JPH08219039A - スクロールコンプレッサの駆動装置 - Google Patents
スクロールコンプレッサの駆動装置Info
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- JPH08219039A JPH08219039A JP7326832A JP32683295A JPH08219039A JP H08219039 A JPH08219039 A JP H08219039A JP 7326832 A JP7326832 A JP 7326832A JP 32683295 A JP32683295 A JP 32683295A JP H08219039 A JPH08219039 A JP H08219039A
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- driven
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04C—ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
- F04C18/00—Rotary-piston pumps specially adapted for elastic fluids
- F04C18/02—Rotary-piston pumps specially adapted for elastic fluids of arcuate-engagement type, i.e. with circular translatory movement of co-operating members, each member having the same number of teeth or tooth-equivalents
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04C—ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
- F04C29/00—Component parts, details or accessories of pumps or pumping installations, not provided for in groups F04C18/00 - F04C28/00
- F04C29/0042—Driving elements, brakes, couplings, transmissions specially adapted for pumps
- F04C29/005—Means for transmitting movement from the prime mover to driven parts of the pump, e.g. clutches, couplings, transmissions
- F04C29/0057—Means for transmitting movement from the prime mover to driven parts of the pump, e.g. clutches, couplings, transmissions for eccentric movement
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04C—ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
- F04C2270/00—Control; Monitoring or safety arrangements
- F04C2270/70—Safety, emergency conditions or requirements
- F04C2270/72—Safety, emergency conditions or requirements preventing reverse rotation
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
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- Y10T74/21—Elements
- Y10T74/211—Eccentric
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Rotary Pumps (AREA)
- Applications Or Details Of Rotary Compressors (AREA)
- Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 スクロールコンプレッサの運転停止時に、ス
