JP3005433U - パチンコ景品換金カード自動仕分け装置 - Google Patents

パチンコ景品換金カード自動仕分け装置

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JP3005433U JP1994007182U JP718294U JP3005433U JP 3005433 U JP3005433 U JP 3005433U JP 1994007182 U JP1994007182 U JP 1994007182U JP 718294 U JP718294 U JP 718294U JP 3005433 U JP3005433 U JP 3005433U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 パチンコ景品換金カード自動処理装置におけ
るカードの整理業務が極めて簡単となるカード自動仕分
け装置を提供する。 【構成】 パチンコ景品換金カード自動処理装置50
は、搬送ベルト38によって断続的に順次搬送される前
記パチンコ景品換金カード1を、前記搬送ベルト38直
上の種類毎に仕切られた各カード収納部屋39A〜39
Dに、搬送ベルト38の左右両脇直下に設けられた突き
上げ棒40を開閉制御するようにして当該種類の対応す
るカード収納部屋39A〜39D直下に到った時に前記
対応する突き上げ棒40のみを閉じて当該パチンコ景品
換金カード1を下から突き上げることにより各収納部屋
39A〜39Dに分別収納するとともに、所定の最大収
納枚数に達した時点で、各カード収納部屋に横設した送
り出し機構42によって収納された全カードを押し出し
てカード収納部屋に隣接して載置されたカードケース内
に収納する構成。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、パチンコ店において遊技客に獲得パチンコ玉数に応じて渡す景品と しての価値を有するとともに現金交換可能なパチンコ景品換金カードを景品交換 所にて換金する際のカード自動仕分け装置に関し、さらに詳細には、前記パチン コ景品換金カード(以下単にカードとも称す。)に印刷された情報を光センサー にて自動的に読み取った後、カードの種類に応じて仕分ける自動仕分け装置の構 造および仕分け後の取扱いを迅速に行えるように工夫されたパチンコ景品換金カ ード自動仕分け装置(以下単に仕分け装置とも称す。)に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般に、パチンコ店等の遊技場において、遊技客が獲得したパチンコ玉または メダル等を景品に交換する場合、該遊技場の店員が所定の計数機を用い獲得総数 を数え、予め5000円、1000円、500円等の価値を持たせた景品(有価 物)と交換している。
【0003】 しかし、実際は多くの遊技客は交換した景品をパチンコ店近くの景品交換所に 持参して、さらに現金に交換する場合が少なくない。
【0004】 従来は遊技客が景品を現金に交換する場合は、法規上の制限から一旦景品をパ チンコ店で受け取った後に上記景品交換所で該景品を現金と交換していたが、景 品自体は再びパチンコ店に景品として戻るので、上記交換システムでは度重なる 交換時の取扱いで景品の傷みがひどくなり、品物自体の価値が失われてしまうと いう問題点があった。
【0005】 そこで、現在は現金交換の可能なそれ自体に価値を有するパチンコ景品換金カ ードをも取扱うようになっており、当初よりパチンコ玉を現金化する意思の遊技 客は景品として該パチンコ景品換金カードを景品として受取り、当該パチンコ店 近くの景品交換所へ持っていき所定の現金に交換するというシステムに変わって いった。
【0006】 上記パチンコ景品換金カードとしては、厚さ2〜3ミリの名刺大の大きさであ り、有色のプラスチック素材の基盤の中に例えばライターの石や金メダル等の有 価物を入れ、プラスチック透明蓋を貼り合わせて封じた構造となっている。この 際、プラスチック素材の色によって換金額が一目で判別できるようになっている カードもあるが、本考案者が特願平4ー234351号にて開示したパチンコ景 品換金カードは、カード面上に素地の光反射率と異なる高反射率の金色や銀色の インクで換金額やパチンコ店識別番号等、種々の情報を印刷し、該情報を光セン サーにて読み取ることが出来るように工夫されたものであり、景品換金カードの 主流になるものと予想され、今後採用するパチンコ店が急増するものと思われる 。
【0007】 上記カード構造は小型、堅牢で取扱い易く、また偽造・変造が難しく、光セン サーによるカードの真贋が容易に検出できる。したがって頻繁にパチンコの景品 となって換金されるものとして最適の構造である。
