JP2595426B2 - 医薬品,医療用具品用の積層ゴム栓 - Google Patents
医薬品,医療用具品用の積層ゴム栓Info
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Description
ゴム栓に関し、詳しくは医薬品用容器、医療用具用器具
類の一部に用いられるゴム状弾性体からなる積層ゴム栓
であって、日本薬局方、厚生省告示等において規定され
る試験法の規格値、基準に適合できる衛生性に優れた積
層ゴム栓に関する。
するゴム状弾性体としては、天然ゴム(「NR」と略
す)、イソプレンゴム(「IR」と略す)、ブタジエン
ゴム(「BR)、スチレン−ブタジエンゴム(「SB
R」と略す)、イソブチレンゴム・イソプレン共重合体
(「IIR」と略す)、さらにIIRのハロゲン化ゴム
(「BIIR」,「CIIR」と略す)、熱可塑性エラ
ストマー等が使用されている。熱可塑性エラストマーに
関しては、スチレン・イソプレン又はブタジエンの共重
合体並びに該共重合体の水素添加物を医薬品容器の栓体
とする技術(特開昭59−28965号、特公平2−3
493号、特公昭57−26782号、特公平2−42
96号各公報)、熱可塑性エラストマーとIIRとの混
合物をゴム栓とした技術(特開昭59−28965号公
報)、イソプレンユニット含量が20〜80モル%のゴ
ムを用いてなる医薬品用ゴム栓(特開平2−53843
号公報)などがある。
何に研究改良しても、加硫ゴム表面からゴム及びゴ配合
剤が溶出物として剥離し、有害物として薬を汚染した。
従って加硫ゴム表面をフッ素樹脂、PE又はPP樹脂フ
ィルムで積層して包むことにより、ゴム表面からの溶出
物の剥離を防止し、薬液の汚染を防止することが考えら
れた。このような架橋したゴムの表面に樹脂フィルムを
積層する技術として、例えば加硫ゴムにポリプロピレン
(「PP」と略す)のフィルムを積層した技術(実公昭
44−5751号、同44−27753号公報)、更に
特性の優れたフッ素樹脂を全面に被覆してなる栓(実公
昭45−17831号公報)、薬液面を三フッ化エチレ
ン樹脂で包んでなるゴム栓(実公昭49−21346号
公報)、ゴム栓表面特に薬液面をフッ素樹脂フィルムに
て積層するゴム栓の製造法(特公昭52−1355号、
同54−9119号、同57−53184号、特開昭6
1−272134号、特開平2−23961号各公
報)、またIIRにフッ素ゴムを積層してなるゴム栓
(特公昭63−43104号、実開昭55−47850
号各公報)等である。なお、超高分子量ポリエチレンシ
ートでゴム栓面を包んだゴム栓(特開平3−14344
6号、同3−270928号、同3−96328号各公
報)も知られている。
層した樹脂フィルムはゴム面との接着力がなく、容易に
剥離してしまった。また、樹脂フィルムとゴム表面との
接着力を強固にする技術として特殊な樹脂面処理技術が
存在するものの、これは非常に高度な技術であって、経
済性の点で問題がある。本発明は上記した問題点を解消
し、ゴム表面に極めて簡単な方法でしかも強力に接着で
きる樹脂フィルムであって、しかも医薬的、化学的に不
活性であると共に各種公定書の試験規格を満足できる樹
脂フィルムを見いだすことを課題としてなされたもので
あり、これを積層してなる医薬品用、医療用具用の積層
ゴム栓を提供しようとするものである。
段として、本発明はオレフィン系熱可塑性エラストマー
組成物をゴム栓表面に積層してなる医薬品,医療用具品
用積層ゴム栓において、該オレフィン系熱可塑性エラス
トマー組成物がオレフィン系樹脂類の1種以上とオレフ
ィン系ゴム類1種以上との混合物からなることを特徴と
する積層ゴム栓を提供する。また、本発明において前記