クロールの側面同士を半径方向へ早期に離間させ、コン
プレッサ前後の圧力差を均等化することにより、コンプ
レッサの逆回転を防止する。 【解決手段】 クランクシャフトの先端に偏心した駆動
ピン20−1が形成され、スライダブロック24を介し
て、偏心スクロール16のハブ16−1に連係してい
る。スライダブロック24は、ハブ16−1の開口部1
6−2内に嵌合し、駆動ピン20−1はスライダブロッ
ク24の開口部24−1内に、僅かな間隙を介して嵌合
している。駆動ピン20−1は、湾曲した駆動面20−
2を有し、この駆動面20−2とスライダブロック24
との間に、摩擦を低減するように転がり軸受部材30が
介在している。
クロールの側面同士を半径方向へ早期に離間させ、コン
プレッサ前後の圧力差を均等化することにより、コンプ
レッサの逆回転を防止する。 【解決手段】 クランクシャフトの先端に偏心した駆動
ピン20−1が形成され、スライダブロック24を介し
て、偏心スクロール16のハブ16−1に連係してい
る。スライダブロック24は、ハブ16−1の開口部1
6−2内に嵌合し、駆動ピン20−1はスライダブロッ
ク24の開口部24−1内に、僅かな間隙を介して嵌合
している。駆動ピン20−1は、湾曲した駆動面20−
2を有し、この駆動面20−2とスライダブロック24
との間に、摩擦を低減するように転がり軸受部材30が
介在している。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、空調機器等に用
いられるスクロールコンプレッサの駆動装置に関する。
いられるスクロールコンプレッサの駆動装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ある種のスクロールコンプレッサにおい
ては、偏心駆動ピンが軸受支持部に対し、オーバーハン
グ状態つまり片持ち梁状となるように、クランクシャフ
トが一端部および他端部近傍において支持されている。
駆動ピンは、コンプレッサの旋回スクロールに、スライ
ダブロックもしくはブッシュを介して連係しており、こ
のスライダブロックもしくはブッシュによって、旋回ス
クロールがオルダムカップリングのような回転防止機構
を介して旋回運動するのに対し、駆動ピンは回転できる
ようになっている。駆動ピンとスライダブロックとの間
の協働作用は、力の伝達の性質によって複雑となってい
る。遠心力は、圧縮されつつあるガスにより生じる半径
方向のガス力に抗して、旋回スクロールを半径方向外側
へ動かそうとする。この動きに伴い、スライダブロック
は駆動ピンに対してスライドする。運転停止時に、半径
方向のガス力が遠心力を超えると、あるいは液体のスラ
ギング(liquid slugging)が起こった場合には、旋回
スクロールは半径方向内側へ移動し、スライダブロック
と駆動ピンとの間で再度スライド運動が生じる。スクロ
ールラップの側面の不規則性により、小さな偏位が生じ
ることもある。さらに、スライダブロックと駆動ピンの
相対的な動きは、荷重を受けているピンのたわみによっ
ても生じ得る。
ては、偏心駆動ピンが軸受支持部に対し、オーバーハン
グ状態つまり片持ち梁状となるように、クランクシャフ
トが一端部および他端部近傍において支持されている。
駆動ピンは、コンプレッサの旋回スクロールに、スライ
ダブロックもしくはブッシュを介して連係しており、こ
のスライダブロックもしくはブッシュによって、旋回ス
クロールがオルダムカップリングのような回転防止機構
を介して旋回運動するのに対し、駆動ピンは回転できる
ようになっている。駆動ピンとスライダブロックとの間
の協働作用は、力の伝達の性質によって複雑となってい
る。遠心力は、圧縮されつつあるガスにより生じる半径
方向のガス力に抗して、旋回スクロールを半径方向外側
へ動かそうとする。この動きに伴い、スライダブロック
は駆動ピンに対してスライドする。運転停止時に、半径
方向のガス力が遠心力を超えると、あるいは液体のスラ
ギング(liquid slugging)が起こった場合には、旋回
スクロールは半径方向内側へ移動し、スライダブロック
と駆動ピンとの間で再度スライド運動が生じる。スクロ
ールラップの側面の不規則性により、小さな偏位が生じ
ることもある。さらに、スライダブロックと駆動ピンの
相対的な動きは、荷重を受けているピンのたわみによっ
ても生じ得る。
【0003】運転停止の過程では、減少しつつある遠心
力とともに、静的な摩擦力が半径方向のガス力に対抗す
るように作用する。上記のガス力は、固定スクロールと
旋回スクロールのラップ同士を離間させようとするもの
である。転がり摩擦よりも大きいものとなる静的な摩擦
あるいは境界潤滑摩擦が減少すると、運転停止過程の一
層早い時期に、半径方向のガス力が遠心力に打ち勝つこ
とができ、スクロール同士が分離する。スクロール同士
の分離によって、冷凍システムもしくは空調システムに
