JP2595122B2 - スクロール流体機械 - Google Patents

スクロール流体機械

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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、駆動スクロールと従動スクロールとを回
転させる全系回転型のスクロール流体機械に関するもの
である。
〔従来の技術〕
スクロール流体機械の原理は以前から知られており、
一対の渦巻突起体を組合わせて圧縮作用を行なう容積型
流体機械の一種である。通常渦巻突起体の一方を固定
し、他方を揺動運動させて圧縮作用を行なうが、双方の
渦巻突起体をそれぞれの中心のまわりに回転させる、い
わゆる全系回転型のものもその原理は米国特許第388459
9号明細書で公知である。また、全系回転型のスクロー
ル流体機械において、駆動スクロールの渦巻突起体を直
接従動スクロールの渦巻突起体に接触させることによっ
て従動スクロールに回転力を伝達する駆動方式のもの
は、米国特許第3600114号明細書に記載されている。こ
の従来の全系回転型のスクロール流体機械を第4図ない
し第6図に示す。図において、1は電動機、機関または
タービンなどの駆動源(図示せず)により、その軸中心
O1を中心として回転運動する駆動スクロールで、渦巻突
起体1aを有している。2は軸中心O2を中心として駆動ス
クロール1の回転に同期して回転運動される従動スクロ
ールで、渦巻突起体2aと、この中心に形成され、高圧気
体が吐出される吐出口2cを有している。3は、双方のス
クロール1,2の回転により中心側へ容積を減じ、圧縮気
体の圧力を上昇させる圧縮室、Sは渦巻突起体1a,2aに
よる半径方向のシール部で、半径方向に一直線上に並ん
で静止状態で一定位置を占めている。4は、駆動スクロ
ール1を支承する第1の枠体、5は従動スクロールを支
承する軸、6はこの軸を支承する第2の枠体である。
上記のように構成されたものにおいては、駆動スクロ
ール1は、駆動源によりその軸中心O1を中心として回転
運動され、従動スクロール2もその軸中心O2を中心とし
て、駆動スクロール1の回転に同期して回転運動する。
従って、双方の回転により圧縮室3が中心側に移動する
ことによってその容積を減じ、圧縮気体の圧力が上昇
し、その気体は吐出口2cから吐出される。
第5図(a)の0゜の状態では、圧縮室3に気体が吸
入された状態であり、(b)〜(d)に示す以後0゜→
90゜→180゜→270゜→360゜(0゜)の回転により、圧
縮室3は次第に中心側に移動し容積が減少する。この
間、双方のスクロール1,2の渦巻突起体1a,2aによる半径
方向のシール部Sは半径方向に一直線上に並んで静止状
態で一定位置を占めていることがわかる。
つぎに、駆動スクロール1の回転力が従動スクロール
2に伝達させる過程を説明する。第6図において、駆動
スクロール1が矢印11の方向に、駆動源によって回転し
ようとすると、駆動スクロール渦巻突起体1aは従動スク
ロール渦巻突起体2aを押し付け、接触点Sにおいて従動
スクロール渦巻突起体2aに押付け力F0を与える。そうす
ると、従動スクロール2aには、押付け力F0の他に押付け
力に直角で回転方向の摩擦力Ffが作用することによる。
この摩擦力Ffによって、従動スクロール2aが回転させら
れることになる。なお上記過程において、駆動スクロー
ル渦巻突起体1aには、接触点Sにおいて当然従動スクロ
ール渦巻突起体1aに作用する押付け力F0および摩擦力Ff
と反対方向の反力が発生する。
〔発明が解決しようとする課題〕
従来のスクロール流体機械は以上のように構成されて
いるので、双方のスクロールは原理的には複数の接触点
で接触しながら回転することになるが、実際には加工誤
差や組立誤差によりいづれか1箇所で接触することにな
る。そうすると、従動スクロールを駆動するのに必要な
回転力を与えるのに第7図(a)に示すように内周側で
接触する場合には、摩擦力Ffは大きくなり、一方第7図
(b)に示すように外周側で接触する場合には、摩擦力
Ffは小さくなる。なお、押付け力F0は、当然第7図
(a)の場合の方が第7図(b)の場合よりも大きくな
る。
そうすると、従来のものにおいては、回転中に内周か
