JP2595633B2 - 液晶表示装置 - Google Patents
液晶表示装置Info
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- JP2595633B2 JP2595633B2 JP63067553A JP6755388A JP2595633B2 JP 2595633 B2 JP2595633 B2 JP 2595633B2 JP 63067553 A JP63067553 A JP 63067553A JP 6755388 A JP6755388 A JP 6755388A JP 2595633 B2 JP2595633 B2 JP 2595633B2
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- Japan
- Prior art keywords
- resistor
- liquid crystal
- color signal
- pedestal
- level
- Prior art date
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- Processing Of Color Television Signals (AREA)
- Control Of Voltage And Current In General (AREA)
- Liquid Crystal (AREA)
- Liquid Crystal Display Device Control (AREA)
- Transforming Electric Information Into Light Information (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、液晶パネルを使用してフルカラー画像を表
示する液晶表示装置に関する。
示する液晶表示装置に関する。
従来、CRTを用いたカラー画像表示装置は第5図に示
す様な手段でブライトレベルの調整を行っていた。即
ち、端子5、6、7より入力される赤(R)、緑
(G)、青(B)の原色信号のベデスタルレベルを、ブ
ライト調整用ボリュウム1の値に応じて定まる電位に設
定するというものであった。2、3、4はそれぞれ、
R、G、Bの黒レベルを設定する回路である。
す様な手段でブライトレベルの調整を行っていた。即
ち、端子5、6、7より入力される赤(R)、緑
(G)、青(B)の原色信号のベデスタルレベルを、ブ
ライト調整用ボリュウム1の値に応じて定まる電位に設
定するというものであった。2、3、4はそれぞれ、
R、G、Bの黒レベルを設定する回路である。
TN液晶の表示モードには偏光板を直交配置するノーマ
リ白タイプと偏光板を平行配置するノーマリ黒タイプの
二つがある。両者の表示性能を比較すると、透過時と遮
断時のコントラストはノーマリ黒の方が優れており、中
間調を表示した時の色再現性はノーマリ白の方が良好で
あることが一般に知られている。
リ白タイプと偏光板を平行配置するノーマリ黒タイプの
二つがある。両者の表示性能を比較すると、透過時と遮
断時のコントラストはノーマリ黒の方が優れており、中
間調を表示した時の色再現性はノーマリ白の方が良好で
あることが一般に知られている。
第6図は、ノーマリ黒タイプのTN液晶パネルの透過率
と透過光波長の関係を示したものである。V1、V2、V3、
V4、V5、は液晶への印加電圧であり、各電圧にはV5>V4
>V3>V2>V1の関係がある。また、第7図は、横軸に印
加電圧、縦軸に規格化透過率をとって第6図をプロット
し直したグラフである。(規格化透過率とは液晶の飽和
時の透過率を100(%)としてそれぞれの透過率を表わ
したものである。)第7図において、8、9、10、はそ
れぞれ、赤、緑、青の透過光に対する規格化透過率を表
わす。第6図及び第7図より、中間調表示したときの透
過率に著しい波長依存性のあることがわかる。この様な
特性を持ったノーマリ黒タイプTN液晶パネルによるフル
カラー表示装置を、第5図に示した様な従来の駆動回路
にて駆動すると中間調の色再現性が悪くなり全体に茶色
味を帯びた再生像を得る結果となってしまう。
と透過光波長の関係を示したものである。V1、V2、V3、
V4、V5、は液晶への印加電圧であり、各電圧にはV5>V4
>V3>V2>V1の関係がある。また、第7図は、横軸に印
加電圧、縦軸に規格化透過率をとって第6図をプロット
し直したグラフである。(規格化透過率とは液晶の飽和