おけるコンプレッサ前後の圧力の均一化が図れる。この
ように、コンプレッサ前後の圧力差はラップ同士の離間
によって減少するが、遠心力を生成する動きは、その慣
性によって、一時的にコンプレッサの逆動作に対抗し続
ける。コンプレッサが停止に至ったときに、圧力差が減
少していると、逆動作のための動力が低減することにな
り、それだけ、その逆動作を抑制し、最小限にする。逆
動作の生じやすさを低減もしくは除去することによっ
て、吐出経路における逆止弁の省略が可能となる。さら
に、一層たわみやすい連結部を提供することにより、定
常運転状態においてスクロールラップの衝突に起因する
騒音が低減する。
力とともに、静的な摩擦力が半径方向のガス力に対抗す
るように作用する。上記のガス力は、固定スクロールと
旋回スクロールのラップ同士を離間させようとするもの
である。転がり摩擦よりも大きいものとなる静的な摩擦
あるいは境界潤滑摩擦が減少すると、運転停止過程の一
層早い時期に、半径方向のガス力が遠心力に打ち勝つこ
とができ、スクロール同士が分離する。スクロール同士
の分離によって、冷凍システムもしくは空調システムに
おけるコンプレッサ前後の圧力の均一化が図れる。この
ように、コンプレッサ前後の圧力差はラップ同士の離間
によって減少するが、遠心力を生成する動きは、その慣
性によって、一時的にコンプレッサの逆動作に対抗し続
ける。コンプレッサが停止に至ったときに、圧力差が減
少していると、逆動作のための動力が低減することにな
り、それだけ、その逆動作を抑制し、最小限にする。逆
動作の生じやすさを低減もしくは除去することによっ
て、吐出経路における逆止弁の省略が可能となる。さら
に、一層たわみやすい連結部を提供することにより、定
常運転状態においてスクロールラップの衝突に起因する
騒音が低減する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この発明の一つの目的
は、運転停止時にスクロールの側面同士を半径方向へ離
間させることにある。
は、運転停止時にスクロールの側面同士を半径方向へ離
間させることにある。
【0005】また本発明の他の目的は、運転停止時にラ
ップ同士を離すのに必要な力を低減することにある。
ップ同士を離すのに必要な力を低減することにある。
【0006】本発明のさらに他の目的は、運転停止時に
逆動作しようとする傾向を、低減もしくは除去すること
にある。
逆動作しようとする傾向を、低減もしくは除去すること
にある。
【0007】本発明のさらに他の目的は、一層たわみや
すい連結部を提供することにある。
すい連結部を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】基本的に、シャフトの駆
動面とスライダブロックの従動面との中間に、摩擦を最
小にするように、転がり軸受部材が配設されている。摩
擦の低減によって、運転停止時に、逆戻りする前にラッ
プ同士が分離する。
動面とスライダブロックの従動面との中間に、摩擦を最
小にするように、転がり軸受部材が配設されている。摩
擦の低減によって、運転停止時に、逆戻りする前にラッ
プ同士が分離する。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、この発明の好ましい実施の
形態を図面を参照して説明する。
形態を図面を参照して説明する。
【0010】図1において、符号20はクランクシャフ
トを示している。このクランクシャフト20は、偏心し
た位置に駆動ピン20−1を備えており、該駆動ピン2
0−1は湾曲部20−2を有している。点Aは、駆動ピ
ン20−1の中心軸を示し、点Bは、クランクシャフト
20の中心軸を示している。
トを示している。このクランクシャフト20は、偏心し
た位置に駆動ピン20−1を備えており、該駆動ピン2
0−1は湾曲部20−2を有している。点Aは、駆動ピ
ン20−1の中心軸を示し、点Bは、クランクシャフト
20の中心軸を示している。
【0011】図2において、符号10は、シェル12を
有する密封されたスクロールコンプレッサを示してい
る。固定スクロール14および旋回スクロール16が、
シェル12内に配置されており、従来と同様に、ガスを
圧縮するために協働する。旋回スクロール16は、軸方
向に延びたハブ16−1を有し、ここに開口部16−2
が形成されている。図3に示されているように、スライ
ダブロック24が上記開口部16−2内に配置されてい
るとともに、該スライダブロック24に開口部24−1
が形成されており、さらに、開口部24−1に凹部24
−2が設けられている。この凹部24−2には、複数個
の円筒形転がり軸受部材30が収容されている。図4に
示されているように、複数個の軸受部材30は、スプリ
ング34によって凹部24−2の一端部へ向けて付勢さ
れている。クランクシャフト20は、モータ(図示せ