【0008】 一方、本考案者は特願平4ー234365号にて図6に示されるようなパチン コ景品換金カード自動処理装置及び該管理システムに関する発明を開示した。
【0009】 景品交換所においては、遊技客が持参してきた前記パチンコ景品換金カードを 従業員が受け取って(通常は換金額の異なる様々のカードが複数枚持参される。 )上記パチンコ景品換金カード自動処理装置10にかけると、順次搬送ベルト1 5によって搬送されるカードの種類(真贋の判断を含む)及び換金額を光センサ ー装置にて検出した後、全換金額が表示部35に表示されるとともに自動仕分け 装置18にてカード種類別に仕分けられる。
【0010】 即ち、図6においてカード1は光センサー装置12、12′によるカード情報 読み取り後は、ロータリアクチュエータ24〜28を有する仕分け装置18に移 動し、先ず正常に読み取れないカード21が仕分け処理の始めにロータリアクチ ュエータ24に取り付けられたL字形アーム19の開閉(19′の破線)によっ て場所P0に落とし込まれて除去され(破線矢印)、次に正常に読み取られたカ ード1は仕分け通路23を順次滑り落ちて移動し、搖動板30〜33をロータリ アクチュエータ25〜28で開閉制御するによって、所定の仕切場所P1〜P4 に選択・落とし込みによって各カード種類別に分別収納される構造となっている 。尚、図6の符合11は制御装置、37は操作部である。
【0011】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上記図6の自動仕分け装置18のような落とし込みによるカー ドの分別収納は仕切場所P0〜P4内で雑然と収納されるので、これを取り出し て整理するのは煩雑で時間を要することになり、また枚数を数えるのも面倒で間 違いが生じやすいという問題点があった。
【0012】 また、仕分け通路を順次滑り落として移動させる仕分け機構はいわば自然落下 を利用していることから、仕分け速度には限界があり、パチンコ景品換金カード 自動処理装置の処理速度の高速化に支障を来すという問題点があった。
【0013】 即ち、如何に光センサー12の感度・応答速度を高め且つ搬送ベルト15のス ピードを上げても、自動仕分け装置18の処理速度の上限によって該装置にて滞 ってしまうのである。
【0014】 本考案は、上記事情に鑑みてなされたものであり、自動仕分け装置を従来の落 とし込み機構から積み上げ機構へと改良し、且つカードケースによる分別整理が 自動的に行われるようにした新規な機構を有するパチンコ景品換金カード自動仕 分け装置を提供するものである。
【0015】
【課題を解決するための手段】 本考案は、 (1)制御装置を備えて自動的にパチンコ景品換金カードに印刷された情報を光 センサーにて読み取り、前記パチンコ景品換金カードの種類に応じて仕分けるパ チンコ景品換金カード自動仕分け装置において、前記光センサーにて前記パチン コ景品換金カードの種類を読み取った後、搬送ベルトによって断続的に順次搬送 される前記パチンコ景品換金カードを、前記搬送ベルト直上の種類毎に仕切られ た各カード収納部屋に、搬送ベルトの左右両脇直下に設けられた突き上げ棒を開 閉制御するようにして当該種類の対応するカード収納部屋直下に到った時に前記 突き上げ棒を閉じて当該パチンコ景品換金カードを下から突き上げることにより 収納するようにしたことを特徴とするパチンコ景品換金カード自動仕分け装置を 提供することにより、上記目的を達成するものである。
【0016】 (2)また、前記各種類別のカード収納部屋の最大収納枚数を10〜100枚の 範囲の所定の枚数とするとともに順次突き上げられて収納されるカード枚数をカ ウンターにてカウントして前記最大収納枚数に達した時点で、自動的に前記搬送 ベルトの搬送を一時停止し、前記各カード収納部屋に横設した送り出し機構によ って前記最大収納枚数に達したカード収納部屋から収納された全カードを押し出 し、カード収納部屋に隣接して載置されたカードケース内に収納されるようにし たことを特徴とする上記(1)記載のパチンコ景品換金カード自動仕分け装置を 提供することにより、上記目的を達成するものである。
【0017】
【作用】
本考案の請求項1においては、順次搬送されるパチンコ景品換金カードの換金 額、パチンコ店の識別番号等を表すパターン情報が光センサーにて読み取られた 後、これらカードは自動仕分け装置の搬送ベルトによって等間隔に順次断続的に 搬送され、該搬送ベルト直上に種類毎に仕切られ連設された各カード収納部屋に 、搬送ベルトの左右両脇直下に設けられた突き上げ棒を制御装置によって開閉制 御するようにして、当該種類の対応するカード収納部屋直下にカードが到った時 に前記突き上げ棒を閉じて当該パチンコ景品換金カードを下から突き上げること により前記カード収納部屋への収納が自動的に為される。
