JP2593727B2 - ドロップアウト補償回路検査用の記録媒体作成装置およびこの装置によって作成された記録媒体 - Google Patents

ドロップアウト補償回路検査用の記録媒体作成装置およびこの装置によって作成された記録媒体

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【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は記録用信号の一部を欠落または減衰させて
記録媒体に記録するドロップアウト補償回路検査用の記
録媒体作成装置、および上記装置によって作成された記
録媒体に関する。
[従来の技術] 一般にビデオテープレコーダなどのビデオ信号再生装
置は、ビデオテープやCDなどの記録媒体に記録された信
号の欠落部分を検出し、この信号の欠落期間を1水平期
間(以下1Hと称する)遅延させた信号で補っている。ビ
デオ信号はライン相関性があり、ドロップアウト補償回
路により1H期間前の信号で信号欠落部分を補うことによ
り、ほぼ完全な画像を得ることができる。
上述のごとくドロップアウト補償回路は、該ビデオ信
号を補正する上において重要であり、ビデオ信号再生装
置の検査工程において、その動作が厳しくチェックされ
る。
第3図は、ビデオテープレコーダのドロップアウト補
償回路を検査するための回路を再生系に挿入した回路図
である。同図を参照して、ビデオテープレコーダの再生
系は、再生ヘッド1と、ヘッドアンプ2と、ドロップア
ウト補償回路Aと、復調回路5とを含む。上記ドロップ
アウト補償回路Aは、FMAGC4と、ドロップアウト検波回
路6と、1H遅延回路7と、切換回路8とを含む。ドロッ
プアウト発生回路3は、ヘッドアンプ2に接続されるテ
スト端子T1と、共通接点cおよび2つの切換接点a、b
を有する切換スイッチ素子SWと、上記テスト端子T1とGN
Dとの間に接続され、FM再生信号を減衰させる可変抵抗
器VRと、上記切換スイッチSWの接点a、bを所定のタイ
ミングで切換えるためのパルス信号(ニ)を生成するパ
ルス発生器9とを含む。
上記ドロップアウト発生回路3によるドロップアウト
補償回路検査を第4図の各部の波形図を参照して説明す
る。
再生ヘッド1によりビデオテープから取出されたFM再
生出力はヘッドアンプ2により増幅された後、ドロップ
アウト発生回路3に与えられる。ドロップアウト発生回
路3に与えられたFM再生出力(イ)は切換スイッチSWの
接点aおよび可変抵抗器VRに与えられる。可変抵抗器VR
によって減衰されたFM再生出力(ロ)は接点bに与えら
れる。切換スイッチSWは、パルス発生器9からのパルス
信号(ニ)のハイレベル(△tの期間)に応答して接点
が切換えられる。したがって、切換スイッチSWの接点c
からは信号(イ)の一部が減衰したFM再生信号(ハ)が
出力される。すなわち、ビデオテープにドロップアウト
が発生した状態と等価となる。またパルス発生器9のタ
イミングにより任意の位置にビデオテープに発生したの
と等価的なドロップアウトを発生させることが可能であ
る。
上記ドロップアウトと等価のFM再生信号(ハ)はFMAG
C4に与えられ、FMAGC4は入力信号を自動利得調整し、ド
ロップアウト検波回路6および復調回路5に与える。ド
ロップアウト検波回路6は、FMAGC4からの信号をピーク
検波し、その検波出力とスレショールド電圧Vthと比較
し、ドロップアウトパルス(ホ)を出力する。このドロ
ップアウトパルス(ホ)により1H前の信号とドロップア
ウト期間が入替えられ、ドロップアウト補償の施された
映像信号を出力する。このドロップアウト補償された映
像信号に基づいて作成された画面を検討することにより
ドロップアウト補償の動作確認およびドロップアウト期
間などを検査することができる。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、上記の方法でドロップアウト補償動作
の検査および補償期間の測定を行なうためには、ビデオ
信号再生装置の再生系に第3図に示すドロップアウト発
生回路3を挿入する必要がある。このため、ビデオ信号
再生装置の完成品の状態でドロップアウト補償の性能を
評価することは不可能である。
また、ドロップアウト発生回路3の挿入および検査後
の取外しに時間が必要であり、ビデオ信号再生装置の検
