JP2595428Y2 - 床面清掃車のバッテリ交換装置 - Google Patents
床面清掃車のバッテリ交換装置Info
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- JP2595428Y2 JP2595428Y2 JP1992047920U JP4792092U JP2595428Y2 JP 2595428 Y2 JP2595428 Y2 JP 2595428Y2 JP 1992047920 U JP1992047920 U JP 1992047920U JP 4792092 U JP4792092 U JP 4792092U JP 2595428 Y2 JP2595428 Y2 JP 2595428Y2
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本考案は、床面清掃車のバッテリ
交換装置の改良に関するものである。
交換装置の改良に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、床面清掃車等のバッテリ交換装置
として、実開平３ー３９６１号公報に「床面清掃機用の
バッテリ交換装置」として、車体に車輪付きトレイの収
納スペースおよびそのトレイの収納ストッパを設けた床
面清掃機と、車輪付きトレイの載置スペースおよびその
トレイの載置ストッパを設けた移動自在な台車とのいず
れか一方のスペース、または、両方のスペースに、入口
同士を接続する連結手段を設けた技術が開示されてい
た。
として、実開平３ー３９６１号公報に「床面清掃機用の
バッテリ交換装置」として、車体に車輪付きトレイの収
納スペースおよびそのトレイの収納ストッパを設けた床
面清掃機と、車輪付きトレイの載置スペースおよびその
トレイの載置ストッパを設けた移動自在な台車とのいず
れか一方のスペース、または、両方のスペースに、入口
同士を接続する連結手段を設けた技術が開示されてい
た。
【０００３】
【考案が解決しようとする課題】上記の実開平３ー３９
６１号公報の技術は、車輪付きトレイ自体でバッテリ重
量を支持しなければならないため、強度確保上頑丈に作
られるので重量が大となっていた。そして、床面清掃機
は、この重量の大きい車輪付きトレイを常に載置して走
行するので、その重量が大となりバッテリの使用可能時
間が短くなるという問題があった。また、予備のバッテ
リにも車輪付きトレイを用意しなければならないため、
イニシァルコストが高くなり、それだけ無駄も多かっ
た。
６１号公報の技術は、車輪付きトレイ自体でバッテリ重
量を支持しなければならないため、強度確保上頑丈に作
られるので重量が大となっていた。そして、床面清掃機
は、この重量の大きい車輪付きトレイを常に載置して走
行するので、その重量が大となりバッテリの使用可能時
間が短くなるという問題があった。また、予備のバッテ
リにも車輪付きトレイを用意しなければならないため、
イニシァルコストが高くなり、それだけ無駄も多かっ
た。
【０００４】そこで、本考案の課題は、床面清掃車から
別設置のバッテリ置台へ、使用済みのバッテリを載置し
たバッテリトレイを小さな力で簡単に下ろすことがで
き、また、バッテリ置台から床面清掃車へ、充電済のバ
ッテリを載置したバッテリトレイを小さな力で簡単に積
み込むことができ、かつ、経済的な床面清掃車のバッテ
リ交換装置を提供することにある。
別設置のバッテリ置台へ、使用済みのバッテリを載置し
たバッテリトレイを小さな力で簡単に下ろすことがで
き、また、バッテリ置台から床面清掃車へ、充電済のバ
ッテリを載置したバッテリトレイを小さな力で簡単に積
み込むことができ、かつ、経済的な床面清掃車のバッテ
リ交換装置を提供することにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本考案の床面清掃車の交換装置は、走行可能な床面
清掃車の車体に、バッテリを上面に載せて搭載したバッ