【0018】 この際、搬送ベルトの断続的カード搬送は一度に進む距離がカード収納部屋の 間隔と同じになっており、且つ静止時(0.1〜0.5秒)にカードが各収納部屋の直 下に正確に位置するように設定されているものとする。
【0019】 また、カードが対応するカード収納部屋直下に到った時は、静止時の間に上記 突き上げ棒が開状態(逆ハの字形)から閉状態(垂直平行状態)になって、下か ら当該カードを突き上げて直上のカード収納部屋内に押し入れる。次に突き上げ 棒は下へ戻り、また開状態となる。以上の動作が断続的搬送の合間の静止状態時 に行われベルトによる断続的カード搬送が高速に行われる。
【0020】 上記カード収納部屋への収納の際、一旦カード収納部屋に入ったカードが落ち ないようにカード収納部屋の下端には一方(下から)のみから入れる機構が設け られている。
【0021】 上記突き上げ棒の上下運動は突き上げ棒の端が支点として側面に回動自在に軸 支された突き上げ台を下から搬送ベルトの断続的搬送と連動したカムによって突 き上げることにより行われる。
【0022】 また、突き上げ棒の開閉運動は電磁石によって電磁弁のごとく行われる。
【0023】 次に、請求項2におけるパチンコ景品換金カード自動仕分け装置では、さらに 前記カード収納部屋の入口にはカウンターが付いており、収納枚数がモニターさ れ所定の枚数(最大収納枚数)に達した時に、一旦カードの搬送を停止して前記 各カード収納部屋に横設した送り出し機構によって前記最大収納枚数に達したカ ード収納部屋から収納された全カードを押し出し、カード収納部屋に隣接して載 置されたカードケース内に収納される。
【0024】 上記カードケースの収納容量は前記カード収納部屋所定の最大収納枚数と一致 しており、例えばこれを20枚と設定すれば、取扱いに丁度良い大きさとなり、 その後のカード整理、枚数チェック等の作業が飛躍的に楽になり、間違いも生じ にくくなる。
【0025】
【実施例】
本考案の実施例を、図面に基いて詳細に説明する。
【0026】 図1は本考案に係わるパチンコ景品換金カード自動仕分け装置の構成例の斜視 図である。
【0027】 図2はカード搬送時の上記パチンコ景品換金カード自動仕分け装置の正面図で ある。
【0028】 図3は断続的搬送の合間の静止時においてカードを突き上げ棒にて所定のカー ド収納部屋へ押し入れている状態を示す正面図である。
【0029】 図4はカード収納部屋に所定の最大収納枚数のカードが収納された状態および カード収納部屋に横設した送り出し機構とカード収納部屋に隣接して載置された カードケースを示す側面図である。
【0030】 図5はカード収納部屋に貯まった所定枚数のカードを上記送り出し機構によっ てカードケースへ送り出して収納した状態を示す側面図である。
【0031】 本考案に係わるパチンコ景品換金カード自動仕分け装置50は、制御装置を備 えて自動的にパチンコ景品換金カードに印刷された情報を光センサーにて読み取 り、該パチンコ景品換金カードの種類に応じて仕分けるパチンコ景品換金カード 自動処理装置において、図1のように前記光センサーにて前記パチンコ景品換金 カード1の種類を読み取った後、搬送ベルト38によって断続的に順次搬送され る前記パチンコ景品換金カード1を、前記搬送ベルト38直上の種類毎に仕切ら れた各カード収納部屋39A〜39Dに、搬送ベルト38の左右両脇直下に設け られた突き上げ棒40を開閉制御するようにして当該種類の対応するカード収納 部屋39A〜39D直下に到った時に図3に示されるように前記対応する突き上 げ棒40のみを閉じて当該パチンコ景品換金カード1を下から突き上げることに より各収納部屋39A〜39Dに分別収納するようにした構成を請求項1に関す る第一の特徴とする。
【0032】 また、さらに図4、図5に示されるように、前記各種類別のカード収納部屋3 9A〜39Dの最大収納枚数Nを10〜100枚の範囲の所定の枚数とするとと もに順次突き上げられて収納されるカード枚数を各々カウンター59にてカウン トして前記最大収納枚数Nに達した時点で、自動的に前記搬送ベルト38の搬送 を一時停止し、前記各カード収納部屋に横設した送り出し機構42によって前記 最大収納枚数Nに達したカード収納部屋から収納された全カードを押し出し(図 5参照)、カード収納部屋に隣接して載置されたカードケース44内に収納され るようにしたことを請求項2に関する第二の特徴とする。
