JP2004011335A - 通風と採光が可能なドア - Google Patents

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Abstract

【課題】一つのドアで、閉めたまま採光と通風を選択できるようにする。
【解決手段】ドア本体の中にスライド空間を設け、そのドア本体の幅方向中央部分に前記スライド空間を屋内外方向に貫通する開口部を設け、前記スライド空間にそれぞれ前記開口部とほぼ等幅の採光部と通風部とを有する小扉をスライド自在に備えた。
【選択図】   図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、通風と採光が可能なドアに関する。
【0002】
一般的にドアには、採光部を有するドアと採光部を有しないドアの2種類しかない。従来、勝手口には、観音開きのガラスドアと、観音開きの網戸と、観音開きのガラリ戸とが装着される例があるが、それらの開閉に手間がかかることから、とくに勝手口用に、採光と通風を必要に応じて任意に選択できるドアが望まれている。
【0003】
従来、開閉可能な採光部を有するドアと開閉可能な通風部を有するドアは、例えば、実開平5−38275号公報により知られている。
このドアは、ドア本体に開口部を形成し、その開口部に採光部を設けて、対向する表面板と裏面板を結合してなる小扉をドア本体にスライド自在に取付けて、小扉を一方向にスライドしたときは採光部が露出されて採光が可能になり、他方向にスライドした時は採光部が隠蔽されるものである。また、開口部に採光部に代えて通風部を設けたものは、小扉を一方向にスライドしたときは通風部が露出させて通風が可能になり、他方向にスライドした時は通風部が遮閉されるものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上述のように、先行技術は、採光部を設けたドアでは採光と遮光のいずれかの選択が、通風部を設けたドアでは通風・採光と非通風・遮光のいずれかの選択が可能なものであったから、一つのドアで採光と通風・採光を任意に選択できるドアに対する要望に応えることができなかった。
本発明は、上記の点に鑑みてなされたものであり、その課題は、一つのドアで、ドアを閉めたまま採光と通風を選択できるようにすることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、本発明のドアは、ドア本体の表面板と裏面板の間にスライド空間を設けるとともに、そのドア本体の幅方向中央部分に前記スライド空間を屋内外方向に貫通する開口部を設け、前記スライド空間にそれぞれ前記開口部とほぼ等幅の採光部と通風部とを有する小扉をスライド自在に備えたことを特徴としている(請求項1)。
上記構成により、ドアを閉めたまま、小扉を採光部が開口部を閉鎖する位置にスライドした時は採光のみが可能であり、通風部はドア本体内に収容され、隠蔽される。また、小扉を通風部が開口部を閉鎖する位置にスライドした時は通風と採光が可能であり、採光部はドア本体内に収容され、隠蔽される。採光時は防虫網が、通風時は採光部がそれぞれドア本体に収容されて隠蔽される。従って、ドアの外観が簡素美麗になり、開口部に露出されていない側の部分が汚染されたり、損傷されたりすることが防止される。
【0006】
通風部は、小扉の面内に採光部に隣接して固設された防虫網と格子とからなることが望ましい(請求項2)。
これにより、開口部は防虫網と格子により閉鎖されるので、通風性と防虫性と防犯性が具備され、小扉を採光部が開口部を閉鎖する位置にスライドされた時は開口部は採光部により遮閉され、格子が存在しないので、閉鎖感がなく、通風が防止され、採光可能である。
【0007】
小扉の幅方向中間位置に屋内方向に突設され、小扉のスライド時に開口部の幅方向端部に当接されて小扉のスライド行程を規制する引き手を設けることが望ましい(請求項3)。
上記構成により、小扉のスライラドが引き手により容易にできる。また、小扉を採光時の位置及び通風時の位置にそれぞれスライドさせた場合は、引き手が開口部の幅方向端部に当接して停止されるので、小扉の正確な位置決めが容易にできる。
