JP2593962B2 - パーフルオロエラストマー類の照射硬化 - Google Patents

パーフルオロエラストマー類の照射硬化

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    • C08J2327/12Characterised by the use of homopolymers or copolymers of compounds having one or more unsaturated aliphatic radicals, each having only one carbon-to-carbon double bond, and at least one being terminated by a halogen; Derivatives of such polymers not modified by chemical after-treatment containing fluorine atoms

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Description

【発明の詳細な説明】 発明の背景 高温、酸化および化学的攻撃に対して優れた耐性を示
すことが必要とされている種々の用途で、パーフルオロ
エラストマー類が長い間用いられてきている。エラスト
マー用途で用いられている1つの特に際だったフルオロ
ポリマーは、テトラフルオロエチレン(TFE)とパーフ
ルオロ(メチルビニル)エーテル(PMVE)とから製造さ
れるものである。良好なエラストマー特性にとって必須
な、上記ポリマー類の架橋を可能にする目的で、例え
ば、Finlayの米国特許番号4,529,784、Apotheker他の米
国特許番号4,035,565およびBreazealeの米国特許番号4,
281,092の中に記述されているように、少量のターモノ
マーが組み込まれている。
過去において、上記パーフルオロエラストマー類をビ
スフェノールAF二カリウム塩(K2AF)またはパーオキサ
イド硬化剤と一緒にコンパンド化した後、上昇させた熱
および圧力下で処理することによってこのポリマーを硬
化させることにより、硬化が行われてきた。このような
技術は優れた硬化生成物を与えはするが、次の加工もし
くは使用中に染みだしてくる可能性のある硬化剤残渣を
存在させないで、同様な硬化生成物を得ることが望まれ
ていた。過去においては、例えば米国特許番号3,223,68
9、3,513,043、4,256,856および4,565,614に記述されて
いるように、硬化を促進させる目的でフルオロポリマー
類のイオン化照射処理が行われてきた。しかしながら、
上記技術は、完全フッ素置換されていない組成物に以前
は限定されていた。照射は、有効に硬化させることなく
パーフルオロポリマーを劣化させる傾向を示す、と以前
は結論付けられていた。
発明の要約 本発明は、以前は必要であると考えられていた硬化剤
とのコンパンド化を行うことなく照射単独で特定のパー
フルオロポリマー類を硬化させることが可能である、こ
との発見を基にしている。
特に、本発明は、テトラフルオロエチレンと、パーフ
ルオロアルキルパーフルオロビニルエーテル〔ここで、
このアルキル気は1〜5個の炭素原子を有する〕と、0.
1〜2モル%の硬化部位モノマーと、から誘導されるタ
ーポリマーの硬化方法[この方法は、本質的に硬化剤無
しに、約2〜20メガラッドの照射に該ターポリマーを暴
露することから成る]を提供する。
本発明は更に、上述した方法で得られる硬化パーフル
オロエラストマー類[これらのパーフルオロエラストマ
ー類は本質的に硬化剤残渣を含んでいない]を提供す
る。
発明の詳細な説明 本発明は、テトラフルオロエチレンと、パーフルオロ
アルキルパーフルオロビニルエーテル[ここで、このア
ルキル基は1〜5個の炭素原子を有する]と、約2モル
%以下の硬化部位もしくは架橋用単位と、から製造され
たポリマー類の如く、充分にフッ素置換されているポリ
マー類に関する。幅広い種類の上記架橋用単位が使用で
き、これらには、例えば、Breazealeの米国特許番号4,3
28,092に記述されている如きシアノ置換されているパー
フルオロビニルエーテル類;Apotheker他の米国特許番号
4,035,565に記述されている如き臭素含有オレフィン
類;並びにFinlayの米国特許番号4,529,784に記述され
