JP2594673Y2 - 枚葉印刷機の排紙横寄せ装置 - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本考案は枚葉印刷機において、走
行する排紙チェーンに設けられた爪のくわえから解放さ
れて落下積載される紙の側端を揃える排紙横寄せ装置に
関するものである。

【０００２】

【従来の技術】枚葉印刷機において、印刷ユニットで印
刷された紙は、排紙チェーンの走行とともにその爪にく
わえられて搬送され、搬送終端部において爪のくわえか
ら解放されて紙積台上に載置された紙積板上に落下積載
される。

【０００３】この紙の落下経路内には、紙の前端を当接
させることにより紙を天地方向に揃える紙当て装置と、
紙を左右方向に揃える左右一対の横寄せ装置とが設けら
れており、このうちの横寄せ装置は、例えば次のように
構成されている。

【０００４】すなわち、逆Ｌ字状に形成された排紙フレ
ームの水平部材には、ブラケットが固定されていて、こ
のブラケットには、横寄せ軸が軸方向へ進退自在に軸支
されており、この横寄せ軸のフレーム内側方向への突出
端部には、長方形板状の横寄せ板が、落下積載紙の側端
縁に対接させて固定されている。そして排紙フレームの
外側には、ばね部材との協働により横寄せ軸を所定寸法
ずつ正逆方向に進退させるカム機構が設けられている。

【０００５】このように構成されていることにより、駆
動装置でカム機構が作動すると、横寄せ軸が進退してこ
れと一体の横寄せ板が落下積載紙の側端縁に接離するよ
うに進退するので、積載紙の側端縁が揃えられる。ま
た、このような横寄せ装置においては、操作装置の操作
で横寄せ軸を進退させることにより紙サイズに対応する
ことができる。

【０００６】一方、このような横寄せ装置を備えた排紙
装置には、印刷後搬送されて落下積載される紙が所定量
に達するごとにこれを標示するためのテープを積載紙の
間へ挿入するテープ挿入装置が付設されている。このテ
ープ挿入装置は、例えばケース内に回転自在に軸支され
たテープ巻体と、このテープ巻体からテープを巻戻す巻
戻しローラと、巻戻されたテープを所定の寸法ごとに断
裁して積載紙の間へ挿入する挿入ローラとを備えてお
り、積載紙が所定量に達すると挿入ローラが回転してテ
ープが引出され、積載紙の間へ挿入される。また、この
テープ挿入装置は、一定枚数間隔ごとに標示するために
使用されるだけでなく、印刷不良の紙が発生した場合に
これを標示するためにも使用される。

【０００７】

【考案が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
排紙装置においては、紙の寸法が変った場合、上記横寄
せ装置の横寄せ板を紙の寸法に合わせて幅方向に移動調
節するとともに、これとは別に設けられた前記テープ挿
入装置を紙の寸法に合わせて手動で移動調節しなければ
ならないので、調節に長時間を要し準備時間が延長して
印刷機の稼働率が低下するし、また、調節に多大の労力
を要して作業者の負担が増大するという問題がある。

【０００８】さらにテープ挿入装置の調節を忘れたり怠
ったりしたまゝテープを挿入することによりテープを長
く出すことになってテープの消費量が増したり、テープ
が挿入されなかったりするという問題がある。

【０００９】本考案は以上のような点に鑑みなされたも
ので、横寄せ装置の調節操作に連動してテープ挿入装置
の調節を可能にした枚葉印刷機の横寄せ装置を提供する
ことを目的としている。

【００１０】

【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために本考案では、排紙紙積板上に落下積載される紙
の移動を規制して幅方向に揃える排紙横寄せ部材と、こ
の排紙横寄せ部材を紙の幅方向に移動調節する移動調節
手段とを備えた枚葉印刷機の排紙横寄せ装置において、
テープ収納部とテープ挿入部とからなり前記落下積載さ
れる紙の間へテープを挿入するテープ挿入装置を設け、
前記テープ挿入部を前記排紙横寄せ部材側に設けるとと
もに、前記テープ収納部をフレーム側に設け、前記排紙
横寄せ部材を紙の幅方向に往復動させた。