オレフィン系樹脂類及び/又は前記オレフィン系ゴム類
がその高分子体の少なくとも一部分を架橋されたもので
あることも特に好ましい実施態様である。また更に、本
発明において前記オレフィン系樹脂類及び/又は前記オ
レフィン系ゴム類が、結晶体、グラフト体、ブロック
体、ランダム体、架橋体、イオン結合体から選ばれる1
種以上からなるものであることも特に好ましい実施態様
である。
stic Elastomer;TPE)とは、常温ではゴム状弾性体
として振る舞い、且つ高温で可塑化して成形できる一群
の高分子材料をいい、該高分子の構成は硬質相〔ハード
セグメント,結晶体,ガラス(分子の規則的な配列部
分),架橋体など、A相という〕と軟質相(ソフトセグ
メント,非結晶でゴム弾性体、B相という)から成り立
っており、使用温度においては架橋ゴムと同様に挙動
し、加工温度においては一般の熱可塑性樹脂と同様な挙
動を示すように分子設計されたエラストマーである。本
発明の「オレフィン系熱可塑性エラストマー」(「OT
PE」と略する)においてはオレフィン系樹脂がA相を
形成し、オレフィン系ゴムがB相を形成する。本発明は
オレフィン系樹脂類をオレフィン系ゴム類と混合してO
TPE組成物とし、さらには改質したOTPE組成物に
して、フィルムとしてゴム栓に積層してなるものであ
る。
ィン系ゴムとしては、エチレン−α−オレフィン系共重
合体、例えばエチレン−プロピレン共重合体ゴム、エチ
レン−プロピレン−非共役ジエン三元あるいは多元共重
合体ゴム、エチレン−ブタジエン共重合体ゴム、エチレ
ン−1−ブテン共重合体ゴム、エチレン−1−ブテン−
非共役ジエン多元共重合体ゴムなどの、エチレンと炭素
数3〜8のα−オレフィンを主成分とする実質的に非結
晶質の共重合体ゴム又はそれらの混合物体で、エチレン
含有量は35〜85重量%のものが望ましい。このうち
エチレン−プロピレン共重合体(「EPR」と略す)、
エチレン−プロピレン−非共役ジエン三元共重合体
(「EPDM」と略す)で、一般的には有機溶剤中にて
チーグラー・ナッタ系触媒を使用し、分子配列を不規則
にしてゴム弾性を呈するように分子設計する。非共役ジ
エンとしては、例えばジシクロペンタジエン、5−エチ
リデン−2−ノルボルネン、1,4−ヘキサジエン、メ
チルノルボルネンなどを使用することが多い。これらの
共重合体はムーニー粘度〔ML1+4 (100℃)〕のも
のが40〜180が本発明には適しており、ヨウ素価
(不飽和度、即ち第3成分の非共役ジエンモノマーの含
有量を示す)16以下であることが好ましい。その他の
ゴムとして、ポリイソプレン(IR)又はIRの水素添
加物、ポリブタジエン(BR)、スチレン−ブタジエン
共重合体特にブロック共重合体、スチレン−アクリルニ
トリル共重合体の水素添加物などが挙げられる。これら
のオレフィン系ゴムは衛生的でゴム弾性を示す高分子体
として、OTPE中のB相を形成する弾性体となる。
ィン系樹脂としては、低密度、高密度のポリエチレン、
線状低密度ポリエチレン、エチレンとプロピレン、1−
ブテン、1−ペンテン、4−メチル−ペンテン、1−ヘ
キセンなどのα−オレフィンとの共重合体、ポリプロピ
レンなどが挙げられる。ポリプロピレンとして、85重
量%以上のプロピレンと少量のα−オレフィンとのラン
ダム又はブロック共重合体〔チーグラー・ナッタ系触
媒、中でも新しい触媒成分(Mg,Ti,Al,V,Z
rなど)を組み合わせて合成する技術(例えば特開昭5
8−45209、同58−23816、同59−215
304各号公報など)〕がある。結晶性アイソタクチッ
ク、シンジオタクチック形状を持つポリプロピレンが好
ましい。80重量%以上の1−ブテンと少量のα−オレ
フィンとの結晶性共重合体、80重量%以上の4−メチ