ている如きフッ素置換されていない硬化部位モノマー類
[これらの全てはここでは参照にいれられる]などが含
まれる。一般に、得られるターポリマー中の水素もしく
はパーフルオロフェニルおよび臭素もしくはヨウ素の各
々が少なくとも約0.1モル%になるに充分な量で、上記
硬化部位モノマー類を存在させる。この水素もしくはパ
ーフルオロフェニルおよび臭素もしくはヨウ素の官能基
は、同じエチレン系不飽和モノマーの一部であるか、或
は異なるエチレン系不飽和モノマー類によって与えられ
てもよい。
従って、この硬化部位モノマーは、一般に、(i)水
素、ニトリルまたはパーフルオロフェニルおよび(ii)
ブロモ−またはヨード−置換基、を有するエチレン系不
飽和化合物から選択され、そしてこれらの単位は、得ら
れるターポリマー中の水素、パーフルオロフェニルまた
はニトリルおよび臭素またはヨウ素の各々が少なくとも
約0.1モル%になるに充分な量で存在している。
パーフルオロエラストマー類のブレンド物も本発明で
使用でき、これらには、例えば、Aufdermarshの米国特
許番号4,413,094[これもここでは参照にいれられる]
に記述されているものが含まれる。
本発明は、過去に用いられていた硬化剤を用いること
なく、約2〜20メガラッドの量の照射に暴露することに
より、上記パーフルオロポリマー類が硬化し得る、こと
の発見を基にしている。約2メガラッド未満に暴露する
と、信頼できる程のエラストマー性能を得ることができ
なく、一方約20メガラッド以上を用いた場合は、ほとん
ど追加的利点が得られない。約6〜10メガラッドから成
る線量が特に満足できるものであることが見いだされ
た。この照射は、単一使用か、或は多数回使用で行われ
てもよい。多数回の場合、処理すべきポリマー中への熱
蓄積を最小限にすることができる。
下記の特徴を有する照射源によって、該パーフルオロ
エラストマー類に照射をかけることができる: 1.直流電源を発生しそして電子のための加速度ポテンシ
ャルを作り出す、高圧電源。
2.電子をそれらが有する全ポテンシャルエネルギーに上
昇させる加速装置。
3.電子の加速ビームを必要な領域に渡って均一に分布さ
せる走査システム。
この照射への暴露は、この照射源の強さに応じて、数秒
から数分間であり得る。幅広い種類の市販照射源が使用
でき、それらには、例えば高エネルギーのVan de Graaf
電子ビーム加速装置、例えばモデルK−SとしてHigh V
oltage Engineeringが市販しているものなどが含まれ
る。この硬化は、周囲圧力および約20〜40℃の温度で行
われ得る。
本発明で用いるポリマー類を、典型的なエラストマー
類および硬化方法と同様、硬化に先立ってそれらの所望
最終構造に成形しておくべきである。例えば、このポリ
マーをフィルムに成形する場合、このフィルムは、意図
した用途に応じてその厚さが相当に変化する。しかしな
がら、一般に、このパーフルオロエラストマーフィルム
は約0.05〜2.5mmから成る厚さを示す。代替として、こ
れらのポリマー類は、本分野の技術者に明らかなよう
に、種々の形の製品に成形されてもよい。
これらの硬化したパーフルオロエラストマー類は、優
れた引張り特性を示すと共に、本質的に硬化剤残渣を含
有していない、即ち、この硬化製品の上記残渣は、好適
には500ppm未満、特に100ppm未満である。従って、これ
らの硬化組成物は、以前に知られていた硬化技術を用い
たのでは入手できなかったような、本質的に化学品が入
っていないパーフルオロエラストマー部品を与える。
これらのポリマー類はまた、フルオロポリマー組成物
に有効であることが知られている添加剤の1種以上、例
えば顔料、充填剤、孔形成剤および可塑剤などを含んで
いてもよい。
以下の特定実施例を用いて本発明を更に詳しく説明す
るが、ここで、部およびパーセントは、特に明記されて
いない限り重量である。
なお、実施例7〜9、10〜12、25〜30、37〜42、49〜
54は硬化部位モノマーとしてフツ化ビニリデンを使用し
た場合を示す参考例である。
実施例1〜18 実施例1〜18では、54〜58重量%のテトラフルオロエ
チレン、40〜44重量%のパーフルオロ(メチルビニルエ
ーテル)および硬化部位モノマーから、パーフルオロエ
ラストマー組成物を製造した。使用した硬化部位モノマ
ー類およびそれらの濃度は下記の通りである: 実施例1〜3−1.1重量%の4−ブロモ−3,3,4,4−テト