【００１１】

【作用】印刷作業中、横寄せ部材が紙積板上に落下積載
される紙の側端縁に対して進退するので、積載紙に振動
が付与されてその側端縁が揃えられる。紙積板上の紙が
所定枚数に達したときや、不正紙が発生したときなどに
は、テープ挿入装置が作動してテープが紙の間に挿入さ
れる。紙の寸法が変更された場合には、横寄せ部材が移
動して紙の寸法に対応した位置で停止する。この横寄せ
部材の移動に際しては、テープ挿入装置がその全体を横
寄せ部材側に支持されていることにより、横寄せ部材の
移動動作に連動してテープ挿入装置も同量だけ移動する
ので、テープ挿入装置を別に調節する必要がなく、ま
た、調節を忘れることがない。

【００１２】

【実施例】図１ないし図７は本考案に係る枚葉印刷機の
排紙横寄せ装置の実施例を示し、図１は排紙横寄せ装置
の正面図、図２は排紙横寄せ装置の平面図、図３は排紙
横寄せ装置の縦断面図、図４はテープ挿入装置全体の正
面図、図５はテープ挿入装置のヘッド部の平面図、図６
はテープ挿入装置のヘッド部の正面図、図７は枚葉印刷
機の排紙装置の概要正面図である。

【００１３】図７において、枚葉印刷機の排紙装置１に
設けられた左右一対の排紙フレーム２の水平部材２ａか
らは、前後左右４本の昇降チェーン３が昇降自在に吊下
されており、駆動装置で巻上げ巻戻しされる昇降チェー
ン３の下端には、紙積台４が固定されている。

【００１４】一方、図示しない印刷ユニットに設けられ
たスプロケットと排紙フレーム２の前端部に枢着された
スプロケット５との間には、左右一対の排紙チェーン６
が張架されており、左右の排紙チェーン６間に一定間隔
で支架された爪竿７上には、爪と爪台とからなる複数組
のくわえ爪が並設されている。そして、印刷後爪竿７上
のくわえ爪にくわえられ排紙チェーン６の走行により搬
送された紙８は、搬送終端部においてくわえ爪のくわえ
から解放され、紙積台４上に載置された紙積板９上に落
下して積載されるように構成されている。

【００１５】このように構成された排紙装置１には、紙
積板９上に落下積載される紙８の前端を揃える紙当て装
置１０と、紙積板９上に落下積載される紙８の幅方向側
端を揃える排紙横寄せ装置１１（以下単に横寄せ装置１
１という）とが設けられているので、これを図１〜図３
に基づいて説明する。

【００１６】先ず紙当て装置１０について説明すると、
排紙フレーム２の水平部材２ａに固定された左右一対の
ブラケット１２には、紙当て軸１３の両端部が回動自在
に軸支されていて、この紙当て軸１３の一端には、レバ
ー１４が割締め固定されており、また、紙当て軸１３上
には、複数個の紙当て１５が並列して割締め固定されて
いる。

【００１７】１６は排紙フレーム２側に回動自在に支持
され図示しないカム機構などにより後述するレバー４３
を介して駆動され所定角度ずつ正逆方向へ往復回動する
揺動レバーであって、その揺動端部に枢着されたころ１
６ａは、レバー１４の遊端部に対接されており、また紙
当て軸１３に固定された一方のばねレバー１７の遊端部
と、排紙フレーム２側に枢着された他方のばねレバー１
８の遊端部とを連結する伸縮自在なばね軸１９上には、
レバー１４の遊端部をころ１６ａに圧接させるように付
勢する圧縮コイルばね２０が介装されている。２１，２
２はばねレバー１８の回動両端限をそれぞれ規制するス
トッパである。

【００１８】こうすることにより、図示しないカム機構
等によって揺動レバー１６が揺動すると、レバー１４の
揺動を介して紙当て軸１３が、ばねレバー１７により圧
縮コイルばね２０を伸縮させながら正逆方向へ所定の角
度ずつ往復回動し、紙当て１５が揺動して落下積載中の
紙の前端縁を揃えるように構成されている。

