JP2595269Y2 - プリーツスクリーン装置 - Google Patents

プリーツスクリーン装置

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JP2595269Y2
JP2595269Y2 JP1993045519U JP4551993U JP2595269Y2 JP 2595269 Y2 JP2595269 Y2 JP 2595269Y2 JP 1993045519 U JP1993045519 U JP 1993045519U JP 4551993 U JP4551993 U JP 4551993U JP 2595269 Y2 JP2595269 Y2 JP 2595269Y2
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、プリーツスクリーン
装置に関するものである。さらに詳しくは、この考案
は、任意の開閉状態でスライドバーを移動不能とし、そ
の状態を安定に保持することのできる、カーテン、ブラ
インド、間仕切、網戸等の広範囲にわたっての利用を可
能としたプリーツスクリーン装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、住宅、オフィスビル等の窓部
や間仕切部などにおいては、種々の構成と構造を有する
カーテン、ブラインド、可動間仕切、衝立、網戸等が用
いられてきている。このような装置の一つとして、たと
えば図4に示したプリーツスクリーン装置がこれまでに
この出願人により提供されている。
【0003】この図4に例示したプリーツスクリーン装
置においては、左右の固定部材(1)(2)の間にスラ
イドバー(3)を水平方向にスライド移動自在に配設す
るとともに、このスライドバー(3)と一方の固定部材
(1)との間に、複数のプリーツ部(4)を有し、折り
畳みと展開を自在としたプリーツ状スクリーン部材
(5)を配設している。プリーツ状スクリーン部材
(5)は、プリーツ部(4)の形成が容易なたとえば織
布、シート、フィルム、ネット等より作製することがで
きる。そして、スライドバー(3)によるプリーツ状ス
クリーン部材(5)の安定な開閉とスクリーン部材
(5)の支持のために、左右の固定部材(1)(2)間
にたとえばひも等のワイヤー部材(6)(7)を張って
いる。これらのワイヤー部材(6)(7)は、プリーツ
状スクリーン部材(5)の上下においてそれぞれそこを
貫通し、スライドバー(3)の内部に導入され、このス
ライドバー(3)に内蔵したグライドピース、プーリー
等の方向転換部材(8a)(9b)(8b)(9a)で
折り曲げられ、折り返されて、左右の固定部材(1)
(2)間に所定の張力で張られている。ワイヤー部材
(6)(7)は、固定部材(1)(2)の片方または両
方に固定金具(10)を用いて固定されている。
【0004】また図5に例示したように、ワイヤー部材
(6)(7)の間に中間ワイヤー部材(11)を設けた
プリーツスクリーン装置も提供されている。中間ワイヤ
ー部材(11)は、スライドバー(3)に内蔵した方向
転換部材(12)(9a)を介して左右の固定部材
(1)(2)間に張られており、たとえばプリーツ状ス
クリーン部材(5)の展開時に発生しやすい風圧による
撓みを防止し、面全体の強度を補強するとともに、温度
等による変形を矯正することを可能としている。
【0005】このようなプリーツスクリーン装置につい
ては、たとえば図6に示したような両開き式や、中開き
式などの各種の態様のものが提供されており、また、ワ
イヤー部材(6)(7)および中間ワイヤー部材(1
1)の張り方についても様々の方式が採用されている。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】たとえばこれらの図
4、図5および図6に示したプリーツスクリーン装置に
おいては、スライドバー(3)の操作によりプリーツ状
スクリーン部材(5)を開閉することができ、しかもそ
の開閉操作は安定で、任意の位置でスライドバー(3)
を止めることができる。しかしながら、従来のプリーツ
スクリーン装置では、スライドバー(3)の移動を阻止
する手段を設けてはいないため、スライドバー(3)を
任意の位置で止めることはできても、その状態を安定に
保持することができないという問題があった。すなわ
ち、プリーツ状スクリーン部材(5)を所望の閉め加減
(開け加減)にするために、スライドバー(3)を適当
な位置で停止させても、スライドバー(3)はそこから
自由に移動することができるため、外部より何等かの力
が加わると、その停止位置がずれてしまう。
【0007】この考案は、以上の通りの事情に鑑みてな
されたものであり、従来のプリーツスクリーン装置の欠
点を解消し、任意の開閉状態でスライドバーを移動不能
とし、その状態を安定に保持することのできる改善され
たプリーツスクリーン装置を提供することを目的として
いる。
【0008】
【課題を解決するための手段】この考案は、上記の課題
を解決するものとして、対向する一対の固定部材と、複
数の方向転換手段を内蔵し、かつ開閉方向にスライド移
動自在なスライドバーと、このスライドバーと固定部材
の一方との間に支持され、複数のプリーツ部を有する折
り畳みおよび展開自在なプリーツ状スクリーン部材と、
このプリーツ状スクリーン部材をその開閉方向に支持
し、スライドバーに内蔵された方向転換部材により折り
曲げられ、折り返されて、対向する一対の固定部材間に
張られた少なくとも2本のワイヤー部材とからなるワイ
ヤー・テンション・システムによるプリーツスクリーン
装置において、スライドバー内部に挿入されるワイヤー
部材を挟み付ける挟持部材と、この挟持部材によるワイ
ヤー部材の挟付けとその解除を行うレバー部材とを有す
るロック機構をスライドバーに配設してなることを特徴
とするプリーツスクリーン装置を提供する。
【0009】
【作 用】この考案のプリーツスクリーン装置において
は、スライドバー内部に挿入されるワイヤー部材を挟み
付ける挟持部材と、この挟持部材によるワイヤー部材の