【0008】
本発明の目的は、ドア本体の表面板と裏面板の間にスライド空間を設けるとともに、そのドア本体の幅方向中央部分に前記スライド空間を屋内外方向に貫通する開口部を設けて、その開口部の屋外側面に格子を取付け、前記スライド空間に採光部を有する前記開口部とほぼ等幅の小扉をスライド自在に備え、前記小扉の一端部と前記スライド空間の一端部との間に短縮方向に付勢された伸縮可能な防虫網を設けた構成によっても、達成することが可能である(請求項4)。
上記構成により、小扉を採光部が開口部を開放する位置にスライドされた時は防虫網が伸張されて開口部を遮閉する。そして、小扉の採光可能な位置と通風可能な位置との間の必要移動距離が短くなる。格子が常に開口部に存在しているので、防犯効果が得られ、また、小扉を一方向にスライドすると開口部は採光部により遮閉されて採光のみが可能となり、小扉を他方向にスライドすると防虫網が伸張して開口部が遮閉され、通風と採光と防虫が可能となる。
【0009】
小扉の防虫網側の端部に屋内方向に突設され、小扉のスライド時に開口部の幅方向端部に当接されて小扉のスライド行程を規制する引き手を設けることが望ましい(請求項5)。
上記構成により、小扉のスライラドが引き手により容易にでき、また、小扉を採光時の位置及び通風時の位置にそれぞれスライドさせた場合は、引き手が開口部の幅方向端部に当接して停止されるので、小扉の正確な位置決めが容易にできる。
【0010】
請求項1〜5のドアには、開口部の少なくとも幅方向両端部を形成する表面板と裏面板に、小扉が引き手により開口部に対して所定位置に停止された時に小扉の周辺の框と屋内外方向に隣接する角筒状の補強部材が設けられていることが望ましい(請求項6)。
上記構成により、開口部周辺の強度が確保され、小扉が採光時の位置に存在する時の開口部周辺の強度が十分に大きくなる。
【0011】
上記構成のドアにおいては、小扉を採光部が開口部を遮閉する位置において前記補強部材に係止する錠を備えることが望ましい(請求項7)。
上記構成により、採光時の状態で小扉がロックされ、防犯性が高まる。
【0012】
請求項1又は4に記載されたドアは、寒冷地向けに供給される場合は、ドア本体が、屋外側に面する金属材と屋内側に面する樹脂材とを有する複合構造体であり、小扉の框材は金属材であって、小扉が採光位置に存する時に屋内側に露出される部分は樹脂材で被覆された構成とすることが望ましい。
上記構成により、小扉を採光位置に置く時の断熱性及び意匠性が向上する。
【0013】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の実施の形態について、図面に基づいて説明する。
図1ないし図4は本発明の実施の第1形態を示す。図1はドアの正面図であり、(a)は採光時の外観を、(b)は通風時の外観を示す。図2は同じドアの横断面図であり、(a)は採光時の小扉の位置を、(b)は通風時の小扉の位置を示す。図3は図2のX−X線断面図、図4は図2のY−Y線断面図である。
図5ないし図7は本発明の実施の第2形態を示す。図5はドアの正面図であり、(a)は採光時の外観を、(b)は通風時の外観を示す。図6は同じドアの横断面図であり、(a)は採光時の小扉の位置を、(b)は通風時の小扉の位置を示す。図7は図6のZ−Z線断面図である。
図8及び図9は本発明の実施の第3形態を示す。図8は横断面、図9は縦断面図である。
【0014】
各図において、3は、開口枠1にヒンジ2を介して開閉自在に支持されているドア本体であり、ドア本体3には、屋外側に面する表面板3aと屋内側に面する裏面板3bとによって、その間に矩形状のスライド空間4が形成されている。そして、ドア本体3の幅方向中央部分において、スライド空間4を屋内外方向に貫通する縦長の開口部5が形成されて、開口部5の左側と右側に、それぞれ前記スライド空間の一部により構成されている収納空間4a及び収納空間4bがそれぞれ形成されている。
この場合、開口部5と収納空間4a,4bのドア面に沿った幅寸法(見込み幅)は、ほぼ等しくされている。
【0015】