ル−1−ペンテンと少量のα−オレフィンとの結晶性共
重合体がA相を呈する。本発明のOTPEにおいては前
記した高分子体内に形成した結晶体、架橋体、ブロック
体、ランダム体、グラフト体、イオン結合体などがA相
を呈するが、特に限定されるところはなくいかなる構造
体であってもよい。
と、次の三種に分けられる。 1)高分子体の重合時にA相とB相を有する高分子体とす
る方法(多段重合法)。 2)オレフィン系ゴムの一種類以上と、結晶成分を有する
オレフィン系樹脂の一種類以上を混合する方法(混合
法)。 3)オレフィン系ゴムとオレフィン系樹脂の各々一種以上
を部分架橋、動的架橋を行って、A相とB相等を形成す
る方法(架橋法)。
存する高分子体で、B相内にA相の存在することによっ
て、フィルムに成形しゴム栓に積層するに耐え得る引張
強さ、伸び、弾性を有するといった物理的性質を持つ。
但し、A相を構成している分子間の結合力、分子の種類
と数量といったものと、B相との関係は複雑で、A相を
簡単に規定することはできない。本発明者らが積層ゴム
栓製造の観点から検討した結果では、A相とB相のなす
海と島のからみあいが強いもの、またA相が比較的多量
に存在するもの、粒子形の小さいOTPE組成物が、本
発明のOTPEとして好ましい高分子体であった。
法による場合、種々の無機系触媒(Mg,Al,Ti系
触媒など)と有機系触媒を組合せて、エチレン及び/ま
たはプロピレンなどを重合して、B相中にA相(特に結
晶体)、又はA相とB相のブロック体,ランダム体が分
布した高分子体を重合する。エチレンの結晶体量5〜4
5重量%、プロピレンの結晶体量1〜30重量%程度で
ある(文献:特開昭58−23816号公報、同58−
45209号公報、同59−215304号公報、特開
昭61−233032号公報)。
よる場合、装置にニーダー、バンバリー、一軸又は二軸
押出機を使用して、不活性ガス(窒素、炭酸ガスなど)
を使用して、温度150〜210℃で行なう。B相に汎
用ゴム類(好ましくはEPDM,EPR)、A相にオレ
フィン系樹脂で結晶体、ブロック体、グラフト体、ラン
ダム体、架橋体、イオン結合体などを有する高分子体を
使用する。
よる場合を説明する。架橋には有機過酸化物による架
橋、電子線を用いる架橋があり、また装置により静的架
橋(金型,押出物を電子線照射する方法による)と動的
架橋(ニーダー,バンバリー,一軸又は二軸押出機を使
用する方法による)に分けられるが、本発明においては
不活性ガス中で動的架橋する方法が好ましい。架橋手段
としては以下のように分類される。 イ)オレフィン系ゴムとオレフィン系樹脂に架橋剤を混
合した後に動的に架橋する方法。 ロ)オレフィン系ゴムを架橋した後にオレフィン系樹脂
を混合する方法。 ハ)予め架橋剤をEPRに混合した後に、イ)の方法で
架橋する方法。 ニ)予め架橋剤を溶媒に溶解したものを、イ)の方法で
架橋する方法。 ホ)イ)の方法、ロ)の方法を繰り返す多段架橋方法。 ヘ)その他 いずれにしても架橋温度は160〜250℃で、1〜1
2分間熱処理する。
橋剤としては、1,1−ジ(t−ブチルペルオキシ)−
3,3,5−トリメチルシクロヘキサン、2,5−ジメ
チル−ジ(t−ブチルペルオキシ)ヘキサン、2,5−
ジメチル−2,5−ジ(t−ブチルペルオキシ)ヘキシ
ン−3、1,3−ジ(t−ブチルペルオキシイソプロピ
ル)ベンゼン、n−ブチル−4,4−ビス(t−ブチル
ペルオキシ)バレレート、t−ブチルペルオキシイソプ
ロピルカルボナートなどに、配合量はOTPEに対し、
0〜1.5重量%である。
架橋剤によって熱分解する場合がある。例えばアイソタ
クチックポリプロピレン、エチレンと少量のプロピレン