挟付けとその解除を行うレバー部材とを有するロック機
構をスライドバーに配設するため、任意の開閉状態でス
ライドバーの移動を不能とし、その状態を安定に保持す
ることができる。
【0010】
【実施例】以下、図面に沿って実施例を示し、この考案
のプリーツスクリーン装置についてさらに詳しく説明す
る。図1は、この考案のプリーツスクリーン装置の一実
施例を模式的に示した正面図である。
【0011】この例では、たとえば図4に例示したプリ
ーツスクリーン装置において、スライドバー(3)内部
に挿入される2本のひも等のワイヤー部材(6)(7)
を挟み付けることによってスライドバー(3)を移動不
能とするロック機構(13)をスライドバー(3)に設
けている。このロック機構を例示したものが図2aおよ
びbの断面図および正面図である。
【0012】この図2の例においては、スライドバー
(3)の内部に、ワイヤー部材(6)(7)を挟み付け
る挟持板(14)(15)を配設している。一方の挟持
板(14)には、操作するためのレバー(16)を接続
し、外部より操作して、挟持板(14)(15)の間に
ワイヤー部材(6)(7)を挟付け、また、これを解除
することができるようにしている。またこの例において
は、レバー(16)にネジ(17)を接続してもおり、
このネジ(17)が挟持板(15)に螺合することで挟
持板(14)(15)の間隔が狭まり、その間にワイヤ
ー部材(6)(7)を挟み込むことができるようにして
いる。
【0013】所望の閉め加減(開け加減)でプリーツ状
スクリーン部材(5)の状態を保持する場合には、スラ
イドバー(3)をその状態に対応する位置まで移動さ
せ、その後にレバー(16)を操作し、挟持板(14)
(15)間にワイヤー部材(6)(7)を挟み込む。こ
の挟持板(14)(15)によるワイヤー部材(6)
(7)の挟付けによって、図1に例示したワイヤー部材
(6)(7)のプリーツ状スクリーン部材(5)側の長
さと開口部側の長さとを変更することができなくなり、
スライドバー(3)のスライド移動は不能となる。スラ
イドバー(3)はその位置で停止したままとなり、所望
の開閉状態が安定に保持される。再び、プリーツ状スク
リーン部材(5)を開けたり、閉めたりする時は、レバ
ー(16)を元の位置に戻し、挟持板(14)(15)
によるワイヤー部材(6)(7)の挟付けを解除する。
すると、ワイヤー部材(6)(7)のプリーツ状スクリ
ーン部材(5)側の長さと開口部側の長さとを自由に変
更することが可能となり、スライドバー(3)はスライ
ド移動自在となる。
【0014】図3は、ロック機構の別の例を示した断面
図である。この例においては、挟持部材としてカム(1
8)を用いており、これにレバー(16)を接続してい
る。この場合にも、レバー操作によりカム(18)の間
にワイヤー部材(6)(7)を挟み込み、また、これを
解除することができる。ワイヤー部材(6)(7)の挟
付けによりスライドバー(3)の移動が不能となる。
【0015】以上のロック機構は、図1に示したプリー
ツスクリーン装置の他、図5に示した中間ワイヤー部材
(11)を挿入したもの、さらに図6の両開き式や中開
き式のプリーツスクリーン装置などにも適用することが
可能である。また、ワイヤー部材(6)(7)および中
間ワイヤー部材(11)の張り方にも制限はなく、種々
の態様に容易に対応することができる。
【0016】もちろんこの考案は、以上の例によって限
定されるものではない。プリーツスクリーン装置の構成
および構造等の細部については様々な態様が可能である
ことはいうまでもない。
【0017】
【考案の効果】以上詳しく説明した通り、この考案によ
って、任意の開閉状態でスライドバーの移動を不能と
し、その状態を安定に保持することのできる、ワイヤー
・テンション・システムによるプリーツスクリーン装置
が提供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案のプリーツスクリーン装置の一実施例
を示した正面図である。
【図2】aおよびbは、各々、この考案のプリーツスク
リーン装置におけるロック機構を例示した断面図および
正面図ある。
【図3】ロック機構の別の例を示した断面図である。
【図4】従来のプリーツスクリーン装置を例示した一部
切欠正面図である。
【図5】従来のプリーツスクリーン装置を例示した一部
切欠正面図である。
【図6】従来の両開き式のプリーツスクリーン装置を模
式的に示した正面図である。
【符号の説明】
1,2 固定部材 3 スライドバー 4 プリーツ部 5 プリーツ状スクリーン部材 6,7 ワイヤー部材 13 ロック機構 14,15 挟持板 16 レバー 17 ネジ 18 カム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) E06B 9/262 E06B 9/24 E06B 9/20 A47H 3/00 - 5/00

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 対向する一対の固定部材と、複数の方向
    転換手段を内蔵し、かつ開閉方向にスライド移動自在な
    スライドバーと、このスライドバーと固定部材の一方と
    の間に支持され、複数のプリーツ部を有する折り畳みお
    よび展開自在なプリーツ状スクリーン部材と、このプリ
    ーツ状スクリーン部材をその開閉方向に支持し、スライ
    ドバーに内蔵された方向転換部材により折り曲げられ、
    折り返されて、対向する一対の固定部材間に張られた少
    なくとも2本のワイヤー部材とからなるワイヤー・テン
    ション・システムによるプリーツスクリーン装置におい
    て、スライドバー内部に挿入されるワイヤー部材を挟み
    付ける挟持部材と、この挟持部材によるワイヤー部材の
    挟付けとその解除を行うレバー部材とを有するロック機
    構をスライドバーに配設してなることを特徴とするプリ
    ーツスクリーン装置。
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