JP2594488Y2 - 建設機械のレバースタンド構造 - Google Patents

建設機械のレバースタンド構造

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JP2594488Y2
JP2594488Y2 JP1993049408U JP4940893U JP2594488Y2 JP 2594488 Y2 JP2594488 Y2 JP 2594488Y2 JP 1993049408 U JP1993049408 U JP 1993049408U JP 4940893 U JP4940893 U JP 4940893U JP 2594488 Y2 JP2594488 Y2 JP 2594488Y2
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澄 米倉
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Yanmar Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、建設機械のレバースタ
ンド構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば、掘削装置の運転部の一形
態として、床部にレバースタンドを立設し、同レバース
タンドに本機や掘削部をそれぞれ操作するための操作レ
バーを取付け、同レバースタンドの左右側方に位置する
床部にそれぞれ取付作業機操作用ペダルと掘削部スイン
グ操作用ペダルとをブラケットを介して取付け、また、
レバースタンドの直下方に位置する機体フレームには、
上記操作レバーや各操作用ペダルと連動連結するコント
ロールバルブを配設したものがある。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】ところが、上記の構造
では、掘削装置の製造工程において、操作レバーはあら
かじめレバースタンドに取付けておき、かかるレバース
タンドを運転部の床部にボルトにより固定し、また、取
付作業機操作用ペダルや掘削部スイング操作用ペダルや
コントロールバルブをそれぞれ所定の取付位置に取付け
るようにしているために、組立工数が多くなっていた。
しかも、本機組立後に各部の調整作業を行なうために、
かかる調整作業がスペースの関係上行ない難いという問
題があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】そこで、本考案では、上
下方向に伸延する左右一対の縦フレーム部と、両縦フレ
ーム部の上端部間に横架した操作レバー取付用横フレー
ム部と、各縦フレーム部の下端部にそれぞれ外側横方向
へ水平張出し状に突設した左右一対のペダル取付用張出
しフレーム部と、左右一対の縦フレーム部の下端部間に
下方へ向けて垂下状に架設したバルブ取付用垂下フレー
ム部とを具備し、各ペダル取付用張出しフレーム部上
に、それぞれ操作用ペダルを取付けると共に、各ペダル
取付用張出しフレーム部は、底面視にて、操作用ペダル
を被覆可能に形成し、かつ、運転部の床部に左右一対の
ペダル取付用張出しフレーム部を取付けて、同床部より
上方に縦フレーム部を立設すると共に、同床部より下方
にバルブ取付用垂下フレーム部を垂設するようにしたこ
とを特徴とする建設機械のレバースタンド構造を提供せ
んとするものである。
【0005】
【作用】運転部の床部にレバースタンドを取付ける際に
は、あらかじめ、操作レバー取付用横フレーム部に操作
レバーを取付け、左右側のペダル取付用張出しフレーム
部にそれぞれ操作用ペダルを取付け、また、バルブ取付
用垂下フレーム部にコントロールバルブを取付け、同コ
ントロールバルブと各操作レバー及び各操作用ペダルと
をそれぞれ連動機構を介して連動連結するという、いわ
ゆるサブアッセンブリ化を行なった後に、床部の所定取
付位置にレバースタンドを立設する。
【0006】この際、各部の取付調整や連動機構との連
結調整は、レバースタンドを床部に立設する前に行なう
ことができる。
【0007】
【実施例】以下に、本発明の実施例を図面を参照しなが
ら説明する。
【0008】図1に示すAは、本発明に係るレバースタ
ンド構造を具備する建設機械としての掘削装置であり、
同掘削装置Aは、左右一対のクローラ式の走行部1,1
間に基台2を架設し、同基台2上に旋回台3を載設し、
同旋回台3上の前部に運転部4を設け、後部に原動機部
5を設けており、旋回台3の前端には掘削部6を取付
け、また、基台2には排土部7を取付けている。
【0009】運転部4は、図1に示すように、床部4aを
形成する旋回台3の前部にレバースタンド10を立設し、
その直後方位置に座席支持台11を設け、同座席支持台11
上に座席12を載置している。13はキャノピー、45はスイ
ングシリンダである。
【0010】レバースタンド10は、図2〜図4に示すよ