ら外周の至る間の任意の位置で接触する可能性があるた
め、回転中に押付け力F0や摩擦力Ffが変動することによ
り、振動や騒音が増大するという問題がある。また、特
に内周側で接触した場合には、押付け力F0や摩擦力Ff
大きくなって、振動や騒音の増大だけでなく、渦巻突起
体部分の摩擦・焼付きなどの恐れが生じることになる。
この発明は、上記のような問題点を解消するためにな
されたもので、双方のスクロール渦巻突起体同志を外周
部分で接触させる構造にすることにより、双方の渦巻突
起体部分に作用する押付け力および摩擦力が小さく、ス
クロール渦巻部に焼付きや摩耗が発生せず、振動や騒音
も低減できるストローク流体機械を得ることを目的とす
る。
〔課題を解決するための手段〕
この発明に係る請求項1記載のスクロール流体機械
は、互いに異なる軸心上でそれぞれ自転し、平板上に渦
巻状の突起体を各々設けた駆動スクロールおよび従動ス
クロールを備え、従動スクロールは駆動スクロールに設
けた上記突起体が従動スクロールに設けた突起体に接触
してトルクを伝達することにより駆動され、上記両スク
ロールが協働して、圧縮室を構成するスクロール流体機
械において、上記従動スクロールの突起体または駆動ス
クロールの突起体の少なくとも一方の突起体の厚みが、
内周側の方が外周側よりも僅かに薄く形成されたことを
特徴とする。
また、この発明に係る請求項2記載のスクロール流体
機械は、互いに異なる軸心上でそれぞれ自転し、平板上
に渦巻状の突起体を各々設けた駆動スクロールおよび従
動スクロールを備え、従動スクロールは駆動スクロール
に設けた上記突起体が従動スクロールに設けた突起体に
接触してトルクを伝達することにより駆動され、上記両
スクロールが協働して、圧縮室を構成するスクロール流
体機械において、上記駆動スクロールの突起体を形成す
る内側曲面の外周側1巻を除く部分あるいは従動スクロ
ールの突起体を形成する外側曲面の外周側1.5巻を除く
部分と、駆動スクロールの突起部を形成する外側曲面の
外周側1.5巻を除く部分あるいは従動スクロールの突起
部を形成する内側曲面の外側1巻を除く部分とを僅かな
厚みを切り取って加工したことを特徴とする。
〔作 用〕
この発明におけるスクロール流体機械は、双方のスク
ロール渦巻突起体の少なくとも一方の厚みが、外周側よ
りも内周側の方が僅かに薄いため、内周部よりも外周部
の方で接触することになる。そうすると、接触点におい
て双方の渦巻突起体に作用する押付け力や摩擦力は、回
転中常に小さくかつ変動も小さくなる。
なお、外周側における渦巻突起体の厚みと内周側にお
ける渦巻突起体の厚みとの差は、加工誤差および組立誤
差を考慮して、内周側で接触することのない限度で僅小
にとれば、接触点以外での均一厚みの場合の接触位置に
おける径方向すきまを極めて微小に保つことができるた
め、十分な密封性が保たれる。
〔実施例〕
以下、この発明の一実施例を図について説明する。第
1図はこの発明によるスクロール流体機械の渦巻突起体
の平面図であって、図において、1d,1eはそれぞれ駆動
スクロール渦巻突起体1aの内側曲面および外側曲面であ
り、2fは外周側から内周側に向かって漸次厚みが僅かず
つ減少するように外側曲面側に加工された従動スクロー
ル渦巻突起体2aの内側曲面、2gは外周側から内周側に向
かって漸次厚みが僅かずつ減少するように内側曲面側に
加工された従動スクロール渦巻突起体2aの外側曲面であ
る。また、破線で示された2d,2eは、それぞれ均一厚み
の場合の従動スクロール渦巻突起体の内側曲面および外
側曲面である。
以上の構成において、従動スクロール2を何らかの方
法によって駆動スクロール1に、渦巻突起体同志が接触
するように矢印12で示す径方向に押し付ければ、駆動ス
クロール渦巻突起体1aと従動スクロール渦巻突起体2aと
は、外周側で接触することになる。このとき、接触点S3
以外での均一厚みの場合における接触位置、つまり破線
で示した曲面と実線で示した曲面の交点にあたる位置S4
においては、微小なすきまが設けられることになる。こ
の状態で駆動スクロール1を回転駆動させると、駆動ス
クロール渦巻突起体1aと従動スクロール渦巻突起体2aと
が、常に外周部分で接触しながら、双方のスクロールは
回転することになる。ここで、従動スクロール渦巻突起