との共重合体、プロピレン−1−ブテン共重合体、プロ
ピレン−1−ヘキセン共重合体、プロピレン−4−メチ
ル−1−ペンテン共重合体などである。また、本発明に
使用できる非架橋型炭化水素系ゴム類としては、プロピ
レン(70重量%)−エチレン共重合体、プロピレン
(70重量%)−ブテン共重合体などがある。
ソブチレン共重合体を本発明に配合して有機過酸化物と
反応させると、架橋を行なうことなく、軟化の作用を呈
する。但し、塩素化又は臭素化イソプレン−イソブチレ
ン共重合体(CIIR又はBIIR)、イソプレン−イ
ソブチレン−ジエンの三元共重合体は、前記EPR、E
PDMなど同様に有機過酸化物で架橋してB相と架橋A
相を形成する。
に添加する老化防止剤としては、2,6−ジ−t−ブチ
ル−4−メチルフェノール(BHT)、オクタデシル−
3−(4′−ヒドロキシ−3′,5′−ジ−t−ブチル
フェニル)プロピオネート(商品名イルガノックス10
76、チバガイギー社製)、テトラキス〔メチレン
(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシフェニル)
プロピオネート〕メタン(商品名イルガノックス101
0、チバガイギー社製)、トコフェノール、4,4′−
チオビス(6−t−ブチル−3−メチルフェノール)
(商品名アンテージRC、川口化学社製)、ジステアリ
ル−チオジプロピオネート(商品名アンチゲンTPS、
住友化学製)、ペンタエリスリトールテトラキス(β−
ラウリルチオプロピオネート)(商品名スミライザーT
PD、住友化学社製)、1,3,5−トリメチル−2,
4,6−トリス(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロ
キシベンジル)ベンゼン(商品名アイオノックス33
0、ICI社製)、トリス(2,4−ジ−t−ブチルフ
ェニル)ホスファイト(商品名イルガノックス168、
チバガイギー社製)等を挙げることができる。これらの
老化防止剤の添加量はOTPE組成物100重量部に対
し0.005〜1重量部であり、1種以上を併用するこ
とができる。
タジエン、トリアリルイソシアヌレートなどをOTPE
組成物100重量部に対し0〜10重量部用いる。
の成形を容易にするための加工助剤を用いることがで
き、例えばシリコン油、脂肪酸、脂肪酸エステル類など
を挙げることができる。
具に用いるものであるので、物理的特性と共に、衛生的
な特性を満足することが必須要件として求められる。本
発明のOTPEの特性としてと、フィルムの成形、ゴム
栓の積層技術上の点からピカット軟化点が100℃以上
なるOTPE組成物が好ましい。軟化点100℃以下で
はゴム栓積層中のフィルムの破断率が高く、不良製品が
多くなり、経済上好ましくない。併し、ピカット軟化点
で100℃以上の樹脂としては、高密度ポリエチレン
(119〜128℃)超高分子量ポリエチレン(134
℃)、ポリブテン−1(113〜121℃)、ポリプロ
ピレン(119〜128℃)、ポリメチルペンテン(1
73℃)などが市販されている。但し、これらの樹脂フ
ィルムで積層ゴム栓を成形すると薬に影響する点、ゴム
栓への針刺し性、ゴム面上に積層の際のオレフィン接着
性、加工性などの項目で何らかの問題を生じる。
媒の残存の種類と量、オリゴマーの性質、種類と量、な
どが本発明の実施にあたり注意を要する点である。本発
明では試験法として0.5重量%炭酸ソーダ溶液に浸
し、加熱後の液の可視部透過率を90%以上なるOTP
Eを選択し、高分子体の素材としてゴム栓の積層フィル
ムとすることにある。従って、公知のOTPE又はOT
PE組成物を本発明に適用する場合は、上記した衛生性
とピカット軟化点から選択される。