スライド空間4の上端部と下端部には、水平面に沿って平行に延長する上レール6aと下レール6bが設けられている。そして、そのスライド空間4に、開口部5の幅の2倍の幅を有する子扉7が収容され、その小扉の上下端部に設けてある戸車8a,8bがそれぞれ上レール6aと下レール6bに案内されて、小扉7がドア面と平行な方向にスライド自在に備えられている。
【0016】
小扉7は、図3及び図4に示すように、上下の框7a,7bと、左右及び中間の縦框7c,7d,7eとを横転「日」字形に枠組みし、その枠体の上下框7a,7bと左縦框7cと中間框7eにより形成されている左側の矩形面には採光用のガラス10が固設され、また、枠体の上下框7a,7bと右縦框7dと中間框7eで構成されている右側の矩形面には防虫網11が張設され、また、その防虫網の屋外側に格子12が設けられている。
こうして、この実施の形態における小扉7は、ガラス10が設けられている部分からなる採光部Aと、防虫網11及び格子12が備えられている通風部Bとを有している。
【0017】
表面板3a及び裏面板3bの収納空間4a,4bの開口部5に連続する出入り口を形成する端部に、好ましくは角筒状の補強部材13a,13b;14a,14bを設けることにより、開口部5の周縁が補強されている。
好ましくは、小扉7の中間框7eに、屋内側から手をかけて小扉をドア面と平行な方向に移動させることを容易にするため、及び小扉のスライド時の位置決めを正確かつ容易にするため、引手15が小扉7の屋内方向に突設されている。
すなわち、この引手15をドア先方向又は吊り元方向に引くと、図2に示すように、引き手15が開口部5の屋内側の補強部材14a又は14bに当接停止されるため、小扉7をその採光部A又は通風部Bが開口部5に正確に合致する位置に容易に停止することができる。
【0018】
こうして、図2(a)に示すように、引き手15をこれが開口部5の右側の端部に停止されるまで押して小扉7をスライドさせると、採光部Aが開口部5に位置付けられるので、ドアは、閉鎖状態で採光が可能である。
また、図2(b)に示すように、引き手15をこれが開口部5の左側の端部に停止されるまで押して小扉7をスライドさせると、通風部Bが開口部5に位置付けられるので、ドアは、閉鎖状態で通風が可能である。
【0019】
図2の屋内側の補強部材14a又は14bには、図示されていないが、小扉7が採光時の位置に存在する時に操作することにより、小扉をロックし又はそのロックを解除する既知の施錠装置が設けられている。その施錠装置を採光時の引き手15が存在する補強部材14bに取付けると、小扉7を採光時の位置に移動した手で、直ちに施錠することができる利点がある。
【0020】
図5は、第2の実施の形態を示すものである。この実施の形態では、図6に示すように、ドア本体3の開口部5の屋外側面に格子12´を固設してある。そして、スライド空間4内には、第1の実施の形態における小扉7から通風部Bを除去した構成、すなわち、採光部Aのみを有する構成の小扉7´が、第1の実施の形態と同様の保持構造によりスライド自在に収容してある。
【0021】
そして、その小扉7´の一端部とスライド空間4の一端部、図5の例では、小扉のドア先側の端部とスライド空間のドア先側端部との間に、伸縮可能な防虫網11´が設けられ、その防虫網の両端部がそれぞれ小扉7´とドア本体3に結合されている。
【0022】
伸縮可能な防虫網11´の例としては、図示の例のような蛇腹状に折り畳んだもの、又はこれに代えて、ロールスクリーン状に巻き取ったロール網を用いることもできる。また、これらの防虫網は、常に短縮する方向に付勢されているものである。
【0023】
この実施の形態においても、小扉7´の防虫網側の縦框7cに引き手15が突設され、その引き手を介して小扉を所定方向に移動すると、小扉7´は図6(a)に示すように採光部Aが開口部5に正確に合致する位置に停止されることができ、また、そのときは、防虫網11´が収納空間4a内に短縮して収容される。また、引き手15を介して小扉7´を反対方向に移動すると、小扉は図6(b)に示すように収納空間4bに収納された位置に停止され、かつ、防虫網11´は伸張して開口部5を遮閉する。
【0024】