テリトレイを載置可能な載置台と、その載置台にバッテ
リトレイを載置した状態でそのバッテリトレイの下方に
位置するバッテリ台車収容室を設け、そのバッテリ台車
収容室に搭載可能でかつ車輪を介して出し入れ可能なバ
ッテリ台車を配設し、そのバッテリ台車にバッテリ台車
収容室に収容した状態で高さ調節機構により上下動可能
でかつその上下動により載置台に載置されているバッテ
リトレイを持ち上げ可能なバッテリトレイ載置板を備え
て構成したものである。
め、本考案の床面清掃車の交換装置は、走行可能な床面
清掃車の車体に、バッテリを上面に載せて搭載したバッ
テリトレイを載置可能な載置台と、その載置台にバッテ
リトレイを載置した状態でそのバッテリトレイの下方に
位置するバッテリ台車収容室を設け、そのバッテリ台車
収容室に搭載可能でかつ車輪を介して出し入れ可能なバ
ッテリ台車を配設し、そのバッテリ台車にバッテリ台車
収容室に収容した状態で高さ調節機構により上下動可能
でかつその上下動により載置台に載置されているバッテ
リトレイを持ち上げ可能なバッテリトレイ載置板を備え
て構成したものである。
【０００６】
【作用】別設置のバッテリ置台上に車輪付きバッテリ台
車を置き、その車輪付きバッテリ台車のバッテリトレイ
載置板に、バッテリを搭載したバッテリトレイを載置
し、高さ調節機構を操作して小さな力でバッテリトレイ
載置板を床面清掃車の載置台面よりやや高めに浮かせて
おく。そして、床面清掃車をそのバッテリ置台へ接近さ
せて、床面清掃車をバッテリ置台に連結し、前述のよう
に準備した車輪付きバッテリ台車を転がせて床面清掃車
のバッテリ台車収容室に簡単に収容する。そこで、高さ
調節機構を操作し、バッテリトレイ載置板を載置台面ま
で降ろすと、バッテリトレイを載置台へ小さな力で容易
に載置することができる。載置後は、車輪付きバッテリ
台車をバッテリ台車収容室からバッテリ置台へ戻して、
他の床面清掃車のバッテリ交換に使用する。
車を置き、その車輪付きバッテリ台車のバッテリトレイ
載置板に、バッテリを搭載したバッテリトレイを載置
し、高さ調節機構を操作して小さな力でバッテリトレイ
載置板を床面清掃車の載置台面よりやや高めに浮かせて
おく。そして、床面清掃車をそのバッテリ置台へ接近さ
せて、床面清掃車をバッテリ置台に連結し、前述のよう
に準備した車輪付きバッテリ台車を転がせて床面清掃車
のバッテリ台車収容室に簡単に収容する。そこで、高さ
調節機構を操作し、バッテリトレイ載置板を載置台面ま
で降ろすと、バッテリトレイを載置台へ小さな力で容易
に載置することができる。載置後は、車輪付きバッテリ
台車をバッテリ台車収容室からバッテリ置台へ戻して、
他の床面清掃車のバッテリ交換に使用する。
【０００７】使用済のバッテリを床面清掃車から別設置
のバッテリ置台へ下ろすには、積み込みの場合と同様
に、先ず、床面清掃車をそのバッテリ置台へ接近させ
て、床面清掃車をバッテリ置台に連結する。次に、高さ
調節機構を操作して、バッテリトレイ載置板を載置台面
よりやや高めに浮かせ、その状態で、車輪付きバッテリ
台車を転がせてバッテリ置台へ戻すと、バッテリトレイ
載置板上のバッテリをバッテリ置台へ小さな力で簡単に
下ろすことができる。
のバッテリ置台へ下ろすには、積み込みの場合と同様
に、先ず、床面清掃車をそのバッテリ置台へ接近させ
て、床面清掃車をバッテリ置台に連結する。次に、高さ
調節機構を操作して、バッテリトレイ載置板を載置台面
よりやや高めに浮かせ、その状態で、車輪付きバッテリ
台車を転がせてバッテリ置台へ戻すと、バッテリトレイ
載置板上のバッテリをバッテリ置台へ小さな力で簡単に
下ろすことができる。
【０００８】
【実施例】本考案に係る床面清掃車のバッテリ交換装置
の実施例を添付図面に基いて説明する。図１は、本考案
に係るバッテリ交換装置を適用した床面清掃車の一実施
例を示した側面図、図２は図１のＡーＡ線断面図で、１
は床面清掃車Ｃの車体、２は前車輪、３は後車輪、４は
洗浄ブラシ、５はスキュージである。車体１の上部に