時の透過率を100(%)としてそれぞれの透過率を表わ
したものである。)第7図において、8、9、10、はそ
れぞれ、赤、緑、青の透過光に対する規格化透過率を表
わす。第6図及び第7図より、中間調表示したときの透
過率に著しい波長依存性のあることがわかる。この様な
特性を持ったノーマリ黒タイプTN液晶パネルによるフル
カラー表示装置を、第5図に示した様な従来の駆動回路
にて駆動すると中間調の色再現性が悪くなり全体に茶色
味を帯びた再生像を得る結果となってしまう。
本発明は、従来技術が持つ上述の課題を解決し中間調
の色再現性に優れ、色再現性を損なうことなくブライト
調整が可能な、液晶パネルによる液晶表示装置を提供す
ることを目的とする。
の色再現性に優れ、色再現性を損なうことなくブライト
調整が可能な、液晶パネルによる液晶表示装置を提供す
ることを目的とする。
本発明は、上記目的を達成するため、 第1に、液晶パイプを有し、カラー表示可能な液晶表
示装置において、 複数の色信号を出力する色信号出力手段と、 複数の色信号にそれぞれ対応する複数のペデスタルレ
ベルを発生するペデスタルレベル電位発生手段と、 前記色信号出力手段から出力された各色信号の電位レ
ベルを、前記ペデスタルレベル電位発生手段から発生さ
れた各色信号に対応するペデスタルレベルに基づき補正
して、当該液晶表示装置において表示する色信号を形成
するレベル設定手段とを有し、 前記ペデスタルレベル電位発生手段は、第1抵抗と、
該第1抵抗の一端に直列接続された可変抵抗である第2
抵抗と備え、該第1抵抗の互いに異なる電位発生点から
前記各色信号にそれぞれ対応する複数のペデスタルレベ
ルを発生してなり、 前記第1抵抗の互いに異なる電位発生点から発生され
る前記複数のペデスタルレベルは、前記液晶パネルでの
電圧対透過率特性の波長依存性を補正するように、互い
に電位差を有するように設定され、 前記第2抵抗はブライト調整に基づき抵抗値を変化可
能とする ことを特徴とする。
示装置において、 複数の色信号を出力する色信号出力手段と、 複数の色信号にそれぞれ対応する複数のペデスタルレ
ベルを発生するペデスタルレベル電位発生手段と、 前記色信号出力手段から出力された各色信号の電位レ
ベルを、前記ペデスタルレベル電位発生手段から発生さ
れた各色信号に対応するペデスタルレベルに基づき補正
して、当該液晶表示装置において表示する色信号を形成
するレベル設定手段とを有し、 前記ペデスタルレベル電位発生手段は、第1抵抗と、
該第1抵抗の一端に直列接続された可変抵抗である第2
抵抗と備え、該第1抵抗の互いに異なる電位発生点から
前記各色信号にそれぞれ対応する複数のペデスタルレベ
ルを発生してなり、 前記第1抵抗の互いに異なる電位発生点から発生され
る前記複数のペデスタルレベルは、前記液晶パネルでの
電圧対透過率特性の波長依存性を補正するように、互い
に電位差を有するように設定され、 前記第2抵抗はブライト調整に基づき抵抗値を変化可
能とする ことを特徴とする。
第2に、液晶パネルを有し、カラー表示可能な液晶表
示装置において、 複数の色信号を出力する色信号出力手段と、 複数の色信号にそれぞれ対応する複数のペデスタルレ
ベルを発生するペデスタルレベル電位発生手段と、 前記色信号出力手段から出力された各色信号の電位レ
ベルを、前記ペデスタルレベル電位発生手段から発生さ
れた各色信号に対応するペデスタルレベルに基づき補正
して、当該液晶表示装置において表示する色信号を形成
する複数のレベル設定手段とを有し、 前記各レベル設定手段は、一端に前記色信号出力手段
から出力された色信号が印加され、他端に該色信号に対
応するペデスタルレベルが水平帰線消去期間に印加され
る第1コンデンサを備え、該第1コンデンサの他端から
補正後の前記色信号を得てなり、 前記ペデスタルレベル電位発生手段は、第1抵抗と、
該第1抵抗の一端に直列接続された可変抵抗である第2
抵抗と備え、該第1抵抗の互いに異なる電位発生点から
前記各色信号にそれぞれ対応するペデスタルレベルを発
生してなり、 前記第1抵抗の互いに異なる電位発生点から発生され
る前記複数のペデスタルレベルは、前記液晶パネルでの
電圧対透過率特性の波長依存性を補正するように、互い
に電位差を有するように設定され、 前記第1抵抗の他端には前記第1コンデンサより容量
の大きい第2のコンデンサが接続され、 前記第2抵抗はブライト調整に基づき抵抗値を変化可
能とする ことを特徴とする。
示装置において、 複数の色信号を出力する色信号出力手段と、 複数の色信号にそれぞれ対応する複数のペデスタルレ