うに、上下方向に伸延する左右一対の縦フレーム部15,1
6 と、両縦フレーム部15,16 の上端部間に横架した操作
レバー取付用横フレーム部17と、各縦フレーム部15,16
の下端部にそれぞれ外側横方向へ水平張出し状に突設し
たペダル取付用張出しフレーム部18,19 と、左右一対の
縦フレーム15,16 の下端部間に垂下状に架設したバルブ
取付用垂下フレーム部20とから形成している。
【0011】そして、左右側の縦フレーム部15,16 の下
部には、図3に示すように、対向する方向にリンク支持
ブラケット30,31 を突設し、各ブラケット30,31 にL字
状レバー32,33 を前後方向に軸線を向けた枢支ピン34,3
5 を介して枢支している。36はレバー支持用ボス部であ
る。
【0012】操作レバー取付用横フレーム部17には、図
4に示すように、左右一対のレバー取付用孔21,22 を形
成し、同レバー取付用孔21,22 の周縁部にそれぞれ操作
レバー23,24 の基端部を取付けている。
【0013】左側のペダル取付用張出しフレーム部18に
は、図2及び図3に示すように、本機にアタッチメント
として取付けた作業機を操作するための取付作業機操作
用ペダル25の中途部を、軸線を前後方向に向けた支軸26
により上下揺動自在に取付けており、同ペダル取付用張
出フレーム部18は、底面視にて、取付作業機操作用ペダ
ル25を被覆可能に形成している。25a はリンク作動アー
ムである。
【0014】右側のペダル取付用張出しフレーム部19に
は、図3に示すように、掘削部6を左右幅方向に首振り
状にスイング操作するためのスイングペダル27の中央部
を軸線を前後方向に向けた支軸28により上下揺動自在に
取付けており、同ペダル取付用張出しフレーム部19は、
底面視にて、スイングペダル27を被覆可能に形成してい
る。27a はリンク作動アームである。
【0015】バルブ取付用垂下フレーム部20は、図2及
び図3に示すように、左右側の縦フレーム部15,16 の各
下端を下方へ伸延させて形成した左右一対のステー20a,
20b間に取付板20c を横架し、同取付板20c にコントロ
ールバルブ28を取付けている。29は取付ボルトである。
【0016】そして、コントロールバルブ28のスプール
28a,28a,28b,28b には、左右側の操作レバー22,23 の各
基端をそれぞれ連動ロッド37,38 を介して連動連結する
と共に、図3に示すように、各ペダル24,26 のリンク作
動アーム25a,27a とL字状レバー32,33 の一端32a,33a
とをリンク39,40 を介して連動連結する一方、L字状レ
バー32,33 の他端32b,33b とスプール28c,28d とを連動
ロッド41,42 を介して連動連結している。39a,39b,40,4
0b,41a,42aは、それぞれ連結ピンである。このようにし
て、運転部4の床部4aに左右一対のペダル取付用張出し
フレーム部18,19 を取付けて、同床部4aより上方に縦フ
レーム部15,16 を立設すると共に、同床部より下方にバ
ルブ取付用垂下フレーム部20を垂設することができるよ
うにしている。
【0017】本考案の実施例は、上記のように構成して
いるものであり、本実施例によれば、次のような作用効
果が得られる。
【0018】すなわち、運転部4の床部4aにレバースタ
ンド10を取付ける際には、あらかじめ、操作レバー取付
用横フレーム部17に操作レバー22,23 を取付け、左右側
のペダル取付用張出しフレーム部18,19 にそれぞれ操作
用ペダル24,26 を取付け、また、バルブ取付用垂下フレ
ーム部20にコントロールバルブ28を取付け、同コントロ
ールバルブ28と各操作レバー22,23 及び各操作用ペダル
24,26 とをそれぞれ連動機構を介して連動連結するとい
う、いわゆるサブアッセンブリ化を行なった後に、床部
4aの所定取付位置にレバースタンド10を立設する。
【0019】この際、各部の取付調整や連動機構との連
結調整は、レバースタンド10を床部4aに立設する前に行
なうことができる。
【0020】また、図5〜図7は、他の実施例としての
運転部4の構造を示しており、レバースタンド10の操作
レバー取付用横フレーム部17に左右一対のリモコン弁5
0,51を取付け、各リモコン弁50,51 の上端に操作レバー
22,23 の基端をそれぞれ連動連結する一方、各リモコン
弁50,51 の中途部にそれぞれパイロットホース52,52,5
3,53 の各一端を接続し、各パイロットホース52,52,53,
53 の各他端をコントロールバルブ54に接続している。
【0021】しかも、左右側のリモコン弁50,51 の下端
間には、図5及び図6に示すように、ロータリマルチ弁
55を横架状にて着脱自在に連通連設可能としており、同
ロータリマルチ弁55とコントロールバルブ54とをパイロ
ットホース56,56,57,57 を介して連通連結している。58