は、洗浄ブラシ駆動用のモータ６と、バッテリＢを搭載
したバッテリトレイ７の長方形の載置台８が設けられ、
バッテリトレイ７の底に凹部７ａが形成されバッテリ液
の漏れを溜めるようになっている。
の実施例を添付図面に基いて説明する。図１は、本考案
に係るバッテリ交換装置を適用した床面清掃車の一実施
例を示した側面図、図２は図１のＡーＡ線断面図で、１
は床面清掃車Ｃの車体、２は前車輪、３は後車輪、４は
洗浄ブラシ、５はスキュージである。車体１の上部に
は、洗浄ブラシ駆動用のモータ６と、バッテリＢを搭載
したバッテリトレイ７の長方形の載置台８が設けられ、
バッテリトレイ７の底に凹部７ａが形成されバッテリ液
の漏れを溜めるようになっている。
【０００９】載置台８のトレイ出入口には、ヒンジ９ａ
を回動支軸として外側へ起倒自在な脱落防止板９が立設
し、その脱落防止板９は、図３示の止め金具としての市
販のターンバックル止め具１０によって載置台８に掛止
され、載置台８に載置したバッテリＢ搭載のバッテリト
レイ７の脱落を防止する。また、この脱落防止板９は、
図２示のように、ヒンジ９ａを回動支軸として載置台８
の外側へ略水平に傾倒すると、後述する車輪付きバッテ
リ台車１３の受け渡し板９´となり、別設置のバッテリ
置台１１との間で車輪付きバッテリ台車１３の受け渡し
ができる。
を回動支軸として外側へ起倒自在な脱落防止板９が立設
し、その脱落防止板９は、図３示の止め金具としての市
販のターンバックル止め具１０によって載置台８に掛止
され、載置台８に載置したバッテリＢ搭載のバッテリト
レイ７の脱落を防止する。また、この脱落防止板９は、
図２示のように、ヒンジ９ａを回動支軸として載置台８
の外側へ略水平に傾倒すると、後述する車輪付きバッテ
リ台車１３の受け渡し板９´となり、別設置のバッテリ
置台１１との間で車輪付きバッテリ台車１３の受け渡し
ができる。
【００１０】さらに、車体１の上部には、載置台８の囲
繞スペースによって形成される車輪付きバッテリ台車の
バッテリ台車収容室１２が設けられている。そして、こ
のバッテリ台車収容室１２に収容される車輪付きバッテ
リ台車１３は、図４および図５に示すように構成されて
いる。すなわち、前輪１４および後輪１５が車輪支持用
枠体１６に軸着され、車輪支持用枠体１６の上方にバッ
テリトレイ載置板１７が設けられ、そのバッテリトレイ
載置板１７は、次に述べる高さ調節機構により、車輪支
持用枠体１６に対し上下動自在に形成されている。
繞スペースによって形成される車輪付きバッテリ台車の
バッテリ台車収容室１２が設けられている。そして、こ
のバッテリ台車収容室１２に収容される車輪付きバッテ
リ台車１３は、図４および図５に示すように構成されて
いる。すなわち、前輪１４および後輪１５が車輪支持用
枠体１６に軸着され、車輪支持用枠体１６の上方にバッ
テリトレイ載置板１７が設けられ、そのバッテリトレイ
載置板１７は、次に述べる高さ調節機構により、車輪支
持用枠体１６に対し上下動自在に形成されている。
【００１１】車輪支持用枠体１６の四隅部に設けられた
前方傾斜の傾斜滑り面１６ｂに、バッテリトレイ載置板
１７の傾斜面１７ａが当接して、両者は傾斜滑り面１６
ｂと傾斜面１７ａとにより摺動自在に形成されており、
また、車輪支持用枠体１６の後部中央にはねじ嵌合部１
６ａが設けられ、そのねじ嵌合部１６ａには操作ハンド
ル１８ａ付きのアジャストねじ１８が螺着し、そのアジ
ャストねじ１８の先端部は、バッテリトレイ載置板１７
の下部に突設した連結ブロック１７ｂの長孔１７ｃに嵌
合し、アジャストねじ１８と一体の抜け止め板１８ｂ、
１８ｂによりバッテリトレイ載置板１７に連結してい
る。
前方傾斜の傾斜滑り面１６ｂに、バッテリトレイ載置板
１７の傾斜面１７ａが当接して、両者は傾斜滑り面１６
ｂと傾斜面１７ａとにより摺動自在に形成されており、
また、車輪支持用枠体１６の後部中央にはねじ嵌合部１
６ａが設けられ、そのねじ嵌合部１６ａには操作ハンド
ル１８ａ付きのアジャストねじ１８が螺着し、そのアジ