ベルを発生するペデスタルレベル電位発生手段と、 前記色信号出力手段から出力された各色信号の電位レ
ベルを、前記ペデスタルレベル電位発生手段から発生さ
れた各色信号に対応するペデスタルレベルに基づき補正
して、当該液晶表示装置において表示する色信号を形成
する複数のレベル設定手段とを有し、 前記各レベル設定手段は、一端に前記色信号出力手段
から出力された色信号が印加され、他端に該色信号に対
応するペデスタルレベルが水平帰線消去期間に印加され
る第1コンデンサを備え、該第1コンデンサの他端から
補正後の前記色信号を得てなり、 前記ペデスタルレベル電位発生手段は、第1抵抗と、
該第1抵抗の一端に直列接続された可変抵抗である第2
抵抗と備え、該第1抵抗の互いに異なる電位発生点から
前記各色信号にそれぞれ対応するペデスタルレベルを発
生してなり、 前記第1抵抗の互いに異なる電位発生点から発生され
る前記複数のペデスタルレベルは、前記液晶パネルでの
電圧対透過率特性の波長依存性を補正するように、互い
に電位差を有するように設定され、 前記第1抵抗の他端には前記第1コンデンサより容量
の大きい第2のコンデンサが接続され、 前記第2抵抗はブライト調整に基づき抵抗値を変化可
能とする ことを特徴とする。
以下、図面に従って本発明を詳細に説明する。カラー
フィルターを備えた液晶パネルにおいてカラーフィルタ
ーを構成する原色の組み合わせは種々考えられるが、こ
こでは、赤(R)、緑(G)、青(B)の三原色にてカ
ラーフィルターを構成した場合を例にとって説明する。
フィルターを備えた液晶パネルにおいてカラーフィルタ
ーを構成する原色の組み合わせは種々考えられるが、こ
こでは、赤(R)、緑(G)、青(B)の三原色にてカ
ラーフィルターを構成した場合を例にとって説明する。
第1図は本発明の実施例を説明するためのブロック図
である。同図は、複号ビデオ信号を入力端子18に入力す
ることによりカラー液晶パネル17にフルカラー画像を得
る液晶表示装置を示している。入力端子18は色復調回路
11に、色復調回路11の原色(B、G、R、)出力端子2
0、21、22はそれぞれB、G、R用の黒レベル(または
ペデスタルレベル)設定回路12、13、14に、黒レベル設
定回路の出力端子23、24、25は液晶パネル駆動用インタ
ーフェース回路16に接続される。R、G、B用黒レベル
電位発生回路15は液晶表示装置の外部から操作可能なブ
ライトレベル調整端子19を備えており、その出力端子2
6、27、28は、それぞれB、G、R用黒レベル設定回路1
2、13、14に接続される。液晶パネル駆動用インターフ
ェース回路16の出力端子は、アクティブマトリクス基板
及び複数の原色が配列されたカラーフィルタを含む液晶
パネル17に接続される。本発明はアクティブマトリクス
パネルを駆動するのに好適であるが、その他の液晶パネ
ルにも適用可能である。
である。同図は、複号ビデオ信号を入力端子18に入力す
ることによりカラー液晶パネル17にフルカラー画像を得
る液晶表示装置を示している。入力端子18は色復調回路
11に、色復調回路11の原色(B、G、R、)出力端子2
0、21、22はそれぞれB、G、R用の黒レベル(または
ペデスタルレベル)設定回路12、13、14に、黒レベル設
定回路の出力端子23、24、25は液晶パネル駆動用インタ
ーフェース回路16に接続される。R、G、B用黒レベル
電位発生回路15は液晶表示装置の外部から操作可能なブ
ライトレベル調整端子19を備えており、その出力端子2
6、27、28は、それぞれB、G、R用黒レベル設定回路1
2、13、14に接続される。液晶パネル駆動用インターフ
ェース回路16の出力端子は、アクティブマトリクス基板
及び複数の原色が配列されたカラーフィルタを含む液晶
パネル17に接続される。本発明はアクティブマトリクス
パネルを駆動するのに好適であるが、その他の液晶パネ
ルにも適用可能である。
R、G、B用黒レベル電位発生回路15及びB、G、R
用黒レベル設定回路12、13、14の具体例を第2図に示
す。同図において、抵抗29、30、31、32、コンデンサ51
がR、G、B用黒レベル電位発生回路を構成し、それら
の出力端子26、27、28は上述のごとく黒レベル設定回路
に持続される。液晶パネル17が第6図、第7図の様な電
圧対透過率特性を有するとき、第2図における直流電位
発生回路の出力端子26はB画素、27はG画素、28はR画
素の黒レベルに相当する直流電位を発生する。抵抗29は