は切替レバー、59はロータリマルチ弁取付ボルトであ
る。
【0022】また、ロータリマルチ弁55が不要の場合に
は、図7に示すように、リモコン弁50,51 の各下端に直
接パイロットホース56,56,56,56 の各一端を接続する。
【0023】このように、ロータリマルチ弁55を、レバ
ースタンド10内にて左右側のリモコン弁50,51 に直接連
通連設しているために、ロータリマルチ弁55の取付スペ
ースが不要となり、しかも、ロータリマルチ弁55とリモ
コン弁50,51 とを接続するパイロットホースも不要とな
り、さらに、ロータリマルチ弁55の切替レバー58をレバ
ースタンド10内に配設することができて、同切替レバー
58の操作を楽に行うことができる。
【0024】
【考案の効果】本考案によれば、次のような効果が得ら
れる。
【0025】すなわち、本考案では、レバースタンドに
操作レバー取付用横フレーム部と左右一対のペダル取付
用張出しフレーム部とバルブ取付用垂下フレーム部とを
設けているために、各フレーム部に操作レバーと操作用
ペダルとコントロールバルブとを取付けると共に、各部
の取付調整や連結調整を行なった後に、レバースタンド
を所定の取付位置に取付けることができて、本機製造工
程における組立工数の低減化と各部の調整の容易化とを
図ることができ、本機の組立作業能率を向上させること
ができる。しかも、左右一対のペダル取付用張出しフレ
ーム部は、底面視にて、操作用ペダルを被覆可能に形成
しているために、両ペダル取付用張出しフレーム部を介
してレバースタンドを運転部の床部に取付ける際に、操
作用ペダルが他の部材と干渉するのを防止することがで
きると共に、同操作用ペダルを下方より保護することが
できる。さらに、左右一対のペダル取付用張出しフレー
ム部を床部に左右幅広状態に取付けることができるため
に、レバースタンドの取付・支持が安定かつ強固なもの
となる。そして、上記のようにレバースタンドを取付け
た状態では、縦フレーム部を床部より上方へ立設すると
共に、バルブ取付用垂下フレーム部を床部より下方へ垂
設した状態となって、バルブ取付用垂下フレーム部にバ
ルブを取付けた際には、同バルブが床部の下方に位置し
て、レバースタンドの重心位置を可及的に低位置に設定
することができ、この点からもレバースタンドの安定性
を良好に確保することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係るレバースタンド構造を具備する掘
削装置の側面図。
【図2】同レバースタンドの側面図。
【図3】同レバータンドの正面図。
【図4】同レバースタンドの平面図。
【図5】他の実施例としての運転部の正面図。
【図6】同運転部の側面説明図。
【図7】同運転部の正面図。
【符号の説明】
A 掘削装置 1 走行部 2 基台 3 旋回台 4 運転部 5 原動機部 6 掘削部 7 排土部 10 レバースタンド
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−194127(JP,A) 実願 昭62−172153号(実開 平1− 75175号)の願書に添付した明細書及び 図面の内容を撮影したマイクロフィルム (JP,U) 実願 平1−117028号(実開 平3− 54849号)の願書に添付した明細書及び 図面の内容を撮影したマイクロフィルム (JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) E02F 9/16

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上下方向に伸延する左右一対の縦フレー
    ム部と、両縦フレーム部の上端部間に横架した操作レバ
    ー取付用横フレーム部と、各縦フレーム部の下端部にそ
    れぞれ外側横方向へ水平張出し状に突設した左右一対の
    ペダル取付用張出しフレーム部と、左右一対の縦フレー
    ム部の下端部間に下方へ向けて垂下状に架設したバルブ
    取付用垂下フレーム部とを具備し、 各ペダル取付用張出しフレーム部上に、それぞれ操作用
    ペダルを取付けると共に、各ペダル取付用張出しフレー
    ム部は、底面視にて、操作用ペダルを被覆可能に形成
    し、かつ、運転部の床部に左右一対のペダル取付用張出
    しフレーム部を取付けて、同床部より上方に縦フレーム
    部を立設すると共に、同床部より下方にバルブ取付用垂
    下フレーム部を垂設するようにしたことを特徴と する建
    設機械のレバースタンド構造。
JP1993049408U 1993-09-10 1993-09-10 建設機械のレバースタンド構造 Expired - Lifetime JP2594488Y2 (ja)

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