ャストねじ１８の先端部は、バッテリトレイ載置板１７
の下部に突設した連結ブロック１７ｂの長孔１７ｃに嵌
合し、アジャストねじ１８と一体の抜け止め板１８ｂ、
１８ｂによりバッテリトレイ載置板１７に連結してい
る。
【００１２】したがって、操作ハンドル１８ａを操作し
てアジャストねじ１８を回動させると、回動に伴なって
全体が左右（図４において左右を指し、以下同様の意に
用いる）に進退するので、その先端に連結しているバッ
テリトレイ載置板１７が左右に進退する。このため、バ
ッテリトレイ載置板１７が左方へ移動すると、傾斜滑り
面１６ｂと傾斜面１７ａとの作用によりバッテリトレイ
載置板１７は上方へ動き、バッテリトレイ載置板１７が
右方へ移動すると同作用により下方へ動く。この上下動
の範囲は、アジャストねじ１８が嵌合する長孔１７ｃの
上・下限により決定される。このような高さ調節機構に
より、バッテリＢ搭載のバッテリトレイ７を載置台８に
対し浮かせたり下げたりして、車輪付きバッテリ台車１
３と床面清掃車Ｃとの間のバッテリトレイ７の乗せ替え
を小さい力で容易にできる。
てアジャストねじ１８を回動させると、回動に伴なって
全体が左右（図４において左右を指し、以下同様の意に
用いる）に進退するので、その先端に連結しているバッ
テリトレイ載置板１７が左右に進退する。このため、バ
ッテリトレイ載置板１７が左方へ移動すると、傾斜滑り
面１６ｂと傾斜面１７ａとの作用によりバッテリトレイ
載置板１７は上方へ動き、バッテリトレイ載置板１７が
右方へ移動すると同作用により下方へ動く。この上下動
の範囲は、アジャストねじ１８が嵌合する長孔１７ｃの
上・下限により決定される。このような高さ調節機構に
より、バッテリＢ搭載のバッテリトレイ７を載置台８に
対し浮かせたり下げたりして、車輪付きバッテリ台車１
３と床面清掃車Ｃとの間のバッテリトレイ７の乗せ替え
を小さい力で容易にできる。
【００１３】上記のような構造を有するバッテリ交換装
置によって、床面清掃車Ｃのバッテリ交換を行なうに
は、別設置のバッテリ置台１１上に車輪付きバッテリ台
車１３を置き、その車輪付きバッテリ台車１３のバッテ
リトレイ載置板１７に、充電済のバッテリＢを搭載した
バッテリトレイ７を載置しておく。そして、床面清掃車
Ｃをそのバッテリ置台１１へ接近させ、脱落防止板９を
バッテリ置台１１と同一平面になるように外側へ傾倒し
て、図２示のように、その先端部をバッテリ置台１１へ
渡して受渡し板９´となし、この受渡し板９´によって
床面清掃車Ｃをバッテリ置台１１に連結する。
置によって、床面清掃車Ｃのバッテリ交換を行なうに
は、別設置のバッテリ置台１１上に車輪付きバッテリ台
車１３を置き、その車輪付きバッテリ台車１３のバッテ
リトレイ載置板１７に、充電済のバッテリＢを搭載した
バッテリトレイ７を載置しておく。そして、床面清掃車
Ｃをそのバッテリ置台１１へ接近させ、脱落防止板９を
バッテリ置台１１と同一平面になるように外側へ傾倒し
て、図２示のように、その先端部をバッテリ置台１１へ
渡して受渡し板９´となし、この受渡し板９´によって
床面清掃車Ｃをバッテリ置台１１に連結する。
【００１４】そこで、高さ調節機構を操作してバッテリ
トレイ載置板１７を床面清掃車Ｃの載置台８面よりやや
高めに浮かせ、その車輪付きバッテリ台車１３を、受渡
し板９´上を転がせて床面清掃車Ｃのバッテリ台車収容
室１２に簡単に収容する。そして、再び高さ調節機構を
操作し、バッテリトレイ載置板１７を載置台８面まで降
ろすと、バッテリトレイ７を載置台８へ容易に載置する
ことができる。載置後は、脱落防止板９を起して載置台
８の出入口を塞ぐと、バッテリＢを搭載したバッテリト
レイ７の脱落が防止される。また、バッテリ台車収容室
１２に収容した車輪付きバッテリ台車１３は、そのまま
床面清掃車Ｃに収容しておいても良いし、バッテリ台車
収容室１２から受渡し板９´を介してバッテリ置台１１
へ戻しても良い。このように、車輪付きバッテリ台車１
３を床面清掃車Ｃから取り外してバッテリ置台１１へ戻