るゴムとしては、天然ゴム、IR、IIR、SBR、B
R、EPDM、CR、NBRなどの汎用されるゴムを適
用できる。この理由としては、本発明に係るOTPE組
成物は薄いフィルムであってもゴム表面に強く接着し、
当該ゴム表面に包むことができるので、ゴム内の配合
剤、例えば加硫剤、加硫促進剤、補強剤、加工助剤なで
が溶出することがない。すなわち、ゴム内の非衛生的な
不純物が当該ゴム製品の外部接触物(医薬品や血液な
ど)に溶出し、汚染することがない点にある。その上、
該OTPEフィルムは柔軟で弾性を有するフィルムであ
り、積層されたゴムと同等の柔軟性、弾性を保持する点
も特長とする。
に積層する技術は、この種分野で公知のいずれの手段に
よってもよい。後記する実施例中にも具体的な方法を示
す。本発明において積層されるOTPE組成物層は、
0.2〜1.2mm厚さのフィルムが好ましい。
るが、本発明はこれに限定されるものではない。 〔実施例1〜実施例5〕約1000mlの加圧ニーダー
を使用し、温度170〜185℃にて表2に示す高分子
体を混練し、約2〜5mm形体のペレットを作り、次に
Tダイを使用して、厚さ0.5〜0.8mmのフィルム
体を作った。別に、表1に示すBRゴム配合を日本ゴム
協会標準規格に準拠してゴム配合ロールにてゴム配合生
地を作った。
共役エラストマー、エチレン75重量%、ヨウ素価1
5、ML1+4 100℃ 90 プロピレン−エチレン−ブロック共重合体(3段重
合体物でエチレン比率0/6.1/35、重合比率3
3:15:52)MFR0.24g/10分 230℃ プロピレン−エチレン−ブロック共重合体、エチレ
ン量11重量%、MFR1.8g、商品名 三菱ノーブ
レンBC8、三菱油化(株)製。 プロピレン−エチレン共重合体、エチレン量15.
5重量%、MFR1.2g プロピレンと4−メチルペンテン−1との共重合体
メチルペンテン16重量%、MFR5g 2,5−ジメチル−2,5−ジ(t−ブチルパーオ
キシ)ヘキサン−3 商品名イルガノックス1010、チバガイギー社
製、 JIS K6301により、破断時引張強さを
TB 、破断時伸びをEB とする。 をエチルヘキセンに溶解して、,の混合樹脂
に添加し、窒素ガス雰囲気下に温度190±10℃で5
分間混練り及び架橋し、同状態でロール温度90±3℃
にて5時間、約20〜50Torrで5時間回転した後
に、Tダイにてフィルム状にした。
明者らが既に特開昭61−272134号公報、同62
−176450号公報にて提案した製法に準拠した。即
ちゴム栓脚に対応した凹部を有する金型面上に成形した
樹脂フィルムを置き、その上にBR配合ゴムシートと上
金型を置いて、温度150℃で12分間加圧してゴム栓
脚部を成形する。次に前記金型より凹形の深い金型内に
前のゴム栓脚部を置き、BR配合ゴム、次に成形した樹
脂フィルムを置いて、ゴム栓のフランジ形の凹形の金型
を置いて、温度150℃で15分間加圧してゴム栓の成
形と同時に樹脂フィルムを積層し、樹脂フィルム積層ゴ
ム栓を成形した。得られた積層ゴム栓の、実施例1、2
のものは、2種類のゴムと樹脂を混合した組成物からな
るフィルムを積層し、積層ゴム栓の成形上の不良率は約
4%(ゴム栓16個×3回の加硫試験)であった。実施
例5は樹脂重合時にA相とB相が適当に分布し、A相も
小さくいために、成形上の不良率は約5%であった。実
施例3,4の不良率は約2%である。不良率は樹脂フィ
ルムの破損でゴム面との接着不良はない。
系樹脂の種類を表3に示す。該樹脂類を加圧ニーダーで
170±5℃で約8分間窒素雰囲気下で混練りを行い、
ペレットを作り、次に架橋剤その他添加物を混合して、
架橋は混合押出機を使用し、200±3℃で約3分間熱
処理し、冷却し、Tダイロール通しを行って、厚さ0.