査工程に要する時間が長いという問題が或る。
この発明は上記課題に鑑みてなされたものであり、ド
ロップアウト補償回路の検査工程における労力の軽減お
よび時間を短縮することのできるドロップアウト補償回
路検査用の記録媒体作成装置およびこの装置によって作
成される出力媒体を提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するための本発明に係るドロップアウ
ト補償回路検査用の記録媒体作成装置は、 記録用信号の一部を欠落または減衰させて記録媒体に
記録するドロップアウト補償回路検査用の記録媒体作成
装置であって、 画像信号または音声信号に所定の変調を施して記録用
信号に変換する信号変換手段と、 上記画像信号または音声信号に含まれる同期信号に基
づいてドロップアウト期間を設定するドロップアウト期
間設定手段と、 ドロップアウト期間設定手段の出力に応答して信号変
換手段からの記録用信号を減衰または欠落させるドロッ
プアウト発生手段と、 ドロップアウト発生手段の出力を記録媒体に記録する
ための記録ヘッドと、 を含む。
また、記録媒体は、ドロップアウト補償回路検査用の
記録媒体作成装置によって、1垂直期間のうちの所望の
水平走査線、および1水平期間のうちの所望の期間減衰
または欠落された記録用信号を1垂直期間ごとに記録し
た記録媒体である。
[作用] 上記構成の本発明は、画像信号などに含まれる同期信
号に基づいて、記録用信号を欠落または減衰させるため
の期間を設定し、記録ヘッドによりこの期間欠落などさ
せた記録用信号を記録媒体に記録する。
また第2の発明によれば、記録用信号の一部を欠落さ
せた記録媒体をビデオ信号再生装置に装着し、ビデオ信
号再生装置を動作させることにより、画面に現われる画
像に基づいてドロップアウト補償動作の確認およびドロ
ップアウト補償期間の測定などを行なうことができる。
[実施例] 第1図は本発明の一実施例を示すブロック図である。
同図を参照して、ドロップアウト補償回路検査用の記録
媒体作成装置(以下、ドロップアウトテープ作成装置と
称する)は、映像入力端子IN、輝度信号処理回路11、カ
ラー信号処理回路12、ミックスアンプ13、ドロップアウ
ト発生回路B、ビデオヘッド17を含む。上記ドロップア
ウト発生回路Bを除く他の部分はビデオテープレコーダ
の記録系と同様な構成である。
上記ドロップアウト発生回路Bは、ミックスアンプ13
の出力とビデオヘッド17との間に挿入される切換スイッ
チ14と、ミックスアンプ13からの出力を減衰させるため
の可変抵抗VRと、映像入力端子INからの映像入力から同
期信号を分離する同期分離回路15と、同期分離回路15か
らの水平同期信号および垂直同期信号に基づいて、1垂
直期間のうちの所望の水平走査線、および1水平期間の
うち所望の期間を設定して、この期間上記切換スイッチ
14の接点をb側に切換えるためのパルス信号(イ)を出
力するタイミングジェネレータ16とを有する。
上記ドロップアウトテープ作成装置の動作を以下に説
明する。
映像入力端子INから入力された映像信号は、輝度信号
処理回路11およびカラー信号処理回路12に供給され、そ
れぞれ輝度信号(FM信号)および低減カラー信号に変換
される。このFM記録信号および前記カラー信号に変換さ
れた出力はミックスアンプ13により合成され、その出力
は切換スイッチ14のa側および可変抵抗器VRに与えられ
る。そして、タイミングジェネレータ16からの出力パル
ス(イ)により切換スイッチ14がb側に切換えられ、切
換スイッチ14の共通接点cからの出力(ロ)は部分的に
小振幅となる。この小振幅の信号に対応してビデオヘッ
ド17に流れる記録電流iも部分的に電流が減少し、ビデ
オテープ18の表面も部分的に磁化小となる。
上記ドロップアウト発生回路Bをさらに詳細に説明す
れば、タイミングジェネレータ16は、入力映像信号を同
期分離回路15に分離された水平同期信号および垂直同期
信号により、入力映像信号と水平方向および垂直方向の
同期のとられたコントロールパルスを出力する。このパ
ルスにより、切換スイッチ14はa側からb側に切換えら
れ、ドロップアウトとなる信号がコントロールパルスに
より、△tの時間記録用信号に挿入され、ビデオテープ
18に記録される。
以上のごとくしてビデオテープ18には、1垂直期間の
うち所望の水平走査線、および1水平期間のうち所望の