すことができるので、従来技術と異なり、床面清掃車の
重量を軽くしてバッテリの使用時間を長くできるし、１
台の車輪付きバッテリ台車で、複数組のバッテリ，複数
台のバッテリ置台および複数台の床面清掃車に対応する
ことが可能となり、イニシァルコストである製造コスト
を低くできる。
トレイ載置板１７を床面清掃車Ｃの載置台８面よりやや
高めに浮かせ、その車輪付きバッテリ台車１３を、受渡
し板９´上を転がせて床面清掃車Ｃのバッテリ台車収容
室１２に簡単に収容する。そして、再び高さ調節機構を
操作し、バッテリトレイ載置板１７を載置台８面まで降
ろすと、バッテリトレイ７を載置台８へ容易に載置する
ことができる。載置後は、脱落防止板９を起して載置台
８の出入口を塞ぐと、バッテリＢを搭載したバッテリト
レイ７の脱落が防止される。また、バッテリ台車収容室
１２に収容した車輪付きバッテリ台車１３は、そのまま
床面清掃車Ｃに収容しておいても良いし、バッテリ台車
収容室１２から受渡し板９´を介してバッテリ置台１１
へ戻しても良い。このように、車輪付きバッテリ台車１
３を床面清掃車Ｃから取り外してバッテリ置台１１へ戻
すことができるので、従来技術と異なり、床面清掃車の
重量を軽くしてバッテリの使用時間を長くできるし、１
台の車輪付きバッテリ台車で、複数組のバッテリ，複数
台のバッテリ置台および複数台の床面清掃車に対応する
ことが可能となり、イニシァルコストである製造コスト
を低くできる。
【００１５】使用済のバッテリＢを床面清掃車Ｃから別
設置のバッテリ置台１１へ下ろすには、積み込みの場合
と同様に、先ず、床面清掃車Ｃをそのバッテリ置台１１
へ接近させ、脱落防止板９をバッテリ置台１１と同一平
面になるように外側へ傾倒して、その先端部をバッテリ
置台１１へ渡し、その受渡し板９´によって床面清掃車
Ｃをバッテリ置台１１に連結する。次に、高さ調節機構
を操作して、バッテリトレイ載置板１７を載置台８面よ
りやや高めに浮かせ、その状態で、車輪付きバッテリ台
車１３を受渡し板９´上を転がせてバッテリ置台１１へ
戻すと、バッテリトレイ載置板１７上のバッテリＢをバ
ッテリ置台１１へ簡単に下ろすことができる。
設置のバッテリ置台１１へ下ろすには、積み込みの場合
と同様に、先ず、床面清掃車Ｃをそのバッテリ置台１１
へ接近させ、脱落防止板９をバッテリ置台１１と同一平
面になるように外側へ傾倒して、その先端部をバッテリ
置台１１へ渡し、その受渡し板９´によって床面清掃車
Ｃをバッテリ置台１１に連結する。次に、高さ調節機構
を操作して、バッテリトレイ載置板１７を載置台８面よ
りやや高めに浮かせ、その状態で、車輪付きバッテリ台
車１３を受渡し板９´上を転がせてバッテリ置台１１へ
戻すと、バッテリトレイ載置板１７上のバッテリＢをバ
ッテリ置台１１へ簡単に下ろすことができる。
【００１６】このように、受渡し板９´を利用すること
により、床面清掃車Ｃとバッテリ置台１１との間に、あ
る程度の間隔があっても、バッテリＢの乗せ替えが容易
にできる。また、車輪付きバッテリ台車１３を利用する
ので、床面清掃車Ｃとバッテリ置台１１との間のバッテ
リトレイ７の移動が小さな力で簡単にできると共に、高
さ調節機構により、車輪付きバッテリ台車１３と床面清
掃車Ｃとの間のバッテリトレイ７の乗せ替えが小さな力
で容易にできる。
により、床面清掃車Ｃとバッテリ置台１１との間に、あ
る程度の間隔があっても、バッテリＢの乗せ替えが容易
にできる。また、車輪付きバッテリ台車１３を利用する
ので、床面清掃車Ｃとバッテリ置台１１との間のバッテ
リトレイ７の移動が小さな力で簡単にできると共に、高
さ調節機構により、車輪付きバッテリ台車１３と床面清
掃車Ｃとの間のバッテリトレイ７の乗せ替えが小さな力
で容易にできる。
【００１７】なお、本実施例のバッテリトレイ，脱落防
止板および止め金具の構成，形状や、止め金具の取り付
け位置および取り付け数や、車輪付きバッテリ台車の高
さ調節機構等の細部構造は一例であって、それに限定さ
れるものでなく、本考案の目的および趣旨を逸脱しない