体2aの内側曲面2fおよび2gを、回転中に渦巻体同志が、
内周側で接触することのない限度で、それぞれ破線で示
す均一厚みの場合における曲面2d,2eに近くなるように
加工・形成すれば、均一厚みの場合における内周部での
接触位置S4では、双方のスクロール渦巻突起体同志が接
触することなく、径方向すきまは回転中も常に微小に保
たれる。このため、双方スクロールの渦巻突起体同志
は、常に外周側で接触するため、従動スクロールおよび
駆動スクロール渦巻突起体に作用する押付け力F0および
摩擦力Ffは、常に小さく、かつ変動も小さくなる。
つぎに、この発明の第2の実施例を第2図において説
明する。2hは、従動スクロール渦巻突起体2aにおいて、
外周1巻を残して内周部を僅小厚み切り取って形成され
た内側曲面、2iは、従動スクロール渦巻突起体2aにおい
て、外周1.5巻を残して内周部を、僅小厚み切り取って
形成された外側曲面である。なお、δは切り取り加工さ
れた厚み量である。
以上の構成において、従動スクロール2を何らかの方
法によって駆動スクロール1に、渦巻突起体同志が接触
するように矢印12で示す径方向に押し付ければ、駆動ス
クロール渦巻突起体1aと従動スクロール渦巻突起体2aと
は、外周側でのみ接触することになる。このとき、接触
点S3以外での切り取り加工を行なう以前における接触位
置、つまり破線で示した曲面と実線で示した曲面の交点
にあたる位置S4においては、切り取った僅小厚み量δだ
け径方向にすきまが設けられることになる。この状態で
駆動スクロール1を回転駆動させると、第5図に示され
る作動原理から明らかなように、駆動スクロール渦巻突
起体1aと、従動スクロール渦巻突起体2aとは、常に外側
1.5巻部分の範囲でのみ接触しながら、双方のスクロー
ルは回転することになる。ここで、切り取る厚み量δ
は、加工誤差を考慮して、渦巻体同志が内周側で接触す
ることのない限度で小さくとれば、十分な気密性が保た
れる。そうすると、双方スクロールの渦巻突起体同志
は、常に外周側1.5巻部分でのみ接触するため、従動ス
クロールおよび駆動スクロール渦巻突起体に作用する押
付け力F0および摩擦力Ffは、第1の実施例よりも小さく
なることが期待できる。
つぎに、この発明の第3の実施例を第3図において説
明する。2iは、第2の実施例と同様に、従動スクロール
渦巻突起体2aにおいて、外周1.5巻を残して内周部を僅
小厚み切り取って形成された外側曲面、2jは、全周にわ
たって僅小厚み切り取られた従動スクロール渦巻突起体
2aの内側曲面である。なお、破線で示された2d,2eは、
それぞれ均一厚みの場合における従動スクロール渦巻突
起体2aの内側曲面および外側曲面である。
この構成においては、双方のスクロールは、常に従動
スクロール渦巻突起体2aの外側曲面2iと駆動スクロール
渦巻突起体1aの内側曲面1dとが外周側における接触位置
S5で接触して回転することになる。そうすると、接触点
S5と周方向に180゜対称の位置S6では、内側曲面におい
て切り取られた厚み量に相当する微小なすきまがあくこ
とになる。
上記実施例においては、上記のように作動するので、
駆動スクロール渦巻突起体1aと従動スクロール渦巻突起
体2aが接触点S5が接触したときに、周方向に180゜対称
の位置S6において、加工誤差によって駆動スクロール渦
巻突起体1aの外側曲面1eが外径側に形成されていたり、
または従動スクロール渦巻突起体2aの内側曲面2jが内径
側に形成されていても、接触点S6近傍で双方のスクロー
ル同志が噛み込むことがない。このため、上記実施例で
は、第2の実施例と同等の効果が得られるとともに、摩
耗や焼付きを発生させる恐れが、第2の実施例よりもさ
らに軽減されることになる。
なお、上記いずれの実施例でも従動スクロールについ
て加工を行なったが、これを駆動スクロールについて実
施しても同様の効果が得られる。なお、第2の実施例に
おいて駆動スクロール側を加工する場合は、渦巻突起体
の内側曲面を外周1巻を残して内周部を僅小厚み切り取
って形成し、渦巻突起体の外側曲面を外周1.5巻を残し
て内周部を僅小厚み切り取って形成すればよい。また、
第3の実施例において駆動スクロール側を加工する場合
は、渦巻突起体の内側曲面を外周1巻を残して内周部を