6mmフィルムにした。
ン共重合体、エチレン量76重量%、ML1+4 150、
ヨウ素価15 11) ポリエチレンテレフタレート、商品名パイロアロイ
CA、東洋紡績(株)製 12) エチレン−プロピレン−ジシクロペンタン共重合
体、エチレン量78重量%、ML1+4 90 13) エチレン−プロピレン−エチリデンノルボルネン共
重合体、エチレン量70重量%、ML1+4 60 14) ポリプロピレン、MFR10、三井石油化学工業
(株)製 15) ポリ−4−メチル−ペンテン、MFR26、商品名
TPX、三井石油化学工業(株)製 16) エチレン−4−メチル−1−ペンテン共重合体、エ
チレン量90重量%、MFR3 17) プロピレン−エチレン共重合体 エチレン量43重
量%、MFR4 18) ジビニルベンゼン 19) ポリブテン−1、MFR20、商品名ビスタネック
スMML、エッソ化学(株)製 20) n−ブチル4,4−ビス(t−ブチルペルオキシ)
バレレート 21) 熱処理架橋物と17) を二軸押出機にて210℃、5
分間処理し、冷却してシートとする方法による 22) 熱処理架橋した後に、再度架橋剤、老化防止剤を混
合して二軸押出機にて混練りした後、冷却してTダイに
てシートにする方法による 34) JIS K7206に準拠した。
図3に示す注射器の滑栓を成形した。即ち、滑栓13の
形の凹形を有する下金型面上に、該OTPEフィルムを
置き、その上に実施例1の表1のBR配合ゴム、更に押
し棒先端14の形状の突起を有する上金型を置いて、温
度145℃で20分間加圧して、本発明のOTPEフィ
ルムを積層した滑栓を成形した。実施例6〜12の各O
TPEフィルムの積層状態は不良率2%程度(金型内1
6個を3枚作成)であった。
ダーにて表4に示す高分子体を温度140〜170℃で
混練り、それに架橋剤、老化防止剤を添加して温度18
0〜200℃でゴムを一部架橋し、均一なるエラストマ
ー組成物として、ペレット状態にし、Tダイを使用して
厚さ0.5〜0.6mmのOTPEフィルムを成形し
た。
下の通り。 23) エチレン−プロピレン−エチリデンノルボルネン共
重合体、エチレン量73重量%、ML1+4 90、ヨウ素
価16 24) エチレン−プロピレン−エチリデンノルボルネン共
重合体、エチレン量67重量%、ML1+4 83、ヨウ素
価26 25) プロピレン−エチレンランダム共重合体、エチレン
量3重量%、MFR7、商品名 三菱ノーデルFU4、
三菱油化(株)製 26) 結晶性ポリプロピレン MFR7 27) 1,2−ポリブタジエン(1,2−ビニル結合 9
0重量%)、商品名1,2−RB、日本合成ゴム(株)
製 28) エチレン−ブテン−1共重合体、エチレン量83重
量%、MFR0.9g、日本石油(株)製 29) シス−ポリイソプレン(IR) 30) ジ(t−ブチルパーオキシ)ジプロピルベンゼン 31) 2,6−ジ(t−ブチル−p−クレゾール)〔BH
T〕 32) エチレン−アクリル酸エステル共重合体、アクリル
酸エステル7.0重量%、MFR5gを混合、200±
5℃の押出機を通した後、Tダイにてフィルムとした。 33) 架橋剤、老化防止剤を予めエチレン・プロピレンゴ
ムに混練りしたものを使用した。 34) JIS K7206に準拠した。 以上により、成形した樹脂フィルムを使用し実施例1と
同様に積層したゴム栓(図4)を成形した。実施例13
〜実施例19の各ゴム栓の積層状態は良好である。不良
率は1%以下である。
3〕表5に示す高分子体を1000mlの小型ニーダー
で温度160〜180℃にて混練りし、次に架橋剤、老
化防止剤を加え、温度180〜200℃で一軸押出機で