期間を減衰させた記録信号が1垂直期間毎に記録され
る。
次に、上記ドロップアウトテープ18を用いてドロップ
アウト補償回路の動作確認、および補償期間の測定方法
を説明する。
第2図は、上記ドロップアウトテープ18をビデオ信号
再生装置にて再生したときのテレビ画面に映し出された
映像である。なお、このビデオテープ18は上記ドロップ
アウトテープ作成装置により32H毎に0.1H、0.2H、0.5
H、1.0H、2.0H、4.0H、8.0Hの長さをもつドロップアウ
トを1垂直期間毎に記録したテープとする。
同図において、20はドロップアウトテープ作成時に記
録信号を欠落させた部分であり、ドロップアウト補償動
作をさせない場合には、上から32H毎に0.1H、0.2H、0.5
H、1.0H、2.0H、4.0H、8.0Hの長さをもつドロップアウ
トが発生する。しかし、ドロップアウト補償した場合に
は、そのビデオ信号再生装置のもつドロップアウト補償
期間内でのノイズは補償されてなくなり、補償期間を超
える長さをもつドロップアウトは補償期間を越えた期間
ノイズとして残る。これによりドロップアウト補償回路
のもつ補償時間測定が可能である。たとえば、0.1H〜4H
までのノイズが全て消え、8H幅のドロップアウト部の下
部にノイズが発生する場合には、そのビデオ信号再生装
置のドロップアウト補償期間は、4H以上8H以内の間であ
ることがわかる。
上記実施例のドロップアウトテープを用いることによ
り、ドロップアウト補償回路の動作確認および補償期間
の測定をビデオ信号作成装置の完成品の状態を行なうこ
とができる。また、上記検査は画面上に現われる映像に
基づいて行なうことができる。さらに、従来のごとくド
ロップアウト発生回路の装着、取外しをする必要がない
ので、短時間でドロップアウト補償回路の検査を行なう
ことができる。
なお、上記実施例では、可変抵抗器VRにより信号を減
衰させているが、可変抵抗器VRを取り外し、切換スイッ
チ14の接点bとアースとの間にキャパシタを接続し、信
号を完全に欠落させても良い。
[発明の効果] 以上の本発明は、画像信号または音声信号に含まれる
同期信号に基づいて、記録用信号を欠落または減衰させ
るための期間を設定し、この期間欠落または減衰させた
記録用信号を記録媒体に記録することができる。そし
て、上記記録媒体をビデオ信号再生装置に装着して動作
させることにより、従来のごとくドロップアウト発生回
路を再生系に挿入することなくドロップアウト補償回路
を検査することができる。これによりドロップアウト補
償回路の検査に要する時間を短縮することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示すブロック図、第2図は
ドロップアウトテープをビデオ信号再生装置にてドロッ
プアウト補償動作をさせないで再生したときの映像を示
す図、第3図は従来例を示すブロック図、第4図は上記
第3図の各部の波形図である。 図において、11は輝度信号処理回路、12はカラー信号処
理回路、13はミックスアンプ、14は切換スイッチ、15は
同期分離回路、16はタイミングジェネレータ、17はビデ
オヘッド、18はビデオテープである。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】記録用信号の一部を欠落または減衰させて
    記録媒体に記録するドロップアウト補償回路検査用の記
    録媒体作成装置であって、 画像信号または音声信号に所定の変調を施して記録用信
    号に変換する信号変換手段と、 上記画像信号または音声信号に含まれる同期信号に基づ
    いてドロップアウト期間を設定するドロップアウト期間
    設定手段と、 ドロップアウト期間設定手段の出力に応答して信号変換
    手段からの記録用信号を減衰または欠落させるドロップ
    アウト発生手段と、 ドロップアウト発生手段の出力を記録媒体に記録するた
    めの記録ヘッドと、 を含む。
  2. 【請求項2】上記請求項1のドロップアウト補償回路検
    査用の記録媒体作成装置によって、1垂直期間のうちの
    所望の水平走査線、および1水平期間のうちの所望の期
    間減衰または欠落された記録用信号を1垂直期間ごとに
    記録した記録媒体。
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