JP2594097Y2 - 彫刻刀 - Google Patents

彫刻刀

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JP2594097Y2
JP2594097Y2 JP1992058210U JP5821092U JP2594097Y2 JP 2594097 Y2 JP2594097 Y2 JP 2594097Y2 JP 1992058210 U JP1992058210 U JP 1992058210U JP 5821092 U JP5821092 U JP 5821092U JP 2594097 Y2 JP2594097 Y2 JP 2594097Y2
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chisel
handle
tip
shape
present
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JP1992058210U
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JPH0620095U (ja
Inventor
保好 岸
Original Assignee
株式会社文溪堂
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は彫刻刀に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、彫刻刀においては、図6〜図9に
示すように、柄10が楕円柱状に形成され、柄10先端
部に形成させた把持部11は刃体12の取り付け部に近
ずくにつれ、その楕円形の断面形状が連続的に小さくな
る形状に形成されているものがある。
【0003】上記のような形状を採用することにより、
彫刻刀が机上等で不用意に転がることを防ぎ、しいて
は、事故の防止を計っている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】しかし、上記のような
彫刻刀の柄は、使用時における手との馴染み具合という
観点から満足のいくものではなく、従って使用時の安全
性の観点からも問題があった。
【0005】本考案は上記問題点を解決するためになさ
れたものであって、机上で転がることなく、使用時に手
に良く馴染んで使いやすい柄を持った彫刻刀を提供する
ことを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本考案は上記目的を達成
するため、楕円柱形状の柄を有する彫刻刀において、そ
の柄先端部の指先が当たる把持部の断面形状を刃体の取
り付け部に向かって楕円形状から円形状へと連続的に変
化するように形成した。又、前記把持部の先端部の周縁
に突設部を設けると更によい。
【0007】
【作用】本考案の彫刻刀は、把持部を断面円形状にした
ので、使用時における手との馴染み具合がよく使い易
い。
【0008】また、先端に突設部を設けたため、彫刻刀
に力をいれやすく、手が滑ることがない。しかも、この
彫刻刀を机上においても、柄の部分が断面楕円形状なの
で転がることがない。
【0009】
【実施例】以下、本考案を具体化した一実施例を図1〜
図5に従って説明する。図1,2に示すように、本考案
の彫刻刀本体1は、刃体2と、柄3から構成されてい
る。そして、柄3の先端部側を把持部4としている。把
持部4と柄3はABS樹脂の芯体にエラストマが被覆さ
れている。
【0010】図3に示すように、柄3は、楕円柱状の形
状を持っている。一方、把持部4は、図4,5に示すよ
うに、その断面形状が、柄3と同じ断面形状を持つ共端
部から、円形の断面形状を持つ刃体2の取り付け部にむ
かって、連続的にその形状が変化するような形状を持っ
ている。そして、把持部4の先端部周縁には、突設部4
aが設けられている。又、把持部4の表面のうち、柄3
の断面の楕円の長軸と平行な面の側を中心として、長軸
方向に長い突設部群4bが設けられている。
【0011】このような彫刻刀を使用する場合、使用者
はその断面形状が楕円形から円形に変化している把持部
4の内、刃体2に近いほぼ円形の部分を把持することに
なる。そして、人差し指の先が、突設部4aに当たるこ
とになる。さらに、人差し指の先端内側と中指の人差し
指側には、突設部群4bが当たる。
【0012】本実施例の彫刻刀は、使用者が把持部4の
断面形状が円形状となる部分を把持することができるた
め、手によく馴染み、使い易い。しかも、把持部4の先
端部の周縁には突設部4aが設けられているため、指の
すべりが防止されるとに、彫刻刀に力が加え易くなっ
ている。また、突設部群4bが設けられているため、手
のなかでの彫刻刀のすべりを防ぐことが出来る。
【0013】尚、本考案は上記実施例に限定されること
なく、その趣旨を逸脱しない範囲で、以下のようにして
もよい。 (1)把持部4の指先で把持する部分の形状は、その断
面形状が円形でなくてもよく、例えば、円形に近い形状
の適当な形状でもよい。
【0014】(2)柄3、把持部4の材質は、ABS樹
脂、エラストマの組合せ以外のもの、例えば、木材等で
もよい。
【0015】
【考案の効果】本願請求項1の考案によれば、彫刻刀が
机上等で不用意に転がることを防止できるばかりでな
く、使用時における手との馴染み具合を良くして使い易
くできるという効果がある。 又、本願請求項2の考案に
よれば、前記請求項1の考案の効果に加えて、さらに指
の滑りを防止して彫刻刃に力を加え易くできるという効
果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例の彫刻刀の正面図である。
【図2】同じく彫刻刀の側面図である。
【図3】同じく図2におけるA−A線拡大断面図であ
る。
【図4】同じく図2におけるB−B線拡大断面図であ
る。
【図5】同じく図2におけるC−C線拡大断面図であ
る。
【図6】従来例の彫刻刀の正面図である。
【図7】同じく彫刻刀の側面図である。
【図8】同じく図8におけるD−D線拡大断面図であ
る。
【図9】同じく図8におけるE−E線拡大断面図であ
る。
【符号の説明】
1…本体、2…刄体、3…柄、4…把持部、4a…突設
部。

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】楕円柱形状の柄(3)を有する彫刻刀にお
    いて、その柄(3)先端部の指先が当たる把持部(4)
    の断面形状を刃体(2)の取り付け部に向かって楕円形
    状から円形状へと連続的に変化するように形成したこと
    特徴とする彫刻刀。
  2. 【請求項2】把持部(4)の先端部の周縁に突設部(4
    a)を設けたことを特徴とする請求項1に記載の彫刻
    刀。
JP1992058210U 1992-08-19 1992-08-19 彫刻刀 Expired - Lifetime JP2594097Y2 (ja)

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JPH0620095U JPH0620095U (ja) 1994-03-15
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57123297U (ja) * 1981-01-28 1982-07-31
JPS6440372U (ja) * 1987-09-01 1989-03-10
JPH0514879Y2 (ja) * 1988-06-15 1993-04-20
JPH0514879U (ja) * 1991-08-07 1993-02-26 三菱重工業株式会社 振動台制御装置
JP3062784U (ja) * 1997-11-21 1999-10-15 進 中里 耐摩耗性の異なるゴムをトレッド部に用いたタイヤ

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JPH0620095U (ja) 1994-03-15

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