範囲において、適宜変更できるものである。
止板および止め金具の構成，形状や、止め金具の取り付
け位置および取り付け数や、車輪付きバッテリ台車の高
さ調節機構等の細部構造は一例であって、それに限定さ
れるものでなく、本考案の目的および趣旨を逸脱しない
範囲において、適宜変更できるものである。
【００１８】
【考案の効果】以上説明した如く、本考案に係る床面清
掃車のバッテリ交換装置によれば、バッテリを上面に載
せて搭載しているバッテリトレイを、バッテリ台車収容
室に入れたバッテリ台車のバッテリトレイ載置板を上昇
させて持ち上げ、その状態でバッテリ台車を収容室から
取出すことにより、バッテリトレイを車体から小さい力
で容易に取出してバッテリトレイ上のバッテリを簡易迅
速に交換でき、また、バッテリトレイ載置板によりバッ
テリトレイを持ち上げた状態でバッテリ台車をバッテリ
台車収容室に入れ、その状態でトレイ載置板を下降させ
てバッテリトレイを載置台に載置させることにより、バ
ッテリトレイを車体に小さい力で搭載でき、バッテリト
レイの載せ替えを小さい力で簡易迅速にできる。また、
バッテリ台車でもってバッテリを載せ替えするものであ
っても、バッテリを上面に載せて搭載しているバッテリ
トレイをバッテリ台車とは別に設け、バッテリ台車のバ
ッテリトレイ載置板によりバッテリ搭載のバッテリトレ
イを持ち上げて載せ替えするようにしたので、バッテリ
台車を車体から取り外す事ができて床面清掃車の重量を
軽くしてバッテリ使用可能時間を長くできるし、バッテ
リ台車を複数のバッテリトレイの載せ替えに兼用できて
全体としての製造コストを低くできる等の効果を奏する
ものである。
掃車のバッテリ交換装置によれば、バッテリを上面に載
せて搭載しているバッテリトレイを、バッテリ台車収容
室に入れたバッテリ台車のバッテリトレイ載置板を上昇
させて持ち上げ、その状態でバッテリ台車を収容室から
取出すことにより、バッテリトレイを車体から小さい力
で容易に取出してバッテリトレイ上のバッテリを簡易迅
速に交換でき、また、バッテリトレイ載置板によりバッ
テリトレイを持ち上げた状態でバッテリ台車をバッテリ
台車収容室に入れ、その状態でトレイ載置板を下降させ
てバッテリトレイを載置台に載置させることにより、バ
ッテリトレイを車体に小さい力で搭載でき、バッテリト
レイの載せ替えを小さい力で簡易迅速にできる。また、
バッテリ台車でもってバッテリを載せ替えするものであ
っても、バッテリを上面に載せて搭載しているバッテリ
トレイをバッテリ台車とは別に設け、バッテリ台車のバ
ッテリトレイ載置板によりバッテリ搭載のバッテリトレ
イを持ち上げて載せ替えするようにしたので、バッテリ
台車を車体から取り外す事ができて床面清掃車の重量を
軽くしてバッテリ使用可能時間を長くできるし、バッテ
リ台車を複数のバッテリトレイの載せ替えに兼用できて
全体としての製造コストを低くできる等の効果を奏する
ものである。
【図１】本考案に係るバッテリ交換装置の一部を適用し
た床面清掃車の一実施例を示した側面図である。
た床面清掃車の一実施例を示した側面図である。
【図２】図１のＡーＡ線断面図と車輪付きバッテリ台車
の概要の説明図である。
の概要の説明図である。
【図３】脱落防止板を止め金具によって載置台に掛止し
た例を示す斜視図である。
た例を示す斜視図である。
【図４】車輪付きバッテリ台車の一例を示した側面図で
ある。
ある。
【図５】図４のＥーＥ線断面図である。
１・・車体、７・・バッテリトレイ、８・・載置台、１
２・・バッテリ台車収容室、１３・・車輪付きバッテリ
台車、１４・・前輪、１５・・後輪、１６・・車輪支持
用枠体、１６ａ・・ねじ嵌合部、１６ｂ・・傾斜滑り
面、１７・・バッテリトレイ載置板、１７ａ・・傾斜
面、１７ｂ・・連結ブロック、１８・・アジャストね
じ、Ｂ・・バッテリ、Ｃ・・床面清掃車。
２・・バッテリ台車収容室、１３・・車輪付きバッテリ
台車、１４・・前輪、１５・・後輪、１６・・車輪支持
用枠体、１６ａ・・ねじ嵌合部、１６ｂ・・傾斜滑り