ず)によって駆動される。またクランクシャフト20の
偏心位置にある軸方向に延びた駆動ピン20−1は、ス
ライダブロック24および該スライダブロック24によ
って搬送される軸受部材30が、駆動ピン20−1に対
し、図3の中心軸Aおよび中心軸Bによって規定される
平面と平行な方向に動き得るように、上記開口部24−
1内に僅かな間隙を介して嵌合している。湾曲部20−
2は、クランクシャフト20の中心軸に対し直交し、か
つ軸受部材30の平面に平行な湾曲中心を有している。
有する密封されたスクロールコンプレッサを示してい
る。固定スクロール14および旋回スクロール16が、
シェル12内に配置されており、従来と同様に、ガスを
圧縮するために協働する。旋回スクロール16は、軸方
向に延びたハブ16−1を有し、ここに開口部16−2
が形成されている。図3に示されているように、スライ
ダブロック24が上記開口部16−2内に配置されてい
るとともに、該スライダブロック24に開口部24−1
が形成されており、さらに、開口部24−1に凹部24
−2が設けられている。この凹部24−2には、複数個
の円筒形転がり軸受部材30が収容されている。図4に
示されているように、複数個の軸受部材30は、スプリ
ング34によって凹部24−2の一端部へ向けて付勢さ
れている。クランクシャフト20は、モータ(図示せ
ず)によって駆動される。またクランクシャフト20の
偏心位置にある軸方向に延びた駆動ピン20−1は、ス
ライダブロック24および該スライダブロック24によ
って搬送される軸受部材30が、駆動ピン20−1に対
し、図3の中心軸Aおよび中心軸Bによって規定される
平面と平行な方向に動き得るように、上記開口部24−
1内に僅かな間隙を介して嵌合している。湾曲部20−
2は、クランクシャフト20の中心軸に対し直交し、か
つ軸受部材30の平面に平行な湾曲中心を有している。
【0012】コンプレッサ10の運転中は、モータ(図
示せず)によって、クランクシャフト20は、偏心した
駆動ピン20−1とともに、図1および図3に点Bとし
て示されているクランクシャフト20の中心軸の回りを
回転する。駆動ピン20−1は、図1および図3に点A
として示されている中心軸A−Aを有している。従っ
て、クランクシャフト20がそれ自身の中心軸を中心と
して回転すると、駆動ピン20−1の中心軸A−Aは、
図1および図3に示した点Bの回りを回転し、図11に
示すように、スライダブロック24に作用する駆動力F
driveが発生する。点Aと点Bとの間の距離は、旋回ス
クロール16の旋回半径に相当する。運転状態におい
て、駆動ピン20−1が開口部24−1の中に位置し、
かつ名目上は開口部24−1と同心状態にあるので、駆
動力Fdriveを作用させる駆動ピン20−1の回転は、
軸受部材30を介してスライダブロック24に伝えら
れ、該スライダブロック24がクランクシャフト20の
中心軸(点B)を中心に一体に回転することになる。駆
動力Fdriveに対して、接線方向のガス力Ftgが対抗す
る。スライダブロック24は、開口部16−2内に位置
し、かつこれと同心状態にある。そして、旋回スクロー
ル16は、オルダムカップリング18の作用により、ス
ライダブロック24の回転に伴い、該スライダブロック
24と一体に回転するのではなく、旋回する。このよう
にして、スライダブロック24は、旋回スクロール16
に対し、相対的な回転運動を生じる。コンプレッサ10
がこのように作用することにより、ガスは、固定スクロ
ール14と旋回スクロール16との協働作用によって圧
縮されるが、この圧縮されたガスが固定スクロール14
および旋回スクロール16に作用し、両者を半径方向お
よび軸方向に分離させようとする。半径方向に分離させ
ようとする力Frgは、ハブ16−1を介してスライダブ
ロック24へ伝達される。この半径方向に分離させよう
とする力は、駆動ピン20−1を介して旋回スクロール
16に作用する遠心力Fcに対抗する。摩擦を無視すれ
ば、上記の力Frgと遠心力Fcとの差が、シール力F
sealとなる。
示せず)によって、クランクシャフト20は、偏心した
駆動ピン20−1とともに、図1および図3に点Bとし
て示されているクランクシャフト20の中心軸の回りを
回転する。駆動ピン20−1は、図1および図3に点A
として示されている中心軸A−Aを有している。従っ
て、クランクシャフト20がそれ自身の中心軸を中心と
して回転すると、駆動ピン20−1の中心軸A−Aは、
図1および図3に示した点Bの回りを回転し、図11に
示すように、スライダブロック24に作用する駆動力F
driveが発生する。点Aと点Bとの間の距離は、旋回ス
クロール16の旋回半径に相当する。運転状態におい
て、駆動ピン20−1が開口部24−1の中に位置し、
かつ名目上は開口部24−1と同心状態にあるので、駆