可変抵抗であり前記黒レベル調整端子19によりその抵抗
値が決定される。コンデンサ51は十分大きい容量値に設
定され、後述するコンデンサ38の充放電時間を短かくす
るための補助的な役割りをする。端子33は電源に、34は
グラウンドに接続される。ブロック35、36、37はそれぞ
れB画素、G画素、R画素に対応する表示信号の黒レベ
ルを設定するための黒レベル設定回路であり、36及び37
は35と同一の回路構造を有する。黒レベル設定回路35に
おいて、トランジスタ36と抵抗37はバッファーアンプを
構成し、コンデンサ38はB用の黒レベル情報を蓄えるた
めに設けられ、スイッチ39はトランジスタ、ダイオード
等で構成され水平帰線消去期間中の所定の期間のみオン
する様に設定されている。40は次段へのバッファーアン
プである。黒レベル設定回路の入力主端子41には色復調
回路11からのB用原色信号が入力され、出力端子42から
は黒レベル設定の成されたB用原色信号が出力される。
用黒レベル設定回路12、13、14の具体例を第2図に示
す。同図において、抵抗29、30、31、32、コンデンサ51
がR、G、B用黒レベル電位発生回路を構成し、それら
の出力端子26、27、28は上述のごとく黒レベル設定回路
に持続される。液晶パネル17が第6図、第7図の様な電
圧対透過率特性を有するとき、第2図における直流電位
発生回路の出力端子26はB画素、27はG画素、28はR画
素の黒レベルに相当する直流電位を発生する。抵抗29は
可変抵抗であり前記黒レベル調整端子19によりその抵抗
値が決定される。コンデンサ51は十分大きい容量値に設
定され、後述するコンデンサ38の充放電時間を短かくす
るための補助的な役割りをする。端子33は電源に、34は
グラウンドに接続される。ブロック35、36、37はそれぞ
れB画素、G画素、R画素に対応する表示信号の黒レベ
ルを設定するための黒レベル設定回路であり、36及び37
は35と同一の回路構造を有する。黒レベル設定回路35に
おいて、トランジスタ36と抵抗37はバッファーアンプを
構成し、コンデンサ38はB用の黒レベル情報を蓄えるた
めに設けられ、スイッチ39はトランジスタ、ダイオード
等で構成され水平帰線消去期間中の所定の期間のみオン
する様に設定されている。40は次段へのバッファーアン
プである。黒レベル設定回路の入力主端子41には色復調
回路11からのB用原色信号が入力され、出力端子42から
は黒レベル設定の成されたB用原色信号が出力される。
次に本発明の動作作用を説明する。液晶パネル17にお
いて、R、G、B各画素の電圧対透過率特性は第7図の
ごとく電圧軸方向に一定電圧だけシフトしたものとして
近似的に表現出来る。例えばB画素の電圧対透過率特性
がR画素のそれに比べてVだけ高電圧寄りにシフトして
いたとすると、B画素用の表示信号の黒レベルをR画素
用のそれに対してVだけ高電位に補正すれば良好な色再
現を得ることが出来る。この補正の様子を示したものが
第3図である。同図において、43はR画素の、44はB画
素の電圧透過率特性であり、45はR画素用の表示信号、
48はB画素用の表示信号である。B画素の黒レベル49
(白レベル50)はR画素の黒レベル46(白レベル47)に
比べてVだけ高電圧にシフトしていることがわかる。上
述のR画素に対するB画素の電圧補正は、第2図におい
て端子26の電位が端子28の電位に比べてVだけ高くなる
様に各抵抗29、30、31、32の値を設定することによって
実現可能である。黒レベル調整端子即ちブライト調整端
子19によって抵抗29の値は多少変えられるが、それによ
って上述の補正量Vが大きく変わってしまうことはなく
Vはほぼ一定値に定まる。G画素用の表示信号について
も同様に黒レベルを補正する。以上の様にして、端子2
6、27、28に補正済みの黒レベル電位を得、水平帰線消
去期間中の各原色信号が黒レベルまたはペデスタルレベ
ルとなる一定の期間のみスイッチ39をオンすることによ
って、コンデンサ38には端子41に与えられる原色信号に
重畳すべき電圧が蓄えられる。本発明によると、以上の
ごとくしてR、G、B各画素に適合する様に表示信号が
補正される。
いて、R、G、B各画素の電圧対透過率特性は第7図の
ごとく電圧軸方向に一定電圧だけシフトしたものとして
近似的に表現出来る。例えばB画素の電圧対透過率特性
がR画素のそれに比べてVだけ高電圧寄りにシフトして
いたとすると、B画素用の表示信号の黒レベルをR画素
用のそれに対してVだけ高電位に補正すれば良好な色再