【0033】 尚、上記パチンコ景品換金カード自動仕分け装置50以外の処理装置全体は本 考案の対象ではなく、また従来のものと同様であるので説明は省略する。(特願 平4ー234365号実施例参照) また、本考案にて使用するパチンコ景品換金カード1は名刺大のプラスチック 素材の基盤と同透明蓋が容易に剥がれないように貼着された厚さ2〜3ミリのカ ードであり、透明蓋の裏面にプラスチック素地と光反射率の異なる塗料が、バー コードの如く、または一見コードに見えないような迷彩模様の如くカード表面の 略中央に沿って印刷されているものである。
【0034】 上記各種模様は当該カードに付随する情報を表すものであって、パチンコ景品 換金カード自動処理装置に設けられた少なくとも一個以上の光センサーによって 読み取ることが出来るように構成されている。
【0035】 また、上記パチンコ景品換金カード1の中には、二個の貴金属のメダル形ペン ダントがはめ込まれており、該二個のペンダントの市場価値は合わせて当該カー ドの換金額相当の価値を有する。
【0036】 次に、パチンコ景品換金カード自動仕分け装置50の動作について説明する。
【0037】 先ず、図2において図示されないモーター(例えばDCサーボモーター)によ って断続回転制御されて搬送する搬送ベルト38はカード収納部屋39A〜39 Dの一つの間隔を移動毎に静止時間(0.1〜0.5秒)が設けてあり、且つカード1 が等間隔に正しく載置され確実に搬送されるように所定間隔毎に分離突起部49 が等間隔に設けてある。
【0038】 したがって、光センサーによって各カードの情報が読み取られて種別が判明し た後に前記搬送ベルト38上に順次等間隔に並んでカード収納部屋39Aから順 に39Dまで直下に所定の静止時間を与えられて進むことになる。
【0039】 そして、対応するカード収納部屋直下に到達した時点で、図3に示されるよう に、逆ハの字形に開いていた突き上げ棒40′が閉じて垂直平行状態になり、突 き上げ台46全体が搬送ベルトの断続的搬送と連動したカム43によって垂直に 突き上げられ突き上げ棒40は直上の当該カード1′を上方のカード収納部屋内 に押し込む。
【0040】 この際、一旦カード収納部屋に入ったカードが落ちないように各カード収納部 屋39A〜39Dの下端には一方(下から)のみから入れる機構(片開き扉のよ うな蝶番機構)の小板55(または係止板バネ)が設けられている。
【0041】 また、カード1と直上のカード収納部屋39が対応していない箇所の突き上げ 棒40は開いたままの状態であり、突き上げ台46の上方への突き上げの際に搬 送ベルト上のカード1には当たらず、カード間の隙間の分離突起部49の両サイ ドの箇所に位置する。したがって、対応しないカード収納部屋(例えば39A) の直下にあるカード1は突き上げられずに次の搬送で次のカード収納部屋(前記 例においては39B)直下へ進むことになる。
【0042】 上記突き上げ棒40の開閉動作は突き上げ台46側面に突き上げ棒40端の支 点を設け、且つ該突き上げ台46上に各カード収納部屋毎に配置され対応する突 き上げ棒40を左右に牽引する進退動アーム56を有する電磁石60によって電 磁弁の動作の如く行う。例えば図3におけるカード収納部屋39Bが突き上げ動 作を行っている状態を表している。他のカード収納部屋39A、39C、39D では直下のカードの種類が一致せず、突き上げ棒40は開いた状態で突き上げ動 作を行っていない状態である。
【0043】 当然乍ら、以上の分別収納は搬送ベルト38のモーターの回転速度と突き上げ 台46のカム43の回転、及び突き上げ棒40の動作タイミングを制御装置11 にて調整、制御することによってなされる。
【0044】 以上の制御装置11での様々の制御はCPU、メモリ、I/Oポートを備えた マイクロコンピュータをプログラミングすることで実現されることは云うまでも ない。
【0045】 本考案者の研究によれば、毎秒3〜4枚のカードを適切に処理することが可能 であることが確認された。
【0046】 次に、図4に示されるように、下から順次カード収納部屋39A〜39Dに積 層された同種のカード1は所定の最大収納枚数(例えばN=20枚)に達すると 、カウンター59(フォトインターラプターやCdSセルと加算回路との組み合 わせ)でこれを検知し、停止信号を発して一旦搬送を停止させる。
【0047】 次に前記各カード収納部屋39A〜39Dに横設したモーター54とギアボッ クス57及び送り出しバー58にて構成された送り出し機構42を作動させて該 送り出しバー58を当該カード収納部屋内に侵入させることによって収納されて いる全カード1を搬送ベルト38を挟んだ対岸へ押し出す。
【0048】 この際、押し出される対岸側にカードケース44が配置されており、送り出さ れた然カードはそのまま該カードケース44内に収納される。尚、カードケース 44が載置される台には図4の如く段差51を配してカードが円滑・確実に収納 されるように配慮することが望ましい。