動力Fdriveを作用させる駆動ピン20−1の回転は、
軸受部材30を介してスライダブロック24に伝えら
れ、該スライダブロック24がクランクシャフト20の
中心軸(点B)を中心に一体に回転することになる。駆
動力Fdriveに対して、接線方向のガス力Ftgが対抗す
る。スライダブロック24は、開口部16−2内に位置
し、かつこれと同心状態にある。そして、旋回スクロー
ル16は、オルダムカップリング18の作用により、ス
ライダブロック24の回転に伴い、該スライダブロック
24と一体に回転するのではなく、旋回する。このよう
にして、スライダブロック24は、旋回スクロール16
に対し、相対的な回転運動を生じる。コンプレッサ10
がこのように作用することにより、ガスは、固定スクロ
ール14と旋回スクロール16との協働作用によって圧
縮されるが、この圧縮されたガスが固定スクロール14
および旋回スクロール16に作用し、両者を半径方向お
よび軸方向に分離させようとする。半径方向に分離させ
ようとする力Frgは、ハブ16−1を介してスライダブ
ロック24へ伝達される。この半径方向に分離させよう
とする力は、駆動ピン20−1を介して旋回スクロール
16に作用する遠心力Fcに対抗する。摩擦を無視すれ
ば、上記の力Frgと遠心力Fcとの差が、シール力F
sealとなる。
【0013】図3は、駆動ピン20−1がスライダブロ
ック24の開口部24−1に時計の12時の位置で接触
している状態を示しており、この位置では、固定スクロ
ール14のラップ14−1の側面と旋回スクロール16
のラップ16−3の側面とが、図2に示すように、離間
したものとなっている。しかしながら、遠心力Fcが半
径方向のガス力Frgを上回ると、スライダブロック24
および旋回スクロール16が、図3に示した位置から相
対的に動き、駆動ピン20−1が開口部24−1に対
し、見かけ上、同心位置となる。そして、遠心力Fcが
半径方向ガス力Frgに打ち勝つに十分である間は、点A
および点Bに対し、その位置を保ち続ける。ピン20−
1の駆動面20−2は、従動側のスライダブロック24
に、転がり軸受部材30を介して連結されている。ここ
には、非常に僅かな静的摩擦つまり境界潤滑摩擦μFtg
のみが存在する。ここで、μは転がり摩擦係数である。
この摩擦は、遠心力Fcを助け、半径方向ガス力Frgに
よるラップ側面の分離に対抗するように作用する。従っ
て、軸受部材30の存在によって、ラップ14−1およ
びラップ16−3の側面同士の分離が、一層大きな遠心
力Fcの下で生じることになり、運転停止過程の早期つ
まり一層回転数が高いときに、分離し得るようになる。
コンプレッサ10前後の圧力差によって生じる力が大き
いと、逆回転を生じやすいが、本発明では、上記のよう
に、クランクシャフト20の回転が停止する前に、圧力
の均等化が高度に達成される。
ック24の開口部24−1に時計の12時の位置で接触
している状態を示しており、この位置では、固定スクロ
ール14のラップ14−1の側面と旋回スクロール16
のラップ16−3の側面とが、図2に示すように、離間
したものとなっている。しかしながら、遠心力Fcが半
径方向のガス力Frgを上回ると、スライダブロック24
および旋回スクロール16が、図3に示した位置から相
対的に動き、駆動ピン20−1が開口部24−1に対
し、見かけ上、同心位置となる。そして、遠心力Fcが
半径方向ガス力Frgに打ち勝つに十分である間は、点A
および点Bに対し、その位置を保ち続ける。ピン20−
1の駆動面20−2は、従動側のスライダブロック24
に、転がり軸受部材30を介して連結されている。ここ
には、非常に僅かな静的摩擦つまり境界潤滑摩擦μFtg
のみが存在する。ここで、μは転がり摩擦係数である。
この摩擦は、遠心力Fcを助け、半径方向ガス力Frgに
よるラップ側面の分離に対抗するように作用する。従っ
て、軸受部材30の存在によって、ラップ14−1およ
びラップ16−3の側面同士の分離が、一層大きな遠心
力Fcの下で生じることになり、運転停止過程の早期つ
まり一層回転数が高いときに、分離し得るようになる。
コンプレッサ10前後の圧力差によって生じる力が大き
いと、逆回転を生じやすいが、本発明では、上記のよう
に、クランクシャフト20の回転が停止する前に、圧力
の均等化が高度に達成される。
【0014】図5および図6は、第2の実施例を示して
おり、この実施例においては、複数の軸受部材が駆動ピ
ンによって保持され、かつ駆動ピンを囲んでいる。駆動
ピン120−1は、環状凹部120−2を有し、ここに
複数個の円筒形転がり軸受部材130が収容されてい
る。これらの軸受部材130は、チェーンのような一連
のリンク132によって環状に連結されている。軸受部
材130は、駆動ピン120−1と開口部124−1と
の間に配設され、かつスライダブロック124の表面1