【００１９】次に横寄せ装置について説明する。排紙フ
レーム２の水平部材２ａ下端部には鍔付き円筒状に形成
された内側の軸受ホルダ２３が、複数個のボルト２４で
固定されており、また、水平部材２ａの側面には、軸受
ホルダ２３の軸受部２３ａと同心状の軸受部２５ａを有
する外側の軸受ホルダ２５が、複数個のボルト２６で固
定されている。

【００２０】２７は円筒状に形成されて軸受ホルダ２
３，２５の軸受部２３ａ，２５ａに回転自在に軸支され
たスプライン軸であって、その内孔に形成されたねじ部
２７ａには、ねじ軸２８が軸線方向へ進退自在に螺合さ
れており、このねじ軸２８の先端部には、板材によりフ
ォーク状に形成された横寄せ部材としての横寄せ板２９
が、前記紙積板９上に落下積載される紙８の左右側端面
に平面を対向させて固定されている。

【００２１】一方、軸受ホルダ２５の平面部２５ｂに
は、モータ台３０が複数個のボルト３１で固定されてい
て、このモータ台３０には、モータ３２が装着されてお
り、このモータ３２のモータ軸には、ベベルギア３３が
固定されている。さらに、前記軸受ホルダ２５と図示し
ないフレーム外側の軸受とに回転自在に軸支されたギア
軸３４には、ベベルギア３３と噛合うベベルギア３５が
軸着されており、ギア軸３４には、ギア３６がスペーサ
３７とでギア軸３４の軸方向への移動を規制して軸着さ
れている。

【００２２】３８はギア３６と噛合うギアであって、前
記スプライン軸２７とスプライン嵌合されることにより
スプライン軸２７と回転方向へ一体化されており、かつ
スプライン軸２７を軸線方向へ移動可能に軸支してい
る。３９はスプライン軸２７の鍔部とギア３８のボスと
の間に介装されてこれらスプライン軸２７とギア３８と
を互いに弾発する方向に付勢する圧縮コイルばねであ
り、４０はギア３８と軸受ホルダ２３，２５との間に介
装されたスラストベアリングである。

【００２３】前記揺動レバー１６を支持する揺動レバー
軸４１には、図示しないカムのカム面に遊端部のころ４
２を対接させたレバー４３が軸着されており、また、揺
動レバー軸４１には、遊端部にカム４４ａが形成された
カムレバー４４が軸着されている。

【００２４】さらに、前記スプライン軸２７の横寄せ板
２９側の端部には、このスプライン軸２７を回動自在か
つ軸線方向への移動を規制して支持するブラケット４５
が、軸受ホルダ２３側に固定されたガイドピン４５ａに
より回動を規制されて設けられており、また、ブラケッ
ト４５には、上記カム４４ａのカム面に対接するころ４
５ｂが枢着されている。

【００２５】こうすることにより、図示しないカム機構
でレバー４３が揺動すると、カムレバー４４が揺動して
ブラケット４５がスプライン軸２７とねじ軸２８とを伴
って往復動し、横寄せ板２９が往復動して積載紙８の側
端縁が揃えられるように構成されている。

【００２６】このように構成された横寄せ装置には、図
４ないし図６に詳細を示すテープ挿入装置６２が付設さ
れている。すなわちテープ挿入装置６２は、その概要を
図４に展開して示すように、テープ巻体収納部４６とテ
ープ挿入部４８とで構成されており、排紙フレーム２の
水平部材２ａ側のブラケット４７に固定されたテープ巻
体収納部４６のケース４９内には、別工程でテープ５０
が巻かれたテープ巻体５１が回転自在に支持されて収納
されている。

【００２７】またテープ挿入部４８は横寄せ板２９側に
支持されたモータ５２とソレノイド５３とを備えてお
り、モータ５２のモータ軸５４には、下部ローラ５５が
固定されている。また下部ローラ５５の上方には、下部
ローラ５５と対接する上部ローラ５６が設けられてい
る。こうすることにより、テープ５０をテープ巻体５１
から巻戻し、モータ５２で回転駆動されている上下のロ
ーラ５６，５５間へ導くとテープ５０は、上下のローラ
５６，５５で紙８に向う方向へ送り出されるように構成
されている。

