JPS5854292Y2 - コラムブツシユ - Google Patents
コラムブツシユInfo
- Publication number
- JPS5854292Y2 JPS5854292Y2 JP10958179U JP10958179U JPS5854292Y2 JP S5854292 Y2 JPS5854292 Y2 JP S5854292Y2 JP 10958179 U JP10958179 U JP 10958179U JP 10958179 U JP10958179 U JP 10958179U JP S5854292 Y2 JPS5854292 Y2 JP S5854292Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- column
- bearing
- bearing body
- steering
- fitted
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Steering Controls (AREA)
- Support Of The Bearing (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は車両のステアリングシャフトをステアリング
コラム内で回転自在に支承するコラムブツシュに関する
。
コラム内で回転自在に支承するコラムブツシュに関する
。
従来この種のフラムブツシュはステアリングシャフトと
コラムブツシュ内面との軸受スキマがあるため走行中に
騒音を発生する問題があり、これを解決するためコラム
ブツシュを合成樹脂製とし、その一部にステアリングシ
ャフトを弾性支持する支持片を設けたものが提案されて
いる。
コラムブツシュ内面との軸受スキマがあるため走行中に
騒音を発生する問題があり、これを解決するためコラム
ブツシュを合成樹脂製とし、その一部にステアリングシ
ャフトを弾性支持する支持片を設けたものが提案されて
いる。
しかし、合成樹脂であるため、温度変化によって寸法が
変化し、このため軸受スキマが過大となって異音を発し
たり、軸受スキマが過小となって操舵トルクが増大する
欠点があった。
変化し、このため軸受スキマが過大となって異音を発し
たり、軸受スキマが過小となって操舵トルクが増大する
欠点があった。
また、弾性支持片のつげねに応力が集中し、経時変化し
やすい欠点もあった。
やすい欠点もあった。
さらに、トルク増大を低く抑え、かつ異音の発生を完全
に防止するには精度よく仕上げる必要があった。
に防止するには精度よく仕上げる必要があった。
これとは別に、合成樹脂製軸受本体と板ばねを組み合わ
せたものもあるが、組立の作業性に問題があり、軸受性
能も不充分であった。
せたものもあるが、組立の作業性に問題があり、軸受性
能も不充分であった。
この考案は上記欠点を解決したコラムブツシュを提供す
ることを目的とするものである。
ることを目的とするものである。
次に実施例を示す図面について説明すると、第1図にお
いて、上部にバンドル5を有するステアリングシャフト
2はステアリングコラム3の上端内面に圧入したコラム
ブツシュ1により回転自在に支承されており、ステアリ
ングコラム3は上部をコラムブラケット4により車体部
分6に固定され、下端をステアリングギヤボックス部7
に固定されている。
いて、上部にバンドル5を有するステアリングシャフト
2はステアリングコラム3の上端内面に圧入したコラム
ブツシュ1により回転自在に支承されており、ステアリ
ングコラム3は上部をコラムブラケット4により車体部
分6に固定され、下端をステアリングギヤボックス部7
に固定されている。
コラムブツシュ1は第2図および第3図に示すように、
合成樹脂製の軸受本体11と、軸受本体11の外周面に
設けた凹溝11Aに嵌合したOリング等の弾性リング1
2とからなる。
合成樹脂製の軸受本体11と、軸受本体11の外周面に
設けた凹溝11Aに嵌合したOリング等の弾性リング1
2とからなる。
軸受本体11には軸方向に外面から内面まで幅広く摺り
割ったスリンN IBが設けられており、1ミリ程度直
径の異ったステアリングシャフトに対しても共通に使用
できる。
割ったスリンN IBが設けられており、1ミリ程度直
径の異ったステアリングシャフトに対しても共通に使用
できる。
軸受本体11の外径寸法は、弾性リング12を嵌合せず
、また、ステアリングコラム3にも嵌合していない自由