24−2と接触する。軸受部材130が駆動ピン120
−1に保持されている点を除けば、各部の作用は前述し
た実施例と同様であり、やはり摩擦による作用を低減す
ることにより、一層大きな遠心力の下で、スクロールラ
ップの側面同士を分離させることができる。
おり、この実施例においては、複数の軸受部材が駆動ピ
ンによって保持され、かつ駆動ピンを囲んでいる。駆動
ピン120−1は、環状凹部120−2を有し、ここに
複数個の円筒形転がり軸受部材130が収容されてい
る。これらの軸受部材130は、チェーンのような一連
のリンク132によって環状に連結されている。軸受部
材130は、駆動ピン120−1と開口部124−1と
の間に配設され、かつスライダブロック124の表面1
24−2と接触する。軸受部材130が駆動ピン120
−1に保持されている点を除けば、各部の作用は前述し
た実施例と同様であり、やはり摩擦による作用を低減す
ることにより、一層大きな遠心力の下で、スクロールラ
ップの側面同士を分離させることができる。
【0015】図7は、第3の実施例を示している。この
実施例のスライダブロック224は、円筒形転がり軸受
部材230がケージ234に保持されている点を除き、
図2〜図4に示した実施例と類似している。ケージ23
4は、ねじ238によって固定されたプレート236を
介して保持されている。プレート236は、軸受部材2
30およびケージ234がスライダブロック224から
脱落することのみを阻止しており、軸受部材230およ
びケージ234の横方向の移動を何ら阻害しないように
なっている。この図7の実施例の作用は、軸受部材23
0がケージ234に保持されている点を除けば、図2〜
図4の実施例と同様である。
実施例のスライダブロック224は、円筒形転がり軸受
部材230がケージ234に保持されている点を除き、
図2〜図4に示した実施例と類似している。ケージ23
4は、ねじ238によって固定されたプレート236を
介して保持されている。プレート236は、軸受部材2
30およびケージ234がスライダブロック224から
脱落することのみを阻止しており、軸受部材230およ
びケージ234の横方向の移動を何ら阻害しないように
なっている。この図7の実施例の作用は、軸受部材23
0がケージ234に保持されている点を除けば、図2〜
図4の実施例と同様である。
【0016】図8は、第4実施例に係るスライダブロッ
ク324を示している。この実施例は、転がり軸受部材
が円筒形ではなく、複数個の球状もしくは球面状をなす
転がり軸受部材330がケージ334に保持されている
点を除けば、図7の実施例に類似している。そして、こ
の軸受部材の違いを除けば、図7の実施例と同様に作用
する。
ク324を示している。この実施例は、転がり軸受部材
が円筒形ではなく、複数個の球状もしくは球面状をなす
転がり軸受部材330がケージ334に保持されている
点を除けば、図7の実施例に類似している。そして、こ
の軸受部材の違いを除けば、図7の実施例と同様に作用
する。
【0017】図9は、第5実施例に係るスライダブロッ
ク424を示している。この実施例のスライダブロック
424は、転がり軸受部材が単純な円筒形ではなく、た
る型に膨らんだものを用いている点を除き、図7の実施
例と類似している。クランクシャフト420の駆動ピン
420−1は、このたる型の軸受部材430と接触する
平坦面420−2を有している。複数個のたる型の軸受
部材430は、ケージ434に保持されている。この実
施例は、湾曲面と平坦面との協働によって、クランクシ
ャフト420や駆動ピン420−1のたわみに適応でき
るという利点がある。なお、この湾曲面と平坦面との関
係は、図2の実施例とは逆となる。
ク424を示している。この実施例のスライダブロック
424は、転がり軸受部材が単純な円筒形ではなく、た
る型に膨らんだものを用いている点を除き、図7の実施
例と類似している。クランクシャフト420の駆動ピン
420−1は、このたる型の軸受部材430と接触する
平坦面420−2を有している。複数個のたる型の軸受
部材430は、ケージ434に保持されている。この実
施例は、湾曲面と平坦面との協働によって、クランクシ
ャフト420や駆動ピン420−1のたわみに適応でき
るという利点がある。なお、この湾曲面と平坦面との関
係は、図2の実施例とは逆となる。
【0018】図10は、第6実施例に係るスライダブロ
ック534を示している。この実施例は、図9の実施例
とは逆に、いわゆる糸巻き型に中央部が凹んだ複数個の
転がり軸受部材530を用い、これをケージ534を介
して保持した構成となっている。クランクシャフト52
0の駆動ピン520−1は、転がり軸受部材530の湾
曲部に合致するように湾曲している湾曲部520−2を
有している。この実施例では、クランクシャフト520
や駆動ピン520−1のたわみに対し、軸受部材530