【００２８】このような上下のローラ５６，５５と積載
紙８との間には、下刃５７が先鋭端を上向けて配設され
ており、また、ソレノイド５３のロッド５８には、正面
視をＬ字状に形成されたレバー５９の一端が固定されて
いる。さらに、レバー５９の他端には、平面視をＬ字状
に形成されてその一端がテープ挿入部４８のケース側に
回動自在に支持されたレバー６３の他端が、ピンによっ
て回動自在に連結されており、このレバー６３には、前
後方向への移動を規制された上刃６０が枢着されてい
る。

【００２９】こうすることにより、テープ５０の先端が
紙８の側端に近接した状態で印刷作業中、モータ軸５４
が回転すると、上下のローラ５６，５５か回転してテー
プ５０が積載紙８の間へ挿入されると同時にソレノイド
５３のロッド５８が前進し、レバー５９，６３を介し上
刃６０が下降してテープ５０が所定の長さに断裁される
ように構成されている。図１において、６１は搬送され
る紙８を吸引して制動することにより紙８を緊張させる
吸引車である。

【００３０】以上のように構成された排紙装置の動作を
説明する。印刷後排紙チェーン６で搬送された紙８は搬
送終端部で爪のくわえから解放され、紙積板９上に落下
して積載される。紙８の落下，積載に際しては、図示し
ないカム機構等によって揺動レバー１６が揺動し、レバ
ー１４の揺動を介して紙当て軸１３が、ばねレバー１７
で圧縮コイルばね２０を伸縮させながら正逆方向へ所定
の角度ずつ往復回動して紙当て１５が揺動するので、落
下積載中の紙８はその前端縁を揃えられる。

【００３１】また、図示しないカム機構によりレバー４
３も同様に揺動し、カムレバー４４が揺動してブラケッ
ト４５がスプライン軸２７とねじ軸２８とを伴って往復
動するので、横寄せ板２９が往復動し、積載紙８に振動
が付与されてその側端縁が揃えられる。

【００３２】このような印刷作業中、紙積板９上の紙８
が所定枚数に達したときや、不正紙が発生したときなど
においてテープ５０を紙８の間へ挿入する場合には、制
御装置からの信号でモータ軸５４が回転するので、上下
のローラ５６，５５が回転してテープ５０が積載紙８の
間へ挿入される。これと同時にソレノイド５３のロッド
５８が前進し、上刃６０が下降するので、テープ５０が
所定の長さに断裁される。

【００３３】紙８の寸法が変更された場合には、制御装
置に入力された紙８の寸法に対応する信号がモータ３２
に送られてこのモータ３２が作動し、ベベルギア３３，
３５の噛合とギア３６，３８の噛合とにより軸受ホルダ
２３内のギア３８が回動し、この回動によりスプライン
軸２７が回動するので、そのねじ部と螺合するねじ軸２
８が軸線方向へ移動する。ねじ軸２８の移動により横寄
せ板２９が移動して紙８の寸法に対応した位置で停止す
る。この横寄せ板２９の移動に際しては、テープ挿入装
置のテープ挿入部４８が横寄せ板２９側に支持されてい
ることにより横寄せ板２９の移動動作に連動してテープ
挿入部４８も同量だけ移動するので、従来のようにテー
プ挿入装置を別に調節する必要がなく、また、調節を忘
れることがない。

【００３４】なお、本実施例においては、横寄せ部材の
移動を制御装置からの信号によって自動的に行なわせる
装置を備えた印刷機を例示したが、紙の寸法に対応させ
るように手動で横寄せ部材を移動させるようにした印刷
機でも、横寄せ部材の移動操作に連動してテープ挿入装
置６２が移動するものであれば、同様の効果が得られ
る。

【００３５】また、印刷作業時に横寄せ部材を移動する
ための構成や、紙の寸法が変更されたときにおける横寄
せ部材の移動手段は、本実施例のものに限定するもので
はなく、さらにテープ挿入装置の構成も本実施例のもの
に限定するものでない。