僅小厚み切り取って形成し、渦巻突起体の外側曲面を全
周にわたって僅小厚み切り取って形成すればよい。
また、上記のいずれの実施例においても、渦巻を形成
する曲面は、インボリュート曲面、アルキメデス曲面、
円弧曲面、またはインボリュート曲面とこれと滑らかに
接続する円弧曲面の組合せなど、いずれの形状でもよ
い。
〔発明の効果〕
以上のように、この発明は従動スクロール渦巻突起体
または駆動スクロール渦巻突起体の少なくとも一方の渦
巻突起体の厚みを、内周側の方を外周側よりも僅かに薄
く形成することにより、双方スクロールの渦巻突起体同
志が、回転中に常に外周部で接触することになる。そう
すると、従動スクロールおよび駆動スクロールに作用す
る押付け力および摩擦力は従来のものに比べて、常に小
さく、かつ変動も小さくなる。このため、スクロール渦
巻突起体での摩擦や焼付きの発生の恐れが軽減され、か
つ振動や騒音も低減される効果が得られ、信頼性が向上
する。
また、上記スクロール渦巻突起体において、駆動スク
ロール渦巻突起体を形成する内側曲面の外周側1巻を除
く部分あるいは従動スクロール渦巻突起体を形成する外
側曲面の外周側1.5巻を除く部分と,駆動スクロール渦
巻突起体を形成する外側曲面の外周側1.5巻を除く部分
あるいは従動スクロール渦巻突起体を形成する内側曲面
の外周側1巻を除く部分とを、僅小厚み切り取って加工
したものでは、双方スクロールの渦巻突起体同志が、常
に外周1.5巻の範囲でのみ接触することになるので、駆
動スクロールおよび従動スクロールに作用する押付け力
および摩擦力はさらに確実に小さいものとなり、渦巻体
部分における焼付きおよび摩耗の発生の恐れがさらに軽
減される。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例によるスクロール流体機械
の渦巻突起体の平面図、第2図は別の実施例における渦
巻突起体の平面図、第3図はその他の実施例における渦
巻突起体の平面図、第4図は従来のスクロール流体機械
の要部側断面図、第5図ないし第7図は従来のスクロー
ル流体機械の動作原理を説明するための各々の渦巻突起
体の平面図である。 1……駆動スクロール、2……従動スクロール、1a,2a
……渦巻突起体、1d……駆動スクロールの内側曲面、1e
……駆動スクロールの外側曲面、2d,2f,2h……従動スク
ロールの内側曲面、2e,2g,2i……従動スクロールの外側
曲面、3……圧縮室。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】互いに異なる軸心上でそれぞれ自転し、平
    板上に渦巻状の突起体を各々設けた駆動スクロールおよ
    び従動スクロールを備え、従動スクロールは駆動スクロ
    ールに設けた上記突起体が従動スクロールに設けた突起
    体に接触してトルクを伝達することにより駆動され、上
    記両スクロールが協働して、圧縮室を構成するスクロー
    ル流体機械において、上記従動スクロールの突起体また
    は駆動スクロールの突起体の少なくとも一方の突起体の
    厚みが、内周側の方が外周側よりも僅かに薄く形成され
    たことを特徴とするスクロール流体機械。
  2. 【請求項2】互いに異なる軸心上でそれぞれ自転し、平
    板上に渦巻状の突起体を各々設けた駆動スクロールおよ
    び従動スクロールを備え、従動スクロールは駆動スクロ
    ールに設けた上記突起体が従動スクロールに設けた突起
    体に接触してトルクを伝達することにより駆動され、上
    記両スクロールが協働して、圧縮室を構成するスクロー
    ル流体機械において、上記駆動スクロールの突起体を形
    成する内側曲面の外周側1巻を除く部分あるいは従動ス
    クロールの突起体を形成する外側曲面の外周側1.5巻を
    除く部分と、駆動スクロールの突起部を形成する外側曲
    面の外周側1.5巻を除く部分あるいは従動スクロールの
    突起部を形成する内側曲面の外側1巻を除く部分とを僅
    かな厚み切り取って加工したことを特徴とするスクロー
    ル流体機械。
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