と駆動ピン520−1の湾曲面520−2との間で一層
大きな接触面積を確保することができる。
ック534を示している。この実施例は、図9の実施例
とは逆に、いわゆる糸巻き型に中央部が凹んだ複数個の
転がり軸受部材530を用い、これをケージ534を介
して保持した構成となっている。クランクシャフト52
0の駆動ピン520−1は、転がり軸受部材530の湾
曲部に合致するように湾曲している湾曲部520−2を
有している。この実施例では、クランクシャフト520
や駆動ピン520−1のたわみに対し、軸受部材530
と駆動ピン520−1の湾曲面520−2との間で一層
大きな接触面積を確保することができる。
【0019】前述した各部の動作の説明においては、線
接触でなされるものとして説明した。ヘルツの圧縮応力
は湾曲面を平らにしようとするので、実際には、線接触
ではなく、平坦化の程度に応じた幅を有する“帯状接
触”となる。
接触でなされるものとして説明した。ヘルツの圧縮応力
は湾曲面を平らにしようとするので、実際には、線接触
ではなく、平坦化の程度に応じた幅を有する“帯状接
触”となる。
【0020】以上、この発明の好ましい実施例について
説明したが、当業者にとって他の変更を加えることも可
能である。例えば、湾曲した駆動ピンやたる型の軸受部
材は、比較的局部的に接触するので、軸受部材の高さ
は、接触の程度や位置に適応するように調整される。
説明したが、当業者にとって他の変更を加えることも可
能である。例えば、湾曲した駆動ピンやたる型の軸受部
材は、比較的局部的に接触するので、軸受部材の高さ
は、接触の程度や位置に適応するように調整される。
【0021】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、この発明
によれば、スクロールコンプレッサの運転停止時に、ス
クロールの側面同士を半径方向へ早期に離間させること
ができ、コンプレッサ前後の圧力差を均等化できる。こ
れにより、コンプレッサの逆回転を防止できる。
によれば、スクロールコンプレッサの運転停止時に、ス
クロールの側面同士を半径方向へ早期に離間させること
ができ、コンプレッサ前後の圧力差を均等化できる。こ
れにより、コンプレッサの逆回転を防止できる。
【図1】本発明に係るスクロールコンプレッサに用いら
れるクランクシャフトの端部の平面図。
れるクランクシャフトの端部の平面図。
【図2】本発明に係るスクロールコンプレッサの要部の
縦断面図であり、図3の2−2線に沿った断面図。
縦断面図であり、図3の2−2線に沿った断面図。
【図3】図2の3−3線に沿った断面図。
【図4】図2および図3に示したスライダブロックおよ
び転がり軸受部材の斜視図。
び転がり軸受部材の斜視図。
【図5】第2実施例に係る駆動ピンおよびスライダブロ
ックの縦断面図。
ックの縦断面図。
【図6】図5の6−6線に沿った断面図。
【図7】第3実施例に係るスライダブロックおよび転が
り軸受部材の一部切欠斜視図。
り軸受部材の一部切欠斜視図。
【図8】第4実施例に係るスライダブロックおよび転が
り軸受部材の一部切欠斜視図。
り軸受部材の一部切欠斜視図。
【図9】第5実施例に係るスライダブロックおよび転が
り軸受部材の縦断面図。
り軸受部材の縦断面図。
【図10】第6実施例に係るスライダブロックおよび転
がり軸受部材の縦断面図。
がり軸受部材の縦断面図。
【図11】駆動部材および従動部材に作用する力を図示
した図3と同様の断面図。
した図3と同様の断面図。
16…旋回スクロール 20…クランクシャフト 20−1…駆動ピン 24…スライダブロック 24−1…開口部 30…転がり軸受部材
Claims (10)
- 【請求項1】 第1スクロール(14)と第2スクロー
ル(16)とを有するスクロールコンプレッサ(10)
の駆動装置であって、 上記第1スクロールと協働し、かつ該第1スクロールを
駆動するとともに、軸方向に延びた開口部(24−1、
124−1)を有する従動手段(24、124、22
4、324、424、524)と、 中心軸(B−B)を有するクランクシャフト(20)
と、 上記クランクシャフトの一部をなし、かつ上記クランク
シャフトの中心軸に対し偏心した中心軸(A−A)を有
するように軸方向に延び、かつ上記従動手段を回転駆動
するように上記従動手段の上記開口部内に配置された駆
動手段(20−1、120−1、420−1、520−
1)と、 上記駆動手段と上記従動手段との間の相対的な動きを許
容する上記開口部の中に設けられた軸受手段(30、1
30、230、330、430、530)と、 を備えてなり、 上記軸受手段は、複数個の軸受部材を含み、これらの軸
受部材が、上記開口部内に配置され、かつ上記駆動手段
と上記従動手段との間に位置するとともに、これの双方
に対し動き得るように構成されており、 上記クランクシャフトが回転したときに、上記駆動手段