【００３６】また、印刷作業中、テープ挿入装置６２の
設けられている側の横寄せ装置を固定し、かつ反対側の
横寄せ装置を進退させて紙揃えを行わせるようにしても
よいし、さらに、横寄せ部材を紙の寸法に合わせて紙の
天地方向に移動させるようにしてもよい。

【００３７】

【考案の効果】以上の説明により明らかなように本考案
によれば、排紙紙積板上に落下積載される紙の移動を規
制して幅方向に揃える排紙横寄せ部材と、この排紙横寄
せ部材を紙の幅方向に移動調節する移動調節手段とを備
えた枚葉印刷機の排紙横寄せ装置において、テープ収納
部とテープ挿入部とからなり前記落下積載される紙の間
へテープを挿入するテープ挿入装置を設け、前記テープ
挿入部を前記排紙横寄せ部材側に設けるとともに、前記
テープ収納部をフレーム側に設け、前記排紙横寄せ部材
を紙の幅方向に往復動させたことにより、紙の寸法が変
更された場合、横寄せ部材の移動調節操作に連動してテ
ープ挿入装置が移動調節されるので、調節時間が短縮さ
れて印刷機の稼働率が向上するとともに、作業者の労力
が軽減される。また、テープ挿入装置の調節を忘れるこ
とがないので、挿入テープが長過ぎたりテープが挿入さ
れなかったりすることがなくテープ挿入機能が向上す
る。また、テープ収納部を排紙横寄せ部材側ではなく、
フレーム側に設けたことにより、紙の幅方向に往復動す
ることによって振動する排紙横寄せ部材の重量の増加を
最小限にすることができ、このため、排紙横寄せ部材を
支持する部材や移動および往復動させる装置も大型化す
ることがないとともに、振動の衝撃による装置の損傷が
少ないので装置の耐久性が向上し、動作も円滑になる。
また、テープ収納部がフレーム側に設けられていること
により、テープ交換時に、手を印刷機の内部まで差し入
れる必要がないので、交換作業が容易で短時間で行え生
産性が向上する。さらに、テープの残量も機械運転中に
確認することができるので、運転中にテープがなくなる
といった問題も発生しない。また、排紙横寄せ部材を紙
の幅方向に往復動させたことにより、紙に振動が付与さ
れて紙揃えが良好になる。

【図面の簡単な説明】

【図１】排紙横寄せ装置の正面図である。

【図２】排紙横寄せ装置の平面図である。

【図３】排紙横寄せ装置の縦断面図である。

【図４】テープ挿入装置全体の正面図である。

【図５】テープ挿入装置のヘッド部の平面図である。

【図６】テープ挿入装置のヘッド部の正面図である。

【図７】枚葉印刷機の排紙装置の概要正面図である。

【符号の説明】

１ 排紙装置 ２ 排紙フレーム ８ 紙 ９ 紙積板 １１ 横寄せ装置 ２７ スプライン軸 ２８ ねじ軸 ２９ 横寄せ板 ３２ モータ ３３ ベベルギア ３５ ベベルギア ３６ ギア ３８ ギア ４６ テープ巻体収納部 ４８ テープ挿入部 ５０ テープ ５１ テープ巻体 ５２ モータ ５５ ローラ ５６ ローラ ６２ テープ挿入装置

Claims (1)

(57)【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 排紙紙積板上に落下積載される紙の移動
   を規制して幅方向に揃える排紙横寄せ部材と、この排紙
   横寄せ部材を紙の幅方向に移動調節する移動調節手段と
   を備えた枚葉印刷機の排紙横寄せ装置において、テープ
   収納部とテープ挿入部とからなり前記落下積載される紙
   の間へテープを挿入するテープ挿入装置を設け、前記テ
   ープ挿入部を前記排紙横寄せ部材側に設けるとともに、
   前記テープ収納部をフレーム側に設け、前記排紙横寄せ
   部材を紙の輻方向に往復動させたことを特徴とする枚葉
   印刷機の排紙横寄せ装置。