窒素ガス雰囲気下にて一部架橋し、冷却しTダイを通し
て厚さ0.5〜0.6mmのフィルムにした。
ころは以下の通り。 (1) エチレン−プロピレン−エチリデンノルボルネン
共重合体、エチレン量74重量%、ML1+4 88、ヨウ
素価15 (2) プロピレン−エチレン−ブロック共重合体、エチ
レン量10重量%、MFR0.5、ブロック率90% (3) エチレン−ブテン−1共重合体、MFR6.6、
商品名タフマーA、三井石油化学(株)製、 (4) 超高分子量ポリエチレンフィルム、日産化学
(株)製 (5) ポリプロピレンフィルム (6) 結晶性エチレン−プロピレン−ブロック共重合
体、エチレン量2.5重量%、MFR0.6 (7) トリアリルイソシアヌレート、商品名TAIC、
日本化成(株)製 (8) メタクリロキシプロピルトリメトキシシラン、商
品名 SH6030、トーレシリコーン社製 (9) ポリブタジエン、商品名 ジエンMF35A、旭
化成(株)製 (10) 1,2−ビニルポリブタジエンの水素添加物 (11) イソプレン−イソブタジエン共重合体(IIR) (12) 1,1−ジ(t−ブチルペルオキシ)−3,3,
5−トリメチルシクロヘキサン (13) n−オクタデシル−β−(4′−ヒドロキシ−
3′,5′−ジ−t−ブチルフェニル)プロピオネート (14) (6)と架橋剤を1/2に分けて添加する。即ち2
回架橋熱処理を行なう。 (15) JIS Z1707(食品包装用プラスチックフ
ィルム)
実施例1と同様にして本発明の実施例20〜実施例24
のOTPEフィルム積層ゴム栓を製造した。各実施例の
フィルムはゴム栓に強く接着し、積層ゴム栓の製造収率
は2%程度であった。比較例として、超高分子量ポリエ
チレンとPPの市販フィルムを入手して、実施例と同様
なる積層ゴム栓を作成した。その結果、比較例1,2と
も、不良率は約10〜80%と高かった。これは接着不
良が多く、さらに少量のフィルム破壊もあったからであ
る。
積層したゴム栓又は積層した滑栓について、第12改正
日本薬局方(「JP12」と略す)の「48.輸液用ゴ
ム栓試験法」又は厚生省告示第301号(「厚301」
と略す)の「ディスポーザブル輸血セットおよび輸液セ
ット基準に規定している試験法」に準拠した試験を行
い、その他薬液に影響する特殊試験も行った。また、比
較のために市販PE,PPフィルムを積層した比較例
1,2のゴム栓と、ゴムのみからなる、樹脂フィルム積
層をしていないゴム栓(比較例3)についても、同様に
試験を行った。その結果をまとめて表6に示す。
意味する。 *1 微粒子数(ゴム栓より発生する5μm以上の粒子
数試験):硬質ガラス瓶中にゴム栓10個を入れ、無塵
水300mlを加えて、容器口をフィルムで包み、手に
て2回転/秒程度にて20秒間振動する。その後1時間
静置してから、光遮蔽型自動微粒子計測器(HIAC社
製)にて水中の微粒子の個数を測定する。なお、注射液
の5μm以上の微粒子の存在は血管を閉塞する問題を起
こすので、重要試験項目になっている。
すガラス容器(瓶、10ml容量)に水5mlを入れ、
積層ゴム栓2を打栓し、次にアルミキャップ6を巻き締
め、試験針22G(0.7×32ml)を付けた注射筒
に2mlの水を入れ、これを積層ゴム栓2の針刺し位置
8に20回貫通させる。20回目の貫通時に注射筒内の
水を瓶内に注入した後、注射針を引き抜く。瓶内を振動
した後、積層ゴム栓2を取り除き、水をろ過し、ろ紙上
のゴム片個数を数える。本試験はBS(British
Standard)の方法を改良したもので、BS規
格はゴム片3個以下であるが、現在当該業界では2個以
内が要望されている。
器にゴム栓10個を入れ、ゴム栓重量の10倍量の0.