ラフルオロブテン 実施例7〜9−0.34重量%のフッ化ビニリデン 実施例13〜15−2.2重量%のパーフルオロ−(8−シア
ノ−5−メチル−3,6−ジオキサ−1−オクテン)。
実施例4〜6では、実施例1〜3のパーフルオロエラス
トマーと15%の溶融加工可能TFEコポリマー(「テフロ
ン」PFAフルオロポリマー)とから成るブレンド物を用
いた。実施例10〜12では、実施例7〜9のパーフルオロ
エラストマーと15%の「テフロン」PFAフルオロポリマ
ーとから成るブレンド物を用いた。実施例16〜18では、
実施例13〜15のパーフルオロエラストマーと15%の「テ
フロン」PFAフルオロポリマーとから成るブレンド物を
用いた。
各々の実施例において、該パーフルオロエラストマー
をO−リングに成形した後、3MEV電子ビームVan de Gra
af加速装置を用いて照射に暴露することにより硬化させ
た。用いた照射線量を、表Iに要約するように変化させ
た。これらの得られる硬化O−リングに関して、それら
が有する引張り特性を評価したが、それらには、ASTM方
法D412を用いた100%歪み応力[M100(psi)]、破壊引
張り強度[TB(psi)]および破壊伸び[EB(%)]が
含まれ、その結果を表Iに報告する。これらのO−リン
グを232℃のオーブン中で16時間、後硬化させた。照射
しなかった対照サンプルは、この後硬化処理で歪みが生
じた。各々のサンプルに関し、試験したとき示した硬化
剤残渣は100ppm未満であった。
これらの結果は、照射を単独で用いることによって、
硬化させたパーフルオロエラストマー類を得ることが可
能であり、そしてこれらは、硬化剤残渣[これは、通常
の硬化剤を用いたとき、以前には存在していた]が入っ
ていない最終製品を与える、ことを示している。
実施例19〜42および実施例A〜G 実施例19〜42および実施例A〜Gでは、硬化部位モノ
マーと一緒に、実施例1〜18と同じ重量%のテトラフル
オロエチレンとパーフルオロ(メチルビニルエーテル)
とから、パーフルオロエラストマー組成物を製造した。
用いた硬化部位モノマー類およびそれらの濃度は下記の
通りである: 実施例19〜24およびA〜B−2.2重量%のパーフルオロ
−(8−シアノ−5−メチル3,6−ジオキサ−1−オク
テン)。
実施例25〜30およびC−0.35重量%のフッ化ビニリデン 実施例31〜36およびD〜E−1.1重量%の4−ブロモ−
3,3,4,4−テトラフルオロブテン。
開始剤として過硫酸アンモニウムを用い、水系エマルジ
ョン中で上記フルオロポリマー類を製造した。
実施例37〜42およびF〜Gでは、実施例27〜30のパー
フルオロポリマー92%と溶融加工可能TFEコポリマー8
%とから成るブレンド物を用いた。
表IIに示すように、これらの組成物のいくつかにおい
て、アリルイソシアヌール酸トリメチルの樹脂であるラ
ジカルトラップ(TMAIC)を、100部当たり2.0部でパー
フルオロエラストマーに添加した。実施例19〜24および
実施例A〜Bのパーフルオロポリマー類には、12phrのS
AF補強剤、および0.25phrの18−クラウン−6を加工助
剤として含有させた。実施例25〜42および実施例C〜G
のパーフルオロポリマー類には、10phrのSAFブラック補
強剤、および0.25phrの18−クラウン−6を加工助剤と
して含有させた。実施例31〜36および実施例D〜Eのパ
ーフルオロエラストマー類にはまた、3.0phrの酸化鉛を
含有させた。
各々の実施例において、該パーフルオロポリマーをコ
ンパンド化してダンベル状にした後、上述したように照
射に暴露することで硬化させた。
実施例A〜Gで用いた照射線量は4メガラッドであ
り、そして実施例19〜42に関しては、表IIに要約するよ
うに8〜16メガラッドで変化させた。これらのコンパン
ドの全てを窒素下232℃で16時間、後硬化させた。これ
らの得られるエラストマー類に関して、実施例1〜18と
同様に引張り特性を評価し、その結果を表IIに報告す
る。
実施例43〜60および実施例H〜M 実施例43〜60および実施例H〜Mでは、ブレンドして
いないポリマー類を用いて、実施例1〜18の一般的操作
を繰り返した。従って、実施例43〜48および実施例Hお
よびIでは、実施例1〜3のパーフルオロポリマーを用
い、実施例49〜54および実施例JおよびKでは、実施例
7〜9のパーフルオロポリマーを用い、そして実施例55
〜60および実施例LおよびMでは、実施例13〜15のパー