防虫網は伸縮自在のものを使用するため、採光時と通風時の小扉移動行程を第1の実施の形態の場合よりも小さくすることができる。換言すると、小扉移動行程が短縮される分、小扉の幅寸法を大きくして、採光量及び通風量を多くすることができる利点がある。
【0025】
こうして、第2の実施の形態は、図6に示すように開口部5が常に格子12´で保護されているので、防犯性か高い。また、引き手15を介して小扉7´を移動して、図6(a)に示すように採光が可能な状態と、同図(b)に示すように、通風が可能な状態とを任意に選択することができる。
【0026】
第2の実施の形態の場合も、図6の屋内側の補強部材14a又は14bに、図示されていないが、小扉7´が採光時の位置に存在する時に操作することにより、小扉をロックし又はそのロックを解除する既知の施錠装置が設けられている。そして、この実施の形態の場合は、防虫網11´に常に短縮方向に力が作用しているので、小扉7´が通風時の位置に移動された時にこれロックすることが望まれる。従って、この施錠装置は、補強部材14bに取付けられ、小扉7´が採光時、通風時のいずれの時にもロックできるように、縦框13cと13dの両方に施錠装置により係止される被係止部が形成されてもよいし、補強部材14aと14bの両方に引き手15又は縦框13cを係止する施錠装置を設けてもよい。
こうして、小扉7を採光時又は通風時の位置に移動するため引き手を操作した手で、直ちに施錠することができる利点がある。
【0027】
図5に例示されたドアは、開口部5が幅方向中央よりもややドアハンドル16側に寄った位置に設けられている。この場合は、採光部又は通風部を破損して容易にドア本体の錠を不法侵入試行者により不正解錠される恐れがあるが、開口部5をドアハンドル16から離れた側に設けた場合は、その様な不正解錠を困難にする利点がある。
【0028】
図8及び図9は、本発明を寒冷地向けドアに適用する場合の実施の第3形態の一例を示す。
この実施の形態においては、開口枠1が屋外側に面する部分が耐候性に優れたアルミニウム等の金属材1mで形成され、開口枠1が屋内側に面する部分が断熱性に優れている樹脂材1pで形成されている。
これに合わせて、ドア本体3Cは、屋外側に面する部分を金属材で構成し、屋内側に面する部分を樹脂材で構成した複合構造体とされている。すなわち、ドア本体3Cの表面板3amは、開口枠1の屋外側に面する部分と同様に金属材で形成され、ドア本体の裏面板は、屋外側に面する部分を金属材3bmで、屋内側に面する部分を樹脂材3bpで形成されている。
また、小扉7”の各框材は主たる部分は金属材7am,7bm,7cm,7dmであるが、小扉が採光位置に存する時に屋内側に露出される部分は樹脂材で被覆されている。すなわち、図8の左縦框7cmは、凹溝状の引き手15´が形成されて採光時に屋内側に面するので、左縦框の屋内側部分は樹脂材7cpで被覆されている。また、上框と下框の屋内側に面する部分も、樹脂材7ap,7bpで被覆されている。
さらに、採光部Aには断熱性に優れた二重ガラスが用いられている。
【0029】
上記の構成を有することにより、採光時はドアの内観は採光部Aを除くほかは、樹脂材のみが屋内側に面するので、樹脂材の色彩及び模様などにより、ドアの意匠性が向上する。また、採光部も樹脂材も断熱性を有するため、ドア全体の断熱性が向上されている。
【0030】
【発明の効果】
上述したように、請求項1の発明によれば、ドア本体にスライド空間を設け、ドア本体の幅方向中央部分に開口部を形成し、前記スライド空間に採光部と通風部を有する小扉をスライド自在に備えたので、一つのドアで、しかもドアを閉めたまま、採光と通風を選択して行うことができる。
【0031】
小扉の幅方向中間位置に屋内方向に突設され、小扉のスライド時に開口部の幅方向端部に停止されて小扉のスライド行程を規制する引き手を設けた場合は、小扉を採光又は通風のための所定位置に正確容易に位置決めすることができる。
【0032】
また、請求項4の発明によれば、ドア本体にスライド空間を設け、ドア本体の幅方向中央部分に開口部を形成し、その開口部の屋外側面に格子を取付け、前記スライド空間に採光部を有する小扉をスライド自在に備え、前記小扉と前記スライド空間の一端部との間に伸縮可能な防虫網を設けたので、一つのドアで、そのドアを閉めたまま、採光と通風・採光を選択的に行うことができる。