5重量%炭酸ソーダ溶液を加えた後、該積層ゴム栓を打
栓して、アルミキャップ6を巻き締める。次に耐圧容器
にて温度121℃にて30分間蒸気加熱する。室温まで
放置、ゴム栓を除き、瓶内液を石英セルにて波長430
nmと650nmの可視部の透過率を測定する。透過率
95%以上を合格とする。本試験は高分子樹脂体と薬液
との関係を試験する基本的な試験である。高分子樹脂体
内から炭酸ソーダ水に抽出されるものは多く含まれてい
ることが判る。
物フィルムを積層したゴム栓は、JP12又は厚301
の溶出物試験の規格値に適合し、特殊衛生試験にも合格
する。比較例3はゴム素面のためかJP12に不適合で
あった。比較例1は接着性試験項目において不合格とな
る。
工程(本発明者らがすでに特開昭61−272134号
公報にて提案した技術による)により、図2に示す輸液
用プラスチック容器の積層ゴム栓や図5に示す積層ゴム
栓を容易に製造することができる。
面を積層してなる新規な衛生ゴム栓の発明であり、以下
の効果を奏する。 イ)本発明のOTPE組成物は衛生性が高く、不活性
で、JP12など医薬品、医療用器具の試験規格に合格
し得る。 ロ)本発明のOTPE組成物はゴム面と容易に接着し、
接着面は簡単には剥がれない。ハ)ゴム表面をOTPE
組成物で被膜するので、ゴム及びゴム配合剤が外部(薬
など)を汚染することがない。
フィルムを積層したゴム栓を、バイアル瓶に打栓し、ア
ルミキャップを巻き締めた状態を示す概略断面図であ
る。
のフィルムを積層したゴム栓を、輸液用プラスチック容
器の栓体として使用している状態を示す概略断面図であ
る。
のフィルムを積層した滑栓を、注射器とした状態を示す
概略断面図である。
ィン系熱可塑性エラストマー組成物のフィルムを積層し
たゴム栓の断面図である。
液面をフッ素系実施例フィルムで積層し、フランジ天面
をOTPE組成物のフィルムを積層したゴム栓の断面図
である。
Claims (6)
- 【請求項1】 オレフィン系熱可塑性エラストマー組成
物をゴム栓表面に積層してなる積層ゴム栓であって、該
オレフィン系熱可塑性エラストマー組成物がオレフィン
系樹脂類の1種以上とオレフィン系ゴム類の1種以上と
の混合物からなることを特徴とする医薬品、医療用具品
用積層ゴム栓。 - 【請求項2】 前記オレフィン系樹脂類及び/又は前記
オレフィン系ゴム類がその高分子体の少なくとも一部分
を架橋されたものであることを特徴とする請求項1に記
載の医薬品、医療用具品用積層ゴム栓。 - 【請求項3】 前記オレフィン系樹脂類及び/又は前記
オレフィン系ゴム類が、結晶体、グラフト体、ブロック
体、ランダム体、架橋体、イオン結合体から選ばれる1
種以上からなるものであることを特徴とする請求項1又
は請求項2に記載される医薬品、医療用具品用積層ゴム
栓。 - 【請求項4】 前記オレフィン系樹脂類及び/又は前記
オレフィン系ゴム類の架橋構造及び/又は共架橋構造が
動的架橋により形成されたものであり、且つ該動的架橋
の後に該オレフィン系樹脂類及び該オレフィン系ゴム類
が混合されてなるものであることを特徴とする請求項1
ないし請求項3のいずれかに記載される医薬品、医療用
具品用積層ゴム栓。 - 【請求項5】 前記オレフィン系熱可塑性エラストマー
組成物がピカット軟化点が100℃以上であることを特
徴とする請求項1ないし請求項4のいずれかに記載され
る医薬品、医療用具品用積層ゴム栓。 - 【請求項6】 前記オレフィン系熱可塑性エラストマー
組成物を0.5重量%炭酸ソーダ水溶液中で加熱した液
の可視部透過率が90%以上であることを特徴とする請
求項1ないし請求項5のいずれかに記載される医薬品、
医療用具品用積層ゴム栓。
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