面、１７・・バッテリトレイ載置板、１７ａ・・傾斜
面、１７ｂ・・連結ブロック、１８・・アジャストね
じ、Ｂ・・バッテリ、Ｃ・・床面清掃車。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 平３−3961（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭63−135767（ＪＰ，Ｕ) 実開 平１−117922（ＪＰ，Ｕ) 実開 平１−158322（ＪＰ，Ｕ) 実開 平４−21358（ＪＰ，Ｕ) (58)調査した分野(Int.Cl.6，ＤＢ名) A47L 11/00 - 11/40 H01M 2/10 H01M 10/42 E01H 1/00
Claims (1)
- 【請求項１】 走行可能な床面清掃車の車体に、バッテ
リを上面に載せて搭載したバッテリトレイを載置可能な
載置台と、その載置台にバッテリトレイを載置した状態
でそのバッテリトレイの下方に位置するバッテリ台車収
容室を設け、そのバッテリ台車収容室に搭載可能でかつ
車輪を介して出し入れ可能なバッテリ台車を配設し、そ
のバッテリ台車にバッテリ台車収容室に収容した状態で
高さ調節機構により上下動可能でかつその上下動により
載置台に載置されているバッテリトレイを持ち上げ可能
なバッテリトレイ載置板を備えたことを特徴とする床面
清掃車のバッテリ交換装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1992047920U JP2595428Y2 (ja) | 1992-06-15 | 1992-06-15 | 床面清掃車のバッテリ交換装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1992047920U JP2595428Y2 (ja) | 1992-06-15 | 1992-06-15 | 床面清掃車のバッテリ交換装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06334U JPH06334U (ja) | 1994-01-11 |
| JP2595428Y2 true JP2595428Y2 (ja) | 1999-05-31 |
Family
ID=12788810
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1992047920U Expired - Lifetime JP2595428Y2 (ja) | 1992-06-15 | 1992-06-15 | 床面清掃車のバッテリ交換装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2595428Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN110167392A (zh) * | 2017-01-13 | 2019-08-23 | 株式会社Gc | 牙刷 |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS63135767U (ja) * | 1987-02-27 | 1988-09-06 | ||
| JPH01117922U (ja) * | 1988-02-04 | 1989-08-09 | ||
| JP3003961U (ja) * | 1994-05-09 | 1994-11-01 | 株式会社ワコール | 股部を有する衣類 |
-
1992
- 1992-06-15 JP JP1992047920U patent/JP2595428Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH06334U (ja) | 1994-01-11 |
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