そして、小扉の採光可能な位置と通風可能な位置との間の必要移動距離が短くなるので、採光量及び通風量の増大を図ることができる。さらに、格子が常に開口部に存在しているので、防犯性が高い。
【0033】
さらに、請求項8の発明によれば、採光部と通風部を有するドアに高い断熱性及び意匠性を備えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の第1形態のドアの正面図。(a)は採光時の外観を、(b)は通風時の外観を示す。
【図2】同じくドアの横断面図。(a)は採光時の小扉の位置を、(b)は通風時の小扉の位置を示す。
【図3】図2のX−X線断面図
【図4】図2のY−Y線断面図。
【図5】実施の第2形態のドアの正面図。(a)は採光時の外観を、(b)は通風時の外観を示す。
【図6】同じドアの横断面図。(a)は採光時の小扉の位置を、(b)は通風時の小扉の位置を示す。
【図7】図6のZ−Z線断面図。
【図8】実施の第3形態のドアの採光時の横断面図。
【図9】同じく縦断面図。
【符号の説明】
1     ドア取付け用開口枠
2     ドア取付け用ヒンジ
3A,3B,3C  ドア本体
3a    表面板
3b    裏面板
3ap   金属材
3bm   樹脂材
4     スライド空間
4a,4b 収納空間
5     開口部
6a,6b  上下レール
7,7´,7”  小扉
7a,7b  上、下框
7c,7d  縦框
7e     中間框
7am、7cm、7dm  金属材
7ap,7bp,7cp  樹脂材
8a,8b  戸車
A   採光部
10     ガラス
B   通風部
11,11´ 防虫網
12,12´ 格子

Claims (8)

  1. ドア本体の表面板と裏面板の間にスライド空間を設けるとともに、そのドア本体の幅方向中間部分に前記スライド空間を屋内外方向に貫通する開口部を設け、前記スライド空間にそれぞれ前記開口部とほぼ等幅の採光部と通風部とを有する小扉をスライド自在に備えたことを特徴とするドア。
  2. 通風部は、小扉の面内に採光部に隣接して固設された防虫網と格子とからなることを特徴とする請求項1に記載されたドア。
  3. 小扉の幅方向中間位置に屋内方向に突設され、小扉のスライド時に開口部の幅方向端部に当接されて小扉のスライド行程を規制する引き手を設けたことを特徴とする請求項1に記載されたドア。
  4. ドア本体の表面板と裏面板の間にスライド空間を設けるとともに、そのドア本体の幅方向中間部分に前記スライド空間を屋内外方向に貫通する開口部を設けて、その開口部の屋外側面に格子を取付け、前記スライド空間に採光部を有する前記開口部とほぼ等幅の小扉をスライド自在に備え、前記小扉の一端部と前記スライド空間の一端部との間に短縮方向に付勢された伸縮可能な防虫網を設けたことを特徴とするドア。
  5. 小扉の防虫網側の端部に屋内方向に突設され、小扉のスライド時に開口部の幅方向端部に当接されて小扉のスライド行程を規制する引き手を設けたことを特徴とする請求項4に記載されたドア。
  6. 開口部の少なくとも幅方向両端部を形成する表面板と裏面板には、小扉が引き手により開口部に対して所定位置に停止された時に屋内外方向に隣接する角筒状の補強部材が設けられていること特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載されたドア。
  7. 小扉を採光部が開口部を遮閉する位置において補強部材に係止する錠を備えたことを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載されたドア。
  8. ドア本体は、屋外側に面する金属材と屋内側に面する樹脂材とを有する複合構造体であり、小扉の框材は金属材であって、小扉が採光位置に存する時に屋内側に露出される部分は樹脂材で被覆されていることを特徴とする請求項1又は4に記載されたドア。
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