現を得ることが出来る。この補正の様子を示したものが
第3図である。同図において、43はR画素の、44はB画
素の電圧透過率特性であり、45はR画素用の表示信号、
48はB画素用の表示信号である。B画素の黒レベル49
(白レベル50)はR画素の黒レベル46(白レベル47)に
比べてVだけ高電圧にシフトしていることがわかる。上
述のR画素に対するB画素の電圧補正は、第2図におい
て端子26の電位が端子28の電位に比べてVだけ高くなる
様に各抵抗29、30、31、32の値を設定することによって
実現可能である。黒レベル調整端子即ちブライト調整端
子19によって抵抗29の値は多少変えられるが、それによ
って上述の補正量Vが大きく変わってしまうことはなく
Vはほぼ一定値に定まる。G画素用の表示信号について
も同様に黒レベルを補正する。以上の様にして、端子2
6、27、28に補正済みの黒レベル電位を得、水平帰線消
去期間中の各原色信号が黒レベルまたはペデスタルレベ
ルとなる一定の期間のみスイッチ39をオンすることによ
って、コンデンサ38には端子41に与えられる原色信号に
重畳すべき電圧が蓄えられる。本発明によると、以上の
ごとくしてR、G、B各画素に適合する様に表示信号が
補正される。
第2図に示したR、G、B用黒レベル電位発生回路を
第4図に示すごとく構成し、端子26、27、28に得られる
電位をプリセット出来る様にすれば液晶パネルのバラツ
キ補償等に対応する事が可能になる。また、端子26、2
7、28に得られる電位が液晶の特性に合った温特を有す
る様にすると更に効果的である。
第4図に示すごとく構成し、端子26、27、28に得られる
電位をプリセット出来る様にすれば液晶パネルのバラツ
キ補償等に対応する事が可能になる。また、端子26、2
7、28に得られる電位が液晶の特性に合った温特を有す
る様にすると更に効果的である。
本発明は、液晶パネルによる画像モニター、例えば電
子式ビューファインダーをはじめとし液晶TV等に応用す
ることが出来る。
子式ビューファインダーをはじめとし液晶TV等に応用す
ることが出来る。
〔発明の効果〕 以上説明したように、本発明によれば、カラー表示さ
れる各色信号をクランプするペデスタルレベルを、液晶
パネルの電圧対透過率特性の波長依存性を補正するよう
に、色信号毎に異ならせることにより、液晶パネルでの
中間調の色再現上の不都合を解消することができる。
れる各色信号をクランプするペデスタルレベルを、液晶
パネルの電圧対透過率特性の波長依存性を補正するよう
に、色信号毎に異ならせることにより、液晶パネルでの
中間調の色再現上の不都合を解消することができる。
また、ペデスタルレベルの電位発生手段は、ペデスタ
ルレベルが発生される抵抗と直列に接続した可変抵抗を
有しており、この可変抵抗をブライト調整により可変し
て、液晶パネルのブライト調整が可能となる。また、ブ
ライト調整のために可変抵抗の抵抗値を変化させても、
各色信号に対応するペデスタルレベルもそれに応じて、
相対的に変化するので、ブライト調整しても中間調の色
再現性を損なうことがない。
ルレベルが発生される抵抗と直列に接続した可変抵抗を
有しており、この可変抵抗をブライト調整により可変し
て、液晶パネルのブライト調整が可能となる。また、ブ
ライト調整のために可変抵抗の抵抗値を変化させても、
各色信号に対応するペデスタルレベルもそれに応じて、
相対的に変化するので、ブライト調整しても中間調の色
再現性を損なうことがない。
また、ペデスタルレベルの電位発生手段は、ペデスタ
ルレベルを発生する抵抗に電位供給する容量の大きなコ
ンデンサを有しており、色信号をペデスタルレベルにク
ランプするための複数のコンデンサの充放電時間を短く
し、安定して動作させることができる。
ルレベルを発生する抵抗に電位供給する容量の大きなコ
ンデンサを有しており、色信号をペデスタルレベルにク
ランプするための複数のコンデンサの充放電時間を短く
し、安定して動作させることができる。
更に、本発明は、液晶パネル自体を従来と変更するこ
となしに駆動回路の工夫のみで上述の様な画質改善をも
たらすことができ、従ってコスト面でも大変有利であ
る。
となしに駆動回路の工夫のみで上述の様な画質改善をも
たらすことができ、従ってコスト面でも大変有利であ
る。
第1図は、本発明の実施例を説明するためのブロック
図。 第2図は、本発明の具体例を示した図。 第3図は、本発明の作用を説明するための図。 第4図は、本発明のもの一つの具体例を説明するための
