷しばめに
より所定の締め代をもつて嵌合固定してその軸受
孔に仕上げ加工を施した軸受メタルを備え、この
軸受メタルの内周に形成した軸受ポケツトに圧力
流体を供給する連通路中に介装される絞り部材を
前記軸受本体内に外部から調整及び交換可能に配
設してなる静圧軸受を提供し、これにより加工誤
差、組付誤差に起因する精度不良をなくすととも
に熱膨張率の差に起因する嵌合部の緩み及びこれ
による軸受孔のアラインメントの狂いを解消し、
さらに絞り部材の調整・交換をも容易にしようと
するものである。
で、軸受本体の支持孔に焼きばめ又は冷しばめに
より所定の締め代をもつて嵌合固定してその軸受
孔に仕上げ加工を施した軸受メタルを備え、この
軸受メタルの内周に形成した軸受ポケツトに圧力
流体を供給する連通路中に介装される絞り部材を
前記軸受本体内に外部から調整及び交換可能に配
設してなる静圧軸受を提供し、これにより加工誤
差、組付誤差に起因する精度不良をなくすととも
に熱膨張率の差に起因する嵌合部の緩み及びこれ
による軸受孔のアラインメントの狂いを解消し、
さらに絞り部材の調整・交換をも容易にしようと
するものである。
以下に本考案の一実施例を図面を参照して説明
すると、この実施例においては、静圧軸受を構成
する軸受本体11の支持孔12内に、内外周にそ
れぞれ複数の環状溝22及び軸受ポケツト23を
予め仕上げ加工してなる軸受メタル21が焼きば
め又は冷しばめにより所定の締め代をもつて嵌合
固定され、嵌合後の軸受メタル21に回転軸31
を支持する軸受孔24の仕上げ加工を施してあ
る。一方、軸受本体11の周壁には圧力油の供給
孔13を軸方向に穿設し、この供給孔13に直交
して複数の連通孔14を穿設して軸受メタル21
の各環状溝22に連通させ、供給孔13の末端に
はプラグ13aを螺着してある。また、各連通孔
14内には絞り部材15をそれぞれ外部より調整
及び交換可能に螺合して、各連通孔14の外端に
プラグ14aをそれぞれ螺着してある。なお、図
中符号16は各環状溝22を各軸受ポケツト23
に連通する連通孔を示している。
すると、この実施例においては、静圧軸受を構成
する軸受本体11の支持孔12内に、内外周にそ
れぞれ複数の環状溝22及び軸受ポケツト23を
予め仕上げ加工してなる軸受メタル21が焼きば
め又は冷しばめにより所定の締め代をもつて嵌合
固定され、嵌合後の軸受メタル21に回転軸31
を支持する軸受孔24の仕上げ加工を施してあ
る。一方、軸受本体11の周壁には圧力油の供給
孔13を軸方向に穿設し、この供給孔13に直交
して複数の連通孔14を穿設して軸受メタル21
の各環状溝22に連通させ、供給孔13の末端に
はプラグ13aを螺着してある。また、各連通孔
14内には絞り部材15をそれぞれ外部より調整
及び交換可能に螺合して、各連通孔14の外端に
プラグ14aをそれぞれ螺着してある。なお、図
中符号16は各環状溝22を各軸受ポケツト23
に連通する連通孔を示している。
上記のように構成した静圧軸受においては、軸
受メタル21を軸受本体11の支持孔12内に焼
きばめ又は冷しばめにより嵌合固定したことによ
つて、従来使用されてきたキヤツプ・ボルト等の
固定部品が不用となつて組付部品の点数が減少
し、かつ熱による嵌合部の緩み及びこれに起因す
る軸受孔24のアラインメントの狂いを防止で
き、また軸受メタル21の軸受孔24を軸受本体
11への組付け後に仕上げ加工したことにより従
来問題となつていた加工誤差の累積及び組付誤差
をなくすことができる。しかも、上記静圧軸受に
おいては、絞り部材15を軸受本体11に穿設し
た各連通孔14内に外部より調整及び交換可能に
設けてあるため、各絞り部材15の調整及び交換
を容易に行うことができる。
受メタル21を軸受本体11の支持孔12内に焼
きばめ又は冷しばめにより嵌合固定したことによ
つて、従来使用されてきたキヤツプ・ボルト等の
固定部品が不用となつて組付部品の点数が減少
し、かつ熱による嵌合部の緩み及びこれに起因す
る軸受孔24のアラインメントの狂いを防止で
き、また軸受メタル21の軸受孔24を軸受本体
11への組付け後に仕上げ加工したことにより従
来問題となつていた加工誤差の累積及び組付誤差
をなくすことができる。しかも、上記静圧軸受に
おいては、絞り部材15を軸受本体11に穿設し
た各連通孔14内に外部より調整及び交換可能に
設けてあるため、各絞り部材15の調整及び交換
を容易に行うことができる。
第1図は本考案による静圧軸受の断面図、第2
図は第1図の−線における横断面図である。 符号の説明、11……軸受本体、12……支持
孔、13,14,16,22……連通路、15…
…絞り部材、21……軸受メタル、23……軸受
ポケツト、24……軸受孔。
図は第1図の−線における横断面図である。 符号の説明、11……軸受本体、12……支持
孔、13,14,16,22……連通路、15…
…絞り部材、21……軸受メタル、23……軸受
ポケツト、24……軸受孔。
Claims (1)
- 軸受本体の支持孔に焼きばめ又は冷しばめによ
り所定の締め代をもつて嵌合固定してその軸受孔
に仕上げ加工を施した軸受メタルを備え、この軸
受メタルの内周に形成した軸受ポケツトに圧力流
体を供給する連通路中に介装される絞り部材を前
記軸受本体内に外部から調整及び交換可能に配設
したことを特徴とする静圧軸受。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5359782U JPS58155427U (ja) | 1982-04-12 | 1982-04-12 | 静圧ジャーナル軸受 |
US06/482,443 US4506935A (en) | 1982-04-12 | 1983-04-06 | Bar-type slide guiding apparatus with hydrostatic bearings |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5359782U JPS58155427U (ja) | 1982-04-12 | 1982-04-12 | 静圧ジャーナル軸受 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58155427U JPS58155427U (ja) | 1983-10-17 |
JPS6214417Y2 true JPS6214417Y2 (ja) | 1987-04-13 |
Family
ID=30064254
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5359782U Granted JPS58155427U (ja) | 1982-04-12 | 1982-04-12 | 静圧ジャーナル軸受 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58155427U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017210996A (ja) * | 2016-05-24 | 2017-11-30 | ユニバーサル製缶株式会社 | 流体軸受のオリフィス着脱構造 |
-
1982
- 1982-04-12 JP JP5359782U patent/JPS58155427U/ja active Granted
Non-Patent Citations (1)
Title |
---|
MACHING TOOL DESINE AND RESEARCH 1968 * |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017210996A (ja) * | 2016-05-24 | 2017-11-30 | ユニバーサル製缶株式会社 | 流体軸受のオリフィス着脱構造 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS58155427U (ja) | 1983-10-17 |
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