状態において、ステアリングコラム3の軸受嵌合面内径
寸法に等しいか、または大きくなっている。
、また、ステアリングコラム3にも嵌合していない自由
状態において、ステアリングコラム3の軸受嵌合面内径
寸法に等しいか、または大きくなっている。
またその内径寸法は、軸受本体11の肉厚がステアリン
グコラムの軸受嵌合面内径寸法からステアリングシャフ
トの外径寸法を減算した値の半分以下になるように定め
る。
グコラムの軸受嵌合面内径寸法からステアリングシャフ
トの外径寸法を減算した値の半分以下になるように定め
る。
弾性リング12は軸受本体の凹溝11Aに嵌合したとき
、凹溝11Aとの関係において、ステアリングシャフト
2との間の軸受スキマを零にする線径および内外径寸法
を有するものであり、また、軸受本体の外周面から突出
する線径な有するものである。
、凹溝11Aとの関係において、ステアリングシャフト
2との間の軸受スキマを零にする線径および内外径寸法
を有するものであり、また、軸受本体の外周面から突出
する線径な有するものである。
このようなコラムブツシュ1をステアリングコラム3と
ステアリングシャフト2との間に装着すると、弾性リン
グ12はステアリングコラム3に圧入嵌合し、ステアリ
ングコラム軸受嵌合面と軸受本体11との間には微小な
すきまが生じ、弾性リング12はステアリングコラム3
に対し軸受本体11を弾性支持する。
ステアリングシャフト2との間に装着すると、弾性リン
グ12はステアリングコラム3に圧入嵌合し、ステアリ
ングコラム軸受嵌合面と軸受本体11との間には微小な
すきまが生じ、弾性リング12はステアリングコラム3
に対し軸受本体11を弾性支持する。
また、弾性リング120巻き締めによりステアリングシ
ャフト2との間の軸受スキマは零となる。
ャフト2との間の軸受スキマは零となる。
以上のように構成した本考案のコラムブツシュは、ステ
アリングコラムに装着するとき、弾性リング12のみが
圧入となり、軸受本体11はすきま嵌めどなるので、組
付作業が容易であり、作業性が向上した。
アリングコラムに装着するとき、弾性リング12のみが
圧入となり、軸受本体11はすきま嵌めどなるので、組
付作業が容易であり、作業性が向上した。
また、軸受本体11は弾性リング12で弾性支持されて
いるので、操舵トルクや異音に対する軸受性能が向上し
た効果がある。
いるので、操舵トルクや異音に対する軸受性能が向上し
た効果がある。
さらに、弾性リング12は実施例の1個にかぎらず、軸
受本体の締め代との関係において2個以上使用してもよ
く、硬度や寸法を選択することにより希望する軸受特性
が得られる効果がある。
受本体の締め代との関係において2個以上使用してもよ
く、硬度や寸法を選択することにより希望する軸受特性
が得られる効果がある。
またさらに、15ミリ内至20ミリ程度の範囲の軸径に
おいては1ミリ前後の軸径差があっても、軸径差に等し
い径差をステアリングコラム軸受嵌合面内径寸法に与え
、弾性リングの数、弾性リングの硬度および弾性リング
の寸法を適当に選択することにより、同じ軸受本体を共
通に使用し得る効果がある。
おいては1ミリ前後の軸径差があっても、軸径差に等し
い径差をステアリングコラム軸受嵌合面内径寸法に与え
、弾性リングの数、弾性リングの硬度および弾性リング
の寸法を適当に選択することにより、同じ軸受本体を共
通に使用し得る効果がある。
また、温度変化があっても、軸受本体の外面はステアリ
ングコラムの内面との間にすきまがあり、且スリット1
1Bが設けられているので、寸法変化によって軸受性能
に影響を与えない効果がある。
ングコラムの内面との間にすきまがあり、且スリット1
1Bが設けられているので、寸法変化によって軸受性能
に影響を与えない効果がある。
なお、弾性リングはOリングに限定するものではなく、
円以外の断面形状のものであってもよい。
円以外の断面形状のものであってもよい。
図面は本考案の実施例を示し、第1図はステアリング装
置の取付状態を示す断面図、第2図はコラムブツシュの
縦断面図、第3図の上半分は第2図の矢印A方向に視た
側面図、下半分は第2図■−■線における横断面図であ
る。 符号の説明符号の説明、1・・・・・・コラムブツシュ
、2・・・・・・ステアリングシャフト、3・・−・・
ステアリングコラム、4.・・・・・・コラムブラケッ
ト、5・・・−・・ハンドル、6・・・・・・車体部分
、7・・・・・・ステアリングギヤボックス部、11・
・・・・・軸受本体、12・・・・・・弾性リング、1