図。 第5図は、従来技術を説明するための図。 第6図及び第7図は、本発明が解決すべき課題を説明す
るための図。
図。 第2図は、本発明の具体例を示した図。 第3図は、本発明の作用を説明するための図。 第4図は、本発明のもの一つの具体例を説明するための
図。 第5図は、従来技術を説明するための図。 第6図及び第7図は、本発明が解決すべき課題を説明す
るための図。
Claims (2)
- 【請求項1】液晶パネルを有し、カラー表示可能な液晶
表示装置において、 複数の色信号を出力する色信号出力手段と、 複数の色信号にそれぞれ対応する複数のペデスタルレベ
ルを発生するペデスタルレベル電位発生手段と、 前記色信号出力手段から出力された各色信号の電位レベ
ルを、前記ペデスタルレベル電位発生手段から発生され
た各色信号に対応するペデスタルレベルに基づき補正し
て、当該液晶表示装置において表示する色信号を形成す
るレベル設定手段とを有し、 前記ペデスタルレベル電位発生手段は、第1抵抗と、該
第1抵抗の一端に直列接続された可変抵抗である第2抵
抗と備え、該第1抵抗の互いに異なる電位発生点から前
記各色信号にそれぞれ対応する複数のペデスタルレベル
を発生してなり、 前記第1抵抗の互いに異なる電位発生点から発生される
前記複数のペデスタルレベルは、前記液晶パネルでの電
圧対透過率特性の波長依存性を補正するように、互いに
電位差を有するように設定され、 前記第2抵抗はブライト調整に基づき抵抗値を変化可能
とする ことを特徴とする液晶表示装置。 - 【請求項2】液晶パネルを有し、カラー表示可能な液晶
表示装置において、 複数の色信号を出力する色信号出力手段と、 複数の色信号にそれぞれ対応する複数のペデスタルレベ
ルを発生するペデスタルレベル電位発生手段と、 前記色信号出力手段から出力された各色信号の電位レベ
ルを、前記ペデスタルレベル電位発生手段から発生され
た各色信号に対応するペデスタルレベルに基づき補正し
て、当該液晶表示装置において表示する色信号を形成す
る複数のレベル設定手段とを有し、 前記各レベル設定手段は、一端に前記色信号出力手段か
ら出力された色信号が印加され、他端に該色信号に対応
するペデスタルレベルが水平帰線消去期間に印加される
第1コンデンサを備え、該第1コンデンサの他端から補
正後の前記色信号を得てなり、 前記ペデスタルレベル電位発生手段は、第1抵抗と、該
第1抵抗の一端に直列接続された可変抵抗である第2抵
抗と備え、該第1抵抗の互いに異なる電位発生点から前
記各色信号にそれぞれ対応するペデスタルレベルを発生
してなり、 前記第1抵抗の互いに異なる電位発生点から発生される
前記複数のペデスタルレベルは、前記液晶パネルでの電
圧対透過率特性の波長依存性を補正するように、互いに
電位差を有するように設定され、 前記第1抵抗の他端には前記第1コンデンサより容量の
大きい第2のコンデンサが接続され、 前記第2抵抗はブライト調整に基づき抵抗値を変化可能
とする ことを特徴とする液晶表示装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63067553A JP2595633B2 (ja) | 1988-03-22 | 1988-03-22 | 液晶表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63067553A JP2595633B2 (ja) | 1988-03-22 | 1988-03-22 | 液晶表示装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01239590A JPH01239590A (ja) | 1989-09-25 |
JP2595633B2 true JP2595633B2 (ja) | 1997-04-02 |
Family
ID=13348270
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63067553A Expired - Lifetime JP2595633B2 (ja) | 1988-03-22 | 1988-03-22 | 液晶表示装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2595633B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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