フルオロポリマーを用いた。表IIIに示すように2phrのT
MAICを添加した。全てのコンパンドに、10phrのSAFブラ
ック補強剤、および0.25phrの18−クラウン−6を加工
剤として含有させた。
各々の実施例および実施例において、該パーフルオロ
エラストマーをO−リングに成形した後、照射に暴露す
ることで硬化させ、続いて232℃で16時間、後硬化させ
た。
これらの硬化させたパーフルオロエラストマー類に関
して、耐圧縮永久歪みを評価し、その結果を表IIIに要
約する。
以上を概括して本発明及び関連事項を列記すれば、次
の通りである。
1.本質的に硬化剤無しで、約2〜20メガラッドの照射に
パーフルオロポリマーを暴露することから成る、テトラ
フルオロエチレンと、パーフルオロアルキルパーフルオ
ロビニルエーテル[ここで、このアルキル基は1〜5個
の炭素原子を有する]と、約2モル%以下の、エチレン
系不飽和化合物から誘導される硬化部位モノマー単位
[これらの単位は、ニトリル、パーフルオロフェニル、
ブルモ−およびヨード−置換基の少なくとも1種を有す
る単位から選択され、そしてこれらの単位は、得られる
ターポリマー中、パーフルオロフェニル、ニトリル、臭
素およびヨウ素の少なくとも1種が少なくとも約0.1モ
ル%であるに充分な量で存在している]と、から誘導さ
れるパーフルオロポリマーの硬化方法。
2.該パーフルオロポリマーを約6〜10メガラッドの照射
に暴露する上記1項の方法。
3.該ターポリマーを、テトラフルオロエチレンと、パー
フルオロアルキルパーフルオロビニルエーテルと、4−
ブロモ−3,3,4,4−テトラフルオロブテン−1と、から
製造する上記1項の方法。
4.該ターポリマーを、テトラフルオロエチレンと、パー
フルオロアルキルパーフルオロビニルエーテルと、パー
フルオロ−(8−シアノ−5−メチル−3,6−ジオキサ
−1−オクテン)と、から製造する上記1項の方法。
5.該ターポリマーを、テトラフルオロエチレンと、パー
フルオロアルキルパーフルオロビニルエーテルと、フッ
化ビニリデンと、から製造する上記1項の方法。
6.該照射を1回で行う上記1項の方法。
7.該照射を2回以上で行う上記1項の方法。
8.上記1項の方法で得られる硬化パーフルオロエラスト
マー[このフルオロエラストマーは本質的に硬化剤残渣
を含有していない]。
9.本質的に、テトラフルオロエチレンと、パーフルオロ
アルキルパーフルオロビニルエーテルと、4−ブロモ−
3,3,4,4−テトラフルオロブテン−1と、から成る上記
8項の硬化パーフルオロエラストマー類。
10.本質的に、テトラフルオロエチレンと、パーフルオ
ロアルキルパーフルオロビニルエーテルと、パーフルオ
ロ−(8−シアノ−5−メチル−3,6−ジオキサ−1−
オクテン)と、から成る上記8項の硬化パーフルオロエ
ラストマー類。
11.本質的に、テトラフルオロエチレンと、パーフルオ
ロアルキルパーフルオロビニルエーテルと、フッ化ビニ
リデンと、から成る上記8項の硬化パーフルオロエラス
トマー類。
12.硬化剤残渣が500ppm未満である上記8項の硬化パー
フルオロエラストマー。
13.硬化剤残渣が100ppm未満である上記12項の硬化パー
フルオロエラストマー。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】2〜20メガラツドの照射にパーフルオロポ
    リマーを暴露することから成る、テトラフルオロエチレ
    ンと、パーフルオロアルキルパーフルオロビニルエーテ
    ル[ここで、このアルキル基は1〜5個の炭素原子を有
    する]と、0.1〜2モル%の、エチレン系不飽和化合物
    から誘導される硬化部位モノマー単位[これらの単位
    は、ニリトル、パーフルオロフエニル、ブロモ−および
    ヨード−置換基の少なくとも1種を有する単位から選択
    され、そしてこれらの単位は、得られるターポリマー
    中、パーフルオロフエニル、ニトリル、臭素およびヨウ
    素の少なくとも1種が少なくとも0.1モル%であるに充
    分な量で存在している]とから誘導されるパーフルオロ
    ポリマーの硬化方法であって、硬化されたパーフルオロ
    ポリマーは500ppm未満の硬化剤残渣を含有する該パーフ
    ルオロポリマーの硬化方法。
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