1A・・・・・・凹溝、11B・・・・・・スリット。
置の取付状態を示す断面図、第2図はコラムブツシュの
縦断面図、第3図の上半分は第2図の矢印A方向に視た
側面図、下半分は第2図■−■線における横断面図であ
る。 符号の説明符号の説明、1・・・・・・コラムブツシュ
、2・・・・・・ステアリングシャフト、3・・−・・
ステアリングコラム、4.・・・・・・コラムブラケッ
ト、5・・・−・・ハンドル、6・・・・・・車体部分
、7・・・・・・ステアリングギヤボックス部、11・
・・・・・軸受本体、12・・・・・・弾性リング、1
1A・・・・・・凹溝、11B・・・・・・スリット。
Claims (1)
- ステアリングコラムに嵌入されてステアリングシャフト
を回転自在に支承する合成樹脂製の軸受本体と軸受本体
の外周面に設けた少くとも1条の凹溝に嵌合して軸受本
体をステアリングコラムに対し弾性支持するOリング等
の弾性リングとからなり、軸受本体は軸方向のスリット
を有し、軸受本体外径寸法は軸受本体の自由状態におい
てステアリングコラムの軸受嵌合面内径寸法に等しいか
または大きく、ステアリングコラムに嵌入後ステアリン
グコラム軸受嵌合面との間にすきまがありかつステアリ
ングシャフトとの間の軸受スキマを零にしたコラムブツ
シュ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10958179U JPS5854292Y2 (ja) | 1979-08-10 | 1979-08-10 | コラムブツシユ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10958179U JPS5854292Y2 (ja) | 1979-08-10 | 1979-08-10 | コラムブツシユ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5627172U JPS5627172U (ja) | 1981-03-13 |
JPS5854292Y2 true JPS5854292Y2 (ja) | 1983-12-10 |
Family
ID=29342165
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10958179U Expired JPS5854292Y2 (ja) | 1979-08-10 | 1979-08-10 | コラムブツシユ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5854292Y2 (ja) |
Families Citing this family (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0714783B2 (ja) * | 1985-12-23 | 1995-02-22 | 株式会社ムラオ・アンド・カンパニー | ボビンの選別装置 |
JP5664523B2 (ja) * | 2011-01-19 | 2015-02-04 | 日本精工株式会社 | ステアリング装置 |
JP5664437B2 (ja) * | 2011-04-26 | 2015-02-04 | 日本精工株式会社 | ステアリング装置 |
JP5664452B2 (ja) * | 2011-05-13 | 2015-02-04 | 日本精工株式会社 | ステアリング装置 |
JP5163779B2 (ja) * | 2011-07-11 | 2013-03-13 | オイレス工業株式会社 | ブッシュ軸受 |
JP2013035328A (ja) * | 2011-08-04 | 2013-02-21 | Nsk Ltd | ステアリング装置 |
DE102018127029A1 (de) * | 2018-10-30 | 2020-04-30 | Schaeffler Technologies AG & Co. KG | Akustikoptimierte Lagereinheit |
-
1979
- 1979-08-10 JP JP10958179U patent/JPS5854292Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5627172U (ja) | 1981-03-13 |
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