が上記軸受手段を介して上記従動手段と連動し、上記駆
動手段および従動手段が一体に回転し、上記従動手段が
上記第1スクロールを第2スクロールに対して駆動し、
上記クランクシャフトの運動が、上記従動手段および第
1スクロールを上記クランクシャフトの中心軸に対し半
径方向外側へ向かわせる遠心力を発生し、上記第1スク
ロールが上記第2スクロールとガスを圧縮するために協
働し、このガスによって第1スクロールおよび第2スク
ロールに作用するガス力が発生するように構成されてお
り、 さらに、上記軸受手段が上記駆動手段と上記従動手段と
の間の相対運動に対する抵抗を実質的に低減し、遠心力
が、ガス力に上記従動手段と上記軸受手段の間の摩擦力
を加えた力を上回るときには、上記第1スクロールが第
2スクロールに接触し、ガス力が、遠心力に上記従動手
段と軸受手段との間の摩擦力を加えた力を上回るときに
は、第1スクロールが第2スクロールから離れるように
構成されていることを特徴とするスクロールコンプレッ
サの駆動装置。 - 【請求項2】 上記軸受手段は転がり軸受部材からなる
ことを特徴とする請求項1記載の駆動装置。 - 【請求項3】 上記駆動手段(520)および軸受手段
(430)の一方が、軸方向に湾曲した湾曲面を有する
ことを特徴とする請求項1記載の駆動装置。 - 【請求項4】 上記湾曲面が、駆動手段および軸受手段
の他方の対応する表面に当接することを特徴とする請求
項3記載の駆動装置。 - 【請求項5】 上記クランクシャフトの上記中心軸と上
記駆動手段の上記中心軸とによって一つの平面が規定さ
れ、上記駆動手段および上記軸受手段の一方が軸方向に
湾曲した湾曲面を有するとともに、他方が上記平面に平
行な平坦面を有することを特徴とする請求項1記載の駆
動装置。 - 【請求項6】 上記湾曲面およびこれに対応する平坦面
が、上記駆動手段の荷重による変形時にもほぼ一定の軸
方向位置において当接することを特徴とする請求項5記
載の駆動装置。 - 【請求項7】 上記のほぼ一定の当接位置は、軸方向に
延びた駆動手段の中間点であることを特徴とする請求項
6記載の駆動装置。 - 【請求項8】 上記従動手段は、スライダブロックおよ
び旋回スクロールを含むことを特徴とする請求項1記載
の駆動装置。 - 【請求項9】 上記軸受手段が上記駆動手段により支持
されていることを特徴とする請求項1記載の駆動装置。 - 【請求項10】 上記軸受手段が上記従動手段により支
持されていることを特徴とする請求項1記載の駆動装
置。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US08/361399 | 1994-12-22 | ||
US08/361,399 US5496158A (en) | 1994-12-22 | 1994-12-22 | Drive for scroll compressor |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08219039A true JPH08219039A (ja) | 1996-08-27 |
Family
ID=23421875
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7326832A Pending JPH08219039A (ja) | 1994-12-22 | 1995-12-15 | スクロールコンプレッサの駆動装置 |
Country Status (9)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5496158A (ja) |
EP (1) | EP0718498B1 (ja) |
JP (1) | JPH08219039A (ja) |
KR (1) | KR0159992B1 (ja) |
CN (1) | CN1059953C (ja) |
BR (1) | BR9505901A (ja) |
DE (1) | DE69516102T2 (ja) |
ES (1) | ES2145888T3 (ja) |
MY (1) | MY113099A (ja) |
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- 1995-12-05 MY MYPI95003737A patent/MY113099A/en unknown
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- 1995-12-18 DE DE69516102T patent/DE69516102T2/de not_active Expired - Lifetime
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