【0049】 念のために付言すれば、上記カード収納部屋39A…は実施例では四部屋であ ったが、勿論該部屋数は使用するカードの種類数に応じて増やされる(一般に5 〜7種が適当であろう)。また、読み取り不良カードないし偽物カードは搬送ベ ルト38の最後端のカード収納部屋にて全て収納するようにしておくのがその後 の処理の都合上望ましいであろう。
【0050】 また、上記対岸へのカード送り出し機構は上記実施例のように各部屋毎に送り 出し用のモーター54を設置する方式のみならず、製造コストを低減するため、 搬送ベルト38と平行に設置したボールスプラインとベベルギア及びベルト等を 組み合わせることにより、送り出しバー58一個を各部屋39A…と平行に移動 可能として送り出し機構42一つで全ての部屋39A…のカードの押し出しを行 うようにした構成であってもよい。
【0051】
【考案の効果】
本考案に係わるパチンコ景品換金カード自動仕分け装置は、上記のように構成 されているため、景品交換所におけるパチンコ景品換金カードの整理業務が正確 、迅速に行うことができ、大幅な効率アップが図れるとともに労働負担が軽減さ れるという優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係わるパチンコ景品換金カード自動仕
分け装置の構成例の斜視図である。
【図2】カード搬送時の上記パチンコ景品換金カード自
動仕分け装置の正面図である。
【図3】断続的搬送の合間の静止時においてカードを突
き上げ棒にて所定のカード収納部屋へ押し入れている状
態を示す正面図である。
【図4】カード収納部屋に所定の最大収納枚数のカード
が収納された状態およびカード収納部屋に横設した送り
出し機構とカード収納部屋に隣接して載置されたカード
ケースを示す側面図である。
【図5】カード収納部屋に貯まった所定枚数のカードを
上記送り出し機構によってカードケースへ送り出して収
納した状態を示す側面図である。
【図6】従来のパチンコ景品換金カード自動処理装置の
概要を説明するための正面図である。
【符号の説明】
1 パチンコ景品換金カード 10 パチンコ景品換金カード自動処理装置 11 制御装置 12、12′光センサー装置 15 搬送ベルト 18 自動仕分け装置 19、19´ L字形アーム 21 不良カード 23 仕分け通路 24〜28 ロータリアクチュエータ 30〜33 揺動板 35 表示部 37 操作部 38 搬送ベルト 39A〜39D カード収納部屋 40 突き上げ棒 42 送り出し機構 43 カム 44 カードケース 45 片開き扉 46 突き上げ台 47 電磁石 49 分離突起部 51 段差 54 モーター 55 蝶番機構の小板 56 進退動アーム 57 ギアボックス 58 送り出しバー 59 カウンター 60 電磁石

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 制御装置を備えて自動的にパチンコ景品
    換金カードに印刷された情報を光センサーにて読み取
    り、前記パチンコ景品換金カードの種類に応じて仕分け
    るパチンコ景品換金カード自動仕分け装置において、前
    記光センサーにて前記パチンコ景品換金カードの種類を
    読み取った後、搬送ベルトによって断続的に順次搬送さ
    れる前記パチンコ景品換金カードを、前記搬送ベルト直
    上の種類毎に仕切られた各カード収納部屋に、搬送ベル
    トの左右両脇直下に設けられた突き上げ棒を開閉制御す
    るようにして当該種類の対応するカード収納部屋直下に
    到った時に前記突き上げ棒を閉じて当該パチンコ景品換
    金カードを下から突き上げることにより収納するように
    したことを特徴とするパチンコ景品換金カード自動仕分
    け装置。
  2. 【請求項2】 前記各種類別のカード収納部屋の最大収
    納枚数を10〜100枚の範囲の所定の枚数とするとと
    もに順次突き上げられて収納されるカード枚数をカウン
    ターにてカウントして前記最大収納枚数に達した時点
    で、自動的に前記搬送ベルトの搬送を一時停止し、前記
    各カード収納部屋に横設した送り出し機構によって前記
    最大収納枚数に達したカード収納部屋から収納された全
    カードを押し出し、カード収納部屋に隣接して載置され
    たカードケース内に収納されるようにしたことを特徴と
    する請求項1記載のパチンコ景品換金カード自